<参考資料>

 『奥の細道』探訪に役立たせていただいた書籍をご紹介します。
 私の程度の低さ故か、あまり学術的な書はございません・・・。

 奥の細道の旅 ハンドブック
久富哲雄著 三省堂 1,500円

 『奥の細道』の足跡を探訪するには、まずこの一冊。各所が地図とともに詳しく紹介されています。私のホームページもほとんどがこの本の受け売り。


  • 芭蕉自筆 奥の細道
    上野洋三・櫻井武次郎編 岩波書店 3,296円

     つい先頃確認された『おくの細道』芭蕉自筆草稿本。二百数十年ぶりの出現となれば、私がごとき素人でも胸ときめかずにはいられません。その影印・翻字本が早々と発刊されています。

  • 新明解古典シリーズ 奥の細道
    桑原博史監修 三省堂 780円

     テキストは多くの書店から刊行されていますが、私は高校生向けの参考書を利用しました。これなら現代語訳もすべて載ってますし。

  • 芭蕉 奥の細道事典
    山本さとし著 講談社+α文庫 1,200円

     『奥の細道』全行程を、著者自らの「足」でたどった紀行記&資料。さすがに道中の記録は微に入り細にわたって、私も大いに役立たせてもらいました。『奥の細道』の旅は歩いて行くに限る!

    奥の細道を歩く
    井本農一ほか著 新潮社・とんぼの本 1,500円

     『奥の細道』本文(曽良本)に加え、カラー写真がふんだんに盛り込まれている(キレイすぎて気味が悪い)。要所を解説した「おくのほそ道ノート」が面白い。
     なお当HP「江戸・千住」「市振」の蕪村絵(『奥の細道絵巻』より)は、この本から複写させていただきました。


  • おくのほそ道 永遠の文学空間
    堀切実著/NHK文化セミナーより NHK出版 850円

     NHKのラジオセミナー(1996年)のテキスト。読むだけでも十分楽しめます。これを読めば奥の細道の世界が広がるものと思います。

    芭蕉が見た風景『おくのほそ道』跡追行
    槇野尚一 京都書院アーツコレクション 1,000円

     『おくのほそ道』名句の光景を、跡追撮影すること十五年の著者が芭蕉翁の旅心とともに再現。やはり玄人の写真は違うなぁ。


  • 奥の細道なぞふしぎ旅/上・下巻
    山本鉱太郎著 新人物往来社 2,900円

     奥の細道の旅にある程度凝りだしてしまったら、ぜひ読んでおきたい一冊。紀行作家である山本鉱太郎さんが、『奥の細道』の疑問百題をおもしろく分かりやすく解説。

    奥の細道を旅する
     −深川から大垣まで旅のガイドと行程図付き−
    JTBキャンブックス 日本交通公社 1,500円

     あらら、こんな便利な本があったのですねー。さすがはJTB、情報量の多さは随一。地図や交通案内も充実。便利すぎるとかえって興ざめしてしまったりして(贅沢な悩み)


    「奥の細道」を歩く
     −芭蕉の足跡をたどる旅30コース−
    山と渓谷社 1,600円

     『奥の細道』のガイドブックはいくつかの社から発売されてますが、私一番のお薦めはこれ。この本があれば当HPは見る必要なし!(^^;


     全国駅前銭湯情報 '96〜'97
    銭湯を愛する旅人の会編 新日本企画 1,600円

     「奥の細道」とは関係ないのですけれど。旅先で銭湯の大きな湯船につかれば、心地よさもひとしお。


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