4バースでの”引き”

 4ビートにおける4バース(4小節毎のソロの掛け合い)の演奏において、ソロの突入部分と戻る部分にアクセントを入れるのは一般的です。たいていは、クセのようにベードラとシンバルを頭に入れます(MIDIファイル10k)
 ここをわざとノーアクセントとして”引き”を演出することは極めて効果的です。前述の演奏と同じソロにおいて前後をノーアクセントとした演奏(MIDIファイル10k)を聞いてみてください。シンバルアクセントが入らないことで、妙なカッコ良さが出ることがおわかりいただけると思います。



4バースでの”引き”、ワンポイント
 とくにミディアムテンポでの4バースは3連系フレーズが中心となり、ややもすると「スットコドッコイチャンチキおけさ」になってしまいます。「スッタタッチド〜ンド〜ンわたたたたたドッドドン」あっ、クサいフレーズを演ってしもた!!(MIDIファイル8k)っと思ったときは、迷わず頭をノーアクセントにしましょう(MIDIファイル8k)。合わせてラストの「ドッドドン」をためぎみに演奏すると、まだ救われます(笑)。