白卓日記 ‘12   3月   前月へ! 次月へ!     
3月31日(土)
遠征明け
 午前中は激しく雨が降り、午後には上がりましたが、風の強い寒い一日でした。

 今月上旬から続いた遠征を終え、久しぶりに全員が顔をそろえました。

 私自身も東京選手権、全国センバツ、TSPオープンと、13日からの18日間で11泊とハードスケジュールでした。外泊は食事も外食がほとんどで、正直なところ長い遠征になるとうんざりしてきます。生活も不規則で試合の緊張感もあり、心身ともに疲れます。これは選手も同じです。

 少しの間なら遠征の高揚感もあり新鮮な気持ちでいられるのですが、長くなると自分の家の食事や枕が恋しくなってきます。選手たちも久しぶりの我が家の食事や枕に安心してぐっすりと休めたと思います。

 私も若いころは遠征明けでも我が家で休めば翌日にはスッキリとしたものですが、寄る年波には勝てず今日は朝から頭痛や倦怠感で辛い一日でした。遠征明けの選手たちは午後からの練習にしたのですが、居残り組は朝からの練習でした。重い体を引きずって体育館に行くと、張り切って練習する選手たちに元気をもらいました。これがあるからどれだけ辛くても頑張れるんだと思います。

 明日から4月、新年度のスタートです。長期の遠征で感じた課題に腰を据えて取り組みたいと思います。

3月30日(金)
TSPオープンB
 最終日の今日は男子3試合、女子5試合を行いました。

 団体戦を連続してやることは一年間でこのTSPオープンとインターハイ前のNAGANOフェスティバルくらいしかなく、団体戦独特の雰囲気を経験することや、ダブルスのゲームをたくさんやれる機会はそう多くはありません。

 全国センバツに出場できなかった女子は、自分たちの力と全国センバツ出場校との力の差をどのように感じたでしょうか?私は客観的に見て、現時点で本校の女子が出場していても不釣り合いではないと思いました。しかし現実的に出場できなかったアドバンテージは確かにあります。仮に出場できていたならば、その結果を踏まえて長野インターハイでは、「初戦突破」なり「ベスト16進出」等の目標を立てられたと思いますが、自分たちの力と全国のレベルの差は手探り状態になっています。今回の試合もやはり技術よりも実戦経験不足を強く感じました。インターハイまでになるべく多くの実戦練習を積むべきだと思います。

 男子は全国センバツの経験を積み、ある程度の自信を持って今回に臨みました。実際、力の差のあるチームとの対戦は以前より落ち着いて安定した気持ちで臨めるようになりました。しかし各都道府県を代表する学校との対戦は、接戦になるもののあと一歩が遠い感覚を持ったと思います。相手校のエースとの差、接戦で自滅を期待できない相手との試合運び、苦しい場面をいかに我慢して凌げるか等々。心を削りあうようなギリギリの修羅場を潜り抜ける経験がまだまだ不足しています。”井の中の蛙”にならないためにも女子同様、武者修行が必要です。

 この三日間、ほとんどの選手たちに共通して話をしたのがやはり”我慢すること”です。選手たちにとって精神論は耳の痛い面白くない話です。しかし技術が互角ならば最終局面は精神的に強い方が勝つのが道理です。

 今回の経験を1か月後に始まるインターハイ予選、そしてその先にある長野インターハイに生かさなければなりません。

3月29日(木)
TSPオープンA
 二日目の今日は順位リーグです。男子は1位リーグ、女子は2位リーグに入りました。

 男子は6試合。初戦の滝川戦を制して好スタートを切りましたが、それ以後は長野商業、松徳学院、大阪桐蔭、近大新宮、れいめいと接戦にはなるのですがあと一本が遠く勝ちには恵まれませんでした。鋭いサービス、決まったと思ったボールを逆襲されるラリー戦、競り合いでも引かない強気のプレー等々。普段の練習では味わえないハイレベルなプレーに最初はついて行くのがやっとでしたが、必死にボールを追いかけているうちに、いつの間にか流れに乗れていました。

 女子は5試合。昨日の最終戦を接戦で落としたのが悔しくて2位リーグで全勝を目標に頑張りましたが、駒大苫小牧に敗れてしまいました。昨日同様、技術はともかく、試合運びのまずさが目につきました。自分のやりたいことを一生懸命やるのは基本なのですが、もう少し相手を見てプレーできると効率的にポイントを取れると思います。何よりも経験です。全員での一生懸命なプレーや一生懸命な応援は会場でも目を引いていました。素晴らしいです。

 朝9時から始まった試合が終わったのが夜の8時前。わずかな昼食時間以外は、試合、審判、応援と選手たちはクタクタに疲れていました。しかしこの経験がきっと役に立つ時が来ます。しっかり食べてゆっくり休んで最終日の明日も頑張ろうと思います。

3月28日(水)
TSPオープン@
 昨年は震災の影響で中止になったこのTSPオープン。北社北海道から南は沖縄まで男女合わせて100校を超えるチームが集まる全国最大の合同練習会です。

 春の匂いのするこの季節に東大阪アリーナに来ると「新シーズンスタート」の気分になり胸が高鳴ります。

 今日は予選リーグ5試合を実施。男子は危なげなく1位を確保して明日の1位リーグに進みました。女子は最終戦で九州の名門、中村学園女子と対戦し、残念ながら松本ゆきみの1点のみに終わりました。

 私は接戦の続く女子のベンチに入り、久しぶりに女子の選手たちのプレーを間近に見ました。技術的な進歩は目を見張るものがあり、練習の充実ぶりが目に浮かびました。しかしその一方で試合運びや接戦での気持ちのコントロールに甘さも感じました。

 それぞれの場面で的確な作戦を立てることは言うまでもなく勝負の行方を左右する重要なファクターです。今日の女子の試合でも大切な場面でやってはいけない作戦を選択してしまい敗れた場面が少なからず見受けられました。また、試合の序盤にも拘らず、上手くいかないプレーに冷静さを欠いてしまい敗れる試合もありました。

 技術は習得する方法ははっきりしていますが、試合運びや気持ちのコントロールはこれと言った習得方法がないのが難しいところです。技術が互角なら勝敗を左右するのはコレなのですが…。

 試合が終わってから選手たちに、「結局は経験しながら覚えるしかないので、失敗しても何がダメだったかをよく思い起こすことが大切」という話をしました。

 明日は男女とも上位リーグで厳しい試合が続きます。

3月27日(火)
ステップアップキャンプ
 西飯スポーツ主催の練習会である、「スプリング・ステップアップキャンプ」が岐阜・羽島で行われました。

 本校からは中学生を含め男女15名が参加。各地から集まった中高生とゲーム練習を行いました。

 実戦練習は数ある練習の中で最も意味のある練習です。特にホームの練習場でない場所で、他チームの選手とやる練習試合は本番の試合に最も近い状態でやるので、自分の力を測るモノサシになります。

 正直言って勝敗は二の次です。

 とは言っても負けたくないのでプレッシャーも感じます。そんな本番に近い状態でのプレーが現在の自分の力です。

 全体を終えた後に選手たちに、「今日の内容を忘れないうちに振り返り、何が上手くいったか?何が上手くいかなかったか?を思い出して、明日からはどうするか?を考えるのが”反省”である」と話しました。つまり明日からの練習のネタを探すのが練習試合の目的です。

 明日からは男女の主力選手を中心としたメンバーが大阪で行われるTSP主催の練習会に参加します。新シーズンに向けて準備してきたことを試す絶好の機会です。

3月26日(月)
疲れました
 夕べ遅くに三重県に帰ってきました。秋田より三重の方が寒いような気がするのは気のせいでしょうか。

 男子は夕方4時からの練習にしました。私は平日なので通常勤務です。全国センバツで終業式に出られなかった選手の一部は8時過ぎから成績表をもらいに登校しその後、職員室の引っ越しの手伝いや、教室掃除の手伝いをしていたようです。お疲れ様です。

 西飯先生に報告をしに久しぶりに卓球場に行きましたが、女子は朝からガッツリと練習していました。全国センバツに出られなかった悔しさが、その熱気から十分伝わってきました。この雰囲気の練習をしている時の女子は強いです。客観的に見てインターハイ予選が楽しみです。

 一週間ぶりに出勤しましたが、「やらなければ!」と思っていた仕事の他に、あちらこちらから様々な仕事が雨あられのように舞い込んできます。そして明日はステップアップキャンプ。明後日からは大阪でTSP主催の二泊三日の練習会です。

 多少しんどくても、やれる時にやらなければ後悔するのは必至です。頑張ります。

3月25日(日)
秋田選抜C
 最終日の今日は準々決勝から決勝までが行われました。

 男子は青森山田が、女子は四天王寺が優勝でした。どのコートも熱戦続きで、目移りしてしまいます。

 男女とも上位進出の常連チームが名を連ねていますが、その中で女子の福井商業が見事ベスト8に入賞しました。福井商業とはこの十数年、よく練習試合をしてもらう学校です。顧問の瓜生先生は私と年齢も近いこともあり以前から色々と指導者としてのノウハウを教えていただいている恩人でもあります。白子と同じ県立高校であり、並み居る私学に比べて決して恵まれた環境ではない福井商業の活躍は、勇気を与えてもらえたと同時に、公立学校であることが勝てない言い訳にならないことも教えてもらいました。

 また、男子の予選リーグを突破してベスト16に入った長崎・鎮西学院の顧問である松井先生とは同学年でもあり大学時代からの友人です。今回のチームは九州予選をギリギリで通過したにもかかわらず、接戦をモノにして見事な活躍でした。苦労人で熱血漢の彼が作るチームは、器用さはないものの武骨で豪快です。今回は彼にも刺激をもらいました。

 両チームとも上位に進出したのは決して余裕があったわけではなく、様々な要素が噛み合わなくてはならなかったと思います。しかし絶好のチャンスで結果を出すのには日頃の地道な努力を重ねなければなりません。そうやって努力を重ねても巡り合わせが良くないことの方が圧倒的に多いのが事実です。

 今回の本校男子の”一勝”も、紙一重の勝利でしたが、その達成感は日頃の苦しさを補うに余りあるものでした。ただ福井商業や鎮西学院の活躍を見ると、もう少し勝ちたいと言う欲が出てきました。

 私も選手たちも大きな達成感と更なる欲望を持ち帰りました。センバツが終わって明日からはインターハイ予選に向けての準備が始まります。


3月24日(土)
秋田選抜B
 昨夜はみぞれ交じりの雨が降りましたが、今朝はすっきり晴れました。

 昨日の劇的な試合に続き、今日は予選リーグ二試合目。遊学館高校との試合です。

 トップの岡田理志は相手エースと対戦。初戦となる相手も出足は固くなりリードを奪いますが、徐々に挽回され失います。しかし2セット目になるとこちらも慣れてきて接戦で奪い返し1-1にしますが、地力に勝る相手にファインショットを決められて1-3で敗れました。

 二番は全国大会デビュー戦の権蛇佑輔。県予選、東海ブロック予選と健闘した彼ですが、初めての大舞台で気持ちのコントロールができるかどうか。緊張する心を抑えながらのスタートでしたが、どうしても「簡単なボールを思い切れない」または、「難しいボールを無理する」パターンが続き、相手を楽にさせてしまいます。昨日の土性同様、技術は身についていますが、それをコントロールする経験が不足しています。今回の経験が次のチャンスに生かせることができるかどうか。彼の精進次第です。

 ダブルスの岡田理志・岡田天志組。追い込まれながら気力は衰えていません。必死に食い下がりますが、巧みな台上処理でなかなかペースを掴めません。しかし3セット目にようやく相手のプレーに対応できるようになり1セットを返します。4セット目も8-9と接戦になりましたが、最後は見送るしかない厳しいボールを送られて万事休す。

 1番、3番とセットは取るのですが、相手のプレーに合わせるのが精いっぱいなのが本音です。これがレベルの差だと思います。一朝一夕に埋められる差ではありませんが、同じ高校生としてプレーをする以上、諦めずに追いかけてもらいたいと思います。

 たった二試合の全国選抜ですが、これ以上ない収穫がありました。中学時代に実績のなかった二年生が入学して二年で全国大会で結果を出せるようになりました。これは卓球を始める年齢が低くなっている現在、特筆すべきことです。最後のインターハイに向け自信になったと思います。また、次代を担う1年生が全国大会デビューを果たしました。内容も結果も伴いませんでしたが、経験しないと反省も生まれません。本人たちと今後どうするべきかをしっかり話し合いました。この経験が次のチャンスに生きると信じています。

3月23日(金)
秋田選抜A
 いよいよ大会が始まりました。

 9時から始まった開会式。最近多い、観客席に座った形で学校の名前をアナウンスしてもらい起立して一礼。ちょっと盛り上がりには欠けますが、儀式の簡略化は最近の流れです。

 競技の方は女子からスタート。我々は練習会場へ移動して最後の調整です。選手たちのコンディションは上々です。ゆとりを持って昼食をとり、再び試合会場へ。試合の出番待ちの通路では緊張感はあるものの、全員が「やってやろう!」という気持ちでテンションもマックスです。

 前の試合が長引いて、少し遅れて出番です。相手は東北4位、選手宣誓もやった地元の秋田商業です。

 トップで起用したのは岡田泰典。個人、団体を通じて全国大会デビュー戦です。緊張で出足はモタつくことを覚悟していましたが、カットマンの相手に対して素晴らしいスタートダッシュを見せます。強気ながら気負うことなく最高のスタートです。しかし相手も落ち着いてくると試合は接戦に。2セット目を取られ、3セット目を取り返し追い詰めます。しかしここから相手の粒高ツッツキをことごとく力んでオーバーミスを繰り返し、セットオールに。苦しい場面でしたが、出足良く一気に突き放します。ところが再び勝ちを意識しだして挽回されます。最後の最後は冷静さを失わず8本で押し切り貴重な先取点ゲット。

 続く岡田理志はここのところの不調がウソのような強気かつ冷静な試合運びでスタートから圧倒します。ツインエースの一人を完璧な試合運びで一気に2-0と追い込みます。リードされた3セット目も焦らずジワジワ追いかけて10-10で追いつきます。しかしこのセットは逃げ切りを意識してしまい、あっさり奪われてしまいます。やはり最後の一本は自分から勝負を仕掛けないと突き離せません。いやな奪われ方をした3セット目ですが、ベンチに戻ると心機一転、4セット目の出足で再びキレの良いプレーが戻って7本で押し切り、チームも2-0とこれ以上ない形で追い込みました。

 余裕があると雑な試合運びになってしまう岡田理志・岡田天志のダブルスですが、今日は慎重に試合を進めます。1セット目は取られたものの、リズムを掴んだ2,3セット目を連取し相手を追い詰めます。接戦の4セット目の後半、ジュースまで行きましたが、最後は相手のミスを待つプレーで痛恨のセットオールに。こうなると再びペースを取り戻すのは困難で、痛い星を落としてしまいました。

 今までも良くある嫌なパターンで後半へ。

 4番はここのところ力を付けた1年生の土性祐成を抜擢しました。出足の数本は良かったのですが、気負って攻撃ミスが出始めると止まらなくなります。攻めてはいるものの、土性の焦りを見て冷静に試合を運ぶ相手に空回りが続きます。結局最後まで冷静さは取り戻せずにストレートで敗れました。しかし時折見せるプレーは目を見張るものがあります。今回の失敗を糧にすれば、高いレベルで通用する選手になれる可能性はあります。期待したいです。

 いよいよ勝負はラストの岡田天志に委ねられます。先週の東京選手権時に感じた事なのですが、彼はかなり強いプレッシャーに直面しても力を発揮できるタイプだと思います。予想通り打点の早いセンスある相手に対しても逃げずに真正面から立ち向かいました。接戦の1セット目を完璧な後半で先取します。しかし相手も怯まずに好プレーを連発して試合は「逃げた方が負け」の様相。奇数セットを奪って、4セット目もリードしますが、最後は相手のサービスに対するレシーブのインパクトが緩んでジュースで手痛い逆転負け。でも今日の天志は逃げませんでした。大接戦になる5セット目も焦らず相手の攻撃を受け止めると、逆に相手が焦って凡ミスが出てきました。10-8からの最後はネットインしたボールを回り込んでストレートへ渾身のフォアハンドが決まりベンチも歓喜のフィナーレでした。

 たかが予選リーグで一勝しただけですが、実績のない選手たちにとっては値千金の一勝です。全国選抜に出場の決まった時から「まずは一勝」を目標に頑張ってきた甲斐がありました。

 明日は名門、遊学館高校です。劣勢は必至ですが、やるからには気持ちで引かずに食い下がって欲しいと思います。一勝で満足してしまう試合になるのか、更に上のレベルを目指す試合になるのか。今後を占う一戦です。

3月22日(木)
秋田選抜@
 朝から降っていた雨も昼前には上がり、風は強いものの晴天に恵まれました。

 今日は公式練習が行なわれました。午前中は練習会場の秋田県立体育館で一時間、午後は試合会場の秋田市立体育館で一時間。試合会場の市立体育館はドーム型の奇抜な外観です(トップページに写真掲載)。練習は各校一台の割り当てでしたが選手たちは要領よく効率の良い練習をしていました。このあたりの”状況判断”も様々な経験を通して成長してきました。

 午後からは組み合わせ抽選会と監督会議が行われました。抽選会は公式練習と重なっていたので帯同審判員として登録されている今村天がクジを引きました。三校が対戦するEリーグで、地元秋田の秋田商業と北信越一位の遊学館と同じリーグです。ブロック予選をギリギリで通過した本校にとって簡単な相手は皆無です。いずれのチームにも挑戦する気持ちで臨むのみです。

 夕方には応援組を引率して山本先生や保護者の方も秋田に入りました。ベストを尽くして応援してくれる方たちの期待に応えたいと思います。

 明日は開会式後、13時より秋田商業と対戦です。

3月21日(水)
秋田へ
 全国高校選抜卓球大会に向けて、男子選手が秋田県に出発しました。

 青森インターハイの時に乗った観光バスくらいの大きさのプロペラ機(トップページに写真掲載)に乗ってセントレアから1時間半。気温4℃で雪の残る秋田空港に着きました。空は厚い雲に覆われどんよりとしており、いかにも「日本海側の冬」と言った感じです。

 ほとんどの選手は全国大会初体験です。自分たちの頑張りでゲットした秋田センバツの切符の味は格別です。選手たちのコンディションも上々。秋田までの旅路もテンションは上がりっぱなしです。

 明日は公式練習、組み合わせ抽選会、監督会議が行なわれます。

3月20日(火)
春の足音
 日に日に春の足音が大きくなってきています。

 女子は岐阜の強豪、富田高校が全国センバツ直前にも関わらず練習試合に来てくれました。本校の選手たちにとっては絶好の練習試合でしたが…。ありがとうございました!

 男子は学校体育館でガッツリと練習です。先週一週間は東京選手権だったので一日練習は久し振りです。東京選手権組は少しオーバーワーク気味ですが、全国センバツの試合開始日までは間があるので大丈夫だと思います。花粉症に苦しむ選手も若干いましたが、まあ大丈夫でしょう。

 若手を中心とした男女のメンバーは、山本先生の引率で「草津オープン」にエントリーしました。この時期は各地でオープン戦が開催されています。いわゆる”他流試合”は経験の少ない選手にとって何よりも勉強になります。初めての場所で、初めての相手と交える試合は、強い弱い、勝った負けたにかかわらず貴重な体験です。結果はともかく、「次はどうしたら良いか?」をしっかりと考えてもらいたいと思います。

 男子は明日、秋田へと発ちます。コンディションは上々です。「予選リーグで一勝」を目標に頑張ってきます。

3月19日(月)
伝わったかな?
 久しぶりの学校でした。

 年度末でただでさえ慌ただしいのに、明後日から秋田全国センバツへ出発です。

 この一週間でたまった仕事を片付け、今週一週間の仕事の段取りをつけると一日が終わってしまいました。練習もあまり見れませんでしたが、練習前に選手たちに東京選手権で感じたことを話しました。

 技術的には「ブロック」について。先手を取って優位に立った時は全国大会でもポイントを取る力は十分にあると感じた反面、守勢に立たされた時に簡単に失点してしまう場面が多く見受けられました。相手の攻撃を前陣でブロックする時の”タッチ(感覚)”が、本校の選手たちと強い選手たちと少し違うように感じました。口で説明するのは難しく、伝わったかどうか分かりませんが後日、映像などを使って正確に伝えたいと思います。

 精神的にはやはり劣勢に立たされた時に”我慢”すること。これが足りません。年齢も若く、精神的にも未熟なので多くの選手が苦手な部分だと思いますが、逆に”我慢”できる高校生は勝ちやすいとも言えます。日頃の練習で我慢しないと、本番で我慢しろと言っても無理な話です。永遠のテーマとも言えます。

 智的には終盤の詰めの場面の甘さについて。例えばセットオール9-9の場面でサービスを持った時にどういった作戦を立てるか。レシーブなら相手のサービスをどう読むか。正に勝負の分かれ目ですが、何となくサービスあるいはレシーブの構えに入ってしまい、案の定失点する場面が目につきました。以前にも選手たちに伝えましたが、「大切なポイントでの約束事」を改めて確認しました。

 実際に体験するのが一番なのですが、それが叶わなかった居残り組の選手たちに、少しでも分かってもらいたくて話をしました。

3月18日(日)
東京選手権D
 最終日の今日はシングルス各種目の続きが行われました。

 勝ち残っていた宮本春樹さんは上位進出目指した2回戦で惜しい試合を落としました。奇数セットを快調に取りますが、食い下がる相手にセットオールに持ち込まれます。2-5と追い込まれますがそこから急追。一時は逆転されますが、最後はサービス・レシーブが乱れて9本で惜敗。昨日のジュニアの試合もそうですが、競り合いになった時には最終的に、サービス・レシーブの正確さが勝負を分けます。プレッシャーのかかる場面で微妙なタッチを正確に出せるかどうかは、日頃の取り組み方にかかっています。どれだけレベルが上がっても最後のポイントはここになります。期待の大器だけに次のチャンスまでに改善して欲しいところです。

 「全日本よりレベルが高い」と言われる東京選手権だけに各コートでハイレベルなラリーが繰り広げられました。目の保養になりました。

 参加した本校の選手たちは勝ち上がることこそできなかったものの、関東各地の名門校で練習させていただいたことも含めて、貴重な体験を積むことができました。次の全国大会は男子が来週から始まる、全国センバツ。女子が夏の長野インターハイになります。卒業生の小林美幸さんも言っていましたが、勝てなくてもこの場に立てたことが大きなアドバンテージになるはずです。出場した選手が先頭となりチームの意識を引っ張って行ってもらいたいと思います。

3月17日(土)
東京選手権C
 ジュニアシングルスです。

 先陣を切った岡田理志Aは新潟県の選手と対戦。出足よく1セットを先取し、2セット目を取られるものの3セット目を完ぺきに封じ王手。4セット目も優位に試合を進めますが、大切な場面で判断ミスが出てジュースで落とすと、5セット目は相手の一方的なペースに。途中で相手が勝ちを意識して崩れだしますが、そこにつけ込めず逃げ切りを許しました。経験を積んで出足で緊張することはなくなりましたが、苦しい場面で絶対にやってはいけない作戦をとってしまったり、冷静に試合状況を読むことが大きな課題です。それにはやはり、普段のゲーム練習を大切にしなければいけません。技術の進歩は普段の頑張りの賜ですが、試合運びのまずさも普段のゲーム練習の取り組み方の甘さが出ました。残り少ない全国大会のチャンスでそれを改善することができるか?

 岡田天志Aは大阪オープンや名古屋オープンを除けば実質の全国大会デビューです。試合前は緊張で顔が強張っていましたが、試合が始まると出足から闘志あふれる積極的なプレーで東京の伝統校、実践学園のエースを圧倒します。しかし相手も途中から巧みなネットプレーで盛り返し、試合は一進一退の攻防に。あと一本を押しきれず5セット目に持ち込まれ苦しい展開でしたが、競り合いの5セット目も強気なプレーで最後まで崩れませんでした。
 続く2回戦はエリートアカデミーの選手と対戦。出足から厳しい攻めを見せる相手になかなかペースを掴めません。攻守ともに一枚も二枚も上の相手に対し、チャンスを見出すことができずに万事休す。たった二試合でしたが、初めての全国大会はこれ以上ない貴重な体験を積めたはずです。普段の練習の大切さを改めて感じたことと、これまでやってきたことが間違いでなかったこと。次のチャンスもきっと笑顔で終える準備をしてくれると信じています。

 吉田礼楽@はインターハイ、全日本ジュニアに続いての全国大会です。1回戦は三重県出身の和歌山県の選手と対戦。中学時代は格上の相手に対し落ち着いたプレーで積極的に攻めます。得意の大きな展開に持っていき3-1で快勝。成長の跡を見せました。2回戦は名門、武蔵野高校の選手と対戦。子の選手は元ホープス3位の選手です。1セット目は相手に一方的に攻められて手も足も出ませんでしたが、徐々に慣れてラリーに持ち込みます。2,3セット目を完璧なペースで進め2-1と逆転。4セット目も9-4とリードし勝利目前でしたが、そこからまさかの失速。レシーブが乱れて逆転されると5セット目も接戦をモノにできず無念の逆転負けを喫しました。ファオハンドサービス、ブロック、ラリー等は高いレベルで通用することが証明できました。何が起こるか分からない試合で臨機応変に対応する力が足りませんが、これは経験するよりありません。2年生に進級する来年は「全国大会出場」から「全国大会で活躍」に目標を変えてもらいたいと思います。

 今日はカデットの1回戦も行なわれました。上位進出が期待される21クラブの宮本春樹さん(小6)は難なく1回戦を突破。明日は2回戦から決勝戦まで行なわれます。さて、どこまで勝ち上がれるか?乞うご期待!

3月16日(金)
東京選手権B
 一般シングルスが始まりました。

 男子シングルスに出場した内田芽人は東京の社会人と対戦。出足から厳しく攻められて、盛り返す糸口が見つかりません。しかし追い込まれてから肩の力が抜けてセットを返します。相手に攻められたボールをブロック、カウンターが決まり4セット目も競り合いに。しかし残念ながらあと一歩届かず万事休す。来月からは社会人ですが競技は続けるようです。しっかり働き、卓球もしっかり楽しむ。そんな彼を見たいです。

 中学3年生の古市正暉さんも一般の部にチャレンジ。来春から関東の大学に進む岩手県の高校生と対戦。相手も気負って固さがあるのですが、こちらも固くなり1セットを失います。2セット目はリードするものの後半で追いつかれ後がなくなります。3セット目は開き直って判断力が良くなります。無理せずしっかり攻めて反撃です。しかし4セット目の序盤をリードされるとそのまま押し切られました。快進撃を続けた夏以降、今一つの試合が続きます。ただ、練習はしっかりと取り組んでいるのでちょっとしたきっかけで雲は晴れるはずです。そのためにも春休みにガッツリ練習をやり込み自信を取り戻してもらいたいと思います。

 女子シングルスには長澤玲奈がラストファイトです。1回戦は同学年の北海道チャンピオン。苦戦が予想されましたが、1セットは先取されたものの2セット目以降は得意のラリーで圧倒し3-1で快勝。続く2回戦は東京富士大のレギュラー選手。しかし一歩も引かず好ラリーが続きます。最後は相手の地力に押し切られたものの、「らしさ」を十分に発揮できました。彼女の強みは何と言っても試合中の前向きな姿勢です。いつも元気で決してマイナスのパフォーマンスを見せません。来月からは愛知県の実業団チームに進みます。

 明日はいよいよジュニアシングルスが始まります。

3月15日(木)
東京選手権A
 昨日快勝した男子ダブルス内田・山本組が2回戦にチャレンジ。

 相手は青森山田のレギュラー選手です。片方の選手とは内田が沖縄インターハイのダブルス2回戦でも対戦した選手です。ひとつひとつの技術は”イマドキ”のもので目新しいものではないのですが、それぞれがスピード、スピン、安定感ともに相手の方が圧倒的に高く、そのプレーに合わせるのでいっぱいいっぱいでした。

 他の男子選手は東京の古豪、日大豊山の練習にお邪魔しました。練習に来ていた他の学校の選手らに交じってゲーム練習をやらせていただきました。挨拶や返事など伝統校らしくビシッとしており、緊張感ある練習場の雰囲気でした。

 女子は夕方からこちらも古豪、文大杉並高校へお邪魔しました。速攻を主体とする激しい卓球で、レベルももちろんですが普段の部内の練習では経験できないゲーム練習になりました。これが他流試合の大きなメリットです。

 経験の少ない1,2年生たちにとって各校の個性あるプレーと対戦できるのはとても貴重です。体で覚えて帰ってもらいたいと思います。

 明日は一般シングルスが始まります。男子の内田、古市正暉さん、女子の長澤玲奈が登場です。

3月14日(水)
東京選手権@
 初日の今日はダブルス1,2回戦。

 男子ダブルスに出場の内田芽人・山本雄飛組。3年間チームを引っ張ってきた二人のラストゲームです。初戦の相手は奈良県の大学生。1セット目をリードしたものの追いつかれて逆転負け。しかし固さの取れた2セット目からはコンビネーション良く、持ち前の早い攻めが生きてきます。2-1リードの4セット目の前半ビハインドを猛追し、最後は内田のアシストから山本のフォアハンドでとどめを刺しました。

 明日の3回戦は青森山田の日本代表選手と対戦です。

 他のメンバーは埼玉の名門、埼玉栄高校へお邪魔しました。東京選手権時は埼玉栄へお邪魔するのが恒例になっていますが、緻密で丁寧な女子の山崎先生、大らかで懐の深い男子の若森先生のカラーが良く出た好チームですが、男子と女子が同じ練習場で練習するものの、雰囲気が対照的で興味深いです。

 午後から3時間ほど、ガッツリと相手をしていただきました。

 明日は男子ダブルスの続き、他のメンバーは都内の高校へお邪魔することになっています。

3月13日(火)
東へ
 明日から始まる東京選手権に向けて出発です。

 女子は昨年卒業した西川千裕さんがお世話になる日本体育大学へお邪魔しました。韓国人監督の鄭さんの関係で東京選手権にも出場する韓国人選手ともやっていただきました。人数も多かったので試合数は多くできませんでしたが、貴重な経験ができたようです。

 男子は千葉の強豪、千葉経済大学付属高校へ。10数名を超える部員の全てが高いレベルで、時間は短かったものの濃い練習ができました。強豪チームながら無駄に肩の力が入ってないスタイルは独特です。自らの意志でプレーする雰囲気は好感が持てました。

 明日は開会式後、競技開始です。男子ダブルスの内田芽人・山本雄飛組が出場です。

3月12日(月)
能動的に
 朝から吹雪のような天気でどうなるかと思いました。その後は晴れたものの冷たい強い風の吹く一日でした。

 明日の早朝から東京選手権に出発です。年度末の忙しい時期なのに日曜日まで帰ってこれないので、今週分の仕事を一気に片付けました。更に明日は後期入試が行われることもあり、その準備で学内はバタバタしていました。正に突貫工事でした。

 東京選手権には一般男子シングルスに内田芽人B、一般女子シングルスに長澤玲奈B、男子ダブルスに内田芽人・山本雄飛B組、ジュニア男子に岡田天志Aと岡田理志A、ジュニア女子に吉田礼楽@、21クラブからは一般男子シングルスに古市正暉さん、カデット男子に宮本春樹さんが出場します。

 それ以外の選手は通常通りの練習になりますが、その段取りもつけておかなければなりません。練習時間、練習内容、練習場所、責任者等々。選手たちを信用していますが、放ったらかしでいいのなら指導者は必要ありません。ただ、大まかなところはこちらで指示しますが、細かいところなどは臨機応変に対応しなければなりません。こういった時に「指示待ち」にならずに自らの意志と工夫で乗り切ってもらいたいと思います。

 明日と明後日は、男子の2年生が不在なので1年生が中心となって練習を仕切らなければなりません。その責任者に立候補する者を募ったところ過半数の選手が、「僕がやります!」と名乗り出てくれました。その積極性は買いたいと思います。

 1月の全日本の時も居残り組を監督してくれた山本先生に、「むしろ普段の時よりも張り切ってやっていました」と言わせる練習を期待しています。

3月11日(日)
関西学連交流会A
 二日目の今日は男子の部です。

 昨日の女子同様、3チームをエントリー。たくさんの関西地区の大学が参加してくれてとても勉強になりました。

 正直言って、「高校時代の貯金」でやっている選手が多くいるように感じました。やろうとしていることは高いレベルなのですが、それを正確にできないのは練習量が問題なのでしょう。本校の高校生たちでも、かつて高校生の大会で活躍した選手たちと接戦になります。最後の詰めが甘く逆転される試合が多く、このあたりは昨日の女子同様、「ポイントの取り方」がまだまだ未熟です。試合の状況に応じてプレーを変えることができないと、接戦での勝率が大きく変わってきます。気の付いた選手にはそのことを具体的に伝えたつもりです。少しでも記憶に残して、次の機会に生かしてもらいたいと思います。逆に洗練されていないプレースタイルながら、自分のできることを工夫してひたむきにプレーする学生もいました。集中力の高さと粘り強さは、日頃の練習も真摯に取り組んでいるのだと思います。本校の選手たちも進学して卓球を続けるなら、真剣に取り組んでもらいたいと思います。苦しかったり辛かったりするのは一生懸命だからこそです。若くてエネルギーが有り余っているこの時こそ、目いっぱい頑張って欲しいと思います。今日も見た一生懸命な学生たちは、将来社会に出ても活躍できることでしょう。

 それはともかく、技術よりも試合運び等に課題を発見することができました。目的を持って一生懸命ボールを打てば技術は向上しますが、試合運びは実戦経験がものを言います。新シーズンに向けてたくさんの場を経験させたいと思います。

3月10日(土)
関西学連交流会@
 朝方のどんよりした天気から一転し、昼前からはよく晴れた気持ちの良い一日でした。

 今日と明日は関西学連主催の交流会です。3シングルスの団体戦形式で行われるこの大会には、3年ほど前に参加させていただいて以来です。

 近畿大学の体育館で行われた今日は女子の部で、本校からは3チームをエントリーしました。卒業生の酒井と長澤のチームがベスト8まで進出しましたが、やはり経験に勝る大学生とやると、「ポイントの取り方」に差があるようです。大きく動き積極的に攻めるプレーは高校生の方が勝っているように思いますが、結果的にそれがポイントにつながっているかというと、そうでもありません。どうしても無駄が多くなってしまい、結果的に勝ちには結びつかないことが多くなってしまいます。

 高校生同士の試合だと目立たない”無駄”も、大学生相手だと浮き彫りにされます。

 成長過程での無駄の多さはやむを得ない部分もありますが、こういった経験を通してより合理的なスタイルを目指してもらいたいと思います。

 明日は男子の部です。貴重な経験です。

3月9日(金)
大人の雰囲気
 一日降り続く雨でしたが、練習で半袖短パンが苦にならなくなってきました。

 卒業式がずいぶん前のことのように感じます。もう”三年生”と言ってはいけないのかも知れません。やはり”卒業生”でしょうか。

 小川翔と酒井眞菜は大学の合宿中です。新天地での生活はどうでしょうか?生まれて初めて親元を離れた訳でしょうが、今のところはまだ高校時代にもよくあった”遠征”の感覚かもしれません。

 内田芽人、山本雄飛、長澤玲奈はまだ当たり前のように白子高校の練習に参加しています。新シーズンを前にピリピリしている1,2年生に対し余裕を感じさせる雰囲気です。後輩たちにとってなかなか越えられない壁となってくれています。しかも手抜きをしない一生懸命なプレーは以前と少しも変わりありません。これが三年間主力として頑張ってきた選手たちの底力です。

 少し前までは頼りなかった彼、彼女らですが、現役1,2年生らと比べると、いつの間にか”大人”を感じさせてくれます。

3月8日(木)
テスト終了
 ようやくテストが終わりました。今回は土日を挟んだせいか長く感じました。

 今日から本格的に練習再開です。

 練習前に東京選手権、秋田全国センバツ、そして新シーズンから始まるインターハイ予選にむけての話をしましたが、選手たちはそれをしっかりと受け止めてくれたようで、気持ちの入った良い練習となりました。

 気が付けばいつの間にか冬の寒さの峠を越して、練習を始めればすぐに汗ばむ気温になってきています。春の足音はもうすぐそこまで近づいています。

 ここからインターハイ予選までは一気に駆け抜けなければなりません。

 否が応にも気持ちが高ぶります。

3月7日(水)
東京OP
 テスト4日目。疲れもピークだと思いますが、練習中の頑張りは続いています。こういう時はテストの結果も期待できます。

 さて、来週から始まる東京選手権の組み合わせが決まりました。

 年明けの三重県選手権で上位に入った選手が出場できる東京選手権ですが、一般の部シングルスは男子6名、女子4名と全日本選手権と比べると広く門戸を開けてくれていますが、ジュニアの部は男女とも2名という狭き門です。

 本校からは一般男子シングルスに内田芽人B、一般女子シングルスに長澤玲奈B、男子ダブルスに内田芽人・山本雄飛B組、ジュニア男子に岡田天志Aと岡田理志A、ジュニア女子に吉田礼楽@、21クラブからは一般男子シングルスに古市正暉さん、カデット男子に宮本春樹さんが出場します。

 組み合わせを見ると、当然のことながら初戦から強豪選手と対戦することになります。全国大会はこんなものですが、大切なのは「雰囲気に呑まれない」ことです。全国大会独特の雰囲気は、初めてフロアに立つと正に”地に足がつかない”感覚になります。試合の出足に相手のサービスに対してネットから50cmも浮いたレシーブをしてしまい、相手もそれを打ちミスする、という場面は何度も目にしました。

 しかし今回出場する選手たちは少なくとも全国大会デビューの選手はいません。もちろん緊張はするでしょうが、何よりも大切な「経験」は大きな心のよりどころです。

 明日でテストは終了します。東京選手権、全国センバツへと続く月末に向けて気合を入れて臨みたいと思います。

3月6日(火)
中日
 日中の最高気温が20℃!朝方の雨が上がって太陽が顔を出すと「暖かい」を通り越して「暑い」一日でした。

 今日は五日間の学年末テストの中日です。このあたりから少しずつ疲れが見えてきます。

 しかし選手たちは暖かいせいもあってか気持ちよさそうに汗をかいていました。しかしゲーム練習をやると、やはり細かいプレーに正確さを欠いてしまいます。体は動くものの微妙な感覚はガッツリと練習をしないと身につかないことがよく分かります。

 練習後は勉強会です。山本先生がついてくれているので選手たちも勉強のコツや習慣が身についているのが分かります。

 勉強も卓球も基本は同じです。

3月5日(月)
過程?結果?
 朝からの雨でこの季節にしては湿度の高い日でした。

 試験真っ最中なので短時間練習です。女子は「短時間集中」の多球練習が中心です。室温10℃ほどの暖かい日でもありますが、各選手汗だくで必死にボールを追いかけていました。むしろ普段の練習よりハードじゃないかと思えるような内容です。男子は短時間であることを意識して、普段ならサービスから三球目ならサービスから三球目のみと分けていたものを、三球目からフットワーク等、内容を工夫した練習をする者が多くいました。

 短時間の練習で大きな伸びは期待できませんが、少なくとも現状維持はできるはずです。

練習後に男子がやっている勉強会に女子二名も加わりました。どんな形であれ、それぞれに応じた効率の良い方法で結果を出してもらいたいと思います。

 卓球にせよ勉強にせよ、結果が出れば評価されますが、結果が出なければ批判は免れません。「努力の過程も評価すべき」との考えもありますが、結果で評価されてしまうのが現実です。そこは逃げずにチャレンジしなければならないところだと思います。

3月4日(日)
登録人数
 昼ごろから雨が降り出しました。少し肌寒い一日でした。

 日本で高校生の卓球選手って何人くらいいるんだろう?と、ふと気になって調べてみました。

 全国高等学校体育連盟に加盟している競技は、陸上、体操、新体操、水泳(競泳)、水泳(飛込)、水泳(水球)、バスケ、バレー、卓球、ソフトテニス、ハンド、サッカー、ラグビー、バドミントン、ソフト、相撲、剣道、柔道、スキー、スケート、ボート、剣道、レスリング、弓道、テニス、登山、自転車、ボクシング、ホッケー、ウエイトリフティング、ヨット、フェンシング、空手、アーチェリー、なぎなた、カヌー、少林寺の37種目です。

 卓球の登録人数は全国で男子5万1千人、女子1万8千人です。

 そのうち男子のみの競技が水球、ラグビー、相撲、レスリング、自転車、ボクシング、ウエイトリフティングで、女子のみの競技がなぎなたとなっています。

 白子高校にあるのは、陸上、バスケ、バレー、卓球、ハンド、サッカー、剣道、テニスの8種目のみです。20年ほど前までは男子体操部もあり、専門の先生も見えました。今でも体育倉庫には平均台やあん馬が、体育館には吊り輪もあります。グラウンドにはソフトボールのバックネット跡も残っています。なでしこジャパンが注目されていますが、15年ほど前までは女子サッカー部もあり、東海総体で入賞もしていました。バレー部は現在女子のみですが、15年ほど前までは女子はなく男子バレー部がありました。ソフトテニスもテニスと分かれて活動していましたが、数年前にテニスのみとなりました。部としては存在していませんが、15年ほど前に個人登録として相撲をやっていた男の子もいました。個人戦で東海総体に出場したので、急きょ臨時の引率顧問として体育の先生が飛騨高山まで電車で片道4時間近くかけて行き、3秒で負けて帰ってきたと嘆いていたこともありました。

 三重県内の競技別人口を見てみると卓球は男女合わせて1,168名(男子870名 女子298名)ですが、卓球より多い競技は陸上、バレー、バスケ、サッカー、バドミントンのみです。陸上は多くの種目に分かれていますが、バドミントンが多いのが意外です。ほとんどの種目は男子の方が多いのですが、バレーは女子が圧倒的に多いのも面白いですね。


3月3日(土)
来ました!
 とうとうヤツが来ました。久しぶりに良く晴れた日で、新聞の予報も「多い」となっていたので覚悟はしていましたが。

 そうです。花粉です。

 花粉症で苦しむ様子を報告するのは、この日記の風物詩となっています。

 スタンダードな耳鼻科通院に始まり、薬局の買い薬、甜茶飴、ピタリと止まると噂の針治療、薬品で鼻の粘膜を炎症させる治療等々。

 どれもある程度の効果があったようななかったような。

 「劇的に効く治療法」があれば誰でもそれをやっているのは分かってはいるものの…。

 ヨーグルトが効くという噂を聞いて試そうと思い、さっき調べたら、「症状が出てから慌てて食べても効果は期待できない」とのこと。

 憂鬱な気分が2か月近く続きます。

3月2日(金)
学年末スタート
 感動の卒業式翌日ですが、1,2年生にとっては学年末テスト初日です。

 金曜日スタートで土日を挟むテストは、本校では異例です。男子は今日も練習終了後、勉強会を実施しました。

 基本的には希望者対象ですが、ほとんどの選手が15時頃から19時過ぎまで取り組みましたが、途中から山本先生も入ってくれて数学を中心に質問を受け付けてくれました。

 場所と機会を提供することくらいしかできませんが、それで少しでも手助けになれば、と思います。

 取り組んでいる様子を見ていると、本当に一生懸命なのですが、それでもこの成績ということは一夜漬けなんだろうなぁ…。

3月1日(木)
卒業式
 男子3名、女子4名の部員が卒業式を迎えました。

 朝も昼も夜も、暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も、体調が悪い日も精神的に辛い時も休むことなく頑張り通した7人でした。

 選手たちの卒業は、保護者の皆様の卒業でもあります。毎日の送り迎え、朝早くから弁当を準備して、試合のある日は夜明け前から子どもを起こして、試合の結果が悪ければ選手以上に落ち込んで、高い用具代のために毎日額に汗して働いて、毎日毎日選手たちと同じように苦しんで悩んで喜んで涙した三年間だったと思います。こうして満面の笑顔で卒業できるのも保護者の皆様のお陰です。

 「大人になる」ということは、「物事を客観的に見られるようになる」ことだと思います。

 口うるさくてムカつくと思っていたお父さんやお母さんに対して、”素直”まではいかないまでも、本当は自分のことを思ってくれているんだということが理解できるようになったでしょうか?

 7人中、親元を離れて生活を始める者は5名います。うるさい親と離れて伸び伸びとできる半面、読んで字のごとく”親身”になって自分のことを考えてくれる人が身近にいない寂しさを感じることと思います。

 就職する二人は、お金をもらって働く”プロ”になります。朝から晩まで動き続けることに関しては高校時代と変わらないと思うかも知れませんが、その責任は想像以上のプレッシャーだと思います。進学する五人は今と変わらない”スネかじり”ですが、誰にも拘束されない自由さは、一つ間違うと歯止めの効かない坂道を転がり落ちるリスクも背負います。

 「白子高校卓球部で鍛えられたから厳しい世の中も渡っていけた」と思える大人になってもらいたいと思います。そう言えるだけの頑張りを、あなたたちはしてきました。

 何かに迷ったり苦しんだりしたら、この白卓日記を読み返してみてください。こんなに頑張れたあなたたちが、ちょっとやそっとのことで挫折するわけがありません。白子高校卓球部卒業生としての誇りを胸に社会に羽ばたいて下さい。