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2003年、2004年の写真を掲載 | 2007年の写真を掲載 |
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大阪府堺市百舌鳥赤畑町に百舌鳥八幡宮があります。
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百舌鳥赤畑町 | 百舌鳥梅町 | 百舌鳥梅北町 | 百舌鳥本町 | 土塔町 |
百舌鳥西之町 | 百舌鳥陵南町 | 土師町 | 中百舌鳥町 |
以上の九つの町を指します。
土塔町は、昭和36年の第2室戸台風で壊れ廃絶となりましたが、
平成15年に待望の復活が図られ、百舌鳥八幡宮に奉納する布団太鼓が
8町から9町に増えました。
各町それぞれ、趣向を凝らした演出が毎年されますが基本(伝統)は守られていて、いかに各町自慢の太鼓台を降ろすことなく担ぎ続けるかどうかを競います。
布団太鼓とは、太鼓を仕込んだ台の上に朱色の布団をちょうど五枚重ねたような作りをした布団飾りからなります。
高さは約4メートル、台周りが約1.2メートルあり 台棒の長さは約8メートル。数字にしてしまうとわかりにくいですが、写真から容易に想像できると思います。重さは約2.5トン。一人当たり50kg前後の加重を担いで、所要時間一時間弱を練り歩くのですから、容易なことではありません。
太鼓の周りには小学校六年生(最近は少子化の影響で4年生.五年生も混ざっている)が八人乗り込み、四人が歌を歌い、そして四人が太鼓をたたきその歌声太鼓の音に合わせて、かき手(担ぎ手)は足並みそろえて境内を練り歩きます。かき手は、前後約二十七人づつ合計五十四人で担ぎ上げます。(かき手の数は各町によって若干違う)
中百舌鳥町の場合は、朱色の布団と子供が乗っている台座と布団飾りの間には黒檀紫檀などを使った精巧な彫り物が施され、「金沢柵攻略」、「為朝、白縫を娶る」、 「堀川夜討」、「大江山酒盛」などの有名な合戦や武者姿の場面が繰り広げられています。
中百舌鳥町の布団太鼓は、平成16年に新調されて総唐木造、淡路型です。ふとんじめなどの金色部分は24金の金糸が使われています。
練り歩く姿は、荒波をゆく船をあらわしているといわれています。台座の四隅にある大房(一番大きな房)が大きくゆれる様は、この祭りの大きな見所といえます。
なお私は、中百舌鳥町”藍鼓会”のメンバーです。
百舌鳥八幡宮周辺地図
百舌鳥八幡宮への交通
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