長い帰り道

ちょっとだけ市内観光 1999年1月3日(日)


 4:00 休憩。7:00 ごろジャカルタに着いたようだ。車は、客をそれぞれの望みのところで降ろしてまわった。各家をまわり、最後に私だけが残った。私が言う前に運転手の方から、

 「ジャラン・ジャクサ?」

と聞いてくれたので、そうだと答えた。8:10 にジャクサ通りに到着。Bloen Steen Hostel に入る看板のあるところで降ろしてもらった。運転手さん、お疲れ様。宿の兄ちゃんに、ここに忘れた寮の鍵のことを聞いてみた。私が泊まっていた部屋には何もなかったと言う。客の忘れ物もいくつか見せてくれたが、私の鍵はなかった。ここに忘れたんじゃなかったのか。完全に無くしてしまったようだ。まあいいや。兄ちゃんに、今日もここへ泊まることを告げた。

 シャワーを浴びてしばらく眠った後、ジャカルタの町をぶらぶらしようと思って外へ出た。近くで飯を食った後、独立記念塔へ。行列に並び、ぎゅうぎゅう詰めのエレベータで上へ上がった。展望台からジャカルタの町をを見渡す。天気は曇りだ。都会なのだが、あまり活気がないような印象を受ける。日曜日だからかな。展望台では、うるさい子供が走り回っていた。

 塔を降りてからはサリナデパートへ向かって歩いた。途中、装甲車や軍用トラックが停まっているのをいくつか見かけた。でも特にピリピリした様子はなく、軍人さんはのんびりムードだった。サリナデパートでは、Tシャツとインドネシアの CD を買った。どれもちょっと高めだが、品揃えが豊富なのでおみやげをそろえるにはいい場所だ。

 ジャクサ通りへの帰り道、一人の男性に話しかけられた。しばらく横に並んで話しながら歩いた。私がジャクサ通りの宿に泊まっていると言うと、彼はジャクサは蚊が多いし、売春女がいるから嫌いだと言っていた。売春はともかく、蚊が多いとしたらジャカルタ全体が多いんじゃないの? ジャクサだけ蚊が多いって訳じゃないと思うけどなあ。

 宿へ戻ってからは、しばらくベッドで横になった。何の感慨もない。名残り惜しくない。曇りの日が多かったので、今回の旅行中「暑い」という言葉は口にしていないと思う。印象が薄い。

 ガンビル駅前からダムリのバスに乗り、17:10 ごろ空港へ着いた。チェックイン手続きはまだ始まっていない。チェックインカウンタの兄ちゃんは日本語ができた。変なの。初めてだ。空港税が

 「ゴマン(5万)、ルピア。」

と日本語で言われた。結局リコンファームしてなかったけど、席があってよかった。空港にあると思っていた Post Office がない。松平に書いたポストカードは出せずじまいだ。持って帰って渡してもあんまり意味ないよなあ。まあしょうがないか。職場へのお土産にコーヒーと紅茶を買った。

 何の気分の盛り上がりもなく、飛行機はジャカルタを飛び立った。SQ の機体は A310 だ。さすがに液晶パネルはない。隣りにモスリムの女性。しばらくすると飯が運ばれてきて、ワインを注いでもらう。やっぱりうまいねー。飯は今回初めてビーフにしてみた。いける。そういえば、こんな肉食ったの久しぶり。20:50、飯の後、上下の揺れ。そして 21:30(現地22:30)、飛行機はシンガポールのチャンギ空港に到着した。

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