自動記憶でできないことがいろいろ見えてくる。

「マクロの記録」でしかマクロを作ったことがない方向けの説明です。 「機能ロジック」というのは単純な機能を判断・分岐、繰り返しを持って行なうことだと判断できると思います。もちろん、イベントや画面操作などこの説明に該当しにくいものもありますが、いつも皆さんが手作業で時間を掛けて行なっている作業をマクロで自動化できないだろうか、などと考える種類の処理はこの説明で良いはずです。
この章でここから数ページで説明している内容は、「マクロの記録」では一切登場しない判断・分岐、繰り返しに関する説明です。
今さら、「コンピュータ言語とは」からの説明はしませんが、VBAの根幹となっているのが昔からあるBasic言語です。Basic言語はメーカーなどにもよりますが、「パーソナルコンピュータ」が世に出てきた時には既に定着しており、既に数十年の歴史を持つ物だと思います。
逆に言えば、コンピュータに処理の根幹である「判断・分岐」「繰り返し」にはそれ以降も技術革新での影響はなく、その当時から完成されたものだったということです。Basicのみならず、CJavaでもこの基本は同じです。
最近の開発者の傾向はデータベース処理の発達で「クエリ(SQL)を投げて終わり」の傾向が顕著で、テキストファイルを自分で処理しなさいと言うと「お手上げ」になってしまうことも多いように見受けられます。つまり本来の「判断・分岐」「繰り返し」など経験せずに通ってきているのだと思います。
話がそれましたが、帳票イメージで一括系の処理が多いのもExcelの特徴です。これらの一括系処理の論理的ロジックの要件は普通は開発者ではなく、エンドユーザが握っていることがほとんどだと思います。
Excelは奥が深いことは事実ですが、今、必要な機能に絞って調べればエンドユーザが直接手を下して実現できるものがたくさんあるのではないでしょうか。このサイトでお手伝いできることを願っています。

次のページからの説明は、プロシージャの組み立てでも重要な基礎部分です。
基礎部分の個々のアイテムをうまく組み合わせて要件を満たすロジックを作っていきます。