白卓日記 ‘14 12月  前月へ! 次月へ!   
12月31日(水)
今年一年ありがとうございました!
 穏やかに晴れた大晦日です。

 今日から三日間は自主練習です。

 きっと卓球場はたくさんの人で溢れかえっていることでしょう。

 今年も色々なことがありました。

 目標を達成して歓喜に沸いた試合もあれば、達成できずに涙に暮れた試合もありました。

 その目標を達成するために朝早くから夜遅くまで休むことなく頑張り続けました。

 勝負事なので「結果は二の次」とは言いません。

 しかし結果はどちらに転んでも、長い人生の中で必死で頑張った経験は一生の財産になるのは間違いのないところです。

 さて、卒業式を二か月後に控えた3年生たちは全員が年内に卒業後の進路を決めてくれました。

 大学に進学する者、就職する者と進路先は様々ですが、本校で、本校卓球部で学んだことを活かして逞しく羽ばたいていってもらいたいと思います。

 また追々、この日記でも3年生について紹介していきたいと思います。

 いずれにしても一人では何もできない我々が、一年間を走り抜けることができたのは支えて下さるたくさんの方々のお陰です。

 チーム白子の皆様の今年一年間のご協力に感謝し、新年のご活躍をお祈りして締めたいと思います。

12月30日(火)
先輩!
 年内最後の規定練習。

 私は自宅の大掃除等でお休みをいただきましたが、練習には卒業生の南翔太郎さん、浅野一平さん、岡田天志さん、岡田理志さん、権蛇佑輔さん、住田昂樹さんが来て下さり、盛大に年内最後の練習を打ち上げたようです。

 それぞれ忙しい年末だと思いますが、後輩たちのためにわざわざ寒い体育館に来て下さることに感謝の言葉もありません。

 この一年、NTNの南さんには取り組む姿勢の大切さを身を持って伝えてもらいました。ベテランの域に達しつつある彼ですがまだまだ後輩たちの壁となってもらいたいところです。トヨタ自動車の浅野さんは先月の全日本社会人ダブルスでシチズンの軽部・森田組を降ろしてベスト8入りし、年始の全日本でもスーパーシードを獲得しており、中学から卓球を始めて地元の公立高校卒業でも日本のトップと互角の勝負ができることを後輩たちに教えてくれました。天理大学の岡田天志さんは今年の全日本予選を突破して本大会出場が決まっています。東洋大学の岡田理志さんも今年もチームの主力選手として明治大、早稲田大等の選手らに勝つなど頑張っています。昨年卒業したばかりの名古屋商大の権蛇佑輔さんは厳しい東海学生予選を突破して全日本学生にダブルスで出場しました。社会人一年目の住田昂樹さんも時間を見つけて後輩たちに胸を貸してくれました。

 こうやって今年一年も、たくさんの先輩たちが訪れてくれました。

 卓球をやっている環境もそれぞれで、高校時代のように競技だけに専念できる状況にはありませんが、それでも卓球をイヤにならずにこうやって顔を見せてくれるのは指導者冥利に尽きます。

 久し振りに顔を合わせる卒業生の方に来てくれるようお願いすると、「いやぁ、練習もあまりやってないので邪魔になるので…」と遠慮されますが、ノープロブレムです。

 ご存じの通り本校の選手はまだまだ力不足、経験不足の選手が多く、こういった機会は絶好の練習になります。

 ぜひ来年は後輩たちに胸を貸してやって下さい!

12月29日(月)
年末も…
 暖かい一日。

 今日の男子の練習は、12時から学校体育館の大掃除でスタートしました。

 卓球部の担当は卓球台などが置いてある体育倉庫。

 巨大なマットや平行棒などの大物も多く、かなりハードな担当でもあります。

 本校体育館は22年前に新築されました。

 私が赴任したのは20年前。

 その当時は体操が専門の先生も見えましたが体操部はありませんでした。

 平行棒は本格的なもので非常に重く、移動させるにも男子部員数人がかりです。

 体操部が健在の頃からの遺物だと思いますが、20年以上も体育倉庫で眠り続けています。

 さて、今日の練習は昨日に引き続き岡田さん兄弟が来てくれました。

 相変わらずの面倒見の良さで、彼らと直接関わっていない2年生以下の選手たちもメロメロです。

 そして今日は岐阜・関商工の選手も二名練習に参加してくれました。

 うち一名は全日本選手権に出場するとのことで、こちらとしては非常にレベルの高い練習ができました。

 今年もいよいよ終わりが見えてきました。

 明日が規定練習の千秋楽となります。

12月28日(日)
カッコいい先輩
 曇り空は夕方には雨に変わりました。

 一昨年卒業の岡田天志さんと岡田理志さん兄弟が練習に来てくれました。

 朝から一日、ガッツリと相手をしてもらいました。

 天理大学と東洋大学に進んだ彼らは、それぞれチームの中心選手として頑張っています。

 関西学生、関東学生のトップではありませんが、それぞれの環境の中で楽しくかつ、前向きに競技に取り組んでいるようです。

 卓球が強くなってもならなくても、将来的に卓球で飯を食うわけではありません。

 しかし、卓球が好きで卓球を主たる目的として進路を選んだ彼らが、今も情熱を失わずに競技に取り組んでいる姿を見るのは指導者冥利に尽きます。

 今日もゲーム練習をぶっ続けで相手をしてもらいましたが、試合後は親身になってアドバイスをしてくれ、全体練習後も残って各台を回り、全員へのアドバイスをしてくれました。

 きっと高校生たちも彼らの姿を見て、「自分もあんなカッコいい卒業生になりたい!」と思ったはずです。

 我々にも、後輩たちにも夢と希望を与えてくれました。

 貴重な帰省でしょうが、明日も練習に来てくれるそうです。

 感謝感激雨あられです。

 それはそうと昨日もお伝えしたプラスチックボールの惨状ですが、今日もひどい有様でした。

 練習を始めると同時にあちこちの台からガッシャンガッシャンと次々とボールが割れる音が聞こえました。

 ゲーム練習でしか使っていないスリースターボールが今日も5個ほど割れて、わずか二日間で8個もなくなってしまいました。

 卓球場で練習する女子も次々と割れているようで、西飯先生から悲鳴のメールが届きました。

 新品のボール二日目でこの状態です。

 恐らくこの時期からプラスチックボールを導入している高校は多いと思いますが、どこも同じ惨状だと推測されます。

 酷い。酷すぎます。

12月27日(土)
酷いプラボール
 暖かい一日でした。

 今日から練習も本格的に再スタートです。

 冬休みは全国選抜予選があり、年末年始を挟むので意外とアッという間です。

 男子は試合の反省をもとに冬休みのチーム目標を定めて取り組むことにしました。

 そんな特別なものではありませんが、はっきりとした目的、目標を持ってやるのと何となく取り組むのとでは効果は全く違ってきます。

 「基礎的なことを地道に反復練習する」というのが勝利への近道なのは事実です。

 我々指導者の仕事はそれを選手たちに理解、納得させることです。

 問答無用、力技で”やらせる”方法もなくはないですが、それは指導者ではなく調教師です。

 さて、プラスチックボールでの練習を開始しました。

 ボールも新品を取り揃えてスタートしましたが、選手たちの印象は「飛ばない」でした。

 違和感は感じていますが、数日で慣れる程度の違和感だと思います。

 ただ、以前にも増して”威力のあるボールを連続して打てる”選手がより有利になりそうな感じです。

 フットワークを支える脚力、威力のあるボールを打てる上半身の筋力、連打をしても体勢が崩れない体幹など、基礎体力が益々重要となってくるでしょう。

 それよりも何よりもボールの耐久力のなさには涙が出そうです。

 練習球ですらセルロイドと比べると約3倍の価格となっているのに、練習開始から数時間で10個近いボールが割れました。

 新品でスタートしたにもかかわらずです。

 中にはまだゲームを始めて数分の、100回も打球していないスリースター(300円)が割れてしまいました。

 その割れ方も、セルロイドのように「バウンド音が少しおかしく、チェックすると少しだけ亀裂が入っている」、というものではなく、打球時にガシャンという音とともに割れるパターンです。

 本校を含め限られた予算の中で競技に取り組んでいる高校生にとって、”便乗値上げ”とも思われる高価格設定のうえ、数回の打球で割れる品質のプラスチックボールは許せません。

 メーカーにはメーカーの苦しい事情があるのでしょうが、そういった末端の競技者のことを考えずに「燃えやすい」という”今更な”理由でプラスチックボールに切り替えた国際卓球連盟の蛮勇は糾弾されるべきです。

 結果的にこの判断は競技の普及に大きくマイナスになるでしょう。

12月26日(金)
全体の奉仕者
 熱戦から一夜明けた今日は卓球場の大掃除でした。

 毎年恒例の大掃除。

 例年通り、「床」、「外回り」、「更衣室」、「記録整理」、「高所作業」に分かれ、上級生を責任者として役割分担して作業に取り掛かりました。

 今回は男女の2年生7名を責任者としました。

 男子も女子も、上級生も下級生も、小学生も中学生も高校生も一緒になってやります。

 様子を見ていると、人間性が垣間見えて興味深いです。

 リーダーシップを取りたがる者、黙々と作業に取り組む者、人に言われないと動こうとしない者、誰に言われなくても自分で仕事を見つけて取り組む者。

 今は学生ですが社会に出ると一人前、つまり”プロ”として扱われます。

 社会に出て成功する者、評価される者はこういった時に分かります。

 先日、バスケットボール部の顧問の先生から、「部活動の練習前に卓球部男子の1年生に仕事を頼んだら、『ハイ、分かりました!』と気持ちの良い返事をしてくれた者と、嫌そうな顔をした者とに分かれた」と聞きました。

 今は学生なので「あれではアカンな」で終わっていきますが、社会に出たら大きく信頼を損ない、地位も待遇も悪くなることは必至です。

 面倒くさいことも嫌々やらずに張り切ってやれば案外面白かったりします。

 何より、周囲の人から感謝されたり評価されたりするのは思った以上に心地よさを感じます。

 部活動で身につけることの一つに、こういった「全体の奉仕者になる」というものもあると思います。

12月25日(木)
全国選抜東海予選B
 底冷えする体育館での最終日です。

 今日は四つに分かれた予選リーグ1位校による準決勝、決勝、3位決定戦と、2位校による5位〜6位決定トーナメントが行われました。

 昨日までの予選リーグを全勝で駆け抜け、4位以上を確定させて全国選抜の切符を手にした女子は準決勝で富田(岐阜)と対戦。トップ起用の植村は果敢に攻めて立ち向かいますが3セット目を返すのが精一杯。1‐3で敗れます。2番は好調繿コ。相手もエース選手とのガチンコ勝負です。接戦となった1セット目を12本で先取すると、勢いそのままで2セット目は2本でシャットアウト。3セット目を9本で取られるも4セット目を6本で抑えて堂々の勝利。ダブルスの繿コ・尾ア組もこちらに傾いた流れを生かして13本で取るものの、以降は地力に勝る相手にねじ伏せられます。1‐2と後が無くなりましたが今大会大活躍の萩に期待が集まります。しかしフォア表の相手に完璧なカット打ちで攻め込まれて万事休す。またしても大きな壁を越えることができませんでした。

 その後は3位を賭けて県岐商と対戦。県岐商は予選リーグで皇學館を倒して勝ち上がってきただけに結果を出したいところ。トップの植村は相手エースに持ち前の強打を連発して4本で先取。2セット目を取られるも3セット目は接戦に。勝負の明暗を分けたこのセットを12本で惜しくも落として金星を逃しました。2番の繿コはスキなく抑えて今大会シングルス全勝で終えました。ダブルスは足を使った尾崎のアシストを繿コが決めて3ー1で快勝。ダブルスに関しては今大会ベストの試合だったと思います。どちらかを取れば勝利が確定する4,5番並行で行われた後半戦。尾アと萩は両者とも接戦に。尾アは2セットを先取して勢いに乗りますがその後は接戦に。萩は緩急をつけて粘る相手に長いラリー戦となりますが、2‐1リードの4セット目後半で勝負をかけた攻撃が見事に決まりチームの勝利を確定させました。尾崎は結局2セット目以降を奪われて逆転されただけに正に値千金。

 女子は県予選で2位ながら静岡1位の浜松商業を破っての通過でしたが、県岐商を倒したことで”組み合わせ云々”の声をシャットアウトすることができました。女子はここ数年、組み合わせ抽選で厳しいところに入り悔しい思いをしてきましたが、今回は文句なしの3位通過です。エース繿コの大車輪の活躍と1年生の萩の勝負強さが光る大会でしたが、やはり団体戦はチーム力が勝負を分けます。サポートするメンバーや応援の保護者の方々、練習相手をして下さった先輩らの期待に応える頑張りは見ている者をアツくさせるものでした。ここで満足せずに3月末の香川選抜でも結果に拘ることが、来春のインターハイ予選にもつながってきます。

 昨日の予選リーグ最終戦で惜しい星を落とした男子は、残りひとつの椅子を目指してまずは関商工(岐阜)と対戦。トップは福森。お互いに調子が出ない出足で接戦になりますがこれを落としたのが痛かった。2セット目以降はレシーブがコントロールできず良いところなくストレートで敗退。2番はエース辻。慎重な立ち上がりで相手のミスを誘って1セットを先取しますが、向かってくる相手に受け身になり2セット目を接戦で落とします。以前ならこういう悪い流れになるとズルズルといってしまっていましたが、今回は軌道修正も早く、相手の甘くなったサービス、レシーブを積極的に狙い打ち相手にプレッシャーをかけると凡ミスも出て3セット目以降は完璧に抑え込んで先取点をゲット。ダブルスの辻・堀津組は、サービス・レシーブが乱れて1セット目を失います。2セット目は逆に丁寧なサービス・レシーブで取り返し試合は接戦に。セットオールとなり目まぐるしく流れが変わる展開でしたが、最後は台を広く使ったレシーブと粘り強いラリー戦で押し切って貴重なポイントを得ました。どちらかが勝てばチーム勝利となる後半戦を堀津と大谷に託します。堀津は積極果敢に攻めますが、ブロックの上手い相手に大きく振り回されて3セット目を返すものの1‐3で敗れました。ラストの大谷もリードしていた1セット目を逆転されたのが響き、流れを引き寄せることができずに敗れました。

 男子は大黒柱の辻が単複全勝の活躍。上位チームのエース格の選手との対戦はありませんでしたが、攻守ともにバランスのとれた技術が持ち前の強打を引き立たせました。課題だったダブルスは堀津が大きく成長し、ミスが出始めると止まらなくなる以前の悪癖が影を潜め、以前より安定してきた台上処理とラリー戦での粘りで勝ち星を重ねました。一方で上位チームとの対戦では「あと一本」が遠く、やはり技術的な部分がまだまだ不足していることを痛感しました。今回は残念な結果でしたが、経験の少ない選手たちはこういった胃がヒリヒリするような実戦経験が最高の勉強となります。この悔しさが生きてくる時が必ずあるはずです。

 男女そろっての勝利が求められる本校ですが、残念ながら昨年に続いて片方だけの予選通過となりました。しかしながら保護者の皆様の極寒の体育館でのアツい声援は、心が折れそうになる選手たちに何度も勇気を与えてくれました。本当にありがとうございました!

12月24日(水)
全国選抜東海予選A
 大会二日目。今日は予選リーグ残り試合を行いました。

 女子は愛知5位の栄徳と対戦。トップの植村は相手エースに対し1セットを先取する上々の滑り出しでしたが、徐々に形勢を逆転され1-3で敗退。2番の繿コも苦戦を強いられますが、最後は突き放して3-1で勝利。勝負のポイントと見らていたダブルスは積極的に攻めるプレーで一気に2セットを先取。1セットを返された後の4セット目を9本で押し切って値千金の星を挙げてくれました。後半は萩と尾アが並行スタート。両者とも一進一退の攻防で接戦に。萩は相手の強気の攻めに対して必死に守備で対抗しますが1-2と追い込まれます。しかしここから冷静さを失わず4セット目を9本で逃げ切ると、変化をつけたカットから相手が打ちあぐむボールを果敢にバックハンドで狙い撃ち決勝点を挙げました。ラストの尾アもセットオールの競り合い途中だっただけに大きな一勝となりました。

 予選リーグ最終戦は静岡1位の浜松商業と。先の試合で決勝点を挙げた萩をトップに起用。それに応えて攻守ともに安定したプレーで相手エースを撃破。何より苦しくても淡々と崩れないメンタルは心強い限りです。2番のエース繿コもガッチリとした試合運びで相手にチャンスを与えずに完勝。ダブルスの繿コ・尾ア組も2-0リードから1セットを返された4セット目を8-3からの逆転で11本で抑えて決勝点をゲット。予選リーグ全勝で昨年のリベンジを果たし全国選抜出場権を獲得しました。

 一方の男子は静岡5位の清水国際と対戦。トップの辻は冷静な試合運びで要所を締めてストレートで先取点。続く大谷は連敗した昨日の反省から積極的な試合運びでリズムに乗り、攻守ともに本来のプレーで続きました。ダブルスの辻・堀津組も競り合いになるものの気持ちで逃げることなくセットオール11本で勝って、まずは明日の決勝トーナメント進出を決めます。

 最終戦の相手は静岡1位の静岡学園。トップの辻はカット選手に対して緩急をつけた攻めが効いて2セットを先取。3セット目を競り合いで落として重い試合になりそうでしたが、大切なところで崩れず食い留まり3-1で先取点。相手ツインエースに対して大谷が対しますが、早い攻めに押されてストレートで落として振出しに戻ります。落とせないダブルスでしたが相手の厳しい攻めに気負ってミスを繰り返しなす術なく5本で先取されます。ところが徐々に集中力が高まり向かっていくプレーが決まりだし8本で取り返すと、いわゆる”ゾーン”に入った状態となりすべてのボールを積極的に攻めるプレーがことごとく相手コートに突き刺さり、2本、6本で完璧に抑えて貴重なポイントをゲット。チームも2-1と相手を追い込みます。このまま勢いで押したい後半は堀津と福森の1年生コンビ。勝負の流れ通り4-2とリードした堀津でしたがそこから勝ちを意識してしまい急停止。一度傾いた流れを変えることができず、3セット目を何とか返すのが精いっぱいで痛恨の星を落としてしまいました。ラストの福森も相手ツインエースに対し2セット目を健闘して返すものの、その後は完膚なきまで叩かれてチームも3-2で敗れました。

 予選リーグの結果をもとに明日の順位トーナメントの組み合わせが決まり、女子は準決勝で富田(岐阜)との対戦が決まりました。この東海地区での試合で常に立ちはだかる分厚い壁で、今まで一度も勝ったことがありません。全国選抜出場という大きな目標は達成しただけに、思い切ったプレーで対抗してもらいたいと思います。

 男子は残り一つの椅子を賭けて、まずは関商工(岐阜)と対戦。勝てば富田と浜松修学舎の勝者との代表決定戦となります。非常に険しい山を越えないと代表にはなれませんが、同じ高校生との試合です。チャンスがある限りチャレンジしないと後悔すること必至です。

 冷え切った体育館に、今日もたくさんの保護者の方々が応援に駆け付けてくださいました。厳しい戦いとなる明日も最後までチャレンジして期待に応えたいと思います。

12月23日(火)
全国選抜東海予選@
 今日から三日間、岐阜県多治見市総合体育館にて、「第42回全国高校選抜卓球大会東海選考会兼平成26年度東海高校新人卓球大会」が開催されます。

 東海四県から予選を勝ち抜いた三重県4校、岐阜県、静岡県5校、愛知県6校の20校にて学校対抗(団体戦)で争われ、男子は上位5校、女子は6校が来年3月末に香川県高松市で行われる全国選抜に出場できます。

 男女とも県予選で二位だったので抽選の結果、男子は静岡1位の静岡学園、女子も静岡1位の浜松商業と同じブロックです。

 暖房の効かない底冷えする会場です。緊張も相まってガチガチになるコンディションの中、今日は予選リーグ二試合を行いました。

 男子は初戦で岡崎城西(愛知4位)と対戦。二台並行で行われたトップは大谷崚介A。緊張からか持ち前のテンポ良いプレーができません。なす術なく2セットを先取され後がなくなりますが、ここから力みが抜け好プレーが出始めます。5セット目は出足を離されますが挽回し10-9とマッチポイントを握りますが逆転され無念の敗退。2番の辻智貴Aも今一つのできながら要所を締め3-1で勝利。ダブルスの辻・堀津有貴@組は競り合いながら勝負どころを抑えて11,10,9と辛勝。4番福森日人@と5番の堀津は並行スタート。堀津は相手のサービスに苦しみアッという間に2セットを落とし、3セット目はジュースを制し意地を見せますが4セット目を6本で落とし敗退。先にラストが敗れましたが、福森は思いのほか落ち着いており1セット目を7本で取り、2セット目を2本で取られるものの、3セット目を4本、勝負の4セット目をジュースで振り切り決勝点を挙げてくれました。

 続く中京(岐阜3位)戦もトップの大谷が2セットを先取され2セットを取り返す展開でセットオールに。一進一退の展開でしたが勝負に行ったボールが決まらず8本で涙をのみました。2番の辻は3-0で勝利し振出しに戻します。ダブルスの辻・堀津組は3セット目を逆転で取られましたが初戦より良い内容で3-1で勝利。再び4番福森、5番堀津が並行スタート。福森は相手エースに対し一歩も引かずセットオール19-17の死闘を制して決勝点。経験の少なさを勢いで補い、一戦一戦力をつけている感があります。堀津もミスの少ないカット打ちでストレート勝ち。

 女子は初戦で愛知4位の修文女子と対戦。トップは植村有華@。固くなる相手に対し出足から快調に飛ばします。徐々に対応してくる相手を3セット目13本で振り切って先取点。2番はエースの繿コ菜月A。経験と技術で相手を全く寄せ付けずストレートで快勝。ダブルスの繿コ・尾ア佑菜A組も一つ一つのプレーを確かめながら余裕の勝利で幸先良いスタート。

 二戦目は岐阜三位の岐阜総合。トップは相手エースに対し萩里佳子@。丁寧に粘る相手によく切れたカットで対抗。以前より安定感を増した攻撃と分かりづらいサービスで圧倒し3-0で勝利。再び2番の繿コはスキなく攻めてストレートで完勝。ダブルスの繿コ・尾ア組も県大会より安定感を増したプレーで快勝して、チームも余裕の連勝スタートです。

 男女とも無傷で終えた初日でした。

 明日は予選リーグ残り二試合。特に一位校との戦いは苦しいものになりそうですが、気持ちでは負けないよう頑張りたいと思います。

12月22日(月)
終業式&ゴミバスターズ
 長かった二学期の終業式でした。

 毎年この二学期の終業式は全国選抜東海ブロック予選直前で感慨にふける暇もありません。

 終業式終了後、”ゴミバスターズ”という、有志クラブによる通学路清掃ボランティア行事が行われました。

 今日は快晴でしたが、この時期なので例に漏れず鈴鹿おろしの強風が吹きつける極寒の中、卓球部が割り当てられた区域をゴミ袋を持って清掃に勤しみました。

 一時間ほどで三つのゴミ袋が一杯になるほど拾えました。

 終了後は、以前は暖かいココアで労をねぎらってもらえたのですが、今回は紙コップとスティックタイプの袋に入ったミルクティ粉末を渡され、セルフサービスでお湯を入れるシステムでした。

 さて、その後は試合前日の練習です。

 男子は約3時間ほどの練習で調整しました。

 さすがに緊張の色は隠せませんでしたが、ピリッと引き締まった空気の中の練習でした。

 心身ともに各選手とも悪くないコンディションです。

 練習後には、この予選通過を「狙っている」意志確認をしました。

 「狙っている」のと、「できれば狙いたい」とは全く違います。

 たったそれだけの気持ちの違いが勝負の分かれ目です。

 これは昨日今日で変わるものではなく、準備を始めた時の全体の意志が統一されていなければ手遅れです。

 さてさて…。

 明日早朝には岐阜・多治見市に向けて出発です。

12月21日(日)
状況判断
 雨も上がっていい天気。昨日と比べると随分暖かかったです。

 明後日に本番を控えた日曜日です。

 選手たちのコンディションは上々です。

 少し不安だったダブルスがいい感じになってきています。

 毎日毎日、繰り返しやっていると”技術”というより”コツ”が少しずつ分かってきます。

 卓球は状況判断が大切です。

 技術は練習量をこなせば身につきますが、状況判断は頭と心をしっかりと使わないと身につきません。

 一生懸命取り組んでいると少しずつ視野が広がり、以前は気の付かなかったことが見えてきます。

 すると、「そんなに無理しなくても点が取れる」ようになり、相手が勝手に崩れてくれるのが読めるようになります。

 とまあ、そんな域までは達していませんが、以前と比べるとマシになってきたと思います。

 今日の練習には卒業生で朝明高校の教員をしている森雅幸さんが来てくれました。

 「自分の練習をしたのは久し振り」らしく、最初はミスも目立ちましたが、最後の方は現役時代を髣髴とさせるプレーも見せてくれました。

 選手たちにも的確なアドバイスをしていただき、とても勉強になりました。

 最近の卓球にも詳しく、選手たちと歳も近い森さんを慕う選手たちも多いので、是非また来て頂きたいと思います。

12月20日(土)
自主練習
 朝から曇り空。昼ごろからは雨も降りだし、気温も上がらず寒い一日でした。

 全国選抜東海ブロック予選前、最後の週末です。

 男子はここにきて調子が上がってきました。

 エースの辻以外は、大きな試合の経験のほとんどない選手ばかりですが、右往左往していた新チーム発足時よりは落ち着いてきているように思います。

 「立場は人を変える」と言いますが、例え力はなくてもチームの主力と位置付けられると自覚が出てきます。

 もちろんプレッシャーはあるでしょうが、それを力に変えることができれば大きく飛躍できるチャンスでもあります。

 今日も朝から一日練習をしましたが、練習後もほとんどの選手は自主練習に取り組んでいました。

 サーブ練習をする者もいれば、ゲーム練習で上手くいかなかったところのチェックをする者、スマホを使ってフォームの確認をする者。

 以前は何となくブロックされたボールを力いっぱい打つだけの”自己満足型”の自主練習をする者が多かったのですが、口が酸っぱくなるくらい「練習のための練習は無意味」ということを言い続けた効果が出てきています。

 明日は天気も回復し、気温も上がりそうです。

 卒業生の方からも練習に参加してくださる旨の連絡もありました。

 しっかり動いてしっかり汗をかき、覇気のある練習にしたいと思います。

12月19日(金)
コンディション
 今日は暖かかった!

 学校は成績不振者対象の保護者会で”普通”の生徒は休みでした。

 男子は午前中、学校体育館が使えなかったので午後からの練習。

 平日のハードな日程が続いている中で、こういった日があると助かります。

 日中の暖かさもあって選手たちは元気を取り戻したように見えました。

 暑すぎるのも問題ですが寒すぎるのもパフォーマンスは著しく下がります。難しいものです。

 今日からの三連休は練習量も確保しつつ、時間的にも余裕があるので疲労を取りながらコンディションを整えていきたいと思います。

 本番まであと四日です。

12月18日(木)
雪!
 朝から強風に混じり雪も降りました。同じ鈴鹿市内でも西の方は10cm以上の積雪もあったようですが、こちら側は積雪とは程遠いチラチラ程度でした。

 日中も最高気温が6℃までしか上がらなかったので冷蔵庫の中にいるような一日でした。

 練習開始時は震えるような寒さで、練習にも支障をきたすほどですが、さすがに動き出すと体は温まります。

 それでも血行の悪い(?)選手は指先が冷えて大変だと思います。

 手袋をしてやるわけにはいきませんが、何か対策が必要です。

 さて。

 寒さはともかく、いよいよ5日後に迫りました。

 選手たちの調子も上がってきました。

 男子も女子も代表を争うチームとの差は大きくありません。

 最後は気持ちの勝負となるのは明白です。

 寒い日が続きますが、ハートはアツくいきたいと思います。

12月17日(水)
寒いより痛い
 雪こそ降りませんでしたが強風が吹き荒れる極寒の一日でした。

 これ以上着たら動けなくなるほど着込んだので何とか寒さはしのげましたが、練習後のランニングで吹きっさらしのグラウンドにいると「寒い」というより「痛い」感じでした。

 ランニングは早朝または夜なので、この時期は寒さが身にしみます。

 しかしだからこそ意味があります。

 ランニングは単なる体力トレーニングだけではありません。

 さて全国選抜東海ブロック予選まで一週間を切りました。

 現時点ではコンディション不良者はおらず、テンションも上がってきています。

 ここから急に技術力が上がる訳ではないので、心身のコンディションがポイントになってきます。

 こんな天候なので学校では風邪やインフルエンザで休む生徒が出てきています。

 体調管理に神経を遣い、徐々に上げていきたいと思います。

12月16日(火)
年賀状
 タイヤをスタッドレスに変えたとたんに、明日明後日に雪が降るかも?とのこと。グッドタイミングでした。

 ところで年賀状の話です。

 年賀状は日本の新年の風物詩です。いや、風物詩でした。

 新年を迎えるにあたって年賀状を出さない、という選択肢はありませんでしたが、最近はメール、ツイッターやラインなどのSNSの普及で、若い人を中心に年賀状を出す習慣がなくなってきました。

 毎年この時期になると、全国選抜東海ブロック予選直前、更に二学期末の成績処理等でバタバタしているのに加えて、年賀状の準備も重なりテンヤワンヤの状況でした。

 「ほとんど顔を合わせない方に対する近況報告」や、「お世話になっている方に対するお礼」的な意味での年賀状はアリだと思います。

 しかし昨日まで顔を合わせていた人にまで出す年賀状はいかにも日本人な”形式的”な行事だったと思います。

 そのボーダーライン上にいる方には出すべきか出さないべきかを考えているうちに、”今年から年賀状は出さない”という結論に至りました。

 私は学校と卓球という狭いカテゴリーの中で生活しています。

 私に年賀状を下さる多くの方がこのHPをご覧になっていることと思います。

 失礼は承知で、このHPにて新年のご挨拶をさせて頂こうと思います。

 もし私に年賀状を出して下さる予定の方が見えましたら、今年からお止め下さいますようお願い申し上げます。

 さて、全国選抜東海ブロック予選まで一週間となりました。

 男子の様子を見る限り、良い意味でも悪い意味でもそれほど意識しているようには見えません。

 果たしてこれが”しっかり準備を進めてきて慌てていない”のか、”たぶん通過は難しいので緊張感がない”のか。

 いずれにしても全国選抜は高校三年間のうち、二回しかチャンスはありません。

 終わってみて、「もう少し頑張っていれば通過できたかも」という後悔だけはしてほしくありません。

 明日から降雪も含めて厳しい天候になりそうです。

12月15日(月)
やるならやる
 今日も強風。寒い。気が付けば12月も折り返し地点です。

 昨日の練習試合明けの影響もあるのか、少し重い雰囲気の練習でした。

 でも決して無気力なプレーとか雑なプレーという訳ではなく、昨日の反省を一生懸命考えて取り組んでいる様子はうかがえました。

 練習試合や公式戦後に提出することになっている日誌ですが、ここ最近は未提出のまま知らんぷりを決め込む者もいたのですが、今回はほぼ全員が朝のサービス練習時に提出してきました。

 本校男子は卓球日誌の提出は前述のとおり練習試合や公式戦後に義務付けています。

 自ら申し出て毎日提出している選手も二名いましたが、先週から新たに一名が加わり三名が毎日提出しています。

 もちろん書くからには中身が大切なのですが、例え数行でも必ず毎日提出することを約束させて受け取っています。

 提出を受ければほぼ毎回コメントを書いて返しています。

 ものを書く効用は言うまでもなく、あいまいになりがちな記憶をはっきりとさせることにあります。

 選手たちの日誌にコメントを書くには、その選手たちの様子を思い出さなければなりません。

 このブログを書く時ももちろん、今日一日を振り返り記憶をたぐりよせながらの作業になります。

 私は元来面倒くさがり屋なのですが、こうやって「必ず毎日更新します」と宣言すると引っ込みがつかなくなり継続させています。

 選手たちも提出すると言えば必ず毎日提出することを求められるので勇気はいると思います。

 何事も中途半端がいちばん良くないと思います。

 やるならやる、やらないのならやらない。

12月14日(日)
男女練習試合
 鈴鹿おろしが吹き付ける極寒の天気でした。

 今日は男女で岐阜の体育館を借りて合同練習試合を企画しました。

 男子は滝川(兵庫)、育英(兵庫)、松商学園(長野)と本校。女子は松商学園と本校で、朝から一日ガッツリとやり込みました。

 参加して下さった各校はそれぞれの地区で、全国選抜通過はもちろんのこと上位通過が見込まれる強豪校です。

 近畿地区は東海と同じく来週に、北信越地区は年明けの全日本直前にブロック予選が行われるとのこと。

 女子は松商学園とほぼ互角でしたが、男子は圧倒されました。

 内にこもっているだけでは見えない課題がはっきりするのが練習試合の大きなメリットです。

 良くも悪くも”客観的に見た今の自分”が分かったはずです。

 全国選抜東海ブロック予選まであと8日。

 短い時間ながらやらなければならないことが鮮明になった練習試合でした。

 降雪の心配をしながら集まって下さった各校には感謝です。

 またの機会にもよろしくお手合わせ願います!

12月13日(土)
学年別地区予選
 厳しい冷え込み。

 今日は県新人戦学年別シングルスの中勢地区予選でした。

 県大会への通過枠は1,2年生とも男子32名、女子24名。

 それぞれ1〜2回勝てば通過という広き門です。

 ジュニアポイントランキングで上位8名に入っている予選免除者を含めて男女とも全員通過できました。

 予選免除者および中学生男子は学校体育館が使えずに久しぶりの卓球場での練習となりました。

 卒業生の小河さん、南さん、NTNの左路さんも練習に参加して下さって活気のある練習となりました。

 午後は予選を終えた選手も合流してのゲーム練習。

 全国選抜東海予選を10日後に控えて選手たちのテンションも上がってきています。

 明日は男女とも岐阜の体育館を借りての合同練習会です。

 冷え込みによる降雪が心配ですが、その分アツい練習会にしたいと思います。

12月12日(金)
期待に応える
 ぐずぐずした天気でした。

 練習の真っ最中に卒業生保護者の小川さんが、大会前恒例の”白星シュークリーム”の差し入れを持って来て下さいました。

 ここのところ心休まる間もなく忙しい日々が続いていましたが、こうやって無償の支えをして下さる方々のためにも疲れたなんて言っていられません。

 この週末は久し振りにイベントが入っています。

 明日土曜日は1月24日に行われる県新人戦学年別シングルスの中勢地区予選です。

 毎年この予選会は参加人数が少なく、競争率の低い試合となりますが、今年も1〜2回勝てば県大会への切符を手にできます。

 当然、全員通過を期待しています。

 この予選会を免除となっている、ジュニアポイントランキングの高校生上位8名に入っている男子の辻、女子の繿コ、尾ア、植村、樋口は卒業生の方や中学生らと練習です。

 明後日日曜日は男女合同で数校が集まっての練習試合に参加します。

 全国選抜東海予選前、最後の実戦練習です。

 部内のゲーム練習だけでは身につかない実戦勘を研ぎ澄ます最後のチャンスです。

 慌ただしい週末になりそうです。

12月11日(木)
信じる
 朝から雨。昼頃に太陽も出ましたが、その後はまた雨の一日でした。

 今日から短縮6限授業です。

 通常より30分早く終わりますが、その30分が貴重です。

 新人戦県大会で敗れた新チームですが、その後も心折れることなく頑張っています。

 朝練習から放課後の規定練習、その後のトレーニング・ランニング、夜の自主練習と、こちらが心配になるほどストイックに取り組んでいます。

 一生懸命頑張るからこそ、何とかして強くなりたいからこそ、上手くいかない時のストレスも強いものです。

 時にそのストレスが爆発したり、打ちひしがれたりと、逃げそうになる自分の心との葛藤が手に取るように分かります。

 私も若い頃なら我慢ができずに選手たちとやりあったりしたのですが、歳を取ると彼らよりは我慢ができるようになります。

 彼らも若いと言っても幼い子どもではありません。

 自分が頑張れていないことは頭では理解しています。

 感情的にならずに話をすれば冷静さを取り戻します。

 時間もかかるし手間もかかるやり方ですが、彼らが自分の力で軌道修正しなければ成長は見込めません。

 暴力や暴言は麻薬と同じです。

 即効性はありますが、継続性はありません。

 一度手を出すと、やり続けないと効果は出なくなります。

 しかも使えば使うほどその効果の継続時間は短くなり、より強い刺激でないと効かなくなります。

 麻薬が無くても成功することを証明したいと強く思います。

 こういった経験を経て私たちも彼らも少しずつ成長していくのだと信じています。

12月10日(水)

 よく晴れた一日でした。

 12月も中旬へと差し掛かってきました。

 ほとんどの部活動から3年生が退いた今でも、本校の男子3名、女子1名の3年生は以前と変わらぬ活動を続けています。

 本校は卓球を利用して進学、就職をする者は卒業式まで活動を続けます。

 また、そうでない者も希望があれば続けることができるようにしています。

 とは言うものの以前は、この時期になると3年生はトレーニングやランニングはパスするのも黙認のようなところがありました。

 しかし今年からはそこも下級生と同じように取り組むことを要求しています。

 それもあってか、未だに下級生たちは3年生になかなか勝つことができません。

 夏までのようにピリピリとした緊張感はありませんが、それが無駄な力みをなくしているようにも見えます。

 新チームに切り替わって時間の経つ今でも3年生に歯が立たないのは、こちらとしてはストレスが溜まりますが、考えてみれば簡単に抜かせてしまうのも考えものです。

 下級生たちの”壁”となって立ちはだかる3年生たち。

 果たして卒業までに追い抜くことはできるのでしょうか?

12月9日(火)
部員の減少
 今日は週末に控える学年別中勢地区予選の組み合わせ会議と、県卓球協会理事会に出席してきました。

 高校生の運動部に入部する数は卓球のみならず年々減少の一途をたどっています。

 三重県の卓球も例外ではなく、特に女子の減少に歯止めがかかりません。

 四地区に分かれている三重県ですが、本校が所属する中勢地区は北勢地区と並んで多くの学校、選手が加盟しています。

 それでもこの学年別となると特に女子は予選ほぼフリーパスという有様です。

 組み合わせ会議が終わり、その足で県卓球協会の理事会へ。

 すると協会の倉庫に平成元年の高体連の記録ファイルが見つかったとの知らせが。

 三重県高体連の過去の記録をデジタルファイル化してHPにアップしているので”お宝発見”となりました。

 そのファイルにあったインターハイ予選学校対抗の部の参加校数を見てビックリ。

 男子が53校、女子が41校とありました。

 ちなみに今年の参加校数は男子が51校、女子29校でした。

 学校の統廃合で学校数が減ったことを考えれば、男子はむしろ増えていると思いますが、女子の急激な減少は問題です。

 ちなみに平成元年のインターハイシングルス予選は、男子が口地輝季さんのお父さんが全勝優勝、女子も入学したばかりの小林美幸さんが全勝優勝でした。

12月8日(月)
慣れ&全国合宿
 一週間前から急激に冷え込んできましたが、風が強くないせいか寒さに少し慣れてきた気がします。

 期末テスト明けの今日と明日は午前中授業です。

 選手たちもここが頑張りどころです。

 二週間近く制限練習をしてきただけに練習時間が長く感じられると思いますが、状態を一気にテスト前に戻すチャンスです。

 「最低気温が10℃を切ったら寒さが身に染みる」と、つい数週間前に書いたと思いますが、慣れてしまうとそれほど寒さは感じなくなります。

 真夏の暑さも同じで、暑くなり始めは苦しく感じますが、じきに慣れます。

 練習量も増えた時はしんどく感じるかも知れませんが、数日でそれほど長くは感じなくなってきます。

 何より大きな目標を持って取り組んでいる今、困難から逃げていては達成は不可能です。

 さて、全国合宿に参加していた辻智貴は、予選リーグ6位グループの順位決定戦の続きに臨みました。

 予選リーグが6ブロックあるので、順位決定戦は6名で5試合ということになります。

 昨日の最後に、2試合消化したので、最終日の今日は残り3試合でした。

 専大北上(岩手)にセットオール9本で負け、コザ(沖縄)に勝ち、最終戦の福井商業にセットオールで負け6位リーグ2位という結果でした。

 ということは全体で32位です。

 昨年の古市が残した13位には及びませんでしたが、貴重な経験になったはずです。

 負けた試合も接戦が多かったのですが、裏を返せば接戦で勝てなかった原因があるはずです。

 明日はそこを確かめてみたいと思います。

 午前中で合宿は打ち上げたのですが、その後の学校での練習に合流する意欲も見せてくれました。

 良い刺激となったようです。

12月7日(日)
本校の役割り&全国合宿
 日中の最高気温は8℃。今夜は氷点下まで冷え込むようです。

 今日も午前中は卓球場での練習でした。

 コンディション不良で練習を休んでいる女子選手のことを西飯先生が嘆いておられました。

 私も表情が冴えず集中力を欠いている選手のことが気になり憂鬱でした。

 男子も女子も毎日十数名の選手たちが練習に取り組んでいます。

 しかし全員の選手が一生懸命頑張っている日は滅多にありません。

 誰かしら体調が悪かったり、頑張れなかったり。

 全員の心身のコンディション万全で練習を終える日は、月に数日しかありません。

 例えば10名の選手のうち9名が万全でも、そうではない1名の選手が気掛かりでなりません。

 勝つことだけを考えれば、どんな事情があろうと頑張れない選手はバッサバッサと切り捨てるのが得策です。

 事実、強いチームほどその傾向が強いと思います。

 高校の部活動のあるべき姿は?という問いには、「それぞれのチームの置かれている状況によりけり」と答えます。

 基本的に地元の卓球が好きな者が集まる本校には、本校ならではの使命があると思います。

 コンディション不良だった女子選手は午後の練習開始時に保護者とともにやってきて、西飯先生と話し込んでいました。

 私も迷いの見られる選手を午後の練習前に呼んで話をしました。

 女子選手のその後は分かりませんが、男子選手は午後からは見違えるように頑張っていました。

 昼休みも気が気でなく食欲も湧きませんでしたが、少し安心しました。

 何てことのない日常のひとコマでしたが、そういった毎日の繰り返しです。

 さて、全国合宿に参加している辻智貴から一試合ごとに報告がありました。

 8名で行われた予選リーグで樹徳(群馬)、育英(兵庫)の選手に勝ち、希望ヶ丘(福岡)、松商学園(長野)、明豊(大分)、杜若(愛知)、富田(岐阜)に敗れて2勝5敗で6位。

 その後は順位リーグで、他リーグの6位だった山形工業、北陵(佐賀)の選手に勝って初日を終えました。

 予選リーグで負けた試合もほとんどが接戦で、よく健闘していると思います。

 明日も6位リーグの残り4試合に臨むことになると思います。

 全国の強豪選手たちとたくさん試合のできる絶好のチャンスを、最後の試合まで全力で戦い抜いてもらいたいと思います。

12月6日(土)
全国合宿
 今日も寒かった!朝からパラパラ降ってきたのは雨、というより”みぞれ”でした。

 福井県では大雪警報が出たとのこと。福井商業の瓜生先生、橋辺先生、敦賀高校の坂田先生、お見舞い申し上げます。

 まあ、寒いと言っても三重県レベルです。

 朝9時からの練習も、練習前にちょっと走れば暖かくなる程度の寒さです。

 男子は学校体育館が午前中は使えなかったので、久し振りに卓球場での練習でした。

 西飯スポーツの卓球場は、世間一般での卓球場からすると非常に広い卓球場です。

 私も全国各地の卓球場にお邪魔しましたが、西飯スポーツの”10台常設”、”前後左右のスペース”は全国屈指です。

 男子の選手がプレーしても通常のプレーならそれほど問題はありません。

 さて、男子の辻智貴が今日から「全国高校選抜新人合宿」に参加するために午後から出発しました。

 全国高体連主催の合宿はトップクラスの選手を対象に以前から行われていましたが、三年前から全国各地に視野を広げて参加選手を募るこの「新人」合宿を開催しています。

 47都道府県から1名、開催地推薦選手1名の合計48名が選抜され、リーグ戦が行われます。

 出場資格は1月上旬にある、インターハイシングルス上位選手と各ブロック推薦選手による合宿に選ばれていない選手です。

 ちなみにこの1月の合宿には本校から女子の繿コ菜月が東海ブロック推薦で出場が決定しています。

 とはいうものの、今回の合宿は各県のトップ選手が顔を揃えます。

 明日からリーグ戦が行われますが、辻のブロックには名前も顔も知れた選手が目白押しです。

 全国大会は言うまでもなくトーナメント戦です。

 このように全国のトップ選手たちと十数試合を行なえる経験は滅多にありません。

 結果はもとより、自分は全国のどれくらいの位置にいるのかを知る絶好のチャンスです。

 3年前には岡田理志さんと常深亜美さん、2年前には古市真暉と常深亜美さん、昨年は古市真暉が参加しました。

 いずれも合宿参加後にモチベーションが大きくアップしました。

 辻がどんな顔をして帰ってくるか楽しみです。

12月5日(金)
さあ!
 最低気温が4℃。明日は何と2℃!

 ようやく二学期末テストが終わりました。

 山本先生に今日行なわれた数学のテストに向けての昨日の勉強会の首尾を聞きましたが”手応えアリ”とのこと。

 結果が楽しみです。

 12時半からの練習開始時の選手たちの表情もスッキリとした感じでした。

 ここからは年末年始の大会に向けて集中して取り組まなくてはなりません。

 クリスマスには全国選抜東海ブロック予選、正月を挟んで1月10日、11日には東京選手権予選を兼ねた三重県選手権、12日からは全日本選手権と続きます。

 年始からの大会はプラスチックボールへと移行します。

 全国選抜東海ブロック予選が終わってからの2週間で対応しなければなりません。

 その準備も含めて慌ただしい日が続きそうです。

 とは言ってもまずは目の前の課題から少しずつ取り組まなくてはなりません。

 練習前には大まかな予定とそれに向けての心技体の準備を確認しました。

 厳しく険しい道のりが続きますが、選手たちの気持ちは充実しています。

 さあ、気合を入れていこう!

12月4日(木)
スペシャリスト降臨
 朝方はパラパラと。雨は上がりましたが曇り空の肌寒い一日でした。

 テスト4日目です。

 トレーニングを含めてほとんど休みなく二時間の練習に取り組みましたが、さすがに疲れが溜まってきたようでキレがなくなってきました。

 思ったようなプレーができないとフラストレーションも溜まります。

 ここは我慢のしどころです。

 昨日も書きましたが、今週は打球感覚と体力の維持ができれば十分です。

 明日はいよいよテスト最終日です。

 全学年とも数学一教科のみです。

 そうです。満を持して数学のスペシャリストの登場です。

 勉強会は15時過ぎから始めましたが、教室のあちらこちらから「う〜ん、分からん」といううめき声が聞こえてきましたが、今日は溜めに溜めて19時ごろに降臨されました。

 眉間にシワが寄っていた選手たちも、その瞬間、パァッと表情が明るくなりました。

 その後は列をなして質問の雨あられでした。

 それを横目で見ながら、数学のテスト前夜にサッパリ内容が理解できず、朝を迎えて絶望的になった自らの高校時代を思い出しました。

 こうやって勉強する機会が当たり前だと思ったら大間違いです。

 結果で恩返しして下さい。

12月3日(水)
オールマイティ
 日中は昨日並でしたが、朝晩の冷え込みは昨日より厳しく感じました。

 テスト後の12時過ぎから練習開始。

 昨日よりは早く始められたので、今日はゲーム練習まで行ないました。

 しかしやはり練習量が減っている影響もあり、今ひとつの出来だったと思います。

 テスト期間中は仕方ありあません。

 逆に考えれば、練習量が激減しているのに調子が良かったら、たくさん練習する意味がありません。

 今週は打球感覚を失わないようにすることと、基礎体力を落とさないようにすることが肝要です。

 勉強会は相変わらず盛況です。

 明日化学のテストがある2年生は、山本先生を質問攻めにしていました。

 専門の数学はもちろんのこと、理系の科目なら何でもござれ。さらに日本史にも明るく、まさにオールマイティ。

 私は19時前に帰りましたが、恐らく今日も21時ごろまで頑張ると思います。

 明日は冷たい雨の一日になりそうです。

 予想最高気温は遂にひとケタの9℃!

 体調を崩さないよう気を付けて!

12月2日(火)
やればできる
 ついにやって来ました。

 ”鈴鹿おろし”とともに真冬の到来です。昨日から最高・最低気温とも一気に8℃も下がり、11℃・6℃という有様。

 加えて鈴鹿の西にそびえる鈴鹿山脈から吹き降ろす鈴鹿おろしが吹き荒れます。体感温度は数字よりかなり低いと思います。

 テスト二日目です。

 昨日、日本史でお世話になった井手口先生から、「まだ採点はしていませんが、卓球部員の答案をざっと見た感じでは結構いいと思いますよ」とのこと。

 多少なりとも「恩返し」はできたかも知れません。

 学校体育館では体育授業の課題ができていない者を対象に補習が行われている関係で、スムーズに練習に入れません。

 今日も結局、一時間ほど待たされて13時スタートとなりました。

 練習時間は二時間弱。

 その分、トレーニングを頑張りました。

 15時過ぎからは勉強会開始です。

 今日は山本先生が見えなかったので、私の監督のもと行ないました。

 自分たち同士で問題を出し合ったり、解らないところを教科担当の先生に聞きに行ったり、ひたすら自分の世界に入り込んで勉強したりと、それぞれのやり方で取り組んでいました。

 「テスト勉強と言われても、何をやったらいいのか…。」という状態だった者たちも、すっかりコツが飲み込めてきました。

 「自分は頭が悪いから」と思い込んでいたのが間違いだったことに気付いたことは大きいと思います。

 「やればできる」のは勉強も卓球も、その他のことも同じです。

※TOPICSに「県新人戦」をアップしました

12月1日(月)
ご恩に報いる
 いよいよ12月。年の瀬です。

 今日から2学期末テストが始まりました。

 初日ですが2年生はいきなり三教科。

 中学校では当たり前ですが、高校ではかなりハードなイメージです。

 しかし初日だったのが幸いです。

 3年生が一教科だったので先に練習を始めましたが、1,2年生は昼食後に練習。

 少人数ながら悪くない雰囲気でやれました。

 その後は勉強会。

 今日は、社会科の井手口先生に来て頂いて、明日に控える2年生の日本史をレクチャーして頂きました。

 午後2時ごろから次々と訪れる生徒に休む間もなくレクチャーしているとのことでしたが、17時頃から二時間以上ぶっ続けで卓球部の選手に熱心に教えてくださいました。

 「教えるのが仕事」である教師ですが、勤務時間外にお願いしてもイヤな顔一つ見せずアツく、かつ分かりやすく教えてくださいました。

 子どもなら施しを受けるだけで終わらせても仕方ありませんが、高校生ともなれば受けた施しに返さなくてはなりません。

 「やってもらって当たり前」では”お子さま”の思考回路です。

 この熱意にはテストの結果で返すしかありません。