オーストラリア紀行 2007.08.07-16 原稿UP開始は2007.08.25〜 2007.09.23Up完了 【目次】 今年のIPP(IPP27:International Puzzle Party 2007)はオーストラリア・ゴールドコーストでの開催だった。こんな機会でもないと南半球には行けないだろうとの思いもあって参加することにした。 一応パズルのアイデアはできてはいたのだが、まだ詰めが甘いのと、いざ製作するとなると大変なので、2年前に作ったパズル(Dissection634)をコンペティション(Puzzle Design Competion)に参加させることでお茶にごしという感じだ。その当時は製作が間に合わなくて、コンペ参加を諦めたので、今年が参加資格ぎりぎり(最近2年間のデザインであるのが条件の一つ)のエントリーである。コンペの結果はどうでも良くて、「こんなパズルを作ったよ〜」という記録とお披露目みたいなものだ。。。 世話人のニックにエントリーの連絡、パズルの発送(USとAUの二ヶ所)、ペイパル(PayPal)での参加費用の送金と手続きをする。ところが、ニックから送金がないけど…とメールがくる???あれ?送ったはずなのに??実は、教えてもらったニックのパイパル口座アドレスに間違いがあったのだった。。。 これと前後して、全く別件だが、スペインの人からDissection634がまだあるなら買いたいとの連絡があった。お値段や送料などやり取りして売買成立!。代金支払いはペイパルが便利だ。ボクのペイパル口座は作ってあって送金したことはあるが、まだ送金を受けたことは無かった。ボクもまだ十分理解してなくて、きちんと理解しようとガタガタやっていたのだが、ニックへの送金トラブルのおかげで、スペインから振り込まれたお金がニックへの送金に間に合う結果となった。。。 【PayPalについて】 脱線するが、このPayPalはむちゃくちゃ便利です。メールアドレスを口座として登録すると、このメールアドレスへ送金したり、送金を受けたりすることができる。VISAなどのクレジットカードを登録しておくと、送金はカード払いにすることもできる。登録や送金に費用はかからない。送金を受けたときや銀行口座に現金化する際に一定の条件下で手数料がかかるが、海外送金の煩わしさや銀行手数料を考えれば遥かに簡単で安いものだ。。。通販の際にもクレジットカード番号を先方に教えることなく送金できるので、とっても使いやすい。 さて、日程はどうしようかと、春先からゆうこんと相談するがなかなか決められい。。。そうこうしているうちに時間がなくなっていく。。。まずいよ〜。。とにかく、なんでもよいから航空券を手配しなければ。。。ゆうこんがHISに連絡して聞いてみると、以前にボクがネットで見ていた格安の航空券(9万円と書いてあった)がもうなさそうである。。。HISの人は、遥かに高い航空券を、今ならこれは買い得ですよ!などとほざいていたらしい。。。 なんとかならんものか?と、ネットで検索するとまだ格安が載っているところが少しだけ見つかった。早速ゆうこんに連絡をいれてもらう。ゆうこんに電話番号を伝えて、「『ももたろう』とかいう会社だよ」と言う。。。「ももたろう…?、な〜にそれ?」とか言いながらゆうこんが電話する。先方の担当者とつながって航空券の話をはじめる。。。この時は決まらなかったが、後日この会社の手配で航空券を買うことになった。担当の方がとってもよい方で、こちらの事情を考慮していろいろ詳しく探してくれたのでした。感謝感謝である。 とっても親切に対応していただいた「旅太郎」です。http://www.tabitaro.com/ (ところで、以前に手配してもらったHISの担当の人は良かったが、今回はダメだった。。。やっぱり担当者次第だね〜) どこへ行きたいか・・・と言うよりも、航空券の確保の関係から、結果としてスケジュールは以下のように決まった。
すでにエアーズロックに行くのは日程的に諦めていたので、『9〜14日、ゴールドコースト』に合わせて、その前後がどうなっても良くなっていたのだ。(何と主体性の無い…!) ゴールドコーストの日程だけは決まっていたので、ホテルなどは既に手配済みだが、シドニーとブリスベンはこれから手配だ。。。ネットの予約サイトでお値段など比較しながら(同じホテルでもサイトによって違ったりする!)、シドニーは、お値段と港の観光スポットに比較的近いTravelodge Wynyard Sydneyに決定。ブリスベンは、Rendezvous Hotel Brisbane にした。ゴールドコーストからは鉄道がよさそうなので、セントラル駅の前にあるこのホテルにした。歴史的建造物を改装したというところにも惹かれた。ところで、「Rendezvous」という単語を読めずにレンデボウス?何だろう?とか思っていたら、「ランデブー」だった(笑)。このランデブーホテルはお勧めでした。 食事に興味のあるボクらなので、当然レストランなど調べておきたい。ゴールドコースト、シドニー、ブリスベンが今回の訪問都市だ。シドニー情報を探っていたら、「まごしど」http://www.magosido.com/ という超すばらしいサイトがあった。「まごつきませんシドニー」の略だそうだ。シドニーに行かないとしても、オーストラリアに行くなら一度はざっと読んでおくと良い。良くここまでまとめました。拍手喝采です。 ゴールドコーストは、IPPにお任せだ。一軒だけ良さそうなレストランを調べておいたけどサーファーズパラダイスではないので、行くとなると面倒だ。。。 ブリスベンは地図とウォーキングマップをネットから仕入れ、レストランは調べると「TWO」というレストランが今年のブリスベンナンバー1の賞を取っているらしい。小さい街だからホテルから十分歩いて行ける距離だ。一応、チェック。 さて、IPPでは以前に製作したパズルを販売することにしたので、適当数作らないといけない。。。Dissection634はまだ少し残っていたのでOK、Newkites&Bricksはレーザーカットまでしたのが少しあるだけなので、最後の仕上げを夜なべで内職した。。。Newkites&Bricksは特にボクのお気に入りなので、実はあまり売れて欲しくないのだが、一応手持ちは全部を持っていくことにした。。。あまり売れないでね!!(笑)。 ■ 8月7日、成田→シドニー さあ今日は出発の日だが、一ヶ月遅れの七夕様でもある。七夕のセッティングとその後の手配は4日(土)に行ったが、今日は午前中にやるべきことがあった。そして、後のことは申し訳ないけどMさんに委託して、午後からオーストラリアへ向けての旅立ちである。(でもやっぱ忙しいな〜) 成田には18時半頃に着いた。20時30分のシドニー行きなので時間は十分である。チェックインを済ませて、すこし買い物を。いつも使っていたパスポート入れとトランクの鍵が見つからなかったので、空港で新品を購入である。全く!いつも必要なときには無いのだから!! 鍵は、小さいシリンダー錠みたいな3桁の番号式の鍵にしたのだが、これが後にトラブルになるのだ。。。 時間に余裕があるので、ゴールドカードのラウンジで時間を潰していると、なにやら遠い席から手を振る人が。。。あれ、T氏ではないか…。T氏とK氏が一緒に居た!!。もしかして同じ飛行機??と思いきや、違っていた。ボク等はシドニーへ、彼らはブルスベン行きであった。 そういえば、2年前は行きの飛行機の中でSa氏に会ったっけ。。。上海空港で○氏に会ったこともあったな〜〜。どこで見られているか分からないね。。。
フライトは順調で定刻どおり朝7:30頃にシドニー空港に着いた。飛行機から明け方に見たオーストラリア上空の空がきれいだった。
税関で長蛇の列だ。係官が来て、ボクらの後ろあたりから何やら話をしながら時にあっち行けと支持してる。まだまだ長い列で時間がかかるな〜と思っていたら、どこからか係官が出てきて僕らに質問がくる。申告するものはないか?ないよ!食べ物は何かもっているか?持ってない!と答えると、すぐ脇から外へ出て行くように指示される。おぉラッキー!トランクを開けて調べられている人たちもかなりいる。やっぱボクらは善良に思われたのだろう(笑)。。。 タクシーでホテルへ(高かった!…約50$)。ホテルでは荷物を預け、セントラル駅までまたタクシーで向かう。しかし交通渋滞でなかなか先へ進まない。駅の近くまで行ったら、あそこが駅だから歩いたほうが・・と言われタクシーを降りる。8:50分であった。8:55発の列車に乗れればよいなあ〜と思っていたが、ギリギリでダメだった。日本なら様子も分かるのでバタバタ走っていけるが、駅の様子もチケットもホームの位置も分からないので、無理はしないことだ。次は9:55発のはずなので、朝飯でも食べるか・・・という感じだった。 約2時間でカツーンバ駅だ。もうお昼である。駅を降りて直ぐの案内所で、リンキングチケットのバス引換券を渡すとエクスプローラーバスのパンフレットにボクらの名前を書き込んで渡してくれる。これがバスのフリーチケットである。バス停は通りを少し行ったところである。
ボクらの作戦は、シーニックワールドでは降りずにエコーポイントまで直行、スリーシスターズを見てから、ブッシュウォーキングをしてシーニックワールドまでもどるというものだ。これは「まごしど」サイトの、体力的に一番楽なルートである。 エコーポイントの展望台から見たスリーシスターズとその周りの景観はすばらしい。遥か遠くの台地まで望む広大なパノラマと覗くのも恐る恐るになる底に広がる森森森、そうした中にスリーシスターズと名づけられた三つの連続する巨大な岩の塔が見事に聳え立っている。 しばし、見とれて写真をパチパチ。これだけでも着た甲斐があったなあ〜と思う。
土産売り場をさっと見学して、さあブッシュウォーキングだ。まずはスリーシスターズまで歩いていく。
ここからジャイアントステップスという急階段が始まる。もの凄い急階段だ。。。底まで降りたら、シーニックワールドの下までハイキングである。少し降りると、スリーシスターズとの間に橋が架かっていた。スリーシスターズの一番手前の塔に渡れる。橋の上から先ほどの展望台が遠くに小さく見える。おぉ、いるいる。僕らに気づくかな〜と橋の上から手を振るが応えてくれる様子はない。展望台からはかなり注意して見ないと橋には気が付かないだろう。
ジャイアントステップスは、もの凄い急勾配で真下に下りる感じである。たまに、下から上ってくる人がいるが、皆ふうふう言っている。。。確かにこれはキツイよ。。。日本の方と出会うが、すれ違った後で「ここで日本人と会うのは初めてだね」などと話しているのを耳にした。 一体全体何段あるのだろうか???延々と続く階段を下りる。そして、ついに底まで着いた。。。もう足がよれよれである。 このあとはごく軽いアップダウンの道を歩くのだが、下りの歩みが制動が利かずに足がバタバタと行ってしまいそうになる。弾力の劣化したゴムのような感じだ。。。 途中一休みして昼飯にする。セントラル駅で買っておいたケバブ(生春巻きのようなサンド)だ。フィンランドでのハイキング経験を教訓にして、昼飯は早めに確保しておくのが良い。オーストラリア検索エンジン・リンク集によれば、『最近、ケバブの人気が高く、オーストラリアのトップファーストフードになりつつある。残念ながらオーストラリアのファーストフードを代表するといわれるミートパイショップは隅のコーナーに追いやられている。』と書いてある。
滝のポイントにきたが、水量が少なくて残念だった。夏場(日本では冬場とおなじ)は乾燥気味なのだろう。。。そして、シーニックワールドの下まで着いた。たまにすれ違ったり、後ろから来る若者に追い越されたりしながら、約一時間半ぐらいにハイキングだ。 歩いて登ることもできるがそれは避ける(笑)。トロッコかロープウェイで上がるのが良いだろう。トロッコポイントに着くと、上からトロッコに人を乗せて降りてくる。覗き上げると確かに凄い急勾配だ。世界一急なトロッコとのことだ。ここにも展望台があり、スリーシスターズがみえる。違ったポイントから観るのも興味深いものだ。
シーニックワールドからまたバスに乗ってルーラの街に行く。素敵な街とのことだが、シーズンを外れているのかさびしい感じだった。ここで一時間過ごすのも辛いかな・・・とも、思ったし、まだホテルへチェックインもしてないので、早々に帰ることにする。ルーラ駅はすぐそこで、16:30の電車にピッタリだ。 シドニー駅からホテルまで30分程だが歩いて帰ることにする。町の様子も良く分かるしと思ったが、ゆうこんは疲れて途中からぶうぶう…。中華街など見ながらホテルへ。チェックインして、では夕飯に行くか・・・。地理はもう理解したので、こんどは電車で行くことに。中華街で適当なレストランにはいって、海老ちゃんの炒め物・野菜の炒め物でビールを頂く。最後に麺を頂いてお腹いっぱいである。ホテルへ帰って、翌朝のエアポートバスを予約して、オーストラリアの初日が終わった。。
日本から約9時間のフライトの後、その足でシドニー郊外まで行ってハイキング。よく頑張りました。。。ちょっと無理したけど、無理したかいはあったかな〜と思いました。ブルーマウンテンズ、とっても良かったです。 (以上、-070825Up 、続く・・・・)
空港からのタクシーが高かったので、一人$12というエアポートバスを昨晩予約した。予約時フロントのお兄ちゃんに飛行機は10:15発だと言うと、国際線なら3時間、国内線なら2時間前には…とかで7:30ホテルを進められた。。。そんなに早くなくても…とか思ったが、海外で早くて悪いことはない。 朝7:00には部屋を出てチェックアウト、ロビーでバスを待つ。予定の7:30を少し過ぎるが、バスは来ない。。。だんだん心配になって、玄関を出て周りをみると、エアポートバスと書いてあるバンが止まっている。見に行くと運ちゃんはぐーすか寝ている。コンセルジュの感じのよいお兄ちゃんに聞いてみると、バスのチケットは買ったのか?とか聞かれる。エッ、チケット…? 昨晩の兄ちゃんは、チケットはくれずに「これで完了OK」とか言っていたけど。。。フロントで確認してくれるが、どうやらOKらしい。焦った。。。そして、寝ている運ちゃんの車まで行って確認してくれるが、その車は違うとのこと。しばらく玄関に佇んで待っていると、来た来たやっと来ましたよ〜。運ちゃんが出てきてボクらに部屋番号を聞いてくる。OKだ。そういえば昨晩の予約の際も部屋番号を聞かれたなぁ〜。 いずれにしても、海外のなれないシステムは不安である。ボクはゆうこんと初めて行ったカナダのホテルでのことを思い出した。大昔のことだが、現地の市内観光バスをホテルの部屋から申し込んだのだが、朝ホテルでピックアップするという。なれない英語でそれも電話だ。。。そう理解したつもりだが、予定時間をすぎてもバスがこない。。。聞き間違ってしまったのだろうか…と、ものすごい不安になった。結局は遅れてバスがきてロビーまでボクらを探しにピックアップしてくれて事なきを得たわけだが、その時のなんとも言えない不安感を思い出したのだ。。。 さて、無事エアポートバスに乗れたのだが、その後市内のホテルを回ってのピックアップで時間がどんどん過ぎていく。。。7:30にホテルを出れば、さすがに8:30までには空港に着くだろうと思っていたのだが、8:30になってもまだ市内をぐるぐるしてる。。。客の一人が運ちゃんに、空港にはいつ着くんだ?といらいらして質問してる。。。ボクらは10:15発だから余裕だが、そのおじさんは9時なんとか…とか言っている様に聞こえた。空港には9時を回ってやっと着いた。そのおじさん、バタバタと焦ってバスを降りていた。。。ボクらは悠然と(笑)とバスを降りたが、ホテルの予約のお兄ちゃんの言葉になぁるほど…と納得である。ここで運賃を請求されたが、二人で$22とのことだった。あれ?ホテルのフロントには$12って書いてあったけど、時間がかかったからおまけかな〜?? ゴールドコーストへは比較的小型の飛行機だった。飛び立ってしばらくすると、シークレットボックスとか言っていたが、素敵な箱が出てきた。中にはケーキが1ヶ入っていたが、興味は箱である。シンプルな作りだがなかなか粋である。
ところで、ボクらは大きなトラブルを抱えていた。。。なんという不覚!!。実は、昨晩気がついたのだが、IPPの参加費用二人分を忘れて持ってきていなかったのだ。。。事前登録として少しだけ払っていたのだが、残りは明日のレジストレーションの時に払うのだが、これを完璧に忘れていた。。。ゆうこんになじられながらも、ゆうこんのおふくろさんが費用の足しにとくれたお小遣いや、財布に残っていた二人の手持ちの日本円をかき集めて、帰国後に成田から家まで帰る為の日本円を残して、なんとかギリギリピッタリで二人分の費用があった。。。あ〜良かった〜。。。しかし、この日本円をドルに変えないといけない。ホテルは交換レートが高いので、空港で変えられるんでは…と思っていたが、ゴールドコースト空港には銀行や両替所などはなかった。。。まあ今日は閑な一日だから、ホテルに入ったら街に繰り出して適当に銀行を探そう・・・ということになったのでした。。 ゴールドコースと空港からエアポートバスでホテル( Gold Coast International Hotel )へ。。IPPの会場でもあり、宿でもあるGCIホテルはサーファーズパラダイスの中心から少しだけ北に位置している。ホテルの玄関を入ると、いるいる!既にロビーにはIPPメンバーがパズルをもってわいわいやってる。ホテルフロントには、chisatoさんという元気の良い日本の方(シドニー育ちと言っていた)がいて、チェックインの手続きをテキパキとしてくれた。ボクらの部屋は14階、小さなベランダに白い丸テーブルとイス2脚があって、そこからの眺めは素晴らしい。海側の部屋ではないが、ベランダからはビルの谷間に海岸も見えて、白い砂浜に青々とした海がとっても綺麗です。
一休みして、早速街に繰り出して銀行を探して両替。そして、いつものようにスーパーマーケットへ。。。マッシュルームでかいな〜、丸焼きチキンおいしそうだな〜、生牡蠣もいいな〜(実は牡蠣用ナイフを持参していた(笑))、海老ちゃんも美味しそう。。。結局この時は、ジュースを2本(ブルーベリー+バナナ+リンゴのMIXジュース、マンゴとみかんのMIXジュース)、オリーブの実(mix)とビールを6本買った。。。
これといった昼飯処が見つからず、結局XXXXと看板に書いてあるパブ(実は"The Beach House Pub"という名だった。帰国してから分かった。)に入って生ビールを飲むことにした。生ビールのつまみにマッシュルーム炒めとステーキサンドを頼みましたが、このお店はかなり良い味付けでした。真昼間からビール!、極楽ですね〜〜。
夕刻からIPPのレジストレーションです。部屋が分からずうろうろしてたら、すでに長蛇の列ですが、みな楽しそうにわいわいと並んでいます。デザインコンペへの出品パズルも既に展示してあって、皆さんトライしてます。 夕飯はサーファーパラダイスの辺りでと思って繰り出すのだが、なかなかこれといった店が見つからない。ボクらの好みと違うのだ。。。やっぱり繁華街というか観光地のレストランは美味しいものを出してくれるという雰囲気がない。シーフードは・・イタリアンは・・・と歩き回るが、ここぞというレストランに遭遇しない。。。一軒だけ、お!っと思って入ったら、閉店との看板。。。結局、歩き疲れてメインストリートから脇に入ったレストラン街のイタリアンに入る。まあそれなりのレストランでした。帰りにホテル近くのコンビニをチェック。お野菜や弁当もあるし、カップ麺などもある。ホテルへ帰ってノートPCでメールチェックと思うが、う〜んつながらない。高速回線が使えるとネットケーブルが来てるが、インターネットに全然繋がらない。う〜ん、もういいや!!
こんなぐあいにゴールドコーストの初日は取り立てて何もなく終わったのでした。。。 (以上、-0700901Up 、続く・・・・)
ホテルで朝食、バイキング形式ですが、おぉ!ご飯に納豆や味噌汁もある。フロントにはchisatoさんのような日本人スタッフもいるし、よっぽど日本人がくるんだろうと思った。いろいろとって頂くがお野菜がない。焼いたトマトに生野菜がすこしあるだけだ。もっと野菜をたべたいよ〜〜という感じだ。
さて、今日はパズルショップ「Mr.Puzzle」、つまりブライアンとスー夫婦の家へ行くエクスカーション第1弾だ。なんと大型バス3台で出発。何人いるんだい?約1時間半ぐらいで郊外の彼らの家に着く。広い!あとでスーが12エーカーあるとかいっていた。家の周囲に杭が打って囲ってあるが、その向こうも全部彼らのプロパティーだといっていた。。。1エーカーは約64メートルの正方形だ。これが12個もあるのか〜!! 彼らのパズルコレクションを見たり、ショップで購入したり、あちこちに置いてあるパズルやゲームで楽しんだり、カンガルーの串焼き入りランチをしたり、野生のカンガルーをみたりと約200名?が15時頃まで過ごしたのでした。
帰りのバスでは、走り出した瞬間から睡魔に襲われて、ボクは一度も目を覚ますことなく爆睡状態でした。。。ここから、ボクのバス爆睡症がはじまるのでした。。。 夕刻からはオープニングレセプションです。いつものようにジェリーの挨拶があるが、いつも簡潔で歯切れが良くてよい。短くても思いが十分に伝わってくる。日本では、学会懇親会等々どんな時でも「お偉方」が延々とつまらない話をするのとは大違いだ。ここにもコンペのパズルが置いてあって皆さんトライしてる。遅くまでわいわいと楽しく過ごしました。。。
さて、コンピューターである。昨晩はインターネットに接続できなくて断念したが、今日もやっぱり繋がらない。。フロントにチェックしてもらおうと電話すると、うまい具合にchisatoさんが電話に出てくれた。ファイアーウォールの設定の可能性もあるのでチェックして欲しいとのことで、ファイアーウォールをはずしてみるが、やっぱりダメだった。ホテルの詳しい人間はもう帰ってしまったので、明朝チェックさせるとのこと。それまでは2Fのビジネスセンターの鍵を貸す(無料)ので、そこでコンピューターが使えるとのことだった。鍵を借りて一応メールチェックなどして、一日が終わりました。。
朝食から帰ると、大きなおじさんがネットアクセスのチェックに来た。壁のケーブルなどチェックすると、なんと一本ケーブルが着いてないらしい。。。PCへのネットケーブルが繋がっている小さな箱が壁に付いているのだが、その箱の右側端子と左側端子を電話線ケーブルでつないでおかにといけないそうなのだが、その電話線ケーブルがないのだ。。。きっと、泊まった客が電話回線でアクセスした際にその線を使って戻さなかったに違いない!断線状態では、いくらPCを操作しても繋がらないはずである。。えらく無駄な時間を費やされたなぁ〜とガックリだ。。。一度戻ってケーブルを持ってこないと・・・とのこと。ボク等はそろそろ出る時間だか・・・とすると、ちゃんとやっておくから・・とのことでした。。。 今日はパズル交換会の日だが、今回は交換会へはエントリーしてないので、エクスカーションだ。マウント・タンボリン(Mount Tamborine、そこの地図)というところへ行くのだが、参加者は少なかった。。。おまかせツアーの気分で乗り込んだのだが、バスの中でいろんなオプションを示される。ワインを楽しみたいなら○○で降りて、○時に・・・・、ブッシュウォーキングなら△△に△時で等々・・・・・最終バスは□なら○時、◎なら△時・・・、皆さん慣れない土地でお任せ気分なのに、何したい?、と問われても、エ〜!なんか適当に決めてよ!っという気分だ。皆そんな感じだったので、バスの中では幹事さんらと何やら議論が始まっている。。。と、そのうち展望ポイントに着く。リンクした地図の左側、中段に『map5』と赤く書いてある辺りだ。一時間半後にまたバスがピックアップに来るから滝をみるブッシュウォーキングができるとのこと。バスに乗っていってもOKみたいだ。。。 ここでインドから来た女性ナミータさんと一緒に行動しましょう…ということになった。結局、全員降りて滝ツアーに行くことになった。ボクらは、ナミータさん、K氏、U君とゆうこんの5人のパーティだ。 道路の脇の崖を下って、ウォーキングを開始だ。崖の下に下りるとジャングル風だ。このあたりはシドニーよりも熱帯風の植物が多いように思えた。繁った木の間から光が差していたり、とってもいい雰囲気だ。。。約1.7kmのブッシュウォーキングで滝(witches fall)のポイントに着いた。ところが、水が全く無いのだ。空滝だ〜〜〜ガックリ!。でもこのポイントからは遠くが広く見渡せてなかなかの景観だ。。。しばし風景をみてから、さあ帰りだ。途中分かれ道があるのだが、よく分からなくて来た道を戻ることになった。。。(実は地図の点線のようにウォーキングコースはサークルになっていて、別の道を行っても戻れたのだが、この時は知る由もなかった。。。)
帰りの最後は崖を上るのだが、ブルーマウンテンで鍛えたボクらは余裕である(笑)。ナミータさんはサンダル靴でもあり、かなりふうふうやっていた。先に行ってと言われるが、みんな一緒にゆっくり帰る。10分ぐらい前には戻れて、時間的にはピッタリでした。。 次は、ギャラリーウォークという処だ。その手前のトイレポイントで降りて、すっきりしてから(笑)、ギャラリーウォークまで歩くことにする。K氏はバスでそのまま乗っていくとのことで、今度は4人パーティーである。20分ぐらいでギャラリーウォークへ、調度お昼時で各自ランチの時間である。ナミータさんは食べないとのことなので、ボクらはあそこに居るからと、とあるレストランに入る。ミートパイ選手権で優勝したという垂れ幕を掲げているレストランだ。ビールとミートパイを買ってテーブルに行くと、そこには先ほど別れたK氏がデッカイサンドを前にして座っていた。K氏は、よかった!、こんなデカイの食べられないから…少し食べて。。。と。ボクらが食べ終わった頃にナミータさんがやってきた。。。改めて自己紹介など少しだけ交わして、その後は帰りの時間までお土産物屋さんを回ることにした。
定刻どおりバスが来て、ホテルまで帰るが、当然ボクはまた爆睡である。。。(笑) 夜は、オーストラリアンディナー(Australian Theme Dinner at Currumbin Wildlife Sanctuary)というのが予定されている。どうもどこかへ移動するみたいだ。夕食(Australian BBQ dinner (no native animals on the menu...))以外にも、アボリジダンス(Aboriginal dancing)とか書いてあるから、いろいろイベントもあるみたいだ。そういえば、申し込まなかったけど、コアラを抱っこ(Pat a koala)する企画もあったなぁ〜。 皆でバスに乗り込んで、なんとかサンクシュアリー(Currumbin Wildlife Sanctuary)というところへ行く。小さな動物園のような処らしいが、ゲゲッ!入り口では蛇やらトカゲを抱いた係りの人が出迎えてくれる。。
夕食までは少し時間があるので、さっそく土産物屋で観察だ。。。コアラの抱っこ写真の様子もみたりとしているが、もう真っ暗で星が綺麗に見える。おぉ!!南十字星がみえる!!!折角南半球に来たのだから、南十字星は絶対に見たかった。星が綺麗でとってもよく見える。写真を撮れないものかとデジカメを向けると、まわりのやつらは、そんなカメラじゃ撮れる筈無いよ!と、バカにする。。。ボクのデジカメは一眼レフ等の凄いカメラではなくて、普通の一般的な古いデジカメである。しかし、ボクが愛用するこのデジカメは、実は最近のデジカメには無い素晴らしい性能を持っているのだ!!カメラとして一番大切なもの、それはレンズの明るさであり、エヘン!これはF1.8の明るいレンズなのである。。とは言うものの、たいして自信があるわけではない。シャッタースピードは選べないし、オート撮影だけである。。。ファインダーを覗いても星は良く分からない。。。適当にズーム設定してその方向をカメラを向けてシャッターを切ると、なんと!なんと!写るではないか!!「あ!写った!」と叫ぶと、エーっと皆寄ってきて、カメラのモニターを覗き込む。ほんとだ〜、信じられない。。。ズームと方向を適当に設定して数枚撮ると、南十字星を見つけ易くする二つの星(ケンタウルス座のαとβ)も一緒に撮影できた。。。
すでに夕食の列に並んでいたが、ボクの成功に、T氏もカメラをもって撮影しに行くが、ダメだ〜と帰ってくる。。。ふふふ、最近のデジカメではダメかもね〜〜!。(明るいレンズの普及デジカメは、何故か最近は全然売ってないのだ。。。) 【南十字星の探し方】 南の方角(この時期実際は南西方向でした)に明るく輝く並んだ2つの1等星がある。これがケンタウルス座のαとβであり、この二つの星が目印になります。(αは全天で3番目 に明るい星で、βはそれよりやや暗い星) αからβを結ぶ延長線上で、約2〜3倍程度延ばしたあたりに十字をした4つの星がありますが、これが南十字星です。αから一番遠い星は他よりやや暗い星です)(私の撮った写真をよく見てください) ちなみに明るい星ベストフォーは(木星や金星はもっと明るいけど)、
夕飯を食べながら、知恵の輪などパズルをしたり・・・、その後、真っ暗な中別の会場でアボリジダンスを見る。なかなかの迫力である。
その後、カンガルーやクロコダイルなど夜間の動物に触れ合ったり観察したり。。。夜の動物園もいいもんです。土産物屋で、クロコダイルのキーホルダーやボールペン等を買って、帰路につい着ました。。 (以上、20070909Up 続く…)
今日はパズルパーティーだ。ボクらのブースでパズルの販売である。 今回用意したものは、
で、これらは全部トランク一つに詰めてきた。一つのトランクは、ほとんどがパズルばかりである。ゆうこんは、「売れ残ってみんなもって帰るなんてことにはならないでよ!」っと強いプレッシャーをかけてくる。。。 朝飯を食べて部屋に戻って、パズルの入ったトランクの鍵を開けようとするのだが、あれ!鍵が開かない。。。鍵は、今回成田空港で買った、真鍮製の3桁の数を合わせる小さな鍵だ。番号は自分でセットできるもので、鍵のアームをある位置にセットすると番号がフリーになって、自分の好きな番号にセットできる仕組みになっている。ゴールドコーストに着いてからも一度開けているが、普段は当然鍵をつけていた。セットしたはずの番号に合わせるが、何故か鍵が開かないのだ。。。
なんで〜〜???トランクを開けた際に鍵をテレビ台の脇に置いといた間に、アームがセット位置になっていて、番号がずれてしまったのだろうか???それとも、あのITおやじやベッドメイキングの人が鍵のプロで悪戯されたのか???などなどいろいろ頭をよぎるが、とにかく鍵が開かない。鍵が開かないとパズルを取り出せない。パズルパーティー開始まであと30分しかない。セットしたはずの番号から各桁を一つだけずらしたりして、周辺を探るが、全くダメである。全部で1000通り、一つ2秒平均でも2000秒、へたすりゃ30分以上はかかる。。。。ある番号から100ぐらい試みるが開かないし、思った以上に進まない。。。もうダメだ〜、あきらめてホテルの工具を借りて、ブチッと切断してもらいしかないか…とか思う。。。ゆうこんは、横で「落ち着いてちゃんと確認したら・・」とか言っている。 しかし、少しトライしていて気づいたことがある。番号の書いてある盤の回転がアームの位置との関係で少し引っかかるところがあるのだ。。。引っかかる番号を一つ固定して、次の番号の引っかかるところを探してみる。。。次はどうかな…とかゴトゴト様子をみながら鍵を探っていると、なんと!!ピッと開きましたよ〜〜!!!。おぉ!やった〜!セットしたはずの番号とは全然違う番号でしたが、開きましたね〜やりましたね〜。。。 どうして、こんなことになったのかは分からないが、とにかく開いてしまった。よかったよかった。。。(しかし、こんなんで開いてしまう鍵なんて大丈夫なのかね?。。。) ボクらが用意したパズルは、まあ適当に売れて、またボクの希望通りに売れ残りも適当にあってとても良かったです。。。そもそも商売が目的ではなくて、ボクのパズルに興味を持ってくれることが嬉しいのだ。「もし見つけたら是非買いたかった…」と言ってくれる方もいたし、すでに持っている方からも、いくつかお褒めの言葉をかけてもらったりもして嬉しい限りです。動物のパズルは、「ラブリー!」とか言ってあっという間に売切れてしまった。。。ちょっと安すぎたかな???と欲がでる。。。ジャンクパズルの類は安くしたので、概ね全て売れてしまった。。。これでトランクはガラガラだね!!
ブースはゆうこんに任せて、他のブースを訪問して気に入ったパズルもいろいろ買いました。ゆうこんも幾つかパズルを買ってきたようだ。。。昼飯は、頼んでおいたランチボックスだが、値段の割りに内容は今一でした。。。残念。 パズルパーティーの時間は15時までだが、ボクらは14時過ぎ頃には閉店にして、海岸を見に行くことにした。。海岸のすぐ近くにいるのだが、いろんな行事が目白押しで、まだほとんど海岸に佇んでいなかったのだ。。。青々とした海に細かい白い砂の長い海岸線はとっても素敵な風景です。気温は適度だが、日差しが強い。数は少ないが、水着で泳いでいる人もいるし、時にドキっとするようなスタイルの女性も…。。。
さて、夜はバンケットだ。。。コンペティション(Puzzle Design Competion)の結果が発表された。残念ながら、私の作品は賞を取ることはできなかったが、まあそれはそれでしょうがないですね。 この日、実はボク等はホテルを移った。バンケットの前に、斜め向かいのパラダイス・リゾートというホテルに移った。事務局とホテルの間での何らかのトラブルでGCIホテルが2日分予約できなかったのだ。代替にパラダイス・リゾートを紹介されて、そこを予約していた。出発一週間前にGCIからキャンセルが出たけど・・・と連絡がきたが、もう直前だったし、別のホテルも楽しいかも・・・と思って変更はしなかった。 ■ 8月13日 ゴールドコースト オーストラリア動物園
今日は動物園だ。オーストラリアという生物種の特殊なところなので、動物園には是非来たいと思っていた。オーストラリア動物園はブリスベンの更に北のほうに位置していて、かなり遠いようだ(GCから約150km北、車で約2時間)。朝8:30にバスで出発。 さて、動物園に行く途中、ある運動場に止まる。ブーメランの説明があるようだ。広いトラックの競技場の脇にはブーメランがいろいろあって、詳しく解説してくれる。いつもながら海外の人は精力的な解説だ。。。大きさだけでなくいろんな形がある。先住民(アボリジニ)が実際に狩に使っていたものや、競技で使うものや素人でも簡単にできる三方向に柄がでてるのやら紹介を受ける。実技もあって、運動場で飛ばして見せてくれるがブーンと大きくまたは高く飛んでなかなか凄い。なにやらパンフレットが一つ置いてあって、北海道の形がみえる。『旭川』という文字も…???なんと「ブーメラン世界大会」が昨年は旭川で開かれていたようだ。。。(全然知らなかった。)手を上げて、日本は強いのか?という質問をしようかと思ったが、なんとなくタイミングを逸して質問できなかった。。。オーストラリアは当然強いとして…、でも世界大会を開くくらいだから日本も多少はやるのかな???とか思いつつ、まあいっか・・・とその時は。 帰国してから、お土産のブーメランをみて、ネットを検索すると「日本ブーメラン協会」なるものもある。。。なんでもあるのね!!なかを覗いてみると、「ブーメラン世界大会」が確かに昨年(2006年)旭川で開催されている。日本は…とみると、なんだ結構強いじゃん!チームで5位だし、『個人戦種目別で日本人3種目制覇!』なんて書いてある。。。エーッ、オーストラリア弱いじゃん!!! ここで、ブーメランも購入できるみたいだ。お土産にブーメランは欲しかったが、土産物屋のブーメランは御飾りのブーメランでいやだった。。ここのはホンモノのブーメランで、息子やその友達のお土産分に加えて当然ボクの分も…と、形の違うのや模様の違うのを選んで4つも買ってしまった(笑)。。
とにかく、このIPPは至れり尽くせりである。。。パズルお宅集団だけに遊びの企画も徹底してるのが素晴らしい。 さて、ブーメラン会場を後にして、オーストラリア動物園には11時頃に着く。15時まで自由時間で皆勝手に行ってこいということだ。さあ、どうしようか…、なんとなく日本人同士、N氏とN君と4人で行動することになる。右手の方からぐるっと行こうか・・・。 クロコダイル、ブラックデビル、コアラなどなど見て、クロコジウムというスタジアムまでいく。14時からワニショウがあるらしい。ここにはアーウィン氏のメモリアルなども展示してある。近くには、生まれたばかりの動物達がいて、これがまたかわゆい!。土産物屋を覗いて、次は奥のほうに向かうことに。カンガルー、いろんな鳥、それからゾウさん、コアラの森、カンガルー広場、鳥の森、ウォンバット、蛇館をみて、ショウを見にクロコジウムに急ぐ。
クロコジウムでは、ボクらは裏正面に席を取ったが、正面には黄色いシャツの人達が既にあちこち一杯座っている。皆IPPのメンバーだ。お〜ナミータさんもご主人といるぞ。。。と人間観察もなかなか楽しい。。係員が出てきて、鳥のショウなど始まる。メインイベントはクロコダイルの登場だ。肉をちらつかせて、ガブッとさせる。。。昔は、これをスティーブ・アーウィン氏がやっていたのだろう。まあ、遠くから眺めているので、それほどの迫力というほどでもなかったが、十分楽しませてくれる。15時ぎりぎりまで楽しんで、バスへ帰還である。
この動物園、それほど動物がいるというわけではないが、自然も多いし動物が皆活き活きしている。四角い檻にいる動物は全くいない。動物たちに活力を感じるので見ていて気持ちが良い。触れ合うことも十分できるし、実際木の上でゴロゴロしてるコアラの毛もなでてきた。また係りの人もなんか格好良いのだ。。。入場料は一人5000円程度するからかなりのものだが、一日ゆっくりと気分良く十分に楽しめる。実際、かなり多くの人が入場していた。 結局、昼飯を食べることなく15時まで楽しんでしまった。帰りのバスだが、ボクはまた当然「爆睡」である(笑)。ゆうこんに「そんなに寝ててばかりで恥ずかしい・・・」とか言われたが、ボクのバス爆睡症はかなりの重症でした。。実際、皆さん元気なんだよね〜。バスの中では当然パズルをやっているか、パズル談義で盛り上がっている。。。 今晩だけは、何も予定のない自由な夜なので、まだ食べてないシーフードを食べに行こうと思った。M子さんと息子さんを誘ってホテルロビーで待ち合わせた。お店は、メインストリート(GC地図の[8.Cavill 通り])にあるシーフード・マニア(seafood mania)にした。N氏やR君らも加わって、結局6人で食事に行くことになった。共通で、生カキと海老ちゃん大皿を注文して、そのほかは各自好きなものをたのむことした。この時ゆうこんがたのんだクラムチャウダーがとってもおいしかった。今回のオーストラリア旅行で最もおいしかったのは、実はこのクラムチャウダーだった。。。(笑)。なんだか情けないけど、これがオーストラリアのテイスト事情だった。。。お店自体は、まあ可も無く不可も無くというごく普通のお店ですね。気軽にシーフードを楽しめるという点では良いです。
■ 8月14日 ゴールドコースト Whale Waching くじら鑑賞
IPPのイベントも今日が最終日だ。午前中は鯨鑑賞・ホエールウォッチングである。部屋のベランダで、果物とティーの朝食を食べてGCIホテルのロビーに行く。バスで近くのマリーナへ。歩くと30分ぐらいらしい。
船に乗り込んで、さあ出発だ。酔い止めの薬もあって、ゆうこんは早速飲んでいる。ゴールドコーストのビル群がどんどん小さくなって行く。かなりの揺れである。沖合いにでてしばらくすると、船は止まってウォッチングスタンバイ状態になる。右側に鯨が・・・、鯨の背が見えたりする。。。 しかし、ずっと揺れっぱなしだ。。。ゆうこんはもう気持ち悪くて・・・・、他にも多くの人が苦しんでいる。。。船のクルーが素早くまた的確に船酔いサポートをしてくれる。その対応は、ある意味見事でした。ボクはなんとか堪えて鯨を探す。近くで鯨の背が見えたり、またかなり遠くだが鯨のジャンプが見えたりもしました。。。 時に、潮吹きや背が見えたり、また尾っぽも見えたりするが、写真に収めようとデジカメを向けるが、デジカメはシャッターにタイムロスがあって、ぜんぜんタイミングがダメだ。。。昔の一眼レフが欲しくなる。とにかく全然ダメなので、カメラを連射モードにセットして、見込みシャッターをどんどん押すと、やっといくつかよさそうなショットが取れた。(ほとんどが無駄なシャッターだけど・・・)
近いところでのジャンプも一回あったが、突然のことで逃してしまい、撮れたのは水しぶきだけだった…残念。。。 約2時間のウォッチングでしたが、鯨はかなり見ることができました。船酔いは少々辛いけど十分に堪能できました。尚、今回見た鯨は「Humpback Whale = Megaptera Novaengliae (ザトウクジラ)」とのことです。
鯨が見えているときはワクワク状態で嬉しくてよいのだが、待ち状態になると船の揺れで気持ちが悪くなる。ボクはなんとか乗り切れたが、実際は結構つらいものがあった。ゆうこんも一時はかなり辛そうだったが、なんとか頑張ってたくさん鯨を見ることはできた様子だ。朝飯はあまり食べないほうがよさそうですね。。。結果的に果物だけの朝飯は正解でした。。 最後に鯨の各部分の名称です。(船で売っていたパンフレットより) 夕刻からは、アウトバック・スペクタクラーというショウを観に行く。これもエクスカーションの一つだ。Outbackとは「未開の地」みたいな意味だ。つまり、ボクに言わせれば、「『オーストラリア侵略』のころの様子をショウにしたもの」で、西部劇みたいな雰囲気で馬を乗りこなすショウや歌などを食事をしながら楽しむというものだ。 20:00頃から22時ごろまで約2時間、コース料理を食べながら西部劇ショウを観た。馬の走りっぷりなど見事で、曲乗りなども見せてくれる。歌とそしてヘリコプターも登場したりといろいろ盛りだくさんだ。。。つまらないわけでは決してないが、ある意味こんなものでもエンターテイメントショウになるんだ〜〜という思いでもあった。。。 ショウは十分に楽しんだのだが、素直に共感できるものではない思いが発生する。そもそも彼らは侵略者である。ズカズカと他人の土地に入り込み、その文化を踏みにじり、騙すように自分のものにしてきた歴史を、未開の土地に踏み込んだ開拓者だと自ら礼賛する感覚に共感できるはずがないのだ。今さらそんなことを言っても…という人もいるだろうが、ボクはそうした思いを強く感じてしまう。つい最近(9月14日)だが、国連総会で先住民の自決・自治権や固有の文化、資源を保障するという内容の「先住民の権利に関する宣言」が採択されたが、賛成143に対して、反対4(棄権11)の国は、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドの四カ国だ。まあそりゃ酷いことやってきただろうからね〜〜。
さて、夜ホテルにもどって、午後のあい間にスーパーの横の店で買っておいたクラブミート、つまりカニ肉パックを食べた。味気ない肉料理に疲れてくると、こうしたものをとっても食べたくなってくるのだ。。。美味しかったなぁ〜。
■ 8月15日、ゴールドコースト → ブリスベン・ランデブーホテル
パラダイスリゾートホテルを10時過ぎにチェックアウトしてGCIホテルのロビーに向かう。11時にN夫妻とK氏と待ち合わせで、K氏のレンタカーでブリスベンまで乗せて行ってもらうことになっていた。ありがたいことです。 タクシーまたは鉄道接続バスでNerang駅へ行って、列車(TRANSLINK の Airport Line)でブリスベンへ行く予定にしていた。昨晩、N夫妻から今日の予定を訊かれて、だったらブリスベンへ一緒に行きませんか?と誘われて、こうした運びになった。彼らはゴールドコーストに滞在するのだが、ブリズベン観光をするのが目的で、そこに便乗させてもらった形だ。ボクらは、その日は単なる移動のための日だったので、適当にブリスベンに行って少しだけふらふらできれば良かったので、お気楽な予定の一日だった。 車で約1時間、昼ごろにはボクらのホテル「ランデブー・ホテル(RENDEZVOUS HOTEL BRISBANE)」に到着。チェックインできたので、ボクらの荷物を部屋に置いて、それから皆で車で美術館に向かう。この時は雨がひどくて午後の散策にはどうなることかと思ったが、その後すぐにやんでしまって問題にはならなかった。 ところで、「ランデブー・ホテル」ですが、とっても良いです。超お勧めですね。場所はセントラル駅の真ん前、4Fのビルだが、歴史的建造物を改装したものとかで、内装は木造クラシック調でとっても雰囲気が良い。きれいで落ち着いていて部屋には簡単なキッチンもあり、電子レンジや食器類などもあった。ショッピングモールもすぐそばで、買い物にも便利だ。まあ小さな街だから中心地はどこでも軽く歩いていけるのだが、それにしても期待をはるかに超える感じ良いホテルだった。
美術館の隣には、科学館もある。すべて無料なのが嬉しい。3時まで約2時間の自由時間として、それぞれ好きなように回る。美術館は、これといってすごいのはないが、ピカソが2点、ドガなどがいくつかあった。
その後、モール街のパズル・ゲームショップ「MIND」へいく。閉店時間間際の中、いくつかパズルを購入。思いのほか充実してるパズルショップだ。パズル「ペンシルケース」が一つだけ残っていた(もう出してないそうだ)ので、店員さんに、「彼(N君)がこのパズルをデザインした人だ」と伝えてあげた。。。 閉店時間といっても、まだ16時である。なにやら今日は祝日だそうで、いわゆる休日だそうだ。。普通のお店は早々に終わりの様子だ。。。このあと、一時間ぐらい自由に散策して集合、さて・・・となって、皆さんとボクらはここで別れることになった。 もう一回りフラフラしながらホテルへ帰って、次は夕飯である。調べておいた「RESTAURANT TWO」というブリスベンでNo1のレストランに行ってみようということになり、いざ出陣である。小さな街だから十分歩いて行ける。地図を片手に歩いていくが、パブ等はやっているが、レストランは営業していない。いやな予感が当たって、「TWO」はお休みでした。。。街のレストランは祝日で全部お休みです。やっているのは、居酒屋かモール通りのオープンレストランぐらいです。。。モール通りを再度チェックするが、落ち着いて食事をするような雰囲気ではない。オーストラリア最後の晩はしっかりと落ち着いて食事をしたかった。それでは、ホテルのレストランBerkley's on Ann Restaurantにするか…、とホテルにもどる。ロビーに置いてあったガイドブックにも紹介があって、そのクーポン券でワインを一本サービスと書いてある。。。 ワインは白のボトルが一本きました。サービスという割にはとっても美味しい。結局全部飲んでしまったぐらいだ。。。料理は何か一品でいいだろうと思いつつ、本日のスープに目がいって頼んでしまう。来ましたスープが。。。。。う〜ん洗面器に入っているのか…という量だ。。。頑張って全部飲んでしまったのが失敗だった。けっこうお腹が膨らんだところへ、メインディッシがきました。。。美味しかったです。でも食べ切れませんでした。。。二人とも。。。スープ、飲みすぎたかぁ〜と反省しても後の祭りです。。。心残してお会計です。サーブしてくれた中国系の女性が朗らかで愛嬌があって気持ちよかったので、チップを直に渡したらとっても喜んでました。。こうして、お腹ふくれ過ぎでオーストラリア最後の晩はおわりました。。。
オーストラリアを満喫した今回のパズル旅行も今日帰国です。朝8:50のブリズベン空港発で成田には16:45着の予定だ。その日のうちに我が家に着ける。 早朝セントラル駅6:37発(時刻表はここのGoldcoast line)の空港行きの列車に乗ることにした。約20分で空港だ。切符はホテルのフロントで買えたので、昨晩の内に買っておいた。早朝6時に部屋を出てチェックアウト、駅はまさに目の前なので、横断歩道を渡ればそこがセントラル駅だ。駅構内に入ると多くの人が改札からどんどん出てくる。こんなに利用されているんだ〜と思う。 ホームで待っている時に写真を何枚か撮っていると、駅員から撮影禁止だと注意されてしまった。。。エ〜ッ!自由主義国の駅で撮影禁止だなんて。。。中国の空港は撮影禁止だったりするけど…。 飛行機はカンタスだが、JALとの共同運航便で乗員はJALのスタッフだった。JALの飛行機に乗るたびに思い出すのは5,6年前にあった事件の思い出だ。。。まだ、この雑雑雑記には記載してないが、すでに原稿はできている。近々UP予定なので、是非読んで欲しい。 さて、フライトは順調で無事成田に定刻どおり着きました。飛行機を出るとムッとした空気に触れた。これが、うわさに聞いた猛暑なのね!!今年の夏は、申し訳なくも、ラッキーにも猛暑を避けての快適な日々を過ごすことができました。どうもありがとう!
【あとがき】 なんかあったら後で書きます。。。 以上で、オーストラリア紀行を完了します。。。ここまで到達していただいた方には感謝いたします!-- 2007.09.22完了
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