白卓日記 ‘15  1月  前月へ! 次月へ!   
1月31日(土)
明日は理事長杯
 朝からチラチラ雪の舞う寒い一日でした。

 3年生の卒業テストも終わり、久し振りに全員が顔を揃えた練習でした。

 明日は「第4回理事長杯争奪三重県卓球大会」が県営競技場体育館で開催されます。

 この試合は年齢によるカテゴリーがない団体戦で争われます。

 今年度は昨年度と同じく1ダブルス2シングルスの二点先取の試合形式ですが、ダブルスの一名はシングルスとも兼ねられる、最低3名で組める形式となりました。

 三点先取の試合と違い、一点の重みが違うスリリングな試合形式だけに、日頃の練習の質が問われると思います。

 男子はここのところ全体的に精彩を欠いた雰囲気が続いているだけに、明日の試合も危惧されるところです。

 昨年は男子が決勝で百五銀行を、女子が皇學館を破って男女とも優勝することができました。

 新人戦では男女とも苦杯を舐めているだけに、連覇を狙いたいところです。

 今年度最後の県内の試合です。

 有終の美を飾れるか?

1月30日(金)
卒業してゆく3年生たちC
 ”いぶし銀”っていう言葉の意味を知らないなら”白子高校卓球部における武馬明穂”のような意味と解釈すればいいと思います。

 決して自己主張するわけでもなく常に自分のペースを崩さず、かと言って和を乱すことなく淡々と目的・目標に向かって地道に努力する。

 彼女を知らない方でも、ここまでで彼女のイメージは湧くはずです。

 卓球の戦績も、派手なものはありませんが着実にキャリアアップしてきました。

 良くも悪くも「予想通り」の戦績を挙げ続けた彼女が光り輝いたのが2年生の新人戦でした。

 堅実なプレーが評価されてレギュラーに抜擢され、県新人戦の皇學館戦でトップが敗れた後の2番でセットオール9本の激戦を制してチームを優勝に導きました。

 最後のポイントを挙げた瞬間の写真が過去トピックスにもアップされていますが、これ以上ない重圧の中のしかもセットオール10-9から三球目強打を仕掛ける瞬間です。

 彼女の頑張りの集大成がこの瞬間に凝縮されています。

 ギリギリのところで日々を送っている卓球部員たちなので人間関係に悩むことも多いのが常です。

 前述したとおり彼女は決して無駄な自己主張をしませんが、ここぞという場面では言うべきことはハッキリ主張します。

 普段ガチャガチャ言わない分その言葉には重みがあり、全体を落ち着かせたことは少なくありませんでした。

 地道な努力は卓球に限らず勉強でも常に学年トップクラスの成績を堅持し、苦手だった前面に出ることを克服するためあえて室長にも立候補するなどの努力が認められ、卒業後は豊田市にある世界最大の自動車メーカーに就職が決まっています。

 インターハイ後に休部しても夏休みのほとんどを山本先生の指導で就職試験対策の勉強と面接に時間を費やしました。

 ”自己主張をしない”ことが仇(あだ)になり面接は今ひとつだったのですが、就職試験合格後に企業の担当者から「面接が素晴らしかった」とお褒めの言葉を頂きました。

 この三年間で、地道な努力が何よりも大切だと知った彼女の生き方は今後もブレることはなく、周囲になくてはならない存在としていぶし銀のごとく渋い光を放ち続けることでしょう。

1月29日(木)
意志の強さ
 今日も寒くて夕方を過ぎるとつま先がジンジン痛くなるほどでした。

 そういった気候のせいもあるのか、全体的に覇気が感じられない練習でした。

 確かに指先の感覚が大切な卓球で、手がかじかんでいては思ったようなプレーはできません。

 しかし、です。

 いつも選手らには言うのですが、「成功できない者は上手くいかない時に、”上手くいかない理由”ばかりを考える」。

 今日は寒いから。

 湿気があるから。

 床が滑るから。

 プラスチックボールの品質が悪いから。

 練習相手が悪いから。

 等々。

 的外れ、とは言いません。

 しかしそんなことを考えながらやってもテンションが下がるばかりで練習効率は落ちるばかりです。

 意志の強い選手は、悪いコンディションでもそれを言い訳にしません。

 ストレスのたまる一日でした。

1月28日(水)
大人の事情?
 昨日とは打って変わって極寒の一日でした。

 さて、4月に中国で開催される世界選手権(個人戦)の代表が全日本選手権終了直後に発表されてから一週間が経ちました。

 代表発表と同時に各種目のエントリー(男女シングルス5名、男女ダブルス2組、混合ダブルス2組)も発表されました。

 ところが昨日、平野早矢香選手が所属するミキハウスから、「全日本選手権女子ダブルス(平野早矢香・石川佳純)で連覇したにも関わらずエントリーされていない」ことに対して日本卓球協会に対して抗議文を提出する騒ぎとなっています。

 女子ダブルスには今回の全日本には出場していませんが、ワールドツアーで2回優勝1回準優勝している福原愛・若宮三紗子組と、先月のグランドファイナルで優勝(とは言っても中国が出ていない)した”中学生コンビ”の平野美宇・伊藤美誠組が選出されました。

 ちなみに平野美宇・伊藤美誠組は今回の全日本で平野早矢香・石川佳純組に準々決勝でセットオールで敗れています。

 難しい問題です。

 以前と比べるとある程度の基準が明確になっているとはいえ、選手選考に関する意見は立場によって異なります。

 最近は「世界で戦える」ことが大きな選考基準となっており、国内での結果より国際試合での結果が重視されるとは言え、国際試合での実績もある程度あり、今回の全日本で直接対決で勝っている立場からすると文句の一つも言いたくなるでしょう。

 ただ、卓球という競技をメジャーなものにして多くのスポンサーがついてくれるよう仕向けるのも、卓球協会の重要な任務の一つです。

 マスコミは話題性にとんだ選手を取り上げます。

 今回の全日本では小中学生の活躍が話題になりましたが、伊藤美誠選手は日本卓球協会ナショナルチームスポンサーでもある”STARTS”の所属選手です。

 そのあたりの「大人の事情」も考慮してのこと…、というのは穿(うが)った見方でしょうか。

 いずれにしても昔のように純粋なアマチュアスポーツではなくなった現代の卓球界ではやむを得ないことのように思いますが…。

 皆さんはどう思われますか?

1月27日(火)
卒業してゆく3年生たちB
 中学から卓球を始め、週二回の卓球教室に通っていた楠井瑠偉は、他の子たちと違う個性的な感覚を持っていました。

 とは言うものの中学時代の実績は無いに等しく、技術的にもほぼ初心者同様でした。

 ただ、卓球が好きなことだけは伝わりました。

 練習での頑張りが結果につながり始めたのが1年生の後半あたり。

 学年別大会で3位入賞を果たし、2年生になり9月の全日本予選で7位。

 11月の県新人戦での団体戦デビューで大活躍し、12月の全国選抜東海予選でもチームの全国選抜出場に貢献。

 全国選抜でも千葉県1位の選手に快勝するなど着実にキャリアを重ねました。

 そのあたりから”個人戦でインターハイに出場”という目標が現実味を帯びてきました。

 ブロックなど”受け”の技術は高いものの自ら足を使って攻める技術がないのが課題でしたが、県予選突破を狙うならそこを克服しなければなりませんでした。

 県予選ではその課題を見事に克服する内容で、シングルスと団体戦の代表となる狙い通りの活躍。

 甲府インターハイでは団体戦でも勝ち星を挙げ、さらにはシングルス1回戦で湘南工大附のエース選手に快勝するなど、誰もが驚く活躍を見せました。

 戦績については見事なサクセスストーリーを描いた彼ですが、取り組む姿勢や、ちょっとした気遣いが足りずに、ことあるごとに厳しく注意され続けた三年間でもありました。

 卒業後は関西の名門大学に進学が決まっています。

 まだ一抹の不安はありますが、先日の送別会で50名を超える保護者や後輩たちの前で宣言した通り、責任を持って大学四年間を頑張り通すことと信じています。

 ひと回り大きく成長した姿で頑張る彼が見られたなら、この職に思い残すことがないほど満足することでしょう。

1月26日(月)
死活問題
 天気予報通り、夕方から雨が降り始め、夜になるとかなり激しく降りました。

 学年別大会も終わり、今年度の県内個人戦を終え、先週よりも少しリラックスした雰囲気の練習でした。

 とは言っても、緊張感もあり活気のある雰囲気でした。

 私自身がまだ、学年別大会の総括ができていないので、具体的な練習方針は棚上げとなっています。

 来春からの方向性を決めるだけに、じっくりと考えて取り組みたいと思っています。

 さて、巷(ちまた)ではテナジーが大幅に値上げされるという噂でもちきりです。

 定価が税別6千円もするテナジーですがその性能の高さから、数百種類もあるラバーの中でも恐らく80%ほどのシェアを誇る”独り勝ちラバー”です。

 そのテナジーがオープン価格ながら8千円に値上がりされるとかされないとか。

 中高生にとって両面で実売価格1万円でも厳しいのに、さらに3割増しという仕打ち。

 プラスチックボール騒動もひどい話でしたが、卓球用具は事実上の寡占状態。

 ラバーやボールは代えの効かない商品だけに、トップメーカーの判断は我々ヘビーユーザーにとって死活問題です。

 メーカーも慈善事業でないのは分かりますが…。

1月25日(日)
3年生送別会
 今日は夕方から今年度で卒業する3年生の送別会が行なわれました。

 選手全員とほとんどの保護者の方々が集まり、3月1日に卒業式を控える男子4名、女子3名の3年生を送りました。

 西飯先生、山本先生、私の三人が3年生の思い出や送別の言葉を話し、その後は焼き肉を食べながら賑やかな時を過ごしました。

 毎年のことながら時が経つ早さと、別れの寂しさを感じさせられる季節です。

 とは言うものの私は実のところ、別れの「寂しさ」というものはあまり感じません。

 卒業後に会う機会はそんなに多くはないでしょうが「今生の別れ」ではないので、きっとどこかで再会できると信じています。

 さて、私は送別の言葉で、会に参加して下さった保護者の皆様や後輩たちに「卒業してからの彼らをずっと期待して見守り続けてやって下さい」と話しました。

 この三年間もたくさんの方々からの暖かい支えに助けられてきた3年生たちですが、卒業後もずっと「白子高校卓球部卒業生」という看板を背負って生きていきます。

 あなたたちは今後、それぞれの道を歩いていくことになりますが、私を含めたたくさんの方々が今後もあなたたちの姿を見守ってくれます。

 人の期待に応えられる人間であり続けることが、今後の人生にどれほどの励みになるか。

 卓球を続ける者も、続けない者も、あなたたちの活躍を期待して見守って下さる方々がたくさんいることを忘れないでもらいたい。

 それを学んだ三年間だったはずです。

 まだ卒業まで1か月と少し時間がありますが、自信を持って世に送り出す7名に贈る言葉です。

1月24日(土)
学年別大会
 三重交通Gスポーツの杜伊勢(旧三重県営競技場体育館)にて、「平成26年度三重県高校新人卓球大会個人の部(学年別)」が開催され、本校からは男子2年生3名、男子1年生4名、女子2年生4名、女子1年生5名が参加しました。

 昨年は2年生男子の古市真暉と1年生男子の辻智貴が優勝しました。

 女子1年生を制したのは植村有華でした。この一年はインターハイ予選でいきなり6位入賞したのを皮切りに、8月の高校選手権で準優勝、9月の全日本予選では6位、先日の三重県選手権で3位入賞など国体予選で16だった試合を除けばベスト8以上に勝ち上がる安定感を見せました。次の目標は言うまでもなく県代表として個人戦での全国大会出場だと思います。安定の一年から飛躍の一年にできるかどうかは、苦しい練習にもう一歩踏み込める勇気にかかっています。

 3位には萩里佳子と遠藤佳奈。萩のこの一年はとにかく団体戦での活躍が目立ちました。ただ、カットマンという戦型だけにカット打ちの上手い選手と対戦すると苦戦を強いられ、個人戦での上位進出はありませんでした。「カットマンだから同士討ちやカット打ちの上手い選手に敗れてもやむを得ない」ことはありません。そこをどう克服できるか?

 遠藤はケガに泣かされた一年でしたが、ようやくここにきて復調してきました。今回も中学時代には格上だった選手らに勝って勝ち上がりました。しかしまだこんなものではないはずです。失った数か月を取り返すには更なる精進が必要ですが、地獄を見てきた選手だけに、そこは心配無用です。

 女子2年生は本命の繿コ菜月が準決勝で敗れる波乱。県外の試合でもコンスタントに成績を残せるようになってきただけに残念な結果でした。勝てば勝つほど、相手の選手も思い切ってぶつかってきます。勘違いしてはいけないのが、ちょっとした油断や見通しの甘さが命取りになる程度の差しかない、のが現実ということです。自信と過信は紙一重。良薬口に苦し、です。

 尾ア佑菜も3位入賞。ここのところ大崩れしなくなってきたのは実力がついてきた証拠だと思います。ここから先の壁を越えれば全国大会出場も視野に入ってきますが、ここからの壁は今までと同じ壁ではなく、より高く厚い壁です。ここを乗り越えられれば”ホンモノ”です。
 男子1年生は堀津有貴が優勝。三重県選手権でも優勝した選手にセットオールと肉薄し、ダブルスも優勝するなど、本校進学を決意した昨年の秋から休みなく練習に取り組んだ成果が出始めています。県内同級生の中では頭一つ抜け出した感はありますが、インターハイ予選までに上級生に迫ることができるか。課題である試合運びと、プレースタイルのバランスが改善できれば面白い存在になります。

 準優勝には加藤成葉。中学時代は全く目立たない存在でしたが、少しずつ力を付けて初の入賞をゲット。持ち前のフォアハンドドライブに加え、課題だったバックハンドにも安定感が増しました。気持ちの浮き沈みが激しいせいで不安定だった戦績も安定しつつあり、練習でも我慢することを覚えて勝てるようになってきました。

 3位には加藤に敗れた福森日人。中学時代は地区予選2回戦で敗退するなど戦績はありませんが、他人にないダイナミックなプレースタイルは魅力十分で、秋までは順調に力を付けてきました。しかしここ最近の精彩のなさからすると、今回の結果は順当か。今回の結果を受けて「ホッとした」のか、「猛烈に悔しい」のか。前者ならスランプは続くでしょうが、後者なら復調するでしょう。

 男子2年生は辻智貴が準決勝で敗れる意外な結果に。全日本後は練習でもピリッとしない様子だったので心配はしていましたが、さすがにもう失敗はないだろうとこちらも高をくくっていました。やはり繿コ同様、県内ライバルとの差は”圧倒的”とは程遠いものだということです。孤高のトップを走り続けるためには普通の努力では追いつきません。

 全体を通してみると、頑張った1年生たちと比べると、2年生の不甲斐なさが目立ちました。

 チームを引っ張るべき上級生の停滞はチーム全体の停滞につながります。

 早急にネジを巻きなおさなくてはなりません。

1月23日(金)
予想外を期待
 良い天気でしたが日中もそれほど気温も上がらず寒い一日でした。

 学年別大会前日です。

 昨日の練習後に、揺れる心を抑えることが勝利へとつながるという話をしたせいか、練習は必死でそれを抑えていた選手たちでしたが、ゲーム練習が始まるとなかなか冷静にはいけませんでした。

 余程の経験を積むか、頭のネジが一本抜けているかしないと、本番前の緊張を抑えてプレーすることはできません。

 水谷隼選手が明日の学年別大会レベルの試合に出るのなら緊張もしないでしょうが、水谷選手も世界選手権やオリンピックに出れば本校の高校生たちと同じように心は揺れるはずです。

 いずれにしてもバタバタの試合前日でしたが、それが明日の試合でも同じになるかどうかは分かりません。

 試合直前の様子通りになる場合もあれば、全く逆の内容・結果になる場合もあります。

 何が原因か、どこがポイントかは何年経っても確実に答えることはできません。

 人間の心はそれほど複雑で繊細だということだと思います。

 ただ、明日に向けて必死で努力していることには違いはありません。

 例え前日がパッとしなくても、良い意味での予想を裏切ってもらいたいと思います。

 勝負の分岐点は「逃げるか逃げないか」。

 これだけは断言できます。

1月22日(木)
逃げずに
 朝から夜まで雨が降り続けました。

 明後日は学年別大会です。

 勝っても上の大会につながらない試合ではありますが、同じ学年のライバルとの対戦、決して勝てない相手がいる訳ではないなど「負けられない」プレッシャーがかかる大会でもあります。

 1年生の男子はそのプレッシャーとの戦いの真っ只中です。

 高校入学以来、個人戦で初めて”勝ち上がれそう”な試合だけにプレッシャーも格別です。

 いつにも増して、天を仰いだり、首を捻ったり、うなだれたりと忙しいです。

 この”産みの苦しみ”から逃れる術はありません。

 苦しくても苦しくてもへこたれずに立ち向かうしかありません。

 弱気になったり、諦めたり、キレたりするのは”逃げ”です。

 逃げて得られるものなど何もありません。

 明日は晴れそうです。

1月21日(水)
ピン球
 一日でいちばん冷え込むのは夜明け前って知ってましたか?だから朝練は寒いのです。

 さて、ボールの話です。

 三重県では年始の試合からプラスチックボールに切り替わりました。

 各メーカーの品質の差異や、あまりに脆くすぐ割れるボールには辟易している今日この頃です。

 まあ、そこはともかく。

 プラスチックボールを使用しての最初の試合であった年始の三重県選手権(東京選手権予選)では開会式で、ボールの選択やラリー中の破損等の注意事項が説明されました。

 その説明役を任されたのが卒業生で現在朝明高校に勤務している森雅幸さんでした。

 どのように説明するかを打ち合わせている途中、彼がボールのことを「ピン球」と表現していることに気が付きました。

 皆さんは卓球競技で使用する球のことを「ボール」と言いますか?それとも「ピン球」と言いますか?

 役員の間でも割れましたが、「ボール」派の方が多かったように思います。

 卓球関係者以外に卓球のことを「ピンポン」と称されると、何だかバカにされたような気がしませんか?

 ピンポン球、略してピン球。

 少なくとも卓球関係者はその表現は使わないと思っていました。

 奇しくも今日、卓球部ではない本校の生徒と「この時期に体育の授業でやる持久走が辛い」という話をしていて、私が「学生時代は持久走が得意だった」と話したところ、私のことを卓球部顧問と知らずに、「先生は学生時代に何のスポーツをやっていたのですか?」と聞かれ、「卓球」と答えると、「卓球って体力要るんですか?」と。

 「卓球部の子ってランニングをすっごくやるけど、やる意味あるのかな?」と。

 かつてタモリが、「卓球は根暗(ネクラ・性格が暗いの蔑称・死語)のやるスポーツ」と揶揄して以来、卓球のイメージが非常に悪くなったことを思い出しました。

 吉本新喜劇のギャグで、「わし、若い頃ピンポンやってたんや」も思い出しました。

 ピンポン。卓球。ピン球。ボール。

 アツく語るほどのことでもありませんでした。

1月20日(火)
主役と脇役
 朝練は寒さとの戦いです。

 今日は土曜日に行われる学年別大会の組み合わせ会議でした。

 学年別大会は11月に行われた新人戦(団体戦)の個人戦バージョンで、今年度最後の県大会です。

 東海地区では新人戦は全国選抜予選として団体戦しか行われませんが、近畿地区などは全国選抜予選の団体戦と並行して個人戦も行われます。

 三重県の学年別で行われる新人戦(個人戦)は、勝ち上がっても上の大会につながりません。

 しかし、同年代のライバルが火花を散らす唯一の学年別の大会です。

 選手たちにとっては負けられない大会だと思います。

 さて、全日本選手権は一昨日に幕を下ろしましたが、ジュニア男子で出場した辻が対戦した小学5年生の張本選手が思った以上にマスコミが注目した関係で、彼の初戦だった辻との試合がスポーツニュース、スポーツ新聞、動画サイトなどで取り上げられました。

 確かにその試合はコート周辺にマスコミが集まっており、ベンチに入った私の周辺にもたくさんのカメラマンが群がっていました。

 学校に帰ってからも色々な先生に、「スポーツニュースに辻が出てたね」と言われました。

 改めてマスコミの影響力の大きさと、もし勝っていれば注目を集められたなと、少し残念にも感じました。

 結果的には引き立て役になってしまいましたが、やはり勝負事は勝って主役にならないといけないと痛感しました。

バタフライHPより

1月19日(月)
卒業してゆく3年生たちA
 勝山莉奈のお姉さんは静岡・藤枝北高校の主力選手で、本校とも対戦したことがあります。お姉さんの試合を応援していた彼女は、縁あって本校でプレーすることになりました。

 恵まれた能力を持ちながら、ここ一本が我慢できずに敗れた試合は数知れず。

 授業の取り組みが甘く、私にきつく叱責されたこともありました。

 入学当初からすると少しずつ成長を見せ、課題だった感情の起伏も、精神的に落ち着くにつれて試合で力を発揮できる場面も増えてきました。

 そんな彼女が輝いたのが2年生の冬に行われた全国選抜東海ブロック予選でした。

 団体戦の4〜5番手として起用された彼女でしたが、予選リーグから苦しむチームの窮地を救う戦いぶりで活躍してくれました。

 結果的にチームは全国選抜を逃しましたが記憶に残る活躍だったことは確かです。

 最後のインターハイでは出番はありませんでしたが、県予選20連覇のメンバーとして念願の甲府インターハイのベンチに入ることができました。

 一見強面ながら、根は優しく頼りがいのある性格です。

 小学生教室に来ている低学年の子どもが卓球場のトイレを汚した時に、率先して掃除したというエピソードは西飯先生から聞きました。

 卒業後は、「修学旅行時の体験授業で”これだ!”と感じた」という、沖縄のスキューバダイビングのショップで働くことになりました。

 卓球のプレーも見ている者をヒヤヒヤさせるアグレッシブなものでしたが、進路選択もアグレッシブそのものです。

 高校三年間で、”裏付けのある積極性は成功につながる”という体験をした彼女にとって、決して無謀な選択ではなかったのかも知れません。

 いつの日か、修学旅行の引率で沖縄に行った時、大きく成長した彼女と再会できる日を楽しみにしています。

1月18日(日)
半人前から一人前に
 昨日とは打って変わって晴天に恵まれました。

 男子は朝から一日、学校体育館での練習です。

 現在の男子高校生は総勢10名ですが、毎日練習に参加する小中学生を合わせると16名ほどの選手が顔を揃えます。

 年齢も実力も違う選手たちですが、当然のことながらそれぞれの心身のコンディションも日によって違います。

 毎日休みなく練習を見ているので、それぞれの選手の表情や雰囲気で充実して取り組めているか、いないかは、すぐに分かります。

 今日も、ここのところずっと不調だった選手が復調の兆しを見せました。

 逆に練習開始時から表情がさえないと思っていた選手の無気力なプレーぶりを見かねて練習を中断させました。

 選手たちはまだ精神的に未熟なので、ちょっとしたことで心が揺れ動きます。

 仕方のないことなのですが、そこを我慢して取り組まないと成功を手にすることができません。

 16名の選手がいれば16通りのストーリーがあります。

 高校を卒業すると自分の力でサクセスストーリーを演出しなければなりません。

 怒鳴ったり脅したりすれば、高校在学中は体裁はつくろえるかも知れませんが、それではいつまで経っても一人前にはなりません。

 頑張れていなかった選手も、きちっと話をしたら、その後はいつも通り一生懸命練習に取り組んでいました。

 こちらの顔色を窺うことなく自分の意志で軌道修正をすることを少しずつ覚えて、一人前に近づいていくのだと思います。

1月17日(土)
プロ
 朝は晴れていましたが昼頃から雨が降り出し、夕方にはミゾレに変わりました。

 今日は学校体育館が使えなかったので、男子は久し振りに卓球場での練習でした。

 現在、伊勢まなび高校の教員をしている卒業生の村上悠馬さんは、ほぼ毎週末、女子の指導で卓球場に来てくれています。

 卓球の技術に関しては一家言ある彼とは、会うたびに技術論を戦わせています。

 本校を卒業後、名門・愛知工業大学に進んだ彼は、故郷に帰り後輩たちの指導にあたりました。

 現在、二十歳前後になった本校卒業生の内田芽人さん、山本雄飛さんやエリートアカデミーを出て淑徳大で活躍する佐藤優衣さんらが小学生の時に「村上塾」の塾生として指導されていたことは周知の事実です。

 最先端の技術を指導された選手たちが県を代表する選手になり、21クラブや本校のスタイルが確立されたと言っても過言ではありません。

 今日、彼と話したのは、「微妙な感覚をいかにして選手たちに伝えるか」でした。

 例えば、「あの選手の無駄な力みによっておこる凡ミスを解消するにはどう指導するか?」という問題。

 「力むな」とか「無駄な力を入れるな」という指導で問題が解決するなら苦労はしません。

 ”思わず”力んでしまう悪癖をなくさせるにはどうすれば良いか?

 彼とそんなことを議論しだすとキリがありません。

 自分の考えていることやイメージしていることを相手に上手く伝えるのは非常に難しい。

 でもそれが我々の仕事です。

 そのプロとして勉強しなければならないことや山ほどあります。

1月16日(金)
先輩たちの全日本
 通常の学校生活に戻りました。

 しかし東京では全日本選手権が佳境に入ってきています。

 本校の現役高校生選手の全日本は終わりましたが、卒業生たちも頑張っています。

 全日本社会人ダブルスでベスト8に入り今大会ではスーパーシードを獲得していた浅野一平さんは、全日本社会人で勝ったシチズン時計ペアと再び対戦。

 前回は3-1で勝ちましたが今回は大接戦の末、セットオールで涙を呑みました。

 スーパーシードだったので初戦のこの試合がベスト16決定戦で、勝っていれば再びベスト8の可能性が大きかっただけに…。

 しかしこれで全日本社会人がフロックでなかったことが証明されました。

 中学から卓球を始め、高校時代は2年生の時にダブルスでインターハイに出場したのが唯一の全国大会だった彼がここまで活躍する選手になるとは思いもしませんでした。

 年末にも練習に来てくれて胸を貸してもらった後輩たちも鼻が高いことでしょう。

 そして女子の森永愛里さんはシングルスとダブルスで快進撃。

 シングルスは福岡春菜選手らに勝ってランク(ベスト16)決定戦に進出。

 高校最後のインターハイシングルスでも敗れている日本生命の選手と対戦。

 7セットマッチとなる試合で1,5セット目を取るも2-4で敗退。

 ダブルスでもランク(ベスト8)決定戦で中国電力ペアに1-3で敗れました。

 日本リーグの中堅選手としてコンスタントに活躍する彼女ですが、全日本では今回が最高の成績だと思います。

 彼女もまた浅野さん同様、三重県で生まれ三重県で育ち地元の公立中学から本校に進んだ生粋の地元選手です。

 こういった先輩たちの活躍がどれほど後輩たちや我々を勇気づけてくれるか。

 男子シングルスで出場した岡田天志さんも含め、お疲れ様でした!

 また頑張りましょう!

1月15日(木)
勝てる理由
 三重県選手権と全日本選手権のハシゴで、学校で練習するのは5日ぶりです。

 久々に帰って来たと思ったら朝から冷たい雨。

 念のため今日まで出張届を出していたので、授業は全て明日以降に振り替えてあり授業がなく、お陰で溜まっていた仕事が片付きました。

 留守をお願いしていた山本先生から、ここ数日の選手たちの様子は聞いていましたが、今日に限っては悪くない雰囲気でした。

 この三重県選手権と全日本選手権で感じたことをゲーム練習前に話しました。

 もちろん技術的なことで言いたいことは山ほどありましたが、今日はあえて精神的なことを話しました。

 選手たちは試合で勝つために毎日、練習に取り組んでいます。

 試合で勝つためには技術力が必要です。

 私もそうでしたが若い選手は”技術力が全て”と考えがちです。

 しかし恐らく卓球を長く続けていくと、技術力がベースにはなるものの最終的に勝ち負けを決めるのはそれだけではない、ということに気が付くはずです。

 今回の全日本選手権でもそれを痛感させるシーンに出会うことができました。

 ジュニア男子シングルスで辻が、今大会注目の小学5年生の張本選手と対戦しました。

 試合の経過は先日の日記でも書いた通りですが、正直なところ張本選手の技術力はそれほど驚くものはありませんでした。

 もちろん小学5年生としては驚異的な技術力だとは思いますが、体もまだ小さいこともあり現段階では「ジュニアベスト8」は大健闘と言えると思います。

 その技術力より目を見張ったのが、競り合いでの勝負強さです。

 辻との試合でも、初戦の固さはあったとは思いますが1セット目を先取し思った以上に競り合いになりました。

 しかし1-1の後の3,4セット目は中盤まで競るものの、互いに苦しくなるそこから崩れてくれず、逆にこちらが根負けした形となりました。

 張本選手の表情や仕草を見ていると決して余裕がある訳ではなく、懸命に逃げたくなる自分と戦っているのが分かりました。

 それはベスト8決定戦の試合でも同様で、2-0の後の3セット目も序盤はリードしながら、そのセットを逆転負けしてセットオールに持ち込まれる苦しい展開。

 ところが後半の大切な場面で、ことごとくファインプレーで得点を重ねて食い下がる相手を突き放し勝利を決めました。

 これらの試合を見て、彼が普段どんな様子でゲーム練習に取り組んでいるのかが鮮明に分かりました。

 たぶん勝てない格上の選手に対して決して諦めずに最後まで挑戦する。

 たぶん勝てる格下の選手に対して決して流さずに最後まで気を抜かない。

 こういったことを毎日コツコツと根気よく繰り返すと、本番でも「決して諦めず、決して油断しない」という試合運びが身につきます。

 簡単なことのようで非常に難しいことです。

 技術力は練習量で身につき上達しますが、試合で勝てる力のとは別物です。

 力説しましたが選手たちに伝わったかどうかは疑問です。

 勝てる選手には勝てる理由がある。

 勝てない選手には勝てない理由がある。

1月14日(水)
全日本選手権B
 風もなく穏やかに晴れた東京でした。

 大会三日目はジュニア男女の上位まで、また一般シングルスも始まりました。

 ジュニア男子の1回戦で昨日、辻が敗れた小学5年生の選手はその後も快進撃。名電のエース選手にも勝ってベスト8入りを果たしました。試合中の表情や仕草は子どもっぽさを感じさせますが、崩れそうでもギリギリで踏みとどまるしぶとさは技術以上の魅力があります。両親ともに中国の名選手だったようで、昨日の辻の試合前の選手集合所では両親と中国語で会話をしていました。でもお母さんに甘える様子はまだ小学5年生そのもので可愛かったです。

 女子もどんどん若手の選手が出てきています。あちこちの台で小さな体をいっぱいに使ってプレーする姿が見られます。

 日本卓球界の将来に明るい兆しが見えるとともに、全国大会で勝ち上がるには小学校低学年から競技を始めないといけない状況は、卓球界の”格差社会”を強く感じます。

 小学校低学年から卓球を始める選手たちのほとんどは親が元選手であるパターンがほとんどだと思います。

 昔のように日本中の選手が中学校の部活動で競技をスタートさせれば、ある意味平等にチャンスがありますが、現代では最初から大きな格差が生まれています。

 世界で戦えるトップ選手を育成するには良いと思いますが、中学から競技を開始した選手たちが最初から追いつくのが不可能なほど差がついてしまっています。

 それらの選手たちが希望を失わないようにするのも、本校のように中学から卓球を始めた選手が多いチームの指導者の務めでもあると思います。

 さて、今回の全日本選手権には本校の高校生たちだけでなく、卒業生も何人か参加しています。

 大学のある奈良県でシングルス代表になった岡田天志(天理大)さんは、1回戦不戦勝の後の2回戦で法政大学の選手と対戦。1セット目を失った後の2セット目を19-17と大激戦で取り返すものの1-3で惜敗。

 実業団・アスモで活躍する森永愛里さんは三種目に出場。混合ダブルスは昨日の2回戦で敗れましたが、ダブルスは2回戦進出、シングルスは3回戦進出で明日へと駒を進め、上位を狙います。

 全日本社会人でダブルスベスト8入りの快挙を果たしたトヨタ自動車の浅野一平さんは、スーパーシードを獲得しているダブルスのみの出場。明日の4回戦からの登場ですが、対戦相手は全日本社会人でベスト8を争って勝ったシチズン時計ペアとの再戦が濃厚です。果たして…。

1月13日(火)
全日本選手権A
 大会二日目は混合ダブルス2,3回戦、ジュニア男女2,3回戦が行われました。

 昨日の混合ダブルス1回戦を突破した古市真暉とエクセディの田中彩能選手組は2回戦で法政大学・サンリツ組と対戦。女子の全日本社会人チャンピオンの多彩な技術に翻弄され、相手ペースのまま試合を終えました。古市にとっては卓球の奥の深さや幅の広さを知る貴重な経験ができたと思います。大学でさらに高いレベルで競技を続ける古市にとって、単なる「全日本選手権に出場した」という経験だけではなかったはずです。

 ジュニア女子の中学3年生の森本枝里さんは今日が初戦。福島の中学生との対戦を慌てることなく落ち着いてさばき、ストレートで初戦を突破。続く埼玉・正智深谷のシード選手との試合は予想以上の健闘を見せます。相手のカットに対しじっくりとドライブで攻め接戦に持ち込みます。深いカットを丁寧に粘りますが、そこを察した相手は攻撃を織り交ぜてきます。落ち着いてプレーさせない相手の術中にはまり少しずつ流れが変わり、ポイントは競るものの最後まで相手ペースの流れを変えることができずストレートで敗れました。

 中学3年生となりカデットからジュニアにランクアップした森本さんですが、ここからが勝負です。プラスチックボールになり、より高い身体能力が求められるようになっています。高いレベルで勝ち上がるには何が必要なのかは明らかです。

 繿コ菜月は安定してきました。2回戦で横浜隼人の選手に相手をよく見て無理することなくポイントを重ねます。難なく2セットを先取しますが、丁寧にいったプレーに慣れた相手に攻められて3セット目を失います。しかし4セット目も要所は攻めるものの基本的には攻守のバランスを考えたプレーで押し切って3-1で勝利。

 続く3回戦は、昨年のこの大会で中学生ながら一般シングルスでランク入りしている四天王寺中学の選手と対戦。出足から厳しく攻める相手選手に押されて簡単にセットを失います。その後もペースを取り戻すことができずに完敗。

 ここのところの県内外の大会や合宿で安定した戦績を残している繿コですが、誰もが経験するここの”壁”を越えることができるのかどうか?もちろん簡単ではありませんが、そこを越えて全国区の選手になれる可能性を秘めているのは間違いのないところです。

 この舞台に立たなければ分からないことを勉強することのできた全日本選手権でした。

 出場した選手たちは何を考え、何を得たのか。

 手ぶらで帰ることはないはずです。

1月12日(月)
全日本選手権@
 今日から日曜日まで東京体育館にて「天皇杯・皇后杯 平成26年度全日本卓球選手権大会」が開催されます。

 本校から県予選を勝ち抜いて、混合ダブルスでエクセディの田中彩能選手と組んだ古市真暉、ジュニア男子の辻智貴、ジュニア女子の繿コ菜月、21クラブの森本枝里さんが出場します。

 午前中に小林仁さん・美幸さん夫妻のご紹介で練習場所を借りて練習し、午後からの混合ダブルス、ジュニア男女シングルスの1回戦に臨みました。

 先陣を切ったのは混合ダブルスの古市真暉。相手は新潟大学の学生ペアです。

 1セット目を快調に先取したものの2セット目を奪われ1-1に。3セット目に立て直して2-1とすると4セット目も出足良くリードを奪います。このまま押し切るかに思われましたが、粘り強くプレーする相手に逆転されると5セット目も苦しい展開に。しかし中盤で奪われたリードを必死で挽回すると9-9に。ここで古市のレシーブはサイドラインをかすめるエッジボールで10-9とマッチポイントを奪います。ところが次はレシーブミスでジュースに。その後は互いにマッチポイントを奪ったり奪われたりの接戦でしたが、最後は相手がこらえきれずに17-15で大接戦に終止符を打ちました。

 何となく代表になった感がありましたが、古市にとって初めての混合ダブルスは戸惑うことばかりだったと思います。予選も本大会もほとんど練習せずに、ほぼぶっつけ本番で臨みましたが、やればやるほどその奥の深さに悩んだことと思います。良い経験です。明日は強豪ペアとの対戦が予定されていますが、良い経験です。

 女子ジュニアの繿コ菜月です。初戦の相手は福岡の中学生と対戦。”慎重”を通り越して”消極的”なプレーが目立った出足は、緊張した相手が凡ミスを繰り返しているうちは良かったのですが、徐々に慣れてきた相手に逆転を許す痛い展開。2,3セット目を何とか返すものの本来のプレーからはほど遠い内容。4セット目は接戦となりますが、雰囲気からするとこのセットを落とすと一気に流れが相手に傾く予感。細かいプレーは繿コが勝りますが強気で攻めたボールをラリー戦が得意な相手に弾き返される展開が続きます。最後は9-9の相手の大きなサービスを読み切り手堅いレシーブエースを続けて押し切りました。

 以前ならこの流れはズルズル押し切られるパターンでしたが、年末の全国選抜東海ブロック予選、年始の全国合宿、三重県選手権としっかり結果を出し続けた自信がプレーに表れていました。パンチのある攻撃のみで崩れ始めると止まらなかった以前に比べると、攻守のバランスが取れ「最後は何とかなりそう」な安心感が出てきました。

 男子ジュニアの辻智貴は、小学5年生ながら将来が嘱望される選手と対戦。出足はキレの良いプレーに圧倒されますが、徐々に対応できるようになり好プレーを連発し逆転で1セット目を先取。相手も落ち着きを取り戻した2セット目を奪われ、勝負を左右する3セット目に。悪くない展開でしたが、大切な場面でよく切れたサービスにレシーブミスが出て1-2に。4セット目は出足で奪われたリードを中盤で挽回し6-5まで迫ります。ところがここから再びレシーブミスが出て離されて万事休す。

 大きな展開となると中陣から強烈なフォアハンドドライブで相手をふっ飛ばす豪快なプレーで日本のホープを苦しめました。しかし最後はやはり課題のサービス・レシーブの甘さが致命傷に…。しかし緊張するはずの出足もそれほどバタバタせずに逆転に結びつけたり、厳しく攻められた展開からも粘り強く盛り返すなど、以前にはなかった”しぶとさ”が目立ちました。高校ラスト半年の全国大会で大きくブレイクするためには、結局のところ現在のプレーを地道な反復練習により精度を上げるのが近道です。

 明日は混合ダブルス、ジュニア男女シングルスの2〜3回戦が行われます。

 いよいよ有名選手が続々と登場しますが、勝ち残った本校の選手たちがどこまで対抗できるか?

 「チャレンジ」に期待したいと思います。

1月11日(日)
三重県選手権A
 今日は一般シングルスとダブルスが行われました。

 男子ダブルスの東京選手権予選通過枠は3組。大健闘の優勝は辻智貴・堀津有貴組でした。ベスト4決定戦で大阪経法大の安藤さんと21クラブの口地輝季さんとのセットオール8本の激戦を制すと、準決勝の百五銀行ペア、決勝の中高生ペアにも粘り強く戦って堂々の優勝。苦しい場面での辻の思い切った台上プレー、ラリー戦での堀津のフォアハンドドライブなど崩れそうで崩れない戦いぶりは練習の成果です。

 一般女子種目は実業団エクセディが立ちはだかりますが、女子ダブルスは繿コ菜月・尾ア佑菜が東京選手権に一歩及ばずの3位。全国選抜で勝ち上がるにはエースダブルスの強化が不可欠です。

 男子シングルスは古市真暉が高校最後の県大会を優勝で有終の美を飾りました。今一つの調子ながら豊富な練習量に裏打ちされた安定したプレーは崩れそうで崩れません。苦も無く決勝まで進出しますが、昨日のジュニアの部でも優勝した中学生に1-2と追い込まれます。セットオールになりますが前半をリードされ苦しい展開でしたが、相手が勝ちを意識した瞬間を見逃さずに一気の攻めで逆転しました。

 3位には辻智貴。ダブルス優勝後も気持ちを切らさず勝ち上がり、昨日のジュニア決勝で敗れた相手にセットオールと迫りますが後半に崩れてリベンジならず。

 女子シングルスは大西真由、繿コ菜月、森本枝里がベスト8に勝ち上がりましたが、いずれもエクセディの壁を崩せませんでした。高校、大学と全国大会上位で活躍した選手たちが集まるエクセディの選手に立ち向かうには心技体智ともに大きく及びません。しかし尾ア佑菜が16決定戦でエクセディの選手を倒すことができたように、可能性はゼロではありません。大切なのは挑戦し続けることです。

 二日間にわたる試合で三月に行われる東京選手権に男子シングルスの古市、男子ジュニアの辻、男子ダブルスの辻・堀津、女子ジュニアの繿コが切符を手にすることができました。「全日本よりレベルが高い」と言われる東京選手権です。三重県、白子高校の代表として出場するからにはチャレンジしてもらいたいと思います。

 試合が終わったのが17時過ぎ。終わってすぐに明日から始まる全日本選手権が開催される東京に向け出発しました。到着したのは日付が変わる頃でした。

 二日間の三重県選手権でたくさんの試合をこなしただけに疲れもあると思いますが、各選手とも調子は上がっています。

 明日は昼からの開会式後、エクセディの田中選手と組んで混合ダブルスに出場する古市、ジュニア男女シングルスに出場する辻、繿コが1回戦突破をかけて登場です。

1月10日(土)
三重県選手権@
 今日から明後日まで三重県ナンバーワンを決める三重県選手権が三重交通Gスポーツの杜伊勢(県営競技場体育館)で開催されます。

 今日は高校2年生以下のジュニアの部シングルスが行われました。

 ジュニアの部は上位2名が、3月に行われる東京選手権出場の権利を得ることができます。

 女子シングルスの上位は本校および21クラブと皇學館との一騎打ちになりました。

 優勝は8月の高校選手権、9月の全日本ジュニア予選に続き県内三連勝の繿コ菜月。年始の全国合宿で上位に食い込んだ好調を維持し、技術はもとより競っても崩れないメンタル面の成長が目を引きました。持ち前のパンチ力のある攻撃に加え、安定した守備力が安定した試合運びを支えています。待たれるのは全国大会での上位進出です。

 3位には植村有華と21クラブの森本枝里さんが入りました。

 植村は準々決勝で皇學館の選手に快勝。”後の先”を取れるラリー戦は相変わらずの安定感ですが、物足りなさを感じさせるのは積極的な攻撃力の不足か。ただそれを実現させるには動ける足が必須となります。次世代の主力となるにはそのハードルを越えなければなりません。

 第二シードの森本さんは不完全燃焼の3位でした。コンディション不良で持ち前のキレの良い両ハンドが影を潜めてしまいました。高いレベルで戦うには心技体智のバランスが必要ですが、来春から高校に上がる彼女に必要なのはこの”体”の部分でしょう。

 ベスト8には尾ア佑菜と樋口桃佳。

 尾アは安定して勝ち上がれるようになってきました。ここから上に勝ち上がるには課題の試合運びのまずさを克服しなければなりません。技術はどんどん上達しているだけにこの課題を克服するには、日頃の練習を地道に取り組むしかあれません。ラスト半年で間に合うか?

 樋口は初戦でセットオール0−10から驚異の挽回で逆転する離れ業で波に乗りました。西飯先生も私も長く卓球に携わっていますが、公式戦、ゲーム練習を問わず、またセットオールに限らず1セット限定でも0−10からの逆転は見たことがありませんでした。0−10から諦めないメンタルは地道な練習のなせる業です。

 他では萩里佳子は森本さんに、畑中みうは準優勝の選手にセットオールで、21クラブの口地恋菜さんは樋口に敗れましたが16まで進出し次回に期待を抱かせました。

 男子は辻智貴が準優勝。7月の国体予選、8月の高校選手権、9月の全日本ジュニア予選から続いていた連続優勝は途切れましたが、決勝までは競りはするものの頭一つ抜けている感はありました。それでも勝ち上がる力を”伸びしろ”と捉えるのか”余裕”と捉えるのか。繿コ同様、本校のフラッグシップとしてどこまでチーム全体を引っ張れるのか?

 21クラブの口地輝季さんは優勝した選手にセットオール10−9まで迫りましたが無念の逆転負け。安定したプレーが彼を支えますが、求められるのはハイリスクハイリターンなプレーです。今日の試合ではそのヒントを得たのではないでしょうか。春から高校生になる彼もこの冬を頑張ればスタートダッシュも可能です。

 他では堀津有貴も優勝した選手に2セットを先取しましたが悔しい逆転負け、加藤成葉も全日本ジュニアに出場する選手にセットオールと成長の跡を見せてくれました。

 全体としては悪くない内容と結果だったと思います。

 しかし、こちらだけではなくライバル選手たちも頑張っているので、その差を詰めるのは容易ではありません。

 春には花を咲かすことができるように、地道に根気よく力を積み上げる必要があります。

 明日は一般シングルス、ダブルスが行われます。

1月9日(金)
明日から県選手権
 今日も寒かった。

 学校が始まって、さすがに冬休みのように落ち着いて練習できる時間がなくなってきました。

 明日と明後日は三重県選手権です。

 三重県の高校生の大会はほとんどベスト8からリーグ戦となるので、高校2年生以下のジュニアの部に関しては決勝戦までトーナメント戦で行われる唯一の大会です。

 またこの大会は東京選手権の予選も兼ねており、通過枠は一般シングルスは男子6名女子4名、ダブルスは男子4組女子2組、ジュニアは男女とも2名です。

 もともと、一般の部のみの大会だったこともあり、ジュニアやカデットはインターハイや全日本より狭き門となっています。

 今日の練習は15時頃からのスタートでした。

 選手たちのコンディションは悪くありません。

 多少緊張している選手もいますが、まあそれも想定内の範囲です。

 全体練習が終わったのが18時半頃。

 その後も自主練習で20時過ぎまで取り組んでいる者もいました。

 明日はジュニアの部です。

1月8日(木)
卒業してゆく3年生たち@
 「縁の下の力持ち」という言葉が似合う安田佑紀です。

 小学生の卓球教室に通う安田でしたが印象に残っているのは、東海選手権か何かの県外大会で初戦で敗れたものの試合後に優しそうなお父さんと談笑している姿です。

 高校入学後に同級生たちが次々と活躍していくのを尻目に、公式戦で勝ち上がっていくことはほとんどありませんでした。

 それでも決して休まず、不平不満を漏らすことなく、いつも地道に練習に取り組みました。

 本校では練習相手を決める時に、上位の選手から順に相手を選ぶ権利があります。

 すると決まって彼は早々に練習相手に指名されます。

 上位の選手たちは上手くいかないストレスを彼にぶつけますが、彼は文句も言わず黙々と練習相手に徹します。

 2年生の秋の新チーム発足時のことでした。

 全国選抜東海予選のライバルになりそうな県外の学校にバック粒高の選手がおり、練習試合でほとんど全員の選手が完敗しました。

 彼も選手として行き詰っていたこともありバック粒高に戦型変更を打診したところ快諾してくれました。

 結果的にそのライバル校とは対戦せずに全国選抜出場を決めることができ、彼の戦型変更は報われなかったように思われました。

 しかしドラマは終わっていませんでした。

 それから半年後の東海総体でそのライバル校と対戦し、バック粒高の選手も出場してきました。

 結局、本校の選手が快勝しそれが決勝点となりましたが、それが安田の貢献だったと知る人はチームメイト以外いなかったと思います。

 卒業後は第一志望の地元自動車関連の企業に就職が決まっています。

 部活動からは一線を退きましたが、今も時々ラケットを握っていてくれるのが嬉しいところです。

 誰からも慕われ、誰からも信頼され、誰からも愛された彼。

 世の中に出てからも、この立ち位置は変わることがないと感じるのは、彼とかかわった全ての人が共通して持っている思いでしょう。

1月7日(水)
繿コ健闘
 昨日とは打って変わって肌寒い一日。

 とうとう冬休み最終日となりました。

 4日から仙台で行われていた全国高校選抜冬季合宿に参加していた繿コ菜月が帰ってきました。

 全国各地から選抜された44名の選手が3つの予選リーグに分かれ、その結果をもとに順位リーグが行われる形式です。

 予選リーグで7勝7敗で15名中6位につけた繿コは、5,6位リーグに進み3勝2敗で6名中2位になり、全体順位は14位という大健闘。

 着々と県外大会での実績を積み上げつつある繿コですが、この冬から春に行われる全日本選手権、大阪選手権、東京選手権、全国選抜と続く全国大会での結果が楽しみになってきました。

 さて、今日の男子の練習ですが、全体のテンションも上がってきました。

 やはり頑張って取り組んできたことは少しずつですが形として表れてきます。

 それが即、試合の結果に結び付くほど簡単なものではありませんが、近い将来きっと「あの時の練習の成果」が出ると確信しています。

 明日から三学期のスタートです。

1月6日(火)
葛藤
 朝から雨。でも思ったほど気温は下がりませんでした。

 今日は週末に開催される三重県選手権の組み合わせ会議でした。

 今年初めての大会でもありますが、県内の高校生以下の大会としては9月の全日本ジュニア予選以来です。

 その後の選手たちの伸び具合やいかに。

 さて、冬休みの男子の練習は毎日、4〜6人のグループに分けてリーグ戦を行っています。

 今までは実力別にグループ分けするものの時間が来たら終えており、結果に対して罰も褒美もないものでした。

 上位リーグからA、B、Cと分け総当たり戦をし、最上位の者と最下位の者との入れ替え戦まで行ないます。

 その結果によって翌日の練習相手を選ぶ権利が与えられます。

 やはり結果に対して明確に目標ができると頑張れるようになります。

 頑張れるようになると緊張したり、焦ったり、取り乱したりと平常心を失うゲームが多くなります。

 まさに公式戦に近い緊迫感。

 理想的です。

 でもそうなると悩むのは選手たちです。

 「ノンプレッシャーだと好プレーができるのに、今日もまた逆転負け…。」

 でもそうやって負けて負けて悔しい思いをして少しずつ勝つためのコツを掴んでいくのだと思います。

 冬休み後半に来てイイ感じの練習ができてきました。

1月5日(月)
おめでた
 昨日に引き続き暖かい一日。

 今日も岡田天志さん、安藤さんが練習に来て下さったのでレベルの高い練習ができました。

 先輩たちの「せっかく練習している技術はゲームで積極的に使うべし」というアドバイスを伝えたら、午後からのゲーム練習では思い切って使っている選手が見られました。

 もちろん完全に自分のモノになっていない技術なのでミスも多かったのですが、そのミスが明日からの練習のネタになります。

 新しいことや難しいことに積極的にチャレンジしないと大きな成功にはつながりません。

 良い勉強をさせてもらいました。

 さて。

 「今年から年賀状は出しません」と失礼な宣言をしたにもかかわらず、卒業生の方々を中心にたくさんの年賀状を頂きました。

 私が白子高校に赴任したのが20年前。

 直接携わった卒業生の方々は上は38歳、下は19歳となります。

 音信不通の方もいますが、年賀状で近況を伝えて下さる方々も多くいます。

 平成13年卒業の藤田(旧姓勝野)由希子さんは上は9歳から下は1歳まで4人のお子さんに恵まれ、「長女が卓球がしたいと言い出しています。西飯先生のところでお世話になろうかなと。」とのこと。

 平成16年卒業の酒井(旧姓柿沼)由佳さんは、「9月に3人目が生まれました!待望の女の子です。」とのこと。

 平成17年卒業の嶺井(旧姓森)久恵さんは、9月にご長男ご誕生とのこと。

 平成21年卒業の高村(旧姓柿沼)紀子さんは、8月にご結婚され現在は保育士を続けながら茨城県にお住まいとのこと。

 平成22年卒業の土肥(旧姓坂)麻衣さんは、ご結婚され亀山市に在住とのこと。

 特に女子部員が多くなった10年ほど前の卒業生の方々のご結婚やご出産のラッシュが続いています。

 おめでとうございます!

1月4日(日)
食い下がる
 日中は暖かかった。夕方からは寒かった。

 長期の休みになると曜日感覚が鈍くなります。

 今日は日曜日。

 今日もたくさんの先輩たちが来て下さいました。

 NTNの南さん、天理大の岡田天志さん、東洋大の岡田理志さん、大阪経法大の安藤さん。

 実力派の先輩たちに高校生たちが胸を借りました。

 3年生と2年生の辻は互角の勝負となりますが、他の選手たちは赤子の手を捻るようにあしらわれてしまいます。

 でもここで怯(ひる)んでいてはせっかく相手をしていただく意味がありません。

 と選手たちに発破(はっぱ)をかけると、徐々に試合らしくなってきます。

 勝ちまでには至りませんが、先輩たちを少し本気にさせると自分の良いところと悪いところが浮かび上がります。

 これが重要です。

 強い選手と試合をする機会に恵まれても、本気で勝負を挑まなければ全く無意味です。

 結果的に勝てないのは仕方ないにしても、「どうせ勝てないから申し訳ない」と中途半端な遠慮をしながらやっては得るものはありません。

 必死で食らいついていくうちに先輩たちのレベルの高いプレーに引っ張られて、少しずつ好プレーが出てきます。

 これが重要です。

 今日は1年生の選手がやられてもやられても先輩にしつこく「もう1セットだけお願いします!」と食い下がっていました。

 彼にとっては何日分の練習にも相当する収穫があったはずです。

1月3日(土)
教訓
 男子は今日から練習スタートです。

 自主練習期間の三日間、ある程度体も休められたせいか普段より頑張りがきいた選手が多かったように思います。

 午前中は卒業生の小河さんと名古屋商科大学の岡田泰典さんと権蛇佑輔さんが練習に来てくれました。

 プレーの方は練習不足感が否めませんでしたが、高校時代と同じように覇気のある練習の雰囲気はさすがでした。

 彼らの雰囲気を見ていて、今の高校生らに足りないものはこれだ!と思いました。

 今の高校生らも決して適当な練習をやっている訳ではなく、地道にプレーしていることに関しては彼らより上かも知れません。

 しかし岡田さんらと決定的に違うのは、「上手くいかない時」の雰囲気です。

 もちろん彼らもイラついたり妥協したりすることはありましたが、基本的に上手くいかないストレスを吹き飛ばす元気の良さがありました。

 それが結果的には練習の効率を上げたり、試合の時も同じ雰囲気で劣勢を跳ね返したりしていました。

 根本的な性格もあるので難しいところではありますが、やはり基本的に”前向きで積極的”な人が成功する可能性が高いのは疑いようのない事実です。

 年末年始にはたくさんの卒業生の方々が顔を出してくれます。

 単純に練習になるというだけでなく、彼ら彼女らの高校時代と現在の様子は、我々指導者が選手を指導していく上で貴重な教訓となります。

1月2日(金)
打ち初め
 朝起きたら一面の銀世界。

 先日職員室で、「卓球のシーズンは夏?冬?」と聞かれました。

 確かにスポーツは各競技の特性によって夏の競技、冬の競技に分かれます。

 水泳は言うまでもなく、野球など多くの競技は夏が本番です。

 一方でラグビー、サッカー、長距離走など長時間に及ぶ持久系の競技は冬が本番です。

 卓球やバスケットボールなどは室内競技なので本来は冬がメインだと思います。

 全日本選手権が真冬に行われるのはその名残でしょう。

 しかし卓球の中高大学生のメインの大会は真夏に行われるので”シーズンオフのない競技”とも言えます。

 以前は12月末だった全日本選手権が年始早々に行われるようになり、卓球選手の年末年始はないに等しい状況です。

 部員全員が全日本選手権に出場するわけではないものの、全日本直前にある三重県選手権(東京選手権予選)があるので、本来なら年末年始の自主練習もなくしたいところですが…。

 女子は今日から、男子は明日から規定練習が始まります。

 本校は西飯スポーツの卓球場があるので、その気になれば大晦日でも元旦でも練習ができる恵まれた環境にあります。

 まさか明日が”打ち初め”の選手はいないと思いますが…。

1月1日(木)
明けましておめでとうございます
 2015年、平成27年のスタートです。

 昨夜は台風並みの強風が吹き荒れましたが、穏やかに晴れた新春の朝でした。

 「今年から年賀状でのご挨拶はいたしません」と、このHPで告知したせいか例年よりかなり少ない年賀状でした。

 私の交友関係の99%は卓球関係なので、今年もこのHPで様々なことを発信していきたいと思います。

 さて、子どもの頃はお正月となるとテンションが上がったものですが、さすがにこの歳になるとそうはなりません。

 子どもの頃は、「今年から小学生」とか、「今年で高校2年生」などと、自分を取り巻く環境が今年と来年とでは大きく変わることが多かったのですが、大人になると劇的に環境が変化することが少なくなってきます。

 マンネリとも言えるし、安定とも言うことができます。

 それでも我々指導者という仕事は、毎年新しい生徒との出会いと別れがあり刺激的です。

 選手たちにとっては「ただ一度きりの高校生活」ですが、それは我々にとっても同じです。

 今年も与えられた環境で精一杯の努力で突き進もうと思います。

 皆様今年もどうぞよろしくお願い申し上げます!