カスタムツールバー

マクロを起動させるためのボタンなどを収容したツールバーを独自に作成する方法です。

まず、「表示」メニューの「ツールバー」の「ユーザー設定」を選択し、
ツールバーのユーザー設定を選択
ユーザー設定のダイアログから「新規作成」をクリックします。
ツールバーのユーザー設定

「新しいツールバー」でツールバーの名前を登録します。
新しいツールバー
ここではサンプルが前出の消費税計算なので「消費税計算」とします。名前を入力したら「OK」をクリックします。

これで、空のツールバーができるので、「ボタン」を追加します。
ボタンの追加
「ユーザー設定」の「コマンド」タブを開いて、左のリストで「マクロ」を選択し、「ユーザー設定ボタン」を先ほど作成した空のツールバーの上にドラッグします。

次に作成した「ボタン」の表示編集を行ないます。
ボタンの表示変更
※上の画像は作成した「ボタン」をツールバーの所にドラッグしてあります。

@
「ボタン」の表示名を設定します。
「名前」の所で指定します。「(&C)」はショートカットキーの動作の指定で、実際は「(C)」と表示され、Altキーと一緒に「C」をクリックするとマウスでクリックしたのと同様に動作します。
A
「ボタン」の形体を設定します。
この指定(「テキストのみ表示」)は「ボタン」にアイコンを使わず名称のみで表示する指定です。「既定のスタイル」はアイコンのみの表示、「イメージとテキストを表示」は両方を表示します。
アイコンを使う場合は、上の「ボタンイメージの変更」「ボタンイメージの編集」でアイコンを変更できます。
B
「ボタン」をクリックした時に動作させるマクロの登録
「マクロの登録」をクリックすると、下の「マクロの登録」が表示されます。
C
動作させるマクロ(プロシージャ)を指定します。
「マクロ名」の下のリストからこの「ボタン」から起動させるマクロ(プロシージャ)を指定します。
D
「OK」をクリックします。
E
作成したツールバーをワークブックに添付します。
ワークブックに添付することで、次回以降にワークブックを開いた時にツールバーが自動作成されます。
作成したツールバーをブックに添付する。
ここでは添付するツールバーを指定します。
F
「添付」をクリックします。
G
添付されたら、表示中のツールバーは削除します。
表示中のツールバーは削除しておく。
ここでは添付するツールバーを指定します。
※これは、このワークブックを開いていない時に「消費税計算」のツールバーが表示されないようにするためです。
H
「削除」をクリックします。

ワークブックにツールバーを削除するマクロを書き込みます。
ツールバーを削除させるマクロを書き込む。
ツールバーが添付されたワークブックを開くと、自動的に作成したツールバーが表示されますが、そのワークブックを閉じた後もツールバーは残ってしまいます。さらにツールバーが表示されたExcelは閉じてから再度開くと先ほどのツールバーが再度勝手に表示されてしまいます。
Temporaryプロパティ」を「True」にするか、ワークブックを閉じる段階でツールバーも削除しておかなければなりません。「Temporaryプロパティ」を「True」にすると次回Excelを開いた時にはツールバーは表示されなくなりますが、ツールバーが添付されたワークブックを閉じた段階ではツールバーは残ったままです。
ここはワークブックを閉じる時のイベント(Workbook_BeforeCloseAuto_Close)で上のサンプルのようにツールバーを削除する記述を入れておきます。
なお、この説明を作成するのにいろいろやって見たのですが、「Temporaryプロパティ」を「True」にする方法は本例のようにマクロを記述するしか方法がないようです。私は通常、ツールバー(CommandBar)を多用しますが、上のような方法ではなく全てマクロ上の記述で作成しています。この作成時に「Temporaryプロパティ」を「True」にしていますので、Excelに常駐してしまうことはありません。