白卓日記 ‘20 4月 前月へ! 次月へ!   
4月30日(木)
オンライン○○
 家でじっとしているのがもったいないほどの好天です。

 何もしないまま4月最終日です。

 今日も在宅勤務でした。

 昨日も少し触れましたが、私が担任するクラスで初めてのオンラインでのSHRを実施しました。

 しかも在宅で行ったので上手くいくかどうか結構ドキドキでした。

 文字でリアルタイムでやり取りする、いわゆる”チャット”形式のものです。

 一昨日、クラス39名全員に本日の15時にSHRを行うことは通達済みでしたが、その通達にリアクションしない生徒もいたので全員集まるか心配でした。

 開始直ぐには4名ほど参加していませんでしたが、程なくして全員が参加。

 私は昨年度に39名全員の授業を持っていたので既に名前も顔も把握しています。

 今日はテスト配信としてのSHRでしたが、全員と顔を合わせているような不思議な感覚でした。

 さて。

 本校卓球部フィジカルトレーナーである磯部さんによるオンラインフィジカル講習会が始まりました。

 まずは選手たちが送ってきた動画を見てもらい、フォームをチェックしてもらいました。

 今日はそのアドバイスをもとに再チャレンジ。

 同じトレーニングでも正しいフォームでないと効果は低い、ということはいつも磯部さんに言われていることです。

 基本に忠実に、は全ての基本ですね。

※リンクに本校フィジカルトレーナー磯部さんの経営する「ヨガスタジオMUKUTA」を追加しました

4月29日(水)
昭和の日
 いいお天気。

 今日は昭和天皇の誕生日である”昭和の日”です。

 本来なら今日がインターハイダブルス予選でした。

 新型コロナウイルス禍がなければどうなっていたのでしょうか。

 いやいや、済んだことを振り返っていてはいけません。

 「次へ」 です。

 学校ではオンライン授業に向けて少しずつ準備が進んでいます。

 明日は初めてオンラインでのSHRが実施されます。

 まだ映像のやり取りはできず、文字でのやり取りになります。

 しかしクラス全員とコミュニケーションを取るのは約2週間振りです。

 まだまだ完全復活には道のりは遠いのですが、今できることを少しずつ頑張りたいと思います。

4月28日(火)
オンライン部活動
 5月6日までの休校が5月31日までに延長されました。

 もうここまでくると”諦め”の境地です。

 「またか」

 「やっぱり」

 小中高校生たちの心境はどうなんでしょうか?

 オンライン授業の準備も着々と進んでいます。

 本校では村上先生がリーダーとなり、森先生もプロジェクトチームのメンバーです。

 理屈ではオンライン授業も可能なのですが、様々な条件が整わないと実現は簡単ではありません。

 試行錯誤を繰り返しながら実現に向けて着実に進んでいます。

 さて。

 オンライン部活動。

 自宅待機で練習はもちろんフィジカル講習会も中断です。

 我々で日々のトレーニングの課題は出していますが、講師の磯部さんにお願いして、「オンラインフィジカル講習会」をお願いすることにしました。

 磯部さん曰く「特に新入生はまだ指導できていないので動画等で確認したい」と。

 これぞオンライン授業ならではの指導です。

 じっくりと、しっかりと進めていきたいと思います。

4月27日(月)
次に何ができるか?
 失意の発表から一夜明け、新聞やテレビ、そしてネットニュースではインターハイ中止の報道が大々的に。

 しかし学校ではそんな話題は全くなく、「コロナ休校への対策」で忙殺されました。

 休校延長が現実味を増してきて、生徒たちへの連絡手段、そしてその先にある「オンライン授業」へ準備が。

 先日もお伝えした通り、我々も「在宅勤務」が既に始まっています。

 外出機会を減らすことが感染拡大防止に最も効果的なのは火を見るよりも明らかです。

 問題は山積しているので、”直ちに”とはいきませんが、近い将来実施されることも十分あると思います。

 本校卓球部では既に、「オンライン部活動」を始めています。

 もちろん、卓球は卓球台や相手がいないとプレーできないので心技体智の「技」はどうにもなりません。

 しかしトレーニングなどで「体」や、動画を見ることでの「智」を磨くことはできます。

 幸い時間はたっぷりとあります。

 再開がいつになるのか分かりませんが、嘆き悲しむことよりも「次に何ができるか」を考えたいと思います。

4月26日(日)
インターハイ中止
 とうとう…。

 まだ正式な発表ではありませんが、ネットニュースなどで「インターハイ中止」が報じられました。

 今日、全国高体連の臨時理事会があることは分かっていたので、朝から何度もネットニュースをリロードしていました。

 報じられるとすぐに選手から、ニュースのリンクと共に「中止になったのですか?」と連絡がありました。

 選手たちも同じ気持ちだったと思います。

 3月末の全国センバツが中止になった頃は、「気持ちを切り替えてインターハイは」と考えていました。

 まさかここまで被害が拡大するとは思ってもいませんでした。

 しかし今月に入ったあたりから、県外大会中止の連絡がどんどん入ってくると「これは…。」と覚悟をし始めました。

 村上先生や森先生とも、「もしそうなったら選手たちに何て声を掛けようか」と話を続けていました。

 でも、こうなった今でもかける言葉は見つかりません。

 何日も顔を合わせていない選手たちに顔も見ずに伝えられるほど軽いものではありません。

 心が痛いです。

4月25日(土)
不完全燃焼
 あちこちで田植えが始まっています。

 いつの間にか花粉症も治まっています。

 本来なら今日はインターハイシングルス県予選1日目でした。

 ベスト8までトーナメント戦で行われ、明日の最終リーグ戦に進む選手を決める激アツの試合が繰り広げられていたはずです。

 ゆっくりと時間の流れる休日ですが、それを思うと虚しい気持ちになってしまいます。

 勝てば嬉しく、負ければ悔しい公式戦ですが、その舞台に立つこともできずに時間ばかり過ぎていく毎日。

 ”部活動なんて言っている場合じゃない”のはよく理解しています。

 でもその悔しさや虚しさをぶつける場所がないだけにストレスは大きくなるばかりです。

 ”後々、この経験が活かされる時が来る”とも言われます。

 それも確かにその通りだと思います。

 しかしいま頭にあるのは、不完全燃焼でくすぶっている選手たちの気持ちです。

4月24日(金)
在宅勤務
 昼過ぎまでは穏やかな天気でしたが、夕方からは不安定な天気に。

 今日も在宅勤務でした。

 夜のニュースで、在宅勤務をしている自宅パソコンの状況をネットで管理されている企業の方が、「監視されているようでストレス」と話していました。

 さすがに我々はそこまでではありませんが、確かにそんな状況なら辛いですね。

 長期の休校で自宅待機を余儀なくされている高校生たちも、ある意味”在宅勤務”です。

 課題は出されているものの、一日の時間の使い方まで管理されている訳ではありません。

 「気楽」と言えば気楽なのですが、自制心がないとかえって苦痛を感じてしまうと思います。

 部員に毎日、トレーニングの課題を出して、その結果を動画等で返信してもらい、状況を確認しながら情報共有をする。

 お互いになかなか大変ですが、こちらもそれがあるので気を抜けない状況になります。

 ある程度の緊張感を保つことが日々の生活に気持ちの張りを持たせます。

4月23日(木)
ひとりの辛さ
 ポツリポツリと感染者が散発する三重県。

 都市部では大規模な感染拡大で大混乱です。

 政府は国民に「接触8割減」を要請し、仕事は原則テレワークとし、出勤者を最低7割減らすことを要請しています。

 学校の現場でも先を見据えて”オンライン授業”の準備を進めています。

 そしてこの休校期間中の教員は”在宅勤務”を要請されています。

 私も今日と明日は在宅勤務です。

 この仕事を始めて以来、初めての経験です。

 幸い、パソコンを使っての仕事が大部分なので自宅でも仕事をすることはできます。

 ところが学校で仕事をしているとアッという間に時間が過ぎるのですが、家でやると時計の針が進むのが遅く感じます。

 体も心も元気なのに自宅から出ることのできない選手たちの気持ちがよく分かりました。

 ひとりでやる気楽さもありますが、刺激がないので辛さがその何倍もあります。

 だから部員らとは情報共有をしながら互いに気持ちが離れないよう心掛けています。

 今は我慢の時です。

4月22日(水)
情報発信
 スッキリ晴れて気持ちの良い一日。

 スポーツするのに最適な季節です…。

 生徒のいない学校ですが、各教科の課題を郵送する準備に追われました。

 相変わらず授業ができない状況に、「オンライン教育」の実施について動き始めています。

 全国各地で新型コロナウイルスの感染者数は増え続けています。

 今日の三重県での感染者は2名で累計43名となりました。

 うち1名は小学生低学年とのこと。

 さて。

 自宅待機の卓球部員。

 トレーニング動画の”森チャレンジ”に加え、戦術を考える動画の”森オペレーション”も配信しています。

 前述の”オンライン教育”の先取りだと自負しています。

 学校休業が長くなると、少しずつ気持ちが離れていくものです。

 いろいろと問題視されているSNSですが、距離的には離れていても気持ちを近づけるのにSNSはもってこいです。

 本校卓球部は以前から、ネットを活用しての情報発信には力を入れています。

 新型コロナウイルスなんかに負けてはいられません。

4月21日(火)
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
 雨も上がって昼前には晴天に。

 今日も仕事の合間を縫って森先生と動画の撮影。

 工夫を凝らして楽しくも厳しい内容のものが撮れました。

 「不要不急の外出制限」が全国規模で発令されています。

 長い人生の中で最も体力的に充実している高校生たち。

 狭くて暗い自宅で悶々としていることと思います。

 私も先週末は朝からほぼ一日、自宅でじっとしていました。

 いやあ…。

 逆に疲れますね。

 食べてゴロゴロして、食べてゴロゴロして。

 こんな日が続けば人間がダメになると思いました。

 年寄りの私でさえそう感じるのですから、高校生たちはさぞストレスが溜まっていることと思います。

 とにかく規則正しい生活を心掛けてもらいたい。

4月20日(月)
森チャレンジ
 不安定な天気でしたが午後からは回復傾向。

 三重県内の新型コロナウイルスの新たな感染者は3名。

 いずれも感染経路は確定しています。

 一方で一日あたりの死者は25名と過去最多を記録。

 ここがピークなのか、さらにピークは先なのか?

 健康であるからこそ生じる”油断”は禁物です。

 様々な失敗は、「まさか自分がそうなるとは」から生まれます。

 週明けの朝早々に、森先生から「動画の撮影しましょう」と連絡が。

 選手たちに課しているトレーニング課題の新しいアイデアがあるとのこと。

 専門家からアドバイスを乞い、自ら考え実践してみての取り組みです。

 「森チャレンジ」と題した”生”の取り組みに選手たちは敏感に反応します。

 こういった取り組みはきっと後々、活きてくるはずです。

4月19日(日)
存在意義
 今日の県内感染者は1名。

 全国的に見ても少し落ち着いてきているように思います。

 ゴールデンウイークがひとつのポイントとなると思いますが、ここまで啓発活動を行っていて遊びに出掛ける人がいるのでしょうか?

 食料品を購入するためにスーパーに行きましたが、マスクをしていないのは数十人に一人といった感じです。

 いずれも中高年の男性。

 ”感染しない”ではなく”感染させない”、ですよね。

 さて。

 自宅待機の白卓選手たち。

 朝の起床報告と体温測定、そしてトレーニングの課題動画を送ってくれています。

 やらせっぱなし、マンネリにならないようにとこちらも工夫していますが、森先生も自らのトレーニング動画を配信しています。

 選手たちも森先生の体を張った姿に刺激を受けていると思います。

 「やっておけよ」で済むのなら我々の存在意義がありません。

4月18日(土)
気持ちが大切
 県内で2名の感染者。

 松阪と四日市です。

 松阪の感染者は部員2名の自宅直ぐ近くです。

 感染経路は不明とのこと。

 ここ数日で県内の感染者の感染経路が”不明”という例が出てきています。

 身近なところにウイルスが忍び寄ってきています。

 ”外出しない”が、唯一で最大の防御方法ですね。

 さて。

 今日の午前中に突然、すさまじい風と雨が吹き荒れて雷まで鳴りました。

 わずか10分ほどでおさまりましたが、身の危険を感じるほどの暴風雨でした。

 午後からは少しずつ天気も回復したので、近所を1時間弱散歩をしました。

 やはり体を動かさないとダメですね。

 選手たちは引き続きチーム全体でトレーニングの課題に取り組んでいます。

 取り組んだ様子を動画で送ってもらい、チーム全員で共有しています。

 規則正しい生活のために、毎朝定時に体温を測って報告も課しています。

 チーム白子の気持ちだけは切らさないようにしています。

4月17日(金)
緊急事態宣言
 感染者が急増している一部の都道府県を対象にしていた緊急事態宣言。

 昨日の段階で全国に宣言が発令されました。

 三重県内では昨日、5名の感染者が確認されていました。

 その後は今日の夕方まで確認はありませんでしたが、夜の段階で6名の感染者が発表されました。

 いずれも家族や職場など感染経路はほぼ特定はされています。

 緊急事態宣言がはつれいされると、スポーツなどのイベント開催制限の要請がなされます。

 続々と中止が決まっている大会ですが、今後さらなる中止が広がることが考えられます。

 「こんな情勢だから仕方ない」

 「クラブ活動なんて言っている場合じゃない」

 その通りだと思います。

 それに対して何ができる訳ではありませんが、簡単に割り切ることはできません。

 「じゃあどうするの?」

 と問われてもどうすることもできないジレンマに苛まれています。

 新型コロナウイルスで白子高校卓球部が終わりになる訳ではありませんが、現役の選手たちの時は二度と戻ってきません。

 言いようのない無力感に襲われる毎日です。

4月16日(木)
忍び寄る
 生徒たちの日の目を見ずにソメイヨシノは散ってしまいました。

 しかし隣に植えられている八重桜は満開です。

 生徒がいない学校は閑散としています。

 しかしこの時間を無駄にしないよう再開に向けて動き始めています。

 今日も職員会議で”次へ”向けて話し合いが持たれました。

 しかし…。

 三重県内の感染者数が不気味に増えつつあります。

 まだ”爆発的”とまではいきませんが、今日1日で5名の新規感染者が。

 そして今日、全国の47都道府県に大して緊急事態宣言が発令されました。

 さらに愛知、大阪、岐阜など三重県に隣接する府県には”特定警戒都道府県”に。

 今日の県内の新規感染者の中には感染ルートが特定されていないケースも。

 いよいよ三重県にも大規模感染が忍び寄ってきています。

4月15日(水)
一寸先は
 気がつけば4月も中旬。

 始業式・入学式は終えたものの、感覚としては”まだ何も始まっていない”感じです。

 相変わらず新型コロナウイルスの悲観的なニュースが入ってきます。

 県内の感染者はほぼゼロと言っても差し支えありませんが、県内ほぼ全ての小中高が休校となっています。

 確かに大流行してからでは手遅れなので、愛知や大阪などの大都市に囲まれている三重県としては、早めに手を打つことは間違っていないと思います。

 学校では連日、学校や生徒の今後について話し合いがもたれています。

 国や県などの上部の組織が判断してくれないとどうしようもないこともあれば、学校独自の裁量に任されている部分もあります。

 ”いつものパターン”ではないだけに、判断の難しいことばかりです。

 終わってみれば”○○しておけばよかった”と言えることもありますが、結果論で評価する訳にはいきません。

 一寸先は闇。

 全く先が見通せない状況です。

4月14日(火)
情報分析
 昨日から一転して快晴に。

 明日から再び臨時休校になりますが、今日はその準備として時間差登校となりました。

 新入生にとっては緊張の入学式からいよいよ今日が新しい生活のスタート、となるところでしたが明日以降から始まる約3週間の休校に向けての連絡をするのが精いっぱい。

 上級生たちにとっても同じでした。

 登校した生徒たちに手洗いを促し、クラス全員がマスクをしているHRで事務的な連絡をし、休校中の課題を手渡し、提出物の回収と配布物を手渡すだけで、アッという間に制限時間に。

 慌ただしい午前中を終え、新学期の高揚感もなく生徒たちは帰路につきました。

 ニュースでは都市部を中心に感染者数が増えていっています。

 三重県でも18例目、19例目の感染者が出ましたが、いずれも感染源がほぼ特定されているものでした。

 岩手県などは未だに感染者数ゼロを継続しています。

 もちろん日本全体で考えて、「都市部だから注意が必要だが地方なら安心」というものではありません。

 冷静に情報分析をしてあたらなければなりません。

4月13日(月)
始業式・入学式
 朝から雨、というより強い風を伴う大雨。

 週末まで何とか耐えていた桜もさすがに散ってしまいました。

 毎年入学式後の新入生集合写真は満開の桜の下で、が恒例でしたが雨も降っていたので教室の窓から桜が見える写真にしました。

 普段のユニフォーム姿から、真っ新の制服姿は大人っぽく見えました。

 しかしこの写真が幼く見えるほど、3年後の卒業式では成長した姿に変わるはずです。

 ようこそチーム白卓へ!

 午前中は上級生の始業式。

 まだ少し居心地の悪い新しいクラスでスタートです。

 新3年生はいよいよラストイヤー。

 卓球も進路も集大成として成功させてもらいたいと思います。

 新2年生はこの1年間で随分成長したはずです。

 チームの中核として更なる成長を期待します。

 新型コロナウイルスの影響で高校生たちも未曾有の苦しさを味わっています。

 だからこそ鍛えてきた心身が活きるはず。

 目の前のことから一歩一歩、です。

4月12日(日)
明日は始業式&入学式
 昼前から雨が降りだしましたが、明日も一日降り続きそうです。

 新型コロナウイルスの影響で大変な日が続きます。

 8日から延期されていた新年度の始業式と入学式はようやく明日、行われる予定です。

 在校生にとっても新入生にとっても待ちに待った新年度です。

 まあ明日と明後日に登校すればまた22日間の臨時休校に入りますが、あまり先のことを考えずに臨みたいと思います。

 とりあえずは明日。

 特にやっと入学式を迎えられることになった新入生と保護者の皆様に安心させたいですね。

 卓球部の顔合わせも予定しています。

 おまたせしました!

 ようこそ白子高校へ!

4月11日(土)
混乱
 今日も風の強い晴天の一日。

 新型コロナウイルスの影響で遅れていた始業式・入学式直前の週末です。

 とは言え、手放しでは喜べない新年度となりそうです。

 私は来月の誕生日で55歳になります。

 第二次世界大戦後の高度経済成長の時代に生まれ、幸いにも地震や台風などの自然災害に直接被害を受けた経験もないまま人生の後半戦へと差し掛かっています。

 しかしここに来て、今まで経験しなかったことが次々に発生しています。

 よほど運が悪くなければ”命の危機”は、交通事故以外にイメージできません。

 今回の新型コロナウイルスで命の危機に瀕しているのは高齢者の方々です。

 私は高齢者の一歩手前で比較的免疫力もあると思うので、感染しても命を落とす可能性はそれほど高くありません。

 ところが私のちょっとした不注意、あるいは運の悪さで、周囲の高齢者の命を奪う可能性は否定できません。

 そして同じく、未来ある高校生たちの将来を台無しにしてしまう可能性も否定できません。

 例えば私が、「三重県はそれほど感染者も多くないから」といった理由で人ごみの中に出掛けて感染し、それを高校生たちに感染させたら…。

 想像するだけでも背筋に冷たいものが走ります。

 感染させた高校生たちはそれほど重篤な状況にならずに回復するでしょうが、その高校生のみならず、関連した高校生たちの人生を賭けた試合の機会を奪うことになりかねません。

 冷静な判断さえ奪いそうな状況に混乱しています。

4月10日(金)
大混乱
 強い風に満開の桜が散っていきます。

 一昨日のインターハイ予選の大幅な日程と試合方法の変更に続き、東海総体、中部日本が中止になるという連絡がありました。

 ショッキングなニュースが続きます。

 高体連としてもその連絡や、要項の変更、HPの更新等に追われていた矢先に、さらに衝撃的なニュースが。

 全国的に新型コロナウイルス感染が拡大しており、愛知や岐阜など近隣の県に感染者が急増していることから、「4月15日から5月6日まで臨時休校する」ことになりました。

 13日の入学式・始業式は予定通り行われ、翌14日も登校しますが、そこから3週間以上休校が続くことになります。

 13日にようやく休校が終わると安心していた矢先だっただけに、直前の決定で学校は大混乱でした。

 8日予定の入学式・始業式が13日に延期され、その後の予定も大幅に組み直すことになりようやく段取りがついたのも束の間。

 またイチから予定を組み直すことになりました。

 部活動ももちろん行うことはできません。

 選手たちの不安によるストレスは非常に大きいと想像できます。

 「この先どうなるのか?」

 「インターハイは?」

 「自分たちの進路は?」

 誰を責める訳にもいかないだけに徒労感は大きいと思います。

 こちらも直ちに対策を考えたいと思います。

4月9日(木)
希望は生きる力
 今日も良い天気。

 来週から始まる新学期に向けて具体的な話し合いが行われました。

 しかし果たしてこのまま予定通り学校が始まるのか?

 数週間後、いや、数日後のことも分からない状況が続きます。

 東京や大阪などに発令された緊急事態宣言。

 発令されていない愛知県も感染者数が増えています。

 今のところ落ち着いている三重県ですが、このままで治まるのでしょうか?

 不安は尽きませんが、今自分たちのできることに取り組むしかありません。

 学校では、いつもは生徒たちの協力を得て行っている体育館の入学式会場づくりの一部を先生たちで行ないました。

 新入生を迎える準備も着々と進んでいます。

 卓球部のトレーニング課題も日々、選手たちと連絡を取り合っています。

 ”明るく・楽しく・一生懸命”

 希望は生きる力です。

4月8日(水)
IH予選日程変更
 本来なら今日が始業式・入学式でした。

 しかし校内は静まり返ったままです。

 中庭の桜が皮肉にも見事な満開。

 予定通りならこの桜の下で新入生たちの記念撮影ができるはずでした。

 さて。

 三重県高体連から今年度のインターハイ予選の日程変更の連絡がありました。

 やはり大幅な変更が発表されました。

 大まかに言うと、「個人戦の地区予選は行わず、県大会一発勝負」、「5月23日にシングルス、24日にダブルスを行ない、トーナメント戦で決勝まで行う」、「団体戦は予定通り30日と31日」。

 これはあくまで「5月に実施できる状況ならば」という条件付きです。

 5月に実施できなければ、その先は未定です。

 実施されるにしてもかつてない特殊な状況で代表が決められることになります。

 想像するだけでも身震いがします。

 しっかりと準備して臨みたいと思います。

4月7日(火)
真価の問われる
 朝晩は冷え込むものの、日中は結構な暖かさ。

 桜は満開です。

 「学校の先生は夏休みなど長期休暇には何をやっているの?」

 よく聞かれるフレーズです。

 理解してもらいにくいと思いますが結構忙しいです。

 2月末からバッサリと終わってしまった昨年度末。

 何が大変って言えば、「予定されていたことが全て白紙になり、全てをイチからやり直さなくてはならない」ことです。

 数人のことなら、それほど手間はかかりません。

 その後に大して影響の残らないことなら、”ダメ元”でやれます。

 しかし数百人の生徒の人生に影響することなので、「失敗したけどサーセン」では済みません。

 明日8日に予定されていた始業式・入学式が5日後の13日に延期となりました。

 「たった5日なら何とでもなるんじゃない?」

 と考えられがちですが、何か月も前から年間の予定を全て計画して準備してきています。

 5日もズレると全ての予定を白紙に戻して組み直さなくてはなりません。

 校内はテンヤワンヤです。

 さて。

 部活動禁止5日目です。

 SNSを使って選手たちとやり取りしていますが、当初と比べるとやはり選手たちのテンションは下がってきています。

 しかし全てに通じることですが、最終的にポイントとなるのは”人間力”です。

 「誰かに指示されないと頑張れない」のでは行き詰るのは目に見えています。

 真価の問われる厳しい日が続きます。

4月6日(月)
身体を張って
 この仕事を始めて30数年。

 この時期の職員室は新学期を直前に控えて慌ただしくも気持ちの浮きだつような高揚感がありました。

 しかし今年は職員室も静かで淡々としています。

 生徒のいない学校は灯の消えたような寂しさがあります。

 とは言え、沈んでいる訳にはいきません。

 選手たちにフィジカル系の課題を”通信教育”していますが、「○○をやっておきなさい」では説得力に欠けます。

 連日の課題を森先生が体を張って手本を示してくれています。

 今日も、「先生、手伝ってください」との連絡が。

 仕事の合間を縫って二人で、選手たちに送る動画を撮影しました。

 テーマは「明るく・楽しく・一生懸命」。

 撮影場所やアングルなどを工夫して面白くも真剣な動画が撮影できたと思います。

 撮り終えた後に森先生と話しました。

 「まだあと1週間近くあるな…。」

 今日より明日、明日より明後日。

 選手たちも頑張っています。

 より高いクオリティを目指して我々も頑張ります。

4月5日(日)
情報発信
 昨日より気温も低く風も冷たかったのですが快晴でした。

 今日もそれぞれのフィールドで選手たちの頑張った様子が届けられました。

 それにしても今の子どもたちは動画の撮り方も上手です。

 今日の写真のランニングは、自転車で並走してもらった方に撮ってもらったものだと思います。

 でも面白く見せようとするも上手くいかずスベッてしまう者も。

 最近の子どもの”将来なりたい職業”にユーチューバーが上位にランキングされるそうですが、人を笑わせたり喜ばせたりすることの難しさも体験できたのではないでしょうか。

 いずれにしてもこの「非日常」を前向きにとらえたいですね。

 土日ということもあり、これらの動画もご家族の協力を得て撮られたものが多かったのですが、明日からそれも難しくなる選手が多くなるでしょう。

 誰にも見られず一人黙々とやるのは簡単ではないと思います。

 しかし工夫を凝らして自分の取り組みを発信するのも面白いと思います。

 明るく楽しく一生懸命。

 明日も頑張りましょう!

4月4日(土)
どうせやるなら
 最高気温は18℃。

 気持ちよく晴れた一日でした。

 桜もほぼ満開。

 あちらこちらの桜が咲き誇る様は春本番です。

 こんな日に練習すれば気持ちの良い汗がかけるのに…。

 昨日の解散時に、「できることを精一杯やろう」と話をしました。

 ボールが打てないので、やれることはトレーニングです。

 それぞれの選手で自主トレーニングを行うのですが、どうせやるなら明るく楽しく一生懸命やってもらいたいと思いました。

 そこで、自主トレーニングの様子を動画で撮影してチームのグループラインに発表することとしました。

 最初はイメージが沸かなかった選手たちですが、森先生が率先して自らのトレーニングの様子をアップすると次々と投稿が。

 最初は普通にトレーニングの様子を映すものでしたが、さすがにスマホ世代。

 ただ映すだけでなく、ちょっと笑いを誘うものだったり、アングルや背景を工夫したり、写真のように海岸や桜を背景に取り込んだりとなかなかの者も。

 独りで黙々と取り組むのも悪くありませんが、本来望んだものと違うことになった日常を明るく楽しく一生懸命取り組む工夫の一つだと思います。

 どうせやるなら…。

4月3日(金)
悪夢再び
 恐れていたことが現実となりました。

 約3週間の部活動禁止期間が終わり練習再開後9日を終えた今日、津より北のほとんどの市郡の県立高校が再び部活動禁止となりました。

 これは3日前に発覚したイムラアスリートアカデミーによる陸上競技の講習会で、東京から来た講師が新型コロナウイルスに感染した状態で未就学児を含む91名と濃厚接触していたという事案が影響しています。

 現時点での禁止期間は4月12日までですが、これはその講習会から2週間後という新型コロナウイルスの潜伏期間を考慮したものです。

 これにより4月8日に予定されていた始業式と入学式は13日に変更となりました。

 部活動禁止期間は明日より9日間です。

 禁止期間が明けて6日後にインターハイ地区予選、13日後にインターハイ県予選が控えています。

 たくさんの子どもたちの夢をも奪った罪は許されるものではありません。

 ただしこの件に関しては様々な情報が出回っています。

 昨日の日記にも書きましたが、ソースがはっきりしない情報に振り回されないよう注意して下さい。

4月2日(木)
情報の信憑性
 台風のような強風が吹き荒れた昨夜から一夜明け、大きな虹のかかった一日のスタート。

 午後からは天候も回復し、湿度も低いスッキリした天候に。

 選手たちは気持ちの良い汗を流しながら元気よく練習に取り組みました。

 一方で相変わらず新型コロナウイルスの感染者は増え続けています。

 件の鈴鹿市内で行われた陸上競技の講習会に端を発した”クラスター疑惑”。

 疑惑のまま終わることを祈っていましたが…。

 私が子どもの頃は世の中の情報は新聞やテレビなど限られたマスコミからのものがほとんどでした。

 それ以外から入る情報は狭くて遅くて信憑性のかけるものばかりでした。

 今のようにSNSを始めネットからの情報が広い範囲から圧倒的なスピードで入ってきます。

 ただ、信憑性については鵜呑みにすることができないのは以前と変わりませんが。

 さて。

 練習再開から1週間が過ぎた部活動は、ようやくペースを取り戻しつつあります。

 選手たちの表情も明るく、このまま少しずつ調子を上げていってもらいたいところです。

4月1日(水)  
新年度のスタート
 昨年の今日は森先生の本校赴任のニュースからでした。

 あれから1年。

 昨年の当日記では「森イズムに期待」とありましたが、この1年でしっかりと浸透しました。

 新年度スタートの今日は会議の連続でしたが、森先生はその合間を縫って小まめに練習に顔を出して指示をしていました。

 指導者の意気込みは選手たちに敏感に伝わります。

 何事も最後は”気持ち”です。

 さて。

 今日は朝から悪天候で、午後の練習中には声も聞きづらいほど屋根を叩く雨音が響きました。

 湿度もなかなかのものでしたが、選手たちの雰囲気は悪くありませんでした。

 今年度も地道にコツコツと頑張ります。