白卓日記 ‘19 8月 前月へ! 次月へ!   
8月31日(土)
自己管理
 今日は涼しい一日。

 練習は卓球場で行いました。

 やはり空調が効いており快適に練習に取り組めます。

 選手たちの集中力もほとんど途切れず良い練習ができました。

 さて。

 一年中ハードな練習をしているので選手たちはコンディション維持に苦労していると思います。

 フィジカル講習会を実施して以来、故障による長期離脱はほとんどありません。

 違和感を感じたらすぐに練習は中断してケアにあたることが徹底できているのもその理由のひとつです。

 しかし体調不良により学校または練習を休む者はなかなかなくなりません。

 疲労が蓄積しての体調不良がほとんどだと思いますが、決して長くない本校の練習で疲労を蓄積させることが問題だと思います。

 余程のことがない限り練習を終えてすぐに自宅に帰れば、遠方の者でも夜遅くになることはありません。

 疲れていると感じ、すぐに休めば十分な睡眠時間も取れるはずです。

 練習を休むことによって強くなれないということより、自己管理ができないことで将来的に困ったことにならないかということを危惧します。

 今はまだ学生なので、学校や練習を休んでも困るのは自分自身です。

 しかし将来社会に出ると、仕事を休むことで周囲に人に大きな迷惑をかけてしまいます。

 社会人は休みたくても休めないのが現状です。

 「社会に出たら休まないから大丈夫」と思っている学生もいると思いますが、長年にわたる意識の低さで染みついた自己管理不足はそうそう簡単に改善できるものではありません。

 体の強さは個人差があります。

 しっかり自己管理をしていても体調を崩す人もいるでしょう。

 しかし少なくとも現役の本校の選手でそういう者はいないと思います。

 体調を崩したら無理をせずに休むべきです。

 大切なのはそうならないよう自己管理をすることです。

8月30日(金)
悪い予感
 気温はそれほど上がりませんでしたが、湿度の高い蒸し暑い一日。

 練習開始時の15時頃の体育館は昨日ほどではありませんが、不快指数は結構高めでした。

 それでも練習の前半は何とか堪えて頑張っていましたが、出張の私と交代した、明日からサオリーナで始まる中部日本選手権カデット以下の会場設営から帰って来た森先生によると、後半のゲーム練習はダメダメだったとのこと。

 まずい傾向です。

 先日も書いたばかりですが、夏休み後半にある高校選手権は好結果を出せるものの、9月中旬にある全日本ジュニア予選ではその勢いが続かないという、ここ数年の状況に向かっているように感じます。

 空調の効いた快適な環境から、一転して厳しい暑さにさらされる環境の変化に対応できないのが原因の一つだと分析しています。

 物理的に高温多湿な環境で、同じようなパフォーマンスは期待できません。

 しかし「だから仕方ない」のでいいのでしょうか。

 良い環境を整えるのは我々の仕事ですが、パーフェクトにするのは不可能です。

 選手たちも与えられた環境で取り組むしかないのです。

 環境が良かろうと悪かろうと、その結果を受け入れるのは選手自身です。

 卓球は正直です。

 悪い予感が当たらないことを祈ります。

8月29日(木)
始業式
 こんな日に限って暑さが戻ってきました。

 今日は2学期の始業式。

 教室は空調が効いて快適なのですが、さすがに体育館は暑かった。

 始業式前の表彰式では先日の高校選手権の結果を表彰してもらいました。

 今日の練習後に森先生が、「全校生徒の前で表彰してもらい周囲の期待のハードルも上がったが、その期待に応えよう」との話がありました。

 卓球以外の場面でも、「さすが卓球部」と評価されるのか、「卓球だけだな」と評価されるのか。

 期待されれば、その期待に応えようとする気持ちが自分を成長させます。

 さて。

 今日の練習は1か月半ぶりの学校体育館での練習でした。

 冒頭にも書きましたが、「こんな日に限って」という暑さ。

 今日は職員会議で私も森先生も遅れてしまいましたが、選手たちは風呂上がりのような表情で練習に取り組んでいました。

 さすがにゲーム練習の後半は疲れて集中力を欠く選手もいました。

 好コンディションで練習効率を上げるが理想ですが、最終的には選手自らの意志の強さがポイントとなります。

 しばらくは暑さとの戦いとなりそうです。

8月28日(水)
夏休み打ち上げ
 朝から雨模様。

 夏休み最終日です。

 練習は通常通り、午前午後としっかりと取り組みました。

 改めて見てみると、夏休みが始まる前と比べて、目に見えて技術力がアップしているように感じます。

 ただしそれを試合で発揮できるかどうかは別問題です。

 この夏の各種大会でも、”普段の力”を発揮できずに涙を呑んだ試合が数多くありました。

 公式戦は間違いなく”普段”とは違うシチュエーションです。

 「普段ならあんなボールはミスしないのに」

 「普段ならもっと積極的に攻めるのに」

 そういったプレーをしてしまう選手たちに共通するのは、”普段のゲーム練習”を軽くプレーしてしまうところです。

 軽くプレーするからナイスプレー、ナイスボールを出すことができます。

 公式戦でも普段通り”軽く”プレーできればいいのですが、そんな選手に限って公式戦では”軽く”プレーできません。

 本校の選手ではないのですが、鹿児島インターハイの団体戦で上位進出を賭けた後半の大一番で、セットオール中盤まで快調に飛ばしていた選手が勝ちを意識した途端に全く入らなくなり、大逆転負けを喫した試合がありました。

 相手も同じ条件なので負けられないプレッシャーはイーブンだったはずです。

 そこで崩れずに我慢のプレーに徹した勝者に対し、耐えきれずに自滅した敗者。

 普段の練習から我慢して取り組んでいた勝者と、公式戦の重さを考えず軽く取り組んでいた敗者との差が出た試合でした。

 もちろん両者の普段の練習を見た訳ではありませんが、普段の練習の様子が容易に想像できる結末でした。

 勝負は非情です。

 高校生でそれを頭で理解できていない選手はいないはずです。

 実は勝負をする前から勝負はついているのです。

8月27日(火)
お祭りの後
 怒涛の夏休みも終盤に差し掛かってきました。

 中部日本選手権で幕を開けた夏休みは、インターハイで最高潮を迎え、国体東海ブロック予選、高校選手権で締めくくるのが定番です。

 インターハイは通常7月下旬にスタートしますが、今年の鹿児島アリーナのように同じ体育館を複数の競技(柔道→卓球)で使用するケースもあります。

 そうなると後半になった卓球は8月中旬に開催されることになります。

 インターハイ中心で回る夏休み。

 今年のように遅い日程で開催されると、しっかりと時間をかけて準備ができます。

 もちろん他校も条件は同じで、しっかり準備ができるのは本校だけではないので、それが有利に働くという訳ではありません。

 しかしやはり最大の目標であるインターハイには最善の準備で臨みたいと思うので、日程は遅い方がいいように思います。

 夏休みの最大の目標はインターハイですが、新チームの強化というのも大きな目的です。

 今年はインターハイ直後に高校選手権があったので、厳しい日程ではありましたが、その分夏休み後半にある程度練習時間を確保することができました。

 欲を言えばキリはありませんが、長い夏休みもそれほど余裕はありません。

 朝晩はすっかりと秋めいてきました。

 今日の午後からは天気も下り坂で、早くも”秋の長雨”でしょうか。

 どうも夏の終わりは切ない気持ちになってきます。

8月26日(月)
筋膜リリース
 湿度の低いカラッと晴れた一日。

 練習再開です。

 「心身のコンディションを整えて練習再開の準備を」

 という呼びかけに選手たちは応えてくれました。

 今日から自主練習に入った女子がいなかったので、いきなり少し多めの練習時間でしたが頑張って取り組めたと思います。

 そのインターハイ期間中に選手たちの間でブームとなったストレッチポール。

 期間中にネット通販で鹿児島のホテルに取り寄せた選手もいました。

 インターハイ期間で中断していた久し振りのフィジカル講習会は、そのストレッチポールの使い方を色々と教わりました。

 筋膜リリース。

 筋肉を包む薄い膜を「筋膜」と言います。

 運動後は筋膜が癒着したり萎縮したりしてしまい、それが原因でコリや痛みを招いてしまいます。

 その筋膜を柔らかく解きほぐすのが「筋膜リリース」です。

 よって、ウォーミングアップで使うより、クールダウンで使うのが効果的とのこと。

 身体のそれぞれの部位を”緩める”ために使うのですが、正しい使い方でなければ意味がありません。

 ただ単に使い方を聞くだけではなく、どこの部位にどのように効くのか?を図解を見ながら説明してくれたので、筋肉の仕組みも理解できました。

 それぞれの筋肉を意識しながらやるのと、やらないのとでは大きな違いが出てきます。

 こういったことを意識させてくれるのが、”プロ”に教わることの大きな意義です。

 せっかく教わったのだから、明日から早速、取り入れようと思います。

 

8月25日(日)
明日から練習再開
 朝晩は肌寒さまで感じるようになってきました。

 男子の自主練習は最終日。

 私は名古屋、森先生は津で教員免許更新講習の修了認定試験です。

 朝から一日、しっかり頭と神経を使ってきました。

 明日からいよいよ練習再開です。

 選手たちには「心身のコンディションを整えて練習再開の準備を」と呼びかけました。

 9月には後藤杯、そして全日本ジュニア予選が控えています。

 ここ数年、8月末の高校選手権は好成績を収めるのですが、その勢いを全日本ジュニア予選まで維持できません。

 夏休み中の空調の効いた中で余裕を持って練習に取り組めていた環境から、授業も始まり暑い体育館での練習という環境になり、練習効率が落ちてしまったのが原因かもしれません。

 同じ失敗を繰り返す訳にはいきません。

8月24日(土)
お世話になった方々に
 最高気温は32℃ながら、真夏のギラギラした太陽ではなく、風も少し秋めいてきました。

 男子は自主練習2日目です。

 解散前に、「自主練習期間中に、中学時代にお世話になったクラブや恩師のところへ顔を出そう」と呼び掛けてあります。

 それぞれの選手は、高校入学前に様々な方にお世話になって今があります。

 本校に送り出してくださった関係者の方々は、進学後の彼らの活躍を楽しみにしています。

 なかなか直接、近況を報告する機会はありません。

 貴重な自主練習期間ですが、人としてお世話になった方々へご挨拶に伺うのは当然だと思います。

 今日もある選手の中学時代の指導者の方から、「明日、クラブの後輩たちの相手に来てくれます」とのご連絡をいただきました。

 教え子が来てくれることに喜びを感じない指導者はいません。

 私も本校の卒業生が来てくれると、無条件に嬉しく感じます。

 よく、「練習に行っても邪魔になるだけだから」と言う卒業生がいますが、卓球が強かろうが弱かろうがは全く問題ありません。

 別にラケットを持ってこなくても構いません。

 近況を聞かせてくれるだけで、その選手が元気でいるかどうかだけ知らせに来てくれる、その心意気が嬉しいのです。

 卒業後に全く音沙汰がないと、とても寂しく感じます。

 長い夏休みもそろそろ終盤です。

8月23日(金)
憂鬱の種
 朝から雨が降ったりやんだり。

 最高気温も30℃と、湿度は高めながら日中にエアコンが不要なほど気温は低めでした。

 今日から男子は3日間の自主練習。

 久しぶりにゆっくりと、と言いたいところですが、やらなければならないことが山積みです。

 まずはインターハイ期間中に不具合を生じたパソコンの設定をやり直し、昨日の高校選手権の結果を高体連HPにアップしました。

 当HPのトピックスも中部日本選手権まで作成してアップ。

 ここまでは卓球関係の仕事ですが、明後日、教員免許更新のための試験があります。

 10年に1度、この更新があるのですが、講習を受けてその後の試験に合格しないと免許が失効してしまいます。

 10年前に始まったこの制度ですが、その第1回目が私の年齢にあたったので今回が2回目の更新です。

 私は今年で54歳ですが、今年は54歳、44歳、33歳がその更新の対象となります。

 森先生も今年が対象となっており、この春から二人で憂鬱な気持ちを抱えながら過ごしてきました。

 私より森先生のほうが計画的に勉強をしており、いろいろと情報を教えてもらいながら勉強しています。

 日頃から選手たちに、「やらなければならないことから逃げる者は、何をやっても成功しない」と言っている手前、挫折するわけにはいきません。

 さてさて…。

※TOPICSに「国体選考会」と「福井中部日本選手権」をアップしました。

8月22日(木)
高校選手権S
 2日目の今日はシングルスが行われました。

 女子の優勝は番条梨沙。10年前の2009年より本校女子のシングルス優勝が続いていますが、その年に優勝したのが1年生だった酒井眞菜さんでした。1年生優勝も10年ぶり、ということになります。新チームの主力選手としてさらなる高みを目指してもらいたい。

 準優勝は日口実咲。白神と組んだダブルスでは数々の活躍を見せますが、シングルスでは特に同士討ちでなかなか勝てませんでしたが、国体選考会に続き結果を出しました。勝負強さは折り紙付き。チームの今後のカギを握る選手です。

 第3位には豊田真子と新井菜央。

 豊田は今後ライバルになるであろう他校の選手たちを倒してのベスト4進出。昨年度末の学年別大会で優勝して以来の活躍。課題のメンタル面を克服するには、誰にも負けない勝ちへの執念が必須。

 新井は昨日のダブルスに続き結果を出しました。丁寧なプレーは迫力には欠けますが、競っても崩れないメンタルは大きな武器です。フィジカル面をアップさせれば大化けする可能性も。

 ベスト8には番条との同士討ちまで勝ち上がった猿橋凜、同じく新井まで勝ち上がった中村華子が入りました。

 男子の優勝は伊藤実。激戦を制したインターハイ予選以来、精彩を欠く試合が続きましたが、チームメイトが次々と敗れる中、決勝戦はストレートながら12、11、10と競り合いを制しました。プレーの丁寧さだけでなくプレーの迫力を追及して、ハイレベルな相手にも勝負できるスタイルを模索中です。

 第3位には阪拓海と久保田大輝。

 阪は危なげなく準決勝に進出しましたが伊藤には完敗。進むべき道を迷っている節がありますが、今までもそうだったように、とにかく地道にコツコツやるスタイルさえ崩さなければ道は自ずと拓けてきます。天才ではない選手が成功するにはこれが唯一であり最高の方法です。

 久保田は競り合いの弱さを露呈して準決勝敗退。当たり外れの大きいスタイルは良くも悪くも彼の身上です。”外れ”がイヤなら何をすべきか?これを克服できた時に真のエースとなり、成功者に成長できるのだと思います。

 ベスト8には準優勝選手にセットオール8と迫った板倉大成、同士討ちまで危なげなく勝ち上がった村田佳太朗、同級生のポイント上位選手を破り久保田にも迫った岩戸祐樹が入りました。

 4つ返還したカップをすべて回収できたこの大会。

 その他も概ね上位を占めることができました。

 夏休みの総決算としてはまずまずの結果ですが、来月にある全日本ジュニアにつなげなければ意味がありません。

 夏休みも残すところあとわずか。

 最後までガッツリと貯金したいと思います。

8月21日(水)
高校選手権D
 インターハイから帰ってきて翌々日。

 選手たちのコンディションは今一つで、体が重そうな選手が多いに思います。

 今日と明日は三重交通Gスポーツの杜伊勢にて令和元年度三重県高等学校卓球選手権大会が開催されました。

 昨年度は男女シングルスとダブルスで優勝を勝ち取っており、本校は例年この大会に強いという記憶があります。

 勝ち上がっても上の大会につながらない試合ではありますが、9月に控える全日本ジュニア予選のためにもポイントを稼ぎたいところです。

 今日はダブルスの部。

 男子の優勝は阪拓海②・久保田大輝②。昨年、1年生でこの大会を制しているので2連覇です。1年前から組み続けており、直前のインターハイでも団体と個人でダブルスに出場していることもあり順調に勝ち上がりました。しかしまだ圧倒的な強さではないのはインターハイでも証明済みです。技術は言うまでもなく、試合運び等にも改善の余地はあります。

 準優勝には伊藤実②・岩戸祐樹①。ダブルスの練習はほとんどしていませんでしたが、実績のある伊藤はともかく、今日は岩戸がキレのあるプレーを見せてくれました。

 ベスト8には板倉大成②・小笠原宏樹①と、村田佳太朗②・蛭澤聖太①。

 女子の優勝は中村華子①・新井菜央①。丁寧につなぐ新井と、思い切りの良い中村のコンビネーションが噛み合いました。

 準優勝は日口実咲②・番条梨沙①。入学以来、白神ひかると組んで実績を残した日口ですが、今回はまだ互いの良さを生かし切れませんでした。

 第3位には猿橋凜②・豊田真子②。フォアドライブとバック強打のコンビネーションが冴えていました。

 ベスト8には長谷川楓②・相坂綾乃②。

 明日はシングルスです。

 こちらでも上位を占めたいと思います。

8月20日(火)
意地でも
 昨日の競技は比較的早めに終わりましたが、飛行機のチケットは念のため一番遅い便をとってありました。

 セントレアに到着したのは22時頃。

 名古屋からの近鉄は終電車で四日市どまり。

 0時過ぎに保護者の方々に迎えに来ていただくなどご迷惑をおかけしました。

 本来ならゆっくりと休ませてあげたい今日ですが、明日から始まる高校選手権があるため、今日は11時スタートとしました。

 やはり体の重さを感じさせる選手たち。

 しかし森先生からは「体が重いのは仕方ないが、”だから頑張れない”では勝負にならない」と檄が飛びました。

 インターハイ期間中は思ったよりボールを打つ時間がありません。

 主力として試合をしている選手ですらそれは同じです。

 団体戦にエントリーしているのみの選手などは、この1週間で実質2時間も打ってないのではないでしょうか。

 それでも試合の日程が変わるわけではありません。

 「インターハイに行ってきた」というプライドがあるなら、明日のダブルス、明後日のシングルスと意地でも結果を残すべきです。

8月19日(月)
鹿児島インターハイ④
 いよいよ佳境です。

 競技4日目の今日はシングルスの2回戦から5回戦です。

 久保田は安田学園(東京)と対戦。バランスの良い両ハンドから強烈なドライブを武器にする強豪です。気持ちで負けていては勝負になりません。出足から積極果敢に攻めますが、力が入りすぎてミスが目立ちます。無理してフォアハンドで攻めようとしてバックハンドが疎かになる悪癖も出て、ポイントが伸びずストレートで完敗でした。少しずつ試合でも力を発揮できるようになってきましたが、まだ気持ちのコントロールの不味さなどで”不発”に終わることが多くあります。地道に練習に取り組めるようになってきているだけに、今後に期待したいと思います。

 阪は作新学院(栃木)と対戦。序盤から気持ちのこもったプレーで相手を圧倒し4本で先取。続く2セット目も押し気味に試合を進めますが9本で惜敗。徐々に調子を上げる相手に4本で奪われますが、気持ちを立て直して6本で取り返してセットオールに。スタートダッシュ良く5-3でチェンジエンド。あと1本離せば相手の気持ちも折れそうですが、開き直った相手に6-6で追いつかれます。手数をかけて1本を取りますが、相手は一発でポイントする我慢比べ。勝ちを意識した相手に猛攻を仕掛け10-8でロビングに追い込みますが…。今大会は団体戦で悔しい敗戦を喫しましたが、気持ちを立て直したダブルスから本来の力を出すことができました。インターハイに向けて取り組んだ技術を計画通り試合で使うなど、地道な努力で一段ずつ階段を上るスタイルは変わりません。

 番条は郡山女子大附(福島)と対戦。肩の力が抜けているとハイレベルなプレーを見せてくれる半面、勝負どころで腰を引いてしまうプレーで”勝てそうで勝てない”展開が続き、ポイントこそ競るもののストレートで敗退です。苦しいときに苦しそうなパフォーマンスが出てしまうところに課題の源泉があると思います。当たり外れが大きいのはプレースタイルではないのは明らか。恵まれた才能を生かすも殺すも自分次第です。1年生で出場したアドバンテージを活かすことができれば、全国で勝てる選手になれるはずです。

 白神はダブルスでもベスト8に入った希望ヶ丘(福岡)の選手と対戦。上位進出のポイントとみられた試合です。キレの良い両ハンドプレーの相手に対し、硬軟取り混ぜたプレーで対抗する白神。1セットを6本で先取した後、競り合いになった2セット目を11本で奪って完全に主導権を握ります。相手に何もさせずに快勝で3回戦に進出です。

 続く3回戦では木更津総合(千葉)と対戦。相手も連勝して上がって選手だけに厳しい試合になると思われましたが、序盤から相手に全く何もさせずに試合が進みます。攻守のバランスもよく、思った以上の内容、結果でストレートで圧倒。ランク決定戦にコマを進めました。

 ダブルスでは一昨年は森本枝里さんと組み第3位入賞、昨年は日口実咲と組み第5位入賞、今年もベスト8決定戦まで進むなど好結果を残してきた白神ですが、シングルスはこれと言った結果が残せていません。ラストファイトにかける今年はついに”ラン決”に進出。相手は団体優勝の四天王寺。サウスポーから繰り出す強烈なドライブに押され、攻めてもしのがれラリーから逆襲を受けます。1セット目を4本で失います。少しずつボールに慣れ始め、持ち前の粘りと思い切りの良さが噛み合いだして接戦に。しかし要所で鋭いアップダウンロングサービスでポイントを奪われて波に乗れません。結局、4、8、9と抑え込まれて万事休す。入学してすぐのインターハイでセンセーショナルなデビューを果たした彼女ですが、その後は体調不良に苦しみ試合にも出られない時期もありました。それでも誰よりも必死に練習に取り組む姿勢は3年間変わることなく、チームのそして三重県のエースとして結果を残し続けました。卒業後も大学で競技を続ける彼女ですが、さらなる高みを目指して取り組んでくれると確信しています。

 台風で出鼻を挫かれた今大会でしたが競技日程に大きな影響はなく快適に試合に集中できたことは、地元鹿児島の関係者、とりわけ審判等で奮闘した高校生たちに感謝したいと思います。

 九州最南端の鹿児島まで、飛行機で、新幹線で、そして自動車で半日かけて、出場選手全員のご家族のみならず出場していない選手のご家族も駆けつけて下さり、アツい応援で選手たちを鼓舞していただいたり、宿舎と会場との間を送迎していただいたりと、フル回転のバックアップで支えてくださいました。

 言葉では言い尽くせない感謝の気持ちでいっぱいです。

 チーム白子、万歳!

8月18日(日)
鹿児島インターハイ③
 競技3日目の今日はシングルスがスタート。

 午前中は男子シングルス1回戦。

 久保田大輝は地元の鹿児島商業と対戦。出足から過度に緊張している様子が見える相手に対し、久保田は団体、ダブルスと場馴れをしている分、有利だったと思います。出足は久保田も力みがありましたが、徐々に冷静さを取り戻して一方的な展開に。7、6、2とシャットアウト。

 阪拓海は福井商業と対戦。練習試合では勝ったことのない相手でした。しかし臆することなくスタートから積極的なプレーで機先を制し有利に試合を進めます。8、8と2セットを連取するこれ以上ないスタートダッシュ。”ところが”と言うより”やはり”相手も追い込まれると開き直ってグイグイ盛り返してきます。3セット目をあっさりと取られると、4セット目もリードを許します。中盤で相手が意識したところに付け込んで7-7で追いつきますが、押し切れずに12本で落としセットオールに。苦しい展開ですが、出足から気持ちを奮い立たせて5本で抑えて熱戦に終止符を打ちました

 伊藤実は埼玉栄と対戦。接戦の1セット目を強気なプレーで10本で先取する幸先良いスタート。7-10とリードされた2セット目を相手のミスもあり追いつきますが押し切れずに11本で取り返されます。勝負の3セット目。お互いになかなかリズムに乗りきれず一進一退の攻防。後半の勝負どころをミスで失い8本で追い込まれます。すると肩の力の抜けた相手に、出足からしっかりと攻められて1-3で敗退。両ハンドのバランスの良さとプレーの速さが身上ですが、勝負どころでの足を使った積極性が全国大会で勝つためのポイントと見ます。きっと次の全国大会までには課題を克服してくれると信じます。

 白神ひかるは武蔵野(東京)に対し、前半はセットを取り合い1-1に。その後もポイントは大きく離れず接戦になりますが、こういった試合に滅法強い白神は、要所をしっかり締めて8、8で抑えて危なげなく2回戦進出。

 口地恋菜は進徳女子(広島)と対戦。果敢に攻めますが大きく動かされ、持ち前の前についてのプレーを封じられます。中盤から相手に打たせる戦術も使いますが、なかなかポイントが伸びずに苦しい展開に。気持ちを切らさず最後まで相手に食らいつきましたがストレートで敗れます。小学校に入学して間もないころから電車に乗って練習場に10年以上通い続けた彼女です。常に県のトップ選手として数多くの全国大会に出場してきました。勝てない時期もありましたが、めげずに明るく頑張り続けた彼女には大きな拍手を送りたいと思います。

 古沢夏姫は徳島商業と対戦。決してやりにくい戦型ではないので、序盤からまともに打ち合う展開で試合は進みます。1セット先取後にペースを掴みかけますが押し切れず13本でタイに戻されます。3セット目を8本で奪い追い込みますが奮起した相手に1本で取られてセットオールに。最後も接戦になりますが8本で敗れました。サービスが効果的で得点源となりましたが、攻めるボールが決まらなかったのが苦戦の原因か。恵まれた体躯を活かしての両ハンドドライブで活躍した彼女。1年次の東海センバツ、2年次の全国選抜など、特に団体戦後半で劇的な勝利でチームを救ったプレーが印象に残ります。

 番条梨沙は敬徳(佐賀)と対戦。コート変更に気づかず慌てて台に入ったせいか1セット目を奪われます。前半リードするものの弱気になって1-2のビハインドとなります。しかし相手も勝ちを意識して接戦に。最後は粘る相手を7本で振り切って2回戦進出。

 シングルスが終わってからダブルスのランク(ベスト8)決定戦が始まりました。

 昨年のこの大会で劇的な勝利を挙げてランク入りした白神ひかる・日口実咲組が連続ランクインに臨みました。相手は高知の明徳義塾。攻守に緩急をつけながら有利に試合を進めますが、1セット目を9本で落とします。バックサイドに徹底してボールを集める相手の戦術に対し、しっかり動いてしっかり粘ります。しかし相手も簡単なミスがほとんどなく、威力に勝る相手に強烈なドライブを浴びせられます。後がなくなった3セット目は気力を振り絞り相手に向かいます。途中、目の覚めるようなカウンターが飛び出したり、こちらの粘りに気圧(けお)されたようなミスにも助けられ10-10となります。チーム白子の大声援を背に必死のプレーで対峙しますが、相手を褒めるしかないスーパーショットに12本で力尽きました。

 連続ランクインはなりませんでしたが、気力あふれる必死のプレーに大きな拍手が送られました。

 明日の競技4日目は、シングルスの2回戦から5回戦(ベスト8決定戦)までが一気に行われます。チャレンジするのは男子の阪、久保田、女子の白神、番条の4名です。

 失うものはありません。

 精一杯のプレーで会場を沸かせてもらいたいと思います。

8月17日(土)
鹿児島インターハイ②
 久しぶりの太陽でした。

 競技2日目の今日はダブルスの3回戦までが行われました。

 男子の阪拓海・久保田大輝組は県予選で2位だったこともあり第1シードの真下、いわゆる「パッキン」です。初戦は樹徳(群馬)と対戦。出足は昨日同様、緊張からか硬くなりリズムに乗れないまま8本で失います。2セット目になってもモタついて後半の競り合いに。最後の大事な場面で、甘く入ったボールを相手の凡ミスに救われて1-1に戻します。そのあたりから徐々に本来のリズムを取り戻して尻上がりに調子を上げ、2セット目以降は9、8、5と抑えて3-1で初戦突破です。

 続く2回戦は第1シードの野田学園(山口)。昨年度シングルス優勝の選手は三重県出身です。これ以上ない強豪との対戦でテンションも最高潮。思い切ったプレーで対抗しますが、そのボールを簡単に狙われ、ほとんどまともに先手を取れないまま7、6と奪われ後がなくなります。しかし3セット目をリードされたあたりから少しずつ慣れてきて、相手のファインショット以外は返球できるようになってきました。9-9から相手の台上強打を久保田がカウンター気味に返球し10-9。最後は先手を取ったドライブを相手がカウンターミスをして1セットを奪って応援団も大いに盛り上がりました。4セット目は気持ちを引き締めた相手に6で抑えられましたが大健闘といえる試合でした。

 県予選を1位で通過した口地恋菜・古沢夏姫組は武蔵野(東京)と対戦。いつも通り気負いもなく笑顔でプレーする出足でしたが、攻めに行くボールを待たれたり、狙われたりしてポイントが伸びません。2セット目も積極的に先手を取りに行きますが、5本で取られて後がなくなります。無理に攻めずに緩急をつけると競り合いになりますが、一歩及ばず10本で惜敗。しかし最後まで笑顔でプレーする彼女ららしい最後の戦いでした。

 昨年度ダブルス5位入賞の白神ひかる・日口実咲組は第3シードとなり、連続ランクインにチャレンジです。初戦は正智深谷(埼玉)のカットペアと対戦。警戒はしていましたが、粘り強いプレーに苦戦を強いられました。追いつかれた1セット目を11本で奪われる苦しいスタート。2セット目も10-7から追いつかれますが、何とか10本で振り切って1-1の振り出しに戻します。結果的にはこのセットが勝負のポイントになりました。以後も長いラリーが続く大接戦となりますが、セットオール7本で抑えて3回戦進出。

 3回戦はリベルテ(大阪)と対戦。大きなスイングから強烈なドライブを放つ相手に11本で先取されます。少しずつ相手のボールに慣れてきた2セット目以降は、持ち前のカウンタープレーが決まり始めます。そうなると無理をする相手にも凡ミスが出始めて、6、9、5とシャットアウトする完ぺきな内容で明日の4回戦(ベスト8決定戦)に進出です。

 2回戦でセットオールの大苦戦、3回戦は3-1と、ここまでは奇しくもベスト8に入った昨年と同じ展開です。あれ以来、いま一つの試合が続きましたが、ここにきて昨年の快進撃を思い起こす充実ぶりです。否が応でも期待感は高まります。

 明日はダブルスの決勝までと、シングルスの1回戦です。


8月16日(金)
鹿児島インターハイ①
 昨日の学校対抗組み合わせ抽選会、開会式を経て今日から競技開始です。

 男女学校対抗1回戦と2回戦が行われました。

 先陣を切った女子は1回戦で開志国際(新潟)と対戦。

 トップのエース白神ひかる③は中国人留学生と相対します。警戒して慎重になり過ぎた1セット目を取られますが、落ち着いて修正して2セット目以降は危なげないプレーで主導権を握り3-1で先取点。

 2番の口地恋菜③は1年生エースのカット選手と対戦。丁寧に粘り、チャンスボールを確実に決めて2セットを連取。しかしリードしていた3セット目を逆転され12本で失うとイヤな雰囲気に。案の定、大量リードしていた4セット目を追い上げられてヒヤリとしましたが、慌てず落ち着いて8本で逃げ切りに成功。

 こうなると勢いに乗るダブルスの白神・日口実咲②組は、気落ちした相手に対し1セット目を3で抑えてリズムに乗ると、その後も要所を抑えてストレートで勝利し、チームも2回戦進出です。

 ベスト16を賭けて名門・就実(岡山)と対戦。一昨年のインターハイでも敗れている強豪チームです。

 トップの白神はエース対決。果敢に攻める白神ですが、凡ミスも少なく威力のある相手位に8本で失います。2セット目は2-5から5本連取で逆転するも、10-10で追いつかれ逆転負けの痛いセットに。その後も大きい展開に持っていかれて7本で落としました。

 2番には1年生の番条を起用。強豪相手になかなか思った展開に持ち込めずに7で先取されます。雰囲気にも慣れ始めた2セット目は出足から飛ばして7-1リード。しかし粘り強い相手に徐々に迫られて9-7でたまらずタイムアウト。追いつかれて開き直った番条に持ち前の思い切りの良さが甦り素晴らしいラリーの応酬。12-11でのスーパーラリーを取られて力尽き12本で落とすと、挽回する力は残っていませんでした。

 こうなると白神・日口組のダブルスも、相手の徹底した戦術に、1セット目を奪われます。しかし叩かれるボールを待てるようになり8で追いつきます。3セット目は相手のペースで一方的な展開に。何とかしたい4セット目を7-5とリードしたところで相手がタイムアウト。息を吹き返した相手の猛攻に押されて8で万事休す。

 表ラバーの選手が多い本校に対し、徹底した戦術を取られました。もちろん、それには高い技術と強い気持ちが必要です。根本的な問題なので、簡単ではありませんが、次のステップに進むには避けて通れない課題でもあります。

 1回戦シードの男子は勝ち上がってきた帝京安積(福島)と対戦。

 トップは阪。強気なプレーでミスも出ますが主導権を握り10-7でリード。しかしその後は強引なプレーで追いつかれ11で落とす苦しいスタート。2セット目は6で取り返すも、相手のサービスに苦しむ重い試合に。その後はレシーブミスを繰り返し、相手にも勢いが出てきて簡単にセットを連取され痛い失点に。

 エース相手ながら何とかしたい2番は伊藤。大きいサービスから威力のあるドライブを連打してくる相手に、速い両ハンドで対抗します。しかし丁寧に行くと狙われ、無理して攻めるとミスが出る悪循環で7で取られます。更に苦しくなった2セット目を5-10とリードされますが、開き直ってプレーすると相手もリズムを崩して点差が縮まります。9-10と迫ったところで相手がタイムアウト。すると相手のナイスボールが決まり後がなくなります。3セット目も相手ペースのまま進んでチームも追い込まれます。

 何とか流れを変えたいダブルスの阪・久保田組にでしたが、勢いの差は明らかで、簡単にセットを取られます。2セット目もリードされますが挽回して接戦に。12-12でタイムアウトを取るも12で取られて後がなくなります。3セット目は後半引き離して9-5リード。ところがここからチグハグな戦術でペースを乱し、気がつけば6本連取で、チームもまさかのストレート敗けを喫しました。

 勝負の厳しさを思い知らされた敗戦でした。昨年の秋以降、団体戦ではキャリアを積んだ自負はありましたが、まだまだ甘いところがたくさんあります。大会後にしっかりと検証しなければなりません。

 男女とも厳しい洗礼を受けましたが、落ち込んでいる暇はありません。

 明日から始まる個人戦で挽回したいと思います。

8月15日(木)
組み合わせ抽選&開会式
 開会式の行なわれる本日が大会初日となります。

 今日から20日まで、鹿児島アリーナにて「令和元年度全国高等学校総合体育大会卓球競技 第88回全国高等学校卓球選手権大会」が開催されます。

 心配していた台風は昨夜のうちに通り過ぎ、時折強く雨が降ることはありましたが、台風の影響は全くありませんでした。

 初日の今日は台風の影響を考慮して、朝8時から予定されていた公式練習が午後からスタートとなりました。

 よって今日も昨日に引き続き午前中はやることがなくなってしまいました。

 朝食後は部屋に戻り、体を休めたり動画を見たりして過ごし、出発は昼食後の13時前。

 公式練習は13:30より男子と女子が30分ずつ1台を使えましたが、それ以後はフリーとなり、交代での練習が開会式後も19時まで続く異例のスケジュール。

 公式練習の合間を縫って、組み合わせ抽選会、監督会議、開会式が行われました。

 組み合わせは男子が初戦シードとなり、2回戦(16決定戦)が帝京安積(福島)と明秀日立(茨城)との勝者と。女子が1回戦で開志国際(新潟)と対戦し、勝てば就実(岡山)と対戦します。

 いずれの相手とも圧倒的な力の差はありません。

 勝つ気持ちの強いチームが勝てるはずです。

 いよいよ明日から競技開始です。

 互いに緊張する初戦です。

 条件は同じです。

 遠方ながら続々と保護者の皆様も鹿児島に集結しています。

 チーム白子で勝利を目指すスタイルは今も昔も変わりません。

 頑張ります!

8月14日(水)
のんびりと
 生暖かく時折強く吹く風は、台風の前触れです。

 ”超”大型、とテレビでは連呼していますが、今日のところは雨はほとんど降りませんでした。

 日程が急遽変更され、練習時間が前倒しとなり、各都道府県で指定されていたコートも全台フリーとなりました。

 ゆっくり目の朝のスタートから、今日から泊まる別のホテルに大きな荷物だけ移動させ、バスで体育館に向かいました。

 会場には10時半ごろ到着しましたが、練習開始まで1時間ほどあり、落ち着いて準備することができました。

 「鹿児島アリーナ」は円形のドーム状の形をしており、三重県で言えば「ゆめドームうえの」を大きくした感じです。

 空調が良く効いており快適な環境。

 練習は思ったよりも混雑せずに、11時半から14時までの練習時間をしっかりと取り組むことができました。

 保護者の方に手配していただいたレンタカーで宿舎に戻りましたが、その時点で14時半ごろ。

 少し時間を持て余し気味でしたが、明後日から始まる厳しい戦いの前です。

 まあこんな時間も悪くはないと思います。

 明日も昼からの練習ですが、そこから今日行なえなかった組み合わせ抽選会、監督会議、開会式と一気に行います。

8月13日(火)
鹿児島へ
 午前中の練習を終え、一路鹿児島へ。

 台風の影響で、飛行機とフェリーに分かれて鹿児島に向かう予定を一昨日に急きょ変更。

 今日は選手16名を連れて電車での移動となりました。

 13時前に白子駅発の近鉄で名古屋へ。

 そこから新幹線で博多まで。

 博多からは九州新幹線です。

 鹿児島中央駅からは路面電車でホテルに向かいました。

 ホテルに到着したのが20時前。

 7時間の長旅でした。

 その道中で高体連から台風接近による日程変更の連絡が届きました。

 明日の夕方から風雨が強まる予想から、公式練習の開始時間を早めて、15時過ぎまでできる練習を14時までに切り上げることになりました。

 また、予定されていた学校対抗の部の組み合わせ抽選会を明後日の開会式前に延期することも連絡されました。

 16日から始まる競技には影響はなさそうですが、直前の練習がほとんどできないのは不安です。

 しかし条件は同じです。

 しっかり計画と立て直して明日に臨みたいと思います。

8月12日(月)
明日出発
 台風の影響でしょうか、風の強い一日でした。

 いよいよインターハイ出発前日です。

 今日もたくさんの卒業生の皆さんが激励に来てくれました。

 ラケットを持って後輩たちに胸を貸してくれる方。

 カンパや差し入れを持って来てくれた方。

 自身も高校時代に先輩方から同様の激励を受けてきたからこそ「次は自分も」と思って下さったのだと思います。

 精一杯のプレーでその激励に応えたいと思います。

 例年より2週間ほど遅い日程の今年のインターハイ。

 夏休みに入ってすぐに中部日本選手権、そして練習会や練習試合などを慌ただしくこなしてすぐに出発する例年と比べると落ち着いて準備ができたように思います。

 国体代表となった久保田はハードスケジュールでしたが、結果が良かったので表情も明るく、インターハイに勢いをつけることができています。

 練習終了後はフィジカル講習会。

 試合直前ということもあり、今日はメンタル面の確認と、コンディショニングについての内容でした。

 最後に明日以降の日程の確認などをして終了しました。

 台風の影響で急遽予定を大幅に変更したので、はっきりした日程が決まったのが今日の午後となりました。

 明日は午前中練習後に電車で鹿児島に向かいます。

 近鉄→東海道新幹線→山陽新幹線→九州新幹線→市電と乗り継いでホテルへと向かいます。

 約7時間の長旅です。

 選手たちにストレスを与えず、道中リラックスして向かえるよう頑張るのが私の仕事です。

8月11日(日)
台風10号来襲予定
 インターハイ出発2日前です。

 今年のインターハイは14日が開会式です。

 例年、7月下旬から8月上旬の日程からするとかなり遅いスタートです。

 今年のインターハイは「南部九州総体」です。

 かつては全ての種目を1都道府県で開催していましたが、最近は3~4都道府県の合同開催となっています。

 私が高校2年生の37年前は鹿児島県指宿市での開催でした。

 今年は鹿児島県がメインではありますが、熊本県、宮崎県、沖縄県との合同開催です。

 三重県の代表が決まってから着々と準備を進めてきたのは選手サイドだではありません。

 選手・応援を含めて20名を超える選手たちを引率しての遠征は綿密な準備が必要です。

 今回は飛行機、フェリーを使って効率的に移動する計画を立ててきました。

 しかし…。

 台風10号の来襲で全てが水泡に帰しました。

 フェリーの欠航は早々と決まり、飛行機の欠航も前日にならないと分からない状況。

 そうなってから新幹線に切り替ていては、お盆と重なる今年の日程だと現地にたどり着けない可能性が高いことが分かりました。

 団体戦で全国大会出場を決めた年は、ベンチ入りのメンバーだけでなく部員全員で乗り込むのが本校の伝統です。

 費用は莫大なものとなりますが、卒業生OB・OGの援助を得て、チームとしての集大成を成し遂げるのが目的です。

 フェリーなら何とかやりくりできたものの、その倍以上の費用がかかるとなると…。

 日程的にもレギュラー選手は水曜日に出発予定でしたが、台風を避けるため火曜日出発としました。

 自然の脅威のもとでは人間はどうすることもできません。

 さて。

 国体東海ブロックを終え、ようやく選手たちが揃いました。

 今日もたくさんの卒業生、小中学生も力を貸してくれて賑わった卓球場でした。

 最後の最後までしっかりと取り組んで鹿児島に向かいたいと思います。

8月10日(土)
国体東海ブロック②
 暑い日が続きます。

 国体東海ブロック予選は、リーグ戦最終戦が行われました。

 少年女子は残念ながら愛知にも敗れて4位に終わりました。

 少年男子は昨日の岐阜戦に勝ち、今日の静岡戦に勝てば今年の少年男子の通過枠である上位2県に入ることができます。

 昨日の岐阜戦で値千金の1点を叩き出した久保田大輝でしたが、今日はトップで登場。残念ながらポイントを挙げることはできませんでしたが、スーパー中学生が2点、高田の選手が1点を挙げて久々の静岡戦勝利で9月末から始まる茨城国体出場が決まりました。

 少年男女は森先生と村上先生を中心に、2021年に控える三重国体に向け強化を進めている三重県卓球協会。

 少しずつその成果が現れつつあります。

 さて。

 5日後に迫る鹿児島インターハイ。

 今回の国体東海予選に出場した選手を除く選手たちは、インターハイに向けて着々と準備を進めています。

 国体東海予選の関係で中断していたダブルスの練習も急ピッチで仕上げなければなりません。

8月9日(金)
国体東海ブロック①
 国体東海ブロック予選がサオリーナにて行われました。

 今日はリーグ戦3試合のうち2試合が行われました。

 少年女子は岐阜と静岡と対戦。

 白神ひかる③、西口凜③、日口実咲②で臨みましたが、いずれもストレートで敗退。

 2試合ともトップ起用の日口は接戦に持ち込みます。特に静岡戦では相手エースと大接戦になりますが、セットオール9本で惜敗。エース白神も岐阜戦で2-1リードでジュースに持ち込みますが11本で奪われ…。

 1県しか与えられない本大会出場の望みは絶たれましたが、明日の愛知戦は意地を見せてもらいたいと思います。

 少年男子は岐阜と愛知と対戦。

 本校からは久保田大輝②が代表になっています。

 自身の出身地である岐阜と対戦した久保田は2番で登場。同級生ライバルに森先生曰く「強かった」と言わしめた戦いぶりで3-1で快勝。向かって行く気持ちさえあれば強豪選手と互角以上の戦いができます。

 エースのスーパー中学生が2点を挙げ昨年に引き続き岐阜に快勝です。

 愛知には歯が立たなかったものの、明日の静岡戦で勝った方が代表というところまで漕ぎ着けました。

 国体代表ではない選手たちはギッチリと卓球場での練習です。

 いずれの選手も集中力が高く、どんどん調子を上げています。

 気持ちの緩みさえなければインターハイに良い状態で臨めそうです。

 しかしそのインターハイですが、台風10号が接近して交通機関が大きくマヒしそうな状況です。

 今日も朝からその対応に追われてテンヤワンヤです。

 さてさて、どうなるか?

8月8日(木)
夏の暑さ
 当たり前のように暑い日が続きます。

 練習前の朝と、練習後の夕方には学校で仕事をするのですが、月曜日から壊れていた職員室のクーラーがようやく直りました。

 地球温暖化の影響で、昔と今の夏の暑さは全然違う、と言われています。

 それでも職員室や卓球場にクーラーが無かった時代から比べると、空調の効いた室内での仕事や練習は比べ物にならないくらい快適です。

 私は暑さや寒さに対しての耐性はあるほうだと思います。

 夏の暑さや冬の寒さ、空調の効き過ぎにも対応できるタイプだと自負します。

 しかし今日の会議中に、クーラーの風が直接あたる場所に長時間いたためか、鼻水と頭痛がしてきました。

 やはり夏はある程度の暑さの中で生活するのが自然なのだと思いました。

 明日から始まる国体東海ブロック予選のため、国体代表の選手たちは午後から合同練習のため津市へ。

 東海4県中、男子は2県、女子は1県が予選通過枠です。

 全国屈指のレベルを誇る東海ブロックだけに厳しい戦いが予想されますが、代表選手たちは精一杯のチャレンジを見せてくれると思います。

 代表以外の選手たちもしっかりと練習に取り組めました。

 今日は昨年度卒業の堀津周汰さんと上山颯斗さんが差し入れとカンパを持って激励に来てくれました。

 ありがとうございました!

 現時点での選手たちの調子は個人差があります。

 8日後に迫ったインターハイに向けて、慎重に調整を進めたいと思います。

 慌てず、焦らず、着々と準備します。

8月7日(水)
頑張れ3年生
 最高気温34℃。

 冷房の効いた室内と、恐ろしく暑い屋外を、行ったり来たりしているだけで疲れてしまいます。

 今日の練習は7月25日以来、全員揃っての通常練習でした。

 考えてみれば合宿や遠征などが続き、全員で顔を揃えて練習するのは約2週間ぶり。

 やはりホームグラウンドで全員揃って練習に取り組むと落ち着きます。

 この2週間で得たことを確認しながらの練習となりました。

 森先生と落ち着いて話をするのも久し振りでした。

 それぞれで得てきた情報交換だけでもたくさんの時間を要しました。

 インターハイが迫るこの時期ですが、3年生は進路実現に向けて慌ただしくなってきています。

 就職希望者は履歴書の作成や面接の練習。

 進学希望者は出願のための準備。

 卓球と進路実現を両立させなければ、3年間の頑張りが水泡に帰します。

 成功する者は、何をやらせても成功します。

 大変ですが正に3年間の集大成です。

8月6日(火)
滝川高校来場
 朝から晴れたり曇ったり。

 今日は兵庫・滝川高校の選手6名が来場くださいました。

 先日行われた近畿総体でも個人戦で東山高校の選手に勝つなど、1,2年生中心のチームながら進境著しい滝川。

 特にエースは切れ味鋭いプレーで、その戦績も納得の選手です。

 本校の選手たち、特に主力選手たちは相手主力選手たちと互角以上の内容だったと思います。

 ここのところ、遠征や合宿が続いており疲れもあったと思いますが、レベルの高いプレーに揉まれてワンランクアップしたように見えました。

 更なる高みを目指して近づいてきたインターハイに向けて進みたいと思います。

 私は高校選手権の組み合わせ会議のため、午前中で失礼しましたが、森先生からの報告では手応えを感じたようです。

 相変わらず気持ちのこもったプレーでお相手していただいた滝川の選手、鯛中先生、ありがとうございました!

 さて。

 高校選手権は鹿児島インターハイから帰ってきた2日後に予定されています。

 厳しい日程ですが、現地での調整練習も含めてしっかりと準備したいと思います。

8月5日(月)
関西大学へ
 気温は33℃と相変わらずの暑さですが、台風の影響か風が強い一日でした。

 今日の男子は森先生の引率で関西大学へお邪魔しました。

 私が6年前くらいに引率してお邪魔した時と比べると、非常に新しく寒いくらいの空調の効いた体育館で練習させていただいたようです。

 朝から昼過ぎまでの練習ながら、大学生の選手たちにも一生懸命お相手していただき、非常に充実した練習ができました。

 練習後のトレーニングもご一緒させていただきましたが、ハードな内容に、日頃しっかりとトレーニングしている高校生たちも青色吐息でした。

 帰って来た後も、全選手が自主練習に取り組むなど、大きな刺激を得たようです。

 関西大学の選手の皆さん、ありがとうございました!

 居残った高校生は3名と少数でしたが、基礎的な多球練習を中心にガッツリと取り組みました。

 まだまだやらなければならないことは山積していますが、競技に取り組むモチベーションは非常に高く伸びしろ十分です。

 モチベーションが高いなら、それに対応する環境は整っています。

 やれる時に頑張らなければ後悔することは必至です。

 明日は練習試合が予定されています。

8月4日(日)
祝 ご出産
 インターハイ前の厳しい練習が続きますが、嬉しいニュースが飛び込んできました。

 2010年度卒業の齋藤(旧姓松井)和歌子さんが、第一子となる男の子を7月末にご出産されました。

 3,872gという大きな赤ちゃんの名前は宇汰(うた)くん。

 ガッツあふれるプレーで活躍した和歌子さんは、高校卒業後に専門学校でホテル・観光について学び、卒業後は箱根のホテルに就職されました。その後2017年7月にご結婚されました。

 バイタリティあふれる和歌子さんだけに、新しい家族も増えて更にパワーアップされることでしょう。

 さて。

 国体合宿に参加している男子の久保田、女子の白神、西口、日口、番条は、冷房が効かない芸能の体育館での練習を終えました。

 森先生によると、この猛暑の中、冷房なしでの一日練習はかなり厳しかったとのことですが、いずれの選手も最後まで頑張り通せたとのこと。

 卓球場での練習組も頑張りました。

 昨日まで国体合宿に参加していた”ターゲットエイジ”の1年生男子2名、女子2名も合流し、さらに小中学生も混じって久々に大人数の練習でした。

 国体東海ブロック予選まであと5日です。

8月3日(土)
勝つために何が必要か?
 今日の最高気温は33℃。

 確かにちょっと”涼しい”と感じました。

 今日の男子は11時スタート。

 長野から昨夜帰って来たメンバーにとっては救いの時間でした。

 そのお陰もあってか、疲れも見せずに元気いっぱいで練習に取り組めました。

 たくさんの実戦練習を通して、「勝つために何が必要か?」を考えるきっかけになった選手は、早速練習でその課題に取り組んでいました。

 一生懸命プレーして、一生懸命考えると、少しずつ、しかし明確に答えが見えてきます。

 練習試合や練習会は、「勝った・負けた」はそれほど重要ではありません。

 一生懸命プレーすることは当然として、「勝つために何が必要か?」を考えなければ自己満足なプレーで終ってしまいます。

 練習試合や練習会のポイントはそこだと思います。

 さて。

 芸濃で行われている国体合宿。

 本校から男女8名の選手が参加しています。

 長野から連戦となった選手にとっては厳しい日程です。

 森先生からは「頑張ってますよ」との報告でしたが、体調不良で練習をリタイアした選手もいたようです。

 まずは体調第一。

 頑張りどころです。

8月2日(金)
長野遠征・国体合宿
 最終日です。

 今日も長野は35℃まで気温が上がりました。

 会場内は空調が効いていますが、”涼しい”とは程遠い温度。

 じっとしていても汗ばむエコな温度設定です。

 インターハイ団体出場チームや、個人出場選手のいるチームが集まるスーパーリーグ。

 全20チームを10チームずつに分けた総当たりリーグ戦を昨日終え、6位だった本校は残念ながらギリギリ下位リーグに。

 昨日はその下位リーグを全勝で終え、今日は残り3試合に臨みました。

 昨日に引き続き接戦になりますが、汗だくになりながらもしぶとく粘って今日も全勝で終えることができました。

 こういったハードな経験を通じて選手たちは少しずつ成長していきます。

 一方で昨日の午前で長野から三重に帰った国体合宿組は、森先生とともに休む間もなく芸濃にて合宿をスタート。

 連戦の疲れもあると思いますが頑張りどころです。

 長野組も昼過ぎに全日程を終え帰路につきました。

 明日からは今回の反省を振り返りながらの練習になります。

 インターハイまで2週間を切りました。

8月1日(木)
NAGANOフェスティバル

 8月です。

 日本全国、異常な猛暑となっています。

 35℃を超える”猛暑日”は珍しくなくなってきています。

 昨日から始まった、インターハイ前恒例の全国規模の合同練習会である、NAGANOフェスティバルが開催されている長野も例外ではありません。

 「長野」と聞けば、「避暑地」のイメージがありますが、今日の長野の最高気温は34℃。

 しかし、今日の三重県の最高気温は37度。

 やはり長野は避暑地なんでしょうか(笑)。

 さて。

 明日から国体合宿が始まる関係で、NAGANOフェスティバルに参加していた選手のうち3名と森先生は帰らなければなりません。

 今日は私が三重県から1名を連れて長野に向かいました。

 午後からは3名の選手と森先生と入れ替わりました。

 じっとしていても汗がにじむ程度の冷房の中、午後の3試合を実施。

 昨日から参戦している伊藤実と阪拓海、そして今日から参戦する村田佳太朗の3名です。

 参戦しているスーパーリーグはインターハイ出場チームのみが参加できます。

 20チームを半分に分けた1次リーグで上位に入れなかったので、午後からは下位10チームによるリーグ戦です。

 接戦にはなりますが、午後からは連勝スタート。

 上位チームのエース対決で後れを取っている本校が、2年生中心とはいえ残り1年でどこまで上位に食い込めるのか。

 課題は山積していますが、その気になれば達成可能な位置にいると感じます。

 選手、指導者がどこまでその気になれるか?

 勝負のポイントはそこにあると思います。