白卓日記 ‘13  2月 前月へ! 次月へ!    
2月28日(木)
腰痛
 最高気温が16℃と春の陽気でした。日中の車の中はエアコンが要りそうな暑さでした。

 卒業式を明日に控え、今日の午後は卒業式の予行演習でした。本校の卒業式も以前はひどい有様でしたが、最近は緊張感の中にも感動的な要素も取り入れ、素晴らしいものになっています。今日の練習を見る限り、明日が楽しみです。

 卒業式の準備のため今日は学校体育館が使えず、男女とも卓球場での練習でした。卒業式を明日に控えた3年生もいつも通り張り切って練習に取り組んでいました。

 ところが私事なのですが、昨日あたりから腰痛がひどく今日は歩くのもままならない状況でした。年に一度くらいはこんな状態になるのですが、特に何か無理をしたわけでもなく疲労からくるものだと思います。ぎっくり腰のような症状なので姿勢を変えるとズキッと痛みが走ります。腰をかがめることもできず、靴下を履くのも大仕事です。歩くのも腰を曲げながら恐る恐るなので、まるでホンダのロボット、”アシモ”のようです。

 明日の卒業式のためにも、今日の勉強会は山本先生に任せて早く休みます。

2月27日(水)
複雑な心境
 夕べから降り始めた雨は昼前まで降り続けましたが、午後からは晴天となり暖かい一日でした。

 連日の勉強会ですが今日も夜10時まで続きました。遅くまで付き合うのは大変ですが、お陰でホームページ更新がはかどります。昨年の暮れにあった全国センバツ東海ブロック予選の結果をアップしました。トップページからどうぞ。

 気が付けば月末です。やはり2月は早く感じます。

 1日に卒業式を迎える3年生も元気です。明後日に卒業するとは思えない高いモチベーションで練習に取り組んでいます。全体の元気がなくなってくると大きな声で、「ファイトー!」と叫んでくれます。

 でも話をすると卒業後のことが話題となるので少し寂しく感じます。嬉しくもあり寂しくもあり。こちらとしては複雑な心境です。

2月26日(火)
要領悪し
 寒い一日でしたが、夜はそれほどでもなかったのは雨が降る前だからなのでしょうか。一雨ごとに暖かくなるのでしょうか。

 昨日からテスト一週間前ということでテスト週間に入りました。今回は学年末テストなので今までより時間を取って勉強しようと思っています。昨日から夜間練習なしで、恒例の勉強会も昨日からスタートです。

 目標を立て、計画し、実行するという「成功の手順」は卓球も勉強も同じです。

 昨日の勉強会後の副顧問の山本先生に言わせると、「勉強が苦手な者は、そもそも勉強のやり方が下手」となります。

 100点満点を目指すのなら、一切の漏れがないように基本的な項目はもちろんのこと、難問に対しても準備を怠るわけにはいきません。しかし平均点もままならない苦手科目の勉強をしているのに、難問を前にして固まったままになっています。まずは確実に得点が取れる基本的な項目を確実に押さえるべきでしょう。勉強が苦手な者に限ってそういう傾向があります。机の前に座っていれば勉強をしたような気分になっているようです。テストである程度点数の取れる者はやはり、要領よく勉強しています。

 卓球に置き換えれば、まともに小さいサービスも出せないのにラリーの練習ばかりやっているようなものです。

 テスト期間中の勉強の計画を立てることまではできるようになりましたが、何を優先して勉強するのかという手順についてはまだ指導が必要です。

 何事も成功できる人間と、そうでない人間は持って生まれた”能力”の問題ではなく、そのコツを知っているかいないのかが大きいと思います。


2月25日(月)
卒業する3年生たちC
 地道で堅実な坂口緑。どんなに根気の要る練習も黙々と、淡々と取り組む姿勢は最後まで変わりませんでした。

 強い先輩と後輩に挟まれた年代で、更に慣れられると不利と言われるカットマン。事実、技術はどんどん上達するのに、部内ではなかなか勝てませんでした。しかし公式戦では他校の選手に好成績を残しました。例えば最後のインターハイシングルス予選で優勝候補のライバル選手に値千金の勝ち星を挙げ本校の出場枠独占に大きく貢献したり、長野インターハイ団体2回戦で遊学館の選手に2-0でリードして”あわや”の好プレーを見せてくれたり、インターハイ後の高校選手権で3位入賞し高校入学以来の最高成績を挙げるなど、地道に頑張ってきた彼女の人となりが表れた活躍をしてくれました。

 高い身体能力があるわけでもなく、柔らかいボールタッチがあるわけでもありません。しかし来る日も来る日も、先輩や後輩たちの強打を浴びながら少しずつ、少しずつ階段を上ってきました。

 口数は少なく、睨みを利かせられるわけでもありませんが、キャプテンを任されてからも背中で後輩たちを納得させてきました。恐ろしくハードな毎日ですが、早朝のランニングから夜の自主練習まで一日も欠かさず、学校も皆勤賞でここまで来ました。そして誰よりも大きな声で挨拶や返事ができるスタイルは周囲の人たちから全幅の信頼を得ました。

 卒業後に競技を続けない進路を選択したので、最後のインターハイが終わった後スッパリと辞めるのかと思っていましたが、遠慮がちに「卒業まで続けてもいいですか?」と言われた時は正直なところ驚きました。地道に練習に取り組む姿勢は今でも全く変わっていません。

 進路選択は紆余曲折がありましたが、パティシエを目指し自宅からほど近い専門学校で学ぶ道を選択しました。イメージほど華やかではなく根気の要る仕事であるパティシエは彼女にピッタリかも知れません。

 ラケットを泡だて器に持ち替えても、地道に堅実にファイトするスタイルは変わらないような気がします。

2月24日(日)
活路を見出す
 北日本に”今世紀最大級の寒波”来襲だそうです。

 昨日の中津川オープン組は早朝出発、夜帰着だったこともあり、少しお疲れモードでしたが、最後まで頑張りました。

 現在の男子新チームの選手たちに共通して言えるウィークポイントは、ズバリ「威力のあるボールが打てない」ことです。どうしても他校の選手たちと比べると一発で打ち抜くボールが見劣りをします。このオープン戦でもそこを突かれてラリー戦に持ち込まれてしまい力負けする試合が多々ありました。

 ウィークポイントを強化する、克服することは当然必要となってきます。しかし現実は、ウィークポイントを練習してもそこがストロングポイントにはなりません。つまりボールに威力がないからと言ってトレーニングに取り組んだり、打法を改善しても凄いボールが打てるようになることは考えられません。

 もちろん少なくともラリーになっても圧倒されないくらいのものは身につけるよう努力するべきなのでトレーニングもするし打法も工夫をしますが、そこを自分の得意分野にすると考えるのではなく、苦手な分野に持ち込まれないよう工夫するべきです。

 例えばラリーに弱いのであればラリーに強くなれるよう練習するが、試合で簡単にラリーに持ち込まれないようサービス・レシーブを強化して、先手を取って相手を台から下げて有利なラリーに持ち込める”速攻系”のプレーを目指す練習を多くするべきだと思います。

 そうやって様々なプレースタイルでも活路を見いだせるところが卓球の特徴であり面白いところでもあります。選手たちの個性を見極めてしかるべき道へ進むよう促すことが我々指導者の役目です。

2月23日(土)
中津川オープン
 今日は岐阜・中津川で行われる林八郎杯(中津川オープン)に出場してきました。

 地方のローカルオープン戦だったこの試合ですが、いつの間にか全国から強豪が集まる試合になっています。リコー、十六銀行、岡谷市役所、愛工大、中京学院大、中京大、杜若等々、ハイレベルです。

 今回は男子の岡田理志、岡田天志、岡田泰典、権蛇佑輔、土性祐成、古市真暉、辻智貴、女子の常深亜美、吉田礼楽、松本ゆきみ、室井まどか、芥佳子、大西真由が参加しました。

 いずれも2〜5回戦まで勝ち上がりましたが、それぞれビッグネームに敗れました。しかし名前負けすることなく各選手とも惜敗が多かったように思います。

 その中でも卒業を間近に控えた岡田理志と岡田天志のダブルスが第一シードの瀬山・阿部組(リコー)に勝つ大金星を挙げました。噛み合わない時は何をやってもダメなのですが、上手く噛み合うとプラスアルファの力が発揮できるのが彼らの強みです。来月の東京選手権は出場を逃してしまっているので、高校生として組む最後の試合でしたが有終の美を飾りました。

 遠方だけに早朝6時出発で、選手たちも疲れたと思いますが、たくさんの収穫があったオープン戦になりました。

2月22日(金)
卒業する3年生たちB
 私もこの仕事は長いのですが双子を指導するのは初めてでした。岡田天志は双子の兄です。

 入学当初はあまり気が付かなかったのですが、双子と言えどやはり兄と弟の”分担”(?)はあるようで、兄の天志はやはり兄です。一見すると気が短く我慢するのが苦手ですが、実は自分を殺して耐え忍ぶことができる性格です。それだけに損をすることも多く、なかなか力を発揮できず二年生の途中までは目立たない存在でした。

 彼が真価を発揮し始めたのは二年生の後半からです。全国センバツ東海ブロック予選で大活躍すると、年明けの三重県選手権ジュニアの部で準優勝、東京選手権ではその後の関東選手権で優勝した名門・実践学園のエース選手に勝ち、秋田全国センバツでは2−2ラストで秋田商業のエース選手に対し決勝点を挙げるなど破竹の勢いで伸びていきました。

 持ち前の柔らかいボールタッチに加え、筋トレマニアと言われるトレーニング好きが功を奏し力強さも加わりました。残すは繊細なメンタル面のみでしたが勝つ度に自信をつけ、勢いに乗っている時は高校生離れしたプレーを見せてくれます。

 ただやはり勝ちたいが故でしょうが、上手くいかないと我慢できずに短気を起こしてしまうツケがでてしまうことも少なくありませんでした。特に好成績を挙げた二年生後半の後のインターハイシングルス予選では、ほぼ手中にしかけた代表の座をまさかの連敗で逃してしまうなど、最も苦しい時期だったと言えます。そのままズルズル後退してもおかしくなかった時期でしたが、三週間後のダブルスと団体の予選では見事復活を果たし、長野インターハイではダブルスで集大成とも言える大活躍で強豪ペアに勝利し、三回戦に進出するなど精神的にも大きく成長しました。

 練習中はピリピリした人を寄せ付けない雰囲気で取り組みますが、ラケットを置くと彼の周りにはいつも笑顔の花が咲きます。少しブラックですが面白いことを言って人を笑わせるのは彼の”地”なのか、サービス精神なのかは分かりませんが。

 卒業後は今まで二人三脚だった弟と離れ関西の強豪大学に進みます。彼の本当の独り立ちはこれからです。苦しい時もあると思いますが、今の彼ならきっと乗り越えられるでしょう。帰ってきた時、また彼の周りに後輩たちが集まり、「天志さん、大学はどうですか?」と聞かれた時の笑顔が想像できます。

2月21日(木)
会議会議会議
 今日もまた恐ろしく寒い一日でした。一年のうちで最も寒い時期だと思いますが、そう考えると大したことはないとも思えます。

 ここのところ会議が続きます。

 入試、年度末などが絡む会議です。今週も火曜は高体連の会議→学校の会議の二本立て、水曜は学校の職員会議、今日は昨日の職員会議の続き→学校の会議の二本立て。

 何とか練習の途中からは見られますが、中途半端で欲求不満が溜まります。

 でも今日のように途中からでも、選手たちが高いモチベーションで頑張ってやってくれているとホッとした気持ちになります。

 今日は三年生の登校日でもありました。

 様々な場面で活躍した生徒に対する最後の表彰式です。先日の三重県選手権でベスト4に入った岡田天志、岡田泰典も表彰されましたが、女子の坂口緑が「家庭科技術検定食物1級」と三年間無遅刻無欠席無早退に対する「皆勤賞」の表彰を受けました。生活創造科で三年間頑張った成果と、無休で厳しい練習に取り組んだにもかかわらず、大きな病気もケガもせず登校した成果に対する表彰でした。

 素晴らしい。その一言です。

2月20日(水)
進路
 良く晴れましたが寒い一日でした。

 今日の午後の授業は1,2年生を対象として、鈴鹿市体育館を借り切って大学、専門学校、企業を招いての進路ガイダンスが行なわれました。

 それぞれの生徒が事前に希望した大学、専門学校、企業のブースを3か所回ります。もちろん日本中の学校、企業が集まっている訳ではないのですが、自分の希望に近いところの説明を聞いて回りました。

 1年生はまだピンとこないところはあると思いますが、2年生は半年後には意志を決めなければなりません。

 卓球部員も真剣な面持ちで各ブースの話を聞いていましたが、もうそんな時期なんだと思うのは私も同じでした。

 中学から高校へ進学するのはほぼ義務教育と言ってもよい時代です。それだけに高校卒業後の進路は人生の方向を決定づけるものになります。果たして半年後、一年後はどうなっているのか?気が気ではありません。

2月19日(火)
卒業する3年生たちA
 元気のいいクリクリ坊主頭が印象的な中学生だった岡田泰典は、中学三年生になる前に肘を故障して最後の一年間は試合に出ることすらできませんでした。

 彼が本校を志望していることは中学時代の指導者である若草クラブの村上さんから聞きました。「ああ、卓球を続けるんだ」という程度の印象でした。実際、入学後は規定練習が終わると逃げるように帰ってしまうのが常でした。運動能力も高く、頑張れば可能性を秘めているとは思いましたが、いかんせん意欲が低く、何のために桑名くんだりから通っているのかが分からない選手でした。

 そんな彼が変わったのが二年生の夏が過ぎてからでした。あれほど淡泊だった練習に取り組む姿勢が少しずつ変わり、毎日のように遅くまで自主練習に取り組むようになりました。徐々に試合でも力を発揮することができるようになってきましたが、特に彼の力が発揮されるのが団体戦でした。一つ上の先輩たちが強かったこともあり、出番がなかった団体戦でしたが、全国センバツ東海ブロック予選の準決勝のトップで静岡学園のエースに勝ち”切り込み隊長”の座を不動のものにしました。秋田全国センバツでもトップで先取点、そして何と言っても最後のインターハイ予選の高田戦で、相手エースを破る大金星を挙げてくれました。長野インターハイでも当たり前のように得点するなど団体戦では無類の強さを発揮してくれました。

 最後の夏が終わってからも卓球に取り組むテンションは全く下がらず、課題だったバックハンドが面白いように上達しています。個人戦ではなかなか力を発揮できませんでしたが、先月の三重県選手権では一年前には考えられないプレーで強豪選手を連破して3位に入賞しました。3月の東京選手権の出場権をゲットして、最後にして最初の全国大会個人戦出場となります。

 闘志あふれるプレーや練習での集中力とは裏腹に、台から離れるといつも笑顔を絶やさず明るく優しい性格で、後輩たちからも慕われます。卒業後は徳康先生が監督を務める愛知県の大学に進学します。東海学生リーグの二部で足踏みをするチームの救世主としての頑張りが期待されます。

 泰典ならきっとやってくれる、という期待感を持っているのは私だけではないはずです。


2月18日(月)
偶然必然
 冷たい雨が降り続く一日でしたが、夜は意外と寒さは感じませんでした。

 昨日まで大阪選手権が行われ、本校の男子3名、女子5名が参加しましたが、それに出場しない選手たちは愛知県小牧市で行われた「小牧オープン」に参加しました。

 この大会は10年ほど前まで本校の男子が参加していたようで、毎年この時期になると郵便で要項と申込書が届きます。私が男子の部を見るようになって7年目になりますが、今回初めて参加することにしました。

 愛知県の社会人選手を中心に参加していたようですが、本校の最高成績は2年生の権蛇佑輔の準優勝でした。引率してくれた山本先生によると予選リーグから苦戦続きで、途中でセットオールジュースの試合もあったようですが何とか切り抜け、決勝ではクラブチームの選手に敗れたものの「大健闘」と言える充実ぶりだったようです。

 今日は練習を始める前に、力を発揮できなかった大阪選手組と、力を発揮できた権蛇との話をしました。

 もちろん大会のレベルの差はあるのは承知の上ですが、本番の試合で普段の力を発揮するにはそれなりの”準備”が必要です。勝負事に偶然はありません。勝つも負けるも必然です。

 大阪選手権組もそれは承知しているようで、今日の練習は大会翌日の疲れもあったと思いますが引き締まった練習ができました。

2月17日(日)
大阪オープンB
 最終日はシングルス種目の残りが行われました。

 ジュニア女子で勝ち残った吉田礼楽は全日本カデット14歳以下で準優勝のミキハウスJSCの選手と対戦。バック面粒高の相手に対してバックにドライブで粘りチャンスボールをフォアに攻める作戦で臨みました。1セット目こそ相手の変化に戸惑い落としたものの徐々に慣れ、5セット目は一進一退の攻防に。9-9からサービスを生かして振り切り、大きな勝ち星を得ることができました。続くベスト16決定戦では新潟産大付属の中国人留学生と対戦。競り合いが続く好ゲームとなりましたが、1,2セット目をそれぞれ10-9とリードしながらあと一本が遠く万事休す。しかし競った場面でも強気の姿勢を崩さず、内容的には悪くない試合だったと思います。技術的な課題だった台上処理等の細かいプレーに上達の跡が見られ、上位進出選手と比べても見劣りしないようになってきました。

 昨日、一般女子で大活躍の常深亜美と室井まどかは3回戦に挑戦です。室井は同志社大学の選手と対戦。出足こそモタついたものの、徐々に調子を上げて互角の展開に。5セット目は序盤でリードを許すものの8-8で追いつきます。しかしそこで勝ちを意識してしまい3本連取で惜敗。結局その選手は中国電力と十六銀行の選手にも勝ちベスト16入りしました。リズムよくできている時のフォアハンドは決定力もあり高いレベルでも通用することが証明されました。今後は競った場面での判断力を身につけることが課題となります。

 常深は3回戦でアスモの選手と大接戦に。得意のバックハンドドライブで左利きのフォア側を何度も抜き去り、また回転量の多いフォアドライブで相手のミスを誘いました。この試合も大接戦となりましたが、最後まで攻めの姿勢は崩さずに、昨日に引き続き大金星を挙げました。続く大阪経法の中国人留学生には上手く打たされてミスをさせられました。男子のように中陣で粘るプレーは慣れていないせいか凡ミスを繰り返してしまいました。様々な戦型に対して臨機応変に対応する力はまだありませんが、今回の常深はプレーにキレがあり夏ごろの好調時を彷彿とさせました。攻守、両ハンドのバランスの良さが身上ですが、何よりも競っても崩れないメンタルは大きな武器です。

 今回の大阪選手権は吉田、常深、室井の女子三選手が大活躍でした。三人とも徐々にいわゆる”ビッグネーム”に気後れすることがなくなってきています。これも普段の地道な練習で培った技術が試合で出せるようになってきた証です。今後も更に高い技術力を身につけると同時に、実戦を通じて試合運び等を学ぶ必要があります。

 男子は出場した三選手に共通する課題はサービスのコントロールです。特に男子の試合では、サービスが台から出るのか出ないのかは重要なポイントになります。三重県では見逃してもらえるコントロールミスも大きな舞台では命取りとなります。ちょっとしたミスを見逃さずに取り組まなくてはなりません。

 今回の成功も失敗も次の機会に必ず生かしたいと思います。

 最後に、大阪まで応援に駆けつけて下さった保護者の皆様と、女子のベンチに入ってくれた小林美幸さんに心から感謝したいと思います。ありがとうございました!

2月16日(土)
大阪オープンA
 二日目の今日はジュニアシングルス1〜3回戦、一般シングルス1〜2回戦が行われました。

 ジュニア男子シングルス。中3の辻智貴さんは1回戦から出場。緊張から思ったようなプレーができず1-2と追い込まれますが、そこから開き直り持ち前のパワフルなプレーが蘇り逆転勝ち。2回戦はシード選手が棄権となり3回戦へ。肩の力が抜けたプレーで快調に2セットを先取しましたが、3セット目のジュースで三度のマッチポイントを握りながら逆転されると4,5セット目は流れを取り戻すことができずに悔いの残る敗戦となりました。しかし潜在能力の高さは高校入学後の活躍を期待させます。

 古市真暉は高知・明徳義塾の選手と対戦。1セット目は快調なスタートで5-2とリードしますがエッジボールが二本続き一気に挽回され先取されると、そのまま流れを取り戻すことができずストレートでまさかの敗戦。状況に応じて押す、引くを使い分ける”状況判断”が求められます。

 里見一真は全国大会初出場。島根・出雲北陵の選手と対戦。里見のバックハンドに戸惑いリードした1セット目を逆転で失うと、流れは一気に相手側に。3セット目もリードしますが無理に攻めに行くボールがポイントにつながらず逆転され万事休す。正攻法に拘らず独自の道を進むべきです。

 土性祐成は石川・日本航空の中国人留学生と対戦。回転量の多いサービスとドライブは中国人特有のものですが、それに対応するのに時間がかかり過ぎました。2セットを先取された3セット目にようやくリードを奪いますが、チャンスボールをミスして押し切られました。しかしこうやって実戦で様々な経験をすることが何よりもの練習です。

 ジュニア女子シングルス。佐藤綾香は高知・明徳義塾の選手と対戦。ラリーになると主導権を握れるのですが、いかんせんサービス・レシーブで簡単なミスを連発しストレートで敗退。ラリーに至るまでのプレーを見直すことが勝利への近道です。

 松本ゆきみは初戦で高知・土佐女子の強豪選手に勝利。得意のバックハンドを生かして最後まで相手に付け入るスキを与えませんでした。続く2回戦も宮崎・日南学園のエース選手と対戦。序盤は相手のプレーに付いていけませんでしたが、徐々に対応し1セットを返すと4セット目も接戦に。しかし最後は相手のサービスをレシーブできずに涙をのみました。チャンスはありましたがやはり相手のプレーに早く対応できる試合運びが課題です。

 吉田礼楽は初戦で熊本・慶誠の選手に快勝しましたが、2回戦の広島・進徳女子の選手に大苦戦。一気に2セットを連取され追い込まれますが、ここから開き直り徐々に自分のペースに。5セット目も大きくリードして勝利目前でしたが、勝ちを意識し過ぎ嫌な雰囲気に。最後は9本で押し切ったものの苦手の試合運びに課題を残しました。それでも明日の3回戦に駒を進めたところがエースの証です。

 2年生ながら一般女子シングルスにチャレンジの常深亜美は初戦で日本体育大学のレギュラー選手と対戦。出足から快調に飛ばし一気に2セットを連取。3セット目は奪われますが、4セット目は粘って相手のミスを誘い大金星の初戦突破です。続く2回戦も快勝して明日の3回戦進出です。ミスの少ない両ハンドドライブに加えて、難しいボールを丁寧につなげるようになってきました。バランスの良い攻守が高いレベルでのプレーを支えています。

 同じく2年生で一般の部にチャレンジの室井まどかは初戦の天理大学の選手に粘り勝つと、2回戦で石川・遊学館のレギュラー選手と対戦。初戦と違い無駄な力の抜けたプレーで快調にリードを広げます。相手の粘りに苦しみますが勝負の5セット目を一気に離し勝利目前となったところで消極的なプレーとなり挽回されますが最後は押し切り金星を挙げました。表ソフトを使うだけに何と言っても思い切りの良さが要求されます。今日はその思い切りが上手く出せました。

 最終日の明日はジュニア女子の吉田礼楽、一般シングルスの常深亜美、室井まどかが強豪選手にチャレンジです。

2月15日(金)
大阪オープン@
 今日から三日間、大阪府立体育館にて、「第52回大阪国際招待卓球選手権大会」が開催されます。本校からは女子シングルスで常深亜美、室井まどか、女子ダブルスで常深・室井組、ジュニア女子で吉田礼楽、松本ゆきみ、佐藤綾香、ジュニア男子で土性祐成、里見一真、古市真暉が出場します。

 今日は女子ダブルスの常深・室井組が出場しました。1回戦は東北福祉大学のペアです。出足から終始ペースを握り、1セットは取られますが3-1で快勝。続く2回戦では熊本・慶誠高校ペアと対戦。一進一退の攻防の末セットオールになりますが、最後は相手に押し切られ惜敗。悔いの残る試合でした。

 明日は一般シングルス1〜3回戦、ジュニアシングルス1〜2回戦です。少し早めに体育館を後にし、大阪の定宿のホテル中央で明日に備えて英気を養います。

2月14日(木)
年に一度のモテモテ日!
 今年は過去最大の収穫ではないでしょうか。西飯先生+女子部員全員+入学予定中学生+私の居室である保健室の先生+バスケ部マネージャーです。

 ありがとうございました。

 大阪選手権に出場する選手は明日、出発となります。

 今日の男子の練習には昨日と打って変わって大賑わいでした。大阪選手権に出場する卒業生の南さんや三年生も全員顔を揃えて活気のある練習となりました。

 大阪選手権はかつては近畿中心のローカル色の強い大会でしたが、近年は全国からトップレベルの選手が集まるようになりました。

 本校から出場するジュニア男子の土性祐成、里見一真、古市真暉、一般女子の常深亜美、室井まどか、女子ダブルスの常深・室井組、ジュニア女子の吉田礼楽、松本ゆきみ、佐藤綾香らはいずれも初戦から強豪校や有名選手との対戦となります。

 しかし逆に考えると、その初戦に勝てれば一気に注目度はアップします。名前を売る絶好のチャンスと考えるべきです。

 居残り組のことも考えると後ろ髪を引かれる思いですが、選手たちの自覚に期待したいと思います。


2月13日(水)
少人数でも
 午前中は雨でグズつき、肌寒い一日でした。

 水曜日でしたが学校体育館が使えました。しかし三年生は自動車学校等で途中で抜け、美術の補習、頭髪再検査のため散髪などで途中で抜けるものも出て少しさびしい男子の練習でした。

 少人数、といっても9名いたのですが、練習を見ながら現在の2年生が抜ける来年の今頃のことを想像してしまいました。2年生の男子は6名、女子は7名と全部員の過半数を占めます。春には新入部員による増加が見込めますが、恐らく現2年生を超えることはないでしょう。現1年生が男子4名、女子4名であることを考えると、男女それぞれ4台もあれば十分ということになります。

 確かに数が多ければいいというものではありませんが、少なすぎるのも考えものです。

 少人数でも覇気のある練習ができるチーム作りを考えなくてはなりません。

2月12日(火)
卒業する3年生たち@
 今年もこの季節がやってきました。

 本校卓球部員の多くは入学前から入部を希望している選手が多くいますが、宮原亜也加、中村帆住、松田唯の三人は入学式が終わってから入部を希望してきた選手です。

 宮原は”ほぼ初心者”で入部してきた選手です。そういった選手は本校卓球部の取り組み方などを説明すると、ほとんどの場合、「やっぱりやめておきます」と言いますが、彼女は初志を曲げませんでした。足の故障もあり満足いく練習ができない時期もありましたが、最後までやり通しました。

 中村は厳しい塩浜中で鍛えられただけあって地道に練習に取り組みましたが、1年生の夏休み前に交通事故に遭い長期間の離脱を余儀なくされましたが、その後は必死のリハビリと練習に汗を流し徐々に感覚を取り戻しました。粘り強いプレーで最後まで頑張りました。

 松田は持ち前の感覚の良さで早い時期に頭角を現しました。身体能力も高く地区予選で入賞するなど活躍しました。卒業後は保育士を目指して進学する予定です。

 卒業後はそれぞれの道を歩みますが、高校での三年間の経験を生かして活躍してもらいたいと思います。

2月11日(月)
静岡から、白子で
 良く晴れましたが強くて冷たい風の吹く一日でした。

 三連休三日目。

 女子は静岡・浜松学芸にお出でいただきました。朝から一日、ガッツリとゲーム練習をしていただきました。浜松学芸とは年に数回お相手をしていただくので、前回と比較することができるので進歩の度合いを測りやすいと思います。概ね内容、結果とも満足のいくものだったそうです。男子同様ダブルスに光明が見えたようで、団体戦には明るい兆しです。三日連続の練習試合で選手たちも疲れたと思いますがいつでも出来ることではないので、貴重な実戦練習をたくさんやれたのは貴重な経験です。疲れがあっても選手たちは積極的に取り組んだようです。その意欲が何よりです。

 男子は学校体育館での練習でした。卒業生の南さんが来週の大阪国際招待選手権でダブルスを組むパートナーの田中さんと一緒に胸を貸してくれました。お陰で連日の遠征後でしたが、引き締まった練習になりました。

 今週は、金曜日から大阪選手権が開催されます。本校からはジュニア男子で土性祐成、里見一真、古市真暉、一般女子で常深亜美、室井まどか、ジュニア女子で吉田礼楽、松本ゆきみ、佐藤綾香、女子ダブルスで常深・室井組が出場します。また、大阪選手権に出場しない選手たちは県外オープン戦の参加も予定されています。

2月10日(日)
京都へ、静岡へ
 三連休二日目。今日も男女とも練習試合でした。

 女子は京都の名門・華頂女子へ。ピッチの速い両ハンド攻撃が特徴の選手が多かったそうです。全体的には勝ち越したようですが、この手の選手に苦手意識を持っている者は苦戦しました。

 女子の攻撃型の選手は概ね、ピッチの速い攻撃型とドライブを主体とした攻撃型とに二分されます。世界の流れを見るとドライブ型が主流となりつつありますが、速攻系の選手も勝つチャンスは十分あり、特に高校生レベルでは多くいる戦型でもあります。それだけに速攻系の選手の対策は必須ですが、どうしても苦手な選手がいます。速攻系の選手のウイークポイントは難しいボールを威力のあるボールでつなぐのが難しいところです。ということは「いかに難しいボールを打たせるか」がポイントになります。自分が攻めるのは得意だが守備や遅いボールを使うのは苦手、という選手は速攻系の選手とやると苦しくなります。やはり現代の卓球はオールラウンド性が求められます。

 男子は静岡学園へ。東京の東海大菅生との三校合同練習試合でした。静岡学園は両ハンドドライブ主体の”今風”なスタイルが主流です。こちらとしては速さで対抗したいところですが、どうしても大きなラリーに持って行かれると苦しくなります。ネットプレーでは主導権を取れるケースが多いのですが、守備も含めてその後のラリーが課題です。

 選手の個性に応じて様々な戦型が選択できるのが卓球の面白さです。俊敏ではないものの体格に恵まれた選手は力強いボールで勝負できるし、逆ならフットワークを生かした速い攻めで勝負できます。先述の女子と同じですが、オールラウンドなプレーができ、かつ個性を生かしたプレーができるのが理想です。

 男子の収穫はダブルスです。昨日、今日といい試合ができました。組み始めた当初と比べると雲泥の差です。先週の県総合団体で敗れたようにまだ課題はありますが、順調に伸びていると思います。

 男女とも遠征から帰ってきたのは夜の8時を過ぎてからでした。連日の練習試合で疲れもあると思いますが、こういった時が頑張りどきです。

2月9日(土)
岐阜から、岐阜へ
 三連休初日の今日は男女とも練習試合でした。

 女子は岐阜・富田高校を迎えての練習試合。私が赴任してから18年ですが、団体戦で未だに一度も勝てない名門です。わざわざ白子までお出でいただきました。詳細は聞いていませんが後日、紹介したいと思います。

 男子は岐阜・関商工へお邪魔しました。今年から顧問の南谷先生、外部指導者の高田さんの新体制になった関商工ですが、本校と同じ公立高校です。全国大会に出始めたのは昭和63年頃からの新興校ですが、塩谷先生が作られた基礎を、簑島先生、田中先生と受け継がれ現在に至っています。

 昨年末の全国センバツ東海ブロック予選では激戦の末、本校と同様、札幌行きの切符を手にしました。関商工と言えば、「厳しい練習で鍛え上げられた選手」がイメージされますが、代々受け継がれてきたDNAは健在です。本校同様、公立高校にしては恵まれた環境ではありますが、並み居る強豪私学に対抗するには厳しい環境と言わざるを得ません。福井の福井商業、そして関商工には連帯感を感じます。

 外部指導者の高田さんは、私が大学卒業後赴任した愛知県桜丘高校の卒業生です。私が赴任した時に3年生だった高田さんはインターハイダブルス優勝、シングルス準優勝、団体3位のスーパースターでした。その後は音沙汰がなかったのですが、来年関商工に入学する息子さんの関係で試合会場等で顔を合わせるようになりました。今日の練習試合は五分五分の結果でしたが、全体が終わった後に本校選手に、「札幌全国センバツでは是非、ベスト4くらいを目指してほしい」との言葉を頂きました。もちろんリップサービスもあったと思いますが、私は彼の言葉の真意が痛いほどよく分かりました。

 彼は高校時代は全国のトップクラスの選手でしたが、彼を始めとした桜丘の選手と三重県などの地方の選手との力の差はそれほど大きくはありませんでした。私もその「地方の選手」だったので桜丘の選手と地方の選手とを客観的に見ることができました。

 地方の選手の中にも実力のある選手は少なくありません。しかしそれらの選手の多くは、桜丘の選手と対戦すると、「ああ、桜丘には勝てそうもないな」と対戦前から諦めてしまいます。一方の桜丘の選手たちは地方の選手と対戦すると、「ああ、この聞いたことのない選手なら負けそうもないな」と対戦前から自信満々です。実際に試合が始まって数本のプレーが終わると、地方の選手は、「ああ、やっぱり勝てそうもない」と感じ、桜丘の選手は、「ああ、やっぱり負けそうもない」と感じます。その後はその気持ちの差が影響して簡単に終わってしまいます。

 高校生の勝負にはそんな”先入観”が大きく影響します。

 高田さんが伝えてくれた言葉には、「同じ高校生ならそれほど大きな差はないから、やるからには”いっちょう目立ってやるか”という志しで臨むべき」という真意があったと思います。

 様々な経験を経ての言葉ですが、それを地方の高校生に伝えてその気にさせるのは大変です。でもそれが我々の仕事、我々の腕の見せ処だと思います。

 他人の言葉は柳のように受け流し我が道をゆく高校時の高田さんでしたが、二十数年の経験を経た高田さんに教えられた一日でした。

2月8日(金)
明日から三連休
 朝から小雪が舞い散る恐ろしく寒い一日でした。

 前期選抜が終わりましたが、その合否を決める会議で今日も練習に行けませんでした。二日続けて練習を見れないのはめったにないことです。ストレスが溜まります。

 明日から三連休です。

 男女ともこの三連休は練習試合に行く、練習試合に来ていただく、オープン試合に出場するなど実戦練習中心です。

 本校は比較的、練習試合などの機会が多い学校だと思いますが、それだけに選手たちにとっては、「いつもの」という感覚になってしまいがちです。実戦経験が試合で勝つ力を身につける絶好の機会なのは確かですが、「緊張感」が薄くなってしまっては無意味です。

 貴重な経験を生かすためにも「勝った、負けた」で終わらせない意識付けが大切です。

2月7日(木)
前期選抜
 県下一斉に前期選抜検査が行われました。

 本校も普通科、生活創造科ともに競争率約2倍の狭き門を巡っての選抜でした。例年この時期は一年で最も寒い時期だけに、受験生は緊張と相まってガタガタ震えながらの受験ですが、今年から入った空調設備により暖かい教室で作文と面接に臨みました。

 合格発表は来週木曜日です。卓球部入部を希望する中学生も受験したと思います。良い結果が待っていることをお祈りします。

 高校生たちは学校施設が使えないので、男女とも卓球場での練習となりました。西飯先生の指導の下、頑張って取り組んでくれたと思います。

 さて、可愛い後輩たちが合格しているかどうか?春は少しずつ近づいてきています。

2月6日(水)
あれから○年
 昨夜から降り始めた雨は午前中まで降り続きました。

 水曜日ですが学校体育館が使えたので男子はそこでやりました。今日は3年生の三人も参加したので満員御礼。活気のある練習ができました。

 明日は前期選抜です。

 高校生たちは、「あれから1年」、「あれから2年」、「あれから3年」と感慨深げでした。

 本校卓球部を目指してチャレンジする中学3年生たちには、普段の力を出し切ってアピールしてもらいたいと思います。

 どうもこの時期は落ち着いて練習できません。昨日も話した通り、この時期は新シーズンに向けての大切な時期です。選手たちの気持ちが緩まないか気が気ではありませんが、こんな時こそ「やらされている練習」と「自分のためにやる練習」との差ができる時です。

 信じるしかありません。

 明日も選手たち主導の練習です。

2月5日(火)
実は大切な
 肌寒い一日でした。今日から通常業務に戻りました。

 たった二日振りでしたが、選手たちには久しぶりに会う感じがしました。

 再来週の大阪選手権や3月中旬の東京選手権に出場する選手以外は、ここからしばらく大きな大会がありません。選手たちには、「この時期だからこそ、やれること、やらなければならないことがあるはず」と話をしました。

 大会直前になってから焦ってバタバタしても手遅れです。実はこの時期の取り組み方が新シーズンから始まるインターハイ予選の方向性を決定づけます。

 選手たちにはピンとこないでしょうが、これだけは徹底して伝えたと思います。

2月4日(月)
大往生
 朝から愚図つく雨空の一日でした。

 一昨日の朝、妻の父である義父が亡くなりました。安らかに苦しむこともない82歳の大往生でした。

 私が結婚したのは20年前。その時すでに還暦を過ぎていた義父は元競輪選手でしたが、還暦直前の57歳まで現役で走っていたそうなので、私が結婚する5年前まで走っていたことになります。競輪について私はそれほど詳しくないのですが、競輪という競技はただ単に走るだけでなく、「先行」や「後追い」などの駆け引きや、出身地などをもとにした団体戦のような側面のある競技で、「ヨーイドンで走って速い者が勝ち」といった単純なものではないようです。しかし比較的選手寿命の長い競輪選手でも50代後半となるとそう多くはなかったそうです。

 アスリートとしてこのように第一線で活躍する義父だったので、私は密かに尊敬の念を抱いていました。しかし口数も少なく、話す機会もあまりなかったこともあり選手としての話を聞くことができなかったことが心残りです。

 いつも黙々と厳しい練習に取り組み、幾度となく落車による大怪我も経験したそうです。天国でゆっくり休んでもらい、いずれプロ選手の極意を聞いてみたいと思います。

2月3日(日)
県団体戦
 今年で第二回の理事長杯争奪三重県団体選手権が県営体育館にて開催されました。本校からは男女2チームずつがエントリーしました。

 女子は昨年同様、実業団・エクセディが出場していないこともあり、常深・吉田・室井・大西を中心とする白子Aチームが優勝。決勝は松本・佐藤・芥・山岸を中心とする白子Bチームとの対戦でした。今ひとつ盛り上がりを欠く女子の部ですが仕方ないのでしょうか。エクセディからしたら高校生相手に勝つと分かっている試合に出場する意義が見いだせないのかも知れませんが…。

 男子はあっさり敗れた昨年からすると”躍進”の、白子A(岡田天志・権蛇・土性・古市ら)が準優勝、白子B(岡田泰典・住田・里見・楠井)が第三位でした。その白子ABが敗れたのが「白子OBチーム」でした。卒業生の南翔太郎さん、森雅幸さん、後藤宏幸さん、堀木賢一さんのOBチームは、決勝で苦戦しながらも最後は貫録勝ちだったようです。高校生たちもまだまだ修行が足らない、といったところでしょうか。

 私は身内に不幸があり見ることができませんでしたが、後日確認して反省材料にしようと思います。


2月2日(土)
辻岡亜沙さんご結婚
 一晩降り続いた雨も上がり、昼前には太陽も出てきました。

 高校生たちは明日に控えた理事長杯三重県団体選手権に向けて練習でした。

 私は午後から、本校卓球部を平成17年度に卒業した辻岡亜沙さんの結婚式に出席させていただきました。

 辻岡亜沙さんは地元白子出身で、中学3年生の時の全中県予選で優勝し本校に入学してきました。入学後も1年生から主力選手として活躍し、2,3年生時には三重県少年女子が国体で二年連続ベスト8入りする原動力となりました。高校卒業後は龍谷大学へと進学。関西学生で活躍した後、現在に至るまで第三銀行で勤務する傍らクラブチームで卓球も続け、昨年11月の東海選手権でランクインするなど、忙しい中で時間を見つけて高校生たちに胸を貸して下さいました。

 私もこの仕事を長くやっていますが、彼女ほど手のかからなかった選手はいません。普段の練習を常に100%の集中力で臨み、抜群の勝負強さでクロスゲームをモノにしてきました。彼女で印象的なのが、大きな試合が終わると次の試合に向けて反省と課題を話し合いますが、「次の試合までには○○が出来るようになろう」と話すと、その日から毎日欠かさずその課題に取り組み、次の試合ではその技術を大切な場面で使い成功させるということです。反省や課題を口にするのは簡単ですが、出来ないことや上手くいかないことを克服するのは簡単ではありません。ましてや次の試合までという短期間にマスターして試合の大切な場面で使って成功させるのは並大抵のことではありません。考える力、それを実行する根気、そしてそれを使って成功させる強い意志と勇気。それら全てが備わっていないとできないことです。

 彼女のような選手ばかりなら指導者も楽なものです。しかし後にも先にも彼女を超える取り組みができる選手はいません。

 新郎の竹内さんとはやはり卓球を通じて知り合ったそうです。竹内さんは神戸大学、大学院を卒業し日本生命に勤めるエリートサラリーマンです。本校や卓球場にも何度か来ていただき、高校生たちも相手をしていただきましたが、粘り強さと頭脳的なカットの技術は一級品です。いつも穏やかな表情で話をされる様子を見ると、同じく穏やかで頑張り屋の辻岡さんとよく似た性格のように思います。

 今後も共通の趣味である卓球で顔を合わせる機会はありそうです。また宜しくお願いします、そして末永くお幸せに!

※写真は竹内さん、辻岡さん、後列は左から卒業生の河口梨沙さん、一村有加里さん、私、西村(旧姓上野)妥佳さん、姉の辻岡亜耶さん

2月1日(金)
独り立ち
 朝から曇り空でしたが、天気予報通り夜になってから雨が降ってきました。

 月曜日から続いていた3年生の卒業テストは今日が最終日です。テスト後はクラスマッチでストレス発散でした。

 明日からは3月1日の卒業式まで、3回ほどの登校日を除いて「自宅学習」となります。男子の岡田理志、岡田天志、岡田泰典、女子の坂口緑は相変わらず後輩たちと同じ練習に汗を流しています。最近は自分たちのプレーだけでなく、積極的に後輩たちにアドバイスをしてくれるので助かります。後輩たちも「リアルなアドバイス」に素直に耳を傾けます。

 今日は、テスト期間中で早めに上がっていた3年生が夜間練習の最後までフル参戦してくれたので、最近物足りなさを感じていた1,2年生の上位陣もピリッと引き締まった練習ができました。

 3年生も卒業後のことを考えて独り立ちができるようにしなければなりませんが、1,2年生も数週間後には3年生の力を借りずに雰囲気を作らなければなりません。

 先輩は後輩離れを、後輩は先輩離れをする季節です。