ベルギーへ行ってきました。「ムール貝の白ワイン蒸」はベルギーの代表的メニューとのことで、ブリュッセルのScheltemaというお店で食べてきました。9月からシーズンとのことで、貝はまだ小さい。(大きいのを出す店は冷凍もののようだ)Scheltemaのムール貝はとてもおいしかった。ということで、本日たまたま市場でムール貝を見つけたので、ベルギーの名物メニューに見よう見まねの挑戦です。
						 なお、このScheltemaというお店はとっても良くて、感激してしまいましたので、その時のメニューなども紹介しちゃいましょう!ブリュッセルに行ったら、行ってあげてください。
						[材料]
						
							- ムール貝 キロ600円でした。1.5kgで945円なり。(キロ800円の店もありました)
								
							 - 白ワイン 今日はちょっとリッチに、Chateau La Roque 1999 を使うことに。キレはもう一歩ですが、辛口で程々のコクがあるなかなかの白ワインです。
							 - エシャロット 2個 極秘に入手した本物のエシャロットです。なければ玉葱で。。。
							 - セロリ 小0.5本
							 - イタリアンパセリ 我が家の農園でまだまだたっぷり取れるので。。。。パセリは使っても使わなくても、お好みで。。。
							 - バター 少々
							 - オリーブオイル 少々
							 - 胡椒 少々
							
						 
						[手順]
						
							- 先ずはムール貝の下ごしらえ(掃除)。貝の中から出ているヒゲを貝の根元から反対方向に引っ張るときれいに取れます。貝の表面についているヒゲなどは、別の貝の先でこそぎ落とします。よく水洗いしておきます。
							 - エシャロット、セロリ、イタリアンパセリを適当な大きさにザクザクと切っておきます。
							 - 蓋がしっかりできる鍋に、オリーブオイル、バターを入れ、切っておいたエシャロット、セロリをザッといためます。そこへ、ムール貝をどっぷりいれ、セロリの葉っぱとイタリアンパセリを入れ、更に白ワインもドボドボと入れて、蓋をして強火にする。
							 - 4、5分すると貝が開くので、一回かき混ぜて、さらに2,3分蒸上げる。
							 - 鍋ごと食卓にもって、「いただきま〜す!!」。
								
						 
						[感想]
						
						 身がふんわりとしておいしいですね。鍋底にあるスープと絡めて食べるととってもおいしいです。今日はちょっと塩がきいていた(塩は使ってないけど貝の中に塩水が含まれている)ので、新鮮なムール貝は水につけておいて多少塩抜きした方がよさそうです。今日のムール貝は大きかったので、7・8分程度火をいれましたが、いずれにしても火を入れすぎないことが大切ですね。なるほど、こうすればムール貝もおいしいのかとあらためて思いました。
						
						[Scheltema] 2002.08.07
						Rue des Dominicains 7, 1000 Brussels
							Tel: 02/512.20.84 Fax: 02/512.44.82 
						 ブリュッセルの食べ物横丁と呼ばれる「イロ・サクレ地区」にあるお店。ちょっと横道に入ったところにあるので、妙な客引きもない。ゆうこんと私の二人、お店の左奥の席に通され、仕事バリバリのおじさんがつく。さて、注文は、
						
							- ビールは Carlsberg 2グラス(あとで追加したので計4グラス)
							
 - 生牡蠣6ピース 一皿
							
 - ロブスターサラダ 一皿
							
 - ムール貝白ワイン蒸 一鍋
						
 
						 とにかく、ムール貝はバケツ一杯くるようなので、一人一つでは多すぎる。二人でちょうど良いだろうとの読みである。生牡蠣もメニューにあるとどうしても食べてみたくなる。(これまで、日本以外ではロンドン、バンクーバー、ボルチモアなどでいろいろな種類の牡蠣を食べているが味は結構ちがうのもある)これも、二人で6ピースでよいだろう。何かもう一品欲しいところなので、重くなく軽くなくというところで、サラダのなかから、ちょっと値は張るがロブスターサラダを選んでみた。
						
							- ミ?ツ?ツ?テrチ[テヒチB
								
								パンもくる。このパンはおいしかったので、あとでおかわりしてしまった。
								
							 - 生牡蠣がきました。ひとり3個ずつの二皿にしてくれました。
								
							 - 次はサラダ。素敵な盛り付けで、とてもきれいです。ロブスターもドンと乗っています。これも二皿来ました。(ここで不安になる。一皿のつもりだったけど。。。)でもまあ、おいしいから。。。と食べてしまう。
								
							 - ここで、ビールのおかわりやらパンの追加も頼んだりして少々待っていると、来ましたね真っ黒い鍋が、それも二鍋きました。蓋の上部は平らになっていて、裏返すと殻入れになる優れもので、この鍋はぜひ欲しいと思って、その後探したのですが見つかりませんでした。たっぷりのポテト(フレンチフライ)といっしょに出てくるのが普通のようです。
								
								蓋をあけるとワッと蒸気が上がってたくさんのムール貝が蒸しあがっています。
								
								
								むむー。これも二皿というか二鍋来ちゃったのかな〜?。とか思いつつも、ふんわりとしたムール貝は小ぶりだがとてもおいしい。そこのスープもすくって飲むとこれがまたおいしい。パクパクと食べて、大満足。
							 - さて、お勘定は。。。全部で81ユーロでした。全て一品ずつ注文したのに、ぜんぶ二皿にしてサーブしてくれました。感激ですね!。チップも弾んで、いい気分でお店を出たのでした。
						
 
						以上、ベルギーでの最初の夕飯でした。