白卓日記 ‘13  6月   前月へ!  次月へ!   
6月30日(日)
国体二次予選
 冷房が効きすぎてじっとしていると寒い県営競技場サブ体育館で二次予選が行われました。

 
男女それぞれ10名による総当たりリーグ戦でした。インターハイシングルス予選の上位4名、昨日のトーナメントで勝ち残った4名、6月8,9日の中学県選手権3年生の部の上位2名がエントリーしました。女子は10名中、常深、吉田、室井、松本、芥、繿コの6名、男子は10名中、古市、土性、権蛇、辻の4名が本校からのエントリーです。

 今日の試合の結果をもとに、3名の三重県代表選手と、1名の予備登録選手が選出されます。

 女子は3年生のインターハイトリオがワン・ツー・スリーフィニッシュでした。優勝は吉田礼楽。パワフルな両ハンドドライブに加え、最近は台上処理やサービスにも磨きがかかってきました。常深との同士討ちで一敗したのみでゴールイン。県外でも強さを発揮するプレーは東海ブロック予選での活躍が期待されます。2位には常深亜美。最終戦で中学生に不覚を取るなど不安定なプレーながら結果を出すのはさすが。吉田とともに昨年に引き続きの代表です。経験を活かして東海ブロック予選に臨んでもらいたい。3位は室井まどか。今ひとつのコンディションながら要所を締めて代表に。悪ながらも大崩れしなくなったのは成長を感じさせます。こちらも外での強さを期待したいと思います。松本ゆきみは5〜7位と同率の6位。ここのところ研究され苦戦続きでしたが、練習中の反転を使うなど以前にはないチャレンジする姿勢を見せたのは進歩。しかしもう少し早く使っていればと悔やまれます。8位には繿コ菜月。序盤で室井に土をつけるなど奮闘しましたが、後半は心身ともに失速してしまいました。入学当初に比べると少しずつ進歩しているものの、まだ心技体とも未成熟です。この夏に頑張れば秋には期待の持てる選手です。8位と同率で9位に入ったのは芥佳子。初リーグ戦でしたが、カットの打てない選手には圧勝しましたが、同士討ちを含め慣れられると苦戦は免れません。しかし最後に自己新記録を達成できたのは立派です。

 男子は下馬評通り古市真暉が一人旅の全勝優勝。序盤戦の入り方などメンタルコントロールはまだ改善の余地がありますが、現在の三重県では心技体とも他を圧倒しています。インターハイ予選で苦戦した相手にも研究の跡を見せるなど作戦面も工夫しました。三重県のエースとして外での結果が求められることは覚悟しているはずです。3位に入ったのは権蛇佑輔。狙っていたインターハイシングルス代表を8位で逃した後も心が折れることなく、インターハイダブルスと、国体代表になる目標を有言実行しました。最終戦で見せた気迫と積極的なドライブ速攻プレーは3年間の集大成です。辻智貴は7位に終わりました。いずれの試合も中盤のリードで守りに入って逆転される残念なプレーが続きましたが、後半に入って少し持ち直し、積極的なプレーも見せることができました。普段の地道な準備こそが成功への近道だと痛感したはずです。「日頃の練習を大切にする」と誓った言葉に嘘はないと信じます。インターハイシングルス代表の土性祐成はまさかの9位。何よりも戦う姿勢が欠けていたことに尽きます。一生懸命やっても上手くいかないこともありますが、それでも全力を尽くすのが選手としての基本です。支えてくれるたくさんの人たちをがっかりさせた分を何で取り返すのか?

 改めて日頃の準備が大切であることを確認できました。苦しいことや辛いことから逃げ出したいのは誰でも同じです。そこを歯を食いしばって我慢できる者は勝者に、我慢できない者は敗者になります。何度も繰り返される高校生たちの成功と失敗ですが、その本質を伝えるのが私たち指導者の仕事だと思います。

 テスト前日の厳しい日程ながら出場した選手もそれを支える選手も頑張りました。また、たくさんの保護者の皆様、とりわけご自分のご子息が出場されていないにもかかわらず早朝より車出しや応援をしていただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。選手たちは疲れ切った体にムチ打って明日のテストに備えてもらいたいと思います。

6月29日(土)
国体一次予選
 津市体育館にて国体一次予選が開催されました。

 本校からは一次予選を免除されている女子の常深亜美B、吉田礼楽B、室井まどかB、男子の古市真暉A、土性祐成Bを除く、女子12名、男子10名が参加しました。今日はインターハイシングルス予選で4位までに入った選手を除き、トーナメント戦で4名を選出しました。

 女子は4名中、松本ゆきみB、芥佳子B、繿コ菜月@の3名が突破。松本は終始危なげなく勝ち上がりました。インターハイ予選では精彩を欠きましたが、巻き返しを狙います。芥は初のリーグ戦進出。安定したバックカットにフォアのカーブロングが冴えました。16までは難なく勝ち上がるのですが同士討ちを含めて8の壁をなかなか破ることができませんでしたが、最後の最後で自己新記録を達成。明日もこの勢いで頑張ってもらいたい。繿コは巧みな試合運びと両ハンドの強打が光りました。相手に攻めさせたボールを利用した”後の先”を使えるのが強みです。佐藤綾香B、大西真由A、山岸芽以Aも決定戦まで進みましたが一歩及ばず。

 男子は4名中、権蛇佑輔B、辻智貴@の2名が突破。権蛇は落ち着いた試合運びで勝ち上がりました。決定戦では住田昂樹Bとの激戦を制して、明日は不完全燃焼だったインターハイ予選のリベンジに臨みます。辻は不安定な試合ぶりでしたが、最後は開き直って逆転し明日に望みをつなぎました。あと一歩及ばなかったインターハイ予選を超えることができるか?男子は期待された1,2年生が今ひとつの出来。今後に不安を残しますが、地道に取り組む姿勢はまだ伸びしろがあると信じたいです。

 明日は伊勢の県営競技場サブ体育館で10名による総当たりリーグ戦が行われます。インターハイシングルス予選の上位4名、今日のトーナメントで勝ち残った4名、6月8,9日の中学県選手権3年生の部の上位2名がエントリーします。女子は10名中、常深、吉田、室井、松本、芥、繿コの6名、男子は10名中、古市、土性、権蛇、辻の4名が本校からのエントリーです。

 一日9試合は体力勝負となりますが、それだけに練習量が大きく影響するはずです。上位独占目指して頑張ってもらいたいと思います。

6月28日(金)
勉強も卓球も
 一日中曇り空。気温も上がらず風の吹く涼しい一日でした。

 国体予選前日ですが、同時にテストも近づいていることもあり何かいつもと違う試合前の雰囲気です。100%試合に集中できない状況ですが、それが幸いしてかいつもの試合前のようにナーバスになり過ぎる者もおらず、悪くないコンディションです。しかしやはり練習をやり込んでいない不安はあります。この日程が吉と出るか凶と出るか?

 明日の一次予選は津市体育館が会場です。インターハイシングルス出場者男女それぞれ4名は明日の試合は免除です。それ以外の選手で4人が明後日の最終二次予選(リーグ戦)目指して争われます。ちなみに明後日のリーグ戦は伊勢の県営競技場サブ体育館です。

 試合前日ですが練習後の勉強会は多くの者が参加しています。気持ちが充実している時は勉強も部活動も好調の場合が多いと思います。無理しすぎるのはいけませんが、勉強の不調を卓球のせいにせず、卓球の不調を勉強のせいにせず頑張って欲しいと思います。

6月27日(木)
力不足
 梅雨と言えばしとしとと振り続く雨をイメージしますが、昨日降った雨はたった一日ですっかり上がりました。

 ただでさえ練習時間が短いのに雑な練習になってしまっていたので、ゲーム練習前に一言注意しました。そのせいかゲーム練習はピリッと締まった雰囲気でやることができました。でもこれを言われなくてもやれないとダメです。

 自分たちが好きでやっている部活動です。”やらされている感”があっては台無しです。高校生なのだから自分たちで考え、自分たちで運営できなければなりません。私たち指導者はあくまでも脇役です。高校生の立場ではできないことをサポートするのが役目です。

 言いたくてもなるべく我慢して自分たちで解決できるよう待ちますが、「これ以上はダメ」というタイミングが難しいです。

 怒ったり注意したりして子どもたちが言うことを聞くと、指導者として何となく満足感に浸ってしまいがちですが、本物の指導者はそうなる前に子どもたちに気付かせるようコントロールしていると思います。

 まだまだ修行が足りません。

6月26日(水)
試合とは
 梅雨らしい朝から一日中降り続きました。

 テストが近づいてきます。国体予選も近づいてきます。悩ましい気持ちは選手も私も同じです。

 男子は昨日までより更に制限練習です。19時にはトレーニングも含め全ての練習を終了しました。しっかりと練習量を確保しないと調子の上がらない選手にとっては厳しい状況です。しかしそれは中身でカバーするしかありません。

 調子が上がらないので不安な気持ちが心の中に蔓延(はびこ)ります。そうすると特にゲーム練習が淡泊なものになってしまいがちです。一方で練習時間が短くても深く物事を考えずに、むしろそれを好都合と考えられる者は調子を上げていきます。その姿を見て更にナーバスになってしまいます。

 昨日の組み合わせ会議で他校の先生らと話をしましたが、来週から期末テストが始まる学校が大半を占めています。制限練習といっても3時間近く練習時間を確保できるのは恵まれている環境と言えます。贅沢をいえばキリがありません。自分の置かれた状況を素直に受け入れ、その中でベストを尽くす方法を考え実行する。

 そこも含めた総合力を試されるのが”試合”です。

6月25日(火)
カットマンの可能性
 朝から一日曇り空。明日は雨みたいです。

 週末の国体予選の組み合わせ会議でした。JPR(ジュニアポイントランキング)制度ができて組み合わせ自体はスムーズにできるようになりましたが、県内の数百人の選手の試合結果を漏らさず間違えず集計するのは大変です。しかし組み合わせに不公平感があっては主役の選手たちに失礼です。細心の注意を払って遂行しなければなりません。

 さて、人間の身体能力は飛躍的にアップすることはありませんが、科学技術の進歩により用具の性能は日進月歩です。多くの選手が使用する”テナジー”は、タイヤメーカーのブリジストンから出向してきたゴムのスペシャリストが研究開発した製品だそうです。最高傑作であるテナジーは攻撃型の選手のハイレベルなプレーを支えています。

 一方で守備型の選手は、威力と安定性のあるテナジーなどの高性能ラバーからの攻撃をしのぐには用具に頼るのには限界があります。つまるところ選手の技術に頼らざるを得ません。

 用具の進歩によりカットマン受難な時代は続きます。特に男子は松下浩二、渋谷浩以来、世界の舞台で活躍する選手は出ていません。ところが先日まで行われていたジャパンオープンでカットマンの塩野真人選手が優勝という快挙を成し遂げました。予選リーグをギリギリ2位通過で本選に出場すると初戦で第一シードの荘智淵(台湾)を降し波に乗ります。松平健太、李虎(シンガポール)、丹羽孝希、陳建安(台湾)、そして決勝では徐晨皓(中国)を破り栄冠を手にしました。特殊な戦型だけに数が減り過ぎるとトップ選手も練習する機会が少なくなり、その結果、勝ちやすくなるというカラクリもあります。

 少数派のカットマンですが、現在生き残っているカットマンの多くはバックは粒高でブツ切り、フォアカットはほとんどせず攻撃するタイプが主流です。しかし塩野選手は日本の伝統的カットマンの流れをくむラリー志向です。豊富な運動量で拾いまくり、数少ないチャンスを攻撃に結び付けます。観る者をひきつける魅力ある戦型と言えます。それ故、カット打ちが得意な選手と対戦すると悲惨な試合内容になりますが、今回のように相性の良い選手と対戦すると無類の強さを発揮します。

 「これがあるからやめられない」との声が聞こえてきそうな塩野選手の大活躍に勇気をもらったカットマンも多かったのではないでしょうか?

6月24日(月)
テスト週間
 来週の月曜日から始まる一学期期末テストに向けてテスト週間のスタートです。

 大切でないテストはありませんが、特に3年生の就職希望者や推薦制度を利用しての進学希望者にとって、この一学期の成績までが校内選考や進学先の選考に影響します。中間テストは終わっているため少しでも成績を上げるにはこの期末テストが勝負です。

 練習の方も今日から制限練習です。男子は20時には終わって山本先生による勉強会がスタートしました。初日の今日ですが希望者のみにかかわらず男子の大多数と女子の一部の選手が残っていました。中間テストで好成績をあげた者が多かった男子は、「やればできる」と実感したのではないでしょうか。勉強の方もモチベーションが上がっています。

 ただ今回のテストでネックになるのが、テスト直前の今週末に行われる国体予選です。重要な試合だけにしっかりとした準備で臨みたいのですが、こればかりは致し方ありません。恐らく多くの学校が期末テスト直前だと思います。練習時間の短さは中身の濃さでカバーするしかありません。

 選手にとっては厳しい期間のスタートです。

6月23日(日)
中井さん
 曇り空でした。相変わらず雨は降りません。

 男子は昼食休憩をはさんで一日練習でした。いつも昼食休憩は1時間45分ほどとるのですが、私が時計を見間違えて1時間15分しかとれていませんでしたが、選手からのクレームはありませんでした。おかげで終了予定時刻より30分早く練習を終えました。それでできるならその方がいいと思います。

 今日は平成13年卒業の神谷(旧姓中井)まいさんのお父さんの中井辰男さんが、阿児卓友会の中学生を男女二人ずつ連れてきてくれました。

 中井さんとは、まいさんが入学して以来、15年ほどのお付き合いをさせて頂いています。まいさんの後も平成15年卒業の吉田さん、仲さん、岡本さんなど本校の一時代を築いた選手たちが続きました。中井さんご本人も年代別で活躍する現役選手です。気さくで飾らない人柄は昔から変わっていません。

 本校副顧問の山本先生も阿児卓友会で練習していた時もあったそうです。何かとご縁のある本校と中井さんですが、今後ともよき卓球仲間としてお付き合い下さいね!

6月22日(土)
頼もしき
 昨日と比べると5℃ほど高い気温でしたが、午前中は涼しいものでした。午後からじんわり暑くなってきましたが。

 男子の午前中は学校体育館が使えなかったので午後からの練習でした。しかしテスト一週間前ということもあり、山本先生による勉強会を実施しました。中間テストでクラス順位の半分より下の者は強制参加にさせようと考えていたら、以前は半分近くいた半分より下の者がほとんど絶滅していたのには驚きました。中にはクラス順位が20番近く上がった者もいました。余程頑張ったのか、以前が余程手抜きしていたのか。いずれにしても勉強会の成果が出ていると実感しました。

 さて、この一週間は次代を担う1,2年生を中心に練習を見ました。インターハイが近くなるとどうしても出場するメンバー中心となるので今がその時期だと思い多球練習も取り入れてじっくり見ました。

 まだまだ力不足ながら意欲は感じました。2年生の古市と1年生の辻以外は中学時代の実績も皆無に等しい選手ばかりですが、他校に進んだ同年代の上位選手らに追いつき追い越すには練習しかありません。意欲さえあれば十分可能だというのは、過去の先輩たちが証明しています。この夏で一気にジャンプアップさせたいと思います。

 その一方で中心メンバーとなる選手らの意欲も十分です。一週間後の国体予選、そしてその後のインターハイに向けて高いモチベーションで練習に取り組んでいます。最上級生のモチベーションの高さはそのままチーム力に直結すると思います。あくまでチームの中心は最上級生です。頼もしい限りです。

 一生懸命頑張ることの楽しさや面白さを知った者はどんどん伸びていきます。

6月21日(金)
時間との勝負
 昨日と同じ気温の低い雨の一日でした。

 男子の練習は今年度に入ってから、夕食休憩をとらずに9時前ごろまで一気にやっていましたが、選手たちからの要望で夕食休憩をとることにしました。

 平日にフルに6時間授業を受けてから練習をするのは大変です。24時間のうち、ゆっくり体を休めたりリラックスしたりする時間はほとんどありません。そんな生活が休む間もなく続きます。若いから体力はあるのでしょうが、心も体もすり減らしながらの毎日です。

 夕食休憩をとると練習終了時間は10時頃になってしまいます。もう少し早く終わらせて体を休める時間をとらせてあげたいのですが、練習後の寝る前に食事を摂ることになると消化器官に大きな負担となってしまいます。

 いずれにしても平日は時間設定に無理が出てしまいます。

 こちらは一分一秒でも無駄にできないと考えてヤキモキするのですが、選手たちはそれほどでもありません。考え過ぎなのでしょうか?

6月20日(木)
堅実な
 朝から一日雨でしたが、気温があまり上がらず、夜になると肌寒いほどでした。

 自分が選手だった頃は、「技術がある者が強い」と考えていました。技術力と強さは比例すると思っており、いわゆる精神論は古い考え方だと思っていました。

 しかしこの仕事を続けていくうちに、「心技体智」の技・体・智は心の上に乗っていることに気が付きました。

 技術力や体力や知力を身につけるには、困難に負けず地道に努力を続ける姿勢が必要です。逆に言えば、困難に負けず地道に努力を続ける姿勢さえあれば、技術力や体力や知力は何とでもなる、と言えます。

 先日の中学生の試合を見ていた時も以前なら、派手なプレーを見せる選手を、「粗削りだけど将来性がある」と評価していたかも知れませんが、むしろ地味ながら堅実なプレーをしている選手に魅力を感じます。その堅実なプレースタイルを身につけるためには相当な時間と労力を要したはずです。卓球にはその堅実な精神力が何よりも大切だと思います。

 卓球はウソをつきません。それぞれのプレーには、それぞれの結果には偶然はありません。だから頑張れる、とも言えます。頑張った者勝ちです。

6月19日(水)
やっと梅雨らしく
 昼過ぎから降り始めた雨は夕方になると、話す声も聞こえなくなるくらい卓球場の屋根を叩く土砂降りとなりました。

 でも思ったほど気温が上がらず、湿度は高いものの我慢できないほどの状態ではありませんでした。卒業生の南さんも全日本社会人予選を前に気持ちの入った練習で参加してくれ、いい雰囲気でやれたと思います。

 男女一緒に練習する水曜日でしたが、練習終了後に全員に40枚ずつ折り紙を配りました。

 これは一昨年から始めたことなのですが、県総体、東海総体前に生徒会主催で開いてくれる壮行会で、応援団を結成してエールを送ってくれる野球部に千羽鶴を贈るためのものです。

 野球の県大会前には野球部の壮行会が開かれます。その際に今までの応援に対し、感謝の気持ちを込めて部員全員で千羽折ります。先日、キャプテンの住田が買ってきてくれた折り紙です。例年のサイズが少し大きくて渡すにも渡されるにも大変だったので、今回は小さめのサイズです。

 2,3年生は昨年、一昨年に続いてのことだったので、その趣旨を理解してくれていますが、1年生にとっては初めてのことです。ここまでの経緯を順を追って説明しましたが、いつも表彰式や壮行会など他人に何かしてもらうことはあっても、他人のために何かをする機会はそう多くはありません。人の役に立てることがどれほど遣り甲斐のあることかは、こういった経験を通じて覚えることだと思います。

6月18日(火)
Canon EOS Kiss
 暑かった!カッと晴れた真夏の暑さではありませんが、ムッとする不快な暑さです。

 デジカメを買い替えました。

 以前のカメラは一眼レフではありませんでしたが、コンパクトデジカメの中では性能の良い方だったと思います。しかしやはり動きの速い室内での競技である卓球を撮影すると、動いている姿はきれいに写せませんでした。

 今までは保護者の方や卒業生の方、またはその知り合いの方で高性能のデジカメをお持ちの方にお願いして撮って頂いていました。

 先日行われた東海総体でデビューしましたが、やはりその違いは歴然です。以前のカメラだとレシーブの構えなど、静止している場面でないとブレてしまっていましたが、動きの速いプレーも美しく撮れていました。

 もう少し望遠の効くレンズの方が良かったかな、など贅沢をいえばキリがありませんが、少なくとも今までよりはダイナミックな写真が撮れそうです。

6月17日(月)
久し振りの
 空梅雨(からつゆ)もいいところです。詐欺です。

 東海総体が終わって一息つきたいところですが、カレンダーを見て驚きました。

 二週間後には国体予選、その翌日から期末テスト。その二週間後には中部日本、更にその二週間後には何とインターハイです。つまりインターハイまであと六週間です。三年生の就職希望者はその間に最終的な進路希望を出さなければなりません。

 男子は昨日の東海総体を振り返り、先手を取られた時の弱さを実感しました。以前からも感じていたことではありますが、手を付けずに先延ばしにしていたツケがまわってきました。まずはその意識付けが大切なのですが、理屈で説明してもなかなか定着しないので多球練習で”感じて”もらうことにしました。

 早速、久し振りにラケットを持ち40分ほどボールを出しました。継続してやろうと思います。

 こうやってわざわざ書くのは、書けば引っ込みがつかなくなり、妥協してしまうのを防ぐためです。「有言実行」です。

6月16日(日)
東海総体A
 昨日とは打って変わって快晴で、最高気温も軽く30℃を超えました。

 今日は団体、ダブルス、シングルスの準決勝からでした。

 残念ながら本校関係の個人戦は昨日の時点で敗退していましたが、男女団体が準決勝に臨みました。

 男子は杜若と対戦。トップの古市は相手エースとのガチンコ対決。練習試合では全く歯が立ちませんでしたが、大きなラリー展開が得意な相手に無理にフォアで回らずタイミングの速いバックハンドで相手を下げて1セット目を先取。しかし相手も巧みなサービスを利してミスを誘い1-2と逆転されます。シーソーゲームとなった4セット目9-9まで迫りましたが、台上のボールを2本ミスして万事休す。2番の辻はパワーヒッターに対し台上で先手が取れず苦戦しますが、クロスゲームに持ち込みます。しかし最後はサービス・レシーブの甘さを突かれてストレート負け。ダブルスの土性・古市組は凡ミスの少ないプレーで接戦になります。相手得意の大きな展開に持って行かれても前陣を死守して好ゲームに。しかし最後は決まったと思われたボールをしのがれて1-3で敗れました。

 男子は先手を取られた時の守備力に課題を残しました。攻守のバランスは高いレベルでのプレーには必要不可欠です。

 女子は富田と対戦。岐阜予選でライバル県岐商に敗れて今大会は1,2年生で臨んだ富田とは何度も練習試合で相手をしていただいています。トップは今大会初めて1年生の繿コ菜月を起用。中国人留学生のカット選手に対して1セットを奪う健闘を見せましたが1-3で敗退。2番の吉田は日本人エースと対戦。練習試合では勝てなかった相手に積極的なプレーを見せて快勝。スコアを1-1に戻します。勝負のダブルスは吉田・室井組。奇数セットを奪い勝負は5セット目に。相性の良い組み合わせだった前半でリードを奪えず少しずつ離され、チェンジエンドしてからもペースを取り戻せずチームも1-2と後が無くなります。4番常深、5番室井が同時スタート。室井は伸びのあるバックハンドドライブとフォアの強打のコンビネーションよく終始ペースを譲らず3-1で快勝し王手をかけます。勝負の行方は常深に託されます。らしくない凡ミスを繰り返しアッという間に2セットを奪われてもはやこれまでかと思った3セット目を9本で取り返すと俄然ペースはこちら側に。巧みなサービスに持ち前の安定感のある両ハンドドライブが冴えてセットオールに。前半を6-2とリードしましたが、そこから徐々にリードを縮められて一気に8-10と追い込まれます。一本返して9-10と迫りましたが最後は三球目をミスして万事休す。

 女子の課題はダブルスか。少しずつ改善はされてきていますが強豪チームと対戦してダブルスを奪われると厳しくなります。かなりのレベルまでシングルスで2点は計算できるだけに、インターハイでの上位進出はダブルスを取ることが必要不可欠です。1,2年生時から主力選手として頑張ってきた3年生たちのラストファイトまであと1か月と少し。間に合うか?

 地元開催の東海総体で団体1位通過のチームとして最低限のノルマであるベスト4は達成することができました。たくさんの保護者の方々からの応援でプラスアルファの力を出せました。感謝、感謝です。

6月15日(土)
東海総体@
 朝は晴れていましたが、夕方から激しい雨が降ってきました。

 伊勢の県営競技場体育館で第60回東海高校総合体育大会卓球競技が開催されました。東海四県の各県から団体4校、ダブルス4組、シングルス8名が集まりました。

 今日はそれぞれの種目のベスト4まで決定しました。

 女子団体は初戦、大垣北と対戦。吉田礼楽B、大西真由A、吉田・室井まどかB組でストレート勝ち。続く4決定も安城学園に大西、吉田、吉田・室井組でストレート勝ち。相手を寄せ付けない完勝で、それぞれ1時間足らずで決着がつきました。とりあえず、昨年ベスト4に入れなかった借りは返しました。明日は全国選抜ベスト8の瑞穂に勝った富田と対戦です。

 男子団体の初戦は渥美農業。トップの辻智貴@が2-0リードから逆転され、古市真暉Aが取り返したものの、土性祐成B・古市組が敗れて追い込まれます。しかしここから3年生コンビの権蛇佑輔、土性祐成が落ち着いてポイントし逆転勝ち。4決定の関商工戦は辻、古市が苦しみながらもセットオールで勝ち、ダブルスの土性・古市組も押し切って、女子同様2年ぶりのベスト4進出です。明日は杜若と対戦します。

 女子シングルスは吉田礼楽が頑張りました。初戦の瑞穂の選手に完勝すると、練習試合でも勝てなかった富田の選手に快勝。続く県岐商の選手に敗れましたがベスト8に進出しました。常深亜美Bは清水国際の選手に勝ちましたが富田の選手に敗退。松本は安城学園の選手に、室井は日大三島の選手に、大西は県岐商の選手に初戦敗退でした。

 男子シングルスは権蛇が名電の選手に初戦敗退でしたが、古市は富田の選手に勝ち名電の選手に負け、辻は浜松商業の選手に勝ち富田の選手に負け、土性は富田の選手に勝ち名電の選手に負けましたが2回戦に進出しました。

 女子ダブルスは吉田・室井組が瑞穂組に、松本ゆきみB・佐藤綾香B組が県岐商組に初戦で敗れましたが、繿コ菜月@・樋口桃佳@組は不戦勝で2回戦に進むと県岐商組に2-0とリードし、ベスト4進出まであと一歩と迫りましたが無念の逆転負け。大魚を逃しました。

 男子ダブルスは権蛇・辻組は初戦で杜若組に、土性・古市組も富田組に好ゲームながら惜敗でした。

 個人戦での上位進出はなりませんでしたが、団体戦では全員の力を結集させて明日の準決勝に臨みます。男女とも過去にもベスト4には何度も入りましたが、決勝進出は一度もありません。創部以来初の快挙が待たれます。

6月14日(金)
明日から東海総体
 昨日に引き続き暑い!でも雨は降りませんでした。本当に梅雨?

 東海総体を明日に控えての練習でした。

 地元開催、しかも慣れた”ホームグラウンド”伊勢の県営競技場体育館での開催とあって準備も落ち着いてできます。今まであまり感じたことはありませんでしたが、宿泊もなく自宅から会場へ行けることや、体育館の雰囲気などがイメージできることなど、特別な意識が不要であることがこれほど楽なこととは思いませんでした。

 とは言え、厳しい戦いになることには変わりはありません。

 練習後に選手たちに話をしましたが、厳しければ厳しいほど勝った時の喜びや周りからの評価も大きくなります。いわゆる”金星”は、勝てそうもない相手に勝つことですが、そういった相手と対戦しなければそのチャンスもありません。東海総体は、強豪選手と初戦から対戦することになるので、ある意味チャンスです。どうせやるなら、周りをアッと言わせる試合をするイメージをもって臨むべきです。せっかく苦労して手に入れた出場権なのですから。

 幸い選手たちのコンディションは上々です。いつにも増して楽しみです。

6月13日(木)
卒アル撮影
 最高気温が32℃。高い湿度も考えると今シーズン最高不快指数だったと思います。

 今日は卒業アルバムの撮影が行われました。3年生の顔を見ながら、「もうそんな時期なんだ」と感慨にふけっていました。贅沢な悩みですが優勝カップやトロフィー、旗などの管理も大変です。高校生がゲットできる優勝カップ類で足らないのは男子学年別2年生の部の一つだけです。完全コンプリートできるのはいつ?

 写真撮影のため練習開始時間は通常より40分ほど遅れました。高い室温、他クラブと体育館を4分割して行われることなどを考えると、集中力の欠けた練習にならないかと心配しましたが杞憂に終わりました。練習前に、「本番まであと二日。質の高い練習で調子を上げよう。」という呼びかけに応えてくれる練習の雰囲気でした。

 高い集中力で取り組まれる練習は、調子の良し悪しなど問題ではありません。ゲーム練習でも勝ち負けがつきますが、負けても意味のある内容となっています。次につながる内容です。

 昨年の東海総体は男女とも団体戦でベスト8と、県予選1位通過の責任を果たせませんでした。地元開催の今年は団体戦で賞状を、個人戦でも金星をいくつゲットできるかが争点となります。

6月12日(水)
水分補給
 台風が接近している、との情報でしたが曇っていた空も昼過ぎからは晴れてきました。

 選手らが走るコースを歩く朝のウォーキングも、ゴールする頃には汗ばむようになってきました。放課後の練習も湿度はまだそれほどでもありませんが、選手らはユニフォームを着替えながらの練習をする季節になってきました。

 汗をかけば水分補給は必須です。

 私が中学生の頃は、「水を飲むとバテる」との理由で真夏の練習でも一切水分補給ができませんでした。それでも脱水症状をおこす者はいなかったように思います。我慢強かったのか、今より気温が低めだったからなのか?でも「スポーツドリンク」なるものが出回りだしたのも私が中学生の頃でした。当時はアクエリアスもポカリスエットもなく、ゲーターレードというアメリカ産のものが最初だったと思います。粉末を1リットルの専用ボトルに入れて水に溶かすものでした。その専用ボトルには長さ20センチほどのストローが付いていましたが、それはアメリカンフットボールの選手がヘルメットをつけたままでも飲めるようになっていたものです。当時の中学生たちはなぜかそのストローを使って飲んでいましたが、今考えてみると滑稽な光景です。私たちが高校生の頃に国産初のスポーツドリンクであるポカリスエットが発売されました。今でこそ健康のことを考えて清涼飲料水の味は薄めですが、当時はポカリの味は非常に薄く感じ、中高生には不評だったと思います。

 運動時の水分補給にはコツがあります。「のどが渇いた」と感じた時点ですでに軽い脱水症状をおこしています。のどが渇く前に少しずつ小まめに水分補給をします。つまり、練習前にのどが渇いていなくても少し飲んでおき、10分から20分おきに少しずつ飲みます。のどが渇いたと感じてから飲むと、大量に飲まないと渇きが癒えません。のどが渇く前に少しずつ飲むと、結果的に無駄な水分補給が無くなり、胃液が薄まって食欲が失せたり、無駄に汗をかかなくなります。飲む物も水やお茶より、汗で失われたミネラル分も補給できるスポーツドリンクが理想です。

 選手たちはこちらが促さないと、のどの渇きを感じてない時に飲もうとはしません。水分補給を促すのも私たちの仕事のひとつです。

6月11日(火)
本当の梅雨入り?
 昼過ぎから雨が降ってきました。台風の影響もあるようです。

 今日は表彰伝達と東海総体の壮行会を開いてい頂きました。昨年は剣道部やハンドボール部とともに壮行会に参加しましたが、今年は残念ながら卓球部のみでした。

 わざわざこのために短縮授業になり、恒例の野球部の応援団に激励して頂きありがたい限りです。

 東海総体も近づき、選手たちのテンションも上がってきました。湿度も高く、決して好コンディションではありませんでしたがゲーム練習でも本気モードでガッツリできました。

 他府県のインターハイ予選の結果が続々と入ってきます。こちらの感覚からすると、団体戦、個人戦ともに”番狂わせ”が各地で起きています。高校生の試合は本当にやってみないと分かりません。

 明日は大雨だそうです。いよいよ本格的に梅雨入りか。

6月10日(月)
期待に応える
 曇り空の一日。天気予報では夜半から雨。

 選手たちにとって高校は人生の通過点の一つです。しかし多くの高校生がこの三年間が人生の岐路(きろ・分かれ道)になっていることも事実です。

 高校に進学する前には保護者はもちろんのこと、学校の先生、卓球の指導者、そして多くの仲間たちに育てられ、その期待を一身に背負い本校の門を叩いたはずです。本人にはその自覚はなくても、送り出した人たちは選手の動向が気になっているはずです。

 もちろん送り出した側は、以前より心身ともに成長した姿を期待しています。期待しながらも、「もしかしたら…」という不安も併せ持っています。

 私たちの仕事は送り出した方たちの期待に応えることです。預かった以上は、「頑張ったけどダメでした」では済まされません。思春期の揺れる心を見定めながら常に的確な方向を指し示さなければなりません。

 不安定な時期だけに選手たちの成長も”三歩進んで二歩下がる”場合がほとんどで、実際は”一歩進んで二歩下がる”のではないかと思う時もあります。

 でも卒業生の保護者や卒業生自身が、「白子の三年間があったからこそ今がある」と言って下さると、今までの苦労が全て吹き飛びます。

 「紆余曲折」、「迷走」、「一進一退」を繰り返すかもしれませんが、卒業する時、あるいは卒業後に、「白子で良かった」と心から言ってもらえるよう頑張ります。

6月9日(日)
プライド
 朝からの一日練習を見たのは久し振りでした。

 今日はNTNの吉村さん、南さん、左路さん、OBの小河さんが胸を貸してくれました。いつものメンバーだけだとついマンネリ化してしまうので、社会人のピリッと引き締まった空気は絶好のアクセントです。

 社会人の方が見えるといつも書くのですが、途切れない集中力はさすがです。体力的には圧倒的に高校生の方があると思うのですが、明らかに社会人の方が長続きします。高校生も入学時より学年が上がるにつれ集中力も増してきます。やはり様々な経験を通して強い精神力が養われていくのだと思います。

 練習前に東海総体の組み合わせを見せて話をしました。

 レベルの高い東海総体では一勝するのも容易ではありません。全国でも上位に勝ち上がる選手が名を連ねているので、組み合わせを見た瞬間、ため息が出てしまうのも無理はありません。でもだからと言ってやる前から諦めてモチベーションを下げてしまっては面白くありません。私も高校三年生の時に初めて東海総体のシングルスに出場しました。2回戦で強豪選手と対戦することになりましたが、やる前から諦めムードで覇気のない試合をしてしまった記憶があります。張り切ってやっても結果は同じだった可能性は高いのですが、30年経った今でも無気力な試合をしてしまった後悔は心の底に残ったままです。

 全てを捧げて卓球をやっている者が、晴れの大会で全力を出せないことほど情けないことはありません。いつ、どこで、どんな試合をやってもベストを尽くすことだけは怠ってはいけません。それが選手のプライドだと思います。

6月8日(土)
中学男子県大会
 今日は津市体育館へ中学生男子の県大会を見に行きました。

 3年生の部、1,2年生の部に分かれて行われるこの大会は中部日本予選と3年生の部は国体予選も兼ねています。3年生の部の上位2名は高校生8名を含め、10名による選考会に臨むことができます。

 久し振りに中学生の大会を見ましたが、さすがにボールの威力や動きの大きさは高校生の一部の選手の方が上回ると思いますが、上位に進出した選手たちの技術的なレベルは高校生のトップと遜色ありません。将来性豊かな選手も何人もいるので楽しみです。

 21クラブの選手も何人も出ていましたが、上位に進出したのは1,2年の部の口地輝季さんの準優勝だけでした。口地さんは体も大きくなり、以前よりプレーの力強さが増しました。サービス・レシーブの正確さを追求すればもうワンランクアップできそうです。その他の選手たちも本格的に始めて間もないので、まだ試合のやり方が未熟です。しかし意欲は十分なので、経験を積めば面白いと思います。

 大会を見ながら、数年前はこの大会に出ていた本校の選手たちのことを思い出しました。あの頃は全く目立たなかった選手も、その後の努力で県のトップ選手になった者も何人もいます。数年後に県のトップに立つ選手は、必ずしも今日のトップに立った選手とは限りません。希望を捨てず、明日を夢見て頑張って欲しいと思います。

6月7日(金)
体育祭
 雨が心配されましたが日本晴れの体育祭でした。

 年々盛り上がりを増す本校の体育祭ですが、今年も異常なほどアツくアツく盛り上がりました。

 昨日もご紹介した卓球部員の活躍が目につきました。

 生徒会長今村天の”癒しの挨拶”に始まり、常深亜美率いる3年生女子卓球部員が先導するラジオ体操(写真参照)。競技が始まると女子走り高跳びで優勝した吉田礼楽を筆頭に、男子1000mで古市真暉が3位など、各種目で卓球部員の奮闘が目立ちました。

 まあ「勝った、負けた」より、普段見られない部員たちの弾ける笑顔が印象的でした。非日常を存分に楽しんでくれていました。

 それにしても卓球部員にとって直射日光は天敵です。暑さには慣れていますが、日光、風、砂ぼこりはキツイです。そして、思いっきり長距離や前後左右数メートルの動きの速さなら負けないと思いますが、中途半端な距離だとなかなか勝てない卓球部員です。

 それはさておき、とにかく思いっきり楽しめた一日でした。

6月6日(木)
プレ体育祭
 明日開催される体育祭のリハーサル等が、朝から一日かけて行われました。曇り空だったので、日光に弱い卓球部員は助かったと思います。

 まだリハーサルの段階ですが卓球部員があちらこちらで活躍しています。

 まずは本校体育祭の名物となってきた”入場行進”。3年生女子の多くが所属する1組でクラスプラカードとクラス旗を持つ先頭は常深亜美と吉田礼楽のツートップ。同じく4組のツートップは住田昂樹と権蛇佑輔。開会式で行われるラジオ体操は常深が朝礼台に上がり、吉田、芥佳子、室井まどか、佐藤綾香、松本ゆきみ、北川育美の3年生が前に出て模範演技。ただし今ひとつの出来だったので、放課後に山本先生の指導で居残り練習をしていましたが。そして生徒会長の今村天は入場行進で全校生徒の先頭を歩き、校長先生に続き挨拶をすることになります。

 以前は部活動以外で目立つことのなかった卓球部員ですが、クラス、そして学校の中心メンバーとして活躍するようになってきています。競技が始まる明日には、それぞれの種目でも活躍する選手が出てくるでしょう。

 部活動以外での労力も決して無駄にはなりません。あり余るエネルギーを惜しまずに出せるのが若者の特権です。

6月5日(水)
ウサギとカメ
 ”暑い”とまでは言えません。湿度も低く、”爽やかな”気候と言えるでしょう。

 水曜日は男女とも卓球場での練習です。そして水曜日は小中学生対象の卓球教室の日でもあります。

 卓球教室は18時30分からなので、高校生の練習はそれまでしかできません。時間近くになると三々五々、小中学生が集まってきます。高校生たちの練習を興味深げに見る子どもたちもいれば、我関せずとスマホのゲームに興じる子どももいます。子どもたちの目には高校生たちの練習はどのように映っているのでしょうか。

 教室には地元の子どもが中心です。本校の3年生になった住田昂樹、権蛇佑輔、里見一真たちも中学校から卓球を始め、この教室の卒業生です。彼らの出身中学である白子中や平田野中のジャージを着た中学生もチラホラ見えます。

 中学時代はそれほど目立った選手でもありませんでしたが、挫折と成功を繰り返しながらインターハイ出場の切符を手に入れた今年の3年生たちです。ひょっとしてこの卓球教室の選手から、未来の本校の中心選手が出るかも知れません。逆に黄金世代と言われた今年の2年生の年代で生き残っているのは古市真暉のみです。

 ウサギとカメの話を思い出しました。

6月4日(火)
先輩から後輩へ
 嬉しい悲鳴ではありますが、大きな大会に出場が決まればその準備も大変です。

 本校ではインターハイと全国センバツの団体戦に出場できた時は、ベンチ入りのメンバーだけでなく部員全員を連れて行くことにしています。団体戦は試合に出場した個人の力だけでなく、チーム全体の勝利だと考えるからです。

 今日は北九州インターハイの応援組の交通機関と宿泊の手配をしました。レギュラー組は高体連が斡旋してくれる宿が準備されているので心配はいりませんが、応援組はそうはいきません。また、応援組の交通費は出ないので、なるべく負担の少ないルートを探さなければいけません。私も長年この仕事をやっているので、この手のことは得意分野でもありますが。

 ちなみに応援組の交通費、宿泊費も部で負担します。費用の出処は、卒業生の方々のご厚志、つまりカンパです。毎年、インターハイに出場が決まるとOB・OG会の代表の方を通してカンパのお願いをしてもらいます。賛同して頂けた卒業生の方々からのカンパで、応援部員全員の交通費と宿泊費をまかないます。

 卒業生の方々からのカンパで部員全員が行けるようになったのは、私が顧問を始めた19年前からです。それ以降の卒業生のほとんどは、自分たちも先輩たちのカンパに助けてもらったこともあり、自分たちが卒業してからは後輩たちにカンパする側に回って下さっています。

 ”今の自分があるのはたくさんの方々に助けてもらっているからだ”

 そういった意識が身についた方々からのご厚志で後輩たちも育てられています。

6月3日(月)
チャレンジ
 今にも雨が降りそうな曇り空でしたが、午後からは快晴になりました。

 インターハイ予選が終わって一週間が経ちました。

 卒業生の山本雄飛さんのお父さんに撮ってもらった写真を整理していると、団体戦のベンチの様子が写っているものがありました。ポイントを取った瞬間にベンチの全員が飛び上がって応援する瞬間の写真は見ていて鳥肌が立ちました。長い人生の中でこれほどまでに自分の感情をストレートに表現し、エネルギッシュに躍動することはもうないかも知れません。

 最近、副顧問の山本先生と”部活動の意義”についてよく話をします。「インターハイ、インターハイ」と騒いではいますが、インターハイに出たからと言って卓球のプロになれる訳ではありません。卓球で勝つことを目指し必死で努力することが、長い人生で大きな自信、努力の意義、仲間の大切さ等々を教えてくれます。勝ちを目指すのは、それらのことが”成功体験”だと説得力を増すからです。

 苦しくても辛くても最後まで諦めずにチャレンジする精神が身につけば、今後の人生も怖いものなしです。

 だからこそ3年生に言いたい。

 どんな状況になってもチャレンジし続けるプライドだけは失うな、と。

6月2日(日)
中部日本一般予選
 今日は一般シングルスとダブルスの予選でした。いずれの種目もベスト16が予選通過枠です。

 女子はダブルスで吉田礼楽B・室井まどかB組が予選免除で、常深亜美B・芥佳子B組、松本ゆきみB・佐藤綾香B組、山岸芽以A・武馬明穂A組、大西真由A・繿コ菜月@組、尾崎佑菜@・樋口桃佳@組が通過しました。一般シングルス予選では吉田、常深、室井が予選免除、松本、佐藤、芥、北川育美Bが通過しました。

 男子はダブルスで権蛇佑輔B・辻智貴@組が予選免除で、住田昂樹B・里見一真B組、土性祐成B・古市真暉A組、楠井瑠偉A・村上稜二A組が通過しました。一般シングルスでは権蛇が通過。

 女子の一般シングルスは予選フリーパスでしたが、男子の3年生が数人つまづきました。

 実はこの時期からの3年生のモチベーションは大変難しいものがあります。個人戦でインターハイ予選を通過した者は問題ないのですが、そうならなかった者は”これで一段落”感が出てしまうことがあります。

 厳しい練習や生活に耐えられるのは、明確な目標があるからです。苦しさの先にある夢や希望があるから頑張れるのですが、目標がはっきりしないと何かにつけて妥協してしまいます。

 今日の試合後に、「3年生は以前のような高いモチベーションでプレーできないのならスッパリと方向転換すべき」と話をしました。ここまで一生懸命やってきたことが台無しになる終わり方だけはしてもらいたくありません。

 よくプロスポーツ選手が引退する時に、「体力と気力の限界を感じた」というセリフを口にします。体力は問題ないと思いますが、気力が萎えてしまってはやればやるほど辛くなるばかりです。

 3年生たちは今日の結果に関わらず、進退を再考すべきです。せっかくの三年間を後味の悪いものにしないためにも。


6月1日(土)
中部日本J予選
 津市体育館で中部日本ジュニア予選が行われました。

 本校からは予選免除の男子古市真暉Aを除く、1,2年生男子6名、女子8名が参加しました。今年の本大会は富山県で開催され、三重県の予選通過枠は男女とも予選免除者を除き16名です。

 男子は2年生の楠井瑠偉、村上稜二、1年生の辻智貴が危なげなく通過。女子は2年生の大西真由、山岸芽以、武馬明穂、勝山莉奈、1年生の繿コ菜月が問題なく通過しました。昨年は全く可能性のなかった楠井、村上、勝山はこの一年間の成長の跡を見せてくれました。逆に部内では予選通過者と互角の勝負を見せる数人の1年生が不覚を取って予選落ちしてしまいました。いずれも精神的な未熟さが「負けられない」意識を強くし、本来の力を発揮できませんでした。やはり卓球は”大人”にならないと勝てない競技だと再認識させられました。

 卓球は難しい競技です。でもそれだけに、単に素質のある者が有利とならず、真の努力をした者だけが栄冠を手にできる平等な競技です。勝てるのも必然、負けるのも必然です。

 明日は男女ダブルス、男女シングルスが行われます。今日、予選を通過できなかった者はダブルスに賭けます。また、3年生は初めての一般の部にエントリーです。