白卓日記 ‘20 3月 前月へ! 次月へ!   
3月31日(火)
怒り心頭
 今年度最後の今日も肌寒いお天気。

 私と同じ2年生担任としてお世話になった東海孝也先生。

 今日で定年退職でした。

 大ベテランでありながら生徒に寄り添い実直に仕事に向き合う姿勢は本当に勉強になりました。

 定年退職の辞令を受けて職員室に戻って来られましたが、三十数年間の最後の一日に立ち会うことができて感動しました。

 さて。

 練習は今日も午後からでした。

 私は遅れて行きましたが、選手たちも少しずつペースを取り戻しつつあるように見えました。

 インターハイ個人戦の地区予選は18日です。

 しかし心配なニュースも。

 新型コロナウイルスの危機が報じられているさなかの4日前(!)に鈴鹿市で開かれた陸上競技の講習会で、東京から来た講師が新型コロナウイルスの感染していることが確認されました。

 この講習会には未就学児を含む90余名が参加していたらしく、今後は検査を実施して感染がないか調べるとのこと。

 こういったことになると自分たちだけが被害を受けるだけでなく、県内のスポーツ活動全般に大きな影響を与えてしまいます。

 そうならないように皆で気を付けているのに、こういう一部の勝手な行動で子どもたちの未来を奪い取ってしまうのです。

 この団体のHPには「楽しむが勝ち!」なるキャッチコピーが掲げられています。

 開いた口がふさがりません。

3月30日(月)
人事を尽くして
 「五分咲き」といったところでしょうか。

 今日も雨がパラつく寒い一日。

 まさかこの雨で散ってしまうことは…。

 都心を中心に新型コロナウイルスは発症者数を増やし続けています。

 幸い三重県は現在まで9名。

 いずれも感染経路が判明しており、その後の二次感染もない状況です。

 しかし隣接する愛知県が160名超と予断を許さない状況は続きます。

 三重県のインターハイ予選が行われても、他都道府県がそれもままならない状況なら8月に予定されている岩手インターハイがどうなるのか?

 こちらのそんな心配をよそに選手たちは日々奮闘しています。

 ”全員が絶好調”とはいきませんが、迫りくるインターハイ予選に向けて必死の戦いが続きます。

 昨日、ある選手に聞かれました。

 「先生、”人事を尽くして天命を待つ”ってどういうことですか?」

3月29日(日)
生活のリズム
 最高気温は14℃でしたが、風の冷たい寒い一日でした。

 新型コロナウイルスの影響で落ち着かない日々を過ごしていますが、部活動が再開して少しずつ生活のリズムが取り戻せつつあります。

 「早寝早起き朝ごはん」が大切だ、と言われます。

 夜更かしせずに決まった時間に早く寝て、決まった時間に早く起きて、朝ご飯をしっかり食べる。

 実践している人にとっては”当たり前”のことですが、若くて元気な世代にとってもこのリズムが崩れると心身ともに歪が出てきます。

 通常の6限授業を受けてから練習するという日程は結構キツいものがあります。

 練習を終えてすぐに帰ってすぐに寝る。

 ゆっくりと寛(くつろ)ぐ時間もなく、朝起きたらすぐに一日が始まることの繰り返し。

 しかし同じリズムで生活すると意外と体は順応します。

 全国一斉休校が始まった頃は、時間にゆとりがあり「久々にゆっくり休める」と思ったものでした。

 ところが数日すると無駄に時間を持て余し、翌朝早く起きなくていいと思うと、夜もそんなに早く寝なくても…、と思うようになります。

 少しずつリズムが狂い始めると、思ったよりも体に負担がかかることに気がつきます。

 人間の体は非常に繊細です。

 ゆとりが無さすぎると体は悲鳴を上げますが、ゆとりがあり過ぎても身体は不調になります。

 選手たちにも、少しずつ生活のリズムを取り戻してもらいたいと思います。

3月28日(土)
着々と
 昨日ほどではありませんが不安定な天候。

 今日の練習には卒業生の古市真暉さんが来てくれました。

 中部電力に勤める古市さんですが新型コロナウイルスの影響で、社外に出ることを控えるようになったり、在宅ワークが増えたりと影響を受けているとのこと。

 製造業などはもっと大きな影響を受けていることと思います。

 学校に勤務していると世の中の流れに置いていかれがちです。

 アンテナは高くしたいと思います。

 さて。

 練習時間はしっかりと確保できたと思います。

 インターハイ個人戦予選まで約1か月。

 今の段階での好不調は大した影響はないと思いますが、積み上げてきたものは良くも悪くも変えることはできません。

 今できることを真摯に取り組むことが、来るべき大一番への唯一の心の支えになるはずです。

3月27日(金)
大一番に向けて
 しとしとと冷たい雨が降り続く一日。

 練習再開3日目。

 湿度はあったものの選手たちのテンションは悪くありませんでした。

 順風満帆のようですがそう簡単ではありません。

 4月、5月の県内外のスポーツイベントが中止や延期の情報が入ってきています。

 三重県のインターハイ予選は日本一早い時期に行われます。

 4月18日には地区予選が、25日と26日にはシングルス予選が、29日にはダブルス予選。

 約1か月後にはインターハイ個人戦の代表が決まっているはずですが…。

 落ち着かない状況で大一番を迎えるのも不安ですが、その大一番を迎えることすらできないことがあるとは思いたくありません。

 今の自分たちができるのは、大一番を迎えた時に万全の準備を済ませていることと、その舞台に立つことすらできない感染を防ぐことです。

3月26日(木)
さあここから
 暖かい日が続きます。

 学校の桜の樹もちらほらと開花しつつあります。

 入学式までにはもたないかも…。

 練習再開2日目です。

 湿度は低く最高気温も18℃と、気持ちの良い汗のかける季節です。

 選手たちも高めのテンションで練習に取り組めました。

 気温も上がっているせいか故障者も少しずつコンディションを取り戻しつつあります。

 1か月後の今日は、インターハイシングルス最終リーグ戦です。

 ここが頑張りどころです。

 しっかりと追い込みたいと思います。

3月25日(水)
練習再開も…。
 新型コロナウイルスの影響で1か月近く全国一斉休校が続いていましたが、本日より部活動再開です。

 気温も高く久々の学校体育館での練習で、楽しんで取り組めたと思います。

 一方で今年の夏に予定されていた東京オリンピックが”1年程度”延期することが決まりました。

 日本国内はともかく、世界的に見ると”延期やむなし”となるのは致し方ないかと。

 「選手選考はどうなるのか?」などの問題も出てきますが、日本卓球協会はいち早く「代表は変更せず」との見解を示しました。

 ベテランの水谷隼選手や石川佳純選手が1年後まで力を維持できるか?という疑問がある一方、一度決めた代表を変更するのは心情的にどうなのか?という考えもあります。

 様々な影響を考慮して判断せざるを得ません。

 難しい判断です。

 さて。

 そのオリンピック延期ですが、総理大臣は「遅くとも来年夏までに」と発言していますがどうなるのかは未知数です。

 そこで問題となるのが地元三重県で行われる国民体育大会です。

 もし新型コロナウイルスの問題が長引いて来年秋の開催となると、モロに三重国体とバッティングします。

 もちろん国体よりオリンピックが優先されるでしょうから、何年もかけて準備してきた三重国体がどうなるのか?という問題が残ります。

 様々な方面で大きな影響を残すことになるオリンピック延期問題。

 心配は募るばかりです。

3月24日(火)
合格者登校日
 冷たく強い風の吹く一日でした。

 今日は”合格者登校日”。

 来年度の新入生と保護者が各書類の提出、教科書や体育館シューズを購入や制服の採寸をしました。

 例年なら全員を一度に呼んで体育館で一斉に行っていました。

 しかし新型コロナウイルスの関係で、全体を半分に分けて午前午後の二部開催。

 しかも数十人ずつ各教室に分けての開催。

 念には念を入れて慎重に行われました。

 さて。

 今日は合格者登校日で在校生は登校禁止でしたが、いよいよ明日から3週間ぶりに部活動が再開されます。

 換気・密集・近距離の3条件をクリアするなどの条件付きではありますが待ちに待った再開です。

3月23日(月)
ようやく再開
 国の「全国一斉休校は解除され、延期はしない」との方針を受け、三重県でも10時30分から知事の定例記者会見で、「県立高校では24日から部活動を再開する」と発表されました。

 幸い三重県内では深刻な感染拡大には至っておらず、今回の発表となりました。

 2月28日以来、24日ぶりの学校再開です。

 本校の終業式の予定は19日だったので既に春休みに入っていますが、部活動を頑張っている生徒たちにとっては待ちに待った再開です。

 知事の発表→教育委員会の発表→各校の発表と時間がかかりましたが、生徒たちへの一斉配信は16時30分ごろに。

 とは言え、新型コロナウイルスの恐怖が払拭された訳ではありません。

 密集した場所での活動を避ける、近距離での接触や会話を避ける、換気や手洗いうがい等の徹底などが再開の条件となります。

 また、当面は対外的な練習試合等は控えるようにとの連絡もありました。

 約3週間ぶりに部活動再開となります。

 インターハイ予選が他種目よりも早い卓球は、1か月後にはすでに地区予選を終え、シングルス予選の2日前です。

 万全とは程遠い状況ですが、焦らずに準備を進めたいと思います。

3月22日(日)
影に怯えて
 曇り空ながら気温の高い一日。

 全国一斉休校となってから一日が長いです。

 四日市で感染が確認された方との濃厚接触者7名すべてが陰性だったとの発表がありました。

 明るいニュースです。

 金曜日に「全国一斉休校の要請は延長しない」との発表がありました。

 とは言え、それぞれの地域での状況は様々なので、対応はそれぞれの自治体の判断に任されることとなります。

 恐らく明日、三重県の県立学校の対応が発表されることと思います。

 県立学校の春休みは学校によって違います。

 しかし全ての学校はもともと明日以降、春休みに入る予定だったと思います。

 全校生徒が顔を合わせるのは始業式だと思いますが、”学校再開”は部活動の再開でもあります。

 春休み中に部活動が再開されることを期待します。

 だからと言って新型コロナウイルスの脅威がなくなる訳ではありません。

 しばらくはその影に怯えながらの日が続きそうです。

3月21日(土)
治療薬
 快晴ですが花粉の飛散量は”やや多い”。

 スギ花粉の終盤と、ヒノキ花粉の序盤だからなのでしょうか?

 さて。

 新型コロナウイルスの威力は、既存のインフルエンザ等と大きな違いはないと言われています。

 高齢者や基礎疾患のある方には危険ですが、それは既存のインフルエンザも同じです。

 ただしいちばん大きな違いは「現時点では治療薬がない」ということです。

 治療薬がないと自然治癒に頼るしかありません。

 免疫力がある若い世代なら対抗できますが、乳幼児や高齢者、基礎疾患のある方には厳しいのが現状です。

 もちろん世界各国で治療薬の開発を進めていますが、薬は一つ間違うと副作用の有無など命にかかわるデリケートなものです。

 治験を繰り返して安全性を確保するには長い時間がかかるそうです。

 そこで、別のウイルスによる病気を治すために開発された薬を転用する動きがあるとのこと。

 ウイルスが体内で増殖する仕組みは共通点が多く、新型コロナにも使える可能性があるそうです。

 国の承認を既に得ている薬なら、安全面での信頼性も比較的高いので期待されています。

 一刻も早く治療法が確立されることに期待します。

3月20日(金)
解除されてもされなくても
 春の陽気ですね。

 文部科学大臣が全国一斉休校の要請を「延長しない」との方針を示しました。

 来週にも一斉休校は”一部”解除されるとのこと。

 また、四日市市在住の感染者と濃厚接触した7名のうち家族の2名は陰性で、残る5名も近く検査するというニュースもありました。

 最近はこういったニュースを調べては一喜一憂する毎日です。

 ただ、テレビを見ていても「検査したら全国の病院がパンクするので、するべきでない」という話もあれば、「いや、検査して徹底的に治療するべきだ」など正反対の話も。

 「多少感染が広がっても抗体ができるのでそれでいい」というものから、「高齢者や基礎疾患がある方の命にかかわるので感染は絶対食い止めるべき」ものまで。

 どれが正しい情報なのか?

 実際は「やってみないと分からない」のが本当のところなのでしょうか。

 一斉休校が解除されるのは近いと思いますが、解除されて部員や部員に近い人が感染したらインターハイ予選どころではなくなってしまいます。

 解除されてもされなくても心配のタネは尽きません。

3月19日(木)
次の準備
 学校再開が期待されましたが、タイミングの悪いことに四日市で感染者が出ました。

 週明けには今後の方針が出されると思いますが…。

 さて。

 学校では来年度に向けて着々と準備は進められています。

 定員が割れていた吹奏楽コースの二次募集も今日で締め切られました。

 来年度の体制についても毎日のように話し合いがもたれています。

 例年だと全国センバツ直前の時期で、落ち着いて学校内に目を向ける余裕があまりありません。

 しかし今年は年度末の仕事も冷静に取り組めています。

 複雑なところです。

 私は高体連の役員もやっていますが、今日、来年度の試合計画を含めた情報をHPにて発信しました。

 来月の18日にはインターハイの中勢地区予選が始まります。

 もう1か月を切っています。

 新型コロナウイルスの影響が新学期や卓球の新シーズンに影響があるかどうかは今の時点では分かりません。

 いずれにしても早く次の見通しがたってくれることを祈るのみです。

3月18日(水)
登校日
 臨時休校が発表されてから18日間。

 今年度中に通知票を渡して来年度の教科書を渡さないとなりませんでした。

 今日はそのための登校日。

 とは言え新型コロナウイルスを意識して、在校生約500名、13クラスを時間差で登校してもらいました。

 生徒のいない学校は火が消えたように静まり返っていましたが、一クラスずつの少人数とは言え活気が戻りました。

 「なるべく早く下校させる」ために、久し振りの再会もそこそこに手早く連絡を伝えて下校となりました。

 噂では明日、政府から臨時休校に関するコメントが出されるとのこと。

 地域差があるので一律にとはいかないと思いますが、感染者の少ない三重県がどのような判断を示すのか?

 期待せずにはいられません。

3月17日(火)
合格発表
 今日は合格発表でした。

 前期選抜検査で合格している者は手続きのみですが、後期選抜検査を受けた者にとってはドキドキの発表です。

 写真後方の校舎窓に合格者が貼り出されます。

 今年度の後期選抜検査は倍率がほぼ1.0倍だったので少し盛り上がりに欠けましたが…。

 現時点での卓球部に入部希望者は男子5名、女子4名。

 女子は写真が撮れませんでしたが、男子は今日初対面の者も含めてのメンバーです。

 新型コロナウイルス問題で暗い話題が多かった今日この頃。

 久し振りに明るいニュースとなりました。

 明日は新型コロナウイルスによって、突然打ち切られた今年度最後になるであろう出校日です。

3月16日(月)
先の見えないトンネル
 今日は寒かった。

 天気も不安定で晴れたり曇ったり雨が降ったり。

 風も冷たく強い風の吹く一日でした。

 新しい週が始まりましたが相変わらず学校再開の件については進展がありません。

 感染者がゼロだった佐賀県では今日から学校再開の予定でしたが、週末に感染者1名が出て延期になったそう。

 1名の感染者が出たら休校が続くとなれば、一体いつまで続くことになるのでしょう。

 自宅に子どもを残して勤務に出ている先生方もいますが、「外に出られず友だちとも遊べない」ストレスは相当なものだと思います。

 先の見えないトンネルに誰もが疲れ切っています。

 明日は合格発表、明後日は在校生登校日です。

 淀んだ空気の学校も、少しは明るくなるでしょうか。

3月15日(日)
不憫
 気がつけば3月も半ばに。

 臨時休校になってから何もできないまま半月が過ぎました。

 鈴鹿市立の小中学校が23日から再開されるなど、地域によっては進展が見られます。

 しかし”県立学校”については伊賀地区で感染者が散見されるものの臨時休校が”解除”されるまでには至りません。

 臨時休校が始まり丸2週間。

 明日から3週間目に入ります。

 「ここまで休校、ここから再開」という見通しが示されていれば、それに向けて心身ともに準備できるのですが…。

 ”そろそろ再開されるんじゃない?”

 ”いやいや、新学期にずれ込むんじゃない?”

 ”4月中旬に行われる地区予選も危ないとなればインターハイ自体がなくなるんじゃない?”

 憶測が憶測を呼び、情報は錯そうしています。

 モヤモヤした気持ちを抱えながらいる選手たちが不憫でなりません。

3月14日(土)
底知れぬ
 午前中は冷たい雨が降り続きましたが、天気予報通り午後からは晴れ間が。

 今日は私の大学時代の後輩である北伊勢上野信用金庫の田辺さんと夕食をともにしました。

 大学卒業後はしばらく競技を離れていた彼は数年前から再開しています。

 本校の女子の練習には頻繁に来てくれて、カット対策の一躍を担ってもらっています。

 金融業界の一線で働くだけあって、新型コロナウイルスが経済に及ぼす影響について最前線の話を聞かせてもらいました。

 やはりその影響は大きいとのこと。

 新卒の大学生の内定が取り消されるなど、中国経済の沈下で大きな打撃を受けつつあります。

 本校の卒業生の3分の1ほどは就職します。

 この3年はここ25年でいちばんの求人数でしたが、そこにも暗雲が漂ってきています。

 病気そのものの怖さだけでない底知れぬ怖さが不気味でなりません。

3月13日(金)
見通し
 鈴鹿市の小中学校は23日に学校再開になりました。

 修了式は25日なのでたった3日間の学期末ですが、先の見えない閉塞感から開放されることを考えると大きな決断です。

 県立高校はまだ見通しが立っていません。

 感染者ゼロの島根県や鳥取県は、そもそも臨時休校になっていません。

 感染者数の少ない大分県などは来週から学校再開とのこと。

 三重県は感染者数こそ少ないものの、大量の感染者数を出している愛知県や大阪府の近隣という事情もあるのでどうなることやら。

 さて。

 本校は18日に登校日を設定しました。

 成績通知票や来年度の教科書販売などを行いますが、新コロのこともあるので各クラスを時間差で登校させ、短時間で終わらせる予定です。

 まだ先の見通しは立ちませんが、少しずつ次に向けて動き始めています。

 期待したいです。

※写真は学校に咲く満開のスモモの花

3月12日(木)
パンデミック
 感染症の世界的大流行のことを”パンデミック”と言います。

 世界保健機構(WHO)はパニックを恐れてなかなかこの言葉を使おうとしませんでしたが、とうとう宣言せざるを得なくなりました。

 中国で発生した新型コロナウイルスの感染は世界中に広がっています。

 当初は日本や韓国などアジアの国を中心に広がっていきました。

 しかしその後の日本国内は少しずつ増えはしているものの、イタリア、韓国、イランなどの国が爆発的に感染者数が増えているのに比べると抑えられていることが分かります。

 三重県内も昨日、伊賀地方で5名の感染者が確認されました。

 いずれも例の大阪ライブハウス関連の感染者と見られます。

 感染経路が判明していることなど、概ね県内ではコントロールされているように思います。

 さて。

 生徒のいない学校は火が消えたように静まり返っています。

 今日の午後は担任している教室のワックスがけをしました。

 一日も早く、学校に生徒たちが戻ってくることを祈ります。

3月11日(水)
あれから9年
 今日は昨日行なわれた後期選抜検査の採点日。

 全職員が慎重に慎重を期して採点をしました。

 受験生たちの人生が懸かった検査結果を、それこそ”完璧”に採点をします。

 神経をすり減らす作業ですが、受験生たちが神経をすり減らして取り組んだ結果だけに当然だとも言えます。

 さて。

 私が担当となった教科の採点にある程度の目途がついたのが14時過ぎ。

 私は検査会場だった担任している教室の後片付けをしていました。

 生徒のいない教室に放送が入りました。

 「現在、14時46分です。9年前の東日本大震災で犠牲になった方々のご冥福をお祈りし、黙祷を捧げます。」

 9年前の大震災当日も後期選抜検査の採点日でした。

 日記を読み返すと、「”めまい”を起こしたようなゆっくりとした横揺れが長く続き、やがて職員室は大騒ぎとなりました。」とあります。

 25年前の阪神淡路大震災の時もそうでしたが、揺れの大きさには驚いたものの実際の被害は皆無でした。

 その後にテレビやネットで流される被害の映像に「これが同じ日本で起きている映像か?」という違和感を覚えました。

 9年前も必死の思いで突破した東京選手権予選と全国センバツ予選でしたが、東日本大震災の影響で中止となりました。

 今回も新型コロナウイルスで東京選手権、全国選抜は中止が決まっています。

 人の命が卓球より重要なのは論じるまでもありません。

 振り返るより前を見て進まなければなりません。


3月10日(火)
後期選抜検査
 後期選抜検査です。

 こんな日に限って朝から一日、大雨でしたが気温は思ったよりも高かったです。

 本校の後期選抜は国数英社理の5教科に加え面接もあります。

 集中力MAXで学科試験を終え、15時過ぎからは面接が始まります。

 遅い者は17時近くまで待たされます。

 朝から一日、本当にお疲れ様でした。

 さて。

 新型コロナウイルスですが、お隣の愛知県は100名近い感染者となっています。

 三重県は今日、県内での感染確認としては2人目となる感染者が確認されたとのこと。

 例の大阪ライブハウス感染者の濃厚接触者らしいですが心配です。

 引き続き予断を許さない状況です。

3月9日(月)
後期選抜前日
 よく晴れた一日。

 朝晩はまだ多少冷え込むものの、日中は厚着をしていると「暑い」と感じる天候です。

 相変わらず新コロの影響は予断を許さない状況です。

 明日は三重県立高校の後期選抜検査です。

 今日は朝からその準備に追われました。

 例年なら在校生の協力を得て準備ができるのですが、今年はそうはいきません。

 全職員総出で受験会場の準備に取り組みました。

 その後はそれぞれの担当別に明日の打ち合わせです。

 受験生たちの人生が懸かります。

 慎重に慎重を重ねて準備をします。

 全ての受験生が公平かつスムーズに受けることが大前提です。

 受験生たちの健闘を祈ります。

3月8日(日)
新コロの影響
 少しずつ春も近づいて来ています。

 新型コロナウイルスは国内のみならず世界規模で拡大しています。

 中国はもちろん、韓国やイタリアでも大きな規模で感染が広がっています。

 フィジカル講習会でお世話になっている磯部さんは、ヨガの師匠がいるインドに先週から3週間の予定で修行に出発しましたが、「新型コロナウイルスの影響で早めに帰国しました」とのこと。

 学校は先週末、「臨時休校中の学習課題」や「来年度の教科書販売に伴う登校日」の連絡を生徒たちに配信しました。

 緊急事態ではありますが、年度末は着々と近づいています。

 臨時休校が解除されてから動き始めても4月からの新年度のスタートに間に合いません。

 今週は後期選抜検査があるので、それに忙殺されそうです。

3月7日(土)
卒業してしまった3年生⑫
 疋田兼也は21クラブの出身です。

 明るく元気の良い、運動神経のよい選手でした。

 中学時代はその学年でベスト4くらいだったと思います。

 しかし本校の彼の上の学年も下の学年も力のある選手が多かったのでなかなかチャンスがやってきませんでした。

 普段のゲーム練習では、1学年上のエースだった番条さんが何度ゲームをしても歯が立たないほどの強さだっただけに、チームの中心選手となるのは時間の問題と思われました。

 公式戦でも他校のエース級の選手にあと一歩の所まで迫ったことは一度や二度ではありません。

 ところがその”あと一歩”が遠かった。

 そんな彼がベスト8に入ったのが2年生の後半である三重県選手権。

 全国センバツでも出場機会をモノにしてポイントを挙げるなど活躍し、後のインターハイ予選も8に入り、大森汰佳人と組んだダブルスも4に入りました。

 個人戦での全国大会出場はなりませんでしたが、個性あふれるメンバーをまとめるキャプテンとして活躍しました。

 卒業後は地元の一番人気の自動車メーカーへの就職が決まっています。

 明るく前向きな彼はきっと社会に出ても活躍してくれるはずです。

 「卓球も続けます!」という彼の言葉が何よりも嬉しかったです。

3月6日(金)
少しずつ動きが
 朝晩は冷え込みましたが日中は暖かな一日。

 臨時休校は続きます。

 今日は生徒に臨時休校中の学習課題が配信されました。

 また、来年度の教科書販売に伴う登校日の連絡も。

 来週火曜日には後期選抜検査が行われます。

 教室が検査会場になります。

 例年なら現役生徒に手伝ってもらって大掃除や会場づくりとなるのですが、こんな状況なので我々が手分けして行ないます。

 私も自分の担任している教室を一人で掃除して机やいすを並び替えました。

 大変は大変なのですが、誰もいない静かな教室で暖かい日差しの中で黙々と作業するのは新鮮でした。

 新型コロナウイルスは相変わらず全国で感染者が増え続けていますが、今のところ爆発的な感染状況ではありません。

 テレビやネットで、手洗い・うがい・マスク・アルコール消毒以外にも、「部屋の換気」が有効だと言われています。

 職員室でも日に数回、換気をするようになりました。

3月5日(木)
テンヤワンヤ
 暖かい日が続いていましたが、今日はグッと冷え込む一日でした。

 新型コロナウイルスの感染者が相次いでいます。

 現時点では三重県内での感染は1名にとどまっています。

 しかしお隣の愛知県は50名に迫る勢いです。

 県内から愛知県へ、愛知県から県内へ通勤する人を考えると、県内の感染者が爆発的に増える可能性は十分あると言えます。

 三重県の県立高校は5日後に後期選抜検査を控えています。

 受験生にとっても気が気ではないと思います。

 現場でも細心の注意を払っての検査になると思います。

 直前のこの時期の騒動に現場もテンヤワンヤです。

3月4日(水)
複雑な心境
 生徒のいない学校はガランとして寂しい限りです。

 今日は全国高体連から月末に開催予定だった全国センバツのポスターが送られてきました。

 「校内に掲示して下さい」との一言が添えられていましたが虚しい限りです。

 本来なら来週末に開催予定だった東京選手権ですが、東京卓球連盟から連絡がありました。

 「プログラムと参加章が欲しい方は差し上げます」とのことですが、そのご配慮がありがたいと思う一方で残念なことこの上ありあません。

 野球の春のセンバツは無観客ながら開催する方向で話が進んでいるとのこと。

 東日本大震災の際もほぼ全ての春のセンバツは開催中止となりましたが、野球だけは「国民に勇気を与える」とかで開催されました。

 高校野球部員にどうこう言うつもりはありませんが、「なぜ他の競技もその方向で考えられなかったのか」という複雑な気持ちです。

 大人の事情なんでしょうが…。

 有事の際に最も割を食うのは弱者です。

 それを憂うとともに、そうなった際にも強く生き抜く力をつけたいと思います。

3月3日(火)
卒業してしまった3年生⑪
 岡山からやってきた白神ひかるのお母さんは愛工大出身で西飯先生の教え子です。

 1学年上で2年生でインターハイシングルスランク入りした森本枝里さんを破っていきなりの県3冠王。

 そのままの勢いで臨んだ郡山インターハイ。

 団体、シングルスは今ひとつの出来でしたが、森本さんと組んだダブルスであれよあれよという間に勝ち上がり、何と3位入賞という快挙を成し遂げました。

 翌年の豊田インターハイではパートナーを新入生の日口実咲に変え、そこでも見事5位入賞。

 最後の鹿児島インターハイでは入賞こそ逃すものの、シングルス、ダブルスともにランク決定戦まで勝ち上がるなど、全国トップクラスの力があることを証明しました。

 しかし2年生の秋から冬にかけては体調を崩して入院し、一時はプレーを続けることすら危ぶまれるなど、どん底の苦しみも味わいました。

 だからこそプレーできることの幸せを感じながら、普段は先頭に立って自らを追い込む厳しい練習に取り組みます。

 学業も学年トップクラスの成績を3年間堅持するなど、正に”優秀模範生徒”でした。

 卒業後は関西の名門大学に進学し教員を目指します。

 いつの日か自らの教え子を全国大会に導くような指導者になってほしいと思います。

 いや、間違いなく素晴らしい指導者になることでしょう。

3月2日(月)
リスク
 目の前にチャンスがあるのに、挑戦しない方がリスク。

 これは昨日の東京マラソンで日本新記録を出して東京オリンピック代表をほぼ手中にしたマラソンの大迫傑選手の言葉です。

 成功者が語ると説得力がありますが、実際は簡単ではありません。

 目の前にあるのが「チャンス」なのか?

 それがチャンスであり、挑戦すれば成功するというのが分かっていれば、誰でも挑戦するでしょう。

 それがチャンスなのかそうでないのか?

 終わってみなければ分かりません。

 先日、ある選手が「挑戦したいけど失敗した時のことを考えると…。」と話していました。

 気持ちは分かります。

 私自身も、「成功の可能性が低い」という一方的な理由でチャレンジせずに終わった苦い経験があります。

 その頃は、「そんなもんだ」と思っていましたが、時間が経つと、「もしあの時にチャレンジしていれば」という後悔が頭をもたげます。

 挑戦したが失敗することがリスクなのか、挑戦しないことがリスクなのか。

 正しい価値観を伝えるのが我々の仕事のひとつだと思います。

3月1日(日)  
卒業式
 昨夜の雨で心配されたお天気でしたが、この日のために残しておいたような快晴に。

 今日は白子高校の卒業式。

 新型コロナウイルスの影響で、出席予定だった2年生は取りやめになりましたが、たくさんの保護者の皆様が見守る中、無事行うことができました。

 粛々とした雰囲気の中で式は進みましたが、卒業生が退場する際に各クラスが担任の先生へ感謝の言葉をかけるシーンはグッとくるものがありました。

 卒業式後は卓球場に卒業生や保護者の皆様が集まって最後のお別れが。

 昨年度卒業生保護者の堀津さんが恒例の特注ケーキのプレゼント。

 卓球台を形どった写真入りのフルーツケーキでした。

 また、今年度卒業生保護者で洋菓子職人の二宮さんからは白子ユニフォーム(しかも男女別!)型の名前入りクッキーのプレゼントが。

 どちらも食べてしまうのが惜しい素晴らしいものでした。

 堀津さん、二宮さん、ありがとうございました!

 山あり谷ありの3年間だったと思います。

 全国大会で活躍する選手もいれば地区予選突破がいっぱいの選手もいました。

 今日の式で校長先生が山本周五郎の「人間の真価は、彼が死んだ時、何を為したかではなく、何を為そうとしたかである。」という言葉を引用されました。

 結果ではなく、その過程が大切だということです。

 男子7名、女子5名の今後の活躍は約束されたも同然です。

 卒業おめでとう!

※写真は上から3年前の入学式、今日の卒業式、ケーキとクッキー