白卓日記 ‘14  2月   前月へ! 次月へ!    
2月28日(金)
勉強会
 昨日から降り続く雨も上がり、今日も温かい一日でした。

 月曜日から始まる学年末テストを控え、恒例の勉強会です。当たり前のように一週間前の月曜日から始まっています。

 男子は全員、女子は希望者ですが、ほぼ全員の選手が集まります。自分一人だと妥協してしまう者は、全員が頑張る雰囲気の中に置かれると、頑張ろうという流れに乗ることができます。卓球の練習も同じですよね。基本的には個人競技なので自分と練習相手との世界で頑張ればよいのですが、例えば広い体育館の中で卓球台一台で練習するのと、周囲の台から溢れる熱気の中で練習するのとでは明らかに刺激が違います。

 そしてこの勉強会は、元カリスマ塾講師である副顧問の山本先生の指導を受けられる特典も魅力です。選手たちにとって鬼門と言える数学と理科系の科目の悩みを一発で解決してくれる存在は有り難いの一言です。

 現代のように携帯電話もなく、数学のテスト前日に一夜漬けで臨もうとして手も足も出ず、絶望的な気分の中、白々と明けてくる朝を迎えた私にとって、「もしあの時に山本先生がいたら」と考えずしておられません。

 2月も今日で終わりです。明日は卒業式です。

2月27日(木)
卒業してゆく3年生L
 常深亜美と書いて「ツネミツグミ」と読みます。「ツネフカ」とか「アミ」などと読まれてしまいますが。

 今年の女子の卒業生は7名もいますが、小学6年生から通う彼女が卓球場では最古参です。

 どんな時でも口角が上がり、決して感情的にならない彼女です。それは負けたら予選落ちする重い試合でも、始めての全国大会という緊張する試合でも、故障で数か月ラケットを持つことができずにトレーニングに明け暮れる時でも変わりません。

 ちょっと不器用ながらコツコツと努力をして中学2年の時には県のトップクラスになったものの、肝心の3年生の全中予選では故障に苦しみ力を発揮できませんでした。懸命のリハビリで再び練習できるようになった高校入学後は順調にキャリアを重ねましたが悪夢再び。2年生5月のインターハイシングル予選、7月の国体選考会、8月の高校選手権と県内大会三連覇したものの、9月に故障が再発。高校最後の全日本ジュニア予選でまさかの敗退を喫してしまいました。

 仲間たちが厳しい練習で順調に力を付けていく中、一人で黙々とリハビリを続ける彼女でしたが、不思議と悲壮感は感じられませんでした。

 傷が癒えた後は再び快進撃。県内では同級生の吉田礼楽と激しくトップを争い続けました。高校最後の北九州インターハイでも堂々の三種目出場。それぞれの種目で彼女らしさを発揮し、まさに”晴れ舞台”でした。

 大らかな心と、言いにくいこともハッキリと言う姿勢が評価されキャプテンを務めましたが意外と自己管理は甘く、ミーティング等で他の部員からそれをよく指摘されていました。しかしそれを「あ〜、ごめんごめん」と受け流すところが良くも悪くも彼女の個性でした。

 卒業後は、入学前からの悲願であった、彼女のお父さんが勤める地元超大手自動車メーカーへの就職が決まっています。思い込んだら一直線のスタイルは何に関してもブレません。

 彼女の夢はその企業に入社することだけではありません。そこでバリバリ働き、その企業の素晴らしさを世界に知らしめるため活躍することだそうです。

 それが世間知らずの高校生の妄想に聞こえないところが彼女の魅力です。

2月26日(水)
LINE
 ”あの”LINEを始めました。

 練習後の勉強会でパソコンをいじっていたところ、「LINE電話」なるものが新サービスに加わるとのこと。

 今までSNSに拒否反応があり敬遠してきたのですが、3月からLINE会員以外の通話も通常通話と比べ大幅に割引されるとの記事を目にしました。

 携帯電話からの通常通話は40円/1分ほどかかりますが、LINE電話ならプランにもよりますが、最安で固定電話へ2円/1分、携帯電話へ6.5円/1分と、1/6〜1/20という料金設定。

 これを機に始めてみようと登録をしたところ…。

 瞬時にたくさんの方が反応して下さいました。

 「知り合いかも?」にも90件近く表示されましたがよく分かりません。

 SNS恐るべし。LINE恐るべし。

 月並みですが、上手に使えば便利ですが、使い方を誤ると…。

 中高生諸君。

 ツイッター、フェイスブック、ミクシィなど話題のSNSが次々登場しますが、機械を使う側から使われる側にならないよう気をつけましょう。

2月25日(火)
卒業してゆく3年生K
 住田昂樹の同学年男子部員は6名という、本校では大所帯の学年でした。

 平田野中学に入学してから卓球を始めた彼でしたが、力みのないしなやかなプレーは中学時代から光っていました。入学後も期待され、1年生の青森インターハイでは同学年で唯一団体戦のベンチ入りを果たしました。

 しかしその後、幾多のチャンスを逃し続け、気が付けば同学年のチームメイトや他チームのライバルたちに後れを取っていました。

 2年生のインターハイではベンチからも外されましたが、インターハイ後の新チーム発足時にキャプテンに指名されてようやく、そののんびりした性格に責任感が芽生え始めました。

 11月の新人戦団体県予選はチームは敗れたものの個人的には全勝。12月の東海ブロック予選では堅実なプレーで要所を勝利し、チームを札幌全国選抜へ導きました。

 実力的には彼より強い選手もいたのでプレーでチームを引っ張るタイプではありません。また決して強いリーダーシップで周囲を引き付ける訳でもありませんでしたが、温厚で決して感情的にならず、かつここ一番で度胸もある彼に信頼を寄せるチームメイトは少なくありませんでした。

 先日行われた卓球部の送別会での、「しっかり稼いで誰よりも多くのインターハイカンパを寄せます!」と宣言した彼ですが、
卒業後は自動車の電装部品を製造する大手企業に就職が内定しています。彼の先輩たちがキャプテン就任を満場一致で推したように、社会人になってから彼の真価が発揮されると信じています。

2月24日(月)
皆勤賞
 昨日に続いて暖かい一日でした。ただ、花粉の気配も感じられますが。

 今日は朝の全校集会時に、3月1日に卒業式を迎える3年生を対象とした表彰式が行われました。

 部活動や各科の表彰に先立って、三年間無遅刻無早退無欠席で通した皆勤賞の表彰がありました。今年の卒業生は総勢300名弱。そのうち皆勤賞受賞者は60名にものぼりました。

 卓球部の3年生は女子7名、男子6名ですが、そのうち皆勤賞受賞者は女子の芥佳子、常深亜美、室井まどか、吉田礼楽、男子の今村天、権蛇佑輔、佐藤響の合計7名でした。

 三年間、平日、土日はもとより、春夏冬休みも休みもなく、朝早くから夜遅くまで一年365日中、360日以上をハードな活動に費やしながらの皆勤賞は驚異的です。本人の強い意志も称賛に値しますが、丈夫な体に産み育ててくれ、毎日の生活をサポートしてくれた両親に感謝しなくてはなりません。

 私自身が高校生の時には妥協して欠席も少なくなかったので、この皆勤賞には心から敬意を表します。

 生活のいちばん基本である、「規則正しい生活」が身についていることは一生の財産です。

 おめでとう!よく頑張った!

※TOPICSに大阪選手権をアップしました トップページからどうぞ

2月23日(日)
小牧オープン
 日中の外の空気は春を感じさせました。寒さも底をついたようです。

 昨日の中津川オープンに出場しなかったメンバーを中心に愛知・小牧市で行われた小牧オープンに男子3名、女子4名が参加しました。

 男女通じての最高位は勝山莉奈A。寒さも和らぎ故障もようやく癒えつつあるので調子は上向きです。その他のメンバーは地元の一般選手らにやられたようです。

 昨日の試合同様、こうやって他流試合に参加することが経験値をアップさせます。初めての会場、初めての相手と対戦することの難しさは、今後も訪れる危機困難を乗り越えるための貴重な経験です。

 大切なのは試合の結果ではなく、明日からの練習をどのように改善するかを考えることです。記憶が新しいうちに書き出すことが重要です。

 居残った昨日の中津川オープン組と小中学生は、朝からガッツリと練習でした。

 男子の練習の最後には恒例の「全体課題」に取り組みました。

 新しいことや初めて取り組むことは簡単にはマスターできません。でもマスターできれば大きな武器になるのは明白です。諦めずに取り組めば、その一本が人生を変えることになるかも知れません。

 といったことを力説しましたが、今後も選手たちの取り組む姿勢を経過観察したいと思います。

 「信ずる者は救われる」です。

2月22日(土)
中津川オープン
 岐阜県中津川市で行われた第44回中津川オープン(林八郎杯)に参加しました。

 ローカル大会のような全国大会のような微妙な立ち位置の大会です。出場している選手はシチズン、サンリツ、愛工大などそうそうたるメンバーながら運営は至ってローカル。そこが良いところでもありますが。

 本校からは男女のレギュラーメンバーでエントリーしました。

 健闘したのは女子ダブルスの大西真由・繿コ菜月組と、男子シングルスの古市真暉でした。

 大西・繿コ組は近畿大、県岐商、富田、中京学院大を連破して決勝進出。相手は第一シード・サンリツの招待選手ペアでしたが、1セット目を奪い2セット目もジュースと肉薄。1-2となった4セット目もあと一歩まで迫る大健闘でした。大西のサービス、繿コのカウンターなど目を見張る好プレーもありましたが、競り合いでの技術の正確さに欠けたのが敗因です。”負けられない試合”で今日のようなプレーをするのが目標です。緊迫した試合、場面に耐えられる技術まではまだ達していません。しかし途中経過としては概ね順調といったところでしょうか。

 古市は卒業生の浅野一平(トヨタ自動車)さんとのセットオールジュースの激戦を制してから肩の力が抜けました。続く愛工大の選手との試合を好プレーで切り抜けベスト8進出。最後は岡谷市役所の選手に敗れましたが、勝ち負け以上の大きな収穫を得ることができました。

 こういった対外試合に積極的に参加する意義は、オープン戦とはいえ公式戦の緊張した場面で自分の技術がどこまで通用するか?また、自分に足りないものは何か?を探ることです。

 今回は男子5名、女子4名で参加しましたが、結果はともかく出場した9名全員が明確な収穫を得ることができました。

 思った以上に練習してきたことが通用したところもあれば、試合の中で新しい発見もありました。このまま同じことを続けていては取り返しのつかないところになっていた者もいます。いずれにしても明日からの練習に大きな影響を与えた一日となりました。

 明日は小牧市で行われるオープン戦に、今日出場しなかった選手がエントリーしています。

 お土産をたくさん持ち帰ってもらいたいと思います。

2月21日(金)
卒業してゆく3年生J
 吉田礼楽が卓球場に通うようになったのは中学2年の終わりごろでした。

 「楠中学にいい選手がいる」という話を聞いたのが、ちょうど4年前の今頃だったと思います。恵まれた体を生かしたプレーは粗削りながら将来性を感じさせました。高校生たちと一緒に練習を始めると見る見るうちに力を付け、6月の学年別、7月の全中予選で連続優勝して一気に県を代表する選手になりました。

 高校入学後も1年生のインターハイシングルスで代表になると、インターハイ、国体、全日本選手権、名古屋オープン、大阪オープン、東京オープンと全ての全国大会の県代表になる快挙を成し遂げました。

 数多くの実績の中でも私の記憶に残るのが、2年生のインターハイ1回戦で中国人留学生をセットオール20-18で下した試合です。5セット目を4-8と追い込まれて絶体絶命のピンチから積極果敢なプレーで逆転した試合は、応援する者の胸を熱くする好ゲームでした。試合後の観客席で応援する選手や保護者の多くが涙する光景がその激戦を物語っていました。

 歯車がかみ合った時の豪快なプレーは普段も同じです。後輩たちからも一目置かれる姉御肌は時に頼もしく、時に恐れられる存在です。また、上手くいかずに何をやってもダメな時の脆さも持ち合わせており、常に応援する者をドキドキハラハラさせる魅力的な選手でした。

 卒業後は数多の大学の誘いを断り、地元企業に就職します。もったいないと惜しむ声もありましたが、競技として卓球を続けるならストイックな環境を望む彼女のこだわりは、彼女らしい選択でした。

 この「卒業してゆく」シリーズの最後には、卒業後の選手らの姿を想像する言葉で締めるのですが、彼女については想像もつきません。きっと、「まさか…」という展開になるのでしょう。これまでも、そしてこれからも見る者を安心させてくれない彼女です。

2月20日(木)
腰痛再び
 寒い。

 今日の午前中、私は明日行われる吹奏楽コースのミュージカル発表会の舞台準備に駆り出されました。とは言っても大したことができる訳でもなく所在無げにウロウロしていたのですが、重いものを持ち上げた際に腰をギクッとやってしまいました。

 昨年の日記を見てみると、2月28日に疲労によるものか突然、激しい腰痛に見舞われていました。

 やはり寒い時期は体が硬いせいか故障しやすいのでしょう。不注意以外何物でもありませんが、屈むこともできず不自由なことこの上ありません。

 さて、寒さもあるのか選手たちのコンディションも昨日まで今ひとつでした。

 今日の練習時にカツを入れようかと思っていましたが、なぜか今日は最後までいい感じの練習ができました。

 思い過ごしだったのでしょうか。

 何度も書いているようにこの時期の取り組みが春からの新シーズンに大きく影響します。

 毎日毎日、一喜一憂です。

2月19日(水)
三澤亜耶さん出産
 平成15年卒業の三澤(旧姓辻岡)亜耶さんが13日に長女を出産されました。

 お名前は陽莉(ひより)ちゃんです。おめでとうございます。

 ここのところ卒業生のおめでたい話が続いています。低迷の続く我が日本ですが、こうやって新しい命が誕生することが明日の日本の未来を明るくしてくれます。陽莉ちゃんの明日に乾杯です。

 不況が続く日本ですが、今日は鈴鹿市体育館を借り切って「進路ガイダンス」が行われました。

 これは本校が数年前から始めた行事で、大学、短大、専門学校、企業に集まって頂いて、本校生のみを対象とした進路説明会です。

 来年に進路決定を控えた2年生だけでなく、1年生も参加します。

 中学から高校へ進む時も、”人生の分岐点”だったと思いますが、高校から先の進路は人生を決定づける選択となります。私もそれぞれのブースを見て回りましたが、部員たちも神妙な顔で説明を聞いていました。

 激動の時代だけに、進路選択の「正解」はありません。しかし中途半端な選択は後悔のもとです。

 一年後には2年生たちの進路が決定していると思うと、うかうかはしていられません。

2月18日(火)
高体連理事会
 風の強い寒い一日でした。

 今日は県高体連の来年度の行事について話し合う会議がありました。

 三重県高校生の卓球を運営する各校の先生方の働きは100%ボランティアです。年間30試合近くある県内の試合の運営を取り仕切っています。

 「試合の運営」とひとことで言っても、申し込みを受け付け→集計→組み合わせ→組み合わせ表、対戦表の印刷→当日の試合進行→記録の集計→試合結果をアップロード→ジュニアポイントの集計と、多岐にわたります。選手の皆さんは分からないと思いますが、年間で30試合ある大会の会場を手配するだけでも大変な作業になります。私も今回、8月に行われる高校選手権の中勢地区予選の会場を手配する係になりました。予選は7月後半に開催され、例年は津や久居の体育館で行われていましたが、冷房の効かない会場は心身ともに厳しいので、冷房の効く鈴鹿市体育館でということになったのです。

 しかしいざやってみると、体育館利用を希望する各競技の方々が集まる抽選会に出席し、希望の日程を他競技と抽選して争い申込書を書いて提出、その結果を中勢支部の支部長である高田高校の宇仁田先生に報告してようやく会場の手配が完了します。

 自分だけのことなら上手くできなくても構わないのですが、中勢地区の全選手や顧問の先生方の代表としてやっているのですから失敗は許されません。組み合わせについても同じことが言えますが、代表を引き受けたからには上手くできて当たり前、それに関わる全ての人に満足してもらえる内容、結果でなくてはなりません。

 今日の会議も来年度の試合の要項の一字一句をすべて確認しながらでしたが、その作業は大変です。

 「役員をやっていると何かしらの利権もあるんじゃない?」と邪推する方も見えるかも知れませんが、そういう方は組み合わせや運営の会議を是非一度ご覧になってもらいたいです。

2月17日(月)
集大成
 今年のバレンタインデーは大阪選手権と重なり、また本校は3月1日の土曜日に行われる卒業式の振替休日でした。

 よって前倒しの13日に頂いたり、当日14日に大阪で頂いたり、翌日15日に大阪で頂いたり、はたまた本日頂いたりと四日間も楽しませて頂きました。

 その集大成の写真を撮ろうと自宅に保管していたところ、大阪に行っている間に我が家のネズミたちにより食害の被害という憂き目にあってしまいました。

 その分を差し引いてもご覧の華やかさ。

 生活創造科のプライドを垣間見た手作りの力作から、財力にモノを言わせた大人の貫録、中には明らかに家族の誰かの力を借りた涙ぐましいものまで様々ですが、何より気持ちが嬉しいのです。

 ありがとうございました。ちなみに家族からは何一つもらえませんでした。

2月16日(日)
大阪選手権B
 大会最終日の今日はジュニア男子の古市とジュニア女子の大西と繿コが3回戦にチャレンジです。

 古市は昨年のこの大会で優勝した石田卓球クラブの中学生と対戦。出足からサービス・レシーブで先手を取って快調に1セット目を奪います。2セット目も堅実なプレーで6-4とリードしますが、相手のロングサービスに逆を突かれてフォアサイドをノータッチで抜かれてから流れが変わりました。これを機にロングサービスを多用するようになった相手に対してリズムが狂い始め、効いていたサービスからの三球目までギクシャクしてしまいました。ゲームの流れを掴んだ相手は苦しんでいたレシーブも鋭い台上プレーで主導権を握り、2セット目から3セット連取で一気に決着をつけられました。

 サービスには”流行り”があります。トップ選手が使うサービスをジュニアの年代の選手は真似をしますが、インターネットやDVDなど以前と比べ情報が手軽に入手できるようになっています。末端の選手までそれらの流行が行きわたる頃には、そのサービスに対する効果的なレシーブが編み出されます。最近の全国大会で気が付くのがロングサービスです。今大会でも以前はリスクが高くて使われなかったダブルスでのロングサービスも頻繁に目にしました。もちろんそれらはサービスエース狙いではなく、攻められるレシーブを狙い打つ技術が必要とされるものではありますが、以前よりカウンター技術が当たり前のように広まっている今では決してリスキーなものではありません。

 固定観念に囚われていると進歩はありません。目からウロコの試合でした。

 繿コは奈良女子の左利きのカットマンとの対戦。1-2の4セット目の4-8と追い込まれた場面から果敢に攻めてピンチを切り抜けましたが、5セット目に力尽きました。今大会は得意のカットマンと試合が三試合中二試合ありました。大きな試合に出ても動じないメンタルは、小学生の頃からの経験の賜物です。秋以降の大きな試合に出場し続けている彼女ですが、来月には東京選手権も控えています。「全国大会に出場する」という結果は出したので、そろそろ全国での結果が欲しいところです。”ベスト〇○”というのは簡単ではありませんが、”○○選手に勝った”というものでもいいと思います。1年生最後の東京に期待です。

 大西は福井・フェニックスの中学生に敗れました。1セット目を奪い2セット目も10-8とリードし、その後のラリーも積極的なプレーで好ラリーとなりましたが、あと一本を押し切れず逆転で取られると流れを引き戻すことができませんでした。しかし勝負どころで中途半端なプレーになってしまうことの多かった彼女でしたが、今回は競っても逃げずに勝負に出たところは大いに評価できます。今後につながる一戦だったと思います。今後に期待です。

 カデットに出場した21クラブに中学2年生の口地輝季さんと森本枝里さん。口地さんは4回戦でセットオールジュースで惜敗しベスト32。森本さんは5回戦で敗退しベスト16。それぞれ一定の成果を挙げました。次代を担う三重県の選手です。更なる飛躍が期待されます。

 応援に駆けつけていただいた保護者の方々からたくさんの応援や差し入れをいただきました。試合を終え観客席に戻るとアットホームな雰囲気で癒してもらえ、選手たちも心強かったと思います。三日間ありがとうございました!

2月15日(土)
大阪選手権A
 大会二日目です。

 ジュニアシングルス1,2回戦が行われました。

 ジュニア女子シングルス。

 山岸芽以Aは初めての全国大会個人戦です。岡山・山陽女子の選手に対し緊張しながらも果敢に臨みましたが、厳しい両ハンドの攻撃に対し防戦一方に追い込まれます。苦し紛れに反撃を試みますが、傷口を広げる結果になりました。苦い全国デビュー戦となりましたが、敗戦後の悔し涙が本物ならインターハイ予選は期待できます。

 繿コ菜月@は1,2回戦とも完勝でした。1回戦で島根・明誠高校戦を勝ち上がり、2回戦は福岡・希望ヶ丘のカットマンでしたが得意のカット打ちで快勝。明日へコマを進めました。

 大西真由Aは緊張の初戦を手堅い攻めで勝ち上がると、2回戦で16シードの山陽女子中学戦の接戦も落ち着いて制して明日の3回戦進出です。

 ジュニア男子シングルス。

 楠井瑠偉Aは全国大会デビュー戦。比較的落ち着いた立ち上がりでしたが、いかんせん技術不足です。この秋から急成長の彼ですが、この位置で満足するか、大きな志で上を目指すかという岐路に立たされています。何の保証もなくさらに厳しい頂に向けてチャレンジするか、そこそこで折り合いをつけるか。その選択権は彼に託されています。

 進境著しい辻智貴@は1回戦で近大新宮戦を落ち着いたプレーで下すと2回戦は野田学園の選手と対戦。しかし野田学園のゼッケンを警戒しすぎて自分のリズムを作れず完敗。自分が思っているほど相手との力の差はないのですが、先入観が強すぎてリズムが狂ってしまいました。しかしこういった経験が次に生きるはずです。中高生のころは急激に力がつく時期があります。一気に高いレベルまで伸びますが、本人の意識がそれについて行けずに”強い”選手を過大評価してしまいます。次に期待です。

 古市真暉Aは栃木・青藍泰斗、鳥取敬愛の選手を一蹴して3回戦進出。本来の力を出し切れば明日の上位進出も夢ではありません。

 一般女子シングルス2回戦に挑戦する吉田礼楽Bでしたが、高校時代にインターハイランクに入った同志社大学の選手に快勝し3回戦に進出。四天王寺高校の安定した力強い攻めに屈し万事休す。彼女の高校ラストファイトである東京選手権にハッピーエンドを期待します。

 明日のジュニア3回戦に挑戦するのは男子の古市、女子の大西、繿コです。大きな仕事をするのは誰か?

2月14日(金)
大阪選手権@
 大阪市内はそれほどでもありませんでしたが、全国的に大雪の一日でした。

 今日は男女ダブルスと一般男女シングルスの1回戦が行われました。

 男子ダブルスの古市真暉A・辻智貴@組は近畿大学のカットペアと対戦。出足はなかなかボールが合わずに凡ミスを連発して1セット目を失います。続く2セット目はようやくミスも減りリードを奪いますが徐々に挽回されジュースで失う苦しい展開。開き直った3セット目は肩の力もぬけ完勝。4セット目は大きくリードを奪われますが、思い切ったプレーが功を奏しジュースに持ち込みセットポイントも取ります。しかし最後は力尽き万事休す。最後の方はドライブ対カットの展開に持ち込むとほぼポイントできましたが、レシーブミスや三球目ミスなど無理しなくていい場面を見極められず無駄な失点を重ねてしまいました。カットが打てればカットマンに勝てるわけではないことを知ることができた点では収穫だったはずです。今後に生かしてもらいたいと思います。

 女子ダブルスの吉田礼楽B・室井まどかB組は1回戦の高校生との対決を制すと、2回戦でも愛み大瑞穂高校のエースダブルスと対戦。これまで何度か対戦しましたが勝ち星を挙げることはできません。ラストチャンスで有終の美を飾ってもらいたいところでしたが、今回も相手の速い攻めにどうしても後手に回り、単発のナイスボールで得点するに留まり、今回も勝つことができませんでした。しかしこの一年、本校の大黒柱として常に相手チームのエースダブルスと対戦し続け、「ダブルスが勝ったからチームも勝った」といった貴重なポイントを挙げ続けてくれました。吉田の両ハンドドライブと、室井の思い切りの良い速攻が噛み合ったときは無類の強さを発揮してくれました。今回が主だった試合は最後となりましたが、彼女らの頑張りに心から称賛の拍手を送りたいと思います。

 一般女子シングルスにはその吉田と室井がエントリーです。

 吉田は國學院大學の選手に苦戦し、5セット目を10-6からジュースに追い上げられる苦しい展開でしたが、最後にようやく開き直って彼女本来の粘り強く思い切りの良いプレーで振り切ることができました。明日の2回戦に進出です。

 室井は金蘭女子短大の選手に防戦一方で敗れました。ミスの少ない鋭い攻撃に対して、無理に攻めに行って傷口を広げてしまいました。速攻選手の苦しいところですが、思い切りの良い速攻プレーと、我慢強く粘り強いプレーは必ず両立できるはずです。大学に進んで本格的に卓球を続ける彼女です。この続きは大学で見せてもらいたいと思います。

2月13日(木)
大阪へ
 あれほどインフルエンザに気をつけろ、と言い続けてきたのに部員で一人発症しました。

 予防接種をして、うがい手洗いを欠かさず、しっかり食べてしっかり寝れば防げるように思います。インフルエンザは天災なのか人災なのか。

 明日から「第53回大阪国際招待卓球選手権大会」が開催されます。

 9月に行われた全日本選手権予選がこの大阪選手権予選を兼ねています。本校からは女子シングルスに吉田礼楽B、室井まどかB、女子ダブルスに吉田・室井組、男子ダブルスに古市真暉A・辻智貴@組、男子ジュニアに古市、辻、楠井瑠偉A、女子ジュニアに繿コ菜月@、大西まどかA、山岸芽以Aがエントリーしています。

 昨年のこの大会は女子の吉田礼楽、室井まどか、常深亜美が大活躍しました。昨年の彼女らがそうだったように、いわゆる”ビッグネーム”に気後れすることなく臨めば、一気にメジャーデビューできるチャンスでもあります。

 ビッグネームに当たることをピンチと考えるか、チャンスと考えるか。

 マイナス思考かプラス思考か。

 成功する人間は、言うまでもなくプラス思考です。

2月12日(水)
神谷まいさん出産
 2月8に平成14年卒業の神谷(旧姓中井)まいさんが二人目の男の子を出産されました。

 名前は空杜(くうと)くん。母子ともに元気だそうです。おめでとうございます。

 私が白子高校に赴任したのが19年前で、最初の卒業生はもう三十台半ばです。ここのところ卒業生の結婚、出産のおめでたい話が数か月ごとに聞かれるようになってきています。

 男子の方を受け持つようになって9年ですが、今のところそれ以降の卒業生の結婚の話はありません。卒業して9年と言うと最初の卒業生は27歳です。そろそろかも知れません。

 こうやって人生の節目節目に嬉しい連絡を受けると、こちらまで本当に嬉しくなってしまいます。

 卒業生の皆さん!小さなことでも構いません。また近況を知らせて下さいね!

2月11日(火)
男女遠征
 昨日練習後に、「明日は何の祝日か?」の質問に「勤労感謝の日」と答えた者もいた、建国記念日の今日は男女とも遠征でした。

 女子は松阪で行われた練習会に招待されて、西飯先生と山本先生の引率で参加してきました。団体戦形式の練習会だったようですが、詳細は西飯先生のブログでどうぞ。

 男子は古市、楠井、辻の三名で京都・龍谷大学にお邪魔しました。(写真)本校を平成16年卒業の上野妥佳さん、17年卒業の辻岡亜耶さん、18年度卒業の辻岡亜沙さんが進まれた大学です。監督の王会元さんは元中国ナショナルチームのエースで我々の世代の世界のスーパースターだった方です。上野さんらが在学中は何度か女子を連れてお邪魔しましたが、今回は男子を連れて5年振りくらいの訪問でした。練習場は当時と変わっていませんでしたが、以前は男女別で練習をしていた記憶がありますが、男女合同で大勢の選手らで活気あふれる練習をされていました。

 表や粒高に近いラバーを使う技巧派の選手や、豪快な両ハンドドライブを振る選手などバラエティに富んだメンバーは、本当に強かったです。午前午後と相手をしていただきましたが、午前中は全く歯が立たず変化やボールの威力についていけませんでしたが、午後からは少し慣れてきたのか好ゲームに持ち込むことができました。やはりレベルの高い中でプレーしていると、いつの間にかそのプレーに引っ張られ、自分のレベルも一緒に引き上げてもらえます。また、相手が高校生だと全てにおいて”一生懸命”プレーしてきますが、大学生だと来る時は来ますが、状況に応じてのらりくらりとかわすプレーもあるので、慣れないとリズムが掴めません。卓球という競技の奥の深さは、こういった様々なタイプの選手と対戦して知ることができます。非常に有意義な一日でした。

 朝から一人10試合を超える試合をしていただき、三人は帰りの車の中ではグッタリとしていました。一生懸命相手をして下さった龍谷大学の学生さんと王監督に心から感謝します。ありがとうございました!

2月10日(月)
卒業してゆく3年生I
 権蛇(ごんじゃ)佑輔が卓球を始めたのは中学入学後でした。

 卓球を始めて一年少し経ったところで卓球場に通い始めました。その頃、熱心に練習に取り組む彼に、「高校生の練習に入るか?」と聞いたのが私と彼のファーストコンタクトでした。

 後にチームメイトとなる住田昂樹や里見一真と鈴鹿市のチャンピオンを争っていましたが、見た目の派手さが勝ちにつながらない彼を、「できもしないのに難しいことばかりやろうとしているから勝てない」と評する声は少なくありませんでした。

 高校入学後も何となく軽く卓球に取り組む彼が信頼を得ることはありませんでした。それでも2年生の秋にはレギュラーを勝ち取り11月の新人戦団体でシングルスとダブルスに起用されたものの、まさかの二失点で責任の重さを痛感することになりました。

 彼の目の色が変わったのはそこからでした。

 上手くいくと調子に乗り過ぎ、上手くいかないとすぐにフテ腐れて真摯に取り組むことから逃げていた彼ですが、「インターハイ、国体の代表になる」と誓ってからはそれまでがウソのように我慢して取り組めるようになりました。

 全国選抜東海ブロック予選、全国選抜と団体戦で貴重な勝ち星を挙げ、インターハイシングルス予選は次点に終わりましたが、1年生の辻智貴と組んだダブルスで劇的な優勝。初めての全国大会個人戦代表となりました。国体予選でも勝てば代表となる最終戦で、新人戦団体で苦杯をなめたライバル選手に接戦を制して代表となり、東京国体ではインターハイランク選手にセットオールまで迫るなど、まさにハッピーエンドとなりました。

 卒業後は山本雄飛さん、岡田泰典さん等先輩の後を追って大学に進みます。成功体験は後の人生に大きな影響を及ぼすという私の考えからすると、ただ何となく大学四年間という貴重な時間を無駄に過ごすことは無いはずです。

2月9日(日)
理事長杯
 伊勢の県営競技場体育館にて、第三回理事長杯(団体戦)が行われました。

 1ダブルス2シングルスの二点先取という形式です。社会人、高校生のチームが参加でき、高校生のチームは一校あたり2チームまでエントリーできます。本校は男子が1チーム、女子が2チームをエントリーしました。

 男子は予選リーグを勝ち抜き、決勝トーナメント2回戦でリンク、準決勝で高田高校、決勝では百五銀行に勝って初優勝。古市、辻のシングルスに楠井・村上組のダブルスで決勝トーナメントに臨みましたが、高田戦ではトップで古市がセットオールと苦しみますが振り切って先取点。ダブルスの楠井・村上組もセットオールジュースで辛勝。決勝では古市が勝ったもののダブルスがセットオールで惜敗。辻がベテランの試合巧者に接戦を演じ、セットオール9本で決勝点。以前と比べると技術的にも精神的にもひと回り大きくなった感があります。

 女子はA、Bチームとも準決勝に進出。3年生の吉田、室井を軸に1年生の尾崎・樋口組のAチームは準決勝で社会人チームを難なく破って決勝進出。しかし大西、繿コ、山岸・武馬組の新チーム主力で構成されたBチームは準決勝で皇學館に対し、トップの繿コが11月の新人戦に続いて敗れ、山岸・武馬組も敗れて万事休す。決勝ではAチームが3年生二人のシングルスで2点を挙げて第一回から三連覇です。優勝はしたものの1,2年生主力メンバーの敗戦が重くのしかかります。この2月3月が来春のインターハイ予選を左右するのは言うまでもありません。チーム全体の結束力の真価が問われます。

 この大会が平成25年度三重県卓球協会最後の大会です。今年度の大きな大会は来週の大阪選手権、来月の東京選手権、男子が出場する全国選抜を残すのみです。その間、間に各地オープン戦や練習会、練習試合などが予定されています。

 目標、目的が明確でないチームや選手が脱落してゆく2,3月が始まります。

2月8日(土)
中京高校来校
 今日は湿った雪が舞う極寒のコンディションの中、男子の練習に岐阜・中京高校が来て下さいました。

 ベテランの古本先生率いる中京高校は私が高校生の頃から活躍する名門校です。かつては中京商業という校名で、男女とも全国の舞台で勝ち上がっていました。学校の方針で強化を制限されてからは厳しい状況のようですが、昨年の全国選抜シングルス優勝の選手を擁する現チームは強豪です。

 上位グループと下位グループに分けてのゲームでしたが、上位はほぼ五分五分、下位は完敗といった状況でした。結果はともかく、部内のゲーム練習では見つけることのできない次への課題が見つかる有意義なものとなりました。

 私個人にとっても、古本先生と色々と勉強になるお話を聞けただけでも有意義なものとなりました。

 古本先生、選手の皆さん、ありがとうございました!

 明日は伊勢の県営競技場体育館で、第3回理事長杯(団体戦)が行われます。1ダブルス2シングルスという形式の団体戦です。男女とも優勝目指して頑張りたいと思います。

2月7日(金)
卒業してゆく3年生H
 室井まどかは伊賀の名門クラブチーム、「ウーミン」出身です。

 中学時代は身長は高いものの、これといった個性もなく、それほど目立った存在ではありませんでした。

 高校入学後、本校伝統の「フォア表」の継承者としてフォア面を表に変えてからは着実にステップアップし、1年生の秋にはレギュラーに定着し、2年生のインターハイ予選ではダブルスで準優勝して代表に。そして東海選手権でブレイク。ジュニアシングルスであれよあれよという間に勝ち上がり、終わってみればベスト4進出という快挙を成し遂げました。それでもシングルスの代表になって全国大会に出場したのは最後のインターハイ予選でした。その頃には吉田礼楽と組むダブルスでもチームの主力として活躍してくれました。

 これといって派手なプレーをするわけではありませんが、フォア面が表と難しい戦型ながら安定した戦績を挙げられた理由は、地道に練習に取り組む姿勢に他なりません。

 7名いる同級生の中で唯一の「長女」です。自由奔放、勝手気ままな6名と比べると、波のない落ち着いたメンタルは際立って目立ちます。その反面、長女特有の不器用な性格で、一人で苦労を背負ってしまう損なところもありました。

 高校卒業後はインカレでもベスト8に入る北陸の強豪大学の門を叩き、チームでただ一人、本格的に卓球を続けます。

 先輩や同級生と比べると際立った戦績もないスタートは、高校入学時と似ています。高校と同じようなサクセスストーリーを描けるかどうかは、本人の意志の強さにかかっていますが、その決意があるから、その道を選んだはずです。

 彼女のことです。3年生あたりからグイッと来る予感がします。

2月6日(木)
前期選抜
 今日は前期選抜、いわゆる推薦入試が行われました。

 寒い一日でしたが、暖房が入らなかった以前と比べると教室には暖房が入り、それほど厳しい寒さは感じなかったのではないでしょうか。

 昨日もお伝えしましたが例年、前期選抜は厳しい倍率となっています。今年も例にもれず狭き門です。

 本校の前期選抜は自己推薦書と調査書、そして当日に行われる面接と作文によって検査されます。私は面接担当だったのですが、どの生徒も本当に一生懸命で、この中から半分以上不合格となる現状にやり切れない思いでした。

 後期選抜、いわゆる一般入試は3月11日に行われます。

 今回の前期選抜で残念ながらご縁のなかった中学生の方々は、ぜひもう一度チャレンジして頂ければと思います。

 春にはどんな出会いがあるのか今から楽しみです。

2月5日(水)
受験シーズン
 寒い!と思ったらチラチラと雪まで舞いだしました。でもこれで寒いと言っていると福井商業の橋辺先生に怒られそうです。

 さて、受験シーズン真っ只中です。高校、大学受験にチャレンジしている人たちにとって命を削る思いで頑張っていることでしょう。

 本校も明日、前期選抜が行われます。

 卓球部を志す選手たちもチャレンジです。普通科2.56倍、生活創造科1.55倍という厳しい倍率です。

 Good luckです。

 現役高校生たちも、あの日から1年、2年、3年です。

 前期選抜の寒い中での緊張感を覚えていますか?今の自分はあの頃から成長していますか?

 光陰矢の如しです。

2月4日(火)
卒業してゆく3年生G
 佐藤響は名門・橋南中学からやってきました。

 貴重なカットマンという戦型。恵まれた身体能力を生かしたプレーは緻密さには欠けるものの、歯車が合いだし攻撃が決まりだすと強さを発揮します。

 2年生の東海選手権予選で16に入るなど上昇気流に乗りかけた時もありましたが、戦績としてはこれといったものを上げることはできませんでした。

 しかし彼の隠れた能力はその”優しさ”です。

 後輩たちが本当に困った時に頼りにするのは、実は彼でした。人の話に真剣に耳を傾ける彼を慕う者は少なくありませんでした。

 入学当初は頼りなく、人の目を見て話をすることもできず、その行く末を案じたものでした。それは彼の属する学年団の先生たちも同じ意見でした。しかし、卒業を前にして彼の成長を評価するのは私だけではありません。視線が定まらず、自信なさげな三年前がウソのように成長してくれました。

 下積みが多く、日のあたる場所で活躍できなかった彼ですが、彼のその優しさや包容力が真価を発揮するのは社会に出てからかも知れません。

 数年後に、「これがあの響!?」と驚かせてくれることを楽しみにしています。

2月3日(月)
プラス3マイナス3
 朝起きて外を見たらビックリ!30m先が見えないほどの濃霧が立ち込めていました。朝から一日、降ったり止んだりのグズついた天気でしたが気温は高く、4月下旬から5月上旬の陽気だったそうです。

 本校の練習には必ずゲーム練習が入ります。男子のゲーム練習は、人数が10人以上になると実力別に半分に分けてやります。

 選手たちのモチベーションを上げるために、上位グループにいても「勝ち数−負け数」が”マイナス3”になると下位グループに降格し、下位グループにいても”プラス3”になると上位グループに昇格するシステムをとります。

 上位グループも下位グループも、昇格降格のボーダーにいる選手は必死です。”たかがゲーム練習”とは言え、やはり選手としてのプライドがあります。

 上位グループから降格しそうになると、「俺は本気になればこんなもんじゃないけど、今日はモチベーションが上がらないから適当にやってます」的なアピールをする者もいますが、先日のゲーム練習では、入学以来初めてプラス3となった選手が、「プラス3になりました!」と満面の笑みで報告しにきた選手もいました。

 たかがゲーム練習ですが、されどゲーム練習です。

 必死でゲーム練習に取り組むと、競ってくるとビビってきます。本番の試合も同じだと思います。その”本番の試合と同じシュチュエーション”が重要なのです。

 ゲーム練習を本気で取り組まない選手ほど、”ゲーム練習の時は強いのに本番になるとサッパリ”となってしまいます。

 ゲーム練習でビビッて、ビビッて、ビビる選手は、「ビビった時に何をすべきか」を知っています。

 プラス3マイナス3システムをバカにしてはいけません。

※TOPICSに学年別大会をアップしました

2月2日(日)
女子名古屋遠征