白卓日記 ‘16 3月  前月へ! 次月へ!   
3月31日(木)
TSPオープンB
 プレーしている選手たちには”暑い”くらいの陽気です。

 三日目は順位リーグの続きです。

 昼過ぎには帰る学校も出てきて、結局15時頃に打ち上げました。

 連続して試合をすると、それぞれの選手の「勝ちパターン」や「負けパターン」が見えてきます。

 「これを磨けば強い選手にも対抗できる」というような発見や、「ここを改善しなければ同じ負け方を繰り返す」という発見。

 一台での団体戦形式なので時間はかかりますが、私としては一人一人の選手の試合をじっくりと見ることもできました。

 今日も9時から15時まで、一度もベンチを空けずに試合を見続けました。

 残念な試合だとストレスも溜まりますが、それを本番の試合でなく練習試合で発見できたことをラッキーだと思わなくてはなりません。

 明日からの練習でやらなければならないことが山積みですが、優先順位と試合のスケジュールを考えて計画を立てたいと思います。

 福島の全国合宿に参加している森本枝里。

 今日は3戦全敗で終えました。

 最終結果は32名中26位。

 錚々たるメンバーの中だけに厳しい結果ですが、勝てなかった選手に勝ったりと、現時点では及第点と言えると思います。

 全国選抜後、誰の引率もなしに一人でホテルに前泊し、バスで会場に向かい、終了後は渡された切符で郡山から白子まで帰ってきました。

 試合での経験もさることながら、こういった一人で自分の事をやる経験は勉強になったと思います。

 さて、平成27年度、2015年度も今日で終わりです。

 明日から新しい職場、新しい学校などに進まれる卒業生の方も見えると思います。

 新しい環境での生活に期待と不安でいっぱいだと思いますが頑張ってください!

3月30日(水)
TSPオープンA
 春!暖かい!

 二日目の今日は順位リーグです。

 女子は1位リーグで2勝3敗でした。

 男子は3位リーグで2勝3敗。

 苦戦の連続だけに今後の練習で何に気を付けて取り組むのかが実感できたと思います。

 朝9時から始まった試合ですが、最終試合が終わったのが20時。

 その間、一度(約1時間半)だけ試合が入っていない時間がありましたが、それ以外はぶっ続けで団体戦をやりました。

 5試合だったので、ダブルスに出場している選手でも最大10試合。

 しかし一台で1番から5番まで休みなく試合と応援を繰り返すのは、心身ともにかなりハードです。

 私も選手たちに負けじと9時から20時まで10時間超、ベンチに入りました。

 選手たちもダラけることなくプレーに応援に頑張りました。

 さて。

 全国合宿に参加している森本枝里です。

 3,4位リーグの続きで、今日は2勝5敗。

 全国選抜の明徳義塾戦で敗れた相手にリベンジした1勝も含まれています。

 大阪も福島も明日が最終日です。

3月29日(火)
TSPオープン@
 3月もいよいよ終盤。

 今日から三日間、東大阪アリーナにて恒例のTSP主催の全国規模の練習会が行われます。

 今日は男女とも予選リーグ5試合を実施。

 男子は普天間、精華、岡崎工業に勝ちましたが、尽誠、草津東に敗れ予選三位。

 技術的には差はなかったと思いますが、勝負どころの試合運びなどがまだまだです。

 女子は瓊浦、奈良朱雀、平田、草津東、広島商船に勝って余裕の予選一位。

 勝っても負けても勉強です。

 全国選抜後に現地郡山で行われている全国高校春季選抜合宿に参加している森本枝里。

 ここに至るまでは、12月の全国高校新人合宿→1月の全国高校冬季合宿と勝ち上がってきました。

 三名での予選リーグを1勝2敗とし、3,4位リーグで現時点で4戦全勝です。

 こちらも勝っても負けても貴重な体験ができています。

 明日も大阪で、福島で頑張ります!

3月28日(月)
卓球が取り持つ縁
 春の訪れを感じさせる陽気。

 昨夜23時ごろに郡山全国選抜から帰って来て、今日は9時から久し振りに練習を見ることができました。

 留守中も頑張って練習していたことが分かる雰囲気でした。

 開始前に私が感じた全国選抜に出場している選手たちの、「勝てる選手」と「勝てない選手」との差の話をしました。

 勝つためには同じ練習をするにも意識しなければならないポイントがあります。

 それを知っているのか、知らないのかでは大きな差になります。

 さて、今回の郡山ではサプライズがありました。

 明徳義塾との試合後に観客席にいると、「瀬古くん!久し振り!覚えとる?」と女性に声を掛けられました。

 私の一つ年下で、高校時代に道場で一緒に汗を流した四日市商業出身の方で、約30年振りの再会でした。

 当時から明るく元気な方でしたが、その明るさは全く変わっておらず、昔話に花が咲きました。

 応援にきてくれていた植村有華のお母さんも道場出身で、これまた久し振りの再会で盛り上がっていました。

 私の三つ年上のホンダの主力選手として活躍された方と結婚され、転勤で今は栃木にお住まいとのこと。

 旦那さんには私も学生時代によく練習をしていただきました。

 「郡山で高校卓球の試合をやってるって知って、西飯先生や瀬古くんに会えるかなって思って」

 わざわざ車で1時間半かけて来てくれたそうです。

 卓球が取り持つ縁の深さを感じた出来事でした。

3月27日(日)
郡山選抜A
 競技二日目ですが、残念ながら本校の試合はありませんでした。

 会場では上位進出を目指して各校がアツい戦いを繰り広げていました。

 高校生の団体戦は年々選手たちのパフォーマンスが派手になってきています。

 それを諫める声もありますが、私はそれもアリだと思います。

 卓球は繊細な競技なので冷静さは必要不可欠です。

 しかし、高校生くらいの技術レベルだと「気持ちが技を上回る」ことも多々あります。

 それ以前に、長い人生の中でこれほど夢中になり大声を出し飛び上がって走り回ることは、これっきりでしょう。

 冷静に淡々と試合を進める方が良いと思えばそれもアリ。

 自分が自分をアツく鼓舞する方が良いと思えばそれもアリ。

 そう思います。

 シード校が各ブロックに散りばめられている昨今の組み合わせだと、”下剋上”は簡単ではありません。

 今回もシードされたほとんどの学校がシードを守りベスト16に進出しました。

 しかしシード校は12〜13校なので、3〜4のブロックは混戦になります。

 そんな絶好のチャンスをモノにして勝ち上がった学校もありました。

 いつ来るか分からないチャンスをモノにするには、常に虎視眈々と狙っていいなければなりません。

 もちろん、シード校に当たっても果敢に挑まなければなりませんが、不意に回ってきたチャンスを逃さないためにも再スタートです。

 今回も遠路はるばる、たくさんの保護者の方々が応援に駆け付けてくださいました。

 1勝を挙げることができたので、ある程度喜んでいただけましたが、夏にはもっと大きな喜びをお土産にしてもらうよう頑張ります。

3月26日(土)
郡山選抜
 予選リーグが始まりました。

 本校が入ったMリーグは3校によるリーグ戦で、1位のみが決勝トーナメントに進めます。

 初戦は地元福島・桜の聖母学院。

 トップは森本枝里@。団体戦では緊張で固くなって思ったようなプレーができなくなることがある森本ですが、今回は出足から快調に飛ばします。1セット目を3本でシャットアウトすると、その後も勢いは衰えず積極的かつ冷静なプレーでストレートで下してチームに勢いを付けます。

 続く2番は萩里佳子A。選手宣誓も果たした相手エースに対し、いつも通りの丁寧なプレーで対抗します。威力のあるフォアハンドに対して粘り強く守ってリードを広げます。しかし徐々に差を詰められて、気が付けば10-12で逆転されます。すると力みの取れた相手に厳しい攻撃を許し、時折放つバックハンドの反撃も単発でストレートで押し切られました。

 前半を1-1で折り返し、勝負のポイントになりそうなダブルスは植村有華A・森本組。一発の強打で攻めてくる相手に練習してきたサービス・レシーブで対抗します。植村のサービスで何本もエースを取り、一度も相手に主導権を譲ることなく6,7,7で完封です。

 ダブルスで好調さをアピールした植村が4番で登場。1セット目こそ競り合いになり12-10で辛勝しますが、その後は豪快な両ハンドドライブをビシビシ決めて付け入るスキを与えず10,6,6で抑え込み決勝点をゲット。

 昼過ぎからは名門・明徳義塾と対戦。

 相手エースに対しトップはキャプテン畑中みう。全国大会デビューの畑中ですが、思ったほど緊張することなく相手に立ち向かいます。ラリー戦ではファインプレーも見せますが、サウスポーからの厳しい攻めにストレートで敗れます。

 負けられない2番は番は森本。出足はリードするものの小気味の良い速攻プレーに徐々に押し込まれます。逆転で1セット目を8本で落とすと、つなぐボールを上からたたかれ厳しい展開に。0-2と追い込まれてからようやく対応できるようになり7本で奪い返します。しかし4セット目は再びラリーで押されて万事休す。

 何とか一矢を報いたいダブルスの植村・森本組。凡ミスの多い相手に丁寧にプレーしリードを広げます。ところが10-6大量リードしたあたりからピタリとカウンターが止まります。決して雑なプレーをしている訳ではないのですが、一段ギアを上げた相手に逆転されます。続く2セット目もリプレイを見るように大量リードからの大逆転を許し後がなくなります。意地を見せたい3セット目ですが前半リードされ、追い上げますが及ばず8本で押し切られました。

 1勝1敗で本校の予選リーグは終わりましたが、明徳義塾と桜の聖母戦は明日の午前中に行われるので、数字上は予選リーグ突破の可能性は残されていますが…。

 主力のほとんどが昨年インターハイから残っている新チームだけに、夏に比べて落ち着いてプレーできるようになっています。ただ、技術的に改善しなければならないところは山積しています。全国トップを目指す明徳義塾の選手と比べると、台から出るか出ないかの判断力に圧倒的な差がありました。そういった地味ながら、その後のラリーの展開に大きな影響を及ぼす判断力を日頃から意識しているかどうかが大きな差になっています。

 卓球が上手になるだけなら時間さえかければ何とかなりますが、勝つためには「勝つためには何が大切か」を考えることと根気よく実行することが必要です。

 地味で面白くなくて時間がかかるけど必要なことを根気よく続けられるか?

 課題を突き付けられています。

3月25日(金)
福島・郡山へ
 7時半過ぎの白子発の電車で一路全国選抜郡山大会が開催される福島へ向かいました。

 残念ながら男子は一歩及ばず出場権は逃しましたが、女子は東海4位で大会に臨みます。

 東海道新幹線→東北新幹線を乗り継ぎ郡山へ。

 そこから会場である郡山総合体育館へはバスで15分。

 外は冷たい風が吹き雪もチラつく、三重県の2月の気候といったところでしょうか。

 しかし館内は暑いほどの暖房が効いています。

 ちょっと古めの体育館は6年前の2009年に行われた全国選抜もこの会場でした。

 開会式時に郡山市長が、「5年前の東日本大震災でこの体育館も窓ガラスが全部割れるなどの壊滅的な被害を受けました。その後約2年間、この体育館は使えませんでした。」というお話がありました。

 6年前の全国選抜の1年後に東日本大震災がおこり、直後に行われる予定だった愛知・豊田の全国選抜は中止となり、男女とも代表権を得ていた本校でしたが出場することができませんでした。

 しかしその時には、”残念”という気持ちは全くおきず、素直に”当然”という気持ちになったのを覚えています。

 少しずつその頃の、「卓球ができることだけで幸せ」という気持ちが薄れつつあることに気が付きました。

 今一度、好きな卓球を好きなだけ取り組めることを、当たり前と感じていないかを確かめる必要がります。

 組み合わせ抽選の結果、本校は第5シードの高知・明徳義塾、地元福島の桜の聖母のブロックに入りました。

 挑戦者である本校はどのブロックに入ってもチャレンジあるのみです。

 必死で掴んだ代表の座です。

 全力でぶつかりたいと思います。

3月24日(木)
男子・興国来校
 天気は良かったのですが冷たい風が吹く一日でした。

 ここのところ毎日のように入試関連の行事が続きます。

 今日は合格者登校日。
 
 見事合格を果たした270余名の中学生が集まりました。

 各種提出書類を提出した後は、制服採寸。そして教科書、ジャージ、電子辞書、スリッパ等々のお購入。

 公立高校なので授業料はほぼ無償ながら、それなりの出費が嵩みます。

 昼過ぎまでまるまる体育館は使えませんでしたが、午後からは大阪・興国高校をお招きしての練習試合でした。

 興国高校は私が高校生時代より十年以上前に全国のトップを走っていた古豪です。

 現在は全校生徒2千人を超える男子校とのことですが、ボクシング現世界チャンピオンの井岡選手を輩出するなどボクシング部、レスリング部などが強い学校です。

 本校との練習試合は始めてですが、今日は選手6名でお越しくださいました。

 古豪ではありますがしばらくの間、鳴りを潜めていましたが、ここ数年で再び強化に乗り出したのこと。

 全中出場者を始め、実力のある選手ぞろいでした。

 オーソドックスな戦型ながら、ハードヒッター揃い。

 全体を通しては勝ち越したものの、指導者の先生ともども「アツさ」を感じさせるチームでした。

 是非今後とも機会がありましたらよろしくお願いいたします。

 さて、女子は明日、福島・全国選抜に向けて出発となります。

 3〜4校による予選リーグを突破するとベスト16進出です。

 まずは一勝。

 そして予選リーグ突破を目指してファイトしてきます。

 明日は組み合わせ抽選会、監督会議、開会式です。

3月23日(水)
大切なのは
 2月頃の感覚で服を選ぶと日中は汗をかきます。

 午前中は本校の文化教養(吹奏楽コース)の二次募集選抜検査があり、生徒の登校は12時以降。

 さらに16時からは明日行われる合格者登校日(物品購入)のため、体育館は椅子並べで使えませんでした。

 よって今日の男子の練習は12時から16時までとなりました。

 明日も上記の合格者登校日のため午後からの練習です。

 こうやってある程度練習時間が制限されるのは止むを得ません。

 それでも練習場所があり、ある程度の練習時間が確保されていることに感謝しなければなりません。

 贅沢を言えばキリがありません。

 「自分でコントロールできないことを考えても意味がありません」とは、イチローや松井秀喜がよく使っていたセリフです。

 教員にとっての”師走”であるこの時期は我々も大変忙しいのですが、可能な限り練習に顔を出す時間は確保しています。

 今日は久々に練習前のウォーミングアップから見ることができました。

 少し前に「ウォーミングアップを手抜きする選手は、全ての練習に手抜きする」という話をしてから、”たかが”ウォーミングアップにも手抜きする者は減ってきました。

 一事が万事です。

 インターハイ個人戦地区予選まで1か月。

 インターハイ個人戦県予選まで1か月と少し。

 この時期に頑張れない選手の頭の中を見てみたいです。

 練習後の体育館椅子並べもしっかりやれていました。

 成功する者と成功できない者との差は、こういった見返りのないものに対する行動で分かります。

3月22日(火)
お別れ
 「師走は12月ではなく3月だ」という説もありますが、その通りだと思います。

 今日は本年度の終業式。

 今年度もアッという間でした。

 終業式後には本年度で学校を去られる先生方の離任式が行われました。

 それぞれの先生方からご挨拶をいただきましたが、この日記でも度々登場する野球部監督の渡部先生は朝明高校に異動されることになり、「生徒指導部通信でみんなに話したいことは伝えているので、今日は歌を歌ってお別れをしたいと思います」と、中島みゆきの「糸」という歌を歌われました。

 出だしから涙で歌になりません。

 厳しくも温かい渡部先生を慕う生徒や先生方も思わず目頭を押さえました。

 ひどく荒れていた十年ほど前の本校を立て直した功労者のお一人である渡部先生は、私より年下ながら尊敬する先生の一人です。

 私が学生の頃にやっていたバラエティ番組で、困っている人や苦しんでいる人を助ける正義の味方が去り際に、引き留めようとする人たちに対し、「僕はもう行かなくてはならない。全国には僕を待っている人がたくさんいるんだ。」と決め台詞を吐くシーンがありましたが、渡部先生もきっと次の赴任先でたくさんの生徒、ひいては学校を助ける活躍をされることでしょう。

 ありがとうございました!

 嬉しい出会いもあれば、悲しい別れもあるこの季節。

 3月ももう後半です。

3月21日(月)
滝川来場
 日中はかなり暖かくなりましたが、やはりまだ朝晩は寒いです。

 今日の男子は兵庫・滝川高校をお招きしての練習試合でした。

 午後からでしたが、滝川の選手はほぼ休みなく4時間ぶっ通しでゲームを続けました。

 こういう限界ギリギリのハードな練習をすると、普段どのような取り組みをしているかが分かります。

 勝ち負けは本校の方に分がありましたが、後半の体力的に厳しくなってくる時にも疲れた体にムチ打って頑張る精神力では負けていたと思います。

 主力選手がカットマン2人ということもあり、貴重な練習試合となりました。

 中には驚くほどの結果を残した選手もおり、この冬に取り組んだことが間違いではなかったことを確認できたと思います。

 鯛中先生、6名の選手の皆さん、ありがとうございました!

 滝川の選手たちの半分以下のゲーム数でしたが、18時に終わった後にフィジカル講習会を行ないました。

 先にそれを言うとテンションが下がると思い選手たちには「今日はフィジカル講習会がある」とは伝えていませんでした。

 磯部さんが体育館に見えた時の選手たちの表情は、「えっ?」という感じでした。

 私に、「磯部さんが見えましたけど今日ってフィジカル…。」

 磯部さんが間違いですよね的な表情でしたが、予定通りです。

 それでも、いざ始まると張り切って取り組んでくれたのでヨシとしましょう。

3月20日(日)
東京選手権C
 九州や名古屋で桜の開花宣言が出たそうです。

 最終日ですが、残念ながら本校選手の勝ち残りはいません。

 大会は上位選手たちのレベルの高い試合が行われましたが、少し早目の昼前には会場を後にしました。

 女子は5日後には福島・全国選抜に向けて出発です。

 その後もTSPオープン、森本は全国合宿とハードな日程となっていることもあり、少しでも早く体を休められたらと思い、早々の出発としました。

 「一つ勝つのも難しい」ことは分かっていましたが、「誰かが何かを起こしてくれないか」という期待もありました。

 大きなシードをもらっている選手でさえ勝ち上がるのは簡単ではないので、力も経験も不足している選手たちが勝ち上がるのは至難の業です。

 ただし可能性は低くても”その気”があればチャンスはあります。

 救いだったのは、今回出場した本校の選手たちは少なくとも”その気”でチャレンジしていたことです。

 ”出られただけで満足”とか、”勝てなくても別に気にならない”といった「思いで出場」ではありませんでした。

 「次こそは」という気持ちを胸に帰路についた四名の選手。

 次こそは…。

3月19日(土)
東京選手権B
 東京選手権三日目。

 ジュニアシングルス1〜3回戦が行われました。

 森本枝里は山口・岩国商業の左シェークの選手と対戦。以前全国合宿で惜敗した相手だけにリベンジしたいところでしたが、出足から重い試合内容。相手も凡ミスが多く競り合いになりますが、1-1の3セット目7-5とリードしたところから失速。先手は取るものの攻撃ミスを連発して逆転されると、4セット目は相手も調子が出てきて1-3で敗れました。足の故障で大阪選手権を棄権し、約3週間練習ができなかったという同情すべき点はありますが、全国選抜、そしてその後に行われる全国合宿に向けて立て直しを図りたいところです。

 萩里佳子は横浜隼人の選手と対戦。気持ちを前面に出すファイターでしたが、カット打ちも見事で丁寧につなぐボールと甘いボールを厳しく攻める使い分けが上手く、なかなか反撃の糸口を見つけることができませんでした。しかし途中から、練習しているバックハンドの攻撃を見せてポイントを奪うなど進歩の跡も見せてくれました。カット打ちの上手い選手に対する戦い方は簡単ではありません。ちょっとした工夫で何とかなるほど甘くもなく、やはり根本的な守備力を少しでも上積みさせる必要があると思いました。

 カデットにエントリーした口地恋菜さんは茨城県の選手と対戦。出足こそ固くなり凡ミスが出ましたが、徐々に雰囲気になじむと接戦に。2セット目の後半、11-10とセットポイントを握りながら逆転されたのが痛かった。3セット目は取り返すものの、4セット目を9本で惜敗して万事休す。サービスと手堅いプレーが身上ですが、次の一手を考えるとフィジカルを上げないと厳しいはず。そして何より県代表で満足しない向上心が次のステップに必要不可欠です。来月からは中学最後の一年になります。期待したいと思います。

 口地輝季は初戦で地元東京・実践学園の選手に落ち着いたプレーでシャットアウト。以前に比べてフィジカル面がアップし、大きく飛びつく動きや難しいボールを柔らかくつなぐプレーが進歩しました。続く3回戦は滋賀・近江のカットマンと対戦。苦手なカット打ちですが、試合前の打ち合わせ通り甘く来るツッツキを狙って1セットを先取。しかし相手も徐々に対応し2セット目を失います。3セット目になると肩の力も抜けてきて狙い球も絞れてきて12-10で奪って王手をかけます。しかしそれでも波に乗り切れず、あと一本が取れずに10-12でセットオールに。5セット目も一進一退のシーソーゲームになりますが、最後は9-9から押し切られて悔しい敗戦。苦手を苦手なままにしていたツケが出た形になりましたが、数少ないカットマンとの対戦は準備していないと当たるという不思議な巡りあわせがあります。同じ失敗を繰り返さないよう対策が急務です。

 残念ながら大会最終日を待たずに全滅の憂き目にあいました。まだまだ修行が足りません。今年度の個人戦公式戦は今日の試合をもって終了しましたが、女子は来週には全国選抜、そして男女とも来月にはインターハイ予選が始まります。

 敗戦を嘆いている暇はありません。

3月18日(金)
東京選手権A
 半袖でもイケそうな一日。

 高校2年生ながら一般の部にチャレンジの堀津有貴は初戦で野田学園の選手と対戦。この選手は1月の全日本選手権で卒業生の岡田理志さんが降した選手です。互いに固さの抜けない出足をリードします。ラリーになると足を使って押し込んで有利な展開になりますが、どうしても台上からの小さな展開でミスが出ます。10-8とリードしながら追いつかれて13-15で逆転され1セット目を失い、2セット目の接戦もモノにできず追い込まれます。ようやく固さの取れた3セット目を快調に取り返しますが、4セット目は出足から離され万事休す。練習してきたレシーブやサービスは確実に進歩していますが、全国大会レベルで得意のラリーに持っていくにはまだまだ精進が必要です。

 試合のなかった萩里佳子と森本枝里は日本大学の練習にお邪魔しました。関東学生2部1位の日本大学は言うまでもなく強豪ぞろい。なかなか勝ち星は挙げられなかったようですが、13時から17時までガッツリと相手をしていただきました。明日の試合を待たずして”全国レベル”を体感することができました。

 明日からジュニアシングルスとカデットシングルスが始まります。口地輝季、萩里佳子、森本枝里はジュニアに。口地恋菜さんはカデットに挑戦です。明日は2回戦までですが、初戦から厳しい勝負になりそうです。

 全日本、インターハイと同レベルかそれ以上のレベルながら、短期決戦の東京選手権。

 出足が勝負です。

3月17日(木)
東京選手権@
 日中は汗ばむほどの陽気。

 クラスマッチ二日目です。

 学校中のあちらこちらで歓声が上がっていました。

 そして今日は選抜検査、いわゆる入試の合格発表もありました。

 正門を入り正面にある渡り廊下二階の窓に合格者の受験番号が貼り出されると、一瞬の沈黙の後、歓声と悲鳴が上がりました。

 毎年のことながら複雑な気持ちになります。

 前期選抜ですでに合格をもらっている卓球部入部希望者たちも、初めて全員が顔を揃えました。

 午後からは練習に入りましたが、すでに始まっている東京選手権に出場する男子の堀津有貴、口地輝季、女子の萩里佳子、森本枝里は短時間の練習の後、東京に向けて出発しました。

 東京に向かう途中で嬉しいニュースが飛び込んできました。

 一足早く男子ダブルスに出場していた卒業生の南翔太郎さんと辻智貴さんが、1回戦を快勝した後の2回戦で協和発酵キリンの小野・平野組に0-2からの大逆転で大金星をゲット。3回戦では敗れたものの十分に存在感を発揮しました。

 明日は年始の三重県選手権の一般男子シングルスで驚異的な活躍で決勝進出し出場権を獲得した堀津がチャレンジします。

3月16日(水)
成功できる者、できない者
 今日と明日はクラスマッチです。

 とにかく盛り上がる本校の学校行事。

 バスケ、バレー、サッカー、ドッジ、オセロ、ババ抜き、UNOと盛り沢山な種目で、体育館、グラウンド、教室で歓声が響きました。

 練習は14時過ぎにスタート。

 1月末から始めたチーム課題は選手によって習得に差が出てきています。

 最初は全員で同じテーマの多球練習などに取り組んでいましたが、3月に入ったあたりで各自で練習内容も考えて取り組むようにしています。

 「今の自分にとって、どんな練習がどれくらい必要か?」を考えることは、とても難しいですがとても大切なことです。

 指導者に言われたことだけを”こなす”練習では効果は期待できません。

 考える習慣は訓練しないと身につきません。

 昨日の練習開始時の体操で、漫然と何となくやっている者がいました。

 その体操は何のためにやっているのか?

 それを考えてやっている者と、そうでない者との体操の効果は全く違ってきます。

 たかが体操、しかしされど体操です。

 体操を手抜きする者は、その後の練習も漫然とこなす傾向があります。

 一事が万事。

 成功する者は何をやっても成功しますが、成功できない者は何をやっても成功できません。

 私の持論です。

 このままでは成功できない者への”負のスパイラル”に陥りそうな者を、何とか救い出したいと思います。

3月15日(火)
平野早矢香選手引退
 晴れましたが風の強い一日でした。

 後期入試に関する会議が続き、なかなか通して練習を見ることができずストレスが溜まります。

 ところで、全日本を5度制覇し、ロンドンオリンピックで銀メダルを獲得した平野早矢香選手が現役引退を発表しました。

 18歳で全日本を制覇して以来、日本の中心選手として活躍してきました。

 2002年の高知国体でファーストステップの練習場をお借りして練習をさせていただいた際に、当時仙台育英高校だった平野選手も同じ場所で練習をしていたことを思い出します。

 当時から技術はもとよりその精神力が素晴らしいと言われていた平野選手でしたが、大会直前の調整練習にも関わらず、練習後は一人黙々とトレーニングに汗を流していたのが印象に残っています。

 仙台育英を卒業後は、ライバル四天王寺の牙城であるミキハウスに入社したことにも驚かされました。

 また、トップ選手にありがちな自己中心的な性格などの悪い噂を聞いたことがない稀有な選手でもありました。

 試合時の鬼気迫る表情と、コートを離れた時の愛くるしい笑顔とのギャップに魅せられた人も多いのではないでしょうか。

 日本人が好む、”ストイックで不器用な生き方”を地で行く彼女の今後に注目ですね。

 指導者?それともキッパリ卓球から離れる?

 昨日の日記にも書いた、「愛され応援され、しかも強い」という理想的な選手。

 お疲れ様でした!そして、ありがとうございました!

3月14日(月)
愛される、応援される
 昼ごろに上がると予報では言っていましたが、結局一日降り続けました。

 昨日、野球部監督の渡部先生と話をしていた時に、最近の卓球部員の話になりました。

 生徒指導部にいる渡部先生は毎朝、正門や北門で”門番”として立たれています。

 ひと昔前の本校では門番の役割は校則違反の生徒を指導することでしたが、最近はそんな心配はほとんどなく、生徒たちに明るく声掛けをされています。

 その渡部先生が、「ここ数年の卓球部員たちの雰囲気は男女とも良いですね」と褒めて下さいました。

 「明るく元気よくニッコリ笑って”おはようございます!”と言ってくれますよ」とのこと。

 リップサービスもあったと思いますがとても嬉しかったです。

 卓球部が試合の実績を挙げていることはどの先生方も認知して下さっています。

 重要なのは部活動以外の学校生活です。

 授業はもちろん、その他の学校生活でも手を抜いていないか?

 「卓球をやりに白子高校へ通っている」という雰囲気はすぐに伝わります。

 高校生として、というより人として許されるものではありません。

 挨拶が”やらされているもの”なら、必ず相手にその雰囲気が伝わります。

 誰からも愛され応援される卓球部。

 これが試合で結果を出すことと並行してできる部になることが目標です。

3月13日(日)
多治見OP続き
 曇り空ながら昨日より多少暖かい一日。

 昨日の多治見オープン4回戦を勝ち抜いた堀津有貴とスーパーシードで5回戦から登場の口地輝季がチャレンジしました。

 結果は堀津が中京学院大の選手に1-3、口地が富田の選手に1-3で敗れました。

 しかしながら二人とも強豪選手相手にほぼ互角の戦いを見せてくれました。

 やはりサービス・レシーブを崩されて、勝負どころのあと一本が奪えませんでしたが、この冬に練習してきたことが間違いでなかったと感じました。

 あとは練習してきた技術の「使い方」と「使いどころ」です。

 これは実戦を繰り返しながら調整していくものだと思います。

 新シーズンに向けて計画しているオープン戦や練習試合を上手く利用しなければなりません。

 試合を終えた二人の選手としっかりと今後のことについて話し合い、確認しました。

 試合を終えて急いで帰るとゲーム練習の真っ最中でした。

 本番さながらの雰囲気で取り組んでいる者もいれば、上手くいかないのか途中で試合を投げてしまう者もいました。

 この日々の練習の取り組み方が少しずつ積み重なって、大きなプラスにもマイナスにもなります。

 卓球の神様は、「この選手にはご褒美を、あの選手には天罰を」と考えながら見ています。

3月12日(土)
多治見OP&愛三交流会
 少し肌寒い一日。

 今日は多治見オープン参加組と愛知・三重交流会(高体連主催)組、そして居残り練習組の三か所に分かれての活動でした。

 多治見オープンは、今や全国から選手の集まるハイレベルなオープン戦となっています。

 ジュニアの部がないので、中学生以上は一般の部にカテゴライズされます。

 男子の堀津有貴、口地輝季、中学生の西山天智さん、番条晃大さん、女子の畑中みう、萩里佳子、植村有華、森本枝里、卒業生の長澤玲奈さん、尾ア佑菜さんがエントリー。

 男子シングルスの堀津は4回戦を勝ち抜き明日の5回戦に進出。口地はスーパーシードで本日は試合ナシ。西山さんと番条さんもキレの良いプレーを見せていました。

 女子シングルスの畑中、萩、植村は初戦突破後に敗退。森本は3回戦で敗れました。女子は人数が少ないだけに、すぐに強豪選手と対戦するので勝ち上がるのは至難の業です。

 しかしやはり実戦経験は百回のゲーム練習にも勝ります。

 強豪選手と対戦すると自分の弱点・課題が浮き彫りになります。

 「転んでもタダでは起きるな」です。

 愛知県と三重県の高体連の共催である「愛知・三重高体連卓球専門部交流会」は津市体育館で行われました。

 1月の学年別大会上位者を中心に選考された選手が参加しますが、本校からは男子の加藤成葉、阪亮介、中P敬太、安田泰紀、女子の遠藤佳奈、古田莉菜、猿橋彩、大谷真美が参加。

 男女とも全勝で終えた者はいませんでした。

 また本人たちから詳細を聞きたいと思います。

 明日も私は多治見オープンの引率です。

 居残っての練習が気掛かりですが、しっかりと取り組んでもらいたいと思います。

 愛知県の一線級は出場していませんが

3月11日(金)
分岐点
 花粉情報は相変わらず「非常に多い」です。

 今日は昨日の後期選抜の採点日で生徒は自宅学習です。

 十数年以上前は入試の日に採点までやっていましたが、かなりハードなスケジュールになるため翌日を採点日とすることになっています。

 部活動をする生徒も14時までは登校できず、男子の練習もそこからスタート。

 朝から一日採点をして、私が練習に合流できたのは18時頃でした。

 昨日、今日とほとんど練習を見ることができなかったので心配でしたが、ゲーム練習の様子を見る限りではいい感じでやれていたように思います。

 明日は多治見オープン組、三重・愛知交流会組、居残り練習組の三組に分かれての活動となります。

 この冬に取り組んできた課題は、「実戦で使えることを頭に置いて取り組むこと」と口が酸っぱくなるほど言い続けてきました。

 練習のための練習では百年経っても実戦では使えません。

 明日のオープン戦や練習会を皮切りに、来るべき新シーズンに向けて実戦練習の場を設けています。

 ここで使いながら少しずつ微調整していきたいと思います。

 さあ、本気で取り組んできたのか、とりあえずこなしてきたのか。

 分岐点です。

3月10日(木)
後期選抜
 今日は県立高校の後期選抜。

 学校施設は使用不可なので練習は練習場で行ないました。

 本来なら練習場所がないところでしたが、これができるのが本校の特徴です。

 キャプテンの堀津から練習内容について詳細な報告があったので安心しました。

 さて後期選抜ですが、天候もさることながら暖房も効いているので、かつての寒さと緊張に震えながら、という感じではありませんでした。

 それでも、この日に賭ける受験生たちの様子を見ていると応援したくなります。

 決して高いハードルではないだけに、逆にプレッシャーも大きいと思います。

 早朝から正門での案内、試験監督、面接と、休む間もない一日でした。

 本校を熱望してくれる生徒たちと春に会える日を楽しみにしています。

3月9日(水)
最悪の
 冷たい雨。

 昨日、選手たちが花粉症に苦しむ中、私自身は「それほどでも…。」と感じていました。

 日記にも「ピークは過ぎた?」などと喜んでいたのも束の間。

 今日は朝から調子が悪く、昼ごろには毎年発症する初日におきる、頭痛や吐き気に襲われる有様。

 今日一日でティッシュひと箱を使いました。

 例年、一日すると元に戻るのですが…。

 ということで今日は早めに休みます。

 明日は後期入試です。

※TOPICSに学年別大会をアップしました

3月8日(火)
恐るべし花粉症
 最高気温が20℃!

 ようやく学年末テストが終わり、練習が始まった昼過ぎには体育館の窓を開けないと暑く感じるほどの陽気。

 となると…。

 意外なことに私はそれほど感じませんでしたが、練習開始時から選手たちの様子が…。

 国民の三人に一人が花粉症と言われる昨今です。

 くしゃみ、鼻水、目のかゆみ。

 選手によっては練習にならないほどの有様。

 急遽、薬局に走り薬を買いに行きました。

 花粉症歴20年の私ですは、発症からどんどん症状がひどくなっていましたが、ここ数年は穏やかです。

 ピークは過ぎたのでしょうか?

 それはさておき、テストが終わったので、ここから新シーズンに向けて実践的な練習に入っていきます。

 幸か不幸か男子は全国選抜がないので、来シーズンに向けての取り組みはすでに年始から始めることができました。

 約2か月をかけて取り組んできた課題を、実戦的な練習で発揮する時期にきています。

 今週末には多治見オープン、三重・愛知交流会などが予定されています。

 ここで年始から取り組んできたことを試したいと思います。

 練習を見る限りではまだまだ間に合っていないように思いますが…。

 急ビッチで仕上げなければなりません。

3月7日(月)
フィジカルの重要性
 どんどん気温が上がっています。

 テスト四日目。

 大きな山は越えました。

 明日は各学年とも数学一教科のみです。

 練習は短時間で終えましたが、今日は月曜日。

 フィジカル講習会の日です。

 ボールを打つ時間が短くてもトレーニングは欠かせません。

 世界選手権を見てもフィジカルの重要性は以前にも増して高く感じます。

 「観客受けする(見栄えのする)競技」であることが、生き残れる競技であるかどうかの判断基準です。

 卓球をやっている者だけが受け入れるだけでは生き残れません。

 今回の世界選手権もテレビ東京系で放映されたこともあって、今日も野球部監督の渡部先生から「卓球って面白いですね」と評価してもらいました。

 一般受けするものの一つに、「ラリーが続く」というものがあります。

 特にボールの回転については、競技経験のない人からすれば「?」だと思います。

 より速く、より強く。

 理屈や技術を凌駕するフィジカルがなければ成立しないプレーの連続でした。

 三重県の高校生レベルの話でも、地道にコツコツと積み重ねることが必要だと思います。

※TOPICSに全日本選手権をアップしました

3月6日(日)
明日からテスト後半戦
 中国は強かった。

 日本は男女とも完敗でした。しかし男女決勝進出は45年振りの大健闘でした。

 さて。

 高校生ですが、明日から再開する学年末テスト後半戦に備えました。

 明日は各学年とも二教科、明後日は一教科と的を絞りやすいので、この週末でしっかりとやり込んだことだと思います。

 勉強会の良いところは互いで教え合うことができるところです。

 今日も苦手教科を得意な者に教えてもらっている姿があちこちで見られました。

 明日からの後半戦も頑張って!

※TOPICSに三重県選手権をアップしました

3月5日(土)
女子に引き続き男子も
 世界選手権団体戦、男子がイングランドに勝って39年振りの決勝進出!

 伏兵イングランドとの対戦だけに順当勝ちかと思いきや、手に汗握る大接戦でした。

 トップの水谷選手が快勝した後、今大会負けなしの吉村選手が1セット目を簡単に取り、2セット目も10-5リードと楽勝ムードでしたがそこからまさかの逆転負け。しかし3セット目を取って4セット目もジュースになるものの押し切られてセットオール。5セット目も6-9とリードを許して後がなくなりますが、勝ちを意識した相手のスキに乗じて一気に5点連取で逆転勝ち。貴重なポイントを挙げました。

 3番の大島選手は良いところなく敗れましたが、4番の水谷選手登場で安心感がベンチからも伝わります。しかし思い切ってくる相手の猛攻に遭い大苦戦。1-2と追い込まれてポイントも6-10と万事休すか、と思われましたがそこから怒涛の6本連取でセットオールに。こうなると流れは水谷選手に傾き、万全の攻守で決勝点を挙げて39年振りの決勝進出となりました。

 39年前の1977年イギリス・バーミンガム大会以来の決勝進出ということですが、私が卓球を始める前のことです。その間にも何度かチャンスはあったと思いますが、今回はエース水谷選手の円熟期と伸び盛りの若手の成長期が上手く噛み合いました。決勝は中国との対戦となりますが、ベストを尽くしてもらいたいと思います。

 それにしても世界の大舞台に登場する選手たちも、さすがにプレッシャーは大きいようで、イングランドのエース・ピチフォード選手が勝ち試合を二試合とも後半に崩れて逆転負けしたシーンや、実績や技術で圧倒的にリードしている水谷選手の大苦戦のシーンは、トップ選手も人の子だと感じました。

 面白かったシーンとして、吉村選手と対戦したピチフォード選手がセットオール9-8と追い上げられて取ったタイムアウトでバナナを食べていたのには驚きました。あの場面でのバナナでの栄養補給はあまり意味はないように思いましたが、あれが彼の精神安定剤なのでしょう。しかしそれ以前にあの場面でよくバナナが喉を通るなと感心しました。

 さて。

 高校生たちは土日明けの月・火とテストが続くこともあり、午前中練習で終えました。

 中学生たちもたくさん参加してくれたので活気ある練習になりました。

 暖かくなってきて体もよく動きます。

 その後の勉強会も妥協せずに頑張っていました。

 テスト終了までもう一息です。
 
3月4日(金)
勢いが止まらない
 世界選手権団体戦、日本の勢いが止まりません。

 女子は予選リーグで快勝した北朝鮮との準決勝で対戦。

 トップの伊藤美誠選手は敗れたものの、石川佳純選手、福原愛選手が連取し、再び登場の伊藤選手がセットオールの激戦を制してチームも3-1で勝利して二大会連続の決勝進出。

 男子はメダルを賭けて準決勝で香港と対戦。

 エース水谷隼選手が先取点を挙げると、吉村真晴選手が相手エースに対して0-2ビハインドから大激戦の末に値千金の勝利。丹羽孝希選手は完敗したものの、最後は水谷選手が締めてメダル確定。

 女子は決勝で中国-台湾の勝者と対戦予定ですが、まず中国でしょう。無敵中国に一矢を報いることができるか?

 男子は準決勝でイングランドと対戦予定。イングランド?予選リーグで不調ドイツに勝ったものの、リーグ3位で決勝トーナメントに進出。しかしポーランド、フランスとヨーロッパ強豪をいずれも3-2で倒して勝ち上がってきただけに勢いは侮れません。

 男女とも決勝進出となると何年振りなんでしょうか。

 特に男子の躍進は特筆すべきことです。

 さてさて。

 テスト中日の本校ですが、まずはひと山越えた感があります。

 今回のテストは変則日程で、土日を挟んで前半三日間、後半二日間となっています。

 三教科の日が続いた前半を終え、週明けは月曜日が二教科、火曜日は一教科と比較的楽な日程です。

 しかし油断は禁物。

 楽な日程ならしっかりと準備すれば高得点も望めます。

 日本代表の頑張りに負けないよう、勉強も頑張りたいと思います。

3月3日(木)
マレーシア
 春の足音と共に花粉も大接近。

 マレーシアで世界選手権団体の部が開催されています。

 日本代表は男女とも予選リーグを1位で抜けました。

 男子は水谷選手を軸に丹羽、大島、吉村の若手選手が脇を固める布陣で安定感かつ勢いも感じさせ、メダルも射程距離内。

 明日、メダルを賭けた準々決勝は香港と。

 女子は福原選手の不調が心配ですが、石川、伊藤選手が安定しており、男子より一足早くメダルを確定させました。

 予選リーグで敗れたドイツに3-0でリベンジし、準決勝は予選リーグで快勝した北朝鮮との再戦。

 やはり日本代表が頑張ると、誇らしい気持ちになりますね。

 さて。

 高校生はテスト二日目。

 今日も3限までテストのある者もおり、2限のみの者と分けて練習を行ないました。

 人数が少ないとどうしても盛り上がりに欠けますが、そこは気持ちでカバーしなければなりません。

 短時間ながら緊張感のある練習ができました。

 その後は勉強会でしたが、中学生は入れ替わりで夕方から練習です。

 どうしても中学生だけの練習だと、声が出ずに覇気のない雰囲気になりがちですが、それでも以前と比べると自覚が出てきたのか、声を出したり切れそうになる集中力を必死で立て直そうとしたりするところは成長を窺(うかが)わせます。

 しばらくは中学生だけの練習となりそうですが、入学後にスタートダッシュを狙う中学生にとって、のんびりできる時期ではないのは確かです。

3月2日(水)
テスト始まる
 昨日から一転して暖かい一日。

 週間天気予報では最高気温15℃前後の日が続きます。

 今日から学年末テストがスタート。

 卒業式の日程の関係で、水曜日にスタートし、土日を挟んで来週火曜日まで続く変則的な日程となっています。

 貴重な土日が、先週に続いて今週末も潰れてしまいます。

 長丁場となる今回のテストは結果はもちろんですが、コンディションの維持も大変です。

 今日も2年生は3限までテストがあったので手短に昼食休憩をとり、ボールを打つ練習は一時間ちょっとにしました。

 短時間の練習でも体力を落とさないよう、トレーニングは普段通りガッツリとやろうと思います。

 練習後は直ちに勉強会です。

 今日は私の都合で19時半までしかできませんでしたが、明日以降は選手たちの要望に応えて夜遅くまでやろうと思います。

 選手たちも私も体力勝負です。

3月1日(火)
卒業式
 吹雪のような横殴りの雪が吹き荒れる中、卒業式が挙行されました。

 厳かな雰囲気の中で粛々と進む卒業式。

 今年の卒業生代表の答辞は辻智貴がその重責を果たしました。

 本校入学以来の思い出、部活動での出来事、そして保護者に対する感謝の言葉で締めくくられた答辞は見事なものでした。

 堂々とした答辞は、自信をつけた彼の三年間の集大成でした。

 卒業生終了後は部員全員と保護者の方々が卓球場に集まり卒業生を迎えました。

 花束や寄せ書きなどが渡された後、特大の卒業おめでとうケーキが披露されました。

 私は卒業生たちから、花束や車載用の空気清浄器をいただきました。

 辻智貴、大谷崚介、宇佐美宗平、繿コ菜月、樋口桃佳、尾ア佑菜、前田奈津子。

 たった三年前は心身ともに頼りなくてどうなることかと思った7名ですが、こうやって改めて見ると立派に成長してくれました。

 この三年間は苦しくて、辛くて、悲しくて、しんどいことの連続だったと思います。

 しかしこれから先、何十年も続く人生で、これほど苦しくて、辛くて、悲しくて、しんどいことはそうそうありません。

 この大変な経験は一生の財産となります。

 一方で、この三年間は嬉しくて、楽しくて、ウキウキしたこともたくさんあったと思います。

 しかしこれから先、何十年も続く人生で、それ以上に嬉しくて、楽しくて、ウキウキすることは数えきれないほどあるはずです。

 自信を持って羽ばたいていってください。

 あなたたちの人生はバラ色です。

 おめでとう。

 更に成長した姿を見るのを楽しみにしています。