白卓日記 ‘13  11月 前月へ! 次月へ!    
11月30日(土)
要領よく生きる術
 テスト直前の週末です。

 男女とも練習は午前中です。テストを終えたばかりの中学生たちがたくさん来てくれたので、久々に活気のある中身の濃い練習となりました。

 午後からは勉強会でした。男女1,2年生全員が集まり、遅くまで頑張っていました。

 取り組み方は様々ですが、やはり成績の良い者は高い集中力で頑張ります。山本先生に言わせると、「要領もよい」らしいです。

 もちろんパーフェクトを目指して勉強するべきですが、何から手を付けるかが大切です。効率よく点数が取れるよう優先順位を決めないといけませんが、成績の悪い者はやみくもに手を付けてしまいます。

 卓球も同じです。

 一生懸命練習するのは当然ですが、試合でほとんど使わない(使えない)ことを延々とやり続ける者がいます。例えばロビングやフィッシュは面白いし、ラリーが続くのは卓球の醍醐味でもあります。

 しかし実際、ロビングやフィッシュを使ってどれくらい試合で点数が取れるでしょうか?

 やはり試合で勝つ者はサービスが上手です。それがいちばん試合で多く使う技術で、上手くなると得だということを理解しています。

 逆に試合で勝てない者はほぼ例外なくサービスが下手です。平凡で工夫のないサービスがいつまで経っても変わりません。

 こういった「要領よく生きる術」を卓球を通して覚えてもらいたいと思っています。

 卓球でも勉強でも仕事でも普段の生活でも、成功する人は間違いなく要領がいいです。

 選手たちが勉強する後姿を見ながら思いました。


11月29日(金)
仲間との絆
 好天ですが気温は低い。典型的な冬の気候です。

 今日は放課後に中学校訪問が入り、テスト前の制限練習には間に合いませんでした。

 さらに今日は私の中学校卓球部時代の恩師とその仲間が集まってのプチ同窓会が行われました。

 鈴鹿市の神戸中学校出身の私ですが、同級生の高田高校総監督の宇仁田先生の呼びかけで、顧問の先生であった鈴木千紘先生、当時のキャプテンら三人が集まりました。

 ”三つ子の魂百まで”と言いますが、中学卒業以来30年振り以来に会いましたが、当時の雰囲気はそのままでした。

 中学時代の思い出で盛り上がりましたが、やはり当時の苦楽を共にした仲間との思い出は数十年の時を経ても色あせることはありませんでした。

 私も中学生、高校生、大学生の頃は、将来がどうなるかなど想像もできませんでした。

 白子高校の選手たちも3年後、4年後、10年後、20年後、30年後の未来は想像できないかも知れませんが、現在の苦労を共にした仲間との絆は永遠です。近い将来、それを知る日が来ることでしょう。

 何となく感傷的になった今日でした。

11月28日(木)
フル回転
 最高気温が12℃。どんどん低くなってきます。明日の予想最低気温は3℃!

 ここ数年のこの時期の日記を見てみると、新人戦が終わって何となく気の抜けた練習になってしまっていたようです。男子の練習を見る限り、今年に関してはそれほどではありません。これが今年のチームの持ち味です。派手さはありませんが、地道にコツコツと努力のできるチームです。逆に言えば地道に頑張れなければ、他に秀でているところがなくなってしまいます。「地道にコツコツ」が生命線です。

 このようにテスト前の制限練習時でも頑張るので、時間が多少短くてもそれを感じさせないプレーをしてくれます。この寒い時期ですが、最後のトレーニングを終える頃には半袖短パンでも十分です。

 女子の様子は分かりませんが、練習を終えて勉強会に合流してくる1年生たちの表情から、「短時間の練習で楽だった」というものは読み取れません。

 今日も21時半過ぎまでガッツリと勉強も頑張りました。

 寝る時間と食べる時間以外はフル回転の高校生たちです。

11月27日(水)
カリスマ真骨頂
 肌寒い日が続きます。夜になると冷たい雨まで降ってきました。

 以前より早めのスタートとなった勉強会ですが、多くの選手たちの鬼門となっている数学が立ちはだかります。

 重苦しい雰囲気で始まった勉強会。それもそのはず、スタート時にの19時には”カリスマ数学講師”山本先生の姿はありませんでした。

 しかし姿を現した20時からは熱のこもった講義が続き(写真参照)、勉強会が行われているパソコン教室は熱気に包まれました。

 私は何の力にもなれませんが、同じ教室でやる仕事ははかどります。ピンと張りつめた空気は、緊張感に溢れ集中力も高まります。

 決して練習も手抜きはしません。トレーニングもランニングもほぼ通常通りです。

 その分、選手たちの負担も増えますが、シブシブやっている空気はありません。

 う〜ん、数年前には考えられない雰囲気です。

11月26日(火)
応援は”気持ち”
 かつてテスト一週間前でも夜間練習が普通でしたが、最近は”夜間勉強会”がデフォルトとなってきました。

 県新人戦から二日経ち、選手たちも冷静になってきました。良かったところは自信として、悪かったところは反省として次につなげることができていると思います。

 結果が良かったからと言って浮かれたり、悪かったからと言って引きずったりすれば、次に悪い影響を与えるのは必然です。

 さて、一昨日の4校リーグは毎度のことながら盛り上がりました。数年前はこれほどではなかったと思いますが、プレーする選手やベンチのハイテンションは凄まじいものがあります。ベンチから飛び上がって吠えながら卓球台近くまで歩み寄る応援は見慣れたものになってきました。マナー的にはどうかと思いますが、ほとばしる気持ちを素直に表現すればああなるのだと思います。許容範囲だと思います。

 観客席の応援もヒートアップするばかりです。保護者の方々が揃いのシャツで応援するのも全国大会では当たり前です。今回もジャニーズコンサートのように色とりどりのウチワを持って応援する学校もありました。

 たくさんの保護者に混じって3年生の姿も見られました。

 ほんの一年前はこの舞台で命を削るような戦いを演じていた3年生も、今は観客席での応援です。現役のような卒業生のような複雑な心境だったと思います。

 本校の3年生でいまだに現役として練習しているのは男子1名、女子2名だけです。しかし一昨日はほぼ全員の3年生が伊勢まで駆けつけてくれました。さらに卓球部員ではない3年生の姿もありました。

 この応援が何よりも嬉しかったです。自分たちの後輩が必死で頑張る姿を、昨年の自分たちに投影させて、いてもたってもいられなかったのだと思います。

 応援は”義務”ではありません。応援は”気持ち”です。

 時間とお金を使って後輩たちの頑張りに声援を送ってくれた3年生たちに感動しました。

 優勝したことと同じくらい嬉しかったです。

 ありがとう!

11月25日(月)
リ・スタート
 朝から強い風が吹き、昼過ぎからはパラパラと雨も降りだす肌寒い一日でした。

 熱戦から一夜明け、男女ともミーティングから再スタートです。

 試合の反省、四週間後に控えた東海ブロック予選、他県のライバル校の戦力分析、スケジュールの確認等々。県予選が終わったばかりですが、それだけに選手たちの意識も新鮮ですんなりと頭に入ったのではないでしょうか。

 今日からテスト週間に入ります。来週から始まる期末テストは金曜日まで続き、今日から二週間は勉強中心のスケジュールとなります。

 今日もミーティングが終わった18時過ぎには解散となったのですが、ほぼ全員の選手が自主的に勉強会に参加しました。このあたりの真面目さが今年の新チームの売りです。

 結局、勉強会が終わったのが22時前。選手たちが頑張るなら私も山本先生も頑張ります。

11月24日(日)
男女アベック優勝!
 昨日に引き続き新人戦県大会二日目です。

 今日はベスト4からの総当たりリーグ戦が行われました。

 男子の初戦は紀南。トップの古市と2番の村上が同時並行スタートです。古市は出足から相手を圧倒して手堅く先取点。村上は相手エースに対し一歩も引かず対抗し、金星を挙げる活躍。ダブルスの古市・辻組も相手につけ入るスキを与えずストレート勝ち。次戦の四日市工業戦でも辻、楠井、ダブルスと完璧なプレーで昨年のリベンジを果たします。最終戦は目標としてきた高田戦。トップの古市がまさかの敗戦で黄色信号。しかしここで村上が再び値千金のプレーでチームを救います。苦しみながらも最後は思い切ったプレーで3-1で振り切り1-1のタイに。ダブルスは落ち着いて要所を締めて王手をかけます。4番辻とラストの楠井が同時スタート。緊張でバタついた楠井が1セット目を取ると徐々にペースを上げて先に決勝点を挙げます。辻も2-0の後半リードから勝ちを意識してセットオールになりますが最後はビシッと締めて、昨年の悔しさを晴らす優勝です。

 女子は初戦でポイントと見られた皇學館戦。トップは繿コが相手エースに対しますが出足からペースを握られストレートで完敗。しかし2番で起用された武馬明穂Aが頑張りました。一進一退の攻防の末、セットオールの激戦を積極的なプレーで攻め切り貴重なポイントを挙げます。分の悪いダブルスが勝負の分かれ目と見られていましたが、大西・繿コ組が練習の成果を発揮して出足から圧倒してストレート勝ち。これで一気にペースアップしました。4番大西とラストの山岸も盛り上がるベンチとともにヒートアップ。ダブルスの勢いに乗じた大西がしっかりと抑えて3-1で決勝点を挙げてくれました。続く高田戦では大西、武馬、ダブルスと制してストレート勝ち。最終戦の紀南戦は繿コが先制しますが、2番で起用された尾崎佑菜@が敗退。しかしダブルス、大西とガッチリと締めて2年連続の優勝を果たしました。

 男女とも2位校との対戦はエースが敗れるという苦しいスタートながら、後続の選手が力を付けたことを証明するプレーで逆転劇を演じました。新チーム結成以来、男女とも課題とされた新戦力の底上げは果たされたと思います。しかし激戦の東海ブロック予選を勝ち抜くにはエースの働きは必須と言えます。奮起を期待したいと思います。

 選手たちももちろん頑張りましたが、今日も観客席には現役保護者を始め、ワープロ検定を終えて駆けつけてくれた3年生、卓球場関係者などたくさんの応援団を背にプレーすることができました。いつものことながら”チーム白子”の層の厚さで掴んだ勝利と言えます。ありがとうございました!

 まずは第一関門突破です。4週間後の東海ブロック予選でも歓喜の写真撮影ができるよう浮かれることなく再スタートを切りたいと思います。

11月23日(土)
県新人戦@
 勤労感謝の日ですが朝6時前に起床して、県新人戦団体戦の行われる伊勢・県営競技場体育館へ向かいました。

 今日は男女ともトーナメント戦でベスト4まで決めました。

 男子は2回戦の上野高校戦では古市真暉A、楠井瑠偉A、古市・辻智貴@組でストレート勝ち。2回戦の津西高校戦では辻、大谷崚介@、古市・辻組でストレート勝ち。4回戦準々決勝の四日市農芸高校戦では村上稜二Aで先制しましたが、安田佑紀Aがセットオールで敗れるものの、古市・辻組、古市と連勝してベスト4に入りました。勝った試合も緊張して接戦もありましたが最後はビシッと締めて内容的には悪くないものでした。

 女子は2回戦の津東高校戦で大西真由A、前田奈津子@、大西・繿コ菜月@組でストレート勝ち。3回戦準々決勝の名張西高校戦ではトップの山岸芽以Aは快勝しましたが、2番の樋口桃佳@が惜敗。しかし大西・繿コ組が勝ち、4番の勝山莉奈Aが競り合いを制してベスト4へと駒を進めました。

 男女とも経験豊富な3年生が抜けた新チームです。やはりまだ不安定なところはありますが、この日のために心を込めた準備をしてきたことが伝わる試合ぶりだったと思います。

 明日はいよいよベスト4からの総当たりリーグ戦です。厳しい試合になりそうですが選手たちのコンディションは上々です。期待したいと思います。

11月22日(金)
判定やいかに?
 朝から大忙しで昼食を摂ったのが16時頃でした。

 いよいよ明日から新人戦県大会、全国センバツ東海ブロック予選に出場する権利をかけての団体戦が伊勢の県営競技場体育館始まります。

 8月のインターハイを終え、3年生を主体としたチームから1,2年生の新チームへと移行し、紆余曲折を経て今日に至ります。毎年のことながら、一部の1年生の時から主力選手だった者を除くと、「この選手がいまやチームの主力選手」と時の経つのを驚くばかりです。「立場は人を創る」とはよく言ったもので、全く頼りなかったそれらの選手たちも責任ある立場に立たされると、自覚を持って行動するようになります。

 夏からこの新人戦までが一番伸びる時です。明日、明後日の結果はやってみないと分かりませんが、この数か月で選手たちが急激に力を付けてきたことは確かです。

 一生懸命頑張ってきたことは確かですが、それが結果につながるかどうかは分かりません。何しろ一生懸命頑張ったのは本校の選手たちだけではありません。相手のいる卓球はどれだけ素晴らしいプレーをしても相手にそれを上回られたら結果にはつながらないこともあります。

 きれいごとに聞こえるかも知れませんが、大切なのは心を込めて準備をしてきたその過程です。

 本当に一生懸命だったのかどうかは卓球の神様のジャッジを待つしかありません。

 まずは明日、男子は三試合、女子は二試合を勝ち抜いてベスト4へと駒を進めます。

11月21日(木)
勝海舟曰く
 日中は暖かく感じるのですが朝夕の冷え込みは冬の訪れを感じさせます。

 新人戦を前に新チームの1,2年生は自分との戦いに四苦八苦しています。

 つまるところは”開き直れるかどうか”にかかってきますが、頭では理解できてもプレッシャーが揺れる気持ちを更に揺さぶります。

 「事、未だ成らず、小心翼々。事、まさに成らんとす、大胆不敵。事、既に成る、油断大敵。」

 事あるごとにこの日記で紹介する、勝海舟の言葉です。

 男子の現在の状況は一言で表すならば”絶不調”。

 来る日も来る日も手抜きすることなく一生懸命頑張っていますが、頑張れば頑張るほど調子は落ちてきます。見ているこちらの胃もキリキリと痛みます。

 私も本校男子を見始めて9年目になりますが、これほど真面目で、これほど慎重で、これほど大人しいチームは初めてです。

 例年は元気のある”ムードメーカー”がいるのですが、今年はそれが見当たりません。

 しかし地道にコツコツ頑張ることにかけては、この数年来最高だと思います。

 来る日も来る日も「小心翼々」です。勝海舟に言わせれば理想的だと言うに違いありません。

 果たして吉と出るか凶と出るか。

 勝海舟の真価が問われます。

11月20日(水)
褒美or懲罰
 今日は2年生全員がバス8台に進路希望別に分乗して、大学、専門学校、企業を見学する行事がありました。今年が初めてのこの行事は山本先生が取り仕切りました。

 週末の新人戦県大会を直前に控え、選手たちの緊張感もマックスです。

 過剰な緊張で今ひとつリズムが悪い選手、そこを克服して研ぎ澄まされたプレーを見せる選手、淡々とマイペースを崩さず準備する選手など様々です。

 いずれにしてもこの、「負けられない」というプレッシャーを乗り越えなければ勝利は見えてきません。

 過去に結果を出した先輩たちも例外なくこの道を通ってきました。

 試合直前まで絶好調ながら試合になると全く別人のようになってしまった者。試合直前まで絶不調で絶望的だったにもかかわらず試合になると全く別人のような開き直ったプレーを見せた者。

 一生懸命準備をしてきても当日のコンディションは様々です。しかし共通して言えることは、結果はキッチリ出したということです。

 卓球の神様はそれぞれの選手が練習でどれくらい頑張ったかを漏らさず見ています。妥協した選手には懲罰を、妥協せずに頑張った選手には褒美を与えます。

 妥協したのかしなかったのかは結果を見れば一目瞭然です。

 卒業生の小川翔さんのお父さんが差し入れのパンを届けて下さいました。結果が出る前の褒美です。昨年も同じ時期に差し入れをしていただいたにも関わらず、男子は結果を出せませんでした。二年連続で期待を裏切る訳にはいきません。

 ありがとうございました!頑張ります!

11月19日(火)
浮き沈み
 最高気温も最低気温も昨日を下回る寒い一日でした。

 今日は午後から高体連の会議が行われました。週末に行われる新人戦県大会の打ち合わせとともに、主に来年度の運営について話し合いが持たれましたが、20名近い役員の先生方が集まり活発に意見交換がなされました。それぞれの立場の先生方からの意見は勉強になります。アプローチは様々ですが、主役の選手たちの立場に立った話し合いはとても有意義でした。

 さて、その主役である選手たちですが、昨日は上向きな兆しが見えましたが、今日は一転して重い雰囲気の練習でした。ギリギリの精神状態で臨んでいるだけに、ちょっとしたことで選手たちの気持ちも浮き沈みします。

 もちろん準備の段階でも快調で本番も快調であるに越したことはありませんが、現実はそうもいきません。

 でも昨年のように中途半端に、「何とかなるんじゃないか」といったボンヤリした自信で臨むより、これくらい慎重に事を運ぶべきです。

 本番まであと四日です。

11月18日(月)
滑るけど
 随分冷え込んできましたが、15℃前後というのは練習が始まるとちょうど良い気温です。

 土日の連休明けの月曜日ですが、選手たちは疲れも見せずに練習に取り組みました。むしろこの連休で時間的に余裕を持って取り組め、コンディションは上向きです。

 男子は学校体育館での練習が続いています。床のワックスが剥げ、滑ることがとても気になっていましたが、不思議なことに最近はその滑ることに慣れてきたのか、以前よりナーバスにならずにいます。

 色々ある練習法のひとつに、足にコンビニなどでもらえる袋をかぶせて、あえて滑るようにして練習する、というのを専門誌で見たことがあります。無駄に小さくステップを踏んだりせずに、体に近いボールはボディワークを使って打つことを意識した練習法だったように思います。かつては”足を止めて打つ”ことは”悪”とされていましたが、どんどんピッチの速くなる現代の卓球では不必要に細かく動くことが時間のロスにつながりかねません。もちろん大きく飛びついたり回り込んだりする際には滑る床は致命傷ですが、前述の動きを身に付けるには決して悪くはありません。

 大切な試合を前に神経質になり過ぎて、調子の上がらなかった選手たちもここにきて落ち着いてきました。何と言っても精神的なコンディションが最も重要です。

 ここから先は指導者の腕の見せ所です。最高のコンディションで本番に臨めるよう細心の注意を払っていきたいと思います。

※写真は夜の白子高校校舎

11月17日(日)
順調
 今日も一日練習。

 この土日のゆったりした時間設定で選手たちの疲労も随分回復できたと思います。

 男子は昨日に引き続き学校体育館での練習でしたが、しっかりと頑張れたと思います。選手の好不調はそれぞれですが、現時点では順調に推移していると思います。選手の日誌には、「今は好調だけど、試合当日まで維持できないかも知れないと思うと不安」というコメントがありました。

 確かに体の好不調の波は一定周期があるので、好調時のピークが早すぎると不安なのかもしれません。しかしそんな選手は現時点で不調なら、「この不調が試合まで続くかもしれないと思うと不安」と考えるのでしょう。

 つまり、現時点で好調であろうと不調であろうと不安な気持ちを解消することはできません。それが思い入れの強い大会であればあるほど、その傾向は強くなります。

 でもそれでOKだと思います。何の不安もなく試合当日を迎えられるのは、よほど力の差がある選手か、頭のネジが飛んでいる選手だと思います。

 ”小心翼々”

 順調だと思います。

11月16日(土)
久々の
 新人戦一週間前です。

 今週末は久し振りに何もない週末です。

 練習試合の話もありましたが、あえて見送りました。ここのところガッツリとやり込んでいるので選手たちの疲労もピークに達していました。土日は一日練習しても朝晩は学校のある時よりもゆったりとしているので、体を休める時間もたっぷりあります。私自身も今朝は平日に比べゆっくりできたので、随分体が楽になりました。

 学校体育館で練習した男子は、あちこちで雨漏りをするというハプニングに見舞われましたが、思ったよりも気温が上がり選手たちも体が良く動いて調子も上向きです。中学生もたくさん練習に参加してくれて雰囲気の良い練習ができました。

 一時期ナーバスになっていた選手もここにきて落ち着きを取り戻しました。やはり練習は裏切りません。多少の不調も我慢して取り組んでいればいずれ好調を取り戻します。その時期に我慢できずに取り乱すか、我慢して粛々と取り組むか。ここが勝負の分かれ目です。

 明日もしっかり練習して、トレーニングして、体を休めてコンディションを上げようと思います。

※写真は練習後に学校グラウンドでランニングに取り組む選手たち

11月15日(金)
プラス?マイナス?
 急に気温が下がったので部員に限らず学校内のあちらこちらで、「ゴホンゴホン」、「ズルズル」、「ハックション」という音が聞こえます。

 新人戦県大会8日前です。

 選手たちは直前に控えた大一番を前に懸命に自分と戦っています。

 個人戦と団体戦のどちらが好きかは、意見の分かれるところです。

 @「失敗しても自分だけの問題なので個人戦の方が気楽で好き」
 A「自分が負けても自分一人で背負わなくてもいいので団体戦の方が好き」
 B「自分が頑張っても他が負ければ台無しなので個人戦の方が好き」
 C「自分が勝てば個人戦以上に周りに喜んでもらえるから団体戦の方が好き」

 私はAでした。典型的なマイナス思考です。

 @とAは失敗を前提に考えるマイナス思考ですが、日本人はマイナス思考な人が多いと思います。

 「マイナス思考は良くない」と言われます。でも長い年月を経て培われた思考なので、「良くない」と言われたからと言って簡単には修正できません。

 この仕事を始めてからは団体戦が近づくとプレッシャーを感じます。やはりベンチに入るので個人戦以上に責任を感じているのだと思います。特に近年は数週間前から寝ても覚めても頭から離れず、寝不足の日々が続きます。

 マイナス思考な選手が多いので不安と恐怖に打ち震えながらの練習となりますが、それで正解だと思います。根拠のない中途半端な自信をもって準備するより、ビクビクしながらの練習の方が結果は良いはずです。

 長年の経験でそう確信しています。

11月14日(木)
8周年
 昨日に比べるとそれほど寒さは感じませんでした。

 すでに10日近く過ぎてしまっていますが、11月5日はこの「白卓日記」の生誕日です。

 8年前にHPを開設しているある中学校の先生に、「ワープロができればHPなんて簡単に作れますよ」と言われ、たまたま研修でHP作成講座を受講したこともあり開設することにしました。

 日記は毎日更新しよう!とスタートしましたが、正直なところ何かがきっかけで途切れればそれはそれでいいか、と思っていました。しかし、一週間、一か月、一年と途切れずに更新し続けると凝り性の私は意地でも続けようとしてしまいます。

 気が付けば8年。日数にして約3千日。

 途中で何度か危機が訪れましたが、一日も途切れることなくここまで来ました。

 それがどうした、と言われればそれまでですが…。はい、自己満足です。

11月13日(水)
同じ轍は二度と…
 寒い。寒すぎます。

 さすがにこの寒さにやられて風邪気味の者もいますが、概ね順調だと思います。

 ただこの時期に無理は禁物です。今日は男女とも練習場での練習だったので、全体に対し練習終了後に、「体調が悪いのに無理して自主練習に取り組むことは”勇気”ではない」という話をしました。

 体調も万全で余力を残しているにも関わらず自主練習に取り組まないのは「勇気がない」と思いますが、体調が悪いのに試合前の大切な時期に自主練習に取り組むのも「勇気がない」と思います。

 万全ではないので当然、不調です。体調が悪いのが分かっていても、不安でじっとしていられない気持ちは分かりますが、こんな時に無理してやっても状況は悪くなる一方です。

 男子は昨年のこの大会は大失敗に終わりました。昨年のこの時期の日記を読み返して修正しようと思います。

11月12日(火)
悩ましい
 ついこの間まで、「なかなか秋が来ないなぁ」と思っていたら、いきなり冬になった感じです。

 新人戦県大会まで11日となりました。

 この時期が選手にとっていちばん苦しい時期です。本番までまだ時間があるので練習量は多いのに加えて、精神的にもそろそろ本番がチラついてきてプレッシャーも感じるようになってきます。疲れも溜まり体のキレはなくなり、更に気持ちまで不安定になって”不調”と感じる選手が多くなってきます。加えて急激に冷え込みが厳しくなり、風邪気味の選手も見受けられます。

 我々指導者にとっても難しい判断を迫られます。ガッツリと追い込みたいこの時期ですが、やればやるほど調子は落ちていきます。ここで更に追い込むべきか、一旦ブレイクするべきか?この時期に体調まで崩すと取り返しがつかなくなるのも事実です。

 コンディションも選手それぞれです。心身ともに不調気味の者もいますが、逆にキレキレの者もいます。どちらに照準をあわせるべきか?

 悩みは尽きません。

11月11日(月)
後期日本リーグ
 晩秋の空気です。明日の予想気温は最高13℃、最低6℃!

 先週、後期の日本リーグが開催されました。

 日本リーグはかつては実業団のみのリーグ戦でしたが、近年は相次ぐ実業団の休部、廃部などにより、大学やエリートアカデミーなどにも門戸を広げて開催されており、男女とも1部8チームB、2部9チームに分かれ、リーグ戦で争われます。

 実は本校の卒業生も参戦しています。女子1部アスモの森永愛里('06年度卒)さん、男子2部トヨタ自動車の浅野一平('08年度卒)さん、女子2部トヨタ自動車の長澤玲奈('11年度卒)の三名です。

 森永さんは日本生命とエクセディの中国人、日立化成の市川選手に勝って開幕3連勝!十六銀行とサンリツ戦には敗れましたが3勝2敗は立派な成績です。残念ながらチームは7位に沈みましたが、個人的には健闘したと言えるでしょう。

 浅野さんはダブルスを6勝2敗とポイントをゲット。シングルスは全てラスト起用で1勝2敗と微妙な成績ながらチームの主力選手として健闘しています。

 長澤さんはチームは最下位ながらシングルス2勝2敗とまずまずの成績。大会前にチームで練習に来て頂きましたが足の故障が癒えず、今大会も途中の3試合で欠場するなど万全ではなかったようです。

 こうやって日本のトップチームで活躍する卒業生たちのことを、現役高校生たちが誇りと憧れの目で見ていることを忘れずに頑張ってもらいたいと思います。

11月10日(日)
東海選手権B
 最終日です。

 今日は男女シングルス四回戦(ベスト16・ランク決定)から決勝までが行われました。勝ち残っているのは男子の権蛇と女子の吉田です。

 権蛇は愛工大名電の選手に巧みなサービス・レシーブで食い下がりますが、そこをしのがれ大きなラリーに持っていかれて0-3で惜敗。しかしよく健闘しました。7月の中部日本選手権でも32決定まで勝ち上がりましたが、一般の部でも難なく勝ち上がれるようになりました。ここから先は大学に行ってから頑張ってもらいたいと思います。

 吉田はランク決定で中京大学の選手に勝つと、8決定で卒業生の酒井眞菜(愛工大2年)に、準々決勝でも愛工大の選手に快勝してベスト4進出。準決勝では残念ながら三人目の愛工大の選手に敗れましたが、高校生ながら三位入賞は立派な成績です。高校生までの年代別のカテゴリーで勝っても一般の部になると壁を越えられない選手が多い中、本格的な両ハンドドライブを駆使してのプレースタイルは十分通用します。今回の準決勝のようにレシーブなどの細かい技術は改善の余地がありますが、スケールの大きな卓球は一般の部でこそ力が発揮されます。何よりもインターハイが終わった後も変わらないモチベーションの高さが更なる進歩を生んでいます。

 ジュニアの部で今ひとつの内容・結果だっただけに三年生の頑張りは救いです。1,2年生は先輩たちに負けじと、再来週に迫った新人戦県大会に向けて再スタートを切ってもらいたいと思います。

11月9日(土)
東海選手権A
 東海選手権二日目です。

 今日は一般男女シングルスの三回戦までが行われ、本校からは男子シングルスで権蛇佑輔、女子シングルスで吉田礼楽、室井まどかの3年生三名がエントリー。

 男子シングルス。一回戦がシードの権蛇は二、三回戦を順当に勝ち上がり明日の四回戦(ベスト16決定)に進出です。中学から卓球を始めた彼ですが本当に強くなりました。

 女子の吉田も難なく大学生を倒して四回戦進出ですが、室井は愛工大の選手に惜敗しました。吉田は明日の四回戦を勝つと卒業生の酒井眞菜さんと対戦予定です。これまた興味深い対戦です。ぜひ実現させてもらいたいと思います。

 朝から準備して試合が始まったのが女子は15時、男子は17時と待ちくたびれたと思いますが、勝ち残った権蛇と吉田は欲を出して明日も頑張ってもらいたいです。

 今日はカデットとホープスの試合もありましたが、ホープス女子の口地恋菜さんはベスト8に進出。小学校低学年からこの大会に出場している彼女ですが、ランク入りは初めてかも知れません。県外大会ではなかなか結果が出せませんでしたがここのところ急激に力を付けつつあります。また、カデット男子の口地輝季さんと、カデット女子の森本枝里さんもベスト16に入りました。口地輝季さんは先週の全日本カデットでベスト16、森本さんも全中東海ブロック予選でベスト4と県外で勝ち上がれる選手になってきています。更に高いレベルを目指して努力を続けてもらいたいと思います。

11月8日(金)
東海選手権@
 平日の金曜日ですが、公欠をいただいて競技開始です。

 まずは男女ダブルスから。本校からは女子で全日本出場を決めた吉田礼楽B・室井まどかBを筆頭に、大西真由A・繿コ菜月@、山岸芽以A・武馬明穂A、勝山莉奈A・前田奈津子@、尾崎佑菜@・樋口桃佳@の5組がエントリー。男子は権蛇佑輔B・大谷崚介@、古市真暉A・辻智貴@、楠井瑠偉A・村上稜二Aの3組がエントリーしました。

 女子の吉田・室井は実力通り順当にベスト16に進出しましたが愛工大ペアに惜敗。健闘したのは山岸・武馬でした。富田高校ペアに勝った勢いで16に進出。粘り強いプレーは日頃の練習の賜物です。

 男子はそれぞれのペアが1回戦を突破しますが、権蛇組が2回戦、楠井組が3回戦で敗退。古市・辻が16決定まで進みますが惜敗し万事休す。

 午後から始まったジュニア男女シングルスは、女子で大西真由A、山岸芽以A、武馬明穂A、勝山莉奈A、繿コ菜月@、尾崎佑菜@、樋口桃佳@、前田奈津子@、男子で古市真暉A、楠井瑠偉A、村上稜二A、辻智貴@、大谷崚介@がエントリーしました。

 女子は山岸と繿コが順当に勝ち進みますがともにランク(ベスト16)決定戦で惜敗。それぞれ勝負どころのセットを一歩及ばず取り損なったのが勝負どころでした。

 男子は古市、楠井、辻の3名が4回戦まで進みますがいずれも接戦をモノにできず敗れました。

 ジュニアの部は残念ながらランク入りした選手はいませんでしたが、いずれの選手もしっかりと勝ち上がり、7月の中部日本選手権の頃と比べるとずいぶんたくましくなりました。ただ、どの選手も敗れた試合は接戦まで持ち込めるのですが、最後の1,2本で弱気になったり、中途半端なプレーになったりと、メンタル面での課題を残しました。向かっている方向は間違っていないと思いますが、やはり最終的には逃げずにプレーできる”自信”があるかないかで勝負は決まります。

 しかしいちいち落ち込んでいる暇はありません。二週間後には新人戦の県大会が待っています。

 明日は3年生の登場です。一般男女シングルス、3回戦までが行われます。

11月7日(木)
明日から東海選手権
 例年は11月3日の文化の日あたりに行われる東海卓球選手権大会が今週末から浜松アリーナにて開催されます。

 授業後に2時間ほどの練習を行い、浜松に向けて出発しました。本校からは男子6名、女子10名が9月に行われた県予選を通過して出場します。

 男女ともここのところしっかりと練習ができているので各選手のコンディションは上々です。とは言ってもレベルの高い東海地区の大会なので一つ勝つのも大変ですが、それぞれの選手の目標が達成できるよう頑張ってもらいたいと思います。

 組み合わせはすでに発表済みです。昨日は卒業生の小川翔さんのお父さんが作って下さった「白子高校専用タイムテーブル」も届けていただきました。男女16名の組み合わせとタイムテーブルを見て、一覧表を作成するのは大変だったと思います。私と西飯先生の分はファイリングした冊子に、選手全員、そして応援に来て下さる保護者の分までコピーしたものまで至れり尽くせりです。このご恩に報いるのは、これ以上できない頑張りを見せることしかありません。

 宿舎に到着したのは22時を過ぎていました。ゆっくり休んで明日のダブルス、ジュニアシングルスに備えてもらいたいと思います。

11月6日(水)
一喜一憂
 ようやく全日本予選のHP(TOPICS)が完成しました。

 一年中試合のある卓球は一つの大きな目標を終えてもすぐにまた次の大きな目標が目の前に迫ってきます。明日出発予定の東海選手権、三週間後に控えた新人戦県大会に照準を合わせて準備している現在は、全日本予選は随分前のことのように思えます。

 一つの試合で活躍した選手が順調に続く試合でも活躍してくれるに越したことはありませんが、現実はなかなか上手くいかず一進一退を繰り返すのが常です。技術はもちろんのこと、精神的にも安定していない十代の選手たちは、ちょっと上手くいくと調子に乗って舞い上がり、上手くいかないと落ち込みふて腐れます。どれほど技術を持っていてもそれを発揮するハートが未熟だと勝ちには結びつきません。

 日々の練習も選手たちの心は揺れ動きます。「一喜一憂」とは本校の選手たちのためにあるような言葉のようにも思えてきます。

 それでも入学当初に比べれば1年生たちも随分落ち着いてきました。2年生はもうすっかりチームの”顔”です。3年生に至っては二年前とは別人のようです。

 高校三年間での様々な経験を通して少しずつ選手たちは成長していきます。

11月5日(火)
白熱
 夜になると寒さを感じるようになりました。

 三連休を遠征、一日練習とガッツリやり込んだので、選手たちの疲れも溜まっていると思いますが、体はしっかり動きます。これが練習の成果だと思います。

 男子のゲーム練習はここ最近では最も白熱した好ゲームが続出しました。それぞれの選手が好調なのでゲームの内容も凡ミスの少ないものになります。見ている方は肌寒さを感じるほどですが、長いラリーが続き選手たちは汗だくでした。

 今週末は浜松で東海選手権です。金曜日から始まるので木曜日の放課後には出発となります。ハードスケジュールですが、何とか現在の好調を維持できるよう明日と明後日は内容や時間を工夫しようと思います。

11月4日(月)
輝季カデット16入り!
 愛知県岡崎市で開催されていた全日本選手権カデット男子14歳以下の部で21クラブの口地輝季さんがベスト16入りしました。

 昨日は3回戦まで行われ、群馬、宮城、神奈川の代表を三連破しベスト32に進出。今日の第一試合で愛知の選手をストレートで降してベスト16に進出。残念ながらベスト8決定では惜敗したものの自身の最高記録を大きく更新する大健闘を見せてくれました。

 小学校低学年から卓球場に通う口地さんですが、同年代の競争が激しくなかなか日の目を浴びることがなかったのですが、ここにきて大きくブレイクしました。堅実なプレーが持ち味の口地さんですが、課題だったバックハンドが上達してからプレー全体のバランスが取れてきました。小さかった体も大きくなりバックハンドでチャンスメイクしてフォアハンドで決定球を放つスタイルが確立されてから、高いレベルで戦えるようになってきたように思います。最近は本校の高校生たちとも互角以上の試合をすることが多くなり、今回の全日本も小学生の頃のように”出るだけ”で満足せず、本人も狙っていたのではないでしょうか。

 いつも控えめで優しい輝季さんは、誰からも愛されるキャラクターです。厳しい勝負の世界ではそこが災いして一歩踏み込めないところがあったように思いますが、やはり地道に努力してきた成果はいつかこのような形で出てきます。今回はシード選手が棄権するというハプニングもありましたが、そのチャンスをモノにするには普段の準備が必要です。ラッキーだけで勝ち上がれるほど全日本は甘くはありません。昨日の晩、「大きなチャンスは一勝のうちにそう何度もある訳ではないので、明日も絶対に勝ちを狙って!」とメールしましたが、貪欲に勝ちを目指す姿勢は今までになかったことです。これで満足することなく次も高い志で頑張ってもらいたいと思います。

 さて、北信越遠征中の女子ですが、今日は福井商業高校で金沢学院東高校と三校合同の練習試合に参加しました。

 一人15試合ほどやらせて頂いたようで、経験の少ない新チームの選手たちにとっては貴重な経験になりました。様々なタイプの選手とたくさん試合ができた経験は今後に生きるはずです。ダブルスに不安要素を残したようですが、それも含めて充実した遠征になったようです。

 男子は朝から一日、ガッツリと練習できました。昨日まで二日連続の練習試合で疲れもあったと思いますが、長時間の練習も頑張って取り組めました。それぞれの選手が、「自分は何をするべきか」という目的意識がはっきりしており、練習後も自主練習する姿がそれを物語っていました。

 来週末には東海選手権が控えています。この連休での実戦練習の成果を発揮してもらいたいと思います。

11月3日(日)
滝川・金城大
 三連休二日目です。

 男子は兵庫・滝川高校が来校して下さいました。

 昨年度の札幌全国センバツでベスト8入りした滝川ですが、主力選手が抜けて戦力ダウンは否めません。しかしそこはベテランの鯛中先生。夏から比べるとしっかりと鍛えてきています。今日は午前中は練習、午後からゲーム練習をガッツリとやっていただきました。本校の選手たちは連日の練習試合なので、昨日にそれぞれ伝えた課題を意識しながらゲームができました。違うチームを相手に二日間、意識して取り組めば良い部分と悪い部分が浮き彫りになってきます。現時点での勝った負けたはそれほど問題ではありません。三週間後の新人戦県予選にむけて何をすべきかがはっきりと分かったのは大収穫です。明日からの練習に意識付けをして取り組みたいと思います。

 女子は今日から一泊で北信越遠征です。今日は石川・金城大学へお邪魔しました。全日本学生前の大切な時期ながら相手をしていただき感謝、感謝です。今回は3年生の吉田と室井も連れて行きましたが、この二人は大学生ともあるていど試合になるのですが、実力、経験とも不足している新チームの選手たちはさすがに厳しいものがあります。しかしこういったレベルの高い中での真剣勝負の経験が少しずつ選手たちの意識の中に刷り込まれていくのだと思います。明日は福井に移動しての練習試合が計画されています。お金も時間も使っての貴重な経験です。一本たりとも無駄にすることなく吸収して帰ってきてもらいたいと思います。

11月2日(土)
報徳学園・トヨタ
 三連休初日です。

 男子は兵庫・報徳学園にお邪魔しました。

 午前午後とガッツリと相手をしていただきました。激戦区兵庫で全日本ジュニア予選を二人通過しただけあり、ピリッと引き締まった雰囲気の中、充実した練習となりました。ここのところ課題として練習してきたことの見通しも立ちました。ただ、緊張した場面で心が揺れるのはまだその技術が中途半端ということだと思います。技術の修正とともに、試合運びについても大きなヒントを得ることができました。明日も練習試合が組まれています。実戦練習を通して、まだボヤッとしている部分をはっきりとさせたいと思います。いずれにしても有意義な一日になりました。辻本先生以下、報徳学園の選手の皆様、ありがとうございました!大津で会えるようお互いに頑張りましょう!

 女子はトヨタ自動車の選手が来場して下さり、これまたガッツリと一日練習をしていただきました。フルタイムの仕事と実業団選手としての卓球を両立させるトヨタ自動車の選手たちです。一昨年本校卒業の長澤玲奈さんもお世話になっています。詳細はまだ聞いていませんが、チャラけた社会人選手が多い中、高校生のような雰囲気で一生懸命頑張るトヨタの選手との練習はきっと充実したものだったと思います。

 女子は明日から北信越遠征に出掛けます。経験の少ない新チームです。この遠征が実り多いものになるようしっかりと頑張ってきてもらいたいと思います。

 男子は学校体育館にチームを招いての練習試合が予定されています。今日掴んだ手応えを確認する意味でも重要な一日になると思います。

11月1日(金)
お弁当サービス
 いよいよ11月です。

 今日は生活創造科の恒例、独居老人へのお弁当サービスの日でした。

 調理と被服を学ぶ生活創造科の大きなイベントのひとつであるこの行事は、学校近隣で一人暮らしをしているお年寄りに、日頃の勉強の成果を発揮するとともにボランティアも兼ねて行うものです。お年寄りからも大変喜ばれている名物行事です。

 このサービスのおすそ分けとして我々教職員にも提供(有料)されます。これがまた毎回大好評で、持ち帰りの弁当パックも含めて大量の注文がでます。私の居室である保健室の先生方も、自分の昼食以外にも家族に持ち帰るためにお弁当を発注されていました。お世辞抜きに美味い!

 生徒たちはまだ社会に出ていない”子ども”です。子どもの行動は”自分のために”やっているものがほとんどですが、大人になれば”他人のために”やっていることが多くなります。生活創造科の生徒は自分の将来のために勉強していますが、その結果をこのように評価してもらえることは今までにない経験だと思います。

 社会の一員として自分の存在が必要とされることが、どれだけ幸せなことか。その誇らしい気持ちが生きていく”希望”となります。

 女子卓球部員の多くが在籍する生活創造科ですが、普通科の生徒よりも一足早く社会の一員としての感覚を身に付けることができるのが「売り」のひとつです。