Life - Monmo's Bar
生活 − 僕の家とまわりの様子


 ここは埼玉県富士見市という所だ。

 住んでいる建物は、一応マンションなのだが、まわりは田舎の風景だ。 はっきり言って、僕の田舎の岩手県と大して変わらない。 ベランダからはトウモロコシ畑が見える。農家も多いようだ。 最近になって急にマンションやアパートが増えてきたのだが、ほのぼのとした感じは、まだまだ残っている。

 すぐ近くに牧場直営で営業しているシャトレーゼというお店があり、休日になるとそこだけ蓼科かどこかの 行楽地のような雰囲気になってしまう。僕も安くて美味しいのでケーキやアイスクリームを ついつい大量に買い込んでしまう時がある。最近、冷凍ピザも始めたようだ。 それから、数年前に開業したアウトレットモールの近くでもある。 最近は訪れる人も増えてきたと耳にしたが、実際に付近は他県ナンバーでいっぱいで、 一帯が渋滞してしまう。僕は休みの日には付近の道路を利用しない事にしている。

 僕のお気に入りのアウトドアショップ「WILD−1」も、比較的近くに存在する。 最近は御無沙汰しているのだが、ここは毎日行っても飽きないお店だ。 そして、その近くには来月、サティが開店するらしい。 たぶん、開店直後は混雑してしまい、ここの付近の道路も迂回する事になるだろう。

 さて、ここに住んだ理由だが、適当な間取りのマンションが、たまたまここに存在していたというだけの話だ。 富士見市に住みたくて引っ越して来たわけではない。そもそもこの物件を紹介された時、 富士見市の存在すらよく知らなかった。(お隣の志木市に住んでいたのにね。) だが、初めてこの物件を見に来た時、僕は一発でここを気に入った。 最上階の東側に位置するこの物件は空に浮かんでいるような錯覚を覚えるほど日当たりがよく、 またかなり遠くまで見渡す事が出来た。大宮の町並みや与野、浦和、たぶん蕨、それから志木や入間郡等、 信じられないぐらいの街を確認する事が出来る。 この時、不動産屋さんから車で連れて来てもらっていたので、 実際は駅から結構遠い事や最も最寄りの商店街である鶴瀬駅周辺が寂れている事もわからずに、 ただただここに住みたくなってしまった。

 僕はすぐに手付金を払った。それは、それまで何件か他の物件を見て来たのだが、 住みたいと思った所が無かった事と、ここにするべきだ!と思わせる何かの本能的なカンが働いたからだ。 後悔はしないつもりだった。

そしてその晩、電車を使ってその物件に行ってみた。 当時住んでいた志木から新しい物件の最寄り駅である鶴瀬まで6分。 そして不動産屋にもらった地図をたよりに、物件まで歩いてみた。

 すると、なんと25分もかかるではないか。 歩きながらのの25分という時間の間、何度も道を間違えているのではないか? もしかして騙されたのかな?とか、ずっと考えていた。 そして物件が見えてきた時に。喜びというよりは、僕の中の何かがちょっとだけひるんだのがわかった。 だが、僕は最初に感じた気持ち(そう本能的なカンね(^^;)を大事にしてキャンセルはしなかった。

 今はふじみ野駅に駐車場を借りているので、都内に出る時も駅まで歩く事はなくなった。 だから駅が遠いという事についての不便さは全くない。

 小さな事を気にしなければなかなか良い土地であり家なのだが、 難を言えば、歴史を感じられない所かな。 どれもこれも出来た時代や背景を予想出来ちゃう。 近くには水子貝塚があるのでそういう意味では歴史的な地なのだろうが。

 ここには来年の春まで住む予定だ。 本当は、大家さんが大変に良い方なので一生住んでもいいなって思わせる所もあるのだが。 そして、その後は岩手方面に引っ越そうと思っている。実家に帰るのではなく、 宮城県の仙台か岩手県の一関、或いは盛岡等の比較的大き目の地方都市を考えている。 だが、まだ計画は白紙に近い状態であり、引っ越した後でもここは支店扱いで残すかもしれない。


Taka. 1998.09


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