白卓日記 ‘14  5月  前月へ! 次月へ!   
5月31日(土)
IH団体予選@
 最高気温が30℃!久し振りに”夏”の感覚でした。

 山梨インターハイ予選の最後の関門、学校対抗予選が始まりました。今日はトーナメント戦でベスト4まで、明日はベスト4からのリーグ戦で1校のみの狭き門を争います。

 男子は三試合を戦いました。初戦は白山。トップの村上稜二Bが勢いづけ、続く団体戦デビュー戦の大谷崚介Aは緊張しながらも3-1で押し切り成長の跡を見せました。ダブルスの古市真暉B・辻智貴A組も昨日の修正を図りながら完勝。続く皇學館戦はトップ楠井瑠偉Bが軽快なプレーで快勝。一年生の堀津有貴はジュニアポイントランキングが自分より上位、22位の相手エースに対し接戦になりますが1-1の3セット目をジュースでしのいでデビュー戦を飾りました。ダブルスも更に感覚を取り戻し3-0で快勝。ベスト4決定は伊勢工業戦。村上、楠井、ダブルスと相手を寄せ付けず難なくベスト4進出でした。

 完璧に近い内容・結果で上位を占めたシングルス予選から一か月。昨日のダブルス予選ではリズムに乗れないまま終えてしまいましたが、今日の試合で試行錯誤を繰り返して最終的には良かった時の感覚に戻すことができました。主力選手たちは手応えを感じたはずです。明日は自信を持って臨めると思います。

 女子は二試合を完勝してベスト4へ。初戦の神戸戦では一年生の畑中みうが責任の重い初戦を押し切り先取点。キャプテン大西真由B、昨日苦杯を喫したエースダブルスの大西・繿コ菜月A組が締めました。ベスト4決定戦では名張西と対戦。トップは初戦に続き一年生が起用され萩里佳子(写真参照)がデビュー戦。こちらも緊張しながらも落ち着いたプレーで先取点をゲット。2番はジュニアポイントランキング18位の相手エースにシングルス予選優勝の繿コがシャットアウトして追い込みます。ダブルスも快調なプレーで抑え込んでストレート勝ち。

 シングルス、ダブルス予選で皇學館に圧倒された女子はここまでの経緯を見れば苦戦は免れないところです。しかし今日の開会式で今年から専門部長になられた20年前に当時ライバルだった久居高校を率いていた岩間知之先生が話された、「これまで絶体絶命のピンチから奇跡的な逆転を見せた試合をたくさん見てきた」という言葉が胸に残りました。赴任間もない私の大きな壁だった久居高校を、シングルス4名代表中3名を占められながらも団体戦で逆転したことが脳裏をかすめました。あの時も前年度の県新人戦で敗れ、東海ブロック予選で久居は代表権を獲得し本校は敗退するという圧倒的戦力差をひっくり返すことができました。奇跡は偶然や運だけでは起こすことができません。本校が勝つことが必然だったかどうか?の答えは明日の結果が教えてくれるはずです。

 泣いても笑っても最終日の明日。男女そろっての集合写真の準備はできています。

5月30日(金)
IHダブルス予選
 今日は伊勢の県営競技場体育館でインターハイダブルス予選が行われました。

 山梨インターハイには上位2組、東海総体には上位4組が出場できます。

 男子は昨年8月の高校選手権で優勝した古市真暉B・辻智貴A組が優勝を目指しましたが準優勝に終わりました。順当にベスト4に入りましたが、ポイントと見られた試合で負けられないプレッシャーからか硬いプレーで良いところなく敗れました。残念ではありましたが、これで明後日の団体戦は向かっていく気持ちで臨めるはずです。メンタルの問題だけなので慌てずに修正したいと思います。

 楠井瑠偉B・村上稜二B組も代表を狙って練習を重ねてきました。こちらも危なげなくベスト4に入り、同士討ちの古市・辻組には敗れたものの続く試合で大激戦を演じましたが5セット目を逆転で落として万事休す。しかしその試合の1-2ビハインドの9-10からの強気のプレーでの逆転は見ている者の心に響く試合でした。この悔しさを団体戦で晴らしてくれると信じています。

 他では大谷崚介A・堀津有貴@組が第5シードのペアを破ってベスト8に進出。準々決勝は1-3で敗れましたが”狙って”の上位進出は評価されると思います。

 女子はインターハイ代表を出せないという悔しい結果に終わりました。シングルス予選でライバル皇學館に上位を占められ、その差を埋めるべく取り組んできましたが、エースダブルスの大西真由B・繿コ菜月A組が4位で終わるという厳しいものに。武馬明穂B・勝山莉奈B組、尾崎佑菜A・植村有華@組もベスト8に入り接戦に持ち込みましたが一歩及ばず。

 明日からの団体戦も苦しくなりましたが、これまで幾多の危機を伝統の力で乗り越えてきただけに、その底力に期待したいと思います。

 男女とも今ひとつの内容と結果でしたが、選手たちの気持ちは切れていません。明日からの団体戦での奮起が待たれます。

5月29日(木)
笑顔の準備OK
 日中は半袖で十分です。

 いよいよインターハイダブルス、団体予選前の最後の一日となりました。

 いずれの選手も特にテンションが上がる訳でも下がる訳でもなく、粛々と最後の調整に臨んでいました。明日からの本番に備えてエネルギーを蓄えているようにも見えました。

 昨日まで精神的に不安定だった選手も覚悟を決めたかのような練習でキレのあるプレーを見せてくれました。最初からそうやれよ!と突っ込みたくなりますが、そうはいかない気持ちもよく分かります。

 どんなに細心の注意を払って準備しても、勝負事なので想定外のことが起こるのは覚悟しなければなりません。そこで浮足立つか、グッとこらえて踏ん張るか。本気で準備してきたかどうかが問われる場面は間違いなくあります。

 胃の調子が悪く、食欲もなく、眠りも浅く、全身の倦怠感が抜けない日々も、あと三日で終わります。

 笑顔で日曜日の午後を迎える準備はできています。

5月28日(水)
自信を持って!
 来週末に控える体育祭が近づき、校内は盛り上がってきていますが、こちらはそれどころではありません。

 本番までに練習できるのは今日を含めて二日です。

 狙っている者だけが感じるプレッシャーとの戦いも終盤戦です。戦いの相手は他でもない自分自身です。逃げたりごまかしたりすることができないし、他に代わってくれる人もいません。逃げ場がないだけに孤独で苦しい戦いです。

 その苦しみを周囲に分かってもらいたくてアピールするものの、誰も助けることはできません。

 最終的には腹をくくり立ち向かうしかありません。

 努力して頑張って強くなって勝てるようになると、誰もが通る関門です。

 過去のこの時期の日記を読み返すと、勝てなかった時は「直前の一週間は頑張れましたが、その頑張りが直前の一週間だけだったことが敗因」とありました。逆に勝てた時は気の遠くなるような時間と労力を惜しみなく注ぎ込んで本番を迎えていました。

 今年のチームは間違いなく前者です。

 「自信を持って!」という言葉は軽々には言えないセリフだと思います。

5月27日(火)
ダブルス組み合わせ
 朝方は肌寒い感じがしましたが、徐々に気温も上がり最高気温は26℃でした。

 今日は火曜日。火曜日は学外の様々な出張会議が開かれる曜日です。インターハイダブルス予選の組み合わせ会議が開かれました。

 かつては会議の度にどうやってシードを決めるのか?から話が始まりましたが、三重県が数年前から取り入れたジュニアポイントランキング制度に伴う組み合わせの取り決めにより、主観が一切入らない組み合わせができるようになりました。

 今日の会議も資料を基に粛々と行われ、30日(金)のダブルスの組み合わせが決まりました。

 組み合わせ会議を終え、急いで学校へ。

 ちょうど夕食休憩前のトレーニングに滑り込みましたが、山本先生によると各選手ともしっかりと頑張っていたとのこと。夕食休憩後のゲームでも雰囲気よく取り組めており、順調な試合がり具合との手応えを感じさせるものでした。

 さあ、練習できるのもあと二日。慌てず、焦らず、落ち着いて取り組みたいと思います。

5月26日(月)
追い風
 天気予報通り徐々に天候は悪化し、午後からはポツリポツリと降り始め、夜にはかなり強く降りました。

 インターハイ予選前の最後の一週間となりました。金曜日にはダブルス予選が始まるので、練習できるのは今日を含めて四日間です。

 さて、今日の放課後に恒例の生徒会主催県総体壮行会が行われました。

 週末から始まる三重県高等学校総合体育大会(県総体)に出場する女子バレーボール部、男女バスケットボール部、男女ハンドボール部、男女テニス部、男女剣道部、男女陸上部、そして男女卓球部が全校生徒に激励をしてもらいました。野球部による応援団が結成され、アツいアツいエールを頂き、生徒会長、学校長からも激励の言葉を頂きました。

 特に今期の生徒会長からの各部に向けてのメッセージは心にジンと来るものがありました。

 各部キャプテンからの決意表明もありましたが、卓球部男子キャプテンの古市は、いちばん大きな声でハッキリと決意表明をしました。女子キャプテンの大西は20年連続のプレッシャーを逆にパワーに変えて戦い抜く決意を表明しました。いずれのメッセージもしっかりと伝わりました。私からは特に何もアドバイスもチェックもしませんでしたが、さすがチームを代表するキャプテンです。頼もしくも誇らしくも感じました。

 男女とも当然プレッシャーはありますが、こうやって応援してくれる方々の思いは大きな追い風となります。

 「負けられない」というプレッシャーが、「よーし、やってやろう!」という追い風になりました。

 その思い、しかと受け取りました!ありがとうございました!

5月25日(日)
先輩からの金言
 最高気温が27℃。しかも少しムッとするような湿度も感じる一日でした。

 昨日早朝に出発し夜遅くに帰着する、ハードな練習試合を終えた男子は、学校体育館の都合もあり午後からの練習としました。

 久し振りにゆっくりとしたスタートだったせいか、ほとんどの選手たちの動きは悪くありませんでした。通常通りのメニューにしっかりと取り組め、暑さのせいか最後はバテ気味ながら頑張ることができました。

 少し落ち着きのなかった選手も、注意した後は自分を取り戻し、後半は修正できました。

 今日の練習には卒業生の南翔太郎さんと内田芽人さんも胸を貸してくれ、ともするとマンネリ気味だったゲーム練習も活気のあるものになりました。学生時代のように毎日欠かさず練習ができる訳ではないので、暑い中、高校生相手でかなり疲れたと思いますが、それを表に出さないメンタルはさすが”大人”です。喜怒哀楽がすぐに表に出る高校生たちもいずれはこんな大人になれるのでしょうか。

 練習終了後にお二人の先輩に、「大切な試合直前で気を付けること」を全体にアドバイスしてもらいました。それぞれ高校時代に輝かしい実績を持つお二人ですが、体験談をまじえながら”なるほど”と思わせるお話をしてもらいました。

 お二人が高校三年間、様々な失敗や成功を繰り返した末にたどりついた秘伝の金言だと思います。努力を重ねてここまで来られた者だけが語れる、本物のアドバイスとはこういうことを指すのだと思います。

 ありがとうございました!明日からの指導の参考にさせてもらいます!

5月24日(土)
男子静学へ
 インターハイダブルス、団体予選前の最後の週末です。

 男子は静岡学園へ練習試合にお邪魔しました。

 午前中はガッツリと練習を、午後はゲーム練習をしていただきました。仕上がり具合はまずまずといったところでしょうか。前日の練習後に、「明日の練習試合の結果のみをとらえて、一喜一憂するのは愚の骨頂」という話をしました。

 翌日が本番ならいざ知らず、まだ数日あります。今日の結果だけで先を見通すのは不可能です。

 今から技術的にアップさせるのは無理でも、気持ちのコントロールやコンディションアップなら可能です。

 我々のできることは本番にピークを持っていくために最善を尽くすことだけです。長い時間と膨大な労力はちょっとやそっとのことで崩れることはありません。

 最善を尽くした者のみが、プレッシャーのかかる本番で普段通りの力を発揮することができます。

 本日をもってインターハイ予選前の遠征がすべて終了しました。

 あとは着々と準備するのみです。

5月23日(金)
切磋琢磨
 良い天気。

 男子は明日、練習試合に出掛けます。

 人数がごく少数に限定されている場合はこちらで人選しますが、ある程度余裕がある時にはボーダーの選手らで選考リーグ戦を行います。

 今日も3名の枠を6名で争うリーグ戦を行いました。

 それに参加する選手たちのプレッシャーは、ある意味公式戦をも上回るものだと思います。本校の上位の選手たちは公式戦で常に、「勝ったら代表、負けたら予選落ち」というプレッシャーにさらされています。しかし部内選考リーグにエントリーする選手たちはまだそこまで責任のある立場にありません。自分より格上の選手にぶつかっていく試合が多いはずです。

 しかしいずれ、彼らも本校の矢面(やおもて)に立ち、迫りくるプレッシャーと戦わなくてはなりません。

 たかが部内リーグですが、彼らにとっては非常に重いものだと思います。

 そのプレッシャーに打ち勝つにはどうすればいいか?なぜ緊張するのか?どうしたら結果を残せるか?

 こういった試合の積み重ねが、いずれ彼らの財産になるはずです。

 明日の練習試合は、今日は部内リーグ免除だった主力選手たちがプレッシャーのかかる実戦練習となるでしょう。逆に今日、プレッシャーに打ち勝って参加権を獲得した選手たちは思い切ったプレーができるでしょう。

 こうやってギリギリの経験を積みながら魂を磨いていくのだと思います。

5月22日(木)
テスト終了!
 ようやくテストが終わりました。選手たちの表情も晴れ晴れしていました。

 来週の金曜日から三日間、インターハイダブルス予選、団体予選と続きます。いよいよラストスパートです。

 テスト期間中も休まず頑張ってきたので選手たちの調子も問題はありません。今日も午後からすんなりと練習に入ることができました。

 これがテスト期間中もやってきた大きなメリットです。勉強会も並行してやってきたので、極端な寝不足をうかがわせる選手も見当たりません。

 テスト期間中より少し多めの練習量でしたが、特に集中力を欠くことなく最後のトレーニング・ランニングまで頑張れました。

 焦らず、気負わず、地道に、着実に準備をしていこうと思います。

5月21日(水)
成功するための基本
 朝方はパラついていた雨ですが徐々に天気は回復しました。

 テスト三日目です。

 まだ生徒には未発表ですが、初日、二日目の採点結果を聞いて山本先生と一喜一憂しています。

 さて、勉強の様子を見ていると、つくづく勉強も卓球も同じだということが分かります。

 成績の良い者の共通点は、「段取りが良い」ということです。テストが近づいてくると、テスト前、テスト中の予定を把握しておおよその計画を立て、テスト勉強に必要な準備をしてからテスト勉強に入ります。

 当たり前のことなのですが、成績の良い者は無駄がありません。スタートからゴールまでの最短距離を考えて一気に走り抜けます。

 逆に成績の芳しくない者は、全く持って無駄が多い。勉強会でも、一生懸命やっているなあ、と覗いてみるとテスト前日にもかかわらず、テスト勉強のための準備をやっている有様。

 テストで点を取るためにはどんな準備をしなければならないか?そのためにはいつ頃に始めなければならないか?そのシミュレーションができないので、時間や労力をかける割には点数が取れません。

 この勉強会を始めてから、私たちもようやくそれに気が付きました。

 要領よく段取りをつける。

 これは勉強にも卓球にも仕事にも共通して言える「成功するための基本」です。

 昨年は全く成績が振るわずにいた者も、少しずつその成功するための基本が身につき、点数を取れるようになってきました。

 もともと優秀な者を伸ばすことも大切ですが、ちょっとした要領が分からずに低迷している者を伸ばすのも我々の大切な役割です。

5月20日(火)
今のところ…
 朝から曇っていましたが、天気予報通り夕方から雨が降ってきました。

 テスト二日目です。

 選手たちはまだ元気です。今のところ計画的に準備してきたせいか、睡眠不足によるコンディション不良を感じさせる者はいません。

 気候が良いせいもあると思いますが、練習時の雰囲気は悪くありません。適度な気温、適度な湿度。一年のうちで今が最もプレーしやすい時期でもあります。

 勉強会も相変わらず盛況です。今日も16時から20時までやりましたが山本先生も引っ張りだこでした。

 明日はテスト三日目です。正念場です。

5月19日(月)
一緒に頑張る
 いよいよ中間テストが始まりました。

 初日の今日は、昨日までしっかりと勉強していたせいか概ね好調だったようです。貯金のなくなってくる二日目からが勝負です。

 午後からの短時間の練習を終えると、パソコン教室を借りて勉強会が始まります。男女23名中ほぼ全員が集まっています。

 山本先生が教科を問わず指導に回って下さいます。

 私はこの時間を利用して、この春から開設された三重県高体連卓球専門部のHPの記録を整理しています。なかなか手間のかかる仕事ですが、現役高校生たちだけではなく卒業した方々にも興味を持って頂けるよう、古い記録も閲覧できるよう整備していきたいと思います。

 また、来るべき試合に備えて過去のビデオを見て対策も練っています。最近の映像技術の発達は目を見張るものがあります。改めて振り返ると様々な発見があります。ぜひ生かしたいと思います。

 選手たちも練習に勉強にと必死で取り組んでいます。

 頑張りに刺激を受けるのは私たちも同じです。

5月18日(日)
まるで団体戦
 テスト前日です。

 今日も好天に恵まれ、締め切った体育館はかなり室温も上がりましたが湿度が低いせいか、選手たちの動きも良く、気持ちのいい汗をかいていました。

 今日の男子の練習は卒業生の山本雄飛さんが来てくれました。東海学生リーグ、東海学生選手権も終わったばかりのこのタイミングで来るのが彼らしいです。

 3回生になった彼ですが、そろそろ就職活動が気になっているようです。真面目な彼だけに順調に単位も取得し、来年は週一回程度、学校に行けば卒業できるとのこと。Uターン就職を希望しているようですが、大卒・高卒の有効求人倍率がかなり上がっているという新聞記事もありました。誠実な彼の人柄を理解してくれる企業に巡り合えることを祈っています。

 現役高校生たちもテスト前ではありますが、集中力の高い練習ができました。不調にあえいでいた選手も徐々に輝きを取り戻しつつあります。出場が予定されている主力選手たちだけでなく、それ以外の選手たちも「その後」を見据えて高いモチベーションで取り組めています。

 今回のインターハイ予選ももちろん大切ですが、その後も本校卓球部は続きます。下の年代の選手たちが上の年代の選手たちを追い越す勢いを出せるかどうかが、継続して勝てるチーム作りの”要”です。

 練習後のテスト勉強も男子は全員、女子もほとんどの選手たちが集まって、山本先生に教えを受けたり、自分たちで教え合ったり、黙々と取り組んだりと頑張りました。新入生たちにとっては初めてのテストですが、この勉強会をどのように感じているのでしょうか。まるで団体戦のようなテスト勉強ですが、一人だとどうしても妥協してしまう者にとってはかなり刺激的だと思います。

 勉強が頑張れる時は卓球も頑張れます。

 期待してます!

5月17日(土)
結果が物語る
 爽やかな気候。まさに五月晴れです。

 テスト直前の週末です。練習は男女とも午前中で終え、午後からは勉強です。

 男子の練習は9時スタート。じっくり、ガッツリ取り組みました。好不調はそれぞれですが、現時点では問題ありません。短い時間で目いっぱい取り組めば大丈夫だと思います。

 12時終了の予定でしたが、結局トレーニングも含めて全体練習が終了したのは13時前でした。

 14時には勉強会の開始ですが、終了時間は決めていません。

 男女合わせて20名ほどで14時スタート。早い者は16時頃に切り上げ、山本先生に託して19時頃に私が帰った時点でやっていたのが5名ほど。

 やらなければならないのに妥協して切り上げるのは論外ですが、ダラダラと長い時間居座ればいいというものでもありません。

 勉強会に参加しなかった者も含めて、テストに対する取り組みが正しかったかどうかは結果が物語ります。

 卓球の試合の結果も同じですが、結果が出れば良くも悪くも取り組んできた姿勢に原因があると考えるべきです。

 ただし結果の良し悪しは相対的なものでなく、自己新記録が出せたかどうかで考えてもらいたいと思います。

5月16日(金)
意思尊重
 よく晴れましたがビックリするくらいの強風でした。

 長い職員会議を終えて体育館に行くと、練習していたのは男子11名中6名。

 成績に不安を抱える者や、進路決定を目前に控えた3年生が途中で抜けて勉強会に行ったとのこと。

 練習をサボろうとしたり、逃げようとしたりしないのが今年のチームの自慢です。それでも練習を中断してまで勉強の方にシフトしたのですからその意思は尊重します。

 高校生という年代は大人と子どもの正に中間点です。親や大人から自立して独り立ちしていく年代です。もちろんまだ経験不足なので、本人たちに全てを託していては上手くいきません。

 でも極力、口出しや手出しをせずに我慢します。「あぁ、それじゃあ失敗するよ」と思うようなことも、取り返しのつかない失敗につながるようなことでもない限り、口出しはしません。

 失敗しないと分からないこともあります。失敗して痛い目にあって初めて分かることもあると思います。

 そうやって少しずつ自分の行動に責任を持てるようになっていくんだと思います。

 私が高校生の頃に指導して頂いていた徳康先生は、細かい指導や指示は一切されませんでした。それが私たちのことを考えてのことなのかどうかは分かりませんが、結果的に自分たちで考えて自分たちで実行しなければ回っていかないことがたくさんありました、というかほとんどがそうでした。

 少ない経験で、しかも未熟な精神による行動なので失敗ばかりでしたが、お陰で他人に頼らず「失敗は自己責任」という考えが身につきました。

 子どもたちの意思を尊重するのと、放任主義は紙一重です。ここぞという時に手を差し伸べるのと、過保護とも紙一重です。

 子どもたちの様子を見て我慢するのはストレスがかかります。でもそれが我々の唯一にして最大の仕事だと思います。

5月15日(木)
誕生日
 恥ずかしながら49回目の誕生日でした。

 朝練を見に卓球場に入ると男女部員全員が整列してハッピーバースデーを合唱してくれました。主役慣れしていないので困ってしまいましたが素直に嬉しかったです。

 さらに心のこもったプレゼントまで頂きました。

 女子からはTシャツ、と思いきやピステでした。ピステとは頭からかぶるタイプのウインドブレーカー。しかも半袖。バレーボールの選手がよく着ているやつです。カッコいいです。ありがとうございました。

 男子からはマクラ。私がよく「試合が近づくと眠れない」旨の話をするからでしょうか。ありがとうございます。せめて試合後はぐっすり眠れるよう結果の方もお願いします。

 「人生五十年」と言ったのは織田信長です。その当時の平均寿命はそれくらいだったのでしょう。今や八十歳。何と60%アップです。

 私もまだ人生の半分を少し過ぎたところです。

 まだまだ先は長いですが、今のように朝から晩まで一年中、卓球に携われるのはそんなに長くはないでしょう。その時になって「もっと頑張ってやっていれば」とは思いたくありません。

 試合前に眠れなくなるほど心トキメかせてもらえることを幸せに感じて明日からも頑張ります。

5月14日(水)
祝!
 11日の14時ごろ、西飯先生の長女で平成5年本校卒業生の小林美幸さんの第一子ご長男が誕生されました。

 ご主人の小林仁さんと組んだ全日本選手権混合ダブルス、妹の由香さんと組んだ女子ダブルス三連覇など数々の栄光を手にされた美幸さんですが、このご懐妊を機にご夫婦で三重県に居を構えました。

 細身の美幸さんからするとアンバランスなほどの大きなお腹を抱え、つい先日まで毎日のように卓球場で指導にあたっていましたが、10日の夜中に破水され半日で生まれるという、第一子にしては安産だった模様。

 気になる名前は「俊晴(しゅんせい)」君。小林俊晴。平凡でもなくイマドキキラキラネームでもなくカッコいいです。

 実は破水されたとは知らずに俊晴君が生まれた頃に、「そろそろ出産祝いを」と商品を注文していました。我ながら鋭いカンが働きました。相性いいかも。

 さて、高校生たちはテスト勉強にもエンジンがかかってきました。

 先日も書きましたが、勉強を頑張れる時は卓球も頑張れます。両立目指して頑張れ!

5月13日(火)
男女とも強化指定校
 平成33年に行われる三重国体に向けて、強化指定校の認証式がありました。

 各競技でそれぞれ一校のみの強化指定校に男女とも本校が選ばれました。鈴木英敬知事から指定証をいただきましたが、嬉しさよりも責任の重さを感じました。

 国体は各種目とも成績によって得点が与えられますが、参加点以外はベスト8以上(5位)に入賞しないと得点はもらえません。以前ほどではありませんが、地元開催は総合優勝(天皇杯)を期待されるので各競技とも必死です。

 7年後というと遠い未来のようなイメージがありますが、実際はアッという間です。

 三重国体時にも三重県の中心チームであり続けるよう頑張ります。

 現役高校生たちはテスト週間に入り勉強会も軌道に乗ってきました。早くスタートした分、そのアドバンテージを生かしたいと思います。

 足元も見つめながら、遠い未来も視野に入れていかなければなりません。

5月12日(月)
学生リーグ
 午後からは天気予報通り雨が降ってきました。

 高校生はインターハイ予選を控えて戦闘モード。しかしこの時期は高校生だけではありません。

 卒業生して大学に進んだ先輩たちも各地で行われている春季リーグ戦で頑張っています。東海学生1部リーグの名古屋商科大学は全敗で迎えた最終戦で愛知大学に4-3で辛勝し、1部残留とともにインカレへの出場権を24年ぶりに獲得しました。トップで起用された昨年度卒業の権蛇佑輔さん、単複起用で貴重なポイントを挙げた2012年卒業の山本雄飛さんらが頑張ったようです。関西学生2部リーグの天理大学は1部復帰こそ逃したものの一昨年卒業の岡田天志さんは主力選手として活躍しています。来週には関東学生リーグも開幕します。

 それぞれのステージで頑張っている卒業生の皆さんの活躍は、現役選手や我々にとって大きな関心事です。これらの情報は本人たちからではありませんが、できることなら直接お知らせいただければなお嬉しいのですが。

 さて、高校生たちは今日からテスト週間に入ります。

 男子は夕食休憩なしで20時過ぎまで練習し、そこから22時前まで勉強会を行いました。

 成功する者は決して妥協はしません。勉強をしなければならなかったので競技成績が落ちたとか、卓球ばかりやっていたから成績が下がったという者は、得てして共倒れになってしまうものです。

 苦しい10日間になりますが、両方とも成功させるよう頑張りたいと思います。

5月11日(日)
男子福井商女子富田
 今日は男女とも練習試合でした。

 女子は岐阜の強豪・富田高校をお招きしました。今回は岐阜で地区予選があり、予選を免除されている選手が電車にて来て下さいました。いつも来て頂いてばかりで恐縮します。詳細は西飯先生のブログにアップされると思います。

 男子は福井の強豪・福井商業にお邪魔しました。

 女子が学校体育館で数校で合同練習会をやっているとのことで、福井市内の名門クラブチーム・フェニックスの練習場をお借りして行われました。天気も良く気温も上がり、午後からはクーラーを入れて頂くほどでした。

 しかし内容・結果は、シングルス予選を終えてから、結果の良かった者は気のゆるみ、悪かった者はそれを引きずったままの一週間だったことが証明されるものでした。ある程度は仕方ないにしても、この状態がズルズル続くと取り返しのつかないことになります。今回の収穫は、各選手ともそれが自覚できたことくらいでしょうか。

 明日からテスト週間に入ります。この時期の日本中の高校生は、インターハイ予選と中間テストとの狭間で苦しんでいます。しかしこの苦しみから逃げていては試合もテストも共倒れです。まさに”両立”を目指している者の真価が問われる場面です。

※TOPICSにインターハイシングルス予選をアップしました

5月10日(土)
伝統の力
 今日は土曜日でしたが、午後からPTA総会があった関係で午前中授業でした。

 学校体育館は使えなかったので男子は久し振りに卓球場での練習となりました。シングルス予選で今ひとつだった女子の様子が気掛かりでしたが、さすがにそこは西飯先生が修正をされているようで、すっかりいつも通りの表情でプレーしていたので安心しました。

 しかしいずれにしても厳しい状況なのは変わりはありません。選手たちの必死な思いは本校に限ったことではありませんが、本番でどちらに転ぶかは思い入れの強さによるものが大きいはずです。

 女子が今年勝てば20年連続という金字塔を打ち立てることになります。過去19年のうち、「まず間違いない」という無風の年は半分もありませんでした。今年のようにシングルス代表を3名取られた年もありましたが驚異的な頑張りでひっくり返したこともありました。20年連続、と言っても現在の選手たちには直接の関わりはこの1〜2年のことなので、それをプレッシャーと感じるのは間違いです。逆に過去がそうであったように、「伝統の力」の後押しがあるはずです。

 男子も周囲が見るほどアドバンテージはありません。過去にも「何とかなるんじゃないか」という”ぼんやりとした自信”で足元をすくわれたことは記憶に新しいところです。不安な要素を片っ端から潰していくことが必要です。10回対戦しても10回勝てるほどの差があるならいざ知らず、そうでないなら余裕は無いに等しいと言っても過言ではありません。

 今日は実業団予選を明日に控えたNTNの吉村さん、卒業生の南翔太郎さん、内田芽人さん、そして吉田礼楽さん、更に鍼灸の専門学校を卒業して卓球場のすぐ近くの「グランデ接骨院」で働く谷口桃世さんも差し入れを持って顔を出してくれました。故障を抱えた本校の選手たちもお世話になっており、このシングルス予選の直前もグランデ接骨院のケアで乗り切った者も何人もいます。

 明日は男女とも練習試合が予定されています。20日後に迫った本番に向けて少しずつ照準を絞っていこうと思います。

※写真は明日の練習試合のお土産(白子特産海産物)を買いに行った白子漁港の風景。実は学校から歩いて10分!

5月9日(金)
入学から一か月
 暑くもなく寒くもなくスギ花粉も終わり。一年でいちばん過ごしやすい季節かも知れません。

 新入生たちが入学して一か月。学校にも慣れてきた頃と思います。

 それでも中学時代からすると、朝早くからランニング、サービス練習をこなし、慌てて登校してすぐに授業。終わったら終わったで息つく間もなく練習が始まり、ピリピリした緊張感の中で心と体をすり減らし、夜遅くの電車で帰途に就く。

 そんな日が、来る日も来る日も続きます。

 この生活に体と心が慣れるのが秋頃だと思います。

 デビュー戦であるインターハイシングルス予選をほろ苦い経験として終え、目の前に山積みとなっている課題をひとつひとつ消化するので一杯いっぱいです。わずか十数年の人生ですが、心身ともにここまで追い込んでいるのは初めての経験に違いありません。

 団体戦も刻一刻と近づいて来ていますが、一年生のうちからレギュラーとして試合に出場できたのは歴史を振り返っても男女を通じてごく少数です。

 中学時代にちょっと名の知れた新入生も、全く無名だった上級生に歯が立たないのが現状です。

 今のところほぼ横一線の新入生。この中から誰が最初に飛び出すのか?

5月8日(木)
顧問総会
 ちょっと風は強かったものの「五月晴れ」でした。

 今日は三重県高体連の年に一度の「顧問総会」が開催されました。

 県下の卓球部顧問の先生が一堂に会し、今年の高体連の体制について話し合うものです。併せて月末に行われるインターハイ団体予選の組み合わせ抽選会もあるので、各校のキャプテンも集まり盛大に行われました。

 私は三重県が六年前から導入しているジュニアポイントランキング(JPR)の係をしているので、その説明をさせて頂きました。導入当初はその制度がなかなか理解して頂けませんでしたが、最近はようやく受け入れられているように感じます。

 もともと、組み合わせの公正さと平等さを求めて始まった制度です。組み合わせは組む人の主観が入らないようにすることが大前提です。JPRのようにはっきりと決まった制度があると、組む側も余計な神経を遣うこともありません。まだまだ課題はありますが、たくさんのご意見を頂きながら万人が納得いく制度にしていきたいと思います。

 また、今年度から三重県高体連卓球専門部のHPも開設されました。顧問の先生方や選手の皆さんが知りたい情報を、より早く正確にお伝えするツールになればと思います。

 さて、練習には少し遅れただけで顔を出すことができました。

 気の緩みが感じられた昨日でしたが、こちらの「練習に緊張感を」との要求に応えてくれた雰囲気でした。

 シングルスが終わって心身ともに切り替えができていなかった選手たちも、ようやくエンジンが温まってきたようです。

 さあ、これからです。

5月7日(水)
ぬるい
 連休明けで体が重く感じました。

 会議が長引き体育館に入った時には練習の半分を過ぎていました。

 この仕事を始めて四半世紀。練習場の空気で、そこまでどんな雰囲気で練習していたかは肌で感じます。

 明らかに気が抜けています。ぬるい空気が全体を覆っていました。

 確かにシングルス予選に向けてピリピリとした緊張感の中で頑張ってきただけに、それが終わって気が抜けるのも無理はありません。

 しかしシングルスの予選が終わってからテストを挟んで三週間のインターバルしかない三重県の予選日程で、のんびり構えるほどの余裕はありません。

 過去にも再スタートのエンジン点火が遅れて、手遅れになったこともありました。

 好結果を出した後ほど、安心感と達成感により気持ちが緩みます。

 主力選手たちの自覚が必要です。

5月6日(火)
勝って兜の緒を締めよ
 GWも最終日です。充実した時間は早く過ぎる、と言われますがそうなんでしょうか。

 昨日、1月2日以来の自主練習とした男子ですが、ミーティングから再スタートです。

 リーグ戦に出場した4名の選手たちの試合を振り返りました。ここに至るまでの経緯と結果を照らし合わせれば、やはり勝負事は”必然”だということが分かります。内容・結果が良かった者は準備段階ですでに成功への道筋が見えています。悪かった者もやはり準備段階での失敗が響いているのは明らかです。

 4名以外の選手たちには「今日の話を自分に置き換えて聞くよう」に伝えました。思い当たる節があったはずです。

 ただし全てが良かった、悪かったわけではないはずです。全勝優勝した古市にも上手くできなかった点は多々あるはずですし、初戦敗退の選手も良かった点はあったはずです。それらも含めての”反省”をするべきでしょう。

 試合を振り返り反省した後は、それを踏まえて「次にどうするか」を話しました。言うまでもなく良かった部分は更に伸ばし、悪かった部分は修正します。

 今回のシングルスは、上位4名に関して総合的に見れば悪くない内容・結果だったと言えます。その翌日に団体戦があれば良かったのですが、その好影響が三週間後まで続く保証は全くありません。

 今日からまたしばらく眠れない日々が続きそうです。

5月5日(月)
世界選手権
 連日テレビで放映されていますが、高校生の試合直前で落ち着いて見る時間も気持ちもありませんでした。

 31年振りの東京開催ということですが、実はその1983年の大会を見に行っていました。中学3年生の時だったと思いますが、卓球場の大人の方の車に乗り合わせて夜遅く出発し、早朝に東京に着きました。実は試合のことは全く覚えていません。乗せてもらった車が、東名高速で150Km出したことは鮮明に覚えていますが。

 その大会も日本女子が大健闘し決勝進出。決勝の中国戦は、決勝進出に大きく貢献したカット選手を出さずに、将来性を買ってか高校生の星野美香選手を起用。今回で言えば決勝で石垣選手を引っ込めて森さくら選手を起用したような感じでした。当時は何となく理不尽さを感じましたが、その後の日本のエースに成長した星野選手を見ると、指導陣に先見の明があったということでしょう。

 それにしても中国女子の強さは異常です。特に最後の平野選手の試合は、ここまでの大会の盛り上がりを台無しにしてしまうほどの強さでした。日本の選手が奇跡的なスーパーショットを11回出すか、相手の中国人選手が手抜きをしない限り1セットすら取れそうもありません。思った以上に好試合だった石川選手の試合も、その実力差を一番感じたのは当の本人だと思います。

 昨日まであれほど輝いていた日本女子ですが上には上がいます。つくづく勝負の世界は非情だと感じました。

5月4日(日)
IHシングルス予選A