白卓日記 ‘13  3月   前月へ! 次月へ!    
3月31日(日)
食生活A
 暖かい。もう大丈夫です。

 食生活の見直しを迫った男子ですが、それぞれが意識してきたようです。

 まずは飲み物。お茶、スポーツドリンク、100%ジュース等、そしてお茶を飲むなら自宅から水筒を持って来れば0円です。甘い飲み物に慣れてしまった者からすれば、物足りなさもあるでしょうがすぐに慣れます。食事については確認できませんでしたが、大丈夫だと信じます。

 選手らから、「カップ麺はどうか?」とか「スルメはセーフか?」などの話がありました。

 麻薬に例えて説明をしました。覚せい剤や大麻はもちろんアウトです。しかし脱法ドラッグやタバコはセーフです。しかしセーフだからと言って体に良いか悪いかは言うまでもありません。

 ただし体に良いか悪いかで話をすれば、例えば白米より玄米の方が体に良いので白米は禁止、となってしまいます。カップ麺は体に良くないと思います。趣旨を考えれば自らの意志でアウトとすべきです。スルメはタンパク質ですが添加物が心配です。しかしそれを言うとコンビニ弁当は添加物がたくさん含まれています。悩ましいところです。

 でもこうやって、自分の体にとって必要なのか不必要なのか?良いのか悪いのか?を考えることが大切です。

 考え過ぎと思うくらい考えて丁度良いくらい、危険なものが出回っている世の中です。

3月30日(土)
食生活
 成長期である高校三年間は、長い人生の中で”体づくり”という意味で最も重要な時期です。

 再三にわたって選手たちに食生活の重要さを訴えてきましたが、なかなか改善が見られません。全国選抜で寝食を共にし、選手たちの食生活を実際に見ると、その酷さを改めて認識させられました。

 スナック菓子を食事代わりに食べる、大量に砂糖の入っている飲料水をガブ飲みする等々。アスリートという以前に成長期の高校生にあるまじき食生活でした。今は若くて多少乱れた食生活でも体を壊すことは少ないと思いますが、長い人生の中でこの影響が出てくることは必至です。

 この、甘い菓子や飲料を大量に口にし続けると、麻薬同様に”依存症”になります。これを自らの意志で絶つのは並大抵のことではありません。

 しかしこの食生活を続ければ若年性成人病など取り返しのつかないことになります。当初は四六時中、食生活を監視することはできないので、自己責任で何とかするように話をしてきましたが、選手たちのことを考えて無理やりにでも食生活の改善につながる方策に打って出ることにしました。

 @菓子類は口にしない

 A水、お茶、スポーツドリンク、牛乳、果汁100%のジュース以外は口にしない

 以上のことを守れなかった場合は筆舌に尽くしがたいペナルティを自らに課す、ということを話し合いました。

 この依存症は麻薬同様、我慢すると大きなストレスを感じる等の禁断症状が出るということですが、それを越えると大して欲しくなくなるようです。

 このブログをご覧の皆様。もし本校の男子部員で以上のことを守っていないのを現認されたらお知らせください。

3月29日(金)
稼ぎ時
 半袖短パンが少し肌寒い程度のこの季節が、練習するにはちょうど良い気温です。

 今日の午前中は学校体育館が使えなかったので、卓球場で男子が9時から、女子が11時からの練習でした。

 西飯先生が全国選抜の帰りに故郷の岩手に寄られているので不在です。久し振りに女子の練習も見ましたが、西飯先生の不在を感じさせない活気で驚きました。練習内容や練習相手も新3年生がテキパキと仕切ってこなしていました。手前味噌ながらこれが部活動の理想の姿です。もちろん、日頃の指導が行き届いているからこそ、短期間の指導者不在ならマイナスにならないということなのですが。

 男子もいい雰囲気で練習に取り組めていると思います。大きな試合の後は気が抜けてしまいがちなのですが、今回は帰ってきた翌日こそ疲れが見えて重い感じになっていたものの、その後はインターハイ予選に向けてうまく気持ちを切り替えられたと思います。今日も卓球場で午前、午後の練習を終えた後、学校体育館の他クラブの練習が終わったとの連絡を受けて移動。そこから広々とした学校体育館で練習しましたが集中力も欠けずに最後まで頑張れました。更にほとんどの者が自主練習にも意欲的に取り組むなど雰囲気は上々です。

 春休み中には練習試合も入れたいと考え、現在調整中です。新学期が始まり慌ただしくなる前のこの時期は稼ぎ時です。

3月28日(木)
試み
 北海道は花粉のない快適さだったので、こちらに戻ってきて心配しましたが、ほとんど症状が出ません。私的にはシーズン終盤です。

 男子の今日の練習時に、全国選抜で見て技術的に採り入れるべきだと感じたことに取り組みました。

 一昨日の日記にも書きましたが、現代の卓球は日進月歩です。ルール変更や用具の進歩に伴ってどんどん新しい技術や戦術が出てきます。それらの新しい情報をいち早くキャッチして、選手たちにどのように伝えるかが我々指導者の腕の見せ所です。

 レベルの高いことをやらせれば良いというものではありません。自分のチームの選手がマスターできるかどうか?それが試合で効果的に発揮できるかどうか?が大切です。全体の状況を把握して、頭の中でシュミレーションして”いける!”と思ったことをやらせます。それでも本当に試合で効果が出るのは半分もありません。何を選択してどのようにやらせるか。一日中、一年中選手たちを見てきたからこそわかるさじ加減です。

 初日の今日は悪くない手応えでした。今日の結果をもとに明日は少し修正を加えて取り組もうと思います。

3月27日(水)
一夜明けて
 夕べ遅く帰ってきて早めに休みましたが、体の重さはいかんともし難いものがありました。

 久し振りの学校は年度末の慌ただしさでした。その流れについていけずにオロオロするのは長期の遠征帰りの恒例です。たくさんの方たちに迷惑をかけている実感がわきます。周囲の方たちに支えられていることを忘れてはいけないと再認識させられる時です。

 さて、選手たちですが、女子は今日から三日間西飯先生が不在で、自分たち主導で練習に取り組まなければなりません。練習開始時間を自分たちで決めさせましたが、10時スタートでやるとのこと。心配した私が、もう少し遅くてもいいんじゃないかと持ちかけましたが、「大丈夫です」との返答。これが今の女子チームの強さです。

 男子は午後からのスタート。練習前半は顔を出せませんでしたが後半の様子を見ていると、久し振りにホームグラウンドに戻ってきて落ち着いて練習に取り組んでいる様子で安心しました。練習前にやりたかったミーティングができませんでしたが、明日の練習時に伝えることにしました。ただ一つだけ「ゲーム練習を大切にする」ことの重要性だけは伝えました。試合運びや試合時の気持ちのコントロールはゲーム練習でしか養えないものです。

 一刻も早く心と体を本来の状態に戻してもらいたいと思っていましたが、杞憂に終わりそうでホッとしました。

3月26日(火)
全国選抜D
 最終日です。ホテルから歩いて数分のところに「時計台」があったので、会場に向かう前に全員で寄って行きました。ほとんどの選手たちが「あれって何なんですか?」とか「有名なんですか?」といった反応。そんなもんなんでしょうか。

 本校の試合はありませんが準々決勝からの熱戦を見学しました。

 つい6日前に合同練習試合をやった男子の滝川高校がベスト8に入りました。実はベスト8決定戦も合同練習試合をやった静岡学園との対戦でした。両校とも何度も練習試合をやっていただく間柄です。全国大会を目指し、一つでも勝ち上がろうという同じような目標を持つチームだけに励みにもなりました。我々のように地元選手を集めたチームで全国大会を勝ち上がるには、組み合わせを含めて様々な要素が揃わないと難しいのですが、千載一遇のチャンスをモノにできるのは、何年間も地道に努力を続けたチームや指導者だけです。まさに継続は力なり、です。滝川高校の鯛中先生と選手には心よりお祝いを申し上げたいと思います。

 各コートともさすがにレベルの高い戦いが繰り広げられました。見ている人を釘づけにする、とは正にこのことです。トップクラスの高校生たちの試合を見ていると、最近の流行の技術や戦術がよく分かります。早速取り入れたいものもたくさんありました。卓球の技術や戦術は日進月歩です。代表になるとこれをいち早く仕入れることができるのが大きなメリットです。それだけに本校の選手は残っていませんが、大会最終日は宝の山です。

 準決勝が終わったあたりで飛行機の時間が迫り、後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。その後の情報で男子は希望が丘、女子は四天王寺が優勝し、準優勝は男子が愛工大名電と女子が青森山田でした。優勝校と準優勝校は次年度のブロック予選が免除となるので男子の東海ブロック枠は実質プラス1となります。朗報です。

 大きな荷物を抱えながら会場から地下鉄、JR、飛行機、名鉄、近鉄を乗り継いで夜の9時前に鈴鹿に着きました。クタクタに疲れましたが、一晩ゆっくり休んで明日から再スタートです。気が付けば3月もあとわずか。新年度は目の前です。

3月25日(月)
全国選抜C
 朝方の気温は氷点下ですが、風がないので鈴鹿の寒さとは違う「キン」と冷えた寒さです。

 男女とも昨日の予選リーグ初日を負けなしで切り抜けた今日は勝負の一日です。 男子は予選リーグ残り2試合、女子は1試合です。

 男子は9時から”王者”青森山田と対戦。トップの古市は昨年度全中チャンピオンとの対戦です。左利きから放たれるキレの良いドライブに加え鋭いサービスに苦しめられました。1,2セットを簡単に取られたあたりからようやく対応できるようになり10-8とリードしますが、勝負をかけたレシーブをミスして12-14で惜敗。続く権蛇もレシーブに苦しみ、相手コートに入れるのがやっとのボールを狙い打たれストレートで完敗。ダブルスの土性・古市も臆せず立ち向かいましたが、丁寧にプレーしたつもりのボールを叩かれ万事休す。サービスの大切さを改めて思い知らされる結果となりました。

 女子は予選リーグ突破とインターハイのリベンジをかけて遊学館と対戦。トップの松本は相手エースと対戦。左利きの高い投げ上げサービスの変化は想像以上でレシーブミスを連発。やっとつないだボールも狙い打たれて全くペースを掴めないまま敗れました。続く吉田はカットマンとの対戦。ここを取られると厳しくなる大切な一戦です。1セット目は変化をつけられたカットに対しミスが出て先取されます。2セット目は無理せずツッツキを混ぜて相手を前に寄せてからドライブで攻めて取り返します。勝負の3セット目ですが接戦の末ジュースで惜敗。ここが勝負の分かれ目でした。相手のしゃがみ込みサービスと変化の激しいバックカットに最後まで対応できませんでした。ダブルスの吉田・室井組も激しい打撃戦でラリーが続く好ゲームになりますが、ここぞという場面でレシーブが乱れて1-3で敗れて万事休す。夏から取り組んできた成果は発揮できたと思いますが、結果に結びつけるまでには至りませんでした。夏の北九州で一昨年に残した16入りが果たせるかどうかは、残り4カ月の取り組みにかかっています。

 男子の予選リーグ最終戦は広島商業と対戦。地元選手で構成された公立高校という同じ条件のチームだけに負けたくない一戦です。トップは古市が相手エースと対戦。昨日の青森山田戦でセットオールの試合をしていた選手です。動きの固かった昨日の試合と打って変って本来のキレの良いプレーが戻った古市との対戦は好ゲームとなりました。中盤まで競った1セット目でしたが鋭いチキータでサービスを狙われ奪われます。しかし2セット目になると逆に台上処理で優位に立って1-1に。3セット目を取られた後の4セット目は再びリズムを取り戻し中盤を大きくリードします。しかし迷いの出たところで一気に追いつかれて9-9に。最後はフォア前に出したサービスを思い切ってバックで狙い打たれて惜敗。勝負どころの決断力の差が出ました。2番の権蛇はサービスが効果的で簡単に1セット目を奪います。2,3セット目は競り合いになりますが、丁寧なプレーでキッチリと要所を締めました。サービス・レシーブで優位に立てるのでその後のラリーも無理をしなければ悪い展開にはなりません。3-0で快勝です。ダブルスの土性・古市組は悪いリズムで凡ミスを連発しあっという間に0-2と追い込まれます。しかし開き直った3セット目からようやく本来の早い攻めが出始め相手も焦ってミスを繰り返しセットオールに。勢いは止まらず7-3とリードしますが、そこから迷いが出て無駄に間合いをとってしまい一気に流れは相手側に。気が付けば8本を連取されるまさかの結果に。「勝っている時は勢いに乗ぜよ」という勝負の鉄則を改めて感じました。1-2となって4番土性、5番住田という昨日と同じ2台並行スタートに。5番の住田は昨日とは違うテンポの良い試合を見せてくれました。早いタイミングでレシーブや三球目で攻め込み全く危なげなく完勝。別人のような素晴らしいプレーでした。昨日同様、事実上のラストとなった土性はペン表の選手と対戦。1セット目を10-6とリードしたところで中途半端になったプレーを狙われ痛い逆転負け。何とか2セット目をジュースで切り抜けますが、焦ってリズムの悪い流れを変えることができずに3,4セット目を奪われて無念の敗戦。技術の進歩は明らかに見られましたが、苦しい場面で思い切れるほど自信はないのが現実です。”本物”になれるかどうかは今後の取り組み方にかかっています。

 男女ともあと一歩及ばずの敗戦でしたが、「何とか1勝」を目指していた頃と比べると全体のレベルは着実にアップしています。しかし1勝から2勝、2勝から3勝のハードルは2乗に比例して高くなります。口で言うほど簡単ではない全国大会の勝ち星ですが、「参加するだけで満足」と感じないなら覚悟を決めて取り組まなければなりません。

 片道千キロ近い北の果てまで多くの保護者やOBが駆けつけて下さりアツい応援を頂きました。ありがとうございました!物心両面で支えて下さる方々への恩返しのために、そして何より自分自身の夢の実現のために精進を続けなければなりません。

3月24日(日)
全国選抜B
 今日からいよいよ競技開始です。

 第一試合に出場する女子は男子より一足先に会場で練習し、競技に先立って行なわれた開会式で合流しました。

 女子の初戦は兵庫代表、近畿6位の明石商業です。トップは松本ゆきみA。お互い緊張で固いスタートでしたが相手のフォア前のサービスから堅実に攻める松本が徐々に調子を出して3-0で快勝。トップの重責を果たしてくれました。続く吉田礼楽Aは出足から伸び伸びとしたプレーで相手を圧倒します。サービス・レシーブも堅調でほぼ全てのポイントで先手を取って危なげなくストレート勝ち。ダブルスの吉田・室井まどかA組も自然とプレーに入ることができました。気が付けば同時に始まった女子の32試合の中で一番早く終わりました。一昨年の秋以降、主力として起用され続けてきただけに、全国大会の初戦でも過剰に意識することなく試合できるようになった姿が頼もしく感じる試合でした。

 男子は関東5位の明大八王子と対戦。東京選手権で良い試合をした古市真暉@がトップで登場。しかしやはり団体戦は気負ってしまうのか、1セットを簡単に取った後の2セット目から競り合いに。2セット目を逆転で勝って事なきを得ましたが、少し不安な立ち上がりに。それでも手堅く先取点をゲット。続く権蛇佑輔Aは相手エースと対戦。競り合いの1セット目の9-9から初めて出すフォア前のサービスから見事に攻め切り1セット先取。しかし相手選手も変化のあるサービスからの展開で1-1に。勝負の3セット目は出足から接戦に。ジュースに入ってからも何度もアドバンテージを奪われましたが粘ってしのぎます。13-12でセットポイントを奪いましたがレシーブミスで追いつかれ、押し切られてしまいました。ダブルスは土性祐成A・古市組。1セット目は土性の判断良く、相手の凡ミスを誘って先取。2セット目も中盤までリードしますが最後はジュースで追いつかれ奪われます。3セット目以降はリードはするものの焦って無理攻めして追いつかれる嫌な雰囲気になり、普段通りのプレーができずに一進一退の展開に。それでも3,4セット目を9本で逃げ切り、チームも2-1でリード。4番土性、5番住田昂樹Aは二台同時並行でスタート。ダブルスの途中あたりから乱戦模様になってきており、両チームの選手も気力を振り絞ってプレーするものの力んで凡ミスを繰り返す展開に。ラストの住田はミスを繰り返す相手にサービスからは手堅く攻め1セットを先取。しかしレシーブが甘くなり苦しむ相手を助けてしまいます。ラリーのテンポも遅く台から下げられる展開が多くなり、2セット目以降は主導権を奪われて4番より先に終わってしまいました。事実上のラストとなった土性は苦しんだ1セット目を12本で先取しましたが、気負って無理攻めしたのが祟って1-1に。ところが3セット目の中盤からようやく肩の力が抜けて土性らしいプレーが出て2-1と王手をかけます。4セット目も5-1とリードして勝負あったと思いましたが、ここからまた焦って凡ミスが出て相手も息を吹き返します。9-9とされましたが冷静にサービスから3球目フォアドライブとバックハンドを決めて、長い試合に終止符を打ちました。

 女子の二戦目は長野インターハイでも対戦した関東9位の樹徳(群馬)とです。インターハイでは出足で0-2とリードされ肝を冷やしましたが、新チームとなってどうなるか?がポイントでした。トップは吉田。カットマンに対してドライブで大きく攻めて主導権を握ります。相手が台に近ければ伸びのあるドライブでオーバーミスを誘い、台から下がればツッツキも混ぜ、相手に着き入るスキを与えず圧倒してストレート勝ち。続く佐藤綾香Aはブロック主体の相手に対して果敢に攻めますが、強引さが裏目に出てあっという間に2セットを奪われ後がなくなりました。ところがプレーが雑になってきた相手に対して少しずつリズムが良くなってきた佐藤は、3,4セット目の競り合いを制して振り出しに戻します。すると得意のしゃがみ込みサービスからの速攻が面白いように決まりだします。中盤以降はサービスエースを連発しとどめを刺しました。ダブルスの吉田・室井組は堅実なサービスレシーブから大きな展開に持って行き、終始ペースを握ります。確実に先手が取れるので、リードを許す場面もありましたが難なく逆転してストレート勝ち。終わってみれば力の差を見せる圧勝でした。

 朝早くから女子は二試合、男子は一試合を勝利で終えて上々の初日でした。

 明日は女子が予選リーグ1位をかけて遊学館との対戦です。夏同様、厳しい試合になると思いますが、チャンスは少なくないはずです。また、男子は朝から青森山田と、午後に広島商業と対戦です。まずは王者青森山田との試合を雰囲気良く乗り切って最終戦を迎えたいと思います。

3月23日(土)
全国選抜A
 さすが北国。キリッと冷え込んだ空気は三重県では感じられないものです。

 公式練習の時間が遅めだったので、ゆっくりとホテルを出て会場の北海道立総合体育センター、通称「きたえーる」に地下鉄で向かいました。

 地下鉄の駅からそのまま地下道で歩いていくと会場に直結されています。同じ会場で行なわれた8年前の全国センバツの記憶が蘇ります。男女それぞれ2回に分けて1時間ずつ合計2時間の練習でした。その合間に、組み合わせ抽選と監督会議が行なわれました。

 合計64チームを16ブロックに分け、1ブロックに4校が入る予選リーグです。男子は第一シードの青森山田のゾーンに入り、他には関東5位の明大八王子(東京)、中国6位の広島商業と同ブロックです。女子は第八シードの遊学館(石川)のゾーンで、近畿6位の明石商業(兵庫)、関東9位の樹徳(群馬)と同ブロック。

 男子は明日、明大八王子と対戦し、明後日に青森山田と広島商業と対戦します。「予選リーグ2勝」を目標にしてきただけに明日の明大八王子戦が重要になってきます。

 女子は明日、明石商業と樹徳と対戦し、明後日に遊学館と対戦します。奇しくも夏の長野インターハイでは樹徳、遊学館と対戦したばかりです。「予選リーグ突破」が目標の女子は夏に敗れた遊学館にリベンジしなければなりません。強豪だけに簡単ではありませんが、夏以降の頑張りをぶつけてもらいたいと思います。

 選手たちのコンディションは上々です。支えて頂いた方たちへの恩返しも込めたアツい戦いをお見せします!

※写真は宿舎近くにある札幌大通公園にある”さっぽろテレビ塔”

3月22日(金)
全国選抜@
 北海道・札幌で行なわれる「東日本大震災復興 第40回全国高等学校選抜卓球大会」に向けて出発しました。

 学校は今日は終業式でしたが、公欠をいただいて早朝7時から練習→徒歩で白子駅→近鉄で名古屋駅→名鉄でセントレア→飛行機で新千歳空港→JRで札幌駅→地下鉄でホテルのある大通駅→ホテルに着くまで待ち時間を合わせて7時間の長旅でした。

 札幌は雨空でしたが、昨日までは大雪が降り続き大変だったとのこと。さすがに外に出ると気温は低く寒いのですが、室内はどこも暖房がかなり効いており、電車内などは上着を着ていると暑く感じます。

 男女選手、引率合わせて24名での大移動なので大変ですが、今のところ皆元気です。

 明日は公式練習、組み合わせ抽選会議、監督会議です。短い時間しか練習できませんがコンディションを上げていきたいと思います。

3月21日(木)
出発前日
 予報通り風の冷たい一日でした。

 午前中のクラスマッチを無傷で終え、午後からの最後の調整練習に臨みました。

 昨日体調不良で休んでいた者も元気に復帰し、寝違いで首を痛めた者もいましたが幸い軽症で済んだようです。選手たちの表情も明るく、雰囲気は悪くありません。

 三月末とは言え、そこはやはり北海道です。天気を調べると最高気温が5℃あたり、最低気温はマイナス3℃あたりです。三重県の真冬よりはるかに寒く、室内は暖房が効いているとはいっても不安です。防寒対策を準備することを連絡しました。また、今回は飛行機を利用しての移動となります。毎回失敗するのがハサミやカッターナイフを機内持ち込みの荷物に入れてしまうことです。卓球選手にとってハサミやカッターは持ち歩いている者も多いと思いますが、2007年の佐賀インターハイで飛行機を利用した時は、大きなハサミを持ち込む高校生たちに空港警備の方たちから疑いの目をかけられたことを思い出します。

 全員で必死の思いで掴みとった出場権です。全員で最高のパフォーマンスを演じ、最高の内容、最高の結果を掴みとりたいと思います。

3月20日(水)
男女練習試合
 昼過ぎから雨が降り出しました。

 春分の日の今日は、全国センバツ前の最後の実戦練習です。男子は滝川(兵庫)、福井商業、静岡学園を迎えて、女子は富田(岐阜)、高蔵(愛知)を迎えての練習試合です。

 男子は全体的にいい感じで終えることができました。それぞれが課題として計画的に取り組んできたことも試合で出せるようになってきています。あとは本番の緊張した場面での「判断ミス」をしないようにしなければなりません。心はアツく、頭はクールにが合言葉です。

 選手たちには万全のコンディションで臨めるように、明日一日のことについて注意をしました。

 ここのところ暖かいを通り越して暑い日が続きましたが、明日の予報は最高気温が4℃〜6℃も下がるようです。急に冷え込んだ日は体調を崩す可能性が高くなります。また、明日はクラスマッチです。楽しくやるのはいいのですが、バスケットやサッカーで捻挫や突き指が心配されます。ここまできて病気やケガをしては台無しです。細心の注意を払わなければなりません。

 いずれにしても本番が楽しみになる充実ぶりでした。

3月19日(火)
同志社大学へ
 関西の名門、同志社大学へ初めて、男女三名ずつでお邪魔しました。

 午前中授業を終えてからだったので時間としては短かったのですが、それを感じさせないほど学生の皆さんには一生懸命相手をしていただきました。

 最初は緊張気味だった本校の選手たちも、声を出して向かってくる学生の皆さんの気迫に乗せられて、全国センバツ前の実戦練習としては最高の形で取り組むことができました。大学側も新シーズンに向けて入学予定者も混じっての練習でした。練習の内容、時間、その他の段取り等もすべて学生が取り仕切っており、遠征?合宿?のお金の計算等も練習の合間を縫ってやっていました。ここが高校生と大学生の違いでしょう。

 いつの日か、こんな素晴らしいチームに本校の選手が入学できる日が来てほしいものです。

 明日は男女とも県外のチームを招いての練習試合です。全国センバツ前、最後の実戦練習です。

3月18日(月)
休む勇気
 天気予報通り、昼前からポツポツと雨が降ってきましたが、暖かい一日でした。

 長期の遠征から帰るといつも仕事が山積みです。そうこう言っているうちに全国センバツもあるので必死です。

 練習に顔を出せたのがちょうど中間地点あたりでした。前半は分かりませんが、東京選手権や昨日の浜松商業遠征もあったのか全体的に重い感じがしました。選手たちには金曜日の全国センバツ出発までの予定を伝え、「この時期に疲れを残したまま無理するより、まずはコンディションを整えることが先決」といった話をしました。基本的にはほとんどの選手がほぼ毎日自主練習に取り組んでいるので心配です。

 必死になって自分を追い込むのも勇気が要りますが、やりたくても休むべき時に休むのも勇気が要ります。

 それは我々指導者にも言えることで、選手たちがとりあえず練習していれば何となく安心しますが、休ませることにはとても勇気が要ります。「これで調子が落ちたらどうしよう」と悪い方に考えてしまいます。

 試合前の練習は特に気を遣いますが、選手それぞれのコンディションも違うので一律という訳にもいかず、その指導は難しいところです。

3月17日(日)
東京選手権C
 中国人選手も出場できるため「全日本よりレベルが高い」と言われる東京選手権です。

 この時期の社会人選手は、全日本が終わってから練習をやり込んでいる選手が少ないとのことでモチベーションが高くないと聞いたことがありますが、各コートで繰り広げられる激しい打撃戦を見るとそうでもないように思えてきます。

 技術の高さは言うまでもありませんが、高校生らと比べると何より、「勝負どころの競り合いの場面で逃げない」ところが違います。誰しも勝負どころの競り合いの場面は緊張するものだと思いますが、一般の部の上位に進出する選手はそんな場面で必ず”勝負”に出ます。どんなに怖くても、結局相手の凡ミスで勝てる可能性は低いことを知っています。むしろそんな場面で攻めないことの方がよっぽど”怖い”と感じていると思います。

 レベルが低いと、勝負に出るより自分より緊張している相手の凡ミスを期待した方がポイントする可能性が高いのは事実です。しかしある程度より上のレベルになると相手の凡ミスは期待できなくなってきます。いつもそんな低いレベルで勝負を繰り返していると、「逃げた者勝ち」が体に染みついてしまいます。

 厳しい場面でも逃げずに勝負している一般上位選手の試合を見ていると、つくづくそれを感じます。

3月16日(土)
東京選手権B
 ジュニア男女シングルス三回戦に進んだ吉田礼楽と古市真暉がチャレンジです。

 吉田は岩手・大野高校の選手と対戦。全国選抜東北ブロック予選を1位で通過したチームのエース選手です。左利きの相手でしたが出足は上々で威力のあるボールで押します。しかしフォア前に出されたサービスに対しミスが出て1セット目を奪われます。2セット目を奪い返すと一進一退の攻防に。いつもなら簡単にポイントにつながる吉田のドライブを待ち受けて長いラリーに持ち込まれます。1-2とリードされた4セット目でしたが、スタートダッシュで6-0とリードしました。ところがそこからリズムが悪くなり6-5でタイムアウト。何とか流れを断ち切りセットオールに持ち込みますが、結果的にはそこで使ったタイムアウトが痛かった。5セット目は少差のリードを奪われながらの展開で、「ここでタイムアウトが取れれば}という場面が何度かありました。最後は9本で力尽きベスト32入りを逃しました。上位進出にはこういった接戦を切り抜けなければなりません。なかなか破れないこの「セットオール敗戦の壁」を抜けた時に初めて大きな成績を得ることができるでしょう。何度も言われている試合運び等の課題を克服するには、諦めず根気よくチャレンジすることが基本です。

 古市は第一シードの高知・明徳義塾の選手と対戦で、大阪選手権で土性が敗れた選手です。昨日の好調を維持する古市は出足から飛ばします。積極的な両ハンドドライブと速いタイミングのバックハンドで、初戦で固くなっている相手を圧倒し1セット目を奪います。ところが2セット目になると落ち着きを取り戻した相手のネットプレーが冴え、簡単に取り返されてしまいます。しかし今日の古市は気持ちの切り替えが上手くできました。10-9の長いラリーを素晴らしいプレーでゲットし、接戦の3セット目を再び奪い王手をかけます。でもここで崩れないのが強豪選手たるゆえんです。豪快なフォアハンドを連発されてあっという間に追いつかれセットオールに。勝つためには接戦に持ち込まないといけませんが出足を3-3とし目論見どおりのスタートです。焦る相手のレシーブが甘くなり思い切って狙った三球目ドライブでしたが、わずかにミスし痛いポイントを失うと続いてサービスミスし3-5でチェンジエンド。そこからは、気持ちの切り替えができない古市と一気に息を吹き返した差は一目瞭然でした。結果的には大きな魚を逃しましたが、ギリギリの精神状態でのプレーは僅かな心の揺れも命取りです。技術的にはこの一年間の集大成を思わせる「フォアハンドの決定球」と「早い打点のバックハンド」を見せてくれました。飛躍への足掛かりはできました。

 「もう一歩」の両者でしたが、必死に戦う選手同士の争いなので簡単に突破はできません。しかしだからこそ遣り甲斐があるとも言えます。諦めずに何度もチャレンジします。

3月15日(金)
東京選手権A
 ジュニア男女シングルス初戦の二回戦に吉田礼楽、常深亜美、古市真暉が臨みました。

 常深は栃木・真岡女子のカットマンと対戦。出足はドライブとツッツキを混ぜながら丁寧に攻めリードしますが、浮いたボールのミスが出始め逆転されます。2セット目以降は相手の凡ミスも減り、打ちあぐんだところに攻撃も混ぜられて主導権を握られます。必死で追いかけるもののリードを広げられ万事休す。苦手なカット打ちも以前から比べると随分できるようになりましたが、やはり全国の強豪との対戦では苦しいのが事実です。特に女子はカット攻略は避けて通れない道です。根気よく練習を続けるしかありません。

 奇しくも吉田の相手も常深と同じく真岡女子の選手でした。しゃがみ込みサービスと小気味よいカウンターが武器の相手に対してリズムを掴めず1セット目を失います。しかし2セット目以降は相手のプレーにも慣れ、練習してきた思い切った回り込みも決まりだし一方的なペースに。4セット目をモタつきジュースになりましたが最後は相手のサービスミスであっけなく勝利。相変わらず得意のバックハンドドライブは威力十分で、何度も相手ブロックを打ち抜きましたが、試合運びはまだ改善の余地があります。

 古市は甲府商業の選手と対戦。しっかり準備をして臨んだせいか出足から積極的かつ丁寧なプレーで大きくリードします。緊張がほぐれてきた相手に追い上げられますが、ひるまず振り切り1セット目を先取。無理にフォアで行き過ぎた1セット目の攻めを修正しバックハンドを効果的に使い相手を後ろに下げます。2セット目以降も攻撃の手を緩めず、ストレートで快勝でした。入学以来、全ての全国大会に出場してきましたが、なかなか突破できなかった1回戦をあっさりとクリア。技術の向上もさることながら、落ち着いた出足のプレーが積んできた”経験”を感じさせました。

 明日はジュニア三回戦一試合のみが行なわれます。吉田、古市ともに強豪選手との対戦です。最高のパフォーマンスを期待します。

3月14日(木)
東京選手権@
 驚異的に暖かかった昨日と打って変って寒い一日でした。

 白子高校にとっての東京選手権開幕です。

 一般男子シングルスに三人の3年生(?)がチャレンジです。岡田天志は緊張の一回戦でしたが、地元東京・安田学園の選手に3-0で完勝。リードされても慌てずに挽回するメンタルは三年間の集大成でした。残念ながら続く2回戦は筑波大学の選手に完敗でしたが。岡田泰典は国学院大学のカットマンとの対戦でしたが、出足からしっかり粘って接戦に持ち込みます。0-2から1セットを返し4セット目もリードしますが最後は押し切られましたが強豪選手相手に好ゲームでした。岡田理志は2-0リードからまさかの逆転負け。5セット目はジュースでした。バック前のレシーブを思い切れなかったのが全てでした。苦しい展開時にいかに前向きにプレーできるか。簡単なようで難しい課題です。

 確かな成長の跡を見せてくれた三人でしたが、課題も散見できました。一回り成長して帰ってきてくれる日を楽しみにしています。

 ダブルスで卒業生の堀木賢一さんと組んだ岡田泰典は一回戦で岡山・関西高校ペアに出足から圧倒して快勝。堀木さんの柔らかいボールで作ったチャンスボールを思い切って攻めることができました。続く二回戦は埼玉工大ペアに食い下がりましたが…。三重県1位で臨んだ土性祐成・古市真暉組は日本体育大学ペアに惜敗。焦ってミスを繰り返す結成以来最悪のパターンでした。修正が必要です。

 明日はジュニアシングルス一回戦に女子の吉田、常深、男子の古市がチャレンジです。

3月13日(水)
東京へ
 今日は昨日の学力検査の採点日で、在校生は休校です。

 学校体育館が使えないので、今日の午後東京選手権に出発するメンバーが午前中練習、その他のメンバーが午後からの練習です。私は今日も練習を見ることができなかったので不安でしたが、西飯先生によると「しっかりやっていた」ということなので安心しました。

 今回の東京選手権は例年の東京体育館ではなく「大田区立総合体育館」で開催されます。初めての会場ですが、外から見た感じではなかなかスタイリッシュな体育館です。

 男女ジュニアに出場する吉田礼楽、常深亜美、古市真暉、男子ダブルスの土性祐成・古市組、一般男子シングルスの岡田泰典、岡田天志、岡田理志は準備万端です。特にこの試合を最後に大学へと進む3年生の三名は張り切って準備をしてきました。乞うご期待です。

 明日は一般シングルスとダブルスです。

3月12日(火)
後期学力検査
 いわゆる一般入試です。

 朝早くから緊張した面持ちの中学生たちが集まってきました。5教科の試験を45分ずつ15時過ぎまで受けた後に個人面接です。緊張しっぱなしの一日で疲れ果てたことと思います。

 義務教育の中学生まではほとんどの人が自動的に同じ道を歩みますが、高校からはそれぞれの考えで別々の道を進みます。もちろん本音を言えば学力によって振り分けられる側面はあるのですが、選択肢が複数あることに違いはありません。

 受験生たちは面接時に白子高校に対する期待を口にしていました。我々教員も、白子高校を選択したことに満足してもらえるよう頑張らなくてはなりません。

 さすがに今日は練習に顔を出すことはできませんでしたが、西飯先生の指導の下、頑張って取り組んでくれていたと思います。明日も今日の採点日で休校となります。午後には東京選手権組は出発です。

3月11日(月)
”真剣勝負”とは
 ここ数日の暖かさからすると肌寒さを感じましたが、最高気温が二けたなら御の字です。

 明日の後期学力検査の準備で授業は午前中でした。体育館は使えたので午後からガッツリ練習できました。

 女子は昨日の練習後に月末の全国センバツへ向けてのミーティングを行いましたが、男子は今日の練習後に簡単なミーティングをしました。全国センバツまでにはいくつかの練習試合を計画しています。大きな大会前にはそこに参加するチームや選手はモチベーションが上がっており、格好の本番前の模擬練習になります。

 本番の試合は言うまでもなく”真剣勝負”です。そこで戦う力を養うには練習であっても”真剣勝負”が求められます。

 そもそも”真剣勝負”とは、「本物の剣を用いて勝負すること」です。例えば剣道は竹の剣、つまり竹刀を使っての模擬勝負をする競技です。防具も使っているので敗れてもケガもしませんが、本物の剣、つまり刀を用いて勝負すれば敗れるイコール「死」を意味します。

 卓球の試合で敗れても命を落とすことはありませんが、卓球選手として大切な試合で敗れることは選手としての「死」をも意味します。そんなプレッシャーのかかる勝負で力を発揮するには、本番と同じプレッシャーの中で戦う訓練をしなければなりません。

 そういった意味で、大きな試合の前の練習試合は技術の優劣のみならず、プレッシャーのかかった場面で力を発揮するメンタル面の優劣をチェックする大切な機会です。

 それに耐えうるプレーができるような練習でなくては意味がありません。全国センバツまでの二週間はそういった練習にしなければなりません。

3月10日(日)
多治見で健闘
 日中の最高気温は何と24℃!でも午後から徐々に曇りはじめて雨もパラパラと。そして夜は冷たく強い風が吹きました。明日の予想最高気温は12℃だそうで、今日の半分しかありません。こういった寒暖差が大きい時に体調を崩しやすいと思います。みなさん、気をつけましょう!

 昨日の多治見オープンに勝ち残った古市真暉と辻智貴さんは5回戦にチャレンジ。辻さんは残念ながら大学生に敗れました。「レシーブが全くできませんでした」とは本人の弁。古市は名電の選手をセットオールで降すと、続く5回戦は三菱重工の選手にストレート勝ち。6回戦で富田高校の留学生に敗れましたが健闘しました。しっかりと地力がついてきた感じがします。高校入学以来、なかなか破れない全国大会1回戦の壁を、木曜日から始まる東京選手権で突破してもらいたいと思います。

 居残り練習組は男子は学校で、女子は卓球場でという予定でしたが、学校体育館が私のチェックミスで使えないことが分かり、急遽男女とも卓球場での練習となりました。30名を超えるメンバーが集まったので一台当たり3人の練習となりましたが、卒業生の小河さん、村上さん、南さん、山本雄飛さんにも胸を貸してもらいアツい練習ができました。

 今週は明後日の火曜日が後期学力検査、水曜日が採点日で休校、水曜日の午後に東京選手権組出発と慌ただしい一週間となりそうです。全国センバツも二週間後に控えているので居残り組の練習も気がかりですが、ここで頑張れないようではそこまでのチームです。

 地に足をつけて頑張りたいと思います。

3月9日(土)
三班に分かれ
 ポカポカ陽気で外は暑いくらいの天気でした。

 多治見オープンに参加した選手たちはレベルの高い大会でたくさんの収穫を得ることができました。

 東海三県を中心に集まった大会は強豪チームが集まるハイレベルな争いです。女子ダブルスの吉田礼楽・室井まどか組は第三位入賞でした。少しずつ課題を克服しつつあるようです。全国センバツまで二週間ですが、何とか間に合わせたいところです。男子シングルスは人数が多かったので4回戦以降は明日に持ち越されました。スーパーシードで4回戦から登場の古市真暉と、健闘して勝ち上がった中学3年生の辻智貴さんが明日の5回戦にコマを進めました。他にも男女の上位メンバーが参加しましたが、練習ではできることも本番の緊張感のある場面で力を発揮できなければ”練習のための練習”にしか過ぎません。しかしそれを発見できるのは本番の試合しかないのは事実です。課題は持ち帰って練習方法、練習内容を改善したいと思います。

 1月末の学年別大会で上位に進出した選手の中から三重県高体連が選抜したメンバーが、桑名市体育館にて愛知県の選抜メンバーとの交流戦に臨みました。

 本校からは上記の多治見オープンに参加したメンバーは辞退しましたが、男子4名、女子4名が参加しました。女子の責任者の芥からは西飯先生の方に「全員勝ち越し」との報告がありました。男子は現時点(21時)ではキャプテンの住田からは報告がないので内容・結果は不明です。まだやっているのでしょうか。

 残ったメンバーは卓球場での練習でした。遠征に出られなかった悔しさを練習にぶつけてくれていると思います。

3月8日(金)
ようやくテスト終了
 選手たちにとっては長い一週間だったと思います。

 さて、学年末テストも終わり学校も慌ただしくなってきます。正確に言うと我々教員が忙しくなってきます。

 ここのところ前期学力検査(推薦入試)の会議で練習に顔を出せない時がありましたが、今度は後期学力検査が来週に迫ってきています。更にテストが終わったばかりで成績処理等もあるのでてんてこ舞いです。

 考えてみれば中部日本、インターハイ前の大切な時期には一学期末、全国センバツ東海予選前には二学期末、そして東京選手権、全国センバツ前には学年末と、大きな大会の前には慌ただしい時期と重なります。

 でも良くも悪くもこちらの顔色を窺(うかが)いながらの練習にならないのが、本校卓球部の特徴です。今日も二つの会議の途中で体育館を覗きましたが、いつも通りの雰囲気で頑張ってくれていました。

 明日からは全国センバツに向けてスパートをかけなければなりません。

 明日は多治見オープン出場組、高体連主催の愛知・三重交流会参加組、居残り練習組の三班に分かれての練習となります。

3月7日(木)
救世主現る
 暖かい。もう寒さに震える心配はいりません。

 学年末テスト4日目です。選手たちも明らかに疲労の色が濃くなってきました。練習は短時間の制限練習なのですが、いかにも体が重そうで練習後半になると集中力が切れてきます。それでも何とか頑張ろうとしているのは見ていてよく分かります。夜も遅くまで勉強していることもあり、当然コンディションは悪いはずなので、こちらもなかなか厳しくも言えません。もう一息です。

 勉強会の方は、インフルエンザに倒れた山本先生に代わって、新任の森本先生を選手たちが頼み込んで来てもらいました。明日は多くの選手が苦手としている数学があったので、山本先生を当てにしていた選手たちにとって救世主現る、でした。

 あと一日です。頑張れ!

3月6日(水)
インフルエンザ禍
 予報通り暖かい一日でした。厚手のダウンはもう必要ありません。

 5日間ある学年末テストですが、ようやく中日です。選手たちの表情にも少しずつ疲労がでてきました。練習も最初はいいのですが、後半になるとだんだん覇気がなくなってきます。

 気候はどんどん暖かくなっているのですが、実はインフルエンザが男子卓球部で流行っています。

 卒業式の夜に発症した3年生から二日ずつずれて、2年生→2年生→そしてついには今日、山本先生が感染しました。

 昨年の暮れに部員たちに、「うがい、手洗い、マスク等で最大限気を遣って予防に努めよう」と話をしました。恐るべしインフルエンザ。大切な学年末テストを欠席することは取り返しのつかないマイナスポイントです。

 練習後に勉強会をやっていることが仇(あだ)にならないよう、明日からはもう少し気を遣わせようと思います。

3月5日(火)
恒例の花粉症
 明日から恐ろしく暖かくなるようです。いよいよ春です。

 暖かくなるのは大歓迎なのですが、春とともにやってくる花粉症には閉口します。

 私も苦しめられているので毎年この季節になると日記でも話題にしますが、20代後半になって発症して以来、「これが効く」と聞けば迷わず飛びついてきました。

 17年ほど前は、花粉症によく効くとされる「甜茶(てんちゃ・中国産の甘いお茶)」がブームになりました。”甜茶飴”が大流行して売り切れが続出しましたが血眼になって探したものです。その後も耳鼻科で処方してもらった薬を飲んだり、様々な売り薬を試してみたり、針を打ってもらえばピタリと治まると評判の名古屋の治療院に行ったり、鼻の粘膜を炎症させる手術をしてくれる病院で治療をしてもらったりしましたが、どれも一長一短で決定的なものにはなりませんでした。

 昨年からは自分に合った飲み薬を見つけ、症状が出始める前から服用していますが、今のところそれがいちばん良いように思います。

 先ごろ卒業した岡田理志は昨年から発症したようですが、この一年間、症状を和らげると評判のヨーグルトを食べ続けたせいか、今年は随分楽になっているようです。

 そう言えば山本先生も今年初めて症状が出たようです。

 今年の春は史上最高と噂される花粉の飛散量だそうです。明日からの気温上昇に伴って本格的に花粉シーズンの到来です。花粉症持ちにとって辛い季節です。

3月4日(月)
テスト始まる
 春のにおいがしてきました。

 今日から金曜日まで学年末テストです。

 選手たちにとっては苦しい日が続きますが避けて通ることのできない道です。練習は短時間集中で行いましたが、卒業したばかりの先輩たちも練習に来てくれました。練習が終わって勉強会に向かう1,2年生に、「なんや、お前ら今から勉強か」とからかい気味の言葉を聞いた後輩たちの、「俺も早くそう言ってみたい」との心の声が聞こえました。

 そう言えば卒業式の日に卓球部卒業生から手製のミニアルバムをもらいました。一人一人の心のこもったメッセージにはいずれも「白子高校に来てよかった」とありました。このセリフを言わせたくて私たちも頑張ってきました。指導者冥利に尽きます。そして卒業後も大学で競技を続ける男子の三人からは、「必ず強くなって帰ってきます」との力強いメッセージもありました。卒業時には夢と希望に胸を膨らませて進学した先輩たちの多くは、自主性という名の誘惑に負けてしまうのが現実です。正直言って、その誘惑に負けずに頑張った数少ない先輩たちは社会に出ても立派に成功しています。結局、世の中で成功する人の最低条件は”意志の強さ”であるのは間違いありません。

 在校生もテスト期間中は監視のない中で、「もうこれくらいでいいか」とか、「この問題は捨てるか」などの甘い選択をしてしまいがちです。積極的に推奨はしませんが、睡眠時間を削って例え徹夜になっても最後まで諦めない意志の強さが必要です。

3月3日(日)
卒業してしまった3年生たちD
 ”三人の岡田”の一人として入学してきた岡田理志です。

 入学時より同学年の中では頭一つリードし、秋の新人戦では団体戦でも起用されるなど力は認められましたが、競り合いになると弱気な面が出てストレスを感じさせる試合が多かったように思います。それでも冬の学年別大会で優勝、2年生の青森インターハイでは一回戦のラストで決勝点を挙げるなど着実に実績を積み重ねてきました。

 試合で力を発揮できるようになってきたのは殊勝に任命された二年生秋の新人戦あたりからです。直前の全日本ジュニア予選で悔しい敗戦を喫して以来、ひたむきに練習に取り組んできた成果が発揮されました。双子の兄である天志と組んだダブルスを軸にポイントを積み重ね、シングルスでは県、東海予選を全勝するなどチームを秋田選抜へ導く大活躍でした。また、全日本ジュニア予選では敗れましたが一般予選で強豪を連破して本大会に進むなど高いレベルでの力が身についてきました。

 様々な経験を通しての集大成である3年生で大輪の花を咲かせました。念願のインターハイシングルス、ダブルス代表の座を射止めると、国体予選でも代表に。そして長野インターハイではダブルスでは3回戦に、シングルスでも3回戦に進出するなどかつての頼りないイメージが想像できない、大舞台でも物おじしない堂々のプレーを見せてくれました。

 持ち前の身体能力の高さは目を見張るものがあります。広い範囲を大きく動けるフットワークとフォアハンドが武器ですが、サービス、ネットプレーも器用にこなします。最近はバックハンドも進境著しいものがあります。

 チームリーダーとしても、誰に対しても分け隔てなく接することができ後輩たちからも大きな信頼を得ています。勉強も手抜きすることなく頑張り、三年間を通して学年上位を貫きました。

 卒業後は関東の名門大学に進みます。現在は3部と低迷していますが、夏を過ぎても進歩を続ける彼にかかる期待は大きいと思います。厳しい関東で揉まれてひと回りたくましくなって帰ってきてもらいたいと思います。地道に着実に歩み続けた彼の性格なら、その期待に応えてくれると確信しています。

3月2日(土)
三寒四温
 暖かい日が続きましたが、また冬に逆戻りです。

 男女とも午前中練習です。午後は山本先生主催の勉強会に多くの部員が参加しました。

 今日は山本先生にお願いしましたが、この勉強会時は私にとってこの白卓日記のTOPICSを更新する絶好の機会です。今回の勉強会でも溜まっていた更新を一気にすることができました。その他の事務仕事もこの試験期間中に片付けようと思っています。

 このテストを乗り切ると、東京選手権、札幌全国センバツ、そして新シーズンの幕開けに向けて一気に加速しなければなりません。

 選手たちにとっては苦しい時だと思いますが、ここを逃げずに立ち向かってもらいたいと思います。

3月1日(金)
卒業式
 今にも降りそうな天気でしたが、卒業式が終わるまで待ってくれました。

 あっという間の3年間だったと思います。その感覚は私たちも同じです。

 今となっては3年生の頑張りは特に目立つこともありませんが、思い起こせば男子3名、女子4名の3年生たちは、高校入学後に初めて練習に参加する選手ばかりでした。それぞれの母体で鍛えられた選手たちでしたが、高校の練習量についていくのに汲々としていた三年前を思い出します。県のトップクラスの選手がいなかったこともあり、あまり大きな期待はしていませんでしたが、気が付けばなくてはならない存在となっていました。

 誰よりも一生懸命、卓球に取り組んでいる選手が主力の年は、チーム全体に活気があります。今年の卒業生もそれを実践してくれました。

 毎年のことながら、精神的にも実力的にもチームを牽引してくれていた最上級生が抜けたチームを想像すると、恐ろしく不安な気持ちになります。しかし卒業生の残していった”白子スピリット”は知らず知らずのうちに後輩たちに受け継がれているのだと思います。

 卒業後は進学する者、就職する者。卓球を続ける者、卓球を続けない者。それぞれのステージでファイトしますが、数年後、いや数十年後でも、「今の自分があるのは、あの三年間があったからこそ」と言ってもらえれば幸いです。

 本当に三年間お疲れ様!卒業生7名の前途を祝して乾杯!