罫線を引かずに印刷時は枠線で印刷する。

行列を独自にデザインした表でない限り、印刷のために罫線を引かなくとも枠線で印刷できます。
前項の「見出し固定の一覧表」とはペアで設定するような関係ですが、大きな表であったり、表の件数が後から増えたりする場合、罫線を引かずに元々のExcelの「枠線」で印刷する設定です。

ページ設定(シート)
「ページ設定」で、「枠線」にチェックすれば、印刷時に印刷範囲全体に渡って外枠が細線(Thin)、内部が極細線(HairLine)で罫線が自動的に引かれるので、 不定行数の表で罫線をわざわざ引くのは無意味なだけでなく、リソースを無駄に消費してしまうのです。

なにか、罫線は引くのが当たり前になっているようで、その割にはページ設定で「行のタイトル」を設定しておらず、 2ページ目から項目見出しがない状態で印刷されてしまいます。 さらに悪いのは、例えば今回は1000件のデータなのに、最大値10000件を想定して予め罫線が引かれているようなケースです。 こんなことをすれば、大きなファイルサイズになってしまうだけでなく、印刷すると10000件目まで印刷範囲になってしまいます。

見出し部分に「塗りつぶし(パターン)」を使う場合は、「枠線」が見えなくなるので、この見出し部分だけに罫線を引いて下さい。その場合でも「上」と「左右」は「枠線」が印刷されるので罫線は見出しの「下」と「内部」だけでOKです。