白卓日記 ‘13  10月 前月へ! 次月へ!    
10月31日(木)
分かれ道
 スポーツの秋、とはよく言ったものです。暑くもなく寒くもなく、湿度も低く快適です。

 全日本予選、修学旅行も終わり、今日から本格的に新人戦モードです。

 練習前にその話をしようと思っていましたが所用で少し遅れて、練習が始まってしまっていました。でも選手たちは自覚しているようで、ピリッと引き締まった雰囲気で練習ができました。あえてクドクド言う必要がない雰囲気でした。

 この新人戦前が、選手たちが大きく伸びる時期です。8月のインターハイが終わって、3年生から1,2年生中心のチームに代替わりしますが、慣れないまま時が過ぎます。しかし全日本ジュニア予選が終わり、一段落ついた頃には余裕もでき、選手たちの意識が「全国センバツに出たい!」と一つになります。

 ベンチ入り争い、レギュラー争いも熾烈(しれつ)になり、幅広い層で意識が高まります。チーム全体が「強くなりたい!」という意識で包まれ、引き締まった雰囲気で練習ができるようになってきます。

 逆に言うと、この時期にモチベーションが上がらなければ”脱落”は必至です。

 チームが全国センバツへ進めるかどうか?と、選手として生き残れるかどうか?はリンクしています。

 ここで頑張れないなら部活動を続ける意味がありません。

10月30日(水)
積み重ね
 すっかり涼しくなりましたが、それでも日中の卓球場は半袖でもイケます。

 日曜日の代休だった2年生は午後から練習再開です。

 さすがに二日間ラケットを握らずにいたので打球感を取り戻すのに時間がかかりました。日頃ほとんど休みなく練習をしている選手だとなおのこと、休みが入ると違和感を感じると思います。これがしょっちゅう休みがあると微妙な感覚が養われていないので、それほど違和感を感じないと思います。つくづく卓球は繊細な競技だと思います。

 途中から居残り組の1,3年生が合流してきました。

 西飯先生がいわれていた通り、頑張っていたことを想像させる動きを見せてくれました。日頃ほとんど勝てない2年生に勝利する1年生もいました。たった二日間ですが練習の大切さがよく分かったはずです。

 明日から月末の新人戦まで本格的な準備開始です。気合を入れていこうと思います。

10月29日(火)
沖縄修学旅行A
 西飯先生のブログに、「居残りの1年生たちがビックリするくらい頑張っていた」と載っていました。安心しました。

 修学旅行二日目です。

 今朝は卓球部員8名で朝のランニングをしました。さすが沖縄。早朝6時過ぎでしたが半袖でも大丈夫でした。

 午前中は美ら海水族館へ。私はもう4回目ですが、巨大なジンベイザメやマンタ
が7,500立方メートルの大水槽で泳ぐ姿は何度見ても圧巻です。ちょうど餌やりの時間で、立ち泳ぎするジンベイザメは大迫力でした。

 午後は那覇・国際通りを自由行動。生徒たちはお土産を買ったり食事をしたりと思い思いの計画で楽しみました。私は校長先生と「牧志公設市場」という地元の市場の二階にある大衆食堂で昼食をとりました。もともと市場で働く人相手のお店だけに、観光客相手のお店と比べて見た目は良くありませんが、知る人ぞ知る美味しさです。

 鈴鹿に帰り着いたのが夜の10時半。二泊三日ながら初日は早朝出発で最終日は10時半と、三日間をフルに使った白子の修学旅行。旅慣れた卓球部員はそれほど疲れていないようでしたが、他の生徒はさすがにグッタリしていました。

 2年生の明日は休校ですが、二日間遊び倒したので昼からしっかり練習を頑張りたいと思います。

10月28日(月)
沖縄修学旅行
 昨夜遅くに沖縄修学旅行に合流した2年生たちは体験学習のマリンスポーツを楽しみました。

 今日の体験学習は生徒の希望のコースに分かれて行いました。卓球部の部員男女8名は人気のマリンスポーツでしたが、他にもシーサー作り、沖縄伝統菓子作り、三線(さんしん・沖縄伝統楽器で三味線に似たもの)作りなどもあります。あいにくの曇り空で最高気温も23℃までしか上がらず寒さに震えながらのマリンスポーツでした。

 それでも高校入学後ほとんど泳ぐというより遊ぶ機会のない部員たちは大いに楽しめたようです。シュノーケリングやバナナボート、海水浴など笑顔いっぱいの一日でした。

 二泊三日ながら初日の早朝から、明日最終日の午後いっぱいまで、白子高校の修学旅行は明日も朝からスケジュールが盛りだくさんです。

10月27日(日)
全日本J予選A
 昨日に引き続き、全日本ジュニア予選です。今日はベスト8の8人によるリーグ戦が行われました。

 上位3名に与えられる本大会出場枠をかけてアツい戦いが繰り広げられました。

 女子は早々と全勝が消えて混戦模様。5勝2敗で上位3人並び、21クラブの中学2年生・森本枝里さんが2位、1年生の繿コ菜月が3位で全日本出場を決めました。森本さんは大本命と目されていたカデット予選でまさかの3位に沈みましたが、気持ちを立て直して潜在能力の高さを見せてくれました。柔らかいサウスポーからの両ハンドドライブは魅力十分です。まだ体力的に足らない部分はありますが、三重県女子をリードする選手として今後の活躍が期待されます。繿コは入学当初、取り組みの甘さが目に付きましたが、競り合いになっても引かないハートと威力十分な攻撃力は最近の充実ぶりを示すものです。フットワークやサービス、攻めの速さなど課題は山積していますが、それだけに伸びしろ十分といえます。大西真由Aは3勝で無念の6位に沈みました。勝負どころでどうしても弱気なプレーに終始してしまうのは悔いの残るところです。8月の高校選手権で準優勝するなど技術力は十分です。残り半年で勝負強さを身につけるには何が必要かは本人がいちばん分かっているはずです。山岸芽以Aは2勝で7位。しかしセットオールでの敗戦が3つ含まれています。粘り強いプレーで接戦にはなりますが、大切なところでサービスミスなど凡ミスが目に付きました。元気の良さと積極的なプレーが身上だけに、競った場面で勇気を持ったプレーができればチャンスは十分あるはずです。全敗に終わりましたが昨日のトーナメントで大活躍した中学3年生の21クラブ・畑中みうさんは大健闘と言えるでしょう。粘り強い両ハンドプレーは一昨年卒業の長澤玲奈さんを彷彿とさせます。技術的には課題はたくさんありますが、将来有望な選手と言えます。

 男子は本命の古市真暉Aが力強いプレーを見せて全勝優勝。以前は見られた試合途中での動揺した表情は影を潜めています。苦しい場面でも冷静かつ強気なプレーができるようになったのが最大の成長だと思います。すべての技術において他をリードしており盤石の勝利でした。本大会に出場するのが目標だった昨年から、本大会で結果を出すのが目標にステップアップしています。期待していいでしょう。前半の同士討ちを含む4試合を全敗でスタートした辻智貴@でしたが、後半は巻き返して3連勝で締めました。台上処理やバックハンドなど、以前より技術力は大きく向上したものの、一試合の中でも波が大きく安定したプレーができないのは相変わらずの課題です。その原因が何なのか、どうすれば改善できるのかは理解しているはずです。あとは実行できる勇気が持てるかどうか。三重県高校一年生のエースの役割は重大です。リーグ戦初出場の楠井瑠偉Aは2勝に終わりました。持ち前の反応の良さを生かしたブロックが得意ですが、それだけで勝ちを重ねられるほど甘くはありません。最終戦の最終セットでようやく積極的なプレーができましたが、これをコンスタントに出すには鍛錬が必要です。日頃の練習の甘さを反省できれば次もチャンスは来るでしょう。

 これで年内の県内個人戦は終了です。再来週に東海選手権がありますが、当面のチームとしての目標は来月23日、24日に行われる全国選抜の県予選となる県新人戦団体の部、そして12月21日から23日に行われる全国選抜の東海予選となる東海新人戦となります。今回の反省をもとに再スタートを切りたいと思います。

 さて、今日のリーグ戦が終了したのが15時ごろでしたが、2年生の男女4名ずつはそこから沖縄の修学旅行へ向けて出発しました。実はもうすでに今朝早く本体は出発しており、卓球部だけは遅れて合流させてもらうことになっていました。津市体育館での試合だったので、なぎさまちから17時発の高速船でセントレアまで、そして19時発の飛行機で沖縄に向かいました。那覇空港からタクシーでホテルに到着した時間は22時でした。しかしこういった強行軍は慣れっこなのでそれほど疲れは感じませんでした。選手たちも元気に現地に到着し、試合の緊張モードからリラックスモードに変わって楽しそうでした。明日はコース別研修で、部員たちは全員マリンスポーツを楽しむ予定です。天気予報が雨なのが気がかりですが、最高気温は25℃前後でさすが沖縄といった感じです。

 ラケットを持たない久しぶりの二日間となります。白子に残された1年生たちは全員で協力してしっかりと練習に取り組んでくれることと思います。

10月26日(土)
全日本J予選@
 夕べは少し降ったようですが結局、台風ははるか沖を過ぎていきました。

 今日と明日、津市体育館にて、「平成25年度全日本卓球選手権大会ジュニアの部三重県予選会」か開催されます。今日はベスト8まで決めました。

 女子の本校の選手で残ったのは大西真由A、山岸芽以A、繿コ菜月@の三名。いずれも危なげなく勝ち上がりました。また、21クラブの畑中みゆ(中3)さんと森本枝里(中2)さんも明日に駒を進めました。畑中さんはここまでほとんど大きな実績はありませんでしたが、夏休み以降も毎日のように卓球場に通い力を付けてきました。今日は接戦の連続でしたが粘り強い凡ミスの少ないプレーは練習量と質の豊富さをうかがわせるものでした。また、武馬明穂A、尾崎佑菜@も8決定戦まで勝ち上がり、シード選手をあと一歩まで追い詰めましたが逆転され無念の敗退。

 男子で勝ち残ったのが古市真暉A、楠井瑠偉A、辻智貴@の三名。こちらも女子同様、快調に勝ち上がりました。楠井は初のベスト8入りです。他では村上稜二Aが接戦を切り抜け決定戦まで進みましたが万事休す。しかし内容は次に期待を持たせるものでした。21クラブの口地輝季(中2)さんも高校生のシード選手を倒して8まで迫りましたが一歩及ばずでした。

 明日は男女それぞれ8名によるリーグ戦で上位3名が全日本選手権へ、上位6名が大阪選手権への切符を手にすることができます。男女とも厳しい戦いになると思いますが、最後まで粘り強いプレーを期待します。

10月25日(金)
心の準備
 心配していた台風ですが昨日の予想よりもさらに逸れ、どうやら明日の試合には影響はなさそうです。

 全日本ジュニア予選前日です。不安で心が揺れるのは当たり前のことです。不安の大きさは期待の大きさと比例します。

 今日の男子の練習はいつもより早めに終えました。練習後に明日の試合に臨む心構えについて話をしました。せっかくここまで心を込めて一生懸命準備をしてきたのだから、試合前のちょっとした心の準備不足で台無しにしてしまわないように、という話をしました。

 最善の準備をしても勝てないこともあると思いますが、試合後に「もう少し○○しておけばよかった」と後悔だけはしてもらいたくありません。それがちょっとした気持ちの持ちようで変わることなら大きな後悔となってしまいます。

 話を聞く選手たちの目も、さすがにいつもより真剣さが伝わってきました。

 やれるだけの準備はしてきました。頑張れ!

10月24日(木)
想定内だが
 台風は予想より少しそれているようです。三重県に最接近するのは土曜日の午後あたりのようですが、それほど大きな影響はないように思います。

 昨日の日記で、「試合前にナーバスになるピークは水曜日」と書きましたが、やはり昨日パッとしなかった選手が今日は吹っ切れた表情で快調にプレーしていました。

 小さなころから卓球をやっている者は、試合運びや駆け引きなどには長けています。しかし気持ちのコントロールは競技経験年数よりも実際の年齢が大きく影響するように思います。

 卓球以外にも様々な経験を通して精神年齢が高くなっていきます。歳を重ねると様々な経験値が高くなり、心の揺れが小さくなるので試合で大崩れすることが少なくなります。大人になってから高校時代の映像を見たら、赤面するような焦り方、緊張の仕方などが見られると思います。

 ずっと高校生を指導しているので、毎年同じパターンで失敗する選手を見ることになります。こちらも少しずつ経験値が上がり、そういった選手の対処法も精製されてきます。

 想定内ですが疲れます。

10月23日(水)
逃げたくなる
 台風が近づいています。ぐずついた天気が続きます。

 水曜日は学校体育館が使えず卓球場での練習になります。

 男女が一緒に練習すると卓球場は超満員になるのでゲーム練習中心となりますが、全日本予選も近くなってきて男女ともそろそろナーバスになる選手がでてきています。

 毎回のことですが、週末に試合があるとこの水曜日あたりがいちばん不安が頭をもたげてくるようです。ここを過ぎると開き直れるのか、再び調子を取り戻すことが多いように思います。

 ライバルに勝つことを考える前に、逃げたくなる気持ちに負けないことがまず大切です。

10月22日(火)
組み合わせ会議
 週末に行われる全日本ジュニア予選の組み合わせ会議が行われました。

 JPR(ジュニアポイントランキング)によって、シード選手はスムーズに決まりましたが、それ以外の選手をパソコンソフトを使ってランダムにシャッフルするのに手間取りました。

 ランダムにシャッフルすると言っても、同じチームの選手がバラバラになるようにしたり、チーム内の申し込み順によって配置をしたりと、単純ではありません。条件を付ければ付けるほど、制限が多くなり選択肢は狭まります。

 今回のジュニア男子は300名を超える選手がエントリーしており、多いチームだと20名を超えるエントリーをしているチームもあります。条件の厳しかったジュニア男子の組み合わせがパソコンの処理能力を超えてしまい時間がかかってしまいました。

 15時から始まった会議でしたが、終わったのが20時過ぎ。疲れました。

 そして今回の会議で議論になったのが試合のある週末に来襲が予想される台風についてです。

 何もなければ津市体育館で、土曜日にトーナメントでベスト8まで、日曜日に8人でのリーグ戦が予定されています。しかし、「土曜日の朝6時の時点で県下に暴風警報が発令されていれば延期→日曜日にベスト8まで決める→11月10日にサンアリーナで8人でのリーグ戦」となります。また、「土日とも暴風警報が発令されていれば延期→11月10日にサンアリーナでトーナメントでベスト4まで決め、同日に4人でのリーグ戦」となります。

 三重県卓球協会のHPにもアップされていますが、分からないことがあれば遠慮なく当HPまでご連絡ください。トップページからメールを下されば返答させていただきます。

 もちろん何事もなく予定通りに行われるのがいちばんですが、自然が相手なのでどうなるかは予測がつきません。予定が一日ずれるだけですが数百人規模の大会です。エントリーしたすべての選手が出場できる日程の確保、会場の手配、日本卓球協会へ三重県代表をエントリーする期日など全ての条件をクリアできる予定は簡単に決められるものではありません。平日の昼間に変更できるなら問題はありませんが、学校が優先なのは言うまでもありません。もとより無理をして事故でも起これば取り返しのつかない事態も予想されます。

 こうやって、一生懸命頑張っている選手たちがスムーズに大会に臨めるよう、大の大人が何人も知恵を振り絞り手間暇かけて運営されるのです。

10月21日(月)
最終的には
 久し振りの快晴。最高気温も一昨日から8℃もアップして26℃!ジェットコースターのような気温の上がり下がりに対応できずに体調を崩すのは当たり前すぎます。予測できるのだから当然それに対応するべきです。

 全日本ジュニア予選5日前です。

 男子は昨日の反省のもと、技術だけでなく「厳しい試合に耐えられる心のコンディション」も視野に入れて取り組みました。

 技術的な問題より精神的な問題の方が大切なのは、この競技に携わる時間が長ければ長いほど理解できるはずです。何も”根性があればどんな困難も乗り切れる!”などと言うつもりはありません。しかしどれほど合理的、科学的な準備をしても最終的にそれを生かすも殺すも選手の”気持ち”次第です。

 選手が人の心を持たないロボットならプログラミングのテクニック次第で勝ち負けが決まるのでしょうが、戦うのは人の心を持った人間です。

 慌てず焦らず計画的に準備したいと思います。

10月20日(日)
大阪桐蔭へ
 男子5名を連れて大阪の名門、大阪桐蔭にお邪魔しました。

 結婚式場のような立派な建物の地下にある卓球場も8台の卓球台が悠々とおける広さと、空調設備も完備した素晴らしい環境でした。今日は中高生のレギュラー選手7名に相手をしていただきました。

 午前中は約2時間半、しっかりと練習をしていただいて、午後からはゲーム練習。結果はボコボコにやられました。出足の数試合はいずれの選手も悪くない内容と結果でしたが、試合が進むにつれて足が止まり、競り合いの大事な場面で弱気なプレーになったりと、テスト直後で練習をやり込んでなかったとはいえ、日頃の練習に取り組むし姿勢を矯正しないと今後も同じことになる可能性が高く、危機感を募らせる一日となりました。

 練習を一生懸命取り組んでいるので技術はどんどん上達しているのは認めるところですが、それ故に上手くいかない時のストレスも大きくなります。しかしそこを我慢しないと、本番で我慢してプレーすることは不可能です。

 「心技体」のいずれが欠けていてもギリギリの状態でのパフォーマンスは期待できません。

 出直しです。

10月19日(土)
祝ご結婚
 平成14年度卒業の森久恵さんがご結婚されました。

 森さんは四日市の山手中から本校に入学し、主力選手として数々の全国大会に出場されました。その後、愛知工業大学へ進み、卒業後は先月まで愛知県の岡崎信用金庫に勤務されていました。

 左シェークフォア表の戦型で、フォアハンドの投げ上げサービスからの速攻を得意とし、特に団体戦では勝負強さを見せてくれた頼りになる選手でした。勝ち気で勝負に対して貪欲に臨む姿勢とは裏腹に、卓球台を離れるとおっとりして笑顔を絶やさない優しい性格はチームメイトからの信頼も厚く皆から愛される選手でした。

 新郎の嶺井政洋さんは森さんと小中学校の同級生だそうで、中学2年生で転校していった嶺井さんとフェイスブックで四年前に再会し交際に発展。東京都の遠距離恋愛の末、めでたく今日を迎えました。嶺井さんはコカコーラ社に勤務されており、結婚後は埼玉県に居を構えられるそうです。大きな体で見るからに包容力のある方で、優しそうな笑顔は森さんにピッタリという感じでした。ご両親の出身地は沖縄で、今日も沖縄からご親戚の方もお見えになり、沖縄の三味線に似た楽器の三線(さんしん)による演奏も聞かせていただきました。

 この日記にも度々登場する弟の森雅幸さんも平成17年度の卒業生です。ご両親と久恵さん、雅幸さんの四人家族は珍しいくらい仲の良いご家族です。久恵さんもきっとご自分の生まれ育った温かみのあるご家庭をつくられることと思います。

 遠くに離れて住まわれるので、お会いする機会は減ってしまうと思いますが、三重県に帰ってきた時は是非遊びに来て下さいね!どうぞ末永くお幸せに!

10月18日(金)
おーいお茶
 3年生の佐藤綾香の俳句が「伊藤園 新俳句大賞 高校生の部 優秀賞」をゲットし、「おーい、お茶」のパッケージにプリントされました。

 受賞作は、「冬空の 遥かなるはて 観覧車」です。桑名在住の自宅から見た長島スパーランドの風景を詠んだものだと思います。「遥かなるはて」がイカしています。お見事!

 すっかり秋空です。ようやくテストも終わり、今日から二学期後半戦のスタートです。

 男子の練習前には、年内のスケジュールを確認し、まずは来週末に控えている全日本ジュニア予選でそれぞれの目標である”自己新記録達成”を誓いました。

 テスト期間中の練習不足もあり、選手たちの動きは今ひとつですが、それは想定内です。短時間ながらしっかり体は動かしてきているので直ぐに復調すると思います。

 この週末で取り戻したいと思っています。

10月17日(木)
もったいない
 最高気温が20℃!極端すぎます。

 テスト3日目。そろそろ疲れが出てくる頃です。

 それでも練習は元気よくやれていると思います。メリハリの効いた理想的なテスト期間です。

 勉強会も明日に控えた数学のテストに向けて頑張りました。山本先生の作戦で、テスト週間に入った先週早々に、多くの者が苦手な数学の勉強を徹底してやっていたおかげで、ある程度の力を身に付けた状態で今日を迎えることができました。テストに向けて一生懸命勉強するのは当たり前ですが、テスト全体を見渡しての計画と作戦が大切です。これは卓球も同様です。引いていえば、成功するためのノウハウは全てに通じるものがあります。

 それでも”完璧”という訳ではなく、それぞれ頭を悩ませ問題に取り組んでいました。

 勉強会は、「全員○時まで」という縛りはないので、それぞれの計画で三々五々、帰っていきます。ところが、まだ”やり終えた”感がないまま帰ろうとする者が見受けられました。勉強会には数学”神”教師の山本先生も常駐しています。分からない問題をとことん教えてもらえる環境にあります。にもかかわらず、「分からないから」という理由で諦めて帰ろうとしますが、それは「分からないから」ではなく、「分かろうとしない」からです。

 あと10分頑張れば、10分ぶん点数が取れます。30分頑張れば30分ぶん取れます。やっても無駄ならば、やる気力が沸かないのも分からないではありません。でもやったらやっただけ”確実に”点数が取れるのです。

 事実、そうやって言い聞かせて残した者は、「なるほど分かった!」との手ごたえを感じていました。そのまま妥協して帰っていたら、明日取れるはずだった数点を取れずにいたはずです。

 もったいない。もったいない。もったいない。

10月16日(水)
台風一過
 鈴鹿市周辺は昨夜未明のうちに通り過ぎたようですが、学校始業時間になっても伊勢志摩地方に暴風警報が出ていたので、中間テスト二日目は12時過ぎから始まりました。

 予定より3時間ほど遅く始まったテストでしたが、生徒たちはこの時間をどのように使ったのでしょうか。いずれにしても予定が大幅にずれこんだので、テストが終了した14時過ぎからの練習は、昨日同様短時間で切り上げました。

 台風が通り過ぎた後は、天気は回復しましたが強い風が吹き、肌寒い一日となりました。週間天気予報の気温を見ても、もう半袖は不要でしょう。いよいよ本格的な秋になります。

 勉強会は15時過ぎから始まりました。明日の2年生は化学があるようで、全員頭を抱えて苦しんでいました。数学が専門ながら理科方面にも強い山本先生がいるのが救いです。

 勉強のスタイルも性格が表れます。

 難しくても根気よく頑張れる者。でも残り時間を考えて要領よくやらなければ点数は伸びません。逆に「分からんだら諦めればええんや」と切り替える者。でももう少し頑張れば分かるようになるかも知れません。

 いずれにしても”妥協”することは敗北へとつながることには違いはありません。

 今日を乗り切ればゴールが見えてきます。みんな頑張れ!

10月15日(火)
成功へのノウハウ
 台風が近づいてきています。

 二学期中間テスト初日です。生活創造科と3年生教養コースは1限のみでしたが、他は2限でした。男子の練習は、台風が近づいており強制下校の恐れがあったので、2限後にすぐ練習に入りました。1時間強の練習後、急いで昼食休憩、そして勉強会に突入です。

 13時過ぎから始まり、練習を終えた女子の選手も合流した勉強会でしたが、雨脚が強くなる中、案の定17時頃になると、「近鉄が止まる恐れもあるので下校しなさい」との連絡がありました。

 まだ目標まで達してない者が多く、「家に帰ったら絶対頑張れへん」と嘆く者もいました。自宅が近い者、保護者の迎えのある者は卓球場に移動して勉強の続きをやるようでした。中学時代に決して勉強を頑張っていなかった者も少しずつ頑張ることの大切さや欲を持てるようになってきていると思います。

 本来は誰に何を言われなくても自分のために勉強はするものですが、こうやって「勉強会」というお膳立てをされないと頑張れない者もいます。でもお膳立てをすれば頑張れるのなら、こちらもその労は惜しみません。

 幼い頃に自転車に乗る練習をする時に、誰かに自転車の後ろを持ってもらって練習をした記憶がある方も多いのではないでしょうか。どのタイミングで手を放すのかが大切です。誰にも支えられずに放ったらかしにされれば自分で運転する感覚もつかめぬまま転んで諦めてしまうでしょうし、転ぶことを恐れて放すタイミングが遅すぎればいつまで経っても一人で乗ることができません。

 「放任」と「自主性を持たせる」は紙一重です。同じく、「過保護」と「面倒見が良い」のも紙一重です。

 成功に導くノウハウは卓球も勉強も同じです。勉強を頑張れる者は卓球も頑張れるし、卓球を頑張れる者は勉強も頑張れます。

 こうやって少しずつでも成功できる大人に向かって進んで行ってもらいたいと思います。

10月14日(月)
テストモード
 ここにきてようやく秋らしくなってきました。もう10月中旬と言うのに。

 全日本一般の部の予選が終わり、明日から始まる中間テストに向けて100%勉強モードに入りました。

 男女とも午前中の短時間練習を終えるとすぐに、自宅での勉強組と学校での勉強会組に分かれて取り組みました。明日から4日間のテストになりますが、生活創造科は1科目のみの日が続き、最終日だけ2科目です。普通科に比べると余裕をもって準備ができますが、条件は他の生徒も同じです。

 勉強会組は男女15名ほどの部員が参加しましたが、昼過ぎから始まって多くの部員は17時頃まで取り組み、数人の部員はその後も山本先生の指導で頑張っています。

 テストが終わると全日本ジュニア予選1週間前となり、その後のことも考えると練習も手を抜けません。大変な1週間になりますが頑張りましょう!

※TOPICSに東京国体をアップしました

10月13日(日)
古市が一般S通過!
 昨日に引き続き全日本選手権予選です。今日は一般男女シングルスです。

 予選通過枠は男女とも2名。全日本選手権の一般シングルスは、ジュニアの部やカデット、ホープス等の種目と兼ねて出場することができるので高校2年生以下の選手も多く出場しています。

 本命なき混戦の男子シングルスで高校2年生の古市真暉が2位で見事予選を通過しました。第二シードの大学生とのベスト8決定を切り抜けると準々決勝も勝ち、迎えたベスト4でのリーグ戦は大学生2名と卒業生の南翔太郎さんとの争いになりました。初戦の優勝した大学生との試合は完敗でした。0-2から1セットは返したものの4セット目の9-10からサービスミスで万事休す。いやな雰囲気で二戦目の南さんとの試合を迎えましたが、気持ちを立て直して見事勝利。最終戦では勝った方が代表という状況でした。果敢に立ち向かいましたが、1,2セット目をいずれもジュースで失う苦しい展開。しかし3セット目から狙われていたレシーブを変えてからリズムも変わってきました。3,4セット目を接戦で奪うと5セット目は一気にスパートして逆転勝ちで代表の座を射止めました。本校高校生が一般の部で代表になるのは一昨年の岡田理志さん以来二人目です。月末に行われるジュニアの部と併せての代表を狙ってもらいたいです。

 南さんは最終戦で優勝した選手に勝ったものの惜しくも4位に終わりましたが、ベスト8に入った岡田理志さんとともに大阪選手権の出場権はゲットしました。

 女子は1年生の繿コ菜月が大活躍。第二シードのエクセディの選手に勝つと4決定でも室井との同士討ちを制しました。4人でのリーグ戦はエクセディ包囲網に歯が立ちませんでしたが、思い切りの良い攻撃で会場を沸かせました。また、いずれも4決定でエクセディの選手に敗れたものの、吉田礼楽、常深亜美、室井まどかの3年生トリオも堅実なプレーでベスト8に入り、吉田と室井が大阪選手権の出場権を得ました。

 今回の内容を受けて二週間後に控えた全日本ジュニア予選へ照準を合わせたいと思います。

 試合終了後は明後日から始まる中間テストに向けて気持ちを切り替えました。多くの選手が、試合のなかった者が参加していた勉強会に合流し、疲れも見せずに勉強に取り組んでいました。明日から一週間は勉強モードに切り替えたいと思います。

10月12日(土)
吉田・室井組が快挙!
 津市体育館にて全日本選手権ダブルス予選が行われました。

 男女ダブルス、混合ダブルスともに三重県からの通過枠はわずか1組。高校生ペアがここを突破するのは至難の業です。

 しかし女子ダブルスの3年生ペア、吉田礼楽・室井まどか組がやってくれました。順調に勝ち進み準決勝で百五銀行ペアに勝ち、決勝でエクセディペアと対戦。私が白子に赴任して19年ですが、全日本選手権のダブルスにはいつもエクセディの壁に阻まれ涙を呑んでいました。今回も難攻不落のエクセディに対して1-2と追い込まれましたが、それで肩の力が抜けたのか思い切ったプレーが目につくようになってきました。4セット目を奪いセットオールになると、押せ押せで一気に10-6とマッチポイントを握ります。しかしそこから勝ちを意識して追いつかれ、10-11、11-12と絶体絶命のピンチを室井のカウンターで追いつき、最後は吉田のフリックレシーブから室井の4球目スマッシュで振り切りました。高校最大のステージである3年生のインターハイで不完全燃焼だったにも関わらず、インターハイ後も地道に努力を積み重ねる姿勢は変わりません。その姿を卓球の神様は見落とさずにいてくれました。地元に生まれ地元に育った二人が成し遂げた快挙は”歴史的な勝利”と言っても過言ではありません。

 男子は白子と高田の現役および卒業生の争いになりました。卒業生の南翔太郎さんと小川翔さんペア、岡田天志さんと岡田理志さんペアはいずれも準決勝で敗退。現役の古市真暉A・辻智貴@ペア、楠井瑠偉A・村上稜二Aペアと、卒業生の岡田泰典さんと現役の権蛇佑輔Bペアは準々決勝で涙を呑みました。しかし上位3ペアに与えられる大阪選手権代表権は上位進出ペアの辞退により上記3ペアにチャンスが廻ってきました。ベスト8の4ペアによるリーグ戦の末、古市・辻組が大阪選手権の代表権を獲得しました。

 女子はエクセディVS.高校生、男子は高校生、大学生の混戦という図は明日のシングルスも変わらないと思われます。今日の吉田・室井組に続くビッグウェーブを期待します。

10月11日(金)
全日本予選前夜
 10月も中旬になろうとしているのに最高気温が31℃!

 明日から始まるF1で鈴鹿はザワついています。白子駅周辺のホテルには明らかにF1関係者と分かる外国人が宿泊しており、白子駅周辺の寂れた飲み屋は一時的に活況を呈しています。

 F1好きの西飯スポーツの内山店長などの一部の人を除いて、「鈴鹿に住んでいるからF1に詳しい」というのは都市伝説です。マニアの方々には鈴鹿サーキット周辺のオートバイ専門店などは垂涎の的らしいですが、大半の鈴鹿市民は「?」です。今はそれほどではありませんが、バブルの頃のF1ブーム時は鈴鹿市内の全ての道路が渋滞して迷惑この上ない状況でした。

 F1はさて置いて、明日から津市体育館で全日本選手権一般の部の予選が行われます。明日はダブルス&ミックスダブルス、明後日はシングルスの予選です。全日本選手権への代表枠はダブルス種目が1、シングルスは2と狭き門です。組み合わせを見てみると、男子は大学生を中心とした争い、女子はエクセディが中心となりそうです。

 男子はいずれの種目も本命がおらず混戦になる模様。それだけに高校生も一昨年の岡田理志さんのようにワンチャンスをモノにすれば可能性はあります。女子はエクセディの壁は厚いと思いますが、本校の3年生にチャンスは残されています。一発勝負のトーナメントだけに希望は十分です。

 今日の練習には卒業生の方々が顔を揃えました。筆頭はここ数年、全日本の代表の常連である南翔太郎さん、そして学生軍団の小川翔(専修大2年)さん、岡田天志(天理大1年)さん、岡田理志(東洋大1年)さん、岡田泰典(名商大1年)さん。高校生に胸を貸してくれながら、調整に余念がありませんでした。

 現役高校生はもちろんですが、白子関係者で出場枠を独占してもらいたいと思います。

10月10日(木)
カリスマ健在
 10月10日といえば体育の日。私が生まれる前の年の1964年の今日、東京オリンピックの開会式が行われたのを記念してできた祝日だったのですが、土日に連結させて三連休にするため、ただの平日です。

 全日本予選も間近になってきました。卒業生の南翔太郎さんも連日の練習参加です。試合前だからと言って仕事が配慮されるわけでもなく、交代勤務の合間を縫っての練習です。一昨年卒業の内田芽人さんも仕事のシフトと本校の練習が合わず、色々な方に練習相手をお願いして全日本予選に臨むようです。大変だと思いますが、それが日本のアマチュアです。しっかりと仕事をして、余暇は好きな卓球に打ち込む。真っ当な社会人のあるべき姿です。

 高校生たちも時間を制限しての練習です。こちらもついつい「もう少し」と要求してしまうので勉強の時間も削られてしまいます。反省です。

 やはり練習時間が減ると調子は目に見えて落ちてきます。更に睡眠不足も重なっていることでしょう。しかしこれが真っ当な高校生のあるべき姿です。

 勉強会も盛況です。”元カリスマ塾講師”の山本先生の”数学「神」講座”で、苦手な数学を克服する選手が続出しています。「よっしゃ!これで90点以上間違いない!」という言葉が真実であることを祈ります。

 私は勉強会を実施しているパソコン教室で、勉強会は山本先生に任せて、溜まっていた白卓HPのTOPICSを作成しています。はかどること、はかどること。「高校選手権」、「後藤杯」、「東京国体」の三大会を一気に完成させました。トップページからご覧ください。後藤杯の写真には山本先生の初のベンチコーチ姿もアップされています!

10月9日(水)
久々の勉強会
 気温以上に湿度が不快な一日でした。

 週末に全日本選手権一般の部予選があるので、来週火曜日から始まる二学期中間テストの準備を始めました。一学期期末テストが7月上旬だったので、3か月振りのテスト勉強です。

 練習の方は気候のせいか、テスト前といった時期のせいかパッとしない雰囲気でした。水曜日で卓球教室があるため、18時半までの短時間の練習にもかかわらず。選手たちも一生懸命やっているのは分かるのですが…。ここはこちらも我慢のしどころです。

 夜はテスト前恒例となった勉強会を、男子全員と女子3名の合計10名で山本先生の指導で21時半まで行いました。練習後で疲れもあると思いますが集中力を切らさず最後まで頑張れたと思います。

 ここから10日間は勉強と卓球の両立に眠たい目をこすりながらの日々が続きます。おまけに全日本予選もあるので大変だと思いますが頑張りどころです!

10月8日(火)
県卓再出発
 九州に接近している台風の影響で蒸し暑く不快な一日でした。

 三重県卓球協会理事長の米田先生が亡くなって二週間が過ぎました。今日は三重県卓球協会の理事会でした。

 本来は今回の会議は今週末に行われる全日本選手権一般の部の組み合わせがメインとなるはずでしたが、その議題とともに米田先生亡き後の協会の体制についての話し合いが行われました。

 協会のトップでありながら細かい実務を引き受けて下さった先生がいなくなり、先生の偉大さを思い知らされることになっています。しかし先生の遺された、公明正大でカユイところに手が届く協会運営のノウハウや精神は間違いなく受け継がれています。

 それにしても全くの無報酬で献身的に働かれる理事の方々のスピリットは素晴らしい!微力ながら私も力になっていこうと思いました。

10月7日(月)
懲りない
 今週土曜日の午後に中学3年生対象の体験入学があり、午前中は授業を行う関係で、前倒しで本日は休校となりました。

 朝から高校生だけの練習で少し寂しさはありましたが、その分しっかりと練習できました。

 男子は昨日のスポフェスの反省から、ゲーム練習を本番と同じ雰囲気で臨むことを確認しましたが、試合が劣勢になると相変わらずすぐに諦める選手がおりガッカリでした。そういう選手に限って本番の試合では後半の大切なところで過剰に緊張したり弱気になったりと、冷静なプレーができません。試合の大切な場面で力を発揮できないのは、「私は普段から適当な練習しかしていません」と発表しているようなものです。

 勝負強い選手を評する時に、「メンタルが強い」とか「勝負向きの性格をしている」などと言われますが、そういった選手は例外なく普段の練習時に諦めたり手を抜いたりしません。先天的に勝負強いわけではなく、普段の努力によって培われた力です。どんなに気弱でどんなに大人しい選手でも、この努力を怠らなければ勝負強さは発揮できます。

 先天的な能力は、ある者にはあるし、ない者にはありません。しかし卓球は数ある競技のうちで先天的な能力が影響されにくい競技だと思います。普段の努力で成功できるならやらなきゃ損だと思いませんか?

 競り合いに持って行くまでには技術も勿論必要ですが、競り合いになったら普段の練習の姿勢で勝敗は決します。

 ここまで答えが明らかなのに、それでもまだ頑張れませんか?

10月6日(日)
スポフェス
 今日は津市体育館で、「スポーツフェスティバル」が行われました。

 この試合は県内の郡市対抗団体戦で、国体の三重県版といったところでしょうか。

 本校の選手や卓球場の中学生たちも居住している郡市に分かれての出場です。男女ともほぼ全員の選手が出場し、あちこちで白子高校、21クラブの選手同士が対戦する姿を目にしました。男子の古市対権蛇、辻対口地さん、女子の吉田対繿コ、山岸対森本さんなど熱戦が繰り広げられていました。

 私も鈴鹿市少年男子のベンチに入っていましたが変な感覚というか複雑な心境というか。ただ、敵として白子高校の選手をベンチから見ると、「こうやって攻める」とか、「ここを狙う」など、客観的かつ新鮮な視点で見ることができました。自チームの選手を主観的にしか見ていないことを反省しました。

 少年の部は同士討ちとはいえガチンコの勝負ばかりでしたが、一般の部は和やかな雰囲気で楽しまれている方が多かったように思います。本校の卒業生の方々もあちこちの郡市で代表となり汗を流されていました。

 蒸し暑い中で朝から夕方まで連続してベンチに入っていたので疲れましたが、全日本予選を目指してまた明日から頑張ろうと思います。

10月5日(土)
お陰さまで
 天気予報では降水確率50%でしたが、結局降らずじまいでした。

 今日は愛工大の女子4名が練習に来て下さいました。卒業生の酒井眞菜さんら主力選手たちだけに、こちらとしてはありがたい限りでしたが、力の差があるにもかかわらず手抜きのないプレーで相手をして下さいました。本当に力のある選手はこういった状況でも、自分のために、また相手のためにもいい加減なプレーをしません。技術と心の両方が高いレベルにないと強い選手にはなれないことを実証してくれました。感謝、感謝です。

 男子は午前中、学校体育館が使えなかったので昼前から卓球場での練習、そして午後からは学校体育館へと移動しての練習となりました。今日は学校体育館が電気工事のために停電でした。幸いにも曇り空だったので、カーテンを開けても眩しくなく、かと言って暗くもなくちょうどいい具合でした。しかし徐々に外も薄暗くなった16時半ごろにようやく照明が点きましたが、その瞬間の安堵感は隣で練習していたバスケット部の選手たちから漏れた、「おぉ!」という声がその気持ちを表していました。

 停電となり電気が使えないと、照明だけでなく自販機、ウォータークーラー、トイレの自動洗浄など、普段何気なく使っている物にまで支障をきたします。文明の利器に慣れきった我々は思ったよりもひ弱いことを実感しました。

 まさに我々人間は自分一人の力では生きていけず、”生かされている”ことを思い知らされました。

 感謝の気持ちを忘れずに”お陰さま”の気持ちを持って過ごさなければなりません。

10月4日(金)
ワックス
 最高気温が25℃。一日中「暑いな」と感じることのない一日でした。

 10月に入ってから男子は学校体育館で練習をしています。真夏の酷暑の中での練習は効率が悪いので、その期間だけ冷房の効く卓球場での練習でした。気温もさることながら、練習時のコンディションを左右するのは湿度です。この時期は湿度が低いので思ったよりも快適に練習できます。

 そんなこんなで7月上旬のテスト期間中以来の学校体育館の練習ですが、まず感じたのは床が滑ることです。7月上旬は湿度が高いせいもあったのか、それはほとんど気にならないレベルでしたが、頻繁に雑巾でシューズを濡らさないと練習にならない状況です。

 昨日の日記の写真では光り輝いている床ですが、床ワックスが剥げてきているのが原因だと思われますが、実はこの床のコンディションは非常にデリケートな問題です。西飯スポーツの練習場の床は以前はコンパネを敷き詰めてありました。あのザラザラしたコンパネはシューズの減りも早いのですが、どんな気候でもまず滑ることがありません。一昨年に床を住宅用の床材に張り替えてからすぐに”体育館用床ワックス”を塗布しました。この体育館用床ワックスは、「適度に滑る」のがポイントです。全く滑らないワックスだと、踏ん張った時にヒザにかかる負担が大き過ぎ、ケガにつながる恐れがあるとのことです。ただ単に滑らなければ良い、というものでは無いようです。

 そしてこのワックスは汚れをしっかり落としてから塗布しないと、黒ずんだ汚れになります。以前、雑誌で青森山田の特集を組んだ時に、練習場の床が激しいフットワーク練習で黒ずんでいるとの記事が載っていましたが、あれはただ単にワックスの塗り方が悪いだけのことです。

 ということでそろそろ学校体育館のワックスも塗り替えの時期を迎えています。天井のライトも切れているモノが目立ち始めています。週明けには事務方と交渉しようと思います。

10月3日(木)
我慢比べ
 日中は暑さを感じたのですが、日が沈むと肌寒く感じました。ようやく秋らしくなってきました。

 ポイントを数えない練習だとそうでもないのですがゲーム練習になると、とたんにナーバスになる選手が多く目につきました。一生懸命が故なのは理解できますが、本番の試合はそれでは勝つことができません。相手を考える前に、自分をコントロールできなければ話になりません。ゲーム練習はそういうことを”練習”するのも目的のひとつです。

 血気盛んな年頃です。歳を取って振り返ると恥ずかしくなるくらい、ちょっとしたことで感情的になり、怒ったり拗(す)ねたりしてしまいます。かと思うと急にはしゃいだりと、感情の起伏が大きいのも”子ども”の特徴です。

 振り返ってみれば確かに自分も同じだったと思います。「そういう年頃だから仕方がない」と思ってしまえばそこまでです。何でもかんでも事細かに指摘するつもりはありませんが、このまま放っておいては取り返しがつかなくなると感じれば、注意するのがオトナの責任です。

 子どもたちのように感情のおもむくままに行動できれば楽だと思います。こちらも指摘するからには自分も感情的になるわけにはいきません。

 我慢比べですね。

10月2日(水)
慣れ
 夕べ遅くに帰ってきたので一日中、体が重く感じました。でも権蛇や古市の元気いっぱいな姿を見ていると改めて歳を感じました。

 今日は水曜日なので卓球場での練習です。全国大会などレベルの高いプレーを見てきた後は、自チームの選手たちのプレーが非常に見劣りするように感じてしまいます。”目が肥える”というやつでしょうか。これは選手たちも同じだと思います。国体に行ってきた二人は居残り組の凡ミスの多さや、プレーの甘さを出発前より感じたことと思います。

 多球練習でブロックやカウンターの練習をしましたが、国体組の選手はかなり厳しいボールを送っても当たり前のように反応します。出発前よりそのレベルは上がっていると感じました。かつて卒業生の森永愛里さん(現アスモ)らが中国での合宿練習に参加し、帰国してからのプレーの厳しさ、激しさに驚かされたことがありました。二週間ほどの遠征でしたが、帰ってきてからは日本人のボールが遅すぎてタイミングが合わないほど速いプレーに対応できるようになっていました。

 こういったプレーも長くは続かず、徐々に悪い意味での”慣れ”に対応してしまいます。でも可能な限りこの状態を維持し、居残り組にも影響を与えられるようにしたいと思います。

10月1日(火)
国体3回戦
 昨日、素晴らしい試合で徳島県を降してベスト8決定戦に進んだ三重県少年男子は野田学園で固めた山口県と対戦しました。

 トップで起用された権蛇はインターハイシングルスランカーと対戦。左利きの相手に対して序盤から臆せず接戦に持ち込みます。1,2セットを失い後が無くなりましたが、3セット目の後半にファインショットを連発し1セットを返します。4セット目も大接戦となりましたが8-10と追い込まれここまでかと思わせましたが、再び積極的なプレーで4本連取の逆転勝ち。一気に行きたい5セット目でしたが出足から凡ミスの少ない相手にじわじわ離され万事休す。敗れはしましたが、状況に応じて作戦を変えるなど以前はできなかった落ち着いたプレーが光りました。3年生になってから自己新記録を更新し続ける彼ですが、今回もまた自己新記録と言える活躍でした。

 続く古市はインターハイシングルス8の選手と対戦。1セット目は相手の豪快なドライブに圧倒されましたが、リズムをつかんだ2セット目は凡ミスも減り完璧な内容で奪い返します。3セット目は逆に一方的な相手ペースで試合が進み1-2と追い込まれます。4セット目は一進一退の攻防となりましたが、8-8からのレシーブミスが響いて押し切られました。しかし以前と比べるとラリーで力負けすることが少なくなったように感じます。先手を取られた時の守備に課題を残しますが、着実にステップアップしていると思います。今回のような経験を積んで柔軟な戦術変更ができるようになれば、もう一つ上のステップに進めると思います。三重県のエースとして真価が問われるラスト1年となります。

 3番の岡崎選手も粘りましたが、彼を上回るラリー戦の強さを発揮する相手に力で押し切られ三重県少年男子はベスト16で全日程を終えました。

 トーナメント戦なので勝ち上がるには組み合わせも大きな要素ではありますが、今回の試合は健闘と言えると思います。三重県の少年男子が何よりも成長したと思うのが、国体をただの思い出づくりの試合と位置付けず、結果を出すことに力が注げるようになってきている点です。当たり前、と思われるかも知れませんが、「勝ちたい、勝てる」と思えるようになるにはそれなりのエネルギーを注がないと不可能です。一生懸命練習に取り組み、苦しいことからも逃げずに頑張れるようになって初めて、欲が出てきます。有望選手が県外に流出して厳しい状況が続く三重県ですが、決してコンプレックスを持つことなく上を向いて頑張り続けてもらいたいと思います。

 試合数は少ないものの、中身の濃い4日間でした。クタクタに疲れましたが、また明日から頑張ろうと思わせてくれる4日間でもありました。夜の9時頃、白子駅に到着しました。遠いところを応援に駆けつけて下さった保護者の皆様と、練習相手を買って出てくれた卒業生の松下さんには感謝、感謝です。