八角と尻高貝 2002/02/23 (土)

本日の獲物は、「八角」と「尻高」。八角といっても中国料理でよく使う香辛料ではありません。ご覧のようなお魚で、まるでタツノオトシゴを真っ直ぐにしたようなかんじです。八角という名のごとく、本当に角々があって八角形なのです。北海道のお魚のようで、最近その存在を知って注目していたのですが、本日は今までに無いとても立派な八角が出ていました。キロ2000円で、これは450g(全長40cmぐらい)でしたので、約1000円也。

手前にあるのが、尻高貝(しったかがい)ですが、こんなに大きいのは見たことがありません。直径5cmぐらいはあります。貝好きなボクとしては、トライせずにはいられません。

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 さて、八角はお刺身ですね。さばくと見事な白身であぶらがのっているが良く分かります。淡いピンクがかった身で、身はとてもしっかりしています。さて、お味は・・・、これはいけます!!!うまく表現できないのですが、独特の香があって、身のしまりとあぶらののりが素晴らしく、他にはない味わいがあります。期待以上においしかったですね。!

 シッタカはどうしようかと悩みつつ(通常なら塩茹でか・・・)、大きいので壷焼きもしてみました。とんがっているので、座りが悪いのですが、酒と醤油でシンプルに壷焼きにしてみました。味や香はサザエと同じ感じですが、サザエよりはちょっと上品かなという感じですね。これもいけます。右は塩茹でですが、なんと言っても形がカワイイ!。うまく身を取ると、まさに蛇のとぐろ巻きの状態です。特筆するほどおいしいとは思いませんが、貝は好きなのでナットク!です。


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