ベトナム

ベトナムの車窓から 1998年5月3日(日)


 9時ごろ宿を出た。出るとき女主人が

 「あなたのパスポートなくなっちゃったわよ。」

と冗談を言った。二人で笑った。パスポートはもちろん無事である。部屋番号の書いた袋に入って、鍵のかかる引出しにしまってあった。

 「Have a nice trip!」

 そう言って送り出してくれた。

 今日も良い天気。さわやかな朝だ。途中で広場に座って休んだりしながら駅まで歩いた。列車に荷物を入れてからパンと水を買って車内へ戻った。今度は前のように英語が話せる人はいない。おばあちゃん2人、おばちゃん1人、7〜8才の男の子1人、4〜5才の女の子1人である。

 今回、なぜか私だけみんなと飯が違っていた。なぜか特別メニューなのだ。特別と言っても大して違わないのだが、おかずが違う。朝はみんなパン1個(大きめのクロワッサンみたいなの)と水200mlなのに、私はフランスパンいっぱいと目玉焼き、水500mlだった。今回は前よりうまい。コックが違うとこんなに違うのか。昼のご飯もパサパサ感が少なく、あったかい。食べられる。でも、私の分だけみんなより早めに別に持ってこられるので、みんなとの一体感がない。乗ってすぐの時に職員の兄ちゃんが話しに来たりもしたから、外国人の乗客は私だけなのだろうか。乗員が私を気遣ってくれているのがわかる。また、前回と違うのはみんな食事を受け取る時に食券のようなものと引き替えていることだ。なんだそれ。前の時はなかったぞ。私は持ってないし。

 おばあちゃんたちは自分で赤飯を持って来てたりしていて、私にも分けてくれた。お腹いっぱいだ。フエでの観光時間は少なかったけど、鉄道の旅は本当に楽しかった。

 ちょっとお腹こわし気味。正露丸を飲んだ。

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