項目 | 比較内容 |
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セクション (タブ) |
「セクション(タブ)」は画面上の「タブ」に見出し文字列を納めるため、長い文字列であったり多数の「タブ」があるとウィンドウ幅によってはあふれてしまい、この画像のように重なって省略表示となるためどうしても一覧性がなくなります。 Evernoteの「ノートブック」は上の画像の左端列の一覧であり、一覧性は充分です。ウィンドウの縦方向からあふれる場合は縦スクロールバーが現われます。 |
ページ |
画像の右側列が「ページ」の一覧です。 Evernoteの「ノート」の一覧であれば上の画像の左から2番目列の一覧であり、このようなサマリー表示、サイドリスト、トップリストなどの選択が可能です。 トップリストにすると一般的なメールソフトのような表示となります。 表示順はサイドリスト、トップリストを選択していれば作成日、更新日、タイトルなどの見出しのクリックで並べ替えが可能です。 OneNoteではこの画像の表示方法に固定されますが、この一覧のそれぞれの「ページ」を上下にドラッグさせることで任意に並び順を変更できます。 一つの「セクション(タブ)」内の「ページ」が多くなりグループ化させたい場合は「サブページ」を利用する方法があります。 「サブページ」は親となる「ページ」の下に字下げされて表示され、親となる「ページ」の右端のマークのクリックで折りたたまれるようになっています。 |
任意分類索引 |
Evernoteでは「ノートブック」の区分け以外に「タグ」という任意分類索引の機能がありますが、OneNoteにはこれにあたる機能がありません。
所望する「ページ」を探すには検索に頼ることになります。 |
日付・時刻 |
一番困っているのは「更新日(変更日)」が表示されないことです。 Evernoteではページ自体と一覧の両方に「更新日」があって、一覧ではこの「更新日」順に並び替えもできましたが、 OneNoteは並び替えで「変更日」が指定できるようになったものの、その「変更日」自体の表示がありません。 また、ファイルを添付させた場合のファイルの更新日時の表示がありません。 |
Web Clipper |
「Google Chrome」「Microsoft Edge」等のブラウザでは拡張機能として「Evernote Web Clipper」「OneNote Web Clipper」が用意されています。 これらはブラウザに表示中のページをページ全体、記事(メニュー・広告排除)、領域(矩形選択)から選択してEvernote/OneNoteの新規「ページ」として取り込むものです。 Evernote/OneNoteでの機能の違いはほとんどないようです。 |
価格・制限 |
OneNoteは「Microsoft Store」から無料でダウンロードさせて利用できます。利用機器の制限はありません。
ストレージ容量はOneDriveを含めて5GB(Office365ユーザーは1TB)までとなります。 Evernoteは無償版の場合は利用機器が2台に制限され、月間アップロード容量が60MBとなりますがストレージ容量の制限はありません。 私はPC2台+スマートフォンで利用するのでこの制限ではNGとなります。 |
その他 |
Evernoteは単一インスタンス(同一PC上で複数起動できない)アプリですが、
OneNoteは単一インスタンスではありますが、複数のウィンドウを開くことができます。
これにより、複数の「ページ」を同時に開くことができます。 |