白卓日記 ‘12   9月  前月へ! 次月へ!    
9月30日(日)
岐阜国体A
 昼前から降り始めた雨でしたが、夕方には大雨に。台風が真横を通り過ぎましたが、思ったよりも風は強くなく20時過ぎにはすっかり静かになりました。

 9時から始まった卓球競技の開会式でしたが、式後に予定されていた高校生による太鼓のアトラクションが中止されたり、補助員として審判などで運営に当たる予定の高校生が来られなかったりと、随所で台風の影響を受けました。しかし試合進行には支障はなくスムーズに運営されました。
 今日の少年女子は16時半から優勝候補の福岡県と対戦。

 トップは吉田礼楽がインターハイチャンピオンに挑戦。緊張からガチガチのスタートでしたが相手のミスも多くポイントは競りました。緊張がほぐれてきた3セット目は9本まで迫りましたがレシーブが甘くなりストレートで敗れました。

 二番は佐藤優衣さん。相手はインターハイ2位の選手です。吉田同様1セット目は固くなって凡ミスを連発しましたが、リズムが良くなってきた2セット目からは一方的なペースに。巧みなサービスと的確な判断力でペースを握り、3-1で快勝です。

 三番は常深亜美。相手は昨年のインターハイで2位になった中国人留学生です。しかし常深も緊張で…。ラブオールからの1本目をサービスミスすると何もできないまま1セット目を失います。徐々に冷静さを取り戻すとポイントも競るようになってきます。3セット目はジュースまで迫りましたが一歩及ばず。

 1-2と追い込まれた四番は再び佐藤さん。相手はインターハイチャンピオン。小学校の頃から勝ったり負けたりを繰り返してきたライバルです。スタートダッシュには失敗しましたが徐々にペースを取り戻し、最後は狙い通りの展開に持ち込み幸先良く先取。続く2セット目も競り合いになりますが、ここもジュースからの判断力が冴え2-0と願ってもない展開に。出足からリードを許した3セット目は落としますが、4セット目は逆に素晴らしいスタートダッシュで攻守とも冴えに冴え3-1で勝利。

 ラストは吉田です。多少きごちないものの相手も緊張が見え、1試合目に比べると積極的に試合を進めます。2セット目になると好プレーも見られるようになってきました。中盤からリードを広げ、10-8とリード。このセットを取れば面白い展開になりそうです。しかしここで勝ちを意識して相手のサービスで追いつかれると一気に押し切られ0-2と後がなくなりました。必死で食い下がる3セット目もジュースになりますが、ここでも思い切れずに万事休す。

 三人とも緊張で固くなり思った通りのプレーができない場面が多くありましたが、佐藤さんはさすがでした。インターハイ1位、2位を倒し実力を見せつけました。敗れはしましたが吉田と常深には最高の経験ができたと思います。リズムに乗った場面ではラリー戦で互角に近いプレーもできた半面、サービスやレシーブなど細かいプレーは圧倒的な差があったと言わざるを得ません。しかしこれも実際にプレーしたから実感できることです。

 明日は予選リーグ2戦目、奈良県との試合です。佐藤さんの二点は期待できるものの、残りの一点は二人で奪い取らなければなりません。挑戦者としての強気なプレーを期待します。

9月29日(土)
岐阜国体@
 朝から曇り空の岐阜でしたが、予定通り総合開会式が行われました。

 選手たちも卓球だけの屋内での開会式は経験があるものの、他種目と合同の屋外での開会式は初めてだったと思います。朝から一日かかった開会式は疲れたと思いますが、貴重な経験になったことでしょう。

 以前の国体では総合開会式の日は全ての練習会場が閉鎖され、試合の前日なのに練習ができない有様でしたが、改善されて今日も夕方から19時過ぎまで練習ができました。

 静岡で指導者講習会に参加していた西飯先生も18時過ぎに新幹線で岐阜羽島駅に到着されました。

 明日は9時から卓球の開会式、少年女子の予選リーグ第一試合は16時半から福岡との対戦が予定されています。福岡は8月のインターハイでシングルスの1位2位の選手と、昨年のインターハイシングルス2位の中国人留学生を擁する優勝候補筆頭です。相手にとって不足はない…、いや、厳しすぎる初戦ですが、やるからには必死で立ち向かいたいと思います。

9月28日(金)
岐阜へ出発
 文化祭の二日目ですが岐阜国体へ出発です。

 国体に出場する常深亜美と吉田礼楽は文化祭二日目は楽しむことができませんでしたが、東海ブロック予選を1位で通過して手に入れた代表権です。国体を十分に堪能して結果を出して満足してもらいたいと思います。

 白子駅で八木さんと、岐阜で東京から来た佐藤優衣さんと合流しましたが、監督の西飯先生は明日、静岡で行なわれる指導者講習会に参加した後、岐阜で合流です。

 今日から来週水曜日までの長丁場です。コンディションに気を配ってベストのパフォーマンスができるようにしたいと思います。

 さて、一方で私も西飯先生も今日から六日間不在となるので、白子に残してきた選手たちのことが気がかりです。

 気候的にもずいぶん涼しくなり湿気もなくなってきました。中間テストまでも間があり絶好の練習日和です。選手たちの自覚と協力で頑張っていい練習をしてもらいたいと思います。

9月27日(木)
文化祭
 気持ちよく晴れた今日は文化祭初日でした。

 今日は学校体育館でステージ企画が催されました。

 劇、ダンス、合唱、ブラスバンドの演奏、生活創造科のファッションショー、着物の着付け等々。どのクラス、クラブも一切手抜きなしでした。

 クラスの企画はついつい卓球部員を探してしまいます。

 岡田天志、住田昂樹、里見一真、土性祐成、権蛇佑輔、佐藤響、今村天らは各クラスに分かれてダンスを披露していましたが、なかなかのものでした。特に里見のバック転には場内から大歓声を浴びていました。

 午前中にステージ企画、午後からは明日の展示・模擬店準備とフル活動でしたが、練習は通常通り夕方、夜間と実施しました。

 疲れもあって集中力が欠けるかな、と心配していましたが最後まで良い練習ができました。

 楽しむところは楽しむ、頑張るところは頑張る。いいと思います。

9月26日(水)
本番モード
 朝からよく晴れた一日でした。

 明日から文化祭。明日は体育館でのステージ企画、明後日は飲食模擬店やクラス展示企画となります。

 ここのところ準備で多くの選手が練習に遅れてきます。三年生は飲食模擬店をするところが多いのですが作り置きはできないので、準備は前日である明日だけです。おかげで三年生は練習に遅れることはほとんどなく、後輩たちとガッツリと練習をしてくれるので助かります。

 国体に出場する女子の常深と吉田は文化祭で浮かれている校内の雰囲気とは裏腹に、男子選手とゲーム練習なども行ない本番モードです。全国から32都道府県が集まる少年女子ですが超エースの佐藤優衣さんがいるだけに、本校の二人がポイントを挙げれば強豪チームに勝つチャンスも十分にあります。明後日出発です。

9月25日(火)
浜寺AC来場
 午後からは良く晴れましたが秋でした。

 今週の木・金曜日に開催される文化祭のため、今日から学校体育館は使えなくなりました。男子はミーティングの後、鈴鹿市体育館の一般開放を利用しました。

 今日は大阪の「浜寺アスリート倶楽部(AC)」の小中学生の選手が来場しました。

 浜寺ACは、私が愛知県の桜丘高校に勤務していた時の選手だった新井周さんが指導するクラブチームです。新井さんは中国からの留学生でインターハイシングルスチャンピオンになり、埼玉工業大学、グランプリを経て日本に帰化。全日本社会人単複優勝、全日本ミックスダブルス優勝、シングルス準優勝などの輝かしい戦績を残し、二度の世界選手権代表、アテネオリンピック出場など日本を代表する選手でした。

 中国から帰化した選手はたくさんいますが、新井さんは吉田海偉選手同様、「日本で強くなった選手」です。15歳で来日したばかりの頃は体も小さく、強い日本人になかなか勝てずに苦労しましたが、プライドばかり高い多くの留学生と違い、地道に一生懸命練習に取り組む姿勢は仲間たちの信頼を得るのに十分なものでした。

 人懐っこく他人に気を遣うことができる彼の性格は、今でも変わっていません。

 今日は彼が指導する中学生の女子1名と、自分の長男も含めた小学生の男子2名を連れてきてくれました。いずれの選手もしっかりとした基礎技術を持っており将来性豊かです。週に六日、平日は一日3時間、休日は朝から一日ガッツリと練習するそうです。このあたりも彼の卓球に対する真摯な姿勢が表れているところです。

 今日は中学生がテスト前で人数が少なかったこともあり高校生との練習となりましたが、今後また機会を見つけて交流したいと思います。

 周、ありがとう!また来てね!

9月24日(月)
時間の使い方
 最高気温が28℃。しかも湿度が低く全く暑さを感じませんでした。ついに秋がやってきました。

 大きな試合の後にはミーティングをするのですが、木曜日から始まる文化祭の準備で集まりが悪くできませんでした。

 16時過ぎの男子の練習開始時に集まったのは三年生の3名、1年生の2名だけで、21時を過ぎても終わらないクラスもありました。

 ”鉄は熱いうちに打て”という言葉がありますが、時間が経つと記憶も薄れて心に響かなくなります。

 色々と考えていたのに肩透かしを食った感じです。

 勉強も部活動も文化祭の準備も時間の使い方が大切だと思います。必要最低限の時間で中身の濃い活動ができるようになって初めて結果につながります。

 長い時間ダラダラとやることが肯定されているようではステップアップは望めません。

9月23日(日)
全日本J予選A
 ベスト8からのリーグ戦が行われました。

 女子は吉田礼楽、松本ゆきみ、佐藤綾香が参戦。

 優勝は全勝で吉田。今年1月の学年別大会以来の優勝です。ミスの少ない威力のある両ハンドドライブに加え、決して楽な試合ばかりではありませんでしたが、今日は苦しい場面でも慌てることのないメンタル面が光りました。長野インターハイシングルスでの活躍は記憶に新しいところですが、昨年度の全日本ジュニアで2回戦に進んだ記録の更新を狙います。3位と4位の星が並び混戦になった3つ目のイスは松本が手に入れました。同士討ちでは勝てませんでしたが、他校の選手との対戦は4勝1敗と大きく勝ち越しました。バックハンドでチャンスを作ってフォアハンドで決めるプレーのミスが少なかったのが勝因です。フォアハンドのドライブなどプレーの幅が広がれば更に勝てるようになるはずです。惜しかったのは佐藤でした。最終的には5位でしたが、3位との差は1勝でした。サービスには定評があるのでフォアハンドの決定力が増せば次のチャンスを生かすことができるはずです。

 男子は土性祐成、里見一真、古市真暉、平井陸の4名が、21クラブからは辻智貴さん、宮本春樹さんが参戦。

 優勝は全勝で古市。8月の高校選手権以来、県内の公式戦では負けていません。全勝同士の最終戦で宮本さんに2-0から追いつかれる苦しい展開でしたが、最後まで攻めの姿勢は変わらずジュースで振り切りました。決定球を足を使ってフォアハンドで仕留める技術的な進歩もさることながら、苦しい場面でも我慢してチャンスが来るのを待てるようになったメンタル面での進歩が大きいと思います。2位は中学1年生の宮本さん。柔らかい両ハンドドライブだけでなくブロックなどの守備的な技術も抜群です。メンタル面が安定してくれば日本のトップクラスを狙える逸材です。女子同様混戦の3位争いを抜け出したのは土性でした。3位から5位が4勝で並び、3人の対戦成績も1勝1敗で五分。セット数も同じとなりポイント計算に。4位の選手との差はわずか2ポイント。つまり土性が1点少なければ4位になった選手と同ポイントとなっていましたが、その選手との対戦は負けていたので順位は逆になっていました。ここのところメキメキ力を付けていたので期待はしていましたが、タイミングの早い両ハンドドライブは男子でも異質です。この個性を更に磨いてもらいたいと思います。その土性と並んだ一人が平井でした。同士討ちを1勝2敗と負け越しての後半戦で激しく追い上げ並びましたがポイント差4。代表にあと2点届きませんでした。しかし昨日の試合同様、巧みなサービスと柔らかい守備、そして折を見て放たれるフォアハンドは今後も上位をうかがえる技術です。継続した努力ができるようになれば大化けもあります。里見は7位に沈みましたが正攻法のみだったプレーに”引く”ボールが加わり新境地を開拓しました。まだまだ判断ミスは出るもののマスターできれば面白くなりそうです。辻さんは8位に終わりました。夏休み中は毎日のように高校生との練習に加わり飛躍的に力を付けましたが、学校が始まってからの練習不足は否めず、特に細かいプレーの微妙な感覚が失われてしまいました。しかし時折見せるパワフルなプレーは出場選手中ダントツの1位です。潜在能力の高さを生かすには高校入学までの残り半年がカギとなります。

 昨日のトーナメント戦で敗れた選手の中には納得のいかないプレーができず悔しい負け方をした選手も多くいましたが、一夜明けた今日は気持ちを切り替えチームメイトのサポートに全力を尽くす姿を見て安心しました。この当たり前のことが当たり前にできるようになったことが進歩です。自分のことだけを考えれば、昨日の今日で他人のために骨を惜しまず動くことは大きな精神的負担です。全員の課題である”我慢”が試された今日ですが、最初の一試合目から21クラブの中学生の試合に大声で応援するのを見て頼もしく感じました。次は自分が主役となって活躍することを目標に頑張ってもらいたいと思います。

 また今回も多くの保護者の方々、今日に関してはご自分のお子さまが出場していないにもかかわらず朝早くから遠くまで応援に駆けつけて下さった保護者の方々に心より御礼申し上げます。

9月22日(土)
全日本J予選@
 伊勢の県営競技場体育館で高校2年生以下のチャンピオンを決める全日本選手権ジュニアの部三重県予選会が行われました。

 今日はトーナメント戦でベスト8まで決めました。

 男子で勝ち残ったのは土性祐成A、里見一真A、古市真暉@、平井陸@、そして卓球場関係では21クラブの辻智貴(中3)さん、宮本春樹(中1)さん。

 土性は16決定戦で21クラブの口地輝季(中1)さんにセットオールの大接戦を切り抜けると、8決定は力みの抜けた好プレーを随所に見せて快勝。里見は16決定戦で8月の高校選手権で敗れた選手にセットオールでリベンジ。8決定では注目の全日本ホープス8の選手に対し前陣を死守した作戦勝ちで、ここのところの不振を脱する活躍。古市は集中力の高いプレーでスキなく万全の勝利。男子の今日のMVPは平井でした。8決定でインターハイシングルス2位通過の選手に終始積極的かつ冷静なプレーでストレート勝ち。この選手には8月の高校選手権で完敗していただけに対策が光りました。いつもなら勝ちを意識してしまう後半も今日は落ち着いていました。辻さんは持ち前のパワフルさに加え細かいプレーもマスターしつつあります。得意のカット打ちで8決定も文句なしでした。中学1年生ながら優勝候補の宮本さんは大苦戦。受け身になったところを付け込まれ1-2の4セット目をジュースにされ”あわや”となり、以前なら簡単に押し切られるところを踏ん張って切り抜けると5セット目は完勝でした。その他では今村天Aが32入りし実質初のポイントゲット。

 女子は吉田礼楽A、松本ゆきみA、佐藤綾香Aの三人が勝ち残りました。

 女子はサブ体育館でやっていたので、私が駆けつけた時には終わりがけでした。通過した三人は危なげなかったようですが、インターハイシングルス予選、国体予選、高校選手権と3大会連続して優勝していた常深亜美が敗れる波乱がありました。いつもより無理して攻めるプレーは冷静さを欠いていました。9月に入って故障したことが影響したのでしょうか。その他も決定戦で敗れる選手が相次ぎました。室井まどかはセットオールジュースで、芥佳子は1-3で、大西真由はセットオールで敗れました。負の連鎖が伝染したような負け方は、女子では久し振りに見ました。西飯先生が指導者講習会で不在でしたがそれは言い訳になりません。早急に立て直しが必要です。

 明日は8人によるリーグ戦です。上位3名が全日本選手権大会に、上位6名が大阪国際招待卓球選手権大会に出場できます。

9月21日(金)
結団式
 日中に直射日光に当たると暑いのですが、日陰に入ると秋です。

 今日は午後から来週から始まる岐阜国体の三重県選手団監督会議に西飯先生の代理で行ってきました。その後の結団式・壮行会では少年女子で代表になった常深亜美と吉田礼楽も合流して各種目の代表とともに鈴木英敬知事らの激励を受けました。

 壮行会が終わり選手団が会場から退場する際、知事ら役員が出口に並んで拍手で送りだされるのですが、常深と吉田に、「知事の横を通る時に握手をしてきたら?」と半分冗談で言ったら、本当に二人とも握手を求めに行ったのでビックリしてしまいました。知事もちょっと驚いた様子でしたが嬉しそうに握手をしてくれていました。彼女らの積極性と神経の太さに敬意を表したいと思います。

 壮行会から帰ってすぐに体育館に行きましたが、昨日と違って覇気のある雰囲気でできたと思います。内心は不安もあるでしょうが、それを我慢しているうちに気持ちも前向きになってくるものです。

 選手らの表情も明るく、これなら明日も大丈夫だと思います。

 会場は伊勢の県営競技場体育館です。明日はトーナメント戦でベスト8まで決めて、明後日は8人でリーグ戦が行われます。

9月20日(木)
逃げずに
 良く晴れましたが湿度が低いせいか過ごしやすい一日でした。

 全日本ジュニア予選が明後日に迫ってきました。

 重要な試合だけに選手たちの思い入れもひとしおです。しかし試合前の不安な気持ちは本校の選手も世界のトップ選手も同じです。

 どれだけ一生懸命準備をしてきても、いや、一生懸命準備をすればするほど日が迫るとチョッとしたことが気になります。焦りが焦りを呼び、どんどん不安な気持ちになって心も体も重くなってしまいます。

 男子の選手たちに話をしましたが、焦りや不安から逃げたい気持ちはよく分かりますが結局、逃げたりごまかしたりしても何の解決にもなりません。

 勇気をもって不安や焦りに立ち向かう。

 これしかないと思います。それでも調子は上がらないかもしれませんが、いざ本番となった時に開き直れるのは事前の練習で逃げなかった選手だけです。

 言葉にするのは簡単ですが大変なのは痛いほどよく分かります。でも、逃げて逃げて後悔することだけは避けてほしいと思います。

 明日が最後の練習ですが、逃げずに立ち向かえば卓球の神様は見捨てることはないと思います。

9月19日(水)
生の声
 不安定な天気が続いていましたが、今日は一転して快晴でした。

 昨年度、専修大学に進学した小川翔さんが大学の先輩の卯木さんと一緒に練習に来てくれました。

 小川さんは1年生の時からインターハイに出場し、本校の主力選手として三年間頑張ってくれた選手です。高校入学時から熱望していた名門の専修大学に入学でき、夢と希望を持って日々取り組んでくれています。とは言っても関東学生リーグ一部の上位で活躍する名門だけに、春季リーグは15人のベンチ入りメンバーに選ばれたものの、秋季リーグは外れてしまいました。全日本学生予選ではダブルスで同級生期待の星である厚谷選手とペアを組み突破したそうですが、2年生と同級生でレギュラーとして活躍する選手が多い現状を見ると、よほど奮起しないとリーグ戦出場はおろかベンチ入りさえままならない状況です。

 ただ、高校入学時もなかなか結果が出せずにモタついたものの、中盤からの追い込みは凄まじかったことを考えると、そろそろ頑張ってくれると期待しています。

 先輩の卯木さんはバックハンドの技術が素晴らしく、そのコツを色々と教えてもらいました。やはり最新の技術はそれを使いこなす現役の選手の生の声を聞くのがいちばんです。二年生の権蛇が直接指導を受けていましたが、私もこっそり聞かせてもらったので、私なりに噛み砕いて選手たちに還元しようと思います。

9月18日(火)
新旧対決
 土砂降りの豪雨が続いたと思ったらピタッと止む。一日中その繰り返しでした。

 夕方には北勢地区に避難勧告が出た地域もあり、学校で練習していた男子は至急帰宅するよう指示がありました。

 今日は全日本ジュニア予選の組み合わせ会議がありました。

 以前は高校生と小中学生のレベルにはある程度の差があったので組み合わせにもそれほど神経を遣う必要がありませんでしたが、三重県に限らず卓球の「アーリースポーツ化」(低年齢時から競技を始める)により、「チョッとできる小中学生」とは言えなくなってきました。

 そこで今年から、三重県のジュニアポイントランキング制度(JPR)でも、以前にはなかった「小学生の県外試合の結果もポイント化する」ことにしました。

 21クラブの辻智貴さんや宮本春樹さんら、高校生の存在を脅かす小中学生がJPRの8位以内の半数を占めます。

 この小学生の県外試合にポイントをつけることによって、毎年全日本ジュニア予選と三重県選手権ジュニアの部で頭を悩ませていた”強い小学生”の組み合わせをシステム化することができました。

 上記の小中学生の力を客観的に見ても、JPRの順位はほぼこの力通りの順位になっていると自負しています。

 高校生が意地を見せて”ジュニアの部”の牙城を守るか、小中学生がヤングジェネレーションの力を見せるか。

 当事者である私は気が気ではありませんが、客観的に見ると面白い試合になりそうです。

9月17日(月)
後藤杯B
 三日目の今日はシングルス4回戦から決勝までが行われました。

 本校で唯一勝ち残っていたジュニア女子の吉田礼楽がベスト8決定戦に臨みました。相手は富田高校の選手。幸先よく1セットを先取した後の2セット目は大きくリードされたにも関わらず、積極的に攻めて逆転勝ちして願ってもない2-0リード。しかし3セット目は開き直った相手に合わせたような試合展開になり、流れは一気に相手側へ。それでも2-1とアドバンテージを握っているのですが雰囲気は負けているようになってしまい4,5セット目も一方的な展開になり、まさかの逆転負けを喫しました。

 技術的には五分なのですが、課題の「試合運び」がまだまだです。リードしている時、リードされている時、競っている時。流れを読んで自分の心をコントロールすることは、経験が少ないととても難しいと思います。目の前のボールを打つことだけでも精一杯なのに「試合の流れを読め」と言われても困るのも無理はありません。しかしこれを克服しないと県外大会で上位を狙うのは難しくなってしまいます。やはり日頃から一生懸命プラス”試合の流れを読み、自分の心をコントロールする”習慣をつけなければなりません。

 ほとんどの選手が初戦で敗れた7月の中部日本ジュニアからすると、男女とも全体のレベルの底上げはできたと思います。夏休みの練習の成果です。この勢いを来週の全日本ジュニア予選につなげてもらいたいと思います。

9月16日(日)
後藤杯A
 昨日から一転、恐ろしく天気の良い朝でした。

 後藤杯二日目の今日は男女シングルス、男女ジュニアシングルスの3回戦までが行われました。

 ジュニア女子。佐藤綾香Aは浜松東の選手との激戦を制し1回戦を突破しましたが2回戦で敗退。以前のようにしゃがみ込みサービスに依存せずラリー戦で粘り強く戦えたのは収穫です。室井まどかAは1回戦でセットオールで敗退。上手くいかない時に開き直れないのでリズムが取り戻せません。地道にやればいつか突然、開き直れるようになるはずです。武馬明穂@は初戦を0-2からの逆転勝ち。2回戦は富田(岐阜)の選手に敗れましたが、競った場面でも冷静さを保てる稀有な存在です。技術が向上すれば面白い選手です。芥佳子Aは長野の選手に勝ち、高蔵(愛知)のカット選手とセットオール促進の激戦の末敗れました。攻撃を多く取り入れる新しいスタイルにチャレンジしている彼女ですが、試合でようやく得点に結びつくようになってきました。山岸芽以@は初戦敗退。競り合いになったのですがテンションが上がりすぎて無理なボールに手を出してしまいました。強気と無茶は紙一重です。頭の中はクールにいかなければなりません。常深亜美Aは1,2回戦は完勝でしたが3回戦で県岐商の選手に完敗でした。安定感のある両ハンドドライブが武器ですが、ここから上にいくには次の一手が必要です。松本ゆきみAは1回戦を勝った後、今回の目標にしていた2回戦も突破。3回戦はバック対バックで先に仕掛けられ敗れました。得意のバックハンドが効かない相手にどうするか?大西真由@は1回戦勝利の後の2回戦で敗退。サービスは良くなっているもののフォアハンドの連打ができません。リズムよくフォア連打ができるようになるまで練習あるのみです。そしてチームで唯一、最終日に勝ち残ったのは吉田礼楽A。2,3回戦を問題なく勝ち上がりました。明日の初戦、富田高校の選手に勝てばベスト8です。ピッチの速い相手にどこまで迫れるか楽しみです。

 一般女子に本校から唯一出場の坂口緑B。大学生とセットオールの激戦になりましたが一歩及ばず惜敗。良くきれたフォアカットで相手を苦しめましたが、チャンスボールを攻めきれず粘り負けてしまいました。

 ジュニア男子。土性祐成Aは固くなった初戦を突破すると2回戦の杜若のエース選手には好プレーを連発。打点の早いキレの良いプレーで会場を沸かせました。もう少し緩急をつけられるようになれば高いレベルでも勝てるはずです。住田昂樹Aは初戦を素晴らしい攻守で快勝しましたが、名電の選手には完敗。随分早いピッチでプレーできるようになりましたがまだチャレンジしないといけません。古市真暉@は木更津総合の選手に快勝。しかし杜若の選手に1-2の6-10から驚異的な挽回でセットオールに持ち込みましたが、最後は9本で万事休す。先手を取るも固いブロックを打ち抜くことができませんでした。決定球のコース取りなど課題は明確になりました。地道な努力で少しずつ改善されつつあるプレースタイルです。次回に期待しましょう。平井陸@は上宮(大阪)の選手に初戦敗退。相手の巧みなサービスを最後までレシーブできませんでしたが、それよりも自らのサービスがことごとく台から出てしまうのは問題です。一番地味で一番面白みに欠けるサービス練習ですが、それを根気よく取り組むようになれば全てが明るく開けてきます。里見一真Aは初戦の2回戦を完勝すると杜若の選手と対戦。徹底してフォア前を攻められ1-3で敗れました。緩急をつけられるようになってきています。もう一息です。権蛇佑輔Aは初戦で岐阜の選手に惜敗。決して無理をせず全体のバランスが良い彼ですが、今回は強引に行き過ぎました。

 一般男子には岡田理志Aと岡田天志Bが出場。理志は1回戦で粘り強い静岡の選手と対戦し苦戦しましたが何とか振り切って2回戦へ。愛工大の強烈なボールの威力の選手に押されっぱなしの完敗でした。大学に行くと彼よりパワーのある選手はたくさんいます。ボールの速さよりピッチの速さを追及するべきか。天志は初戦で30分以上待たされた末、不戦勝。続く2回戦のシード選手が棄権したので一気に3回戦まで進みます。朝から準備していましたが結局初戦開始は18時過ぎ。気持ちの持って行き方が難しい一日になってしまいました。しかし後輩たちのベンチに入ってくれるなどこちらはずいぶん助かりました。

 やはりレベルの高いこの試合では2回戦が大きな壁になります。技術的には明らかに上達している本校の選手たちですが、試合時の駆け引きや心理戦などはまだまだ経験不足です。今回のような経験を糧にして次のチャンスに臨んでんもらいたいと思います。

 また今回も多くの保護者の方々がアツい応援を送って下さいました。ありがとうございました!

9月15日(土)
後藤杯@
 朝からぐずついた天気。時折、激しく降る雨でした。

 今日から三日間、愛知県体育館にて「第41回後藤杯(名古屋オープン)」が開催されます。かつては東海地方のローカル試合だったこの大会も、今や全国から選手が集まる大会になりました。

 初日の今日は男女ダブルス4回戦までが行われました。

 本校から出場したのは男子2組、女子5組。

 男子の岡田理志B・岡田天志B組は岐阜・冨田高校の中国人留学生を擁するペアを激戦の末、3-2で降しました。また、権蛇佑輔A・土性祐成A組も静岡・清水国際高校ペアを倒し初戦を突破しました。続く2回戦で岡田組はトヨタ自動車の浅野先輩ペアに1-3で、権蛇・土性組は遊学館ペアに1-3で敗れましたが、継続してダブルスを練習している成果が出ました。

 女子はいずれも2回戦から出場。山岸芽以@・武馬明穂@組、佐藤綾香A・松本ゆきみA組、吉田礼楽A・大西真由@組は初戦敗退。常深亜美A・室井まどかA組と坂口緑B・芥佳子A組は不戦勝で3回戦に進みましたが、常深・室井組は大正大学ペアに1-1の3セット目をジュースで落としたのが痛く1-3で敗退。坂口・芥組も富田高校ペアに坂口のコースワーク良く1セットを先取するもののカットのボールに慣れた相手ペアにじっくりと攻められて逆転されました。

 男女ともダブルスの練習はインターハイ以降も継続してやっています。結果はともかくその成果は出せていたと思います。

 明日はジュニア、一般シングルスです。

9月14日(金)
明日から後藤杯
 気温はそれほど高くはありませんでしたが、蒸し暑い一日でした。台風の影響でしょうか。

 明日から三日間、愛知県体育館にて「第41回後藤杯(名古屋オープン)」が開催されます。

 かつては”東海地方のオープン大会”といった位置づけで、私が選手だった20年以上前は千種区にある名電の体育館で行われていました。その頃は1月中旬に開催されており、”寒い時期の試合”といったイメージで、女子の試合などは、体育館に三列に卓球台を並べて試合をするのですが、間にフェンスがないのでオーバーミスをすると体育館の端から端まで拾いにいかなければならないようなローカルな大会でした。

 しかし今は全国オープンと銘打って全国から選手が集まるようになってきました。しかし大阪オープンや東京オープンと比べるとまだ、全国オープンとは言い難いところがあります。

 全国47都道府県から参加しているのはせいぜい半数といったところでしょうか。ただし青森山田など全国トップのチームが参加しているのも事実です。組み合わせを見ても1回戦は東海地区の選手と対戦しますが、2回戦から誰もが名前を聞いたことのある学校や選手との対戦となります。

 ”厳しい組み合わせ”。

 確かにその通りですが考え方によっては、「三重県から20人近く出場できるのに全国のトップと対戦できるチャンス」です。

 もちろん可能性としては強い選手に勝つのは簡単ではありません。しかし他の全国大会のように県から数名しか出られない大会からするとハードルが低いのは事実です。

 もしかしたらワンチャンスで一躍時の人になれる可能性もあります。どうせ出場するのならそのワンチャンスに賭けない手はありません。

 明日はダブルスが行われます。

9月13日(木)
出願
 夕べは久し振りにクーラーを入れずに窓を開けて寝たら、朝方寒くて目が覚めました。

 大学を推薦入試で目指す者にとって、この時期は出願の真っ最中です。

 本校の卓球部も部活動の実績を利用しての推薦入試を受験する者が数人います。出願書類の中には部活動の競技実績を記すものがあります。高校三年間の主な戦績を記入し、それを証明する賞状や卓球専門誌のコピーなどを添付しなければなりません。

 こういうことがあるので本校は賞状は選手に渡さずこちらで預かり、卒業する時にまとめて選手に渡します。

 賞状をコピーしていると、それぞれの試合がはっきりと蘇ってきます。優勝の賞状なら文句はないのですが、「あそこでもう少し頑張っていれば…。」という思いは選手たちも同じ気持ちでしょう。

 また、出願書類の中には必ず、「志望の理由」を書くものがあります。大学によって違うのですが、400字程度のものから多い学校では2000字というところもありました。選手たちと話し合いながら、また国語科の先生のアドバイスももらいながら慎重に考えます。下書きが出来上がったら清書です。普段の学校生活では消しゴムを使えるのですが、こういう書類は普段ではあまり使わないボールペンで書かなければならなりません。修正液も使えないのでそのプレッシャーは大変なものです。

 これらの作業は選手が自らやらなければならないものもありますが、こちらがやるものもあります。しかし私はなるべく選手と一緒に作成するようにしています。ミスが許されない作業の取り扱いは学生時代にはなかなか経験することはできません。

 何事も勉強です。

 高校三年間を振り返り、目指す大学に入るために心を込めて準備をする。いつの日にかこういった経験が生きる日が来るはずです。

9月12日(水)
試合街道
 朝晩は半袖やハーフパンツでは肌寒いようになってきました。

 新学期が始まりバタバタしているうちに、「秋の大会ラッシュ」が始まろうとしています。

 今週末から後藤杯(名古屋オープン)→全日本ジュニア予選→国体→スポーツフェスティバルと四週続けて公式戦があり、一週空けて全日本一般、一週空けて東海選手権と続きます。

 空いている土日も練習試合等の遠征が入る予定で、毎年のことながら慌ただしい季節となりそうです。

 今年の夏はインターハイが例年より一週間早く開催されたこと、そして東海選手権予選が夏休み中に行われたことで、比較的練習に時間が取れたように思います。

 各選手ともじっくりと秋の大会に向けての準備ができました。現時点でも各選手のコンディションは上々です。

 まずは皮切りとなる後藤杯で良いスタートを切ってもらいたいと思います。組み合わせはすでに愛知県卓球協会のHPで公開されています。相変わらず出場選手数は少ないものの、強豪選手が多くレベルの高い大会になっています。しかしそれだけに、大きな獲物を狙ってもらいたいと思います。

 昨年の一般女子シングルスで酒井眞菜さんが実業団アスモのエース選手を破った試合が思い出されます。

 さて、今年のMVPは?

9月11日(火)
中盤の底
 天気予報は雨でしたが、昼ごろ少し降っただけでした。涼しい一日でした。

 文化祭までまだ2週間以上あるのに毎日のように放課後に残って準備しているクラスもあります。大切な試合前なのに十分に練習ができません。困っています。

 そんな中で三年生の三人が頑張ってくれています。男子の今日の練習開始時はたった六名でしたが、三年生がガッツリと取り組んでくれるので雰囲気がピリッと締まります。

 女子の坂口も入学時から全くペースが変わらず、ひと際大きな声でチームの雰囲気を盛り上げてくれます。決して自己主張はしませんが、彼女がいるからチームが落ち着きます。中盤の底である長谷部や遠藤のような存在です。

 日常の練習を地道に取り組むことが上達への近道です。

 悪くない雰囲気です。

9月10日(月)
独り立ち
 確かに暑さは感じます。夕方の体育館も暑いのですが、”床暖房”が効いているかのような真夏の暑さはもうありません。

 昨日は練習終了後、昨年卒業の内田芽人さんのお父さんが経営する理容店”そらまめ”に行ってきました。

 卓球部のなかった日東電工に就職した内田さんですが、一昨年卒業の伊藤俊介さんとの頑張りが認められ今春から卓球部を創部してもらいました。7月に長崎であった全日本実業団、11月に北海道である全日本社会人などのビッグイベントにも参戦します。

 お父さんは昨日あった亀山オープンでパッとしなかった息子さんのことを嘆いていらっしゃいましたが、仕事中心の大変な生活の中で時間を見つけて卓球を頑張る内田さんや伊藤さんには敬意を表します。

 毎日休みなく朝から仕事をして、たまの休みに好きな卓球で汗を流す。ほぼ100%卓球に専念できる状況で頑張りきれない大学生もいることを考えれば立派だと思います。

 少しずつ自分のペースをつかみ、自分の世界を作って独り立ちを始めているように見える内田さんです。お母さんの言った「芽人は親離れを始めているのに、お父さんはなかなか子離れができないんですよ」という言葉が、子を持つ親として印象深く心に残りました。

9月9日(日)
男子遠征
 今日は男子がトヨタ自動車にお邪魔しました。

 トヨタ自動車は卒業生の浅野一平さんと長澤玲奈さんがお世話になっています。7月の中部日本選手権では両選手ともダブルスで大活躍したのが記憶に新しいところです。

 トヨタスポーツセンターというトヨタ自動車の様々な運動系の部が練習する、広大なスポーツ施設にある体育館で練習をしていますが、トレーニング施設や風呂やサウナなどが完備しています。さすが世界のトヨタです。

 男子の選手は浅野さんを含めて4名。いずれも若く覇気に溢れた選手ばかりです。

 通常の練習、ゲーム練習とミッチリと相手をしていただきました。選手たちも試合後にしてもらうアドバイス以外にも、自分たちから技術的な質問をしに行くと丁寧に熱心に教えてくれました。

 同じ高校生との練習試合だとなかなかできないところですが、そういった意味でも今回の遠征には選手たちも満足した様子でした。白子に戻ってからもすぐ教えてもらったダブルスのレシーブに取り組む姿が見られました。

 トヨタ自動車の皆さん、ありがとうございました!

9月8日(土)
女子遠征
 夕べは一晩中、雷と豪雨でした。雷は鈴鹿市役所に落ちたとの噂。

 今日は岐阜で女子の合同練習試合です。遊学館、奈良女子、県岐商、富田と、全国でベスト8クラスの学校の練習会に混ぜてもらいました。

 先週に引き続き女子の練習試合の引率でしたが、勝ち星こそ多くはないものの、やり方次第では可能性を感じさせる内容でした。

 やはり決定的に足らないのは経験です。技術的にも課題はあると思いますが、今持っている技術でもう少し点数は取れるはずです。

 自分の持ち駒をどの場面でどのように出すのか?

 小さい時から卓球をやっている者は、”理屈”でなく経験からの”直感”でそれができますが、本校の選手にはそこが足りません。自分のやりたいことが必ずしも得点につながるとは限りません。”相手を見る”ことが必要です。

 やはりこういった実戦練習を通して少しずつ覚えていくしかありません。

 私も気の付いたことを出来得る限り選手たちに伝えました。一人ずつ呼んで話し続けたので、話疲れてしまいました。

 私の言ったことがどの程度伝わったか分かりませんが、少しでも自分のものにしてもらいたいと思います。

9月7日(金)
暑くても
 練習が始まる夕方はまだ厳しい暑さで体育館内は蒸し風呂です。でも夜間練習が始まる19時半ごろに窓を開けると心地よい風が入ってきます。

 夏休み中は酷暑を避けて男子も卓球場での練習でしたが、学校が始まってからは学校体育館で練習をしています。

 さすがに長時間の練習は集中力が切れてきますが、学校が終わってからの夕方2時間程度の練習なら何とか頑張れます。夜になると上記のように随分、涼しくなるので大丈夫です。

 今年の夏から教室にもエアコンが入り、授業中の体力消耗が防げているのも頑張れる理由の一つだと思います。

 真夏の日中の35℃だと耐えられませんが、最近のように30℃を少し超えるくらいなら、体が慣れれば対応できます。

 来週は後藤杯、再来週は全日本ジュニア予選が続きます。

 今週末は男女とも遠征が入っています。

9月6日(木)
フル充電
 ギラつく太陽は影を潜めていますが、蒸し暑さは真夏以上に感じます。

 文化祭までまだ三週間もあるのに、準備のため放課後に居残りを課すクラスが多くなってきました。学校行事と部活動の優先順位は難しいところですが、こちらとしては頭の痛いところです。

 遅れて来た者の練習量確保のため、時間をやりくりしなければなりません。選手たちも大変です。

 朝のランニング、授業、文化祭準備、部活動と朝の7時過ぎから夜の10時近くまで休み暇もありません。

 しかしよく考えると幸せな話なのかもしれません。

 毎日、余すことなくエネルギーを使い果たすことがどれほど幸せか。しかもその殆どが、自ら望んでいることです。

 幸いなことにどれだけ疲れても、腹いっぱい食べて、ぐっすり眠れば、アッという間に体力は回復する年齢です。

 選手の一人が練習終了後に、「やっぱりスナック菓子はダメだ」と話していました。せめて食生活と睡眠時間だけは気を遣ってもらいたいところです。

 選手たちは食べて寝て、フル充電して明日も頑張ってくれるでしょう。しかしこちらは長年使った携帯電話のバッテリーのように、フル充電したつもりでも電池の減りは激しいです。新しい電池パックが売ってないのが残念です。

9月5日(水)
ランニング
 朝晩は随分涼しく感じられるようになってきましたが、日中は厳しい暑さです。

 朝のランニングの話です。

 女子は夏休み中も原則として練習前にランニングを続けていました。男子は練習終了後に走っていました。

 学校が始まって男女とも学校始業前の7時過ぎから8時頃の間に各自で走ります。距離は約2.5km。10分前後で走れる距離です。

 ランニングは運動の基本です。足腰を鍛え、心肺機能を鍛え、精神力を鍛えます。

 ランニングの得意、苦手は個人差がありますが、一生のうちで最も体が成長する時期である今なら、走れば走るほど大きく伸びます。

 特に朝の時間帯に走ることを習慣づけると一日のスタートをスムーズに切れるようになります。慣れるまでは負担に感じるかもしれませんが、決して無駄にはなりません。

 私も負けずにウォーキングを続け、いつの日にか選手と一緒にランニングしたいと思っています。

9月4日(火)
夜間練習開始
 お昼ごろに突然の雷雨。おかげで暑さも幾分和らぎました。

 午前中は夏休みの宿題テストでした。テスト監督に行きましたが、1学期末に各教室に入ったエアコンがよく効いて快適でした。毎年、6,7,9月は蒸し風呂のような教室で生徒もグッタリしていましたがこれで大丈夫です。我々の世代からすると、「贅沢な」と思ってしまいがちですが、昔と比べると明らかに暑くなっている日本の夏です。

 午後も頭髪服装検査などがあったので練習開始は16時過ぎからでした。夕食休憩をはさんで夜間練習も開始です。

 しかし私は昨日に引き続き大学出願書類の作成で、夜間練習の途中からしか顔を出せませんでした。

 元気にゲーム練習に取り組んでいる姿を見て少し安心しました。

 2学期前半の山場である全日本ジュニア予選まで2週間を切りました。

9月3日(月)
2学期スタート
 いよいよ今日から2学期のスタートです。

 朝のランニングも男子は久し振りでしたが、私もこの夏休み中にサボっていたウォーキングを再開しました。距離が長く感じたのは言うまでもありません。

 久し振りの学校は暑く、避難訓練、表彰式、始業式が終わったのは12時前でしたが長く感じました。

 男子は学校体育館、女子は卓球場と平常時の練習に戻りましたが、私は会議のハシゴと、大学出願書類の作成でてんてこ舞いでした。選手たちもいつものリズムに戻すのに苦労すると思いますが、こちらも同じです。

 まだまだ暑い日は続きそうです。しばらくは辛抱の日々が続きます。

9月2日(日)
木更津総合へ
 関東遠征二日目。今日は千葉の強豪・木更津総合高校へお邪魔しました。

 練習試合でしたが最初は普段通りの練習に混ぜてもらいました。

 入念なウォーミングアップの後に基本練習が始まりました。ウォーミングアップだけで30分近く使っていました。ボールを壁に当てて素手でキャッチしたり、ラダーを使ったものなどバラエティに富んだものでした。普通にゲーム練習をやってもらうのも悪くないのですが、普段の練習の雰囲気を知ることができて参考になります。

 ゲーム練習の方は男子は勝率3割、女子は9割といったところでしょうか。先だって行われた国体少年男子関東ブロック予選も1位通過したという激戦区千葉。勉強になりました。しかし「手も足も出ない」状況ではなく、新チームの4名には希望を抱かせる内容だったと思います。一方の女子はスキのない内容で完勝した試合が多かったと思います。特にサービスとラリー戦においては圧倒する場面も多くみられ、自信になったと思います。

 最後までアツい雰囲気で相手をして下さった木更津総合の選手には感謝です。

 ”量”自体は多くなかった今回の遠征でしたが、普段と違う場所で普段と違う相手とやる真剣勝負は貴重な経験です。夏休みの成果を確認するにはもってこいでした。特に遠征慣れしていない男子には大きな自信を掴むきっかけになったと思います。

 さて、長かった夏休みも今日で終わりです。

 部員たちには、「何事もスタートが肝心。2学期のスタートをスムーズに切れるよう、提出物等を完璧にしよう。」と連絡しました。

 頑張りましょう!

9月1日(土)
東洋大学へ
 今日は東京・文京区にある東洋大学にお邪魔しました。

 東洋大学は現在、男子が関東学生リーグの3部、女子が2部で活躍する学校です。今日は本校以外にもたくさんの高校生が集まり合同で練習できました。

 大学生は高校生に比べると経験が多い分、「相手にミスをさせる」プレーが上手です。勢いや積極性では高校生の方に分があっても、ポイントを数えると思ったほど点数は伸びません。

 やはり”習うより慣れろ”です。試合数自体はたくさんはできませんでしたが、貴重な経験を積むことができました。

 高い集中力で一切の手抜きなく相手をして下さった大学生の皆さん、本当にありがとうございました!

※写真は屋上で東京スカイツリーをバックに写真を撮る選手たち