白卓日記 ‘13  5月   前月へ! 次月へ!    
5月31日(金)
まだお休み?
 すっきりと晴れました。

 無我夢中だったインターハイ予選が終わって一週間経ちました。何か遠い昔のような気がします。

 この一週間の男子の選手の様子を見ると、まだ次の目標が定まってないように思います。頭の中では東海総体、国体予選、そして北九州インターハイに向けてと考えていると思いますが、心の中ではまだ切り替えができていません。

 余力をもって通過すればそうはならないのでしょうが、ギリギリで通過するとそれまでの緊張感の反動が出てきます。

 例年、インターハイ予選を終えて2〜3週間後に行われる東海総体がひとつのバロメータになります。気が抜けたままで臨む東海総体は、東海ブロックのレベルの高さも相まって惨憺たる結果、内容になってしまいます。東海総体で接戦を切り抜けて勝ち上がれる年は意識の高い年代と言えます。

 今年のチームはどうでしょうか?なかなかエンジンのかからない自分にそろそろ苛立ちを感じている選手も出てきました。自分の力で掴みとったインターハイの切符です。今回も自分の力で乗り越えてもらいたいです。

5月30日(木)
梅雨時
 しとしと降り続いた雨も夕方には上がりました。

 卓球選手にとって最もイヤな季節になりました。日本に生まれ日本に住んでいるので、梅雨がどんな季節なのかは織り込み済みですが、湿気でボールをコントロールすることのできないストレスは卓球を本格的にやった者にしかわかりません。

 この季節になると高校時代を思い出します。

 その当時、西飯スポーツの卓球場は白子高校の前の通りを西に進み、現在の「ラウムズ白子」という大きなマンションの向かいにありました。プレハブ建てなので梅雨時になると恐ろしく湿度が高くなり、いつもイライラしながら練習をしていました。

 梅雨時の雨の降る日になると決まってやって来る年配の方がいました。技術はそれほどでもないのですが汗っかきで、ただでさえボールが落ちるのに微妙に湿ったボールでサービスを出し、レシーブするとツルッと滑ってネットミスをしてしまいます。それに気を取られていると、変則的な攻撃にやられてしまいます。

 梅雨時で雨が降ると、同級生で現高田高校顧問の宇仁田先生と、「そろそろあの人が来るんちゃう?」と話していると、案の定…。宇仁田先生には特に苦手としており、負けては徳康先生に怒られていたことを思い出します。

 今思うとイライラすれば相手の術中にはまるのが目に見えており、冷静にプレーすべきだったと思いますが、当時は若さゆえアツくなって失敗を繰り返していました。

 昨日の練習は酷い湿気で、思ったようにボールをコントロールできずに冷静さを欠き集中力まで欠いてしまった選手が相次ぎました。練習後に、「イライラする気持ちは分かるが、そこで取り乱してしまうのは子どもだ。大人はそこを我慢して冷静にプレーできる。」と話しました。暑かったり寒かったり、湿気があったり床が滑ったり、狭かったり周りがうるさかったりと、快適に練習できる環境が揃う方が珍しいと思います。

 人間の真価が問われるのは、苦境に立った時です。

5月29日(水)
辻岡亜耶さんご結婚
 先週の土曜日、平成16年度卒業の辻岡亜耶さんの結婚式が行なわれました。

 辻岡さんは年子の妹、亜沙さんと小学校高学年から卓球教室に通ってきました。小学生の頃は”やりたくないけどシブシブ”感が溢れる練習でしたが、白子中学に入学する頃には人が変わったように練習に打ち込むようになりました。体も小さく決して才能に恵まれた選手ではありませんでしたが、根気よく努力を続ける姿勢は一貫していました。本校入学後も主力選手として多くの全国大会に出場し、卒業後は龍谷大学に進みました。左のペン表という個性を生かしたプレーは性格同様、派手さはありませんが堅実さがあり、大崩れしない安定感がありました。大学卒業後もプレーを続け、忙しい仕事の合間を縫って、妹の亜沙さんとともに高校生たちにも胸を貸してくれました。

 この度、ご結婚されたお相手は職場の同僚だそうです。彼女のことです。プレー同様、堅実で安定したご家庭を築かれることと思います。

 心からお祝いするとともに、今後もラケットを手放すことなく卓球も楽しんでほしいと思います。

 亜耶!おめでとう!

5月28日(火)
モチベーション
 何と梅雨入りらしいです。いきなりです。

 今日は今週末に行われる第65回中部日本選手権予選兼後藤杯予選の組み合わせ会議でした。

 会議を終えて学校に着いたのが18時過ぎ。練習を見てくれていた山本先生によると、大きな試合後の気の抜けた雰囲気はあまり感じられなかったとのこと。ゲーム練習を見ていても”あからさまに”気は抜けていませんでしたが、やはり先週までのピリピリした雰囲気とは違います。

 人間のやることなので違って当然だと思うし、こちらの目を気にして取り繕うよりは余程マシだと思います。

 しかし勝利の気分に酔って浮かれているのは三重県では本校だけです。ライバル校やライバル選手ははらわたが煮えくり返る気持ちで月曜日を迎えたはずです。人間が頑張れる気持ち、つまりモチベーションが上がるきっかけは勝って気分の良い時と、負けて悔しい時に分かれると思います。

 今回の勝利をモチベーションを上げるきっかけにできるのか、ホッとして気の抜けた日々を続けるのか?

 少なくとも負けたチームや選手は今まで以上のモチベーションで練習しているはずです。

5月27日(月)
線引き
 蒸し暑さを感じるようになってきました。明日は雨かも?

 激戦から一夜明け、心地よい疲れが残っています。ホッとするのもつかの間、男女ともミーティングで再スタートです。

 6月15日、16日に伊勢の県営体育館で開催される東海総体のエントリーの締切期限は明後日です。個人戦は予選を勝ち抜いた者がエントリーされるのですが、問題は団体戦のメンバー選出です。もちろん各チームのやり方でベンチ入り7名を選出するのですが、明確な基準があるわけではないのでこちらが最も頭を悩ませるところです。常々団体戦は出場した選手の力だけで勝てる訳ではなく、チーム全体のバックアップが勝負のカギを握ります。それだけに結果が良かった時ほど全員を評価してあげたい気持ちになります。

 勝負の世界なのでどこかで線を引かなければなりませんが、私の心の中では戦は引かれていません。それは選手全員の思いでもあるはずです。

5月26日(日)
祝!男女優勝!
 北九州インターハイの最後の関門、団体戦4校リーグが行われ、男女とも優勝することができました。

 女子はポイントと見られていた皇学館戦が初戦でした。トップの松本ゆきみB、2番の吉田礼楽Bが並行してスタート。吉田は出足から相手を圧倒して快勝しますが松本が連勝している相手にまさかの苦戦。結局相手の勢いが勝り、序盤で一気にけりをつける目論見が外れました。勝負のダブルスは一昨日の個人戦ダブルスで優勝した吉田・室井まどかB組が満を持して登場。予想通り接戦となりファイナルセットに。前半を5-2とリードされ苦しい展開に。そこからじわじわ追い上げ、結局ジュースで振り切ることができました。4番常深亜美Bとラストの室井まどかですが、常深が落ち着いたプレーでキッチリ仕事をし、3-1で勝利しました。続く2戦目は紀南戦。常深、吉田、吉田・室井組と盤石の試合で相手を寄せ付けずストレート勝ち。最終戦の高田戦も佐藤綾香B、吉田、吉田・室井組で快勝。19年連続28回目の団体戦優勝を果たしてくれました。

 一昨年からチームの主力として活躍してきた現3年生が中心の今年のチームは三年間の集大成の年です。目標としてきた「個人戦、団体戦完全制覇」はなりませんでしたが、入学時と比べると心技体ともに成長した姿を見せてくれました。3月の札幌全国センバツで達成できなかった「ベスト16進出」を目標に明日から新たな戦いが始まります。

 男子は初戦の紀南戦で権蛇佑輔B、辻智貴@の二人が安定した戦いぶりで一気に王手をかけますが、土性祐成B・古市真暉A組がまさかの敗戦で後半へ。古市がシャットアウトして事なきを得ましたが不安なスタートになりました。続く高田戦。トップの辻が見事なカット打ちを見せ、インターハイシングルス3位の選手を圧倒し勢いづけます。続く古市も派手な打撃戦を制して2-0。しかし一昨日も勝ったペアに対しどことなく自信なさげな土性・古市組は1-3で敗戦。4番の権蛇も1セットを快調に奪いますが、相手の粘りに屈しラストへ。土性はラストのプレッシャーを感じさせない軽快なプレーで2-0と王手をかけます。3セット目を粘られますが落ち着いて振り切り、一つ目の大きな山を越えました。最終戦は昨秋に不覚を取った四日市工業戦。三度前半登場の辻はまたまた思い切りの良い豪快なプレーで終始ペースを握り3-1で快勝。2番の古市も相手ツインエースの一人を、今大会最高の出来で切れ味鋭い両ハンドで圧倒し、チームも2-0と王手をかけます。不調のダブルスでしたが、1-2とリードされ後が無くなってから開き直ります。中途半端なレシーブを狙われていたので思い切ってフリックとチキータに変えたところ流れが変わりました。それでも5セット目を3-7、7-10まで離されましたが驚異の挽回で12-10と逆転し、激戦に終止符を打ちました。男子はこれで3年連続8回目の優勝です。

 シングルス予選でもベスト8に4人、ダブルス予選でもベスト4に2組入るなど、他チームと比べて若干のリードはあったと思いますが、計算通りにいかないのが高校生の卓球です。でも苦しみながらも結果を出したのはやはり、日頃の努力の賜物です。試合に出場した選手のモチベーションの高さもさることながら、ベンチの雰囲気も最高でした。かつては課題だったフォアザチームを実践できることが今年のチームの自慢でもあります。

 今年も現役保護者、卒業生保護者、卒業生等々、総勢50名近くの応援をバックに、選手たちも吠え、叫び、飛び跳ねました。選手たちも、支えて下さる方々の思いを、今日ほど強く感じたことはなかったのではないでしょうか?お一人お一人にきちんとご挨拶できずに申し訳ありませんでした。この場を借りて心より御礼申し上げます。本当にありがとうございました!

5月25日(土)
IH団体予選@
 男子は3連覇、女子は19連覇を賭けて、いよいよ団体戦のスタートです。今日はトーナメント戦でベスト4まで決めました。

 女子は三試合をいずれもストレートで突破。1回戦で伊賀白鳳(常深、山岸、吉田・室井)、2回戦で木本(室井、芥、吉田・室井)、3回戦で津(松本、大西、吉田・室井)を降しました。ピリッと引き締まった雰囲気でスキなしの完勝でした。

 男子も同じく三試合をストレート勝ち。1回戦で桑名西(住田、辻、土性・古市)、2回戦で久居農林(権蛇、里見、権蛇・辻)、3回戦で宇治山田(土性、楠井、土性・古市)を雰囲気よく破りました。

 昨日のダブルスの結果を、うまく切り替えられたと思います。もちろん結果の良かった優勝ペアの選手たちは気分よくできたと思いますが、結果に浮かれることなく高い集中力で臨めたと思います。また、結果が思わしくなかった選手たちもうまく気持ちを切り替えていました。ここが連戦の難しく大切なところです。そういった意味ではそれぞれの選手とも理解できていると思います。

 全国センバツが終わってから2か月。この日を目標に頑張ってきた結果を発表するやってきました。紆余曲折はありましたが、それぞれの選手とも本当によく頑張ったと思います。明日の試合がハッピーエンドで終えることができることを信じてファイトしてもらいたいと思います。

 現役保護者、卒業生、その他の関係者の皆様。最後の力を選手たちに貸して下さい。

 伊勢の県営体育館で9時半スタートです。

5月24日(金)
IHダブルス予選
 快晴の五月晴れの中、伊勢の県営体育館でインターハイダブルス予選が行われました。地区予選なしの一発勝負。上位2組が北九州インターハイへ、4組が東海総体へと進めます。

 女子は吉田礼楽B・室井まどかB組、松本ゆきみB・佐藤綾香B組、常深亜美B・大西真由A組、芥佳子B・尾崎佑菜@組、山岸芽以A・武馬明穂A組、繿コ菜月@・樋口桃佳@組がエントリー。優勝は本命の吉田・室井組でした。課題だったサービス・レシーブも無難にこなせるようになり、持ち前の威力のある両ハンド攻撃が生きるようになってきました。細かい技術などまだ課題はありますが、途中経過としては合格点だと思います。団体戦でも主軸となるだけに更に高いレベルで戦える力を付けてもらいたいと思います。ベスト4には繿コ・樋口組と松本・佐藤組も入りましたが、2位の皇学館組にいずれも接戦で敗れ涙を呑みました。しかし一年生の繿コ・樋口組は第一シードのペアを破る活躍で、今後に大きな期待を抱かせてくれました。

 男子は住田昂樹B・里見一真B組、土性祐成B・古市真暉A組、権蛇佑輔B・辻智貴@組、今村天B・大谷崚介@組、楠井瑠偉A・村上稜二A組が出場。エースダブルスの土性・古市組と権蛇・辻組がベスト4に進出しましたが、リーグ戦初戦で土性・古市組を破った権蛇・辻組がそのままの勢いで優勝しました。権蛇の巧みな台上処理と前陣での速い攻めと、辻の力強い両ハンドドライブが噛み合い、シングルスでの悔しさを晴らす大活躍でした。2か月前の結成当時はインターハイ代表など想像もつきませんでしたが、地道な努力が実を結び”狙って”代表獲得は称賛に値します。一方の土性・古市組は三重県選手権一般での優勝などの実績から優勝候補でしたがそれが足かせとなったようなプレーで無念の代表落ち。この悔しさをどこで晴らすか?

 9時から始まった試合でしたが、終わったのは19時半でした。今日の結果を明日からの団体戦の追い風とするか?それとも逆風とするか?チームの底力を問われることになります。

5月23日(木)
決戦前夜
 いよいよ明日からインターハイダブルス、団体予選が始まります。

 選手たちは期末テスト最終日を終え、スッキリした顔で最後の調整に臨みました。高い集中力でプレーする中にもリラックスした雰囲気もあり、まさに”いい感じ”の練習でした。

 この日を迎えるまでにはたくさんの方々の力を借りました。

 いつも一生懸命なプレーで相手をしてくれたチームメイト。早朝から深夜まで練習に励む子どもたちを、送り迎えや食事などで支えて下さった家族。練習で胸を貸してくれた卒業生。自腹を切って差し入れをしてくれたたくさんの方々。今日も卒業生保護者の小川さんが男女全員のために極上シュークリームを差し入れして下さいました。

 これらのバックアップに応えるには、ベストを尽くしたプレーしかありません。どれだけリードを奪われても最後まで諦めないプレー。どれだけリードをしても最後まで油断しないプレー。結果まではは保障できませんが、全力を尽くしたプレーで最後の舞台に臨みます。

 最後は笑顔で終えた今日の練習にはっきりとした手応えを感じました。

 明日からの三日間。いつもの伊勢の体育館です。関係者の皆様、選手たちのためにに最後の力を貸してください!

5月22日(水)
信頼関係
 昨日よりはマシでしたが体育館内は30℃超えでした。

 いよいよ迫ってきました。しかし選手たちの表情は穏やかで気負っている者は見当たりません。シングルスと違ってパートナーやチームメイトなど、一緒に戦える仲間がいるのが心強いからでしょうか。

 昨日の日記でも書きましたが、卓球は基本的に個人競技なのでチームメイトとは言えライバルに違いはありません。しかし普段はしのぎを削り合うライバルも、ダブルスと団体戦では頼もしい仲間となります。「一緒に戦う」安心感は心強い味方です。

 ただし、「あいつは勝つだろうから安心だ」という気持ちは禁物です。そうならなかった時に一気に焦りが襲ってきます。仲間を信頼することは大切ですが、「一緒に戦う」気持ちが大切です。

 その信頼関係は一朝一夕でできるものではありません。日頃のお互いの頑張りを認め合えないと生まれてこない気持ちです。

 白子高校にはその信頼関係が築かれているのか?答えはもうすぐ分かります。

5月21日(火)
同士討ち
 外に出るとそれほどでもありませんが、体育館は窓も大きく温室のようになっているので今日も暑かった!

 今日はダブルスの組み合わせ会議でした。

 ジュニアポイントランキング(JPR)制度ができてから、ダブルスの組み合わせについても明確なルールがあるので、スムーズに進行しました。主観が入らず決まるので文句のつけようがありあません。

 細かな点で修正はありますが、ここのところJPR制度も安定してきたと思います。あくまでも”公明正大”がモットーです。

 組み合わせと言えば、パリで行われていた世界選手権で、日本期待の男子ダブルス、岸川・水谷組と松平・丹羽組が3回戦(ベスト8決定戦)で対戦した組み合わせに違和感を感じた方も多かったと思います。

 三重県のJPR制度による組み合わせの基本に、いわゆる”同士討ち”は避けるというものがあります。卓球は個人競技ですが、同じチームに所属している者同士の対戦は、”味方”であるという認識のもと避けるようにしています。世界選手権の組み合わせは世界ランキングをもとに決められていると思います。個人戦なのだからチームは関係ないという考え方なのでしょう。正論だと思いますが、やはり違和感を感じざるを得ません。難しい問題だと思いますが、皆さんはどう思いますか?

 などと考えている間にインターハイ予選まであと三日となりました。

5月20日(月)
中間テスト始まる
 最高気温が29℃!体育館内は軽く30℃を超えていたと思います。

 今日から四日間、中間テストが続きます。一年生はいきなり3時間のテストで大変だったと思います。しかし練習が始まるといずれの選手も元気よく頑張れました。ただ、やはり本番が近くなってきているのでナーバスになっている者もいますが、お気楽にやるよりは余程マシです。このプレッシャーに打ち勝ってこそ栄冠が見えてきます。

 練習後の勉強会も軌道に乗ってきました。明日は数学があるようで山本先生が引っ張りだこでした。苦手なことやイヤなことから逃げていては、何事もなし得ることができません。頑張ってもらいたいと思います。

 昨日も紹介した東洋大の岡田理志さんの活躍が「東洋大学スポーツ」という学内新聞で取り上げられました。3部優勝を賭けた試合は6月9日だそうです。3部で優勝すれば2部昇格を賭けて東京大との対決が待っています。また、天理大の岡田天志さんはインカレ出場を賭けた京都産業大との対決を制し、6月末に豊田で行われる本大会に出場が決定したようです。

5月19日(日)
着実に
 天気予報通り昼ごろから雨が降ってきました。

 昨日の国体成年の部選考会では南さんが昨年に続いて代表に内定しました。フルタイムの仕事をこなし、時間をやりくりして練習時間をねん出しての結果は称賛に値します。”大人の”プレイヤーです。

 東洋大学に進学した岡田理志さんは1年生ながら関東学生リーグで単複出場で結果を出しているようです。伝統校ながら3部に陥落して一年。2部復帰を目指す東洋大の救世主になれるか?現時点では単複全勝中です。

 高校生たちは明日から始まる中間テストと、来週末から始まるインターハイダブルス・団体予選を前に文武フル回転です。男子は何度も発破をかけられながら濃密な午前中練習に取り組みました。午後からは男女二十名ほどの選手が参加しての勉強会です。

 昨年の日記を見ると今年と全く同じような経緯をたどっています。悪くないと思います。一歩一歩着実に、です。

※写真は勉強会の様子

5月18日(土)
成功の秘訣
 風は多少強かったものの、いいお天気でした。

 テスト直前の週末です。女子は9時から、男子は学校体育館の都合で12時からの練習でした。

 女子はOBの村上さんにも胸を貸してもらい、昼過ぎまでガッツリやっていたようです。男子は午前中はほぼ全員が集まる勉強会、昼からの練習も中身の濃い練習ができたと思います。手応えを感じました。

 夕方からは女子も交えての勉強会でした。男子も強制参加ではなく自主的な参加を募りました勉強の基本は”自学自習”だと思います。自宅でやる方が効率が良いと思うならそうすべきです。意志が弱くてどうしてもそういう場が必要な者、あるいは”元カリスマ塾講師”の山本先生の力を借りたい者は残って勉強に取り組んでいました。

 勉強の様子を見ていると性格がよく現れて興味深いものがあります。成績の良い者はやはり集中力が違います。あちこちで質問の受け答えでザワつく中でも自分の世界に入って惑わされません。逆に勉強が苦手な者はちょっとしたことにすぐ反応してしまい効率の悪さが目立ちます。引き際の良いのも成績優秀者の特徴です。恐らく自分で決めたノルマがあり、そこまでやるとサッと切り上げて帰ります。つまり勉強に入る前に計画を立て、その計画通りに事を運んでいるのだと思います。

 何をやるにしてもまず、目標を立てることと計画を立てることが成功への第一歩です。勉強のできる者に卓球の強い者が多いのも納得です。

5月17日(金)
お弁当サービス
 卓球部女子部員の多くが所属する生活創造科。食物や被服などの勉強をします。

 今日は生活創造科3年生、毎年恒例の取り組みである、「独居老人お弁当サービス」の予行演習、「校内お弁当サービス」でした。

 これは学校周辺にお住いの独り暮らしのお年寄りに生活創造科3年生が腕によりをかけたお弁当を作って届ける活動です。今日はその練習を兼ねて本校の先生向けに作ってくれました。たった500円で味も量も、そしてヘルシーなお弁当です。各先生方はそのクオリティの高さをご存じなので、自分のお昼用のみならず家族へのお土産として一人で5個ほど頼まれる先生も見えます。

 私の居室には卓球部員の佐藤綾香と吉田礼楽が届けてくれました。佐藤は「キャベツを4時間ぶっ続けで切っていました。」、吉田は「その豆腐のハンバーグは私が作りました。」とのこと。お世辞抜きに美味しい!普通にお店に出しても全く問題がない味です。恐らく1,000円以上でも問題のないものです。

 それにしても朝早くから必死で準備をしてコンテナに入れて各居室に運び、午後は午後で授業を受け、放課後すぐにハードな練習をこなし、それが終わると期末テストに向けての勉強に取り組む。いくら若いとはいえ大変だと思います。

 でも若いうちの苦労は買ってでもすべきです。こういった苦労が後々の人生の大きな財産となります。

 学校行事も、部活動も、勉強も手抜きをせずに目いっぱい頑張れ!

5月16日(木)
壮行会
 爽やか。爽やかすぎる五月晴れ。

 一昨日のことになりますが、恒例の「県総体壮行会」が開催されました。

 三重県総合体育大会、略して県総体は来週末の25,26日に行われます。競技によっては再来週末のものもありますが、ほぼすべての競技は来週末です。これはインターハイ予選とも兼ねており、各種目の上位の選手や学校は「北部九州総体」を目指します。以前は都道府県の単独開催だった全国総体(インターハイ)ですが、最近は複数の都道府県での共同開催となっています。今回の北部九州総体も福岡、大分、長崎、佐賀の四県での開催となります。ちなみに卓球は福岡県北九州市で開催されます。

 前置きが長くなりましたが、本校からはバレー部女子、ハンドボール部男女、テニス部男女、卓球部男女、剣道部男女、陸上部男女、バスケットボール部女子が県総体に臨みます。種目によってはすでに地区予選や県大会の前半が終了しており、この壮行会を待たずして敗退した部活もあります。

 壮行会は恒例になった野球部が組織した応援団の一糸乱れぬ演武により送り出されました。放課後や昼休みの時間を使い、自分たちの練習時間や自由時間を割いて練習してきた演武は、演武そのもののクオリティの高さもさることながらピンと張りつめた緊張感は”感動”を覚えるものでした。

 選手たちには練習前に、「他人のために惜しみなく労力を提供できる精神に応えるには、100%の準備で本番に臨むこと以外にない」と伝えました。試合当日に頑張るのは当たり前のことで、頑張れと言わなくても頑張るでしょう。大切なのはその準備である今を頑張ることです。

 たくさんの方々に支えられ助けてもらいここまで来られました。ここで頑張らなければバチが当たります。

 野球部にはいつも助けられ教えられます。


5月15日(水)
誕生日
 長引く会議が終わって卓球場にたどりつくと、クラッカーと「Happy Birthday」の大合唱が迎えてくれました。

 毎年誕生日には女子部員がプレゼントをくれるので、朝は「今年も…」と意識していたのですが、学校に着くと忙しすぎてすっかり忘れていました。

 今年は女子部員から風船と1年生が選んだというTシャツ、ハーフパンツ、タオルをもらいました。北九州インターハイでは、そのTシャツを着てハーフパンツをはいてタオルで冷や汗、いや歓喜の涙を拭きたいと思います。今年は男子にも初めてプレゼントをもらいました。腰痛に悩む私に「とろける心地のふわっとクッション」というクッションと完熟イチゴのホールケーキまでもらいました。

 ありがとう。本当に嬉しかったです。

 本物のプレゼントは26日にもらえると思います。欲張りなのでそっちもお願いします!

5月14日(火)
学生リーグ
 風薫る五月。そんな日でした。

 パリでは世界選手権、高校はインターハイ予選、そして大学はリーグ戦です。

 卒業生の方々も関東、東海、関西学生春季リーグ戦で奮闘しています。

 この春に卒業した男子の三名、東洋大の岡田理志、天理大の岡田天志、名商大の岡田泰典が掲示板に書き込みをしてくれました。三人ともベンチ入りを果たし、天志は関西リーグで残念ながら1部最下位で2部降格になったようですが京都産業大学戦でデビューを果たし、相手キャプテンを相手に白星スタートだったようです。泰典も東海リーグで個人成績は不明ですが、22年ぶりの1部昇格に貢献したようです。理志は関東リーグで3部優勝2部昇格を目指し、出番があるかも?

 戦う場所は違えど、それぞれ充実した学生生活を送っているようです。中学時代は県内でもトップとは程遠い戦績の三人でしたが、努力を重ねて力を付けてくれました。彼らが入学した当初は、3年後に大学で活躍する選手になるとは夢にも思いませんでした。

 後輩たちも負けていられません。10日後に始まるインターハイダブルス、団体予選に向けてモチベーションは上がりっぱなしです。

※写真は関西学生リーグでの岡田天志さん(福井祐貴さん提供)

5月13日(月)
パリでは今
 まさに五月晴れ。気持ちのいい一日でした。

 全国各地でインターハイ予選真っ盛りの日本ですが、パリでは世界選手権の個人戦が始まろうとしています。

 かつては2年に一度だった世界選手権が、個人戦と団体戦とに分かれて毎年開催されるようになり、オリンピックも挟まるようになってからは、何が何だか分からなくなってきたのが現実です。

 日本代表のメンバーを見ると、男子は青森山田全盛の選手たちが中心となっています。20代前半から半ばの年齢は体力的にも経験的にも最も高いパフォーマンスが期待されます。特に日本の至宝水谷隼選手にはそろそろシングルスでのメダルが期待されます。「補助剤問題」で一石を投じた水谷選手の意地を見せてもらいたいところです。

 女子の方に目を移すと、やはり円熟の境地に差し掛かった福原愛選手と、一気に世界のトップに躍り出た石川佳純選手に期待です。男子以上に厚い中国選手の壁を崩せるか?日本中の卓球ファンが待ち望んでいるのは個人戦のメダル獲得です。

 毎年、世界選手権の開催される5月は、高校生にとって「それどころではない」時期でもあります。もう少し落ち着いて日本代表の動向を見てみたいのは私だけではないはずです。

5月12日(日)
滝川高校来場
 最高気温が27℃!湿度は低かったのでまだ頑張れましたが、そろそろ厳しくなってきます。

 今日は兵庫・滝川高校が来場してくれました。ここ最近は”定期戦”のように相手をして下さいます。3月の札幌センバツでベスト8のチームがわざわざ来てくれることを幸せに感じます。

 試合巧者が多い滝川高校は勝負所でのポイントの取り方を知っています。ひとつひとつのプレーは大差はないと思うのですが、あと一本が遠く感じます。「己を知り、相手を知る」。鯛中先生の指導の賜物だと思います。

 暑い中でしたが、両校とも緊張感をもってやれたと思います。有意義な時間をありがとうございました!

 女子は卒業生の南さんとRISEの田中さんが来場して下さったようです。県のトップ選手ながら女子の高校生相手にも手抜きなく相手をして下さることを感謝しなければなりません。ありがとうございました!

 明日からいよいよ中間テスト期間に入ります。テストまで一週間、インターハイ予選まで二週間。自分との戦いが始まります。

5月11日(土)
今が勝負どころ
 天気予報では雨は昼過ぎには止むとのことでしたが、結局夜になっても降り続けました。

 今日は土曜日ですが午後からのPTA総会、3年生対象の進路説明会等があったので午前中授業でした。

 生徒は午前中のみですが学校体育館が使えなかったため、男女とも卓球場で練習を開始し、男子は進路説明会が終わる16時に学校体育館に戻り、イス等を片付けてから練習を再開しました。

 さて、インターハイダブルス、団体予選まで二週間となりましたが、正直言って男女とも良いコンディションで練習に取り組めていません。シングルスの予選が終わって、選手たちのメンタル面が揺れ動いています。シングルスまでは自分のことだけを考えて取り組めていたと思いますが、ダブルスや団体戦はそうはいきません。ある意味自分を殺さなければならない場面も多く出てきます。

 有無を言わせず力づくで抑え込めば収まることだと思いますが、それは本校のスタイルに反します。

 今の自分たちの状況を把握させ、今後進むべき方向を認識させ、自らの意志で修正する。

 理想論、絵空事と思われるかも知れませんが、結局、指導者が我慢できずに動きすぎることが選手たちの成長を妨げてしまうことに気が付かなければなりません。

 男子は今日の練習後のミーティングである決断をしました。私にとってはこの仕事を始めて初めての試みになると思います。私の意見も言ったし、選手たちからの意見も尊重しました。結果的にこれが吉と出るか凶と出るか。

 とりあえず明日の男子は練習試合です。

5月10日(金)
我慢比べ
 久し振りの雨でした。こういうのを「恵みの雨」と言うのでしょう。

 ここのところ(私の)ハードな日程が続きます。授業はもちろんですが、連日の会議、分掌の仕事、出張等が立て込んで朝から息つく間もありません。これは選手たちも同様で、中間テストを10日後に控えて勉強も手を抜けません。インターハイ予選前の追い込みの時期でもあり、心も体も休まる時がありません。

 こういう余裕のない時はどうしても心も殺伐としてしまいます。自分のことで手いっぱいで、他人のことを思いやることができなくなります。練習の様子を見ていても自分のストレスを練習相手にぶつけてしまっている光景を目にします。

 先月の25日の日記でも書きましたが、こんな時にも自制心を働かせて感情をコントロールできる人間にならなければいけません。

 ストレスを抱えて頑張れない選手たちを見ていると、ついこちらもストレスをぶつけてしまいがちですが、ここを自制できなければ子どもたちと同じです。もちろん伝えるべきことは言いますが、感情はコントロールしているつもりです。

 心身ともに疲れるこの時期は、お互い我慢のしどころです。

5月9日(木)
学生の本分
 昨日「風が強い」って書いたら風が止みました。

 当たり前のことですが本校の生徒は高校生です。”高校”とは”高等学校”の略で、義務教育を終えてなお、高いレベルの勉強をすることを目的として設立されている学校です。毎日朝から晩まで卓球をやっていますが、あくまでも本分は勉強です。

 今年度が始まって1か月経ちました。授業も軌道に乗り本格化してきています。来週からは1学期中間テスト1週間前の”テスト期間”に入ります。朝のランニングと放課後の練習の間に挟まれた形の授業は、英国数社理だけでなく体育や家庭科、2年生からはパソコンを使った商業の授業などの実習授業もあります。女子の多くが所属している生活創造科は調理や被服などの実習授業がてんこ盛りです。移動教室も多く、8時35分からの朝の読書に続き、1限目の始まる8時55分から6限目の終わる15時15分まで息つく間もありません。授業が終わればすぐに練習が始まります。そこから更に息つく間もなくハードな練習に取り組みます。規定の練習が終わるのが男女とも実質9時過ぎです。そこから自主練習に取り組む者も少なくありません。

 もちろんこれは本校の選手のみならず、日本中で部活動を頑張る選手は両立に悩み苦しみながら必死の思いで取り組んでいます。部活動の成果を出すために、「体育科」として午後からの授業を「体育の実技」という名目で部活動をやっている学校もあります。たった24時間しかない一日で、午後の授業の2時間を部活動に充てることができる訳です。例えば本校でそのシステムを取り入れることができれば、2時間早く練習を切り上げ19時頃に練習を終え、ゆっくりと夕食を摂った後もゆとりの時間が取れ、早く体を休めることができます。想像するだけで夢のようです。

 確かに卓球の競技力の向上だけを考えればそのほうが良いに決まっています。でも果たしてそれでいいのでしょうか?

 人生は長いです。好きなことをやるために好きでないことも我慢して取り組む姿勢を養うことはいつかきっと役に立ちます。勉強は好き嫌いに関わらず、避けて通らずに取り組むべきことだと思います。

 練習が終わり緊張感から解放されて帰り支度をする選手たちから漏れる、「化学って全然分からへん」とか、「体育はまだ集団行動ばっかりや」などの声を聞くと、なにやらホッとする気持ちになります。

 それでいいのだと思います。

※写真は調理実習前の女子部員(左から2番目が室井、3番目が佐藤)

5月8日(水)
ダブルス
 それにしても風の強い日が続きます。この季節ってこんなんでしたっけ?

 ダブルスのエントリー締め切りが近づいてきました。男女ともほぼペアリングが決まり、選手たちの意識も高くなってきています。

 以前はダブルス予選が4月29日、シングルス予選が5月の連休、団体予選が5月末でした。シングルスが終わると約3週間は団体モードのみに入り、全体のモチベーションを保つのが大変でしたが、現在のシングルスが5月の連休、ダブルスと団体が5月末という日程になってから、シングルス予選が終わるとほぼ全員にチャンスが残されているので助かります。

 今日は水曜日で男女とも卓球場での練習でしたが、自主練習や小林仁さんのレッスンもダブルスが中心でした。

 高校生の試合は9割以上がシングルスなのでダブルスに対する意識付けは簡単ではありません。ちょっとかじる程度なら楽しいダブルスですが、中途半端に取り組むならシングルスを練習した方が効率的とも言えます。

 たった二つのイスを争うダブルス予選。団体戦前日に行われるというのも曲者です。

5月7日(火)
顧問総会
 昨日とは打って変わって肌寒い一日。風も強く、夜には震えのくる寒さでした。

 今日は団体戦組み合わせ抽選会も兼ねた三重県高体連卓球専門部の顧問総会でした。

 県下の各校の顧問および主将が集まり、昨年度の活動報告と今年度の予定を話し合う場です。全体の半分近くの学校の代表者が集まって、昨年度の試合結果や決算の報告、今年度の方針や予算の提案などが話し合われました。出席していた各校の主将は、恐らくこういった場は初めてだと思うので、今ひとつピンときていない表情でした。

 私は高体連の役員の一人として、「組み合わせについて」の説明をさせてもらいました。三重県の高校生の試合の組み合わせは、5年前から始まった「ジュニアポイントランキング(JPR)制度」に基づいて決められます。JPRは、一年間に行われる小中高校生の県内外の主だった大会の結果をポイントにして積み上げます。高校生が対象となる大会は県内6試合、県外6試合となります。例えば先日行われたインターハイシングルス予選で優勝すると100点、8月に北九州で行われるインターハイシングルスで優勝すると1,000点が与えられます。ちなみに12試合の全てで最後まで勝ち上がると5,060点となります。

 顧問総会の後は、インターハイ学校対抗の部の組み合わせ抽選会が行われました。昨年11月に行われた県新人戦の結果をもとに8つのシード校が決められ、それ以外の学校はフリー抽選となります。各校の主将がクジを引くたび、歓声と悲鳴が飛び交い、盛り上がった抽選会となりました。

 着々と舞台は整い、主役の登場を待つばかりです。

5月6日(月)
ミーティング
 最高気温が27℃!

 一昨日のシングルス予選を終え、女子は昨日、男子は今日、ミーティングを行いました。

 西飯先生のブログによると女子のミーティングは涙、涙の感動的なものだったようです。本音をぶつけ合える仲間がいることを幸せに思わなければなりません。本気で取り組んでいるからこそできることです。これでまたチームの結束が高まったはずです。

 男子は一日遅れでミーティング。こちらからの一方的なものだといけないと思い、選手たちにそれぞれの反省を準備してくるよう伝えておきました。技術的な部分はともかく、精神的な部分は上手くできたと感じた選手が多かったようです。こちらの話も言葉で伝えるだけでは頭に残りにくいと思い、初めてパワーポイントを使って視覚的にも訴えてみましたが、いつもより食いつきが良かったように思います。選手らと同様、こちらも工夫をして努力をしないといけません。

 ミーティング後に練習に入りましたが、休憩時間や練習の合間に選手ら同志で試合を振り返り意見をぶつけ合う姿がありました。具体的に対策を話し合う場面もあり、以前のように、「勝った、良かった、嬉しかった」とか、「負けた、悪かった、悔しかった」等で終わらせずに、次につなげる大切さが分かってきたように思い、頼もしく感じました。

 こうやって人間は様々な経験を通して少しずつ成長していくのだと思います。

 本気で頑張った者だからこそ得られる成長です。

5月5日(日)
反省しても後悔するな
 正に五月晴れ。気持ちよく晴れた一日でした。

 昨日の熱戦から一夜明けた今日は男女とも自主練習としました。自主練習は正月3日以来です。

 いつものことですが、個人戦の結果は全体として良かったのか良くなかったのか評価の難しいところです。多くの部員が出場し、それぞれの内容・結果なので一概に評価しずらいのが現状です。例えば今回の女子のシングルス予選は、代表4名中3名が本校の選手でした。過半数を超えるので一般的には”良かった”と考えるところですが、目標を達成できず無念の涙を流す選手も少なからずいたことを考えると、簡単に評価できません。

 男女で8名中5名の代表を出せましたが、敗れて暗い表情を見せる選手たちの顔が思い出されてなかなか寝付くことができませんでした。

 しかし「反省はしても後悔はするな」です。

 部員全員が笑顔になれるのは団体戦です。今回の内容・結果をしっかり反省して、3週間後の団体戦に向けて明日から再スタートです。

5月4日(土)
IHシングルス予選A
 男女9名によるベスト8からの総当たりリーグ戦です。男女とも上位4名が北九州インターハイシングルスの代表切符を手にすることができます。

 女子は4名の通過枠を独占できるかどうか、が注目されました。優勝は昨年に続いて常深亜美Bが連覇。同士討ちの室井との一敗で乗り切りました。競っても焦らないメンタル、両ハンドのドライブともに安定感は抜群でした。中学時代から故障に苦しみ、昨年度後半は納得のいくプレーができませんでした。高校最後のインターハイで有終の美を狙います。吉田礼楽Bは常深との対決に敗れ無念の2位。パワフルかつ安定感のある両ハンドドライブは健在です。こちらも県内よりも全国に気持ちはシフトしています。三年連続のシングルス出場の総決算はいかに?室井まどかBは4位で嬉しいシングルス初出場。今回も苦しんで掴んだ代表の座ですが、昨年の東海選手権ベスト4など高いレベルで通用するプレーは期待を抱かせます。昨年代表の松本ゆきみBは無念の6位。変化の激しいバックハンドは他校には効果抜群ですが、同士討ちで苦戦は免れませんでした。しかし団体戦での活躍が期待されます。次代を担う大西真由Aは昨日の敗戦が響き8位に。しかしライバル選手との接戦を制して先輩たちに大きなアシストを決めてくれました。故障が癒えれば楽しみです。昨日接戦を切り抜け本日のリーグ戦に進んだ佐藤綾香Bですが、9位に沈みました。途中で何度か浮上を狙える接戦を演じましたがあと一本が遠かった。昨年は代表を勝ち得ただけに悔しい順位ですがこのままでは終われません。

 男子は9名のリーグ戦出場選手中、過半数の5名を占めただけに予選通過4名の中に何人食い込めるかが注目されました。2年生ながらエースの古市真暉は手堅くいったプレーがかえって自らを苦しめる結果となり、苦戦の連続でしたが終わってみれば全勝の一人旅で優勝。抜きん出た実力は、抜きん出た練習量が支えています。昨年は全ての全国大会に出場したものの、納得いく結果は得られませんでした。2年目の今年は飛躍が期待されます。4位に入った土性祐成Bは全日本ジュニアに続いての全国大会シングルス出場です。前半の同士討ちを3勝1敗と切り抜け、他校との初戦も快調に制して4勝1敗としましたが、そこからスタミナ切れでまさかの3連敗。4月に入ってから手首、足の故障で全く練習できず絶望視されていましたが、直前の1週間前あたりからの練習で滑り込みました。6位には唯一の1年生の辻智貴が入りました。ただ、6位と言っても3位から6位までは同率の6位だっただけに正に”あと一歩”。県下随一のパワフルさと不安定なメンタルはまだまだ発展途上です。次代の三重県を背負う大器は伸びしろだらけです。昨日、”死のブロック”を勝ち上がった権蛇佑輔Bの勢いは衰えず、随所に好プレーを見せてくれましたが、同士討ちでの負け越しが響き3位と1勝差の8位に終わりました。しかし心技体とも高校入学以来最高の状態は大いに評価されます。チームに欠かせない存在が輝くのは団体戦か?昨日、シード選手を破って快進撃を見せた里見一真Bはいずれの試合も大健闘しましたが残念ながら9位でした。ただ、昨年秋の全日本ジュニア予選以来のベスト8進出は結果的にはチームメイトのアシストになりました。

 朝の9時から始まったリーグ戦が終わったのが夕方6時前。アツい戦いは見る者を興奮させるものでした。全体的に見ると男女とも本校が優位に立ちましたが、これくらいの差はないに等しいものです。3週間後のダブルス、そして団体予選は安心できる状態ではありません。ここで一度、リセットして次に進まなければなりません。

 たくさんの保護者や卒業生が応援に駆けつけてくれて強力な追い風となりました。こちらも余裕がなく、ろくにご挨拶もできませんでしたが、本当にありがとうございました!団体戦も頑張ります!

5月3日(金)
IHシングルス予選@
 伊勢の県営競技場体育館にて「平成25年度全国高校総体兼東海高校総体三重県予選会シングルスの部」が始まり、本校からは地区予選を推薦および勝ち抜いた男子12名、女子14名が出場しました。

 ジュニアポイント制度が導入されてからはシード選手が敗れる番狂わせは少なくなったと思います。男女ともベスト8シードの選手のうち敗れたのはそれぞれ1名のみでした。

 男子はシードをもらった古市真暉A、土性祐成B、権蛇佑輔B、辻智貴@の4名は順当にベスト8入り。権蛇は厳しい組み合わせながら、しっかり練習をやり込んだことが表れた充実した試合ぶりで勝ち抜きました。男子の今日のMVPは里見一真Bです。第7シードの選手に対し、積極果敢かつ冷静沈着なプレーで3-1で快勝。ここのところの不調を吹き飛ばす好試合で昨年秋の全日本以来、久し振りのベスト8に返り咲きました。その他では住田昂樹B、楠井瑠偉Aがベスト8決定に進みましたが万事休す。

 女子はシードの吉田礼楽B、常深亜美B、松本ゆきみB、室井まどかB、佐藤綾香Bはシードを守ってベスト8に入りましたが、大西真由Aは8決定で無念の敗退。吉田、常深、松本、室井は危なげなくでしたが、佐藤は16決定、8決定ともにセットオールと苦戦しましたが、最後は意地を見せて振り切りました。大西はここ最近の故障の影響もあって精彩がありませんでした。芥佳子B、山岸芽以A、尾崎佑菜@、樋口桃佳@もベスト8決定で涙を呑みました。

 明日のリーグ戦は男女とも、今日勝ち抜いた8名に、ベスト8シードをもらいながら8決定で敗れた1名が加わり9名での総当たりリーグ戦となります。8決定で敗れた選手は、今日敗れた相手と試合をせずに1敗からのスタートとなります。

 同士討ちを多く含む明日は8試合と長丁場となります。心技体智のいずれが欠けていても代表にはなれません。全国で最も早い北九州インターハイ代表権は誰の手に?

※写真はリンクの福井祐貴さん撮影のものを「そらまめHP」から転載

5月2日(木)
ドキドキワクワク
 今日も風が強く寒かったです。

 いよいよ明日からインターハイ県予選が始まります。明日はシングルスのベスト8までトーナメント戦で行われます。明後日はベスト8からの総当たりリーグ戦です。いずれも伊勢の県営競技場体育館で9時開始です。

 選手たちはこの日のために朝から晩まで頑張り続けました。月末にはダブルスと団体戦がありますが、やはり個人競技である卓球の花形はシングルスです。

 自分一人でコートに立ち、自分の力で勝利を手にする快感は何物にも代えられません。

 男女とも北九州インターハイのシングルス代表のチケットは4枚です。「三重県最強」の称号を得るのは誰か?

 ドキドキワクワクです。

5月1日(水)
それぞれの顔
 良く晴れましたが風の強い肌寒い一日でした。

 毎水曜日は男女とも卓球場での練習です。最近は西飯先生とお話しする機会が減ってしましましたが、水曜日は男女それぞれの情報交換の日です。男子は学校体育館での練習を終え、卓球場に移動して自主練習することが多いのですが、私はそこでの顔は見ていません。逆に私は女子の学校での顔を見る機会はありますが、西飯先生は知りません。

 お互いに普段は目にすることの少ない選手の顔についての情報交換は、新鮮なものがあります。ある意味、それが「素顔」なのかも知れません。

 インターハイシングルス予選を三日後に控えた選手たちのコンディションは上々です。特に最後のインターハイ予選に賭ける3年生たちは、過去二年間の経験もあるのか落ち着いて準備を進めている感があります。内心は期するものがあるはずですが、気負わず冷静にやることが大切であることを知っています。できることなら全員が目標を達成させてあげたいのですが…。

 この試合をもって高校での部活動に区切りをつける選手もいます。残り少ない時間をしっかりと準備して悔いのない試合にしてほしいと思います。