白卓日記 ‘18 8月 前月へ! 次月へ!   
8月31日(金)
始業式
 ”始業式”と言えば9月1日ですが、カレンダーの関係で8月ですが2学期スタートです。

 ”始業式”と言えば体育館で校長先生のお話を聞くのが定番ですが、昨日の既報通り体育館の工事で教室での始業式となりました。

 ”防災の日”と言えば9月1日の防災訓練ですが、カレンダーの関係で本日防災訓練でした。

 本校から白子港まで約1km。

 白子港は伊勢湾内の内海なので、南海トラフ地震の津波の影響は時間・規模とも切迫したものではないと思います。

 しかし昨今の地震の被害を見ると安心してはいられません。

 今日も大津波警報が発令された際の対応を確認しました。

 さて。

 10時半過ぎには放課となりましたが、学校体育館が使えないので男子も卓球場での練習です。

 男女合わせて25名で卓球台は実質9台。

 今日は女子小中学生5名もいたので、1台3名でも入りきりません。

 男子も1台に3~4名という割り当てでしたが、全体での休憩時間をなくして台に入れない時に休憩とするシステムにしました。

 とりあえず今日はそのシステムで乗り切りましたが、約1か月は大変な日々が続きそうです。

 気が付けば明日と明後日は伊勢で東海選手権の県予選会。

 地元開催の今年は予選通過枠も広くハードルも高くありませんが、それだけにキッチリと結果につなげたいところです。

8月30日(木)
夏休み千秋楽
 夏休み最終日。

 今日も暑い一日でした。

 ほぼ休みなく頑張り続けた40日間。

 練習後に選手たちに、「夏休み前に自分で決めた課題の進捗状況は?」と問いかけましたが、上は80%、下は30%と様々でした。

 目標設定は何に取り組む時でも絶対に必要です。

 高すぎる目標は、「頑張っても達成できない」という気持ちになり頑張れません。

 低すぎる目標は、「頑張らなくても達成できる」という気持ちになり頑張れません。

 頑張ればギリギリ達成可能な目標が最も頑張れます。

 その設定、サジ加減が難しくて重要です。

 明日から2学期が始まります。

 本来なら男子は学校体育館に戻って練習再開となるのですが、実は学校体育館の天井工事が今月中旬より始まっており(写真参照)使用不可能となっています。

 この工事は10月上旬まで続き、そこまでの1か月半近く学校体育館が使えません。

 卓球場での練習は、朝から一日使える夏休みだから男女交代で何とかできましたが、学校が始まり男女が同時間に使用するのはかなり厳しい状況です。

 特に小中学生も一緒になる夜の時間帯は大混雑が予想されます。

 近隣の公共施設を利用してしのぐしかない状況です。

 しばらくは厳しい環境が続きそうです。

8月29日(水)
感謝
 2学期始業式と言えば9月1日ですが、今年はカレンダーの関係で明後日の8月31日でです。

 夏休みもたくさんの方々との出会いがありました。

 お盆休みや、大学生の夏休みに加えて、今年は愛知県でのインターハイということもあり試合会場でもたくさんの卒業生の方々と顔を合わせることができました。

 中には何十年振りに会うことができた卒業生の方も。

 長い間この仕事をやっていると、上は私と5歳しか違わない40代後半の方から、下は高校を卒業したばかりの18歳の方まで、30年の幅の卒業生がいます。

 その卒業生の方々とのつながりから、たくさんの中学生も練習に来てくれました。

 卒業生の方々が高校生だった時と現在とでは色々と違いはあると思いますが、こうした繋がりから次の世代の選手と関わられることに感謝です。

 若い頃は自分とほぼ”同世代”の卒業生もいれば、最近の卒業生は自分の”子ども世代”です。

 長くこの仕事を続けられることに感謝し、この経験を次の世代に繋げられるようもうひと頑張りです。

 こんな指導者冥利に尽きる夏休みを、あと何度過ごすことができるか。

 一日、一時間、一秒たりとも無駄にできません。

8月28日(火)
自信作
 酷暑は続きます。

 夏休みもあとわずか。

 2学期が始まると実質の練習量は半減します。

 「やり溜め」じゃありませんが、残り数日をガッツリ頑張りたいと思います。

 金曜日に始業。

 土日には東海選手権の県予選会があります。

 今年度の東海選手権は地元サオリーナでの開催です。

 今日は午後からその組み合わせ会議がありました。

 14時から始まった会議も終わったのが19時半。

 男女シングルス、ダブルス、ジュニアシングルスと6種目を一気に片付けました。

 公平、公正を期して行う組み合わせ会議。

 三重県の組み合わせは、どんな質問をされても細部にわたって説明することができる自信作です。

 出来上がった組み合わせを見ると…。

 地元開催だけあって予選通過枠は大きく、男女とも全員通過を狙いたいところです。

8月27日(月)
あと4日
 最高気温36℃。

 今朝、練習に向かう途中でランドセルを背負った小学生たちが。

 はや新学期でしょうか。

 猛暑日が続きます。

 練習を見ていても夏休み前とは別人のように変わったプレーを見せる選手もいます。

 しかし公式戦でそのプレーをするにはまだ研鑚しなければなりません。

 地道にコツコツ。

 やり抜いた選手だけが成功するでしょう。

 午後からは安藤さんにも相手をしていただきました。

 「良くなりましたね」

 そう言ってもらえたのは、やはり頑張って取り組んでいた選手です。

 早朝から始まった練習は15時で終え、そこからフィジカル講習会。

 それが終わってからも自主練習に取り組む選手もいました。

 いよいよ夏休みもあと4日です。

8月26日(日)
ソコは外せない
 最高気温37℃。

 男子の練習再開です。

 今日は夏休み最初で最後の練習試合。

 兵庫・滝川高校が来て下さいました。

 男女交代の練習時間なのでガッツリとはいきませんでしたが、そのぶん濃い練習ができたと思います。

 まだまだ甘いところだらけ。

 やらないといけないことが山積しています。

 夏休みが終わってしまうことに焦りを感じます。

 終了後に、この夏の試合や練習で気がついた、「早急にやるべきこと」を選手たちに伝えました。

 個性は尊重すべきですが、「ソコは外せない」というところです。

 結構な熱を込めて伝えたつもりですが…。

8月25日(土)
マナー?
 猛暑再び。

 自主練習三日目です。

 インドネシアのジャカルタではアジア選手権が行われています。

 卓球は明日から始まりますが、他の競技は連日テレビ放映され盛り上がっています。

 特にバドミントンは女子団体で優勝するなど快進撃を見せています。

 その中で女子の主力選手である山口茜選手がシングルス初戦でアフガニスタンの選手と対戦し、21-0(バドミントンは21点3ゲームマッチ)とラブゲームで圧倒しました。

 試合後の山口選手のコメントで「卓球では相手選手を気遣ってラブゲームにしないことを聞き、サーブミスしようとしたけど入ってしまった」と苦笑いだったそう。

 確かに最近の卓球では、10-0となるとわざとサーブミスやレシーブミスをする光景がトップ選手のみならず高校生でも見られます。

 果たしてそれが”グッドマナー”なのでしょうか?

 今まで何度か書いていますが、平成28年卒業の樋口桃佳さんがセットオール0-10から逆転勝ちした試合を見てから、「試合に絶対はない」と確信しました。

 0-10となれば負けている方はまず諦めますが、諦めなければ逆転する可能性はゼロではありません。

 しかし逆転した樋口さんの試合で、相手が0-10でわざとサーブミスしたら樋口さんの気持ちも萎えていたと思います。

 ラブゲームで負けるのは屈辱ですが、相手にわざとミスされるのは更に屈辱だと思うのは私だけでしょうか?

 長い私の卓球人生で0-10からの逆転劇は、この試合が最初で最後だと思います。

 ラブゲームの話題が出る度に、この衝撃的な出来事を思い出します。

8月24日(金)
ネタはどこにでも
 台風一過ですが、すっきりとせず蒸し暑い一日でした。

 このブログを毎日欠かさずに書いて13年目になります。

 見て下さっている方からは、よく「よく毎日書くネタがありますね」と感心されますが、一日を振り返れば書くネタはどれだけでもあります。

 そもそも本校は年間の活動スケジュールが約360日あるので、その日の活動を思い出し、あれこれ考えを巡らせているうちに勝手に行が埋まっていきます。

 今日のように自主練習時は選手たちと顔を合わせず、卓球自体を見ることもなく終わる一日でも、先日の高校選手権のことや、残り少ない夏休みのスケジュールのことなどを考えればどれだけでも書けます。

 また、現役高校生たちだけでなく卒業生の方々も当然のことながら年々増えていきます。

 先輩たちの動向もあちこちから情報は入ってきます。

 例えば公立学校の教員採用試験は現在二次試験の真っ最中です。

 本校卒業生の中にもこの試験にチャレンジしている方々がいます。

 その他にも厳しい世間の荒波にもまれながら日々の仕事を頑張っている先輩たちもいることでしょう。

 あまり個人のプライベートに立ち入ることはできませんが、ご結婚やご出産などのおめでたいニュースはここでも取り上げさせて頂いています。

 自主練習中の三日間、選手たちは何をしているのでしょうか?

 すでに自主練習をインターハイ後に終えた女子の規定練習に混ざって練習している選手もいます。

 自主練習をするしないは当然選手の意志に任せます。

 「自主練習しなさい」と言うのであれば規定練習にしています。

 でも結局、成功者となるのは意志を貫く「やり抜く力」があるものなんだと思います。

 明後日には練習を再開し、いきなりの練習試合が待っています。

8月23日(木)
中間報告
 台風接近です。

 朝から降ったり止んだりの天気でしたが、夜になると激しい風雨が。

 長かった夏休みも後半。

 男子は今日から3日間の自主練習期間に入ります。

 あと一週間で2学期が始まります。

 夏休みは、「1日ってこんなに長かったか」と思えるほど時間に余裕がありました。

 夏休み中は、卓球場で男女交代での練習でした。

 男子から始まる時は朝の7時半からのスタートでしたが、午後の練習終了は15時。

 女子から始まる時でも終了時間は18時。

 ゆっくり体を休める時間や、自主練習に取り組める時間も余裕を持って取れたはず。

 大切なのは規定練習以外の時間です。

 やるべきことをやらずに過ごした無駄な時間がなかったか?

 その中間報告は高校選手権で出ました。

 最終報告は全日本ジュニア予選あたりでしょうか。

8月22日(水)
高校選手権②
 不安定な天気は変わらず時折強い雨が。

 体育館の真ん中に雨漏りもありました。

 今日はシングルスの部。

 地区予選のあるシングルスは、本校から男子12名、女子10名がエントリー。

 女子シングルスは昨日に引き続き上位を独占。

 優勝は白神ひかる。決勝は接戦になりましたがセットオールで振り切りました。今年度になってシングルスは県内で負け知らずです。

 2位は口地恋菜。決勝も肉薄しましたが一歩及ばず。テンポの良い両ハンド速攻が小気味よく決まっていました。

 3位には古沢夏姫と西口凜。

 両者とも気持ちを前面に出してのプレーで追いすがる相手を振り切っての上位進出。

 日口実咲は西口に、打田千尋は古沢に敗れるもベスト8進出。

 男子の優勝はダブルスに引き続き阪拓海が二冠をゲット。粘り強いプレーに加え、強化中の速いプレーを出すことができました。

 伊藤実と久保田大輝はベスト8。

 伊藤は第1シードの選手と好ゲームとなり進歩の跡を見せますが一歩及ばず。久保田は精彩なく国体予選で勝った相手にリベンジを許しました。

 男女とも夏休みの成果を出して充実したプレーを見せた選手もいましたが、取り組みが甘く自信なさげなプレーに終始した選手もいました。

 勝った選手も負けた選手も今日の試合を振り返り、すぐに修正に取り掛からなければなりません。

 連日の応援で後押しして下さった保護者の皆様、ありがとうございました!

 夏休みもあと8日。

 ラストスパートです。

8月21日(火)
高校選手権①
 台風の影響で朝から雨が降ったり止んだり。


 今日と明日、三重交通Gスポーツの杜伊勢にて平成30年度三重県高等学校卓球選手権大会が開催されます。

 今日は男女ダブルスが行われました。

 本校からは男子は6組、女子は5組がエントリー。

 女子ダブルスはベスト4を独占し、4に入れなかったペアも8に進むという完全制覇。

 優勝は口地恋菜②・古沢夏姫②。攻守ともに安定した盤石のプレーで危なげなく優勝まで突き進みました。

 2位は大健闘の西口凜②・猿橋凜①。準決勝でインターハイ5位入賞の白神ひかる②・日口実咲①を破っての決勝進出でした。

 3位にはその白神・日口。丁寧なプレーと勝負強さが身上ですが、慣れられた同士討ちで持ち味を発揮できませんでした。

 同じく3位には打田千尋②・長谷川楓①。アグレッシブなプレーで勝ち上がりました。

 男子ダブルスは昨年同様、同士討ちの決勝戦。

 優勝は阪拓海①・久保田大輝①。準決勝の高田戦でセットオール8-10からの逆転勝ちがヤマでした。決勝では同士討ちを制しての優勝ですがまだまだこれからです。

 2位には疋田兼也②・大森汰佳人②。準決勝での高田戦を大接戦を切り抜けての決勝進出でしたが、決勝戦では不完全燃焼。まだやれるはずです。

 ベスト8には伊藤実①・板倉大成①。高田戦は快調に1セット目を先取するもバランスを崩して失速。しかし次につながる敗戦だったと思います。

 昨年同様、男女とも優勝をゲット。いずれのペアもまだ熟成されていません。勝負はここからです。

 明日はシングルスです。

 今日の勢いを生かしてもらいたいところです。

8月20日(月)
準備万端
 最高気温27℃!

 しかし台風接近の影響か、ちょっと湿度高めの一日でした。

 今日も卒業生の辻智貴さんが早朝から後輩たちに胸を貸してくれました。

 明日から県高校選手権。

 ほぼ全員が夏休み唯一の公式戦を前に、気持ちが高ぶっている様子がうかがえました。

 ある選手は緊張からかちょっと力が入ります。

 ある選手は高ぶる気持ちを抑えて淡々と。

 ”好調”であるに越したことはありませんが、”不調”であるから明日も不調だとは限りません。

 上につながる試合ではありませんが、夏休みの総決算。

 伊勢の三重交通Gスポーツの杜伊勢にて、明日はダブルス、明後日はシングルスが行われます。

8月19日(日)
果たして
 稲刈り真っ盛り。

 日中は暑くなりますが最高気温は30℃そこそこ。

 湿度も低く過ごしやすい日が続きます。

 夏休み40日間のうち75%が終わりました。

 今日の男子は落ち着いて練習に取り組める一日でした。

 夏休みは思ったほど公式戦はなく、来る日も来る日も大きな変化のない練習漬けの日が続きます。

 しかしそれだけに、腰を据えて練習に取り組むことができます。

 普通の高校生は学校が始まるとなかなか落ち着いて部活動だけに専念することができません。

 勉強はもちろん、様々な学校行事が次から次へとやってくるので、その日一日をこなすので精一杯です。

 でもそれが高校生のあるべき姿です。

 しかしそうなると自らを大きく成長させる期間は限られてきます。

 そこが夏休みです。

 そのことは再三再四、選手たちに説いてきたので、選手たちもその気になって課題に取り組んでいます。

 成功するためのノウハウは、「的確に目標を決めて計画的に地道にコツコツ取り組む」ことに他なりません。

 こちらが感心するほど取り組んでいる選手もいれば、こちらが心配するほど取り組めていない選手もいます。

 果たして…。

8月18日(土)
やり抜く力
 秋色の気候が続きます。

 今日の卓球場は2台ある大型クーラーのうち1台は使わずに一日過ごしました。

 おそらく夏休み初めてです。

 今日も卒業生の辻智貴さんと堀津有貴さんが胸を貸してくれました。

 細かくアドバイスもいただき、選手たちも勉強になったと思います。

 やはり現役選手のアドバイスは貴重です。

 自分の経験、同じ大学のチームメイトを見たり聞いたりした経験など、生の声は説得力が違います。

 ありがとうございました!

 チームとして取り組んでいる課題も、スムーズにできるようになってきました。

 しかしそれを実際の試合で使って成功させることができるでしょうか?

 かつて女子の卒業生の竹内(旧姓辻岡)亜沙さんは、大きな試合が終わってからの話し合いで決めた、次の試合までの課題を必ず成功させていました。

 しっかりと考えて次の試合までの計画を立て、少しずつ少しずつ地道に課題に取り組んで、次の試合では見事にその練習してきたことを使って成功させて勝利を収めていました。

 卒業して10年ほどになりますが、当時出始めたチキータを練習して国体本番で使って成功させてベスト8入りに貢献したシーンは今でも鮮明に覚えています。

 やはり「やり抜く力」がある選手は成功します。

 長い夏休み前に立てた課題に、どれくらいの選手が本気で取り組んでやり抜いたか?

 それは高校選手権を見れば分かるはずです。

8月17日(金)
秋の訪れ
 朝起きて寝室を出たら、冷房を入れていた寝室よりも室外の方が涼しかったので驚きました。

 突然の秋の訪れ。

 ヒンヤリした湿度の低い一日。

 週間予報を見ても最高気温が30℃前後の日が続きます。

 田んぼでは稲刈りが始まっています。

 さて。

 三重県高校卓球選手権大会が4日後に近づいています。

 インターハイ関連、全国センバツ関連、そしてこの高校選手権は、年に3回ある高体連主催の大会です。

 勝っても上につながる試合ではありませんが、長い夏休み中に唯一ある県大会です。

 以前は3年生が出場する最後の大会、という位置づけでしたが最近はほとんど3年生は参加しません。

 本校からも3年生は出場せず、1,2年生による「新人戦」の様相です。

 今日の練習にも、昨日に引き続き堀津さんと阪さん、そして辻智貴さんも参加してくれました。

 大学生たちにとって秋季リーグ戦が終わったこの時期が”解散”の時期です。

 貴重な休みにも後輩たちに胸を貸してくれ気持ちが嬉しいです。

 午後からは高校選手権の組み合わせ会議でした。

 夏休み後半の佳境に入ってきました。

8月16日(木)
大人の話
 今日の練習には卒業生の方がたくさん来てくれました。

 一昨年度卒業の堀津有貴さんと阪亮輔さんはバリバリの現役大学生。

 朝から一日、高校生たちに胸を貸してくれました。

 いつも同じメンバーで少しマンネリ気味だっただけに高校生たちも張り切って挑戦していました。

 ゲーム練習後、課題練習中にもアドバイスをしてくれました。

 日頃、レベルの高い大学生たちと練習しているので、本校の選手たちの課題を鋭く指摘してくれたはず。

 ありがとうございました!

 また、3年前と4年前の卒業生の大谷崚介さんと村上稜二さんも激励に来てくれました。

 厳しい社会で揉まれているだけあって、色々と勉強になることも話してくれました。

 4人の卒業生たちと昼食をともにしましたが、高校時代の昔話に花が咲き、とても楽しい時間を過ごせました。

 ともに必死で頑張った仲間だからこその絆です。

 高校時代は楽しいことばかりではありませんでしたが、だからこそ振り返った時に笑って話せるのだと思います。

 彼らが高校生の時には、こうやって話ができるイメージは想像もできませんでした。

 今の高校生たちとも対等に大人の話ができる日が楽しみです。

8月15日(水)
強い心
 終戦記念日の今日は朝から降ったり止んだり。

 今日は女子が遠征で不在でした。

 卓球場はほぼ男子のみでの練習となりました。

 時間に制限があると、もう少しやればコツがつかめるところまで来ていても終わらざるを得ませんが、今日は時間を気にせず取り組める絶好のチャンス。

 最後の練習はノルマを決めてやりました。

 「○本連続成功を○セット成功までやる」といったノルマです。

 この練習は、失敗できないというプレッシャーをかけて練習の質を高めるのが目的ですが、当然選手たちにはストレスがかかります。

 必死の思いで積み上げて、あと一本成功すればよかったのにプレッシャーからミスをする。

 その状況が本番の試合とよく似ているから、と練習前に目的を説明してスタートしましたが…。

 最初はどの選手も高い集中力で取り組み、早々にノルマを達成した選手もいましたが、なかなか達成できずストレスが溜まる選手も出てきました。

 ひとり、またひとりとノルマを達成していく中、それが余計にプレッシャーとなり焦りを呼びミスを繰り返す。

 まさに試合と同じ状況。

 最高の練習といえます。

 ここで自らの気持ちが不安定にならないようコントロールして取り組めばノルマは達成できるでしょう。

 ところが我慢できずに感情的になってしまう選手が出てきました。

 自分たちもこれではダメだと頭では理解していると思いますが、そこを抑えきれずに…。

 呼んで厳しく指導しましたが、私自身、日頃の練習内容の甘さを反省しました。

 誰しも好き好んでストレスがかかる状況にはしたくありません。

 でも、ストレスのかからない気持ちの良い練習ばかりで試合の結果につながらずにもっと大きなストレスを抱える。

 達成感を得る、つまり試合で結果を出すにはストレスを乗り越える試練を避けて通ることはできません。

 困難に負けない強い心を持ってもらうまで、私も負けずに頑張ろうと思います。

8月14日(火)
ネットワーク
 一時期の異常な暑さは峠を越したか。

 それでも最高気温34℃。

 夏休みはたくさんの方々との出会いがあります。

 私もこの世界に入って30年を超えたので、最初の教え子はもう50歳手前になっています。

 インターハイが愛知県であったことから、たくさんの卒業生の方々とお会いすることができました。

 何十年振りに会った卒業生の方もいました。

 「先生、お久しぶりです!覚えてますか?」

 パッと見ですぐに分からなかった方もいましたが、やはり面影は残っており大抵は名乗られる前に思い出します。

 顔も名前も当時の記憶もすぐに蘇ります。

 一日中、一年中、顔を合わせて濃い関係だったので、さすがに忘れることはありません。

 また、かなり以前にお付き合いをしていただいていた指導者の方ともお会いすることもありました。

 お互いに年齢を重ねて年相応になっていましたが、やはり当時の記憶もすぐに蘇ります。

 狭い卓球界です。

 そういった方々とのネットワークはすぐに縦横につながります。

 そのネットワークに様々な場面で助けてもらうこともあります。

 やはり大切なのは人間関係なんだと改めて思うこともしばしば。

 歳を取ることが悪いことばかりではないと思う夏休みです。

8月13日(月)
簡単に?
 曇りがちな一日でしたが、夕方には激しい雷雨が。

 昨日までの国体東海ブロックで感じたことを練習中に何度か話しました。

 技術的なことについて、試合運びについて。

 安藤大貴さんが練習に来て下さっていたので、技術的なこちについてはコーチングしてもらいました。

 やはり口だけで説明するより、実際に見せた方が説得力があります。

 ポイントを説明してもらいながら実演してもらうと、いとも簡単にやって見せる安藤さん。

 見ていても、「できるかも」と思わせる実演でした。

 実際にその後、選手たちにやらせると思った以上にできたので驚きました。

 しかし逆に「簡単に」できたと勘違いしそうです。

 簡単なシステムで深く考えずに感覚だけでやったから意外と上手くできただけです。

 実際にそれを試合でも使えるようになるには地道な反復練習が必要です。

 そのことを伝えましたが、どれくらいの選手が理解できたか…。

 簡単そうにやって見せた安藤さんも気の遠くなるような反復練習で身に付けたもののはずです。

 選手たちの自覚に任せるか、ある程度定着するまでやらせるか。

 難しいところです。

8月12日(日)
国体東海ブロック②
 二日目の今日の少年男子は岐阜県と対戦。

 東海4県中、上位2県に与えられる本大会出場権は昨日で取り逃したものの、最終戦を勝って次につなぎたいところです。

 番条は前半を1‐1の後の3番に出場。東海総体シングルスで勝った富田の選手と対戦。昨日から今ひとつのリズムでしたが、今日は更に迷いのあるプレーで接戦の後半をモノにできずにストレートで敗退。

 しかしその後の4,5番が頑張って取って、久し振りの岐阜県からの勝利となりました。

 番条は残念ながら勝ち星には恵まれませんでしたが、試合運びの大切さを身を持って感じたはずです。

 試合運びは経験がモノを言います。

 公式戦に出場することはもちろんですが、練習試合、日々のゲーム練習なども本気で取り組まないとたくさんの”経験”を積むことができません。

 練習で身に付けた技術、トレーニングで身に付けた体力、試合やゲーム練習で身に付けた試合運び。

 この三つのバランスがとれて初めて勝利に結びつきます。

 技術的なことも早急に取り組むべきことを見つけました。

 今回の試合で感じたことは早速、明日の練習で選手たちに伝えたいと思います。

 インターハイからの連戦にもかかわらず応援に駆けつけて下さった保護者の皆様の期待に応えるためにも明日からまた頑張ります。

8月11日(土)
国体東海ブロック①
 今日と明日、岐阜アリーナにて国体東海ブロック予選が行われます。

 今年は少年女子はブロック予選なしで福井国体へ進みます。

 少年男子の番条晃大が高田の2名の選手と組んでエントリーしています。

 今日は愛知、静岡と対戦。

 初戦の愛工大名電単独の愛知戦で番条は2番で出場。相手はインターハイシングルスランク選手。1セット目を失った後、2セット目は丁寧なプレーで取り返します。3セット目も8-8までいきましたが、勝負に行ったプレーが実らず取られると4セット目は完敗。チームもストレートで敗れました。

 静岡学園単独の静岡戦では3番で出場。東海ブロック突破には負けられない一戦。2番の選手が快勝した後の3番で登場。初戦と同じような展開で、1セット目を取られますが、相手のミスを誘って2セット目を取ると3セット目は接戦に。9-9まで進み必死のプレーで攻めますが、相手のブロックを撃ち抜けずジュースで落とすと、5セット目は出足から離され万事休す。

 今日は緩急をうまくつけて自分のペースで試合を進められたと思います。しかし最後のツメの場面で一本が取りきれませんでした。思い切っていくのか丁寧にいくのか。卓球の難しさを思い知らされました。

 上位2チームしか本大会に行けないので、明日の岐阜戦に勝っても可能性はなくなりましたが、最後までファイトしたいと思います。

8月10日(金)
夏休み折り返し
 夏休みも折り返し地点。

 インターハイがあるものの、意外と公式戦の少ない夏休み。

 しかし何だかんだで落ち着いて練習できる期間は意外と少ないのが現状です。

 選手たちの練習を見ていると「果たしてこんなんで大丈夫か?」と心配になってきます。

 夏休みが始まった時に、それぞれの選手は夏休みに取り組む課題を決めました。

 その進捗状況が順調な選手はあまりいないと思います。

 言うは易し行うは難し。

 焦ってもらいたいと思います。

 さて。

 明日から岐阜で国民体育大会の東海ブロック予選が行われます。

 各都道府県対抗の団体戦である国体は、「三重県」の威信をかけて戦う試合です。

 3名による5シングルスの試合形式です。

 本校からは昨年に引き続き番条晃大③が代表となっています。

 また、4番目の選手として久保田大輝①が予備登録として登録されています。

 今年の少年男子は東海4県中2県が予選通過枠です。

 厳しい戦いですが全力で頑張ります!

8月9日(木)
地元インターハイ
 今年のインターハイは昭和48年以来の三重県を中心としたインターハイでした。

 インターハイは平成15年までは都道府県の単独開催でしたが、平成16年からは各ブロック開催となっています。

 全競技のうち三重県が40%、愛知・岐阜・静岡が20%ずつの競技を担当しました。

 卓球は愛知県開催だったので地元開催のメリットである、団体+1校、シングルス・ダブルス+倍の、「プラスアルファ枠」は三重県にはありませんでした。

 しかし、白子から車で1時間半というメリットはありました。

 その中のひとつが、「大応援団」でした。

 大会期間中に会場であるスカイホール豊田で、たくさんの卒業生の方々に会うことができました。

 私が教職に就いて31年。

 最初の6年は愛知・桜丘高校。

 それ以後は白子高校。

 たくさんの卒業生を送り出してきました。

 会場にいると、「先生、お久しぶりです」と20名を超える卒業生の方々に声を掛けていただきました。

 古くは大学卒業後すぐの、私と年齢差が5歳しかない方から、昨年卒業の方まで。

 「もう卓球は全然携わってないんですが、近くのインターハイだったから」

 「子どもが卓球をやっていて是非見せてやりたくて」

 「後輩たちの活躍を応援したくて」

 もう感動して何度も涙が出てきそうになりました。

 たまたま会えなかっただけで、もっとたくさんの卒業生の方々が会場を訪れていたと思います。

 皆さん、それぞれのフィールドでそれぞれの人生を送っています。

 地元ならではのインターハイを堪能できました。

8月8日(水)
ヤバかった?
 いつまで続くこの猛暑。

 豊田インターハイは今日が最終日ですが、本校の選手たちは全ての試合を終えているので昨日中に帰って来ています。

 女子は今日から3日間、自主練習となります。

 男子は今日から練習再開です。

 大きな試合の後は、その試合に出て、あるいは見て、練習計画の練り直しとなります。

 私が感じたこと、選手自身が感じたこと。

 現在取り組んでいる練習の見直しをする絶好の機会です。

 練習の最初のサービス練習前に、サービスの重要性についての話をしました。

 また、練習最後の課題練習前に、サービス・レシーブの重要性についての話をしました。

 地味で手間のかかることをコツコツと取り組むことが成功への早道です。

 分かってはいるけど、それを理解して本気で取り組める者はごく少数です。

 よって成功する者も少数です。

 インターハイに出場していない男子11名は丸三日間、応援を兼ねてインターハイの会場に足を運びました。

 「ヤバかった」

 だけの感想で終らせる訳にはいきません。

8月7日(火)
豊田インターハイ⑤
 競技四日目。

 今日はシングルスの2回戦から5回戦までが行われました。

 阪拓海は8シードの東山の選手と対戦。出足から鋭いサービスと打点の高い両ハンドドライブを浴び、手も足も出ずに1セット目を失います。2セット目になって少し相手サービスに慣れてラリーに持ち込めるようになってきましたが、ミスの無い厳しいドライブにどうしても無理をせざるを得ず、ポイントこそ競るものの相手のペースで失います。3セット目も前半で大きく離されたところで、思い切ったプレーで得点を重ねて8-8まで競り合いますが、最後はビシッと締められてストレートで敗退です。

 嬉しい1勝と、全国上位選手の厳しい洗礼による1敗。どちらも非常に貴重な経験になったはずです。人生で3回しかないインターハイです。1年生で経験を積んだのなら、2年生、3年生とステップアップしてもらいたい。そのためにはやらなければならないことは山積しています。今回の経験で彼の目の色が変わることを期待します。

 白神ひかるは2回戦で佐賀・敬徳と対戦。テンポよくプレーする白神に、相手選手はついてこれずに簡単なミスを重ねます。攻守ともにスキなく、6,7,6で完勝。3回戦に進出です。

 3回戦はベスト32決定戦。ここを乗り越えればランクインが見えてきます。相手は正智深谷のエース選手。小柄ながら左から繰り出すパワフルな両ハンドドライブが武器の相手に対し、持ち前の速攻でポイントを重ねます。アッという間に試合は進み幸先よく1セット目を8本で先取。ところが白神のテンポにあってきた相手は、丁寧につなぐボールを両ハンドドライブで厳しく跳ね返します。ブロックしてくれれば連打で攻め込めるのですが、カウンター気味に返されるとどうしても力負けしてしまいます。徹底したその戦術で2セット目を8本、3セット目を5本で失い、4セット目も手の打ちようのない展開で一気に離されます。3-6でタイムアウトを取るも流れは変わらず離されます。しかし終盤で相手が雑なプレーで連続ミスをすると、そこを見逃さずに粘りに粘って相手の焦りを誘います。9-8と逆転すると相手もたまらずタイムアウト。その後は9-9→9-10とマッチポイントを奪われますが、追いついて10-10。このセットを取れば流れは完全にこちら側に来そうです。11-10→11-11→12-11→12-12→12-13→12-14。追い込まれても決してひるまず、果敢に立ち向かうプレーは感動ものでした。

 昨年のインターハイでダブルス3位入賞を果たした後に体調を崩して丸半年を棒に振りました。しかし2年生に進級したころから徐々に回復し、特にここ2か月ほどでほぼ以前の状態に戻りました。そうなると練習もセーブすることなくストイックに取り組めるようになり、調子もどんどん上がってきました。今大会でもほぼ現時点での力は発揮できたと思います。2年連続のダブルス入賞となりましたが、来年のインターハイではシングルスの上位進出も期待できます。

 異常気象とも言える厳しい暑さの中で行われた豊田インターハイ。残念な結果の試合もあれば、喜びを爆発させるような試合もありました。1年かけて必死の思いで取り組んできた成果は簡単には出すことができません。でも勝っても負けても見ている人が涙するような試合もたくさんありました。観客席で必死の応援をしてくれた仲間たちは、保護者の方々の協力もあり日が昇る前から白子を出発して駆けつけました。応援してくれた選手たちには今回のインターハイはどのように見えたのでしょうか。やはり脇役より主役の方がいいに決まっています。来年の自分の姿を重ねて見ていたに違いありません。

 会場が近いこともあって、たくさんの卒業生の方々や、すでに競技から離れた3年生たちも応援に駆けつけてくれました。自分たちも現役時にたくさんの方々に支えられた気持ちがこういった行動に出るのだと思います。心の底から感謝の気持ちでいっぱいです。そしてもちろん保護者の方々のバックアップを抜きには語れません。出場している選手の保護者の方も、出場していないにもかかわらず応援に来て下さった保護者の皆様にも心から感謝いたします。

 皆様、お疲れ様でした!そしてありがとうございました!

8月6日(月)
豊田インターハイ④
 競技三日目。

 今日はダブルス4回戦から決勝までと、シングルス1回戦が行われました。

 昨日のダブルスで勝ち残った白神ひかる・日口実咲が4回戦のベスト8決定戦にチャレンジしました。

 ダブルスはベスト8以上が”入賞”となります。

 相手は青森・五所川原商業。両ハンドで厳しく攻める相手に対し、出足からコースを読んで狙い打つ白神のボールが面白いように決まります。接戦にはなりましたが終始ペースを握って1セット目を9本で、そしてポイントとなった2セット目を14本で押し切ると、必死の攻守で白神にボールをつないでいた日口のボールも面白いように入りだします。単発で攻撃は受けるものの、終始攻守のバランスを崩さずに戦い続けた白神・日口が6本で締めて歓喜のうちにベスト8が決まりました。

 続く準々決勝は愛知み大瑞穂と対戦。昨年のインターハイで森本絵里さんと白神のダブルスが3位入賞した時の準々決勝も同じ愛み大瑞穂で、今回の一人は昨年と同じ選手です。同じ東海ブロックで手の内も知られている相手に、出足からキッチリと攻められます。ここまでと変わらず丁寧なプレーで対抗しますが、つなぐボールを徹底して狙われてポイントこそ競るものの相手ペースのうちに試合は進みます。1セット目を8本、2セット目も8本と後がなくなりますが、勝ちを目前にして気負った相手のミスに乗じて3セット目はジュースに。しかし相手もひるまず攻め続け、最後は11本で押し切られました。

 昨年の3位入賞は左利きで前年にシングルスでもランク入りした森本さんという頼れる選手を軸に白神は戦いました。今年はそれとは全くタイプの違う日口と組んでの上位進出は大きな意味を持ちます。もちろんダブルスは強い選手が一人いれば勝てるというものではありません。昨年は森本さんを陰でフォローする白神の活躍で、今年は白神の積極的なプレーを粘り強くボールをつないだ日口の活躍があったことは言うまでもありません。ダブルスはコンビネーションが大切だということを改めて証明した素晴らしいプレーでした。

 シングルスは男子の番条晃大、阪拓海、女子の白神ひかる、口地恋菜、日口実咲が1回戦突破を目指してチャレンジしました。

 番条は秋田商業の選手と対戦。互いに硬いスタート。積極的に攻める番条でしたがそれが裏目に出て一気に1-6と離されます。中盤までに大きく離されますが、慌てず追いかけて少しずつ差を詰めて9-9で追いつきます。そしてサービスエースとブロックで逆転勝ち。続く2セット目も1-5と離される展開。これまた徐々に追い上げて9-9で追いつくと、10-10から10本で抑えて2-0と追い込みます。一気に行きたい3セット目。三度リードされますが三度追い上げ、8-10→9-10となりましたが一歩及ばず。すると調子が出てきた相手にワンサイドゲームとなり4本で抑えられセットオールに。5セット目の前半を3-1とリードしますが逆転され3-5でタイムアウト。しかしその後も連取され3-7となりますが、5本連取で逆転し8-7。チキータを決められ8-8にされるとラリーで打ち負け8-9。相手の3球目で8-10。サービスを生かして相手のチキータを狙い打ち9-10。プレッシャーのかかる相手を見て三球目のループをミドルに放ちますが、まさかのカウンタースマッシュを浴びて万事休す。

 県予選を終えてからもインターハイで勝つためにストイックに準備をしてきました。以前なら簡単に諦めていた試合序盤のビハインドにも、驚異的な追い上げで2セット連取するなど技術以上に精神的に成長しての今大会でした。ギリギリの戦いを制することができなかったのは残念ですが、この経験が生きる時が必ず来るはずです。

 阪拓海は県予選をギリギリで切り抜けての出場です。相手は長崎・鎮西学院。気持ちの入ったプレーで出足から飛ばしますが、丁寧に粘ってくる相手のドライブにタイミングが合わずに簡単に先取されます。2セット目になってもリズムを掴めないながらも僅差のリードで後半へ。8-7とリードされたところで相手がタイムアウト。ここでやることを確認し臨むと、相手が崩れて逆転して9本で取り返します。3セット目になると一歩前に出て上から攻めて5本で抑えます。そのペースを変えることなく4セット目も攻め切って7本で勝利。明日の2回戦へと進みました。

 昨年は悲願の全国中学生大会に出場しましたが初戦敗退。「まずは一勝」という目標を達成することができました。戦術の転換を冷静に成功させることができたのも、技術力のアップから得た自信に他なりません。明日は8シードの強豪選手にチャレンジです。

 日口実咲は中村学園女子と対戦。出足は凡ミスが多く何もできないまま5本で失います。徐々に慣れてきた2セット目は接戦になりますが9本で落として後がなくなります。しかし持ち前の粘りで8本で取り返すと、相手も焦り始めて難しいボールに手を出すようになってきました。続く4セット目も8本で取りセットオールに。出足を快調に飛ばして5-3とリードします。しかしチェンジエンド後の一本目を開き直った相手のナイスボールが入ると空気が一変します。連続して相手の攻撃が決まり、負けじと攻めに行くと大きく動かされてポイントにつながりません。必死で食らいつきますが気がつけばまさかの8本連取されての逆転負けでした。

 1年生ながら県予選を2位で突破して臨んだインターハイシングルスでしたが甘くはありませんでした。変化をつけながら粘り強く戦うプレースタイルですが、決定力不足が浮き彫りになりました。その課題をどう克服するか。更なるステップアップを目指すには次の一手が重要になりますが、地道にコツコツと課題に取り組み克服する姿を想像できるのは私だけではないはずです。

 口地恋菜は千葉・木更津総合と対戦。左シェークの強烈な両ハンドドライブを放つ相手に対し、サービスを生かした速攻で対抗。しかし1セット目は相手の巻き込みサービスと三球目に対応できずに4本で失います。2セット目は接戦になりますが、口地のサービスに慣れてきた相手にラリーに持ち込まれ、守勢に回ってあと一本が遠く10で失う痛いセットに。必死で追撃する3セット目でしたが、相手のサービスと強打に最後まで苦しみ8本で押し切られました。

 1年生で出場した昨年は1回戦を突破できましたが、今回は残念な結果になりました。力強いボールで勝負するタイプではないだけに、手数の多さと堅実さ、そして変化が求められます。小学校低学年から毎年のようにチャレンジしてきた全国大会ですが、気がつけば高校でのチャレンジもあと一年となります。集大成としての来年のインターハイを笑顔で終えるには、ワンランク上の粘り強さが求められます。

 白神ひかるは愛媛済美と対戦。右シェークバック表攻撃型のバックサーブに苦しみます。バックサイドに大きく出されたサービスをレシーブできずに接戦になりますが、それ以外のプレーの安定性に大きな差があり着実にポイントを重ねます。サービスを持つと三球目を確実にポイントに結び付け、危なげなく試合を進め、9,7,8でストレート勝ち。

 明日は上位進出を目指して2回戦にチャレンジです。

8月5日(日)
豊田インターハイ③
 記録的な暑さの続く中、今日が競技二日目。

 ダブルスの1回戦から3回戦までが行われました。

 男子ダブルスの番条晃大・西山天智。初戦は山梨・日本航空と対戦。しっかりと準備してきたダブルスだけあって出足から攻めて8本で先取。続く2セット目は更に波に乗ったプレーで3本でシャットアウト。しかしこういう展開の時こそ、勢いを落とさずも慎重に試合を進めるべき。それをセット間で確認して3セット目に。序盤から丁寧かつ思い切ったプレーで点差を広げて6-3に。ここで相手タイムアウト。その後の1本目でこちらがサービスミス。悪い予感が的中し、リラックスした相手が調子を上げて一気に挽回されます。9本で落とすと4セット目も流れが変わらず8本で落として振り出しに戻ります。苦しい展開でしたが、気持ちを立て直した前半にリードし、逆に勝ちを意識した相手が凡ミスを繰り返す中、点差を広げて6本で取って事なきを得ました。

 続く2回戦は駒大苫小牧のシードペアと。肩の力が抜けたプレーで出足から好プレーを連発し6本で先取。しかし相手も徐々にペースを取り戻し出足から大きくリードされ中盤以降挽回するも2セット目を8本で落とします。するとこちらのペースも乱れ始めて6本で落として後がなくなります。気持ちを立て直して臨んだ4セット目は中盤まで2本のリードを奪うも8-8で追いつかれ、8-9になったところでタイムアウト。チキータを防ぐため大きく出したサービスをフォアハンドで狙われ8-10。番条のレシーブ強打で9-10。しかし最後は大きなラリーで粘り負けて万事休す。

 団体も出場しておらずダブルス2位通過という、モチベーションが上がりにくい状況にありながら、この日まで計画的に取り組んできました。敗れはしましたが、粘り強い戦いぶりは二人が頑張って取り組んできた証と言えます。

 女子ダブルスの口地恋菜・古沢夏姫は強豪・明徳技術と対戦。派手なプレーはないものの堅実に粘ってくる相手に5本で取られます。2セット目になると積極的に攻め続ける姿勢が功を奏し押し気味に試合を進めますが、攻めきれずに8本で取られて追い込まれます。3セット目になってもペースは変わらず、ファインショットが入ればポイントになりますが、無理に打たされてミスさせられる展開が多く、徐々に点差が広がり5本で失います。

 苦しかった県予選を1位で抜けての出場でしたが、残念ながら結果にはつながりませんでした。予選後もしっかりと時間をかけて練習に取り組んできました。全国の壁は厚かったですが、来年に向けて収穫はあったはずです。

 白神ひかる・日口実咲。昨年のインターハイで森本枝里と組んだ白神は3位入賞を果たし、今年はその実績から第9シードもらいました。初戦の2回戦は山口・岩国商業と対戦。無理をせずに堅実なプレーが持ち味の二人。それを発揮したプレーで1セット目を6本、2セット目を9本で振り切ります。競り合いの3セット目の8-9でタイムアウト。しかし押し切られて8本で取られると、ペースは相手側に。4セット目は3本でシャットアウトされ苦しい展開に。開き直った5セット目は一気にスパートをかけ4-0リード。5-1でチェンジエンドしますが、あっという間に追いつかれ5-5に。ここで踏ん張って7-5と離しリードを広げ、食い下がる相手を9本で振り切って3回戦進出。

 ベスト16をかけた3回戦。福岡・希望が丘と対戦。豪快な両ハンドで攻めてくる相手になす術なく6本で落としますが、競り合いの2,3セット目を9本と12本で奪って王手をかけます。厳しく攻められても無理をせず、要所要所で思い切った攻撃でポイントを挙げるプレーで、相手にジワジワプレッシャーをかけます。4セット目は4-2→5-2で相手タイムアウト。6-2→6-3→7-3→7-4→8-4→8-5→9-5→9-6と一進一退の展開。ここでタイムアウト。9-7→10-7でマッチポイント。勝負を賭けた白神の回り込みでしたがミスして10-8。丁寧にレシーブしたボールを強打され10-9。思い切ったレシーブ強打をミスして10-10に追いつかれます。手に汗握る展開でしたが、最後は相手のミスで12本で試合終了。明日の8決定にコマを進めました。

 苦しくても逃げずにプレーし続けて、相手に無理をさせる展開が見事にはまりました。攻めるべき時は思い切って攻め、守るべき時は丁寧に我慢強く守りました。明日も強豪との対戦となりますが、辛抱強くプレーしてチャンスをモノにしてもらいたいと思います。

 試合数は少なかったですが、さすがにインターハイ。一つ一つのプレーは目が離せない展開で、最初のポイントから最後のポイントまで気を抜くことのできない、まさに”斬るか斬られるか”の展開。

 明日はダブルスのベスト8決定戦から決勝戦まで。そしてシングルスの1回戦が行われます。

 一戦必勝。

 頑張ります。

8月4日(土)
豊田インターハイ②
 猛暑の中、いよいよ競技が始まりました。

 今日は学校対抗の1,2回戦が行われました。

 11時から始まった女子の1回戦。

 本校の相手は大阪の第二代表・リベルテ。

 1年生4名のみのチームですが、近畿大会で四天王寺に次ぐ2位という実力あるチームです。

 トップに起用されたのは古沢夏姫②。相手エースに対し丁寧なプレーで対抗しますが、速く力強い相手の両ハンドドライブに押されて主導権が握れません。簡単に1セット目を先取された後の2セット目もペースは変わらず、苦しくなった後半にようやく強気のプレーが出始めます。連続得点で一気に追いつき、ゲームポイントも握りましたがレシーブになると得点できずに一進一退の攻防に。最後は13本で押し切られ、3セット目も7本で失い先取点を奪われました。しかし持ち前の両ハンドを生かしたプレーで強豪相手に接戦に持ち込んだのは収穫です。

 2番はエース白神ひかる②。絶対落とせない試合は左シェークとの対戦。果敢に攻め込む相手に対し、得意の台上プレーから思い切ったフォアハンドに結び付け互角の展開に。大接戦になった1セット目を15本で失い心配されましたが、冷静に立て直して主導権を握り4本で取り返します。3セット目も小差ながら終始リードを奪い9-8からフォアミドルを詰まりながらしのいだボールを相手がミスして10-8と思いましたが、相手が抗議。白神のユニフォームにボールが触れたとの内容でしたが、審判はすでに白神にポイントを入れた後。事実の認定なので抗議で覆らないはずですが、まさかの相手ポイントに。その後もゲームポイントを奪われ、厳しい展開でしたがしっかり踏んばって逆転勝ち。4セット目も9本で抑えてチームを1-1のタイに引き戻しました。

 ダブルスは白神・日口実咲①。序盤こそ競り合うものの、徐々に大きなラリーに持ち込まれ、後ろに下げられ厳しい展開に。時折見せる思い切った回り込みでポイントを挙げるものの、終始相手ペースは変わらずストレートで王手をかけられます。

 後のない4番は口地恋菜②。緊張からか動きが硬く、ダブルスを終えて調子の出ている相手に一気に離され、1セット目を7本で失います。得意のサービスを生かして積極的に攻めようとしますが、それも慣れられ9本で取られて追い込まれます。しかし動きが出てきた3セット目は上から攻める得意のパターンが増えペースを握ります。一気に行きたい4セット目は接戦に。十分にチャンスはあったと思いますが、相手も負けじと強気のプレー。最後は力尽き10本で惜敗。もう少し早く調子が出ていれば、逆転の可能性のある試合でした。

 上位進出を目指して練習を積んできましたが、残念ながら目標達成はなりませんでした。

 ベンチも必死のバックアップで盛り上げました。技術があっても緊張の大舞台で発揮するには自信と経験が必要です。しかし1,2年生中心の若いチームです。全国選抜、そして来年の鹿児島インターハイではきっと…。

 明日から個人戦が始まり、まずはダブルスの1回戦~3回戦までが行われます。

 男子の番条・西山、女子の口地・古沢と白神・日口がチャレンジします。

8月3日(金)
豊田インターハイ①
 名古屋で最高気温が観測史上初の40℃超え。

 今日から6日間、スカイホール豊田にて平成30年度全国高等学校総合体育大会卓球競技が開催されます。

 本校からは女子学校対抗、女子シングルスに白神ひかる②、日口実咲①、口地恋菜②、女子ダブルスに口地・古沢夏姫②、白神・日口、男子シングルスに番条晃大③、阪拓海①、男子ダブルスに番条・西山天智③が出場します。

 今日は開会式のみが行われました。

 午前中まで卓球場で練習をして、昼過ぎに出発。

 16時から始まった開会式は最近では珍しい各都道府県ごと行進をするスタイル。

 ダンスや吹奏楽のアトラクションから始まり挨拶や選手宣誓、そして連続出場や通算出場の表彰式と続き、約2時間という長丁場。

 毎年のことですが選手たちもグッタリするほど疲れます。

 終了後は宿舎に移動。

 同じ豊田市内ですが会場から車で40分ほどかかる、足助町にある周囲を山と川に囲まれた風光明媚な宿です。

 建物も新しく食事もなかなかのもの。

 移動に時間がかかるのは大変ですが、リラックスできる宿舎だと思います。

 明日は女子学校対抗の1,2回戦です。

 アツい夏が始まります。

8月2日(木)
インターハイ前夜
 三日ぶりの三重県でしたが、猛暑がぶり返しており閉口しました。

 今年のインターハイは”東海総体”となっておりますがメインは三重県です。

 昨日、伊勢のサンアリーナで総合開会式が行われ、今日から本格的に各種目が始まります。

 鈴鹿市では水球、ソフトテニス、ハンドボールが行われます。

 白子駅前のホテルの駐車場に茨城県の高校のマイクロバスが停まっていました。

 インターハイと言えば県外に遠征するものというイメージでしたが、三重県に県外の選手たちが来て、三重県の選手が県外に遠征するという何とも不思議な感覚です。

 卓球の会場は鈴鹿から車で1時間ちょっとの豊田市です。

 個人戦の組み合わせは既に発表されていますが、学校対抗については今日の午後から組み合わせ抽選会議がありました。

 村上先生の引率で、女子キャプテンの長谷川蒼が臨みました。

 初戦の相手はリベルテ(大阪)。

 かつて昇陽高校に集めていた大阪のグループが、どういった経緯か知りませんがこの学校に集めているという、1年生4名だけの異色の学校らしいです。

 勝てば駒大苫小牧と明豊の勝者です。

 まずは初戦突破。

 さて。

 男子は個人戦のみの出場ということで、今日もしっかりと練習に取り組みました。

 インターハイに出場する番条晃大、西山天智、阪拓海のコンディションはまずまずです。

 今日の練習終了後に、出場する選手だけでなく、応援・見学に行く全部員の予定の確認をしました。

 いよいよ日本でいちばんアツい大会が始まります。

8月1日(水)
NAGANOフェスティバル③
 最終日です。

 さすがに選手たちも疲れが見えました。

 他校の選手もダラダラとやっている選手もいましたが、出場している選手だけでなくベンチもしっかりとした雰囲気で取り組んでいる学校もあります。

 頑張れないことを疲れを理由にはできません。

 さて。

 今日はリーグを離れての交流戦。

 秋田、秋田商業、台湾ジュニアと対戦しました。

 初戦はピリッとしない雰囲気だったので厳しく指摘しました。

 以後はしっかりと頑張れたと思います。

 対戦した他校の選手で、実力がありながらダラダラとした雰囲気でプレーしている選手がいました。

 遠くからわざわざ遠征してきたのに、しかもインターハイ直前のこの時期に酷い態度。

 自分のためにならないばかりか、相手にも失礼千万。

 これを許している指導者は指導者を名乗るべきではありません。

 もちろんその指導者はベンチにも入っていません。

 その選手は「オレは本当は強いけど、今日はやる気がないので適当に流しています」とアピールしたいのでしょうが、見苦しいことこの上なし。

 肝心の人間教育をせずに、卓球の試合に勝てばよしとしているのでしょう。

 ああはなるまい。

 勉強になりました。

 3日間、朝から晩まで頑張りました。

 選手たちも本当に勉強になったと思います。