何か難しそうですか?
ここで説明したいのは、仕組みとして機能させるプログラム全体の設計の全体の考え方です。
いきなり細かい所から手を漬けると、全体が見渡せないばかりか、メドも立てられず、いつまで掛かるかなども判らなくなることがあります。
先に全体を見渡してしまって、現在手を漬けている場所がどの部分か、とか、あと何が残っているとかが把握できるような図式での設計方法を身につけていただきたいと思うのです。
前頁で説明しましたが、これは設計を「トップダウン」で考える方法です。
(前頁を読んでいない方は
こちら。
)
上記の「制御」の箱の機能では、そこから制御するひとつひとつの「処理」の中身は考えません。ただ、「○○処理を行なう」とだけ考えるわけです。
会社組織のようですね。社長は専務に「○○事業に着手しなさい」と指示し、専務は部長に、部長は課長に、・・・とだんだん具体的に指示していくことで大きな事業が具体的に動く形になります。
Excelのような中でもかなり複雑な業務の仕組みが組み立てられますが、これもただやみくもに作るものではなく、全体の「設計」が必要です。
初心者の方は特にですが、簡単な仕組みであっても
1回このような図式の設計図を書いてみることをお勧めします。