ホンビノス貝と白貝、+ホヤ -2008.05.10Up 連休の最後だから市場に行こう!ということで、連休最終日の6日(火)は早起きして市場に向かった。『愛想が悪いが品は良いお店』で、お気に入りのウニパック(ボストン産だが、国産より美味い)が850円と普段より安い(最近は900円を下ることはなかった)。他には・・・と、『一番奥のお安いお店』で物色していると、おじさんが声をかけてきた。小ぶりのホンビノス貝を紹介された。ホンビノス貝には、以前から興味があったので、買い求めることに。。。1kg450円也。その隣には、白貝(シロガイ)がある。富山で知って、いずれは買い求めようと思っていたので、これも1kg頂いた。700円也。『イカおじさんのお店』では愛想よく勧められて、黒ガレイ一山を買ってしまった。4まいで1300円也。
連休最後は、これらの貝を頂きながら昼から一杯!という作戦だ。。。 【ホンビノス貝】 Mercenaria mercenaria 東京湾に外来種として増え始めた貝だ。北米東海岸から船のバラスト水で運ばれてきてしまったとのことだ。味はハマグリに近いという。以前にTVで知って、いずれ食べてみたいなぁ〜と思っていたので、今回買ってみた。家に帰っていろいろ調べてみたら、アメリカではこれをクラムチャウダーに使ったり、cherry stoneといって生で食するとか書いてある(そういえば食べたな〜、クラムといって確かにこんな貝だったなぁ〜と思い出す)。きれいな海でないとダメな「本当のハマグリ」は悲しいことに既にほぼ絶滅状態だが、ホンビノスはヘドロまみれでも生息できるらしい。そのわりに味が良いという話だった。ところで、ホンビノスの語源だが、日本で発見された当時は分類上Venus属(マルスダレガイ属)だったので(現在はMercenaria 属)、本ビーナス、本美之主、ホンビノス、となったらしい。美の女神とはとても思えないけど…。。。 【白貝】 本当はサラガイ(皿貝)というのだが、市場では白貝(シロガイ)として流通している。その名の通り白い貝で、皿のように平べったい。どんな味だろう〜? さて、調理だが、 【焼ホンビノスと焼白貝】 先ずは、焼蛤ならぬ焼ホンビノスと焼白貝。アルミホイルでしっかり包んで、ガスコンロにスカスカの網を敷いて、直火に近い強火で約3分焼く。最近「ためしてガッテン」でやっていた方法だ。
【お吸い物】 おすましも作ってみようと、片手鍋に600ml程度水を張って、昆布と乾燥椎茸を入れておく。しばらく置いておいてから、ホンビンノス6つを入れて火にかける。醤油とモンゴル岩塩をチビッと入れ、沸騰してくると殻が空いてきたが、ここで急に白貝も入れたくなったので、白貝2枚入れて一煮立ちさせた。
【ホヤ】 前にも登場しているような気がするが、今日10日(土)はホヤ(マボヤ)を買った。そういえば、2ヶ月ほど前に、デパートの郷土ご当地祭りで、礼文島の「赤ホヤ」を買った。その名の通り真っ赤な色の身で、淡い塩漬けにしてあったが、とっても美味だった。。。ホヤは塩辛で売っている事もあるが、自分で捌いて軽く塩振って置いとけばよいので簡単だし、その方が美味い。独特の味だが、時に恋しくなるものだ。 他には、新もののモズクも出ていたので、これも頂いた。青森の大船海産の「グリーンもずく」で、ここのはすでに茹でてあって緑が鮮やかである。既に塩抜きしてあるので、直ぐに食べられるので便利なのだ。
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