長い帰り道

帰国 1999年1月4日(月)


 次は BOEING777 JUBILEE。1:15 発。7:30 福岡空港着。降りるのは外だった。タラップに出ると、さむーい。税関出たら 8:00 だった。

 あっさりと終わった。思い返してみると、今回の旅で観光の部分はブロモ山で終わっていたことになる。ブロモ山の後はひたすら移動するだけだった。トータルで考えても、この旅行期間の約半分は移動時間に費やしてしまったわけだ。何と言っても、デンパサールからの飛行機がとれなかったのが敗因である。最後の移動だけの2日間は、本当に何の感慨もなかった。ベトナム鉄道のような楽しさもなく、ただバスに乗って移動しているだけだった。限られた旅行期間の中で、これは非常にもったいない。まさに失敗である。

 それにこの旅は印象が薄い。移動時間が多かったせいもあるだろうが、それだけではないような気がする。旅の間、ずっと物足りない気分が私につきまとった。なぜだろう。強烈な印象を残すものは何もなく、淡々と過ぎた日々。何かが欠けている。インドネシアに対する自分なりのイメージが出来上がっていない。今までのように、旅した国をガッチリと心で捕らえた感じがしないのだ。私のせいなのかインドネシアのせいなのかはわからないが、私は物足りなさを抱えたまま帰国してしまった。つまらなかった訳ではない。だが自分がこの旅に満足していないのは事実だ。

 それでも、インドネシアは広い国だ。今回見た土地とは異なる文化を持つところがたくさんあるだろう。また行ってみなければなならいと思う。今度はスラウェシ島あたりに。

 明日から会社だ。短い休みだったな。この物足りない思いの中でも、インドネシアの中で心に残る土地はあった。今私の頭には、ぼんやりとジョグジャの街角が思い浮かんでいる。

おわり

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