54)焼椎茸・椎茸ソテー・おろしなめこ・なめこから揚げ -2004.10.31

 4連荘といっても連続飲み会だが、その三日目の金曜日(29日)、あっと思うともう午前…エーッ!。美味しいワイン・料理と楽しい会話に時間を忘れて、ふと気がつくと既に。。。しょうがなくて、そこからまだ近い実家へ向かった。

朝起きると母が「大ニュース!」とのこと。。。なんと巨大椎茸が出現!
一昨年だっただろうか?椎茸のほだ木を買って物置の脇に置いといたのだ。
 それは見事な巨大椎茸が5つもできている。一昨年前だろ思うが、遊び半分で椎茸のホダ木を買って、そのうち椎茸が出てくるかもしれないから捨てないでね!たまに水でもかけといて!、てなもんで、物置の脇の陰に立てかけておいたのだ。最初の頃は気にしていたが、もうだれも完全に忘れていたところ、庭の手入れに来てくれた人が発見して知らせてくれたらしい。夜に電話をくれたらしいが、私はワインの店で飲んだくれ中であった…というわけだ。。。

 ホダ木の直径は十数センチである。後ろの木は、前々回のレシピでコメントした銀杏の木である。この木からぎんなんが一杯落ちてくる。大きさが分かるように写真を撮ろうと私の手を登場させてみた。。。どうでしょう、直径20cmぐらいはあるかな…。
巨大椎茸: 直径20cmはあるよ!
 キノコ好きのボクにはたまらない!。さっそく食べてみようよ!ということで、先ずは椎茸のレシピを。

そのあとで、駅でトイレのために寄ったデパートで「天然なめこ」というのを見てしまった。大きななめこはとっても美味しい。まして天然ときくともうダメである。さっそく一パックいただいた。。。ということで、なめこのレシピも紹介しよう!
天然なめこ; 福島産だったか岩手産だったか??

[材料] 

  • 椎茸
  • なめこ
  • 大根
  • 片栗粉
  • オリーブオイル
  • お醤油(いずれもお醤油をちょっと付けると美味しい)

[手順]

  1. 焼椎茸: 椎茸をガス台の魚焼きで焼く。(下左)
  1. 椎茸ソテー: フライパンにオリーブオイルを入れて、椎茸を炒める。(下右)
    左が椎茸焼き、右が椎茸ソテー
  1. おろしなめこ: なめこの石つきを切って、タップリの湯で約1分茹でる。
  2. 大根おろしをかける。
    なめこおろし(熱くても冷やしても)
  1. なめこから揚げ: 大きめの「なめこ」を選んで(皿にぎんなんが3粒みえる。)、石つきを切ってから片栗粉をまぶす。
  2. 油でカリッと揚げる。
    =>揚げると

[感想など]

 巨大椎茸と大きななめこが手に入ったので、とりあえずこんな風にしてみた。椎茸はよく天ぷらで食べるが、大きななめこは天ぷらにするよりも粉をまぶしてそのまま揚げた方が美味しい。あっさり揚げるよりもしっかりと揚げた方がようだろう。お試しあれ!。

 肉厚の椎茸は焼き椎茸が美味い。オリーブオイルでオイルフォンデュー風にしてもおいしい。我が家では、マッシュルームをオリーブオイルにニンニク・塩を入れてオイルフォンデュー風に食べるのが定番であるが、マッシュルームの代りに椎茸をやったこともあるが、これもとっても美味しかった。フランスパンも用意しておいて、オイルをつけて食べる、美味しいワインなども用意しておけば最高である。。。

そういえば、それはレシピに載せてなかった。。。写真は撮っているはずだから今度Upしたいと思います。

でかい椎茸、次はどうしようっかな〜。。。

[追伸]

  •  29日(金)にワインを飲んだ店はオーストラリアワインが専門の店だが、「ニュージーランド産の生カキ」がメニューにあった。。。1コ320円と高いが、イギリス・カナダ・アメリカなど各地で生牡蠣を食べてるボクとしては見逃せない!!。カキは小粒だが、深い殻であった。当然何も付けずにいただく。。。うん、美味い!こってりとした味わいは大きな岩牡蠣風である。泥臭さもなく、深い味わいは今までにないテイストであった。

  •  昨晩は近所のレストランでワインパーティーがあった。フランスからバンサン・ルグランとかいうワインの作り手が来日したとかで、そこのワインがいろいろ楽しめるという企画である。(連続飲み会4日目最終日)白4種類・赤4種類をいろいろなお料理とあわせて食べるという趣向であった。面白いのは最後に飲んだ赤の甘いデザートワインであった。トロッと甘い赤というのははじめてであった。

    料理とあわせてワインを飲む」ということはあまり考えないで飲むことが多く、いつもワインそのものの味を気にして飲んでいたが、今回いやおうなしに気にして飲んでみて感じたことは、「和食と日本酒はそれぞれの良さをさらに生かそうとするのに対して、料理とワインはそれぞれの弱点を消しあうという側面が強いのではないか」と思ってしまったことだ。適当な価格のワインをいろいろ飲んで思ったことは、それ自体で本当に美味しいワインはめったにないということだ。ここに日本酒との決定的な違いがあるように思えてならない。

    とか言いながらも、いつも楽しく飲んでいるので、実はどうでも良いのである。。。

以上

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