4駆トライアル競技とは?


トライアルの競技車
4駆が最も4駆らしさ、そして4駆のすごさをアピールできるモータースポーツ。テープで作ったセクションと呼ばれるコースをどれだけうまく走破できるか競い合うもの。採点は減点法によって行われ、停止、切り返し、後退などそれぞれに応じた点数分だけ減点される。持ち点は10点であるため、それ以内の減点でひとつのセクションを制限時間内にクリアしなければならない。トライアル大会では数セクションからなり、各セクションは様々な内容となっている。それは丸太越え、ヒューム管越え、大タイヤ越えであったり、「バケツ」と呼ばれる大きな穴であったり、さらには人間すら容易に立っていられない急坂であったりする。テクニックと度胸の両方を持ちあわせているもののみが勝つことができる、そんなモータースポーツである。ちなみにトライアル大会では、車が何回転もする姿などもみることができる。これで大けがをすることなどまず無いが・・・

以下にいくつかコースを紹介します。
トライアルのセクション例1セクション例1

このようなコースを上ったり降りたりする。
当然のことだが、どのような走行ラインを
選択するかそして何速のギヤを使うかなど
ドライバーの経験、テクニックを問う内容
になっている。
この大会では登りのコースとして使われた。
(コース上のタイヤの直径は1mをゆうに越える)




トライアルのセクション例2セクション例2

このコースは長い登りが中心で、最後に岩場
が待ち構えている。当然、勢いに任しただけ
では最後までクリアできない。写真の中の
緑のジムニーは向かって左から右にうまく
越えたところである。
奥には出走を待つエントラントそして、水
たまりとタイヤを敷き詰めたセクションが
見える。