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ようこそ!こちらは『MadDic9』プロジェクトのページです。〈作り途中... ^^;;;〉



【『MadDic9(Q&旧&救)プロジェクト』とは?】

カタカナ語の省入力&正攻法な入力方式として、
私は『ままかな辞書(MadDic6)』を立ち上げ、
ひとまずの完成というか、形を見ました。(^_^;

ただ、当初から わかってはいたことですが、
すべてのカタカナ語について綴りの通りに打つというのは、
よほどの外国語通でもない限り、無理があります。(^o^;;;

特に、かな入力の場合、
あえて英字の綴りを打って変換するよりも、
日本語のカタカナ語になってしまったものを打ったほうが、
ラク&自然ということもあるので、
この「MadDic9プロジェクト」においては、
主に、かな入力派の人たちの“救済”に主眼をおくことになります。(^_^;

また、例えば、「ヴァ行」の表記などのように、
正式(?)な(綴りに基づくという意味で)ものと、
日本語のカタカナ語として使われるものとが異なるという場合もありますし、
さらには「母音+r」の音のように、
母音の相違にかかわらず、ア段の表記(発音)になる場合もあります。
(…というか、英語の場合はそのような法則性があります)

そこで、カタカナ語の表記法(読みの割り当て方)として、
新たに、ままかな法以外の他のやり方はないのかということで、
いろいろと思索&試作を続けていたのですが、
やはり、当然といえば当然のことですが、
いくつかのやり方があっても(自由度があっても)いいだろう
という結論に至りました。(^_^;

そこで、私がいくつか考えたものを提唱したいのですが、
否、というか、試作&試運転をして議論をしていきたいと思うのですが、
まずは、私が昔から考えていた、「簡略拗音入力法(*)」や
「促音イラズ/長音イラズ」等の打ちやすい読みを再検討して、
カタカナ語に見合った形に修正していこうかと思っています。(^_^;
(* 最近のものでいうと、「スマートフォン」の略称として、
  「スマフォ」ではなく「スマホ」としている人を多く見かけます)

そしてその際、できるだけ原語の綴り方に近いものを
推奨読みとして提唱していきたいと思います。(^_^;
なぜかというと、やはり最終的には、
正しい綴りを覚えてほしいというのがあるからです。

正しい綴りは、欧文の法則性を覚えれば、そんなに難しくありません。
難しいのは、特殊なケースがいくつかあって、
それを覚えるのがちょっと難しいだけなのです。(^_^;

いずれにしても、入力の手間が増えてしまっては本末転倒なので、
基本、大原則としては、「省入力」という柱を動かさないということで、
進めていきたいと思っています。(^_^;


【 実例その1―― 長音と促音の処理 】

まず簡単なところからいくと、
例えば、「ゲーム」とか「ケーキ」等というカタカナ語を考えてみます。

これらは、ままかな方式では「がめ」とか「かけ」になりますが、
そのままでは、思い出しにくかったり、 既存の他の言葉と当たってしまいます。(^_^;
(※ローマ字入力では 綴りをそのまま打てば そのように かなに変換されるので、わざわざそれを意識しなくてもよいのですが)

そこで、それらとの中間的な“読み”として、
「げむ」「けき」という部分を取り出して、これに「;」を付けて(*)
既存のものと区別することにします。(^_^;
(* ただし、既存のものがない場合には 識別子は付けなくてもよいことにします)

まぁ、長音イラズ的に「げ゛む」「けけき」としてもよいのですが、
これらはすでに、『MadDic2』や『MadDic3』で、自然発生的に(笑)
登録されているので、重複させるほどの必要性もないということと、
何より、元々の綴りに長音に相当する部分がないということが、
大きな問題としてあるからです。(^_^;

そうです。これらに共通する性質は、
「a」を「エイ」と発音し、日本語では「エー」と表記するという決まりがある
という点です。

なので、これらを「げいむ」「けいき」と打って変換する方法も
あり/良シとすることにします。(^_^;;;
(※ただし、本当にそのように打ちたい場合に当たることにはなるが)

逆に、原語の綴りに長音に相当する部分がある場合には、長音イラズのやり方で、
「コース」を「ここす」のように打ってもよいということにします。(^_^;
(※もちろん、「コース」を「こおす」としてもよいのだが、
  これは『MadDic6』に「新・音引きバスター」として含まれているので、ここでは あえて取り上げない)

同様にして、促音の場合も、原語の綴りに対応して、
MadDic9的な読みを割り当てることにします。(^_^;

例えば、「トップ」なら「とぷ」、
「バック」なら「ばくく」という具合です。(^_^;

ん? これだと、MadDic6と同じだなぁ…(笑)

では、「カップ」とか「ブック」とかでは どうだ。(^o^;;;

こられは、ままかな読みだと「くぷ」「ぼおく」になるが、
MadDic9式では「かぷ」「ぶく」でよいことになる。(^_^;;;

ほら、なんとなく、MadDic9プロジェクトの意味/利点がわかってもらえたかな???(^.^;;;
(#なぜか口調が変わっている...)


【 実例その2――拗音の処理 】

実は、こちらのほうが、ちょっと大変。(^_^;;;

日本語の音だと、ア段・ウ段・オ段の「ゃゅょ」だけを考えていれば、
ほとんどの場合、片づくのだが、
カタカナ語の場合だと、イ段とエ段もあるし、
さらに行によって、事情が変わってくる場合がある。

しかし、漢字の音のように、
これらに単純に、半濁点を付けて済ますというわけにはいかない。

そこでまず考えられるのは、
拗音を大文字にして書くという方法だ。

特に「F」行などの場合、
かな入力で「ファ・フィ・フュ・フェ・フォ」と打つのは容易ではない。(=_=#;;;

これらをパ行に置き換えるという方法も考えられるが、
それだと今度は、既存のものと当たる可能性が大きくなる。(>_<)

それよりは、F行を「F」と母音に分離してしまうことにして、
大文字で打って変換したほうが、楽だし、バッティングもしない(*)。
(* 例外もあるが)

例えば、「ファミリー/ふあみりり」とか「ファイル/ふあいる」とかのように。

このやり方は、「J」行などでも使える。
「ジェット/じえと」「ジャック/じあくく」「ジョーク/じおく」等々…。
(※ただ、J行は、英字の綴りをそのまま使って変換したほうがわかりやすいかもしれないが)

逆に、これらとは反対に、
簡略拗音の考え方を使ったほうが楽に打てる場合もある。

例えば、「チューナー」とか「キャリア」みたいなもの。

これらは「つつなな」とか「かりあ」という読みに置き換えると、
元の綴りにも近い感じ(ままかな読みのよう)になり、
なおかつ、拗音の処理も考えなくて済むので、便利なやり方ではないかと思う(^_^;

同様にして、「ティ」と「ディ」の場合も処理できるが、
ものによっては既存の読みと当たる場合もあるので、
ケース・バイ・ケースの処理が必要となる。

それが面倒という場合には、半濁点による識別をしてもいいかもしれない。

そう。「チャ(ch〜)行」は ちょっと複雑かもしれない。(^_^;;;

チャ行では「分離方式」が良いのでは?という気もする。

なお、余談になるが、「チャ(ch〜)行」は、
「シカゴ/chicago」「キャラクター/charactor」などの例もあるように、
「シ」の音や「キ(カ行)」の音になる場合もあるので、
かな改のUSキーボード版のように、
それぞれ該当するものがない場合には、
他の行の文字に置き換えてもよいものとする。(^.^;;;


【 実例その3――特殊な音(表記) 】

冒頭にもちょっと書いたが、
カタカナ語の表記において特殊なものといえば、
その代表は「ヴァ行」であろう。

これに関しては、特に、このMadDic9の存在価値が発揮される部分ともいえるが、(笑)
普通にMadDic6的に、ままかな読みを使ってしまうと、
多くの場合、日常的に使われるバ行の表記と差(違和感)が大きくなり過ぎてしまう。

もちろん、MadDic6+ローマ字入力を使っている限り、
それは意識しないで使うことができるが、
中には、どうしても綴りが思い起こせないというものもあるだろう。

そういう時にカタカナ語を簡単に打とうとする場合、
MadDic2などのソリューションを使うという方法も考えられるが、
やはり、倭語に合わせてチューニングしてあるMadDic2では、
思ったような読みで登録されていない場合もあるだろうし、
逆に、ウチワーグチとして、このように表記してほしい/するべきでは?
ということもあるので、
やはり、特殊な音や表記についても整備しておかないといけない。(^.^;;;

良い例が思いつかないが、
まず基本として、バ行でも「ヴァ行」の表記が打てるほうがいい。
例えば、「るいびとん」と打って「ルイ・ヴィトン」に変換してくれるような。

もちろん、一部の人間しか読まないようなブログやTwitter、
特定の人間しか利用しないような掲示板などのようなものにまで、
お勧めする気はないので誤解のないように。(^_^;
というか、ここで書いていることは、当たり前だが、
全く他人の行き方を拘束するものではないことを付け加えておきたい。

それはともかくとして、本題に戻ると、
ヴァ行を単純にバ行にしただけだと、
まず先に、バ行の表記のものが現れてくる可能性が高い。

そういう時に、最初からヴァ行の表記で出てきてもらうための読みとしては、
濁点省略&拗音拡大(笑)の法則で「うあ」とするのが良いのではないかと思う。
例えば、「ルイ・ヴィトン」なら「るいういとん」と打つ。
・・・どうでしょうか?(^.^;;;


【 実例その4――母音+r 】

これも冒頭にちょっと書きましたが、
英語特有の発音の法則として、
「母音+r」は ア行の音になる
――というものがあります。(^_^;

特に、語尾が「-er」で終わる言葉はよく目にしますが、
これは、ア行になっていても ほとんど すでに
違和感がないレベルに達していると言っていいでしょうね。

このため、特に日本人などにとっては、
ア行の長音で終わる(になる)言葉の綴りが、
「-or」であろうと、「-ure」などであろうと、
ほとんど区別がつきません。(>_<)
(※語尾が「-re」の場合は長音の表記はしない場合もありますが)

ところが、これを原語の綴りの通りに打つと、
「〜てる/てえ」とか「〜とる/とお」とかになって、
そこで初めて、あ、母音は「a」ではないんだと気づいたりします。

いや、気づく場合はいいほうで、
原語の綴りを打とうとして、打ったつもりでも、
該当するものがなくて、あれあれっ???となることのほうが、
多いかもしれません。(^_^;;;

そこで、これらをきちんと原語の綴りのイメージを保ちつつ、
日本語の音になった場合でも違和感がないような表記を考えてみると、
意外と簡単に、ただ「r」を「あ」にしてしまえばよい?
というだけのことだったりするのではないかと思っています。(^.^;;;

この方式だと、問題のある場合もありますが、(笑)
例えば、「サポート」などのように、
日本語としては「母音+r」が意識されない言葉の場合でも、
「すあぽおと」などのようになって、
元の綴りからしても、日本語の音からしても
そんなに遠くないものになるのではないかと思うのですが・・・。(^.^;;;
(※もちろん、日本語の表記に即した読みでもかまわないのですが)


【 事例を追って 】

おそらくほとんどの場合、↑に挙げた事例だけでは、
完全にすべてのものに対応できることはないと思います。(^_^;;;

また、ひとくくりにして対処法を決めることができないものもあると思うので、
やはり、ケース・バイ・ケースで考えていかないといけないと思います。

そこで、事例を挙げて、こういう時にはこうする?というのを、
対処法を考えていきたいと思います。(^_^;

【「-ger」について 】

これは、ままかな読みの方法だと、
すべてが「げる」もしくは「げえ」になると思います。(^.^;;;

これは日本語(ローマ字)では「G」が「ガ行」に割り当てられているからです。
が、欧米語の場合、多くは、「G」の次に「i」や「e」がくると、
「ジ」の音(ザ行)になるという法則性があります。
(例:「general=ジェネラル/ゼネラル」「digest=ダイジェスト」など)

そのため、「-ger」は 普通、「〜ジャー」のような発音/表記になります。
例えば、「マネージャー」とか「チャレンジャー」のように。

ところが、たまに英語では、「tiger」などのように、
その法則性から外れるものもあったりします。(^_^;;;
(#さすがゲルマン系...^^;;;)

そもそも「G」は、その形から わかるように「C」から生まれてきたもので、
そのため「G」と「C」は似たような性質を持っていているからなのです。

…ということで、その使いこなしも、
「C」のようにする必要があります。


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