白卓日記 ‘15 8月  前月へ! 次月へ!   
8月31日(月)
始業式
 始業式が9月1日ではないことに違和感を感じます。

 今日から2学期が始まりました。

 始業式後の表彰式では東海総体、インターハイ、高校選手権の入賞者が表彰を受けました。

 辻のインターハイ5位入賞や繿コの東海総体準優勝も他の表彰同様サラッと流れましたが、放課後に一見部活動に関心のなさそうな先生から、「辻君、頑張りましたね。すごいですね。」と言われて嬉しかったというより安心しました。

 防災訓練、始業式、表彰式、大掃除という初日でしたが、44日ぶりの学校は大したことをしていないのに疲れました。

 午後からの男子の練習を、これまた44日ぶりに学校体育館で行ないましたが、準備をしていてビックリ。

 体育倉庫にしまいっぱなしだった卓球台の表面が湿気でカビが生えていました。

 雑巾で水拭きして何とかなりましたが…。

 今日の練習は朝から一日曇り空で最高気温も30℃に達しませんでしたが、やはり蒸し暑さは冷房に慣れた体には効きました。

 磯部さんのフィジカル講習会の関係で3時間ほどの練習でしたが、選手たちもグッタリしていました。

 恐らく一週間ほどで暑さにも慣れると思いますが、”慣れ”は怖いものだと痛感しました。

 学校にも暑さにも少しずつ体を慣らして、週末にはペースを掴みたいと思います。

8月30日(日)
夏休み打ち上げ
 44日間に及ぶ夏休みも今日で最終日。

 女子の自主練習最終日でもありますが、今日もひっそりと自主練習に励んでいる選手たちがいました。

 たかだか一日二日の練習をやってもやらなくても技術的に大きなマイナスにはなりません。

 「気持ちの問題」ですが、その気持ちが少しずつ積み重なって高校三年間では大きな差になります。

 これが本校女子が21年間負けなかった理由です。

 さて…。

 男子は今日も地道にしかもガッツリと頑張りました。

 チーム課題として取り組んでいる多球練習も、毎日繰り返すとさすがにやり始めた当初とは雲泥の差です。

 しかし大切なのはここからです。

 多球練習が上手になっても仕方ありません。

 本番の緊張した試合でその技術を出すことを考えればまだまだ道のりは遠いと感じます。

 今日の練習には卒業生の小河正樹さん、松下貴亮さん、山本雄飛さんが来て下さいました。

 来月に控える東海選手権予選、全日本ジュニア予選で対戦が予想される他校の選手たちの戦型を考えると、ペン表、カット、シェーク裏々などの先輩方の戦型はありがたいの一言です。

 44日間の夏休みにはインターハイを中心に様々な出来事がありました。

 自主練習は三日間あったものの、それ以外の日は朝早くから丸一日、休むことなく頑張りました。

 この積み重ねはきっと二学期からの試合に反映されるに違いありません。

 選手の皆さん、お疲れ様でした。

 でも宿題は必ず今日中に完成させてね。

8月29日(土)
追い込み!
 不安定な天気が続き「秋の長雨」の様相です。

 女子自主練習二日目ですが、朝から入れ替わりで自主練習に励んでいる選手たち。

 静岡・湖西では中部日本選手権カデット・ホープス・カブの部が開催され、卓球場からも明日を担う選手たちがチャレンジしています。

 さて。

 男子は夏休みラスト2日の追い込み練習です。

 練習もガッツリ、トレーニングもガッツリでさすがに疲れの色が隠せませんが、学校が始まると練習量は激減します。

 やるなら今!

 この時期にやり込んだ練習は貯金として残り、練習を継続する限り減ることはありません。

 規定練習を終えた後も、自主練習に取り組む選手たちがたくさんいます。

 終わってしまうとアッという間の夏休みも明日で終わりです。

8月28日(金)
惜しい!
 少し湿度の高い曇り空が続きますが、空調が効いた卓球場はその気候がベストです。

 女子は今日から三日間、自主練習に入りました。

 男子の練習開始時間の10時に入れ替わるように、早朝の自主練習を終えた女子選手たちが卓球場から出てきました。

 一方で口地恋菜さんや古沢夏姫さんら、中学生女子は美幸さんに練習をつけてもらっていました。

 元日本代表選手に練習してもらっていることを幸せに感じなければ罰が当たります。

 一方の男子は夏休み終了直前のラストスパートです。

 毎日毎日、同じことをうるさいなぁと思われても、「試合を意識した”考えた”練習を!」と言い続けた成果でしょうか。

 少しずつですが、中身の濃い練習になってきました。

 一生懸命練習に取り組むのは当たり前です。

 ”練習のための練習”にならないよう、意識することが最も重要です。

 朝から一日、順調にメニューを消化し続けてきた最後のゲーム練習。

 今日は人数が12名と分けやすい数字だったので、3名4ブロックでの予選リーグからの、4名による順位リーグを行いました。

 合計5試合。

 予選リーグもほぼ均等に分けたせいか、ほぼ部内リーグ的な雰囲気となり初戦から白熱した雰囲気になりました。

 ところがリーグ戦なので負けても試合は続きます。

 「勝ちたい」という思い入れが強いほど、負けた時のショックも大きくなります。

 その気持ちは理解できるのですが、試合が続くにつれ負けが込んできた選手たちのモチベーションの低下が明らかになってきました。

 惜しい!

 確かに負けても平然と続けるよりはマシですが、そこを堪(こら)えて取り組むことが大切です。

 三重県の全国大会予選は、ほとんどがリーグ戦で行われます。

 こういった機会で鍛えなければ本番で耐えられるメンタルは身につきません。

 練習後に選手たちにも話をしましたが、明日の練習では修正できていることを期待します。

8月27日(木)
チームマネージメント
 暑いことには暑いのですが、8月上旬の頃のような身の危険を感じるような暑さではなくなってきました。

 今日も一日練習。

 少しずつ「なぜその練習をするのか」を考えながら取り組む選手が目につくようになってきました。

 やはり、考えようと努力できない選手は成功できません。

 朝一番のサービス練習から、その差は歴然です。

 さて。

 今日は午後から三重国体強化指定校の指導者を対象とした研修会が行われました。

 日本スポーツ振興センターから講師の先生を招いて「トップチームから学ぶチームマネージメント」という題での講演でした。

 我々高校生の指導者は、技術指導だけではなくチーム運営に関するマネージメントも兼ねて行わなければなりません。

 それだけではなく、選手たちの生活指導や果ては運転手までこなします。

 本職は学校の教員なんですが。

 それはさておき、チームマネージメントは高いレベルで戦えるチームにするには絶対不可欠な仕事です。

 選手たちの心技体に関する管理、お金に関する管理、その他チーム全体の目標設定や計画策定などなど、多岐にわたっています。

 私も若い頃はそのあたりがサッパリわかっておらず、ただ闇雲に練習させるだけだったように思います。

 昨日Youtubeで、サッカーの名門校である清水商業の監督さんのドキュメントを見ましたが、やはりチームマネージメント力の重要性に気が付いてから勝てるようになっていました。

 講演の内容は、特に目新しいものはなかったと思いますが、隣席の三重高校ソフトテニス部の監督の先生とお話しする機会があり、とても勉強になりました。

 選手たちの午後の練習も見ずに出かけたのだから、今日得たことを少しでも選手たちに還元したいと思います。

8月26日(水)
本気でやるか、やらないか
 台風一過でしたが、今日もハッキリしない天気でした。

 夏休みも残すところあと数日。

 来週の月曜日には2学期の始業式です。

 この夏休み前に、男子に対してチーム全体で取り組む課題をいくつか提示しました。

 先週行われた「高校選手権で使って勝ちに結び付けること」を時間的な目標に挙げました。

 決して無理な課題、目標ではなかったので、「本気で」取り組んでいた者は試合の大切な場面で使って成功しているシーンも多々ありました。

 一方で、こちらが提示した課題に本気で取り組むでもなく、かと言って自ら考え何かに取り組んでいることもなく、ただ漫然とボールを打っている姿が目についた者は、やはり以前と変わらぬプレーで以前と変わらぬ負け方をしていました。

 来月12日には東海選手権ジュニアの部県予選会が行われます。

 組み合わせも決まり、それぞれの選手たちのポイントとなる試合がはっきりしました。

 3年生も抜け、上位選手が予選免除となる上、試合も16までしか行われません。

 16シードとなった選手はスキを見せることなく勝ち上がってもらいたいのはもちろんですが、それ以外の選手たちがこの夏休みに頑張った成果を発揮する絶好のチャンスとなります。

 今日も何人かの選手たちに、ターゲットとなる対戦相手についての戦い方とその準備について話をしました。

 この話を本気で聞いて、残り2週間の練習に取り組めば決して実現不可能な目標ではないはずです。

 人間、本気になれば大抵のことは実現可能です。

8月25日(火)
う〜ん…。
 台風接近!午後からは大荒れの天気で暴風警報まで発令されました。

 今日の男子は9時スタート。

 途中でTSPの新ラバー試打会などもあり落ち着かない午前中の練習でした。

 残念だったのは、昨日のフィジカル講習会で磯部さんに教えてもらった「横への動きのステップ」について、卓球の動きに応用できると思い、今からの練習で意識して取り組むように伝えましたが半分くらいの選手は全く意識せずにやっていたことです。

 どの世界でも成功するための秘訣は共通しています。

 「誰にも真似ができない天才的なひらめきを持っている」

 または

 「まずは人の話を素直に受け入れ試してみる」

 のいずれか、理想を言えば両方を兼ね備えていることです。

 以前にも書きましたが、1学期終業式で校長先生がプロ野球で伝説的な名選手だった落合博満選手の話をしてくれました。

 ”天才”、”オレ流”、”自己中心的”などと評された落合選手は、人の話など一切聞く耳を持たない印象がありますが、実は彼ほど人の話を聞き、まずは素直に受け入れて試してみる選手はいなかったそうです。

 昨日の磯部さんの講習会ですが、卓球のプレーに密接に関係し非常に納得できる内容だったと感じました。

 しかし多くの選手はそれを卓球のプレーに関連付けて考えていないと思ったので、練習前にそれを説明したつもりでしたが…。

 私の伝え方が悪かったのもあったと思います。

 誰もが受けられる訳ではない有意義な講習会を無駄にすることはできません。

 もう一度明日、理解して受け入れられるよう話をしようと思います。

8月24日(月)
必ずできるはず
 涼しい朝晩だけは過ごしやすくなりました。

 自主練習の三日間を終え、男子の練習が再開されました。

 日焼けしている者もいましたが、束の間の夏休みを堪能したのでしょう。

 ONのためにOFFがあります。

 結果的にプラスにできたのならOKです。

 「三日ぶりにボールを打ったので打球感がない」という者はいなかったので各自で自主練習に取り組んでいたのでしょう。

 通常通りの練習プラス、フィジカル講習会でガッツリと取り組みました。

 午後の多球練習では先日の高校選手権での反省を考えて”チーム課題”に取り組みました。

 できないことや新しく取り組むことは、ちょっとやっただけでは絶対にマスターできません。

 このチーム課題は時間をかけて取り組もうと思います。

 「心を込めて取り組んだことは必ず成果が出る」ことを、インターハイや高校選手権で実感することができました。

 できるはずです。必ずできるはずです。

8月23日(日)
ラストスパート
 赤トンボが飛び交い、稲刈りがあちこちの田んぼで始まっています。

 世間では中学生が痛ましい事件に巻き込まれています。

 今日たまたまその事件現場のすぐそばを通りましたが、警察やマスコミが慌ただしく動く物々しい雰囲気は尋常ではない様子が見て取れました。

 ひと昔前の、「凶悪事件と平和な地元は別世界」という感覚は通用しません。

 練習で夜遅くなることも多い本校選手たちには今一度、注意喚起をする必要があります。

 さて。

 男子の自主練習最終日ですが、女子は石川県の金沢学院東高校を招いての練習試合でした。

 金沢学院東高校の福田先生は私の大学の先輩で、高校時代にはよく相手をしていただきました。

 石川県は男女とも遊学館高校が永らくトップにいますが、他の県なら代表になっているようなチームを毎年のように作られる学校です。

 男子の今日は、女子の練習試合で卓球場が日中は使えないこともあり、夕方以降の自主練習になりました。

 明日から練習再開ですが、休息も含めて万全の状態で練習再開になると思っています。

 残すところ夏休みもあと一週間。

 学校が始まるとなかなか思ったように練習時間は確保できません。

 ラストスパートです。

8月22日(土)
「やらせる」のか「やる」のか
 日中はともかく朝晩は明らかに涼しくなってきました。

 男子は自主練習期間中ですが、女子の練習の合間を縫って空いている台を狙っての自主練習に取り組んでいます。

 たった一日、練習をやらないことが致命的に影響を及ぼすことはありません。

 かつては女子も週一日、月曜日を自主練習にしたこともありました。

 練習に取り組む際の気持ちを、「やらされている」と感じるか、「自分のためにやっている」と感じるかが重要です。

 理想は「自分のためにやっている」ですが、現実はなかなかそうはいきません。

 規定練習を終えて脱兎のごとく帰る選手らにとっては、練習は「やらされている」と感じているのでしょう。

 事あるごとに書きますが、私はチームや選手の頑張りのバロメーターは自主練習にあると思っています。

 自主練習に積極的に取り組んでいる時のチームは、やはり強いです。

 例えば。

 全ての練習を自主練習にしたらどうなるでしょうか。

 ごく一部の意識の高い選手は、それでもガッツリと自主練習に取り組むでしょうが、やはり規定練習あっての自主練習だと思います。

 逆に自主練習をする時間をも無くすくらい規定練習を入れたらどうなるでしょうか。

 上記の放っておいても自主練習に取り組む選手たちのモチベーションを下げる結果になる可能性もあります。

 「やらせる」と「やる」のギリギリを狙って練習計画を練るのが指導者の腕の見せ所です。

8月21日(金)
やれるはず
 8月も後半。

 今日から男子は3日間の自主練習。

 年間360日練習を目指しているので貴重な自主練習期間です。

 「自主練習」と謳うからには、練習の強要はしません。

 強要するのなら規定練習にします。

 女子の自主練習とずらしたので、卓球場はうまく時間を見つけないと自主練習はできません。

 やる、やらないは自由です。

 もちろんこちらも、自主練習をやったかどうかなどの詮索はしません。

 私は朝から学校で、この夏の期間の大会の会計や報告文書の作成に追われました。

 夕方までやりましたが、やらなければならないことの半分もできませんでした。

 毎年のことながら夏休みは正に”怒涛のごとく”過ぎてゆきます。

 高校卓球はインターハイを境に劇的な変化を生みます。

 男子卓球部にとってはインターハイでの辻智貴の活躍が、後輩たちに衝撃的な印象を残しました。

 昨日までの高校選手権での好成績は明らかに辻の影響があったと思います。

 「俺たちもやれる」

 後輩たちの心を支えたのは辻ですが、辻の心を支えたのはたくさんの先輩たちです。

 自信を持ちましょう。

 田舎の公立高校ですが、「白子高校はやれる」。

※写真は偶然居合わせた”そらまめ”に鈴鹿市中学生選手権3位の報告に来た卒業生田中宏佳さんの長男かいき君

8月20日(木)
高校選手権S
 朝から大雨。でも場所によって降ったり止んだり。

 高校選手権の二日目はシングルスです。

 地区予選を全員クリアした本校からは男子7名、女子11名がエントリー。

 女子シングルスは今年度に入って全ての県大会で優勝を続けている3年生の繿コ菜月が昨日のダブルスに続いて優勝。決勝戦の森本枝里@の挑戦をしっかりと受け止めて高校有終の美を飾りました。技術はもとより勝ちに対する執念、トップに立つプライドは群を抜いています。

 準優勝には森本枝里。次代を担う1年生は繿コにもセットオールと肉薄し、高校入学以来、初めて本来の出来とも言えるプレーでした。全国で戦うにはまだ心技体ともにワンランクアップが必要ですが、この大会をきっかけに上昇気流に乗りたいところです。

 ベスト8には萩里佳子Aと古田莉菜A。

 萩は難なく勝ち進みますが、森本との同士討ちに完敗。安定した守備と、進境著しい攻撃は健在ですが、高いレベルで勝ち上がるには「守備型は不利」と言われる同士討ちで勝たなければなりません。

 古田は国体代表で第二シードの皇學館3年生に快勝して初の上位進出。受け身一辺倒だったプレースタイルを改善して、積極的に変化をつけ攻撃を仕掛けるプレーがハマりました。ただ、一気に上位進出できなかったのは技術的な甘さがが原因です。

 男子は1年生の口地輝季が優勝。小学校低学年から競技を始めた彼ですが、「4年生以来の県大会優勝」とのこと。持ち前の経験に、高校入学以来取り組んでいるプレースタイルの改善とフィジカルアップのためのトレーニングの効果が少しずつ出てきました。

 3位には堀津有貴A。課題だった”無駄な力み”をコントロールして快調に勝ち上がりました。準決勝でも1セットを先取するも徐々に台から下げられて持ち味を発揮できませんでした。地道な努力で少しずつ課題を克服するタイプだけに今後に期待です。

 ベスト8には中P敬太@。3回戦、4回戦ともにセットオールの接戦を切り抜け初めての上位進出。中学時代の実績は皆無ですが、苦しい課題を自らに課すことを継続しているのが今回の好成績につながりました。「やれば勝てるならやらなければ損」という感覚が深層心理に焼き付けばまだまだ頑張れるはずです。

 上位進出はなりませんでしたが、明らかに力を付けたプレーを見せる選手も何人もいました。

 夏休み4分の3を終えましたが、その頑張りの成果は勝ち負けに関わらず見ることができました。

 インターハイに引き続きたくさんの保護者の方々が応援に駆けつけて下さいましたが、それは確かに感じていただけたのではないでしょうか。

 残り4分の1になった夏休みですが、まだまだここからワンランクアップは可能です。

8月19日(水)
高校選手権D
 雨が降ったり止んだりで気温も上がらず、冷房の効いた体育館は肌寒いほどでした。

 伊勢の三重交通Gスポーツの杜伊勢にて、「平成27年度三重県高等学校卓球選手権大会」が開催されました。

 今日は地区予選のないダブルスでした。

 本校からは男子の大谷崚介B・中瀬雄斗@組、福森日人A・阪亮介A組、
堀津有貴A・口地輝季@組、中P敬太@・安田泰紀@組、女子の尾ア佑菜B・樋口桃佳B組、繿コ菜月B・森本枝里@組、植村有華A・遠藤佳奈A組、萩里佳子A・畑中みうA組、大谷真美@・猿橋彩@組がエントリー。

 男子は福森・阪組が準優勝、堀津・口地組が第三位に入賞しましたが、昨年度の辻・堀津組のカップを取り逃してしまいました。

 福森・阪組は堅実なプレーで勝ち上がり準決勝を高田ペアと対戦。1セット目は完敗ながら丁寧なプレーで徐々にペースを掴み、最後は好プレーも飛び出して快勝。決勝戦の高田戦も悪くないプレーでしたが、勝負どころでのコース取りを誤って敗れました。

 堀津・口地組は事実上の決勝戦だった準決勝でストップ。内容的には悪くありませんでしたが、堅実さで勝負するならやはり徹底しないといけません。まだ技術的に未熟なところが多すぎます。

 大谷・中瀬組も大谷のリードで接戦を切り抜けてベスト8に入り同士討ちの堀津組まで進みました。大谷自身が1年生の時に権蛇さんと組んだこの大会で準優勝したスピリットを中瀬は感じたかどうか?

 男子の各ペアは、スーパープレーはできないまでも、相手コートにボールを入れれば点数を取れる可能性は高くなるというプレーを徹底しました。理想と現実を見極めることが大切ですが、現実を見ると今日のプレーは合格点と言えます。ただしそのプレーでは県で優勝はできないことを知ることができたのが収穫です。

 女子は鉄板の本命、繿コ・森本組が優勝、植村・遠藤組が第三位入賞でした。

 繿コ組は危なげなく勝ち進み、決勝では皇學館の3年生ペアとの最終決戦に勝利して有終の美を飾りました。今日は特に森本の出来が良かったと思います。新チームの主軸選手としての働きが期待される彼女ですが、繿コから受け取ったバトンをしっかりと掴んだはずです。

 植村組も順当に勝ち上がりましたが、準決勝で敗れました。まだ組んで日も浅く、コンビネーションが今ひとつだったように思います。3年生が抜けると組み替える可能性もありますが、新チームの主軸選手であることには違いはありません。

 他では萩・畑中組がベスト8。こちらもまだ互いのプレーを把握しておらず、ここからという感じです。

 女子は他校とのさが大きく、自分たちの立ち位置が把握し辛いのが現実です。まずは部内での競争に勝ち、視線を県外に向けていくことが大切です。

 明日はシングルス。

 昨年獲った男女のカップを持ち帰らなければなりません。

8月18日(火)
明日から高校選手権
 朝晩は少し涼しくなったような気がするのは気のせいでしょうか。

 夏休みに入って一度の休みもなく、中高生のメンバーは朝から一日練習に取り組んでいます。

 ”真面目に一生懸命取り組む”ことが持ち味の新チームのメンバーたちは地道にコツコツと頑張っています。

 今日は名古屋商科大学に進んだ権蛇佑輔さんが練習に来てくれました。

 こうやって後輩たちのために自分の時間と手間をかけてくれることに心から感謝します。

 さて。

 明日と明後日は伊勢の三重交通Gスポーツの杜伊勢にて「平成27年度三重県高等学校卓球選手権大会」が開催されます。

 本来は高校3年生も出場できる大会ですが、特に男子はここ最近3年生はほとんど出場しません。

 今年も本校男子3年生はダブルスの大谷崚介のみエントリーです。

 この大会の結果は上の大会につながらないのですが、新チームの1,2年生のスタートの大会としての位置づけになっています。

 夏休みに入って練習量が増えているのは本校だけではありません。

 本校の選手も練習でのプレーを見る限り、上達しているのは疑いようのない事実です。

 しかしそれを本番の試合で発揮できるかどうかは分かりません。

 明日はダブルス、明後日はシングルス。

 冷房の効いた伊勢の体育館で選手たちが夏休みの成果を発揮してくれることを期待します。

8月17日(月)
残り3分の1
 時折強い雨が降ったり止んだり。

 39日間ある本校の今年の夏休みですが、残すところ13日。

 つまり3分の2を消化して、残り3分の1となりました。

 前半はインターハイ前の練習、中盤はインターハイと国体東海ブロック予選、後半は高校選手権と全日本ジュニア予選に向けての練習と位置付けています。

 夏休みの山場であったインターハイと国体東海ブロック予選を終えましたが、明後日に三重県高校選手権が控えています。

 8月に入ってからはNAGANOフェスティバル、インターハイ、国体東海ブロック予選と休みなく遠征が続きました。

 朝から一日、練習を最後まで見たのは久し振りでした。

 男子はインターハイに出場したのは辻と堀津だけだったので、全員の練習を見るのも久し振り。

 今年の新チームの持ち味である”一生懸命”は伝わってきましたが、細かい部分にまだ甘さがあります。

 練習が、「練習のための練習」になってしまうのは、勝てない選手やチームに共通する特徴です。

 どんな練習をしている時でも、「これが本番の試合に通用する練習なのか?」を常に考えていない練習は、「練習のための練習」です。

 結果的に、ただ「こなしている」練習になっていてはエネルギーと時間の無駄遣いです。

 さて。

 今日は昨年度卒業で龍谷大学に進んだ楠井瑠偉さんが練習に来てくれました。

 春の関西リーグで入れなかったベンチ入りを、秋のリーグ戦ではと狙ったそうですが一歩及ばずだったそうです。

 「楠井の後輩ならぜひ来てもらいたい」と言ってもらえるような頑張りを期待します。

8月16日(日)
国体東海予選A
 インターハイから続く7連戦の最終日です。

 国体東海ブロック予選ですが、四県によるリーグ戦の三戦目です。

 昨日は勝ち星に恵まれなかった少年男子は静岡と対戦。

 インターハイベスト8の期待を背負いながら、オーバーワークから精彩を欠いた辻がトップに起用されました。

 要所でインターハイを髣髴させるプレーを見せて接戦になりますが、やはりキレのなさは隠すことができませんでした。2セット目を返すのがやっとで1‐3で敗退。続く2,3番の高田高校の選手も1‐3で敗れて三重県少年男子の本大会出場はなりませんでした。

 少年女子は昨日の初戦で岐阜に快勝したものの静岡に敗れて、今日の愛知戦に臨みました。

 好調エース繿コがトップで起用。相手エースに対してハイレベルなラリー戦を繰り広げますが一歩及ばず先取点を許します。続く2番の皇學館の選手も敗れて追い込まれます。今ひとつ精彩を欠く3番の森本も競り合いになりますが、やはり最後の詰めが甘く敗れて万事休す。

 結局、少年男子は4県中3県通過で4位。少年女子は2〜4位が同率ながら4位に終わりました。

 国体の試合方式は3人での5シングルスと、強力なエースがいるチームが圧倒的有利になります。

 かつての森永愛里さんや佐藤優衣さんなど絶対的エースがいた時は難なくブロック予選を通過できましたが、全体的には悪くないレベルの時でも絶対的ではない場合は勝つことが難しいのが事実です。

 逆に全国選抜東海ブロック予選のように、絶対的エースがいなくてもチーム全体のレベルが平均的に高い三重県は、1,2位通過は難しくても5〜6位までの通過枠に複数校が入ることも珍しくありません。

 選手たちは頑張っています。

 そこは評価してあげるべきです。

 いつの日にか、地元でみんなの声援を受けて頑張ることが決して高いレベルで通用しない訳ではないことに、気が付いてもらいたいと思います。

 そのためにも我々指導者は地道に少しずつ精進を重ねたいと思います。

8月15日(土)
国体東海予選@
 インターハイの興奮も冷めやらぬまま、今日から伊勢サンアリーナにて第70回国民体育大会東海ブロック予選が行われます。

 国体は都道府県対抗(団体戦)で行われ、中学3年生以上高校3年生以下の「少年の部」と、それ以上の年代の「成年の部」に分かれます。

 本大会である「国体」には東海ブロックからの予選を突破しなければなりません。

 その出場枠は成年男子、成年女子、少年男子、少年女子の四種目でローテーションしていきます。

 今年の東海ブロック(四県)からの出場枠は少年男子が三県、少年女子が一県です。

 試合は3名でチームが組まれ、2名が二回ずつ、1名が一回出場する”5シングルス”で争われます。

 本校からは少年男子に辻智貴、少年女子に繿コ菜月、森本枝里が出場。

 今日の少年男子は愛知と岐阜と対戦。

 インターハイシングルス2位、3位を擁する愛知には手も足も出ず完敗。続く岐阜戦も高田高校の選手が健闘して1点を取ったのが精一杯でした。

 昨日までのインターハイでベスト8に入りセンセーショナルな活躍をした辻でしたが、連戦の疲労からか体が全く動かず悔しいプレー内容でした。大抵のことなら「気持ちで何とかなる」と檄を飛ばす私ですが、さすがにあの限界を超えた頑張りとそれに続く連戦のスケジュールには同情せざるを得ません。

 大活躍による称賛の代償として、今までとは比べ物にならない周囲の期待と視線と戦っていかなければなりません。

 これを幸せと感じられるようになるには時間が必要かもしれません。

 少年女子はたった一つの枠を巡って岐阜と静岡と対戦。

 岐阜は天敵富田高校単独チーム。東海総体、選抜東海予選、全国選抜、そしてこの国体東海ブロック予選と、一度も勝ったことがありません。しかし今日はトップで皇學館の選手が敗れるものの、2番で繿コが3-1で快勝。3番の森本は敗れますが4番のエース対決でインターハイ2年連続ランクインの相手エースをキレキレのプレーで圧勝。ラストの皇學館の選手も完勝して大きな勝利を手にしました。

 勢いに乗って臨んだ、エリートアカデミーの選手を擁する静岡戦。トップの繿コは難なく先取点。皇學館の選手はエリアカの選手に敗れ、ポイントと見られていた3番の森本でしたがセットオール7-2リードからまさかの逆転負けで痛恨の失点。4番の繿コがエリアカの選手にセットオールと肉薄しますが一歩及ばず。

 以上の結果から、少年男子が代表になるには明日の静岡戦を3-0で勝たなければなりません。少年女子も静岡VS岐阜の結果にもよりますが、愛知に勝つのが最低条件となってきます。

 どちらもかなり難しい戦いとなりますが、三重県を代表して戦っている以上、最大限の努力をする義務があります。

 選手たちの底力に期待します。

8月14日(金)
大津インターハイE
 ギラギラした暑さは一段落したのでしょうか。

 インターハイ最終日です。

 本当は昨日の試合が終わったら三重県に帰る予定でしたが、辻の頑張りで全員で急遽もう一泊。

 準々決勝(ベスト4決定戦)から始まった今日の試合は体育館のフロアに8台だけの卓球台が並べられ、そうそうたる選手たちが朝の練習に取り組んでいました。

 男女16名の選手中、公立高校は辻と女子の福井商業の選手のみ。

 ベスト64でも公立高校は男子が4名、女子が3名。

 辻の準々決勝の相手は昨年3位、今年度で休部する王者青森山田、最後のエースです。

 朝イチ9時からの試合は三日連続です。

 もう少し気負うかと思っていましたが、冷静かつ積極的なプレーを出足から出してくれました。

 しかしインターハイ準々決勝ごときでテンションが上がり過ぎない相手は冷静にプレーしてきます。

 ポイントは離されますが慌てずチェイスすると徐々に点差は縮まります。

 9-10から、そこまでなかった相手の焦っての打ちミスでジュースに。

 しかし相手も立て直し、何事もなかったかのように2本取られて1セット目を失います。

 青森山田最後の年、ということで観客席にはOBの水谷隼、上田仁、町飛鳥などのそうそうたるメンバーが鎮座します。

 本校のOBも内田芽人さん、村上稜二さん、安田祐紀さんが三重から駆けつけてくれました。

 2セット目は更にスキが無くなり4本で奪われます。

 昨日までのように辻は思い切った攻撃を見せるものの、それを難なくブロックして反撃につなげてきます。

 一つ一つの技の精度が明らかに高いのが分かります。

 3セット目を9本、4セット目を10本と、ポイント的には接戦になるものの、得点できるのは辻のファインショットのみで、相手の凡ミスは4セット通じて片手くらいしかありませんでした。

 第5位入賞。

 夢のような戦績です。

 しかし結果ももちろんですが、今までもうひと頑張りができずに不完全燃焼を繰り返してきた彼が、最後の大舞台で強い精神力を発揮できたことが何よりも嬉しく思います。

 今後数十年続くであろう彼の人生の中で大きな自信となり心の支えとなるでしょう。

 日本中の普通の高校生と同じように、6限授業を受けて放課後の部活動に参加し、テスト前は遅くまで勉強に取り組み、学校行事も全て参加し、自ら室長に名乗り出るなどしながらも、残りの全ての時間を部活動に費やし頑張ってきたことを卓球の神様はちゃんと見てくれていました。

 確かに運も良かったと思います。

 出場選手全員で総当たりリーグ戦を行なえば、「5位」ではなかったでしょう。

 今日も精一杯の声援で応援してくれた部員全員で、辻の敗戦後も決勝戦まで観戦してから白子に帰りました。

 この五日間、朝6時半に保護者の送迎で大津に通い続けた応援組は、正直なところクタクタだったと思いますが、白子に帰ってからも短時間ながらキラキラ目を輝かせながら練習とトレーニングに取り組みました。

 誰もが頑張ればインターハイでベスト8に入れるとは思いません。

 しかしこの奇跡的なことが起こり得るのがこの世界です。

 インターハイベスト8まで行かなくても、「まさかあいつが」と思える選手がインターハイ予選を突破するかも知れません。

 可能性は低いかもしれませんが、辻のように信じて取り組めば1%の可能性が1.1%に上がるかも知れません。

 私を含めた見ていた方々に勇気と感動を与えてくれました。

 一気に上がった期待のハードルを張り切って飛び越えようとするのか、重荷と感じるのか。

 彼の今後に期待と不安を感じます。

 もちろん私も知らない未知の領域に進んだ彼の今後に興味津々です。

 さて。

 休む間もなく、明日と明後日の両日、三重県営サンアリーナにて国体東海ブロック予選が行われます。

 東海4県の予選通過枠は、少年男子が3県/4県、少年女子が1件/4県です。

 ハイレベルな東海では、3県通過する少年男子も厳しい戦いになりそうです。

 女子は近年にない好チームながら、1県という狭き門です。

 ハードスケジュールは他県も条件は同じです。

 最後に「三重県から1時間半」ということで、応援組を連日送迎して下さった保護者の方々に心より御礼申し上げます。

 出場した選手全員、応援した選手全員が初日から最終日まで精一杯頑張れたのもそういったサポートがあったからこそです。

 チーム白子は日本一です!

8月13日(木)
大津インターハイD
 雨混じりの一日。

 シングルス2回戦から5回戦が行われました。

 勝ち残っているのは男子の辻と女子の繿コと萩。

 萩は徳島・城南の選手と対戦。ツッツキを多用してくる相手に1セット目を8本で奪われます。しかし2セット目から反撃。変化の激しいサービスと粘り強い守備、そして時折見せる鋭い攻撃で2セット目を8本、3セット目を3本で抑えて勝利目前と思われました。ところがフォア前に出される相手のサービスに手を焼きレシーブミスを連発。入れにいったところを3球目を狙われてペースが乱れてきます。ツッツキのミスが目立ち始めるなど悪い流れを変えられずファイナルセットも9本で惜敗してしまいました。

 この1年半、団体戦では素晴らしいプレーを見せるものの個人戦では今一つの試合が続いてきました。しかしこのインターハイ予選で壁を破り全国大会個人戦初出場。地道で根気よく練習を重ねてどんどん課題を克服してきました。今回の敗戦は明らかに技術的な課題によるもので、それが試合後半での焦りにつながっています。この課題もきっと次の全国大会までには克服することでしょう。

 上位進出が期待される繿コは島根・松徳学院の選手と対戦。キレの良い攻撃を見せる選手が相手で、1セット目は一進一退の攻防の末、粘る相手を振り切って12本で先取。すると2セット目以降は巧みな試合運びで危なげなく2回戦突破。3回戦は神奈川・横浜隼人の選手と対戦。思い切りの良い両ハンドを振るファイターが相手。巧みなサービスを利して1セット目を8本で先取。しかしこのあたりまで勝ち上がってくる選手だけに徐々に慣れられ激しいラリー戦になります。2セット目を11本で惜敗するものの、3セット目を7本で押し切り相手を追い詰めます。接戦になった勝負の4セット目でしたが粘る相手に9本で押し切られると5セット目は相手ペースのまま流れを変えられず4本で万事休す。

 最後のインターハイに向けて県予選を三冠王で突破。東海総体ではシングルスで決勝に進出するなど順調なステップを踏んできました。今大会前の岡山遠征、長野遠征でも強豪選手相手に結果を出すなど、全国大会の壁となってきた3回戦突破、そして悲願のランク入りを狙う位置まできていました。残念な結果でしたが彼女のキャリアはまだここからです。この悔しさは大学で晴らしてもらいたいと思います。

 シングルスベスト8まで決める今日は本校の選手たちにとっては実質の最終日と思っていましたが、とんでもないドラマが待っていました。

 男子の辻は2回戦で広島・近大福山の選手と対戦。豪快なフォアハンドを放つ相手に対し丁寧なプレーで対抗しますが、押され気味のまま試合は進みます。1セット目を7本で失い、2セット目を9本で取り返すものの3セット目を7本で奪われ追い込まれます。ペースを変えられず4セット目も相手リードのまま後半へ。しかし相手が勝ちを意識しだしたのを見逃さず、思い切ったロングサービスと逆横回転サービスでエースを連発すると11本で取り返しセットオールに。出足はリードされるものの冷静さは失わず、かつ積極的なプレーで逆転して7本で勝利を決めました。

 続く3回戦は昨年ランク入りしている第8シードの鹿児島・れいめいの選手と対戦。高い投げ上げサービスとフットワークを使ったフォアハンドが武器の選手です。予想通り出足は相手サービスに手こずり大きくリードされますが、慌てず立て直すと9本で先取。2セット目は5本で失いますが、相手プレーに慣れてきた3セット目を6本で取ると4セット目は接戦に。台上処理に難のある相手の弱点を突いて着実に先手を取りジュースに。サービスでアドバンテージを奪うも2度レシーブで追いつかれます。そして3度目のマッチポイントを渾身の4球目カウンターで決めて大金星をゲット。

 4回戦はランク(ベスト16)決定戦。相手は高知・明徳義塾の選手。左シェークから巧みな両ハンド攻撃を武器とします。辻も積極的な攻撃で応戦しますが、フォアサイドからの攻撃をバックに止められ台から下げられ勝機が見出せません。しかし開き直った3セット目に鮮やかな両ハンドドライブが決まりだすと、徐々にペースは辻に。相手のコース取りも読めるようになり面白いようにブロックも止まりだします。相手バックサイドに出すロングサービスも効果的で3セット目以降は8,7,8で逆転勝ちし歓喜のベスト16進出です。

 ところがドラマにはまだ続きがありました。5回戦のベスト8決定戦は東京・明大中野のピッチの速い軽快な両ハンドドライブの選手と対戦。ここからは未知の領域である7セットマッチになります。波に乗る辻は積極的に攻めますが、巧みなチキータと打点の速いドライブに台から下げられペースを掴めません。1,2セット目を9,8で失い苦しくなります。2〜4回戦の相手と違い、飛んでこないボールに、台との距離を取りすぎていたことに気づき、一歩前の位置でプレーするよう修正するとブロックが止まりだし、ラリー戦でも負けないようになりました。接戦の3セット目を12本で取り返すとペースを掴んだ辻は続く4セット目も5本で奪って振出しに戻します。流れが決まる5セット目をジュースにすると、タイムアウト後の一本を激しいラリー戦で制して3-2とリードします。6セット目も接戦になり10-9、11-10と二度のマッチポイントを握りますが、ネットインなど不運もあり11本で失う痛恨のセットに。しかし気持ちは切れていませんでした。出足からエンジン全開で立ち向かうと、ラケットに当たれば全て入る”ゾーン”に入り面白いようにポイントを重ね2本でシャットアウト。

 まさかまさかのベスト8入りでした。

 真後ろの観客席から降り注ぐ絶叫に近い男女チームメイトと保護者の方々の大声援を追い風に、驚異的な頑張りを見せてくれました。

 しかし明日も試合は続きます。

 「終わり良ければ総て良し」です。気持ちよく白子に帰るには、ここで満足して燃え尽きてはいけません。

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※写真提供福井祐貴さん


8月12日(水)
大津インターハイC
 一日曇り空。

 競技三日目。

 今日からシングルスが始まりました。

 まずは男女それぞれ1回戦のみ、本校からはシードの繿コ以外の、男子の辻、女子の萩と植村がチャレンジしました。

 辻は朝イチの9時から兵庫・滝川の選手と対戦。滝川とは年に何度も練習試合をする間柄なので彼ともこの三年間で何試合も対戦しています。練習試合の勝敗はほぼ五分。互いに手の内も知り尽くしている今回も接戦が予想されました。辻も多少緊張していましたが、相手はそれ以上に固くなっており4本で先取。続く2セット目は辻の調子も上がってきて快調に飛ばします。中盤を大きくリードしますが、じわじわ挽回され10-6から10-9まで追い上げられヒヤリとしますが最後は強気のプレーで押し切ります。すると3セット目は再びリードを広げて5本で締めて明日の2回戦へ進出を決めました。

 植村は鹿児島女子の選手と対戦。互いに前陣で両ハンドを使うタイプ。出足から互いに前で攻めますが、相手のバックハンドのコースが厳しくなかなか点数が伸びません。1セット目を6本。2セット目も相手の勢いを止められず6本で失います。3セット目もリードされ敗色濃厚でしたが、中盤から少しずつ本来のプレーが出始めて挽回し7本で奪い返します。4セット目も積極的なプレーがことごとくポイントにつながり相手も焦りの色が見えて5本で取ってセットオールに。ところが5セット目の出足で開き直った相手の好プレーもあり1-5でチェンジエンドすると、勢いを止めることができずに4本で万事休す。

 勢いのみで代表になった昨年からすると、様々な大会の経験で大きく成長しました。しかし1年生である程度の結果を出した後の2年生は、大きく飛躍するか停滞するかが分かれる学年になります。どちらに行くかは本人の向上心次第です。2年生の後半戦、彼女の向上心に期待です。

 萩は広島商業の左利きの選手と対戦。ツッツキを多用して粘る相手に対しじっくりとラリーに持ち込み着実にポイントを重ね6本で先取。2セット目も同じような展開で接戦になりますが、サービスとツッツキの変化を生かして要所を締めて8本で追い込みます。3セット目は中盤までリードを許しますが、持久戦に持ち込めばこちらの展開です。徐々に追い上げ、相手の焦りも誘って後半で一気に逆転して8本でストレート勝ち。明日の2回戦にコマを進めました。

 明日はシングルスの2回戦から5回戦(ベスト8決定)まで一気に行われます。

 今日1回戦のなかった繿コは島根・松徳学院の選手と、萩は徳島・城南の選手と、辻は近大福山の選手と対戦します。

 今日よりさらに高いハードルになりますが、最高の舞台で戦えることを試合わせに思い、苦しい場面でも逃げずにチャレンジしてもらいたいと思います。

※写真提供福井祐貴さん

8月11日(火)
大津インターハイB
 競技二日目。

 男女ダブルス1回戦から3回戦までが行われました。

 男子ダブルスの辻・堀津組は大阪桐蔭と対戦。出足は固くなりアッという間に奪われますが、2セット目は出足から丁寧に粘って接戦に。追いついてジュースになりますが11本で落とすと、3セット目はワンサイドゲームに。2セット目を落としたのが全てですが、やはり課題のサービス・レシーブに正確さを欠きました。

 女子ダブルスの繿コ・森本組は初戦で宮城・常盤木学園と対戦。粒高を使う選手が絡んでいましたが、落ち着いて難なくさばいてストレートで完勝。続く2回戦では東京・文大杉並と対戦。この試合は台を広く使うレシーブが冴えました。相手に的を絞らせない巧みなレシーブで主導権を握り、接戦の1セット目を9本で奪うと8,7とこれまた快勝で16決定の3回戦へ。先月末の岡山遠征では歯が立たなかった岡山・就実と対戦。ところが1セット目を積極的なプレーで圧倒して5本で先取。2セット目も勢いは衰えず接戦に。ここを少し慎重になりすぎて10本で落としたのが痛かった。徐々に調子が上がってきた相手に3セット目を奪われ後がなくなります。4セット目は競り合いになりますが、苦しい場面で正確なプレーを繰り返す相手に対して、どうしてもリスクの高いプレーを強いられ8本で敗れました。

 やはり接戦の場面でどんなプレーをするのかが勝負を左右します。そこで的確な判断による正確なプレーができるかどうかが大切です。今日も勝った試合はその競り合いで確実にポイントできましたが、敗れた試合は相手と比べると判断も正確さも負けていたと思います。

 明日は男女シングルス1回戦が行われます。

 1回戦がシードとなっている繿コ以外の、男子の辻、女子の萩と植村がチャレンジします。

 言うまでもなく初戦が勝負、とも言える相手との対戦となります。

8月10日(月)
大津インターハイA
 ますます厳しくなる暑さ。

 競技初日です。

 女子学校対抗1回戦で千葉・和洋女子高校と対戦しました。

 先日、NAGANOフェスティバルで対戦した様子では互いの力は拮抗しており接戦が予想されていました。

 トップはエース・繿コ菜月。1年生の時からチームの主力として活躍してきた彼女の団体戦ラストファイトです。相手もトップにエースを起用し、ガチンコ対決となりました。出足は珍しく固くなり、攻めても守ってもミスを連発してあっさり先制されます。しかしここで切り替えられるのが強みです。2セット目は出足から快調に飛ばして流れは一気に繿コに。尻上がりに調子を上げて3-1で先取点ゲット。

 続く2番は植村有華A。凡ミスを繰り返す相手に手堅くプレーし1セット目を先取。2セット目を取られるも3セット目を取って王手をかけます。ところが波に乗れないまま4,5セット目を7,8で落として万事休す。十分に勝機があっただけに痛い星を落としました。

 流れを引き戻したいダブルスは繿コ・森本枝里@組。緊張でガチガチの森本がなかなか調子が上がらず出足をリードされますが、徐々に挽回しジュースに持ち込みます。一進一退の攻防でしたが相手ファインプレーもあり奪われると、2セット目も取られて後がなくなります。ようやく肩の力が抜けてきた3セット目から調子が出てきます。4セット目もリードを奪いますが後半で追いつかれ9本で落としてしまいました。

 1-2と後がなくなった4番は萩里佳子Aが登場。出足は威力のあるフォアハンドドライブに押されて離されます。2セット目になっても流れは変わらず、ドライブを抑えきれずに0-2となり厳しい展開に。しかしようやくボールにも慣れ、攻撃、サービスも効果的で相手のペースが乱れ始めます。4セット目も押せ押せの展開は変わらず8-3まで離してセットオール濃厚と思われましたが…。徐々に点差が縮まり気が付けば8-8に。そこからは焦りでミスを繰り返しまさかの逆転負けでラストまでバトンをつなげませんでした。

 「緊張で力が発揮できなかった」のは相手も同じ条件なので言い訳にはなりません。簡単には得点させてくれない相手の粘り強い攻守にやられました。先手を取った時に連続で攻撃できるフットワーク、逆に先手を取られた時も粘り強く跳ね返し続けるフットワークに差がありました。悔しいですが力負けと言わざるを得ません。

 明日から個人戦が始まります。

 過去にも学校対抗では今一つの出来の時も、個人戦になると調子を上げて好成績を残すことが多々ありました。

 気持ちを切り替え、この悔しい気持ちを晴らしてもらいたいと思います。

 9時から20コートで繿コ・森本組が宮城・常盤木学園と、10時半から1コートで辻智貴・堀津有貴組が大阪桐蔭と対戦します。

8月9日(日)
大津インターハイ@
 いよいよ始まりました。

 滋賀県大津市の滋賀県立体育館にて、「平成27年度全国高等学校総合体育大会卓球競技 第84回全国高等学校卓球選手権大会」が開催されます。

 今日は開会式のみ。

 車で1時間半という隣接県での開催なので、午前中は白子でしっかりと最終調整。

 昼過ぎに出発し、14時には現地に到着。

 選手たちは監督会議の間に会場を見学しました。

 一昨年の全国選抜のあった会場ですが、全国大会の会場にしては非常に狭く、プレー領域は規定通りの広さを確保していると思いますが、通路やベンチはギリギリのスペースしかなく”窮屈”な感じは禁じえません。

 16時半からは開会式。

 今回は大津プリンスホテルの結婚披露宴などで使う絨毯(じゅうたん)張りのスペースでの開会式でした。

 地元高校生たちによる合唱やチアガールによるアトラクションなど、1時間半に及ぶ開会式は盛りだくさん。

 しかし1時間半もの間、冷房の効いた会場の床に座らされた選手たちの感想は、「腰が痛い、お尻が痛い、寒い」でした。

 さて。

 開会式の後の表彰式では本校女子が通算出場回数30回ということで表彰を受けました。

 過去の先輩たちが築き上げてきた本校女子卓球部の歴史が、通算30回出場という公立高校では全国屈指の記録を成し遂げました。

 この表彰のために今年から着任された生駒昌之校長先生が来てくださいました。

 日本中から集まった選手たちの前で表彰していただいたことは、上位進出して表彰されるのと変わらない栄誉です。

 諸先輩方。

 ありがとうございました!後輩たちも頑張っています!

 明日からいよいよ競技が始まります。

 昨日書いたように、明日は学校対抗1,2回戦が行われます。

 女子学校対抗1回戦で和洋女子(千葉)との対戦は9時から14コートで行われます。

 勝てば13時から16コートで鳥取敬愛と秋田商業との勝者との対戦となります。

 選手たちのコンディションは上々です。

 乞うご期待です。

8月8日(土)
IH団体組み合わせ抽選会
 暑いことには違いはありませんが、ツクツクボウシが鳴き出したのでそろそろ…。

 滋賀インターハイの学校対抗の部組み合わせ抽選会が大津市でありました。

 遠方でのインターハイなら今朝出発しているところですが、新名神を使えば1時間半ほどで着く大津市での開催は名古屋と同じほどの距離感です。

 16時から開かれた組み合わせ抽選会でしたが、私が”抽選会スペシャリスト”の猿橋彩@を連れて白子を出発したのが13時半。

 他のメンバーはじっくりと最終調整を白子で取り組むことができました。

 出場55校中、クジを引く順番を決める予備抽選は40番。

 本校女子の目標である「ベスト8」に進出するには、昨年度のインターハイ、全国選抜で上位に進出した学校を倒さなければなりません。

 猿橋が引き当てたのがベスト8決定が第三シードの明徳義塾になる場所でした。

 初戦が千葉の名門・和洋女子。

 先日参加したNAGANOフェスティバルで2回対戦し1勝1敗だったチームです。

 勝てば鳥取敬愛と秋田商業の勝者。

 そこを勝てばベスト16入りして明徳義塾とのベスト8決定となります。

 全国の切符を手にした55校に、楽に勝てる相手など存在しません。

 逆に全く歯が立たない相手もそう多くはありません。

 初戦敗退する可能性も十分ありますが、上位進出する可能性も十分あります。

 春の選抜でベスト16に進出した繿コを軸とした萩、植村というチームに新戦力森本を加えた布陣は、近年にない強力な戦力と自負します。

 まずは初戦です。

 明日の午前中は白子で最後の調整練習に取り組み、開会式が行われる16時半に向けて昼過ぎに出発します。

 今年もアツい夏が始まります。


8月7日(金)
全中東海ブロック予選
 昨日の猛暑一休みから一転、厳しい暑さでした。

 今日は鈴鹿市体育館で全中東海ブロック予選が行われました。

 東海4県から16名ずつ、計64名が参加して12名の狭き門を争いました。

 卓球場からは、男子の番条晃大、西山天智、堀津周汰、阪拓海、女子の口地恋菜、古沢夏姫がチャレンジしましたが、予選突破の壁は厚く高かった。。

 県予選で準優勝と健闘した番条さんは負けられないプレッシャーからか序盤を0-2とリードされる展開ながら、ベンチコーチの小林仁さんの助けもあり切り抜けて2回戦(16決定)へ進出しますがそこで万事休す。これを悔しいと思うか、満足するかが問題ですが、試合後すぐに卓球場に現れて練習を始めたことが彼の気持ちを表していました。西山さんも初戦をセットオールで切り抜けるも2回戦は完敗。クラブチーム育ち全盛の中学卓球界で、純粋な中学卓球を貫き通した彼の今後に注目です。堀津さん、阪さんも健闘しましたが初戦で敗退。県大会で自己新記録を出した彼らは、まだまだ発展途上です。

 女子の口地さんは1回戦突破の後、カットマンと対戦し大激戦の末惜敗しました。苦手のカットに対しても臆することなく立ち向かい、会場を沸かせる大接戦、好ゲームでした。この結果を、「まだ2年生」と考えるか、「もう2年生」と考えるかが来年の全中予選突破の可否を握ります。同じく2年生の古沢さんは初戦敗退ながら内容は悪くありませんでした。”未完の大器”が”未完”の称号を外せるかどうかは今後の努力によるでしょう。

 一方の高校生。

 明後日に控えたインターハイ開幕。

 選手たちの調子は上々です。

 大会二日目(10日)からの個人戦に出場する男子の辻智貴と堀津有貴は、夏休みに入ってから計画的に練習、遠征に取り組んできました。当然のことながら初戦から強豪選手たちとの対戦となりますが、決して調子は悪くありません。

 初日(9日)の団体戦からスタートする女子も着々と準備を進めてきました。団体戦、個人戦を通して、「出るだけで満足」という学校や選手は少数です。全国の舞台で勝てるのは「勝ちたい」という思いの強い学校、選手です。

 さて。

 インターハイに出場しない辻、堀津以外の男子は、課題練習前やゲーム練習前に、昨日書いた心構えを話すと、”それなり”に考えた練習となりました。

 言いすぎると”指示待ち”になるし、言わずに自主性を重んじると”いつまでも気付かない”し。

 試行錯誤の連続です。

8月6日(木)
難しい?
 三日ぶりの鈴鹿。一日曇り空だったので気温も低く助かりました。

 NAGANOフェスティバル組は午後からの練習だったので、疲れも見せずに元気な練習ができました。

 男子は三日間の練習試合でたくさんの課題を持ち帰りました。

 特にサービス・レシーブ、試合運びの重要性は肌で感じてきたはずです。

 サービス力のアップは、チームのレシーブ力のアップにもつながります。

 試合運びについては、普段のゲーム練習がいかに甘いかを知らされました。

 本気でゲーム練習に取り組めば、自然と身につくはずのものが身についていないのは、つまりそういうことです。

 しかし何も指摘せずに選手たちに任せておくと何も変わらないように感じました。

 サービス・レシーブについては練習前に話をしたので、とりあえず取り組んでいましたが、ゲーム練習については何も言わなかったら以前と変わらぬ雰囲気でした。

 こちらの要求が高いのでしょうか。

 頭を悩ませます。

8月5日(水)
NAGANOフェスティバルB
 三重県より少し湿度が低いような気がする長野です。

 今日は最終日。

 女子国体チームの繿コは絶好調。並み居る強豪を次々と倒して全勝で全日程を終えました。森本と組んだダブルスも一敗のみ。インターハイが楽しみです。

 女子白子チームは今日も苦戦の連続。他チームはインターハイ出場のフルメンバーですが、国体チームに主力を出しているだけに仕方ありません。

 男子は相変わらずの接戦続き。5名の選手も好試合を演じたかと思えば、次の試合ではボロボロになるなど、まだまだ安定した力を発揮できません。

 三日間、朝から一日ガッツリと、ほぼ初対決の選手とのゲームはこれ以上ない体験です。

 普段のなれ合いのプレーと違い、どんなボールが飛んでくるか分からない選手との対戦は”実力”がはっきり分かります。

 私は男子の全10試合のベンチに入り続けました。

 前述の通り、波はあるものの、正直言ってここまでやれるとは思っていませんでした。

 選手たちにはあえて厳しく接しましたが、経験の少ない選手たちが右往左往しながら一戦一戦、少しずつ成長していく様子を見るのは非常に興味深かったです。

 まだまだ不安定この上ないですが、進むべき道が見えてきた気がしました。

 夏休みはまだ半分以上残っています。

 ギリギリまで申し合わせのゲームもして、白子に帰って来たのが22時前。

 さすがに疲れましたが、明日への夢と希望が大きなモチベーションになりそうです。

8月4日(火)
NAGANOフェスティバルA
 二日目です。

 昨日全勝の女子の三重国体チームは和洋女子に初戦で敗れるものの残る三戦を勝ち繿コを中心とした安定した強さを見せました。

 対照的に昨日全敗の女子白子高校チームは今日も苦戦が続きます。滋賀学園に一矢を報いましたが勝ち星はこの一勝のみ。

 男子は昨日全勝の勢いのまま今日の上位リーグでも連勝スタート。しかし残る二戦の接戦をものにできず課題の残る一日でした。

 練習会ではありますが、チームの期待を背負いプレッシャーも半端なものではありません。

 だからこそ接戦になると心も揺れ気持ちをコントロールするのに四苦八苦します。

 敗戦は悔しいですが、これ以上ない本番のシミュレーションです。

 こういった失敗を経てハートが鍛えられ、力強くたくましいメンタルが作られていきます。

 明日は最終日。

 順位リーグ残り四戦が行われます。

8月3日(月)
NAGANOフェスティバル@
 鈴鹿と何ら変わることのない猛暑の長野で、「第14回NAGANO卓球フェスティバル」が始まりました。

 インターハイ前の全国規模の練習会として確固たる地位を確立した練習会です。

 本校も毎年のように参加させてもらっています。

 インターハイ団体出場校が参加する「スーパーリーグ」には、女子三重国体チームと女子白子高校チームの2チームがエントリー。

 皇學館の山口選手、本校の繿コ、森本、萩で構成される三重国体チームは苦戦しながらも、岩手国体、和洋女子(千葉)、富山商業、茨城国体に勝って全勝で明日の上位リーグに進出。

 植村、畑中、遠藤、大谷の白子高校チームは、日本航空(山梨)、高岡龍谷(富山)、明秀日立(茨城)、東九州龍谷(大分)に敗れて全敗スタート。

 対照的なスタートでしたが、勝っても負けても収穫はあったはずです。

 男子は1チームのみのエントリー。

 インターハイ出場を逃したので「一般Aリーグ」に参戦。

 上越(新潟)、草津東(滋賀)、前橋(群馬)、日大三島(静岡)に苦戦しながらも勝って、明日の上位リーグに進出。

 大きな課題と収穫を感じさせる一日でした。

 勝てばOKという訳ではないし、負ければダメという訳でもありません。

 私も朝から十数時間ベンチに入りながら、選手たちと話し合い続けましたが、大きな手ごたえを感じたのも事実です。

 ベンチに入り続けたからこそ分かることもあります。

 大半の先生たちがベンチに入らない練習会ですが、意地でもベンチに入り続けるのは二十代の頃から変わらない、いや、変えたくないこだわりです。

8月2日(日)
初の湯
 外に出ると顔をしかめるしかない暑さです。

 夏休みに入ってから二週間。

 頑張って練習していますが、そろそろ飽きてきました。

 長野県で行われる日本最大の練習会に男子5名、女子8名が、「NAGANOフェスティバル」に参加するために出発しました。

 汗だくの練習を終えてすぐに鈴鹿を出発して約4時間半。

 宿舎は「初の湯旅館」。

 主催者選定の宿舎ですが、久々の和室旅館です。

 その名の通り銭湯が旅館も併設している形です。

 もちろんインターネット環境もありません。

 でもこういうのもアリだと思います。

 引率を手伝ってくれた村上さんとゆっくりご飯を食べて、ゆっくり休もうと思います。

8月1日(土)
猛暑
 命の危険まで感じさせる暑さです。

 しかし恐らく、平気で35℃を超える暑さはあと二週間ほどで終わるでしょう。

 インターハイの競技開始まで一週間を切りました。

 冷房全開にしても30℃を軽く超える日が続きますが、選手たちは休みなく一日練習に取り組んでいます。

 ここのところ毎日のように卒業生や保護者の方々から差入れが届きます。

 この思いに応えるのは日々の練習に全力で取り組むしかありません。

 今日は卒業生の小河さん、西川さん、酒井さん、そして卓球場卒業生の安藤さんが後輩たちに胸を貸してくれました。

 こういったたくさんの方々に支えられていることを幸せに思います。

 選手たちも頑張っています。

 身も心も擦り切れるほどの練習で、夏休みに入って以来、目に見えてたくましくなっています。

 白子駅前では今日から”鈴フェス”という踊りのお祭りが始まりました。

 青春時代に何にエネルギーを費やすのが正しいのか?の正解はありませんが、シンドイ思いをしている者はそれ相当の見返りを期待します。

 卒業生の方々の各方面での活躍を見るに、その見返りは十分返ってきていると思います。