白卓日記 ‘13  12月 前月へ! 次月へ!    
12月31日(火)
一年を振り返って
 よく晴れた大晦日でした。

 あっという間の2013年、平成25年が終わりました。TPOICSを見ながらこの一年を振り返りました。

 男子は中学時代これといった実績のない現3年生たちが頑張り、札幌全国選抜や福岡インターハイで健闘しました。住田や土性の活躍で苦労の末勝ち得た札幌全国選抜でも予選リーグで勝ち星を挙げ、苦しかったIH県予選を切り抜けると福岡IHでは肩の力が抜けたプレーで2年生の古市が3回戦に進出しました。国体予選でも権蛇の健闘で代表を占めて秋の東京国体にも出場しました。最後まで投げ出さずに陰でチームを支えてくれた里見、今村、佐藤のサポートも見事でした。新チームになるとダブルスで1年生の辻が、それまで脇役だった2年生の楠井と村上が頑張って東海3位で本大会出場を決めたのは記憶に新しいところです。

 女子は入学時から主力としてチームを支えてくれた現3年生の集大成の年でした。吉田と常深の両輪に加え室井、松本、佐藤、芥と揃う戦力は誰をレギュラーにするか悩むほどの布陣でした。全ての個人戦で上位を独占したチームは札幌全国選抜、福岡インターハイで上位進出が期待されましたが、健闘むなしくあと一歩で涙を呑みました。しかし県外で勝てるチームとしてサポートの北川を含めた3年生たちに助けられた年でもありました。新チームになって苦戦が予想されましたが、大西、山岸、武馬、繿コらが県新人戦で見事な試合で優勝し、周囲をアッと言わせました。残念ながら東海予選では代表を取り逃しましたが、来年のIH予選に向けてリベンジに燃えています。

 現役選手らを卒業生や保護者、卓球場関係者、さらには卒業生保護者も加わってのサポート体制も充実しており、大切な大会には当然のように集結して応援を送って下さる姿には感謝の言葉も見つかりません。これに慣れっこになってしまってはいけないと強く感じさせられる一年でもありました。

 全体としてみると充実した一年であったと思います。来年の大晦日には、「昨年も良かったけど今年はもっと良かった」と振り返ることのできる一年にしたいと思います。

 一年間お世話になりました!来年もこの日記で情報発信を続けていきます。どうぞよろしくお願いします!

12月30日(月)
卒業してゆく3年生A
 彼が中学1年生の頃、国府クラブの内田さんが「浅野(現トヨタ自動車)のように、体は小さいけど運動神経のいい中学生が入ったんですよ!」と話していたのが里見一真でした。

 彼が最も輝いたのは2年生の全日本ジュニア予選時でした。順調に勝ち進むと8決定で、台風の目と見られていた小学生の日本のトップ選手に緩急を混ぜたプレーで翻弄して初の8入り。リーグ戦でも7位に入り大阪選手権の代表権を手に入れました。以前は強行策ばかりが目立ち、最後は力負けする試合が多かったのですが、このあたりを境にバック面の表を柔らかく使うことを覚えて飛躍しました。


 温厚でいつも笑顔を絶やさない性格は誰からも愛されていました。勝負どころでそこが災いした感は否めませんが、誰が相手でも決して手を抜かず一生懸命練習する姿は、特に後輩たちから信頼を寄せられていました。

 以前に内田さんがおっしゃっていた通り小柄ながら運動能力は高く、文化祭でハンドスプリングを披露するなど身軽さはピカイチでした。クラス内でも飾らない優しい性格は”いじられキャラ”として人気があったようです。また、あまり得意でなかった勉強も、勉強会に積極的に参加するようになり入学時から驚くほど成績も伸ばしました。

 卒業後は自宅近くのホンダ関連の企業に内定しています。コミュニケーション能力も高く、しんどいことも黙々と取り組める彼ならきっと、職場でも愛され、信頼を得ることが容易に想像できます。

12月29日(日)
復興支援ボランティア
 寒い!最低気温はついに氷点下!

 今日は年内最後の練習でした。私は所用で顔を出せませんでしたが、男子は山本先生にお願いして午前は学校体育館の大掃除、午後は練習で2013年を締めました。

 さて、昨日の日記にも書きましたが、年末となり大学の卓球部は解散、仕事も休みとなり続々と卒業生の方々が顔を出してくれます。

 その中で日本体育大学3年生になる西川千裕さんがなかなか姿を見せないなと思っていたところ、以下のような連絡が届きました。

 『こんばんは。日体大の西川千裕です。

 この度、私は12月25日から27日まで岩手県宮古市へ復興支援ボランティアへ参加してきました。

 震災から約3年経ち、メディアで紹介されることも少なくなってきた今、被災地はどうなっているのかと、自分の目で見て感じたいと思い、日体大ボランティアとして参加してきました。

 宮古市は津波、火災で被災した家屋が46%と、市の半分の家がなくなってしまいました。海岸沿いからごっそりと家や建物がありませんでした。

 私は仮設住宅に住んでいる高齢者のお宅の清掃やお正月飾り作りをお手伝いしました。家の中にお邪魔するとたくさんの支援物資があり、「津波で夫を亡くしました。」と遺影が掲げられ、被害の辛さを肌で感じました。

 しかし被災者の方々はいつまで続くか分からない仮設住宅生活でも、前向きに考えていらっしゃいました。

 大変な思いをしていらっしゃるはずなのに、「たくさんの人に支援して頂いて本当に助かりました。」と、私たちボランティアにたくさんの手土産を持たせてくれ、本当に自分たちがちっぽけに感じました。

 生きていること、食べられること、仲間がいること、卓球ができること。当たり前だと思っていることに感謝して、生きたくても生きられなかった人の分まで頑張らないといけないと感じました。』

 震災から3年近く経とうとしていますが、その直後は男女で出場が決まっていた豊田全国選抜や東京選手権が中止となったり、被災地へユニフォームやラケットなどを送ったりと関心も高かったのですが、やはり映像の中でしか知らない被災地は別世界のことのように感じてしまうのが現実です。

 月並みな言い方ですが、西川さんにはぜひこの経験を今後の人生に役立ててもらいたいと思います。

12月28日(土)
次々と現れる先輩方
 最低気温がついに氷点下。極寒の真冬の到来です。

 学校体育館が使えなかったので男女で卓球場でのローテーション練習でした。

 総勢30名を超えるメンバーが集まりました。小学生、中学生、高校生、大学生、社会人と、この時期ならではの顔ぶれでした。

 昨日はトヨタ自動車の浅野一平さん、日東電工の内田芽人さん、天理大学の岡田天志さん、東洋大学の岡田理志さんが来てくれたようですが、今日も天志さんと愛工大の酒井眞菜さんが来てくれました。ケガでリハビリ中の長澤玲奈さんも近況の報告のためわざわざ顔を出してくれました。

 こうやって卒業した先輩方に胸を借りれるのは年末年始ならではです。

 久し振りにお手合わせして頂いた後輩たちの手応えはどうだったでしょうか?

 後輩たちも在校時は手の届かぬ存在だった先輩たちに、成長した今の自分を見てもらおうと必死で立ち向かっていました。

 高校生たちにとっては見たこともない先輩たちが次々へと現れることで、本校の伝統が先輩たちから自分たちへと受け継がれていることを感じていることと思います。

 今年も残すところあと数日です。

 ガッツリと練習できるこの時期に、しっかりと貯金したいと思います。

12月27日(金)
女子 県岐商と
 女子は岐阜羽島の体育館を借りて、先日の全国選抜東海予選で2位となった県岐商と練習試合をしていただきました。

 本校の選手は8名、県岐商の選手は9名でスタート。午後からは昨日まで世界選手権代表選考会で好成績を収めた加藤選手も合流していただき豪華な練習試合となりました。

 私は女子だけの練習試合をじっくり見るのは久し振りでした。男女合同で練習試合をする時もどうしても男子の方に視線が行きます。西飯先生に最近の様子を伺いながら見せてもらいました。

 技術的にはどの選手も驚くほど上達しているように見えました。事実、今日の練習試合でも加藤選手や3年生の選手以外との対戦は大きく勝ち越すことができています。

 ただやはり4名で構成される団体戦だと、絶対的エースを擁する県岐商と本校が対戦したら劣勢なのは間違いありません。

 しかしだからと言って絶対的エースをすぐに育成するのは現実的ではありません。今年の本校の女子新チームは、そういった存在の選手はいませんが、同じくらいのレベルの選手が揃っているのが持ち味です。

 レギュラーの座を争っているうちに、互いのレベルも自然とアップしていくことでしょう。

 でも部内の争いは精神的にとても辛いものがあります。

 ライバル校の選手なら、はっきりと”敵”と考えれますが、部内のライバルは団体戦で戦う時は”仲間”であり、レギュラーを争う時は”敵”という微妙な立ち位置となります。

 「ライバルでも同じチームメイトなのだから互いの立場を尊重し合って…」と考えるのは理想かも知れませんが、現実はそんなキレイごとだけでは片づけられません。

 ではどうすればいいのか?

 競争意識をムキ出しにすればいいんじゃないでしょうか。

 ただし卓球台から離れたところでの足の引っ張り合いは”見苦しい”の一言です。

 卓球が強ければ、試合で勝てれば全て正しいという訳ではありません。

 しかし勝負の世界で生きている以上は、勝ち負けは受け入れざるを得ません。

 昨日の日記にも書きましたが、周囲から尊敬される人間にならなければ寂しい人生を送ることになるでしょう。

 とても難しい問題です。

 でもそのチーム、その選手の”器”が試されるポイントかもしれません。

12月26日(木)
甘い 甘すぎる
 学校体育館が使えないので男女とも卓球場での練習でした。

 学校が休みになると中学生が練習に合流することが多くなります。

 ごく一部のエリート中学生以外は実力が高校生に及ばない者がほとんどです。それらの選手に共通して言えるのは、憧れの先輩たちに混じって練習できることに大きな喜びを感じていることです。

 とにかく一生懸命です。先輩たちについていこうと必死でボールを追いかけます。高校生たちに混じって練習しているうちにどんどん力をつけていくのが目に見えて分かります。

 わずか1,2年前に同じ立場だった高校生たちですが、今やすっかり先輩気分、上から目線です。

 「初心忘れるべからず」という言葉があります。

 1,2年前の、高校生の先輩たちと練習ができるだけでワクワクして嬉しくてたまらなかった時と今と比べて、一球の重みは変わっていませんか?

 「実るほど 首を垂れる 稲穂かな」という言葉があります。

 上手になれたのは誰のおかげでしょうか。お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れていませんか?

 上手くいっている時こそ今の自分の姿を冷静に見つめ直さないと、苦労して積み上げた物が一瞬にして崩れかねません。

 そうです。あなたのことを言っているのです。

12月25日(水)
再スタート
 スッキリ晴れた一日でした。

 今日から再スタートです。

 男子は学校体育館で一日練習です。冬休みに入った中学生も多数集まり、活気のある練習でした。

 正直言って高校生はまだ試合の疲れも残っていると思います。試合の結果は良かったので表情は明るいものの、動きは重く覇気もありません。それでも別にダラダラやる訳ではないのですが、試合前が最高の雰囲気だっただけに物足りなさを感じます。

 練習前に1月11日から始まる三重県選手権の重要性について話をしました。

 試合まで約2週間と少し。ことあるごとに試合前の練習を計画的にすすめることを話をしているので、2週間前が決してずいぶん先の話ではないことは頭では理解できていると思います。

 チームとして結果の良かった今回の勢いを継続するのは簡単ではありません。

 油断、燃え尽き症候群等々。一息つきたい選手たちの気持ちもよく分かります。

 でもリベンジに燃える県内各校の選手たちは、今この時も虎視眈々と三重県選手権を狙っているはずです。

 良い思いをすれば「次も!」と欲を出さないと、短い高校での選手生活はアッという間に過ぎていきます。

 「次も!」です。

12月24日(火)
大掃除
 熱戦から一夜明け、今日は年末恒例の卓球場の大掃除でした。

 普段卓球場に通う小中学生、そして本校高校生の総勢30名を超える選手が集まりました。

 例年通り、高校2年生がそれぞれの掃除箇所のリーダーとなり、後輩たちに指示を出してテキパキ進めてくれました。

 午前10時に始まった掃除も昼休みを挟んで順調に消化。15時頃に「そろそろ終わりか…」と思われた矢先にアクシデント発生。

 私が学校に少しの時間、戻っていた時にトイレの掃除をしてくれていた者が水道のパイプを触っていたら突然、バルブが外れてはまらなくなり、噴水のように噴出した水が止まらなくなりました。

 私が戻った時にはトイレはもちろん、隣接する更衣室もプールのようになってしまっていました。ようやく水道の元栓を探し当ててストップし、水道屋さんを呼んで一件落着。

 しかしバケツや雑巾を使って水をかき出し、大きな棚や荷物も全部外に運び出さなければならなかったので、大きく時間をロスしてしまいました。

 でも大きな棚をどけると恐ろしく汚く、結果的には更衣室も当初よりきれいになったので、結果オーライとしましょう。

 夕方にようやく全体が終わり、綺麗スッキリ新年を迎えられそうです。

 お疲れ様でした!

12月23日(月)
全国選抜東海予選B
 大会最終日です。

 女子は本大会出場残り二つのイスをかけて富田と対戦。勝てば代表、負ければ予選落ちの大一番です。トップ起用の大西は得意のサービスから果敢に攻め接戦に持ち込みますが、後半の大切な場面で相手の巧みなサービスにやられて先取点を奪われます。並行スタートの2番には山岸が登場。中国人留学生のカット選手に対し、練習を積んできたカット打ちで対抗します。緩急をつけたドライブから相手を揺さぶり、甘くきたボールを狙い打って1セット先取。2セット目も10-8とリードを奪い”あわや”というところまで追い込みますが、鋭く変化するボールに焦って手を出して手痛い逆転を喫するとそのまま押し切られました。しかしダブルスも諦めずに攻め続け、2セットを先取。3セット目を奪われるも4セット目は8-6とリードしますがレシーブが乱れて逆転されると、そこからひっくり返す力は残っていませんでした。

 昨日の準決勝で敗れた男子は静岡学園との3位決定戦に臨みました。今大会シングルス負けなしのエース古市は、相手エースに対し巧みな台上処理から速いバックハンドで主導権を握ると、ドライブ対ドライブの大きなラリーも制してス3-1で先取点。続く村上は昨日までの勢いが見られず敗れると、ダブルスも2-1リードからサービス・レシーブで後手に回るとラリーでも圧倒されて2‐3で敗れ後が無くなります。4番楠井、ラスト辻と同時並行の2試合を勝たないと万事休すです。楠井はレシーブに苦しむものの、速いピッチのラリーに持ち込み甘くきたところをフォアハンドで仕留める作戦がリズムに乗り出すと試合は大接戦に。1-2の4セット目をジュースで乗り切ると5セット目も一進一退の攻防に。追いついたジュース後もアドバンテージを取った後にサービスミスをするなど厳しい場面もありましたが、最後はしっかりと粘り勝ち値千金の白星を挙げてくれました。一方の辻も1-2からの4セット目のジュースの場面で逃げずに奪うと5セット目も接戦に。苦しい場面もサービスから動いて先手を取ると、強烈な連続ドライブで得点を重ねます。最後は徐々に挽回され10-9まで迫られますが、必死のブロックに相手ボールがオーバーしてベンチも歓喜のまま熱戦に終止符を打ちました。2年前の東海総体で静岡学園に勝ってからは、この東海新人戦で昨年と一昨年に敗れていましたが今回久々の勝利でした。

 女子にとっては厳しい結果となった今大会。不利と見られた県予選を見事に優勝し、しっかりとした準備をして予選突破にかけましたが、一歩及びませんでした。一昨年のこの大会同様、決定戦でのくじ運の悪さもあったものの、予選リーグで桜丘に敗れたのが致命傷となりました。しかし経験の少ない新チームのメンバーも技術的にはかなりの進歩の跡を見せてくれました。ダブルスの強化や試合運び等々の課題はまだまだありますが、この冬にしっかりとした準備を積めば来年のインターハイで取り返すことは十分可能です。

 男子は予想を超える頑張りを見せてくれました。エースの古市が全勝でチームを牽引すると、1年生の辻も競り合いになると逃げてしまう以前の悪癖を克服する成長を見せ、後半の守護神として活躍してくれました。そして中学時代には県大会すら出場していない楠井と村上が、昨年のこの時期には想像もつかない結果を残してくれました。県大会に続き重要な場面で3勝という貴重な勝ち星を重ねました。楠井も2戦目で敗れはしましたが、そこから気持ちを立て直し3戦目で勝利すると、今日の試合でも素晴らしいプレーを見せてくれました。サポートメンバーの三人も応援に審判に練習相手にと走り回って、大変な裏方をしっかりと務めてくれました。本大会に出場するからには、本校男子チームの鬼門である”予選リーグ2勝して突破”を目標にファイトしたいと思います。

 今回も遠方での三日間の大会に宿泊しながらアツい応援で支えて下さった保護者の方々に感謝です。アウェイにいながらホームで戦っている気持ちになり、選手たちも落ち着いて試合に専念できました。

 ありがとうございました!

12月22日(日)
全国選抜東海予選A
 大会二日目です。

 予選リーグ残り試合が行われました。

 女子の初戦は桜丘。ポイントとみられていたこの試合のトップで起用されたのは繿コでした。丁寧に粘る相手のカットマンに対して得意のカット打ちで一気に突き放し先取点。しかし並行して行われていた2番の山岸は相手エースに対して0-2のビハインドから3,4セット目をジュースで奪い取り必死で食い下がるもののセットオール8本で振り切られて1-1のタイに。勝負どころの大西・繿コのダブルスですが1セット目を奪いますが2セット目からはがっちりと攻められて1-3で敗れて苦しくなります。4,5番並行は大西と武馬。ともに一進一退の展開でしたが、武馬がセットオールになったところで、大西が1-3で敗れて万事休す。

 女子の予選リーグ最終戦は日大三島と。ここで敗れると予選3位となり本大会への道が絶たれる背水の陣です。トップの山岸は相手エースの速い攻めに押し込まれてストレートで敗れます。二番の大西はサービスを利して手堅く攻めて流れを引き戻します。ここまで苦しい展開の続いたダブルスはまたしても流れがつかめないまま敗れて後がなくなる苦しい展開。どちらも絶対負けられない後半に繿コと勝山が挑みます。出足は緊張からか固かった勝山ですが後半でサービスを生かして逆転して波に乗ります。2セット目からはフォアハンドも決まりだして相手を圧倒。ラストながら4番より早く終えて4番の繿コに託します。その繿コは1,2セット目は素晴らしいボールが次々と決まりアッという間に追い込みます。しかし徐々に相手もボールが合いだしたのか決まっていたボールをしのがれて重い展開に。貯金を使い果たし勝負はファイナルセットに。しかしここから残りのすべてを出し切るプレーで出足から積極的に攻めて一気に突き放して決勝点を挙げました。

 一方の男子は初戦で日大三島と対戦。好調のトップ村上は相手エースに一歩も引かず対します。2セットビハインドから粘りセットオールへ。最後は9本で惜敗するもののチームに勇気を与える一戦でした。今一つの調子だった2番のエース古市は持ち前の鋭さが戻ったプレーで圧倒して1-1に。ダブルスも昨日を上回る内容で完璧に抑え込みます。楠井と辻の後半も相手に付け入るスキを与えないプレーでしっかりと勝利。

 続く予選リーグ最終戦は岡崎城西との全勝対決。トップの村上は粘り強い相手と一進一退の攻防。5セット目は前半を大きくリードを奪い押し切るかと見られましたが相手に粘られ追い上げられます。10-7と迫られたところでタイムアウト。その後の一本を見事に三球目を決めて貴重なポイントゲットです。2番の古市は難なく決めて一気に王手。後のない相手のダブルスは徹底して大きな展開に持ってきます。悪くはないスタートでしたが互いに粘りあう好ゲームに。セットオールの最後は思い切ったプレーで押し切った本校に軍配が上がりました。

 予選リーグ1位で代表を決定した男子は杜若との準決勝に臨みました。今大会大活躍の村上が相手エースに挑みます。時折鋭いボールでポイントしますが、サービス・レシーブに差が出て先手を取られ相手ペースのまま試合は進みストレートで敗れます。2番は古市。11月の東海選手権で敗れたカットマンと再戦です。前回は強引に攻めたボールをしのがれてなす術なくやられましたが、今回は粘るコースを変えて相手のミスを誘います。決定球をミドルに集める作戦も決まってストレートでリベンジです。ダブルスは惜しいところまで行くのですが足のある相手にしっかりと攻められて9,3,9で抑えられます。辻と楠井の後半ですが、互いに気持ちで負けずにしっかりと戦います。辻は相手のストロングポイントであるフォアハンドに真っ向勝負で挑みます。ストップレシーブに成長の跡を見せて好試合になりますが、リードを奪われている時は好プレーを見せるのですが最後の一本が遠く11,9,9と惜敗。しかし6月の東海総体では完敗だった相手に迫るプレーでした。並行スタートの楠井も今大会一番の出来で相手のプレーに負けないボールで対抗します。しかしやはり動き回る相手に先手を取られて攻め切られてしまいます。

 今日の結果で女子は明日、富田(岐阜2位)との代表決定戦に臨みます。6月の東海総体で本校が3年生主体のチームで敗れた試合とほぼ同じメンバーで構成された相手は強豪です。厳しい戦いになりますが選手たちの戦意は衰えていません。最後まで諦めずにチャレンジしてくれるはずです。

 準決勝で敗れた男子は静岡学園(静岡1位)との3位決定戦に臨みます。「予選リーグの組み合わせが良かった」と言わせないためにも意地でも食い下がりたいと思います。

 最終日の明日は男女とも9時スタートです。

12月21日(土)
全国選抜東海予選@
 朝から雨混じりの強風が吹く寒い日でした。

 今日から三日間、湖西市アメニティプラザで、「第41回全国高校選抜卓球大会東海選考会 兼 平成25年度東海高校新人卓球大会」が行われます。

 県予選を男女とも優勝した本校は、来年3月に滋賀・大津で開催される全国選抜目指してチャレンジします。

 東海4県から集まった男女それぞれ20校が5校ずつ4つのブロックに分かれて予選リーグが行われ、1位校は1〜4位決定戦へ、2位校は5〜8位決定戦へまわります。本年度の予選通過枠は6校までなので、予選リーグ1位なら決定、2位なら決定戦を1回勝てば決定となります。

 抽選の結果、男子は豊川(愛知5位)、岐阜工業(岐阜4位)、日大三島(静岡3位)、岡崎城西(愛知2位)のブロックに、女子は栄徳(愛知5位)、長良(岐阜4位)、桜丘(愛知3位)、日大三島(静岡2位)のブロックに入りました。

 男子の初戦は豊川と。トップの古市真暉Aは固くなりながらもストレートで相手エースを抑えて幸先良いスタート。並行して始まった2番の村上稜二Aは出足から落ち着いたプレーでシャットアウト。勢いをつけます。ダブルスの古市・辻智貴@組も出足こそ競りますが要所を締めて3-0で初戦を勝利で飾ります。

 続く試合は岐阜工業。1番古市は初戦より落ち着いてプレーし、難なく下します。ところが楠井瑠偉Aが2-1と追い込んだ後の4セット目を逆転で敗れると続く5セット目も取られて試合は1-1の振出しに戻ります。サービス・レシーブの大小で相手を揺さぶりましたが、先手を取った後の決定球を無理して打ちミスが続いたのが敗因です。勝負どころのダブルスでしたが、レシーブで相手を大きく動かして的を絞らせずに2セットを連取。このまま行くと思いましたが、必死に食らいついてくる相手に少しずつミスが出始め、いつの間にかペースは相手側に。5セット目も押され気味で後半までリードを許しますが、8-10から粘ってジュースに。しかし最後は相手に踏んばられて敗れ、チームも1-2と追い込まれ苦しい展開に。4番村上、5番辻と並行スタート。経験の少ない村上に不安はありましたが、巧みなサービスと冷静な判断、そして何より窮地に立たされても慌てないプレーで完璧な試合を見せてくれました。ラストの辻も3セット目こそ取られますが、要所を積極的に攻めるプレーでラストを締めました。

 女子は初戦で栄徳と対戦。トップで起用されたのは勝山莉奈A。積極的には攻めますが力みが出てミスも出ます。しかし徐々に落ち着いて相手を見ることができるようになると、競り合いでも慌てずに締めてストレートで先取点。並行スタートの大西真由Aは逆に丁寧に行き過ぎたスタートでしたが、こちらも徐々に調子を上げて5本も取られずシャットアウト。ダブルスの大西・繿コ菜月@組は、強気に攻める繿コのボールを狙われ苦戦しますが大西のサービスが良く効き3-1で勝ち、チームも初戦を突破。

 続く二戦目は長良と対戦。トップの山岸芽以Aは張り切って攻めますが、判断ミスも出て攻撃ミスも目立ちます。しかし徐々に修正していき、最後は危なげなく試合を締めました。2番の繿コも積極的ではありますがミスが目立ち2セット目を失いますが、打たせて取る戦術を取ると試合が落ち着き3-1で勝利。ダブルスの大西・繿コ組は全く危なげなく3,5,5と相手を寄せ付けずに、チームもストレート勝ちを収めました。

 男女ともやはり気持ちのコントロールに苦労しました。いずれも「負けられない」という気持ちが冷静さを失わせてしまいます。強気と無理攻めは紙一重ですし、丁寧さと弱気も紙一重です。

 今晩はゆっくり休んで、明日はその気持ちを修正してもらいたいと思います。

 明日は予選リーグ残り2試合が行われます。男子は1位になると順位決定準決勝も控えています。

 頑張ります。

12月20日(金)
ゴミバスターズ
 よく晴れましたが寒風吹きすさぶ一日でした。

 今日は二学期の終業式。10時過ぎには式を終えましたが、その後、白子高校恒例の「ゴミバスターズ」が行われました。

 数年前から始まったこの行事は、有志のクラブが参加する”通学路清掃ボランティア”です。

 卓球部は卓球場と学校の間の細い路地周辺の住宅街が担当でした。私も選手たちも普段はその路地を毎日のように通りますが、そこから中に入る、車も入れないような路地は初めて通る道ばかりです。

 さすがにそこにはほとんどゴミは落ちていませんでしたが、田んぼ道に出るとたくさんの獲物が。約一時間ほどでゴミ袋数個分が一杯になりました。

 道行く人に「ありがとう」とか「ご苦労様」と声を掛けていただき気分よく作業ができました。

 ゴミバスターズ後は、明日に迫った全国センバツ東海予選前日の調整練習でした。

 男子は一週間前がウソのように落ち着いた練習ができました。

 この数日は、選手たちも開き直ったのか充実した練習ができました。それが結果に結び付くかどうかは卓球の神様だけしか分かりませんが、少なくとも悔いの残る準備にはなりませんでした。

 昨年から試合方式が変わり、予選リーグを5試合行うというハードなものになっています。まさにチームの総力が問われる方式です。

 たくさんの方々から支えてもらい試合に臨めることに感謝しながら、最後まで決して油断せず、決して諦めずにチャレンジしたいと思います。

 試合は静岡・湖西市アメニティプラザにて行われます。明日は昼から予選リーグ二試合、明後日は朝から予選リーグ三試合、明々後日は決勝トーナメントです。

12月19日(木)
順調
 昨日から降り続いた雨も昼ごろには上がり、晴れ間ものぞきましたが、夕方には再び雨が。

 今日は成績不振者の保護者会で事実上の休校です。

 女子は朝から練習を始め、午後の練習後は自主練習する者もおらず早目に切り上げたようです。

 男子は午前中、学校体育館が使えなかったこともあり午後からの練習としました。久し振りにゆっくりとした日程で、4時間弱の練習も高い集中力で取り組めたと思います。

 最初は高校生だけの少人数の練習でしたが、途中から午前中授業を終えた中学生も合流して活気のある練習となりました。

 練習前には、「ここまで順調に来ているので、怖いのは”油断”」という話をしましたが、選手たちもそれをよく理解してくれ、丁寧な練習を心がけてくれたと思います。

 それでも気持ちにもゆとりが出てきたのか、練習中の表情も明るく、アッという間の4時間弱でした。

 本番まであと二日です。

12月18日(水)
仕上り上々
 朝から降り続けた雨は夜になっても止むことがありませんでした。寒い寒い一日でした。

 学校は午前中授業で14時半過ぎからの練習でしたが、水曜日の今日は学校体育館が使えないので男女とも卓球場での練習です。

 女子の練習は一週間振りに見ましたが、一目見て良い雰囲気でやっているのが見て取れました。

 一生懸命やるのは当たり前。充実している選手は集中力が違います。視線が泳がず慌てず騒がず。現時点での好不調はあまりあてになりません。さすが西飯先生。恐らく計画通りでしょう。

 一方の男子ですが昨日より更に上向きです。

 スケジュール的にも多少余裕があるせいか、フィジカル面では全く問題がありません。テクニカル面でも長期的に取り組んでいるものが普通に試合でも出せるようになってきています。問題だったメンタル面でも峠を越して表情にも余裕が出てきました。

 男女ともここから失敗するとしたら”油断”です。

 明日は二学期の成績不振者の保護者会なので、事実上の休みです。女子は早めの練習スタートで早めに上がる予定です。男子は遅めのスタートで朝はゆっくりする予定です。

 余裕のある時間をどう過ごすか?

 「明日は早起きしなくていいから夜更かししても大丈夫」と考えた時点でThe Endです。

 こちらの意図を理解できているかどうか?そこが勝負の分かれ目です。

12月17日(火)
いいんじゃないでしょうか
 確かに寒いのですが風がないだけで穏やかに感じます。

 ここにきて男子の調子が上向いてきました。

 大一番が近づくと徐々にテンションが上がります。しかし上がり過ぎて調子を崩してしまいます。そこを過ぎると肩の力が抜けて、再び好調の波がやってきます。

 この時期の不調は、練習はしっかりやっているのでメンタルの問題です。

 日々の練習を、最初から最後まで目を皿のようにして見ていると選手たちの息遣いまで感じられるようになってきます。

 今日は火曜日です。

 水、木、金と練習して土曜日から本番です。

 あと三日間。

 上手くいっていると思います。

 しかし油断は禁物。

 小心翼々と事を進めようと思います。

12月16日(月)
メンタルマネージメント
 夕べは台風のような強風が吹き荒れました。本格的に冬です。

 大一番を前に選手たちの心も揺れ動きます。

 昨日は大揺れだった男子の心でしたが、開き直ったのか今日は軽快な動きを見せる選手が多く見られました。

 練習不足ならいざ知らず、毎日一生懸命練習をしているのだから、余程のオーバーワークでない限り体は動くはずです。

 それでも不調というなら原因はメンタルなものでしょう。

 メンタルが原因の不調は大きく分けて二種類だと思います。

 ひとつは緊張感に欠けている場合です。競技そのものに興味がなくなってしまったか、目標とする試合まで期間があるなど、モチベーションが上がらないので、もう一歩踏み込めず力が出ないパターンです。

 もうひとつは過剰な緊張感によって思うように体が動かない場合です。いわゆるプレッシャーですね。

 ちょうど良いパフォーマンスを求めるなら「適正な緊張感」が必要です。

 緊張感が欠けていてもダメだし、緊張感が過剰でもダメです。

 大切な試合前はこの緊張感が乱高下します。

 そこから考えると、昨日までの不安定さも、今日の快調もある意味、順調といえます。

 さあ、ここからのカウントダウンでどうなるか?我々指導者のメンタルマネージメントの見せ所です。

12月15日(日)
女子遠征
 女子は大阪・松原市で行われた松原卓球選手権に出場しました。

 松原市は年間に数回オープン試合が行われ卓球が盛んな土地です。私はまだ行ったことはありませんが、卓球場に通う小中学生なら一度は出たことのある大会でもあります。

 今日は女子全員が参加しましたが、出場人数は少ないながら、四天王寺高校を始め華頂女子高校、立命館大学などレベルは高かったようです。

 全国センバツ東海予選前の最後の遠征となりましたが、手応えはどうだったのでしょうか?また西飯先生に聞こうと思います。

 男子は学校でじっくりと練習に取り組みました。

 卒業生の小河さん、南さん、水野さんが来て下さって活気のある練習ができました。

 ただやはりこのあたりから、本番前のプレッシャーで調子を崩す者が出てきています。

 しかしそれは想定内です。逃げずにプレッシャーに立ち向かえば問題ないと思います。むしろこの時期にのんびりとした雰囲気で好調をキープしても本番直前、あるいは本番でパニックを起こすに決まっています。

 さあ、ラスト一週間です。逃げずに頑張ろう!

12月14日(土)
地区予選&男子遠征
 今日は学年別大会地区予選が開催されました。

 ジュニアポイントランキングの高校生上位8名(男子・古市、辻、楠井、女子・大西、繿コ、山岸、武馬)は地区予選免除です。

 予選通過枠は男子30名、女子26名でしたが、予選に参加した男女4名ずつは敗者復活を含めて何とか全員突破することができました。それほど厳しいハードルではありませんでしたが、男子1年生の宇佐美は初めての地区予選突破でした。

 本大会は1月25日(土)伊勢の県営体育館で開催されます。

 予選免除の男子三名はトヨタ自動車にお邪魔しました。

 卒業生の浅野一平さんと長澤玲奈さんがお世話になっているトヨタには、男女とも度々練習をしていただいています。つい先日も女子がわざわざ鈴鹿まで練習に来て下さいました。

 トヨタの素晴らしいところは社会人チームながら選手たちの取り組む姿勢が非常に積極的なところです。例えば個人戦でチームメイトが試合をしていれば応援に駆けつけるのが高校生なら当然の風景ですが、社会人チームではなかなかそこまでするチームはありません。しかしトヨタは高校生顔負けの応援を繰り広げます。

 それが”ポーズ”でないのは一緒に練習させていただくと良く分かります。いずれの選手も、本校の高校生のようなレベルが違う者を相手にしても決して”スカ”したりしません。「明るく」、「前向きに」、「積極的に」相手をして下さいます。

 高校生の頃は頼りなかった浅野さんもトヨタにお世話になって5年になりますが、すっかり”オトナ”です。表情や態度を見ると大人の余裕が感じられるようになりました。この5年で部で、職場で鍛えられ、今や立派なトヨタマンです。

 こうして比べてみると卓球の強い弱いは別にして、やはり高校生はまだまだ未熟な子どもであると思います。彼らも3年後、5年後には先輩たちのような大人に成長しているのでしょうか?古市、楠井、辻の数年後を想像してみましたがイメージは湧きませんでした。

 劇的に成長する十代後半の人間を見られるこの職業は刺激的です。

12月13日(金)
正念場
 寒い。今日も風が強く最低気温はついに1℃!

 厳しい寒さですが選手たちは懸命に頑張っています。

 今日は放課後にバタバタしていて体育館に行くのが遅れましたが、地道に取り組んでいました。決して派手さはありませんが、これが今年の男子の持ち味です。ただ一人、練習を続けている3年生の権蛇がひときわ元気がよく見えます。良くも悪くもそんなチームです。

 暑くても疲れますが、これくらい寒いと何もしてなくても肩が凝ります。

 放課後に修理に出していた車を取りに行く道中で、本校の恐らく部活動をやっていない生徒たち数人が楽しそうに談笑しながら帰っていきました。授業を終え解放感もあり、家に帰ったら暖かい部屋でゆっくり寛(くつろ)ぐのだと思います。明日と明後日は休みです。テストも終わっているし遊ぶ計画でもあるのかも知れません。

 部員たちが好きでやっている卓球です。卓球することが苦痛だとは思ってないでしょうが、朝早くから夜遅くまでほとんど気も体も休まる時間はありません。大切な試合が続くと、それに対するプレッシャーも相当なものです。それらのことから解放されれば、さぞ楽なことだろうと思います。

 それだけに何とか苦しい練習の先にある希望の光である目標を達成してもらいたいと強く感じます。

 ここまでの苦労が全て吹き飛ぶほどの喜びを感じさせてあげたい。

 辛くても苦しくても一生懸命頑張れば、こんな喜びを手にすることができるんだという「達成感」を味あわせてあげたい。

 選手たちも私たち指導者もここが正念場です。

12月12日(木)
滝川高校来校
 風も強く厳しい冷え込み。

 今日は兵庫・滝川高校が来校してくれました。

 ここ数年この時期に、平日にもかかわらず来校して下さいます。全国センバツ東海予選前の大切な時期だけに、貴重な実戦練習です。ありがたい限りです。

 短縮授業ながら15時前まで授業があり、16時頃から練習試合開始でした。

 出足の数試合は練習通りの素晴らしい試合が続き安心しましたが、徐々に旗色が悪くなり後半は、今ひとつの内容、結果となりました。

 これをどう見るか?

 序盤の状況を見る限りでは決して悪くない内容で、地道に取り組んでいる練習が結果に結びついている感はありましたが、後半の様子を見るとまだそれが本物ではないように思います。

 こちらは欲張りなので、瞬発力も大切ですが持久力も求めてしまいます。

 この時点で安心できる内容ではありませんが絶望的でもありません。

 微妙です。

 この悶々とした気持ちが本番までの8日間、続くんだと思います。

 毎度のことながら辛いです。

12月11日(水)
男女の違い
 夕方からは雨がパラパラ。ここのところ冬型の寒い日が続きます。

 今日は水曜日。男女とも卓球場で練習の日です。

 期末テストがあったので男子の卓球場での練習は久し振りです。つまり女子の練習を見るのも久し振りということになります。

 全国センバツ東海予選まで10日を切ったこの時期だけに女子も気持ちの入った練習でした。水曜日の女子は恒例のゲーム練習中心の日ですが、今日は午前中授業だったこともあり15時前から18時半まで休みなくゲーム練習に取り組んでいました。

 根気の要るこういった長時間の練習になると、男子は女子にはかないません。ゲーム練習には男子は張り切って取り組むのですが、長い時間やると飽きてしまい惰性になってしまいます。目先を変えながら今日もガッツリと取り組めました。

 刻々と大一番に向けて時計の針は進んでいますが、選手たちは高いテンションで自分と戦っています。

 地道に粛々と頑張り続けるのみです。

12月10日(火)
期待に応える
 昨日、「風がない」、と書いたら今日は台風のような暴風でした。

 全国センバツ東海予選まであと10日となりました。男女とも対策練習に余念がありません。

 男子のポイントとなる相手校にはカットマンがいません。一方の女子はカット対策が必須となっています。

 男子1年生の宇佐美はカットマンです。技術的にはまだまだこれからの選手ですが、女子からオファーがあり昨日と今日、練習相手として女子の練習に参加しています。

 卓球は個人競技なので、努力して強くなって勝ったらその栄誉や満足感は自分に返ってきます。逆に、サボって強くなれずに勝てないと惨めな思いをするのは自分自身です。

 団体戦のように、「チームのために」と考える機会はそんなに多くありません。

 しかしやはり自己満足だけでなく、他人から期待されたり評価されたりすることは大きな遣り甲斐になります。

 宇佐美にとって、このように他人に乞われてプレーするのは初めてだと思います。

 他人に期待されたら、その期待を上回る内容、結果を出すことが大切です。

 「えっ!?そこまでやってくれたの?」と思わせる頑張りを見せなければなりません。

 他人に期待され、他人に評価されることの喜びは、何物にも代えることのできないものです。

 団体戦のレギュラーとして勝ち星を挙げてチームの勝利に貢献するのも、カット打ちの練習相手を乞われてチームの勝利に貢献するのも、貢献度から言えば全く同じです。

 明日は男女とも卓球場での練習です。早速、貢献できたかどうか西飯先生に聞いてみたいと思います。

12月9日(月)
さあ、ここから
 最低気温は5℃。風がないのでそれほど寒さは感じません。やはり”鈴鹿おろし”が来ないと冬とは言えません。

 連休明けですが古市以外は遠征もなく、落ち着いて練習できたこともあり選手たちの動きは軽快でした。また、授業が午前中ということもあって午後からたっぷり練習しても全体練習を早く終えることもでき、選手たちのコンディションも上々です。

 冬休みの計画も少しずつ埋まってきました。年末に控える全国センバツ東海予選ももちろんですが、年始早々には東京選手権予選を兼ねる三重県選手権、そして全日本選手権もあります。

 正月を挟んで予定されているビッグイベントに向けて、学期末で練習をたっぷりやれるこれからの時期に向けて頑張らなくてはなりません。

12月8日(日)

 夕べパラパラ降っていた雨も朝には上がり、良く晴れた穏やかな日中でした。

 昨日から全国新人選抜合宿に参加している古市です。

 昨日は12人の予選リーグ10試合を消化し7勝3敗とまずまずの結果。今朝の一試合目の予選リーグ最終戦を勝って8勝3敗の4位で予選リーグを終えました。その後、3,4位リーグに進み、3勝4敗。通算13位で終えました。

 優勝した東山高校の選手に予選リーグで3−0で勝つなど実力を発揮した試合もあったようですが、初戦で確実に勝っておきたい相手に敗れるなど、やはり試合の入り方等々に課題はあったようです。二日間で17試合を消化しましたが、対戦した相手選手との相性、その時の状況等々、心身のコンディションがうまく噛み合えばこのクラスの上位で戦える潜在能力があることを証明できた反面、トータルで考えるとこの順位は受け入れざるを得ないのしょうか。

 全国大会は基本的にトーナメントの一発勝負です。余程の実力者でない限り、同じ組み合わせでももう一回やると違う結果になる可能性は高いはずです。しかし今回はリーグ戦なので現時点での実力はこの辺りにあることは確かだと思います。

 何が足らなかったのか?何が通用したのか?明日、本人に確かめたいと思います。そこを把握して修正、発展させていけば次のステップに進める可能性はあるはずです。卒業までの残り、半年間で本校男子の新記録を塗り替えてもらいたいと思います。

 学校に残った選手たちも今日もしっかりやれたと思います。やはり県予選での成功体験が自信になったのか、以前のようにナーバスになり過ぎることもなく準備できていると思います。本当に苦しくなるのはもう少し先だと思いますが、「何をしなければならないのか?」、「何をしてはいけないのか?」は経験済みです。

 明日から古市も合流です。慌てず騒がず落ち着いて準備します。

※写真は全体練習終了後も暗くなったグラウンドで自主練習する野球部員。卓球部員ランニング時に撮影。

12月7日(土)
要は姿勢の問題
 日中も気温が上がらず肌寒い一日でした。

 午前中の練習には卒業生の小河さん、南さん、そして南さんと同級生の水野好将さんも久し振りに胸を貸して下さいました。

 先輩たち、中学生も混じっての練習は活気があり、非常にテンションの高い練習ができたと思います。やはり大切なのは練習に取り組む姿勢だと再認識させてもらいました。

 午後からはゲーム練習、最後には多球練習をガッツリとやり込むことができました。選手たちも久し振りの長時間の練習にもかかわらず、最後までしっかりと練習に向き合えたと思います。

 この雰囲気を崩さずに二週間、頑張りたいと思います。

 さて、全国新人選抜合宿に参加している古市ですが、今日一日で予選リーグ10試合近くをこなしたと思います。詳細は明日の日記で紹介します。

 明日も一日ガッツリ頑張ります。

※写真は全国新人選抜合宿の集合写真

12月6日(金)
さあ!
 ようやく期末テストが終わりました。

 今日から二週間後の全国センバツ東海ブロック予選に向けて再スタートです。

 選手たちはテストの疲れはあると思いますが、解放感からか明るい表情で練習に取り組んでいました。

 さて、今日から日曜日まで古市真暉が豊田市で行われる「全国新人選抜合宿」に参加します。この合宿は全国47都道府県から1名ずつ代表を出し、地元愛知県の1名を加えた48名による合宿です。インターハイ団体ベスト8校の選手と、シングルスベスト32の選手は参加できません。そこが”新人”合宿のゆえんです。

 合宿と言っても試合ばかりで、12名ずつ4ブロックに分けて予選リーグ、その後は予選1,2位リーグ、3,4位リーグと順位リーグが行われます。今日は集合だけなので明日、明後日の二日間で予選リーグ11試合、順位リーグ6試合を実施します。

 古市は昨年も参加しましたが、総合24位に終わりました。女子は常深亜美が18位という結果でした。

 この合宿で上位4名に入ると1月4日から始まる「全国高校選抜冬季強化合宿」に参加できます。こちらは全国トップクラスの選手が集まる合宿です。

 是非これを目指して頑張ってもらいたいと思います。

 古市が抜けての週末の練習となりますが、残った選手たちのモチベーションは十分です。こちらもしっかり頑張ろうと思います。

※写真は練習後のランニング時の空の様子。中央上に三日月が、その下に金星が光ります。

12月5日(木)
卒業していく3年生@
 芥佳子は中学入学後に卓球を始め、1年半後の全日本カデット14歳以下の部県予選で準優勝し代表になりました。

 守備型の選手にとって無駄な力が入らない能力は、強くなるための大きな要素です。芥はその柔らかいカットプレーで中学では勝ち星を積み重ねましたが、し年齢が上がるにつれ周囲のレベルも上がり高い身体能力を求められるようになりました。

 高校入学後も、格下と見られる選手に敗れる”取りこぼし”は皆無に等しく、ほぼ確実にベスト16までは進むのですが、同士討ちを含めてことごとくベスト8の壁を破ることができませんでした。

 早朝のサーブ練習など地道な努力を続けた成果が実ったのは、最後のインターハイ予選を終えた後の7月の国体予選でした。丁寧ではあるものの個性に乏しかったプレーに、フォアハンドのカーブロングを身に付けたのが効きました。初のベスト8に入り、リーグ戦に進出。結果は9位に終わったものの、この時期での自己新記録は称賛に値します。

 どんな時でも笑顔を絶やさない彼女が感情的になったところを見たことがありません。プレー同様、柔らかなおっとりした性格は周囲を和ませてくれます。勝負の世界ではそれが災いしたところもあると思いますが、個性の強い同学年の緩衝材のような役割を果たしてくれました。

 卒業後はエステシャンを目指し、専門学校に進みます。彼女の性格から考えると、まさに天職と言えるでしょう。

 カリスマエステシャンとして成功するイメージがはっきりと頭に浮かびます。

12月4日(水)
テスト中日
 日当たりのよい部屋は暖かく感じる晴天でした。

 テストも中日です。選手たちもそろそろ疲れが出始めてきました。

 練習も短時間の制限練習ですが、効率よく、かつ丁寧な練習ができるよう工夫をしているつもりです。選手たちも昨日の話を意識してか、必死さが伝わる雰囲気でした。

 男子の練習の後半は選手たちに選択させるようにしました。

 多球練習に取り組む者、1対1の練習に取り組む者、途中からゲーム練習に取り組む者。

 それぞれが今の自分のコンディションを考えて選択したと思います。

 15時前からは恒例の勉強会です。

 昨日の数学を終え、「ひと山越えた」感があります。

 ほぼ全員が参加した勉強会も、ある程度の目途がついた者からひとり、またひとりと抜けていきます。

 結局最後の者が終わったのが21時前でした。これでも昨日よりは1時間ほど早く終わりました。

 もう一息です。がんばれ!

※東海選手権、県新人戦をTOPICSにアップしました

12月3日(火)
何をすべきか?
 よく晴れた一日でした。

 テスト二日目です。

 練習はトレーニングを含め2時間ちょっとの制限練習です。当然、技術面、体力面のコンディションは良くはありません。

 ガッツリと練習している時と比べると調子は上がらないのはやむを得ないところですが、選手たちはそこが我慢できません。

 練習時間の短い時に「中身の濃い練習を」と話をしますが、それは「丁寧な練習を」ということです。

 集中して一生懸命頑張るのは練習時間が長かろうと短かろうと、当然のことながら必要なことです。

 コンディションの良い時には勢いのみでプレーしても上手くいくものですが、悪い時にはイライラして雑な練習になってしまうと、さらに調子を落としかねません。

 「若さゆえ」なのでしょうが、ここで丁寧に取り組まないとテスト明けも調子を崩したままズルズルとプレーし続けることになります。

 ここで調子を上げろとは言いません。でも大切な時期なのです。

※写真は本校中庭の樹木です。真っ赤に紅葉して目を引きます。

12月2日(月)
明るい!
 いよいよ期末テストが始まりました。

 テスト期間中は約2時間の制限練習です。短い時間をいかに効率よくこなすか。

 ある選手の日誌に、「選抜東海予選まであと3週間しかない」と書いてありました。今週いっぱいテストがあるので、テスト終了後からは2週間しかありません。

 もちろんこの時期は勉強が優先されるのは言うまでもありません。ただ、卓球台についた時に、その焦りの気持ちを持って取り組んでもらいたいと思います。

 さて、今日の学校体育館での練習は、曇り空ということもありカーテンを開けてやっていたのですが、やはり眩しかったので途中でカーテンを閉めました。

 しかしいつもと違和感が。

 天井を見上げると、全体の3割ほどが切れてしまっていた照明が全て点灯していました。そういえば以前に技術員(昔でいう用務員)さんにお願いしていたことを思い出しました。

 「授業があるのでテスト期間中に替える」とおっしゃっていましたが、テスト初日に替えて下さいました。私が19年前に赴任した時からお見えになる本校の技術員さんはいつも誠実に対応して下さいます。ありがたや。

 試合会場の体育館のように明るくなったら、こちらの気持ちまで明るくなったようでした。

12月1日(日)
狙って
 師走です。

 男子は昨日に引き続き、たくさんの中学生が参加してくれたので賑やかにできました。

 テスト前日ということもあり、吹奏楽部以外のクラブは休みらしく、体育館も貸し切り状態でした。練習前のランニングから最後のトレーニングまで3時間弱。やはり物足らなさは否めませんが、選手たちの集中力も高く、内容的には悪くない練習だったと思います。

 午後からの勉強会もほぼ全員の部員が集まり、それぞれが明日のテストに向けて緊張感あふれる雰囲気で取り組んでいました。

 以前と比べるとそれぞれの教科に対する目標を持って取り組めるようになってきました。期末テストでしかやらない教科は年間たった3回しかテストがありません。もちろんテストだけで評価されるわけではありませんが、成績を決める重要な要素であることは間違いのないところです。そういった教科は英語や数学のように積み重ねの内容ではない場合がほとんどです。つまり一発勝負。このテストでしっかりポイントできれば高い評価を得ることができます。英語や数学が苦手でも、その他の教科でポイントを稼げば評定平均はアップします。

 今日も1年生のある選手が、「明日の情報は1学期の成績が良かったので今回もしっかり点数を取ろうと狙っています」と頼もしいことを言っていました。

 何事も目標を立て、計画を立てることが成功への近道となります。