鯛蕪(たいかぶら)

鯛蕪(たいかぶら) 2000/12/22

 我が家の農園で9月に種まきした蕪が立派になってます。蕪はおしんこもおいしいし、葉っぱは茹でておひたしにするととてもおいしいのですが、正直なところ、これといったレシピを知りません。

 ちょっと脱線ですが、かつて大根・蕪・小松菜の葉っぱのおひたしを同時比較したことがありますが、蕪は適度な苦味があってとってもおいしいのです。その後、野沢菜が蕪の仲間だと何かで聞いたことがあって納得したことがありました。そういえば、蕪をスパゲッティーのトマトソースの具に使ったこともありました。

採りたての蕪です。

 さて、今回はどうしようか??ということで、インターネットでちょっと調べてみると、「蕪と鯛」が相性が良いとのことです。なるほど、「ブリと大根」といいますが「蕪には鯛」ですか。。。という訳で、今回は「鯛蕪」を作ってみようということになりました。

[材料]

  • 蕪 大き目の2個
  • 鯛の頭とアラ (今回は急遽スーパーで買ったので、鮮度はいまいちでした。\200._也。)
  • ゆず 1個 (大根のお礼にお隣さんにいただきました。)
  • お酒・みりん・醤油 (本当は薄口醤油が良いようですが、ないので代用です。)
  • 昆布 (出汁用)

[手順]

  1. 鯛のうろこをよく取って、兜割りします(今回はもうなってたけど)。エラを取り除いて、よく洗います。カマのところを切ったりして、適当な大きさにします。中骨から尻尾にかけても、適当に切っておきます。出汁をとりやすくするために、骨の関節のところに包丁を入れておく。とにかく、よく洗っておくことです。
  2. 蕪は大きめに切って、皮を厚くむきます。皮が残っていると、ゴワゴワしておいしくないです。今回の蕪は大きかったので八等分にしました。
  3. お湯を沸かして、ボールにいれて、コップ一杯ぐらいの水をいれて少し冷まします。下準備しておいた鯛の頭・アラなどを入れて、表面に軽く火が通ったら取り出して、再度水で洗ってきれいにする。(ちゃんと下準備すると生臭くなりません)
  4. お鍋に水1.8リッター(コップ十杯)・お酒(コップ一杯)を入れて、昆布(10x10cm 2枚)・鯛・蕪を入れて、水から中火で炊きます。沸騰してくるとアクが出てくるので、これを取り除きます。
  5. 沸騰したら、みりん(コップ半分)・塩(小さじ1)・醤油(コップ半分)程度を入れて、さらに20分ぐらい煮る。
  6. ゆずの皮を細く切って、ぬるま湯に軽くつけて苦味をとる。
  7. 大きい椀やどんぶりにたっぷり盛って、細切りのゆずを散らして出来上がり。

これはなかなかの一品でした。おいしいよ〜。