スタートアップフォルダ(XLStart)に保存させればExcelの起動時に自動的に開かれます。
「個人用マクロブック」や「アドイン」を登録しておき、
Excelの起動と同時によく使うマクロがいつでも呼び出せるようにする方法です。
「スタートアップフォルダ(
XLStart)」の場所の確認は、

このように「
Excelのオプション」の「セキュリティセンター
(トラストセンター
)」で行なって下さい。
このフォルダは
Excelのインストール時に作成されています。
ただし、フォルダウィンドウは
Windowsのデフォルトのままだと「
AppData」が非表示属性であるため表示されません。
フォルダオプションの「ファイルとフォルダーの表示」を「隠しファイル、隠しフォルダー、および隠しドライブを表示する」に変更してから確認して下さい。
(
Windowsのユーザーアカウント単位です)
Excelの起動と同時に開かれるということから、特定業務に使用するようなマクロではなく、あくまで
Excel一般の汎用機能マクロに限定されると思いますが、
Excel上では特定業務しか行なわないというユーザーであればその特定業務に使用するようなマクロが収容されたものでも構わないと思います。
従って、この方法は他者に対しては「推奨」は良いとしても「強要」はいけないということでしょう。
私は常に「次の仕組み」を作る側で常用するマクロがあるわけではないので、この機能は利用していません。もしあったとしても、
Excelに常駐させるほどではないと思いますし、今のPCの能力なら別個に起動させても時間がかかることはありません。
また、勤務先でも自宅でもこのサイト等に
Excelの状態を画像で表示させたり質問を受けたりする関係で、
Excelは「標準」の状態から逸脱できないということもあります。