旅日記
目次
2001年 秋 箱根の秋
2001年 秋 軽井沢の紅葉
2001年 春 箱根のアジサイ
2001年11月11日 箱根
9時30分、夫と2人で出発。今日はとてもよい天気、楽しみです…
東名高速で途中何度か休憩をしながら箱根に向います。
首都高を走っているときから富士山がくっきり見えて、思わず喚声!
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御殿場で降りて乙女峠を通って仙石原、すすきが原に行きました。 一面のすすきです。風にゆれて同じ方向にすすきがゆれます。 青い空に白いすすきが映えてとても綺麗です。 その後、芦ノ湖スカイラインから芦ノ湖へ。 十国峠で富士山の裾野まで綺麗に見えて、感激です! こんなに綺麗に見えるのは珍しい事。 ![]() |
芦ノ湖には13時に着き、前回行った「深生そば」でとろろそばを食べました。 やっぱり美味しい!!夫も大満足! 国道1号線を箱根宮下に向います。箱根マラソンではここをひたすら走る姿が見られます。 |
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15時に「富士屋ホテル」に到着。 たまたま館内案内の時間に間に合ったので、おのぼりさんのように ホテルマンの後ろについてホテルを回って歩きました。 それくらい広くしかも迷路のようなのです。 ジョンレノンがオノヨウコと6ヶ月間泊まったスイートにも入らせてもらえました。1泊10万円だそうです。 このホテルツアーはお勧めです。お泊りの時には是非16時にフロントへ。 |
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![]() 上の写真は美智子様ご成婚直前、ご両親と泊まられたお部屋です。 いよいよ待ちにまったお風呂です。 小さな大浴場(?)があると聞いてさっそく入りました。 たった一人でゆっくり足を伸ばし、気持ちよく小さな小さな大浴場を独り占め。 とても美味しい洋風料理をいただき、9時ころもう一度お風呂に… 小さな小さな大浴場は芋の子を洗うようです。 異口同音に「日本人はやっぱりお風呂が充実してないとねぇ」 「いえてる!」私も心の中で叫んでいました。 |
明治時代から続く歴史あるレトロなホテルです。 時代時代に訪れた有名人の写真が飾ってあり、古い彫刻などそのまま、大事に使用しています。 中庭の日本庭園も素晴らしい。 残念ながら逆光で綺麗に撮れませんでした。 ![]() |
翌日の朝食は、和食をいただきました。とっても美味しかった!! ウーム!…雨です。 連れ合いはキット雨男に違いない!! ゆっくりコーヒーを飲んで国道を小田原に、134号を通って横浜に。 七里ガ浜、鎌倉を横目にのんびりと帰ってきました。お昼に海産物のいっぱい入っているサラダをいただきました。 お天気だったらどんなによかったことでしょう。 でも初めての「富士屋ホテル」も満喫したし、今回も美味しかった…楽しかった… 今年の旅行はこれでおしまい。また来年、お楽しみ♪ |
朝9時30分夫と二人の出発です。もちろんだれの見送りもありません。
三郷まで湾岸線で出て上信越自動車道で
軽井沢までまっすぐ。
高速はすいていて快調な滑り出しです。11時には軽井沢についてしまうので急遽小諸まで足を伸ばすことにしました。
小諸懐古園に行きました。島崎藤村の「小諸なる古城のほとり、雲白く遊子かなしむ」の城址です。 ここは、武田信玄が山本勘助に命じて建てたのだそうです。勘助の悲しみ…もちろん伝わってきません。 動物園や遊園地などが敷地内にあって、「がっかり」してしまいました。懐古園前で手うちのおそばを食べました。 込んでいておばさんは走って注文取りです。私のおそばはとっくに出来上がっているのに、気がつかれません。 おそばは、のびていました。 軽井沢に戻る途中どうしても見たい場所がありました。 中山道と北国街道を分ける「信濃追分」です。追分節の悲しい馬子歌をイメージして、昔の人の「哀しみ」を感じに 行きました。 何もありません。私のほうが悲しくなってしまいました。 |
![]() 懐古神社の鳥居 |
軽井沢のホテル「東急ハーベストクラブ」に行きました。
気持ちのよい温泉と、中村孔明プロデュースのバイキングです。たくさんいただきました。胃がポッこり!
翌朝は、おなかがいっぱい状態なので私の朝食はパス。夫は一人で和食です。1時間もかけて…
白糸の滝ハイランドウエイを抜けて沼田に。素晴らしい紅葉です。こんな素敵な紅葉は初めて!
綺麗な空気と木漏れ日の下で暫しうっとり。
沼田から「吹き割りの滝」に向います。どうしても行きたい場所だったのでわくわくします。
吾妻川沿いに「日本ロマンティーック街道」を箱根に向けて走ります。
途中道の駅などによりながら吹き割りの滝に到着。
どこの観光地も同じような環境でがっかりですが、滝は素晴らしい。男性的で力強く、一人で「すごい!」を連発。
他の人に笑われてしまいました。
夫が楽しみにしていた金精峠を抜けて、日光に向います。
金精峠は、それまでとうって変わって白樺の並木です。葉が落ちて白い木が何本も続くのは見事です。
きっとここにはもう来るチャンスもないでしょう。しっかりと目に焼き付けてきました。
奥日光にはお昼に到着。
「湯滝」ここも素敵。「竜頭の滝」も水量が多く紅葉も綺麗でした。でも、白糸の滝ハイランドにはかなわない。
奥日光からいろは坂を抜けるときに渋滞にあって東北自動車道にのった時には4時をすぎてしまいました。
雨も次第に強くなり、とうとう土砂降り。行程650キロのドライブに夫は疲れている様子。
雨脚が強く視界も利かないので何度かひやりとして、こんな強行軍はもう止めようと思った次第。
たくさん写真をとってきてここにアップしようとしている作業中にデジカメのカードが壊れてしまいました。
1枚目だけで後は全部没です。皆さんに素晴らしい紅葉をお見せしたかったのに…う〜ん。残念!!
秋の軽井沢がよかった。紅葉情報は日光が多いけれど、私は軽井沢の紅葉に感激。
最近はあまりににぎやかすぎるので避けていたけれど知らない美しさを発見できて嬉しい。またいこうかな。
2001年6月24日 箱根
友人とともに雨の中10時30分発のロマンスカーで新宿を出発。
久し振りの旅行でちょっと興奮気味。快適に走る電車の中でこれからの予定を検討する。
23日から夜のアジサイ電車が走っているという事をインターネットで知り、到着してすぐに予約にいったのだが既に満席だった。急遽予定変更して登山電車に乗り
宮の下までアジサイを堪能する。
芦ノ湖半まで、バスで移動をし2人ともまだ行ったことのない成川美術館に行く事にする。現代日本画家の作品が展示されていた。元箱根の「深生そば」でとろろそばを食べた。とろろがたくさん入っていて美味しい。ここはおすすめ!
24日は霧が深く杉並木の写真が上手に撮影できなかった。
霧の中を30分ほど歩いて箱根関所址まで行き「箱根ホテル」にチェックインする。
笑顔のすてきなフロントの人達に迎えられ富士山がまん前に見られるという部屋に通された。
もちろん深い霧の中、目の前の芦ノ湖さえ見えない。でもお料理、雰囲気とも満点のホテルだった。
翌日は、朝食を取りながら窓の外をみると一瞬だったが富士山が顔を出した。いつの時も富士山は感動を与える。
霧も晴れたので、海賊船に乗って湖尻まで移動する。
湖尻からバスで湿生花園に行った。
湿生花園は菖蒲が見事だった。
雷の音に背中を押されバスで宮下まで降りようということに。
ふかくえぐられた蛇骨川に太閤の滝があった。太閤殿下が小田原の北条氏を攻めたときに寄ったという川床をくりぬいた太閤の岩風呂を見た。恐ろしいほどの渓谷を見るとまさに「箱根の山は天下の剣」を実感する。
立ち寄り湯の「落遊寿林」によって温泉に入った。「3階の大広間でお休みなって何度でもお風呂にお入りください」という言葉に釣られ3階に行くと、3方のガラス戸を開けてあった。みな枕をして横になっている。訳ありそうなカップルが2組。
畳に横になるともみじがさらさらと風音をたて、渓谷のせせらぎが聞こえる。風が通り抜ける。日頃のもやもやがすっかりどこかに飛ばされていった。
秋にもう一度来よう。
こんなところを見つけられたのもバスで移動したため、車だったら通り過ぎてしまったかもしれない。友人に感謝。