帰って来た。いつものことだが、あまり懐かしくない。2週間だから当然かもしれないけど。周りを見ると、ちらほらとインドから帰国したらしき汚い格好をした人がいる。私も結構汚れている。飛行機の中で飲んだビールはうまかった。日本食も食べたい。
一緒だった尾崎君は半袖に短パンで、荷物も海外旅行とは思えないほど少なかった。あれはすごい。しかも、彼の家は北海道だ。成田で一息ついてから、彼と別れた。彼のおかげで、空港内や帰りの飛行機も楽しかった。
果たしてインドとはどんな国なのか、自分はどう思うのか、これからはっきりして来ると思う。今この瞬間は正直言ってインドに戻りたくはない。「No!」と言いまくるのには疲れた。プリーには何日かいたかったが、他の場所は非常に疲れる。旅の途中で出会った人々は今ごろどうしているだろうか。インドには当然多くのインド人がいたが、多くの日本人もいた。それぞれにインドに対する思いがあるだろう。
ある本によると、インドは初め打ちのめされて帰って来て、しばらくするとまた行きたくなってしまう。そしてまた出かけて、また打ちのめされて帰って来る。でもまたなぜか気になってしまうという国なのだそうだ。確かに魅力がたくさんある国だ。だが今、私にとって初めてのインドの印象を一言で言い表すならば、
「疲れた。」
これに尽きる。
