[手作りポン酢] - 2003.11.29

冬です。冬といえば鍋物ですね。私は鍋が大好きです。

さて、鍋の付け汁としては、我が家では、常備している「しょっつる」が大人気である。「しょっつる」を鍋のつゆで薄めるだけだが、「しょっつる」の塩味は絶品である。昔秋田で入手した黄金色のしょっつる(メーカー名不明・ラベルを紛失してしまった)が最高だったが、デパートなどで入手できるもの(色は褐色)でも十分美味しい。

一般的には「ポン酢」だろうが、従来はあまり使っていなかった。スーパー等で売っている「ポン酢」を大して美味しいと思わなかったのである。酢の味が遊離していて、柑橘系のさわやかさが無いし、旨みが感じられないのだ。食材店などをよく見ると、いくつかこだわりのポン酢もあるようで、買ってみたことがある。これは確かに美味しかったが、定着するまでには至らなかった。。。

何年前だったか、NHKの朝ドラで料理を題材にしたのがあったが、その番組で、料理監修をしていた為後さんが「ポン酢」の作り方を紹介していた。その記録を参考に自家製「ポン酢」を作ってみたのでそれを紹介します。今仕込んでおけば、この冬場はバッチリです。私は、一年前に仕込んだ(2002.11.04)のが、まだ残っているので、これは一年物になってますね。味は保証します。(もちろん使う材料にもよりますけど。。。)

[材料]

根昆布:4枚。(昆布の根っこの上の部分で「羅臼の根昆布」がベストです。私は、トヒラの根昆布)
柑橘類の果汁:100ml。(ゆず、カボス、スダチなどお好みで。私は三種ブレンドも含めて4種類作りました)
鰹節:5g(質の良い「削り節」)
濃い口しょうゆ:100ml(今回は、丸大豆醤油)
薄口しょうゆ:100ml(今回は、盛田の白醤油)
米酢:100ml(これも凝って、内堀醸造社製)
ホワイトリカー:小さじ1(日本酒よりも良いかなーと思って。。。?)
本みりん:小さじ1

それに、保存するための瓶:上記の量で500ml容

[作り方]

1) まずは果汁をつくる。茶こしなどでこしておく。
2) 適当なビンに果汁・醤油・米酢などをいれ、さらに根昆布、かつおぶしなど全ての材料を入れて、封をする。
3) 冷蔵庫に保管する。
4) 1ヶ月ぐらいおけば一応OKだが、更においたほうが味がなじんで良い。(1年おいといても大丈夫でした。。。)