ジムニーの苦手ジムニーの苦手


ジムニーの苦手なものは「高速道路」、この一言に尽きるかもしれない。しかし、最近のジムニーでの高速利用はほとんど問題無いといってよい(2サイクルエンジン搭載車など古いモデルにスピードを追及するのはナンセンス)。多くの改良でエンジンも良くなり、法定速度内であればストレス無く走行できる。もちろん、重心が高く、ふらふらし安定性に乏しいことなど、すべてが改善されたわけではないが通常の走行に支障はない。このように、苦手ではあるが、高速道路を走れないわけではないから、スピードさえ追及しなければ、この地球上で最も広い範囲を走れるの車かもしれない。実際、先進国、発展途上国、都市、村落など場所を問わず世界中で使われているのも事実である・・・

ジムニーの苦手なんて、たいしたことなーい!!

 

ジムニー乗りの不満ジムニー乗りの不満


ジムニー乗りは不満だらけだ! ジムニーはゴツゴツして乗り心地は悪い、室内は狭い、スピードはでない、エンジン音はうるさい、雨漏りはする、寒い、暑い、軽自動車のなのに燃費が良くない等、多くの不満を持っている。が、しかしこのどれもが打ち消されるほどの魅力がジムニーにはある。この不満こそが「愛着ある自分の車」になるための要素であり、現代の車の多くが失ったことでもある。快適で文句のつけようの無い車などに愛着はわかないと私は考える。「すべて完ぺきな人」よりも、「どこか間の抜けた人」の方が親しみを感じたりするものではないだろうか? 世界中で愛されているからといってジムニーが決して完ぺきな車ではない。むしろ、問題を多く抱える車なのだ!

不満があってこそ、愛着がわくものだ!!

 

ジムニー乗りの不満周囲の冷たい視線


ジムニーに乗っているとしばしば冷たい視線理解できないといった視線を感じることがある。当たり前かもしれないが、ジムニーを良く知らない人ほどハッキリしている。それらの人にとっては、ただのボロ車に見えるのであろう。「何でそんなにボロいの乗ってるの?」とか、「これが、そんな値段するの?」といったやや驚きの顔さえする人もいる。快適な装備など殆どついていないし、ボディー形状に関しては20年近くもそのままなのである。しかし、ここで気付いてもらいたい。20年間ボディーデザインを変えなくても、売れ続けている事実にだ。モデルチェンジが多くひとつのモデルサイクルが短い日本の自動車市場において、これほどまでに息の長い車は珍しい。それはジムニーがボロ車ではなく、どの時代にも通用する魅力や価値を持っていることの証明でもある。

ジムニーは流行に左右されない魅力を持つ!!