白卓日記 ‘12   1月   前月へ! 次月へ!     説明: I:\HP\a_btn113.gif
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Happy New Year
 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

 笑って、泣いて、喜んで、悩んで、興奮して、落胆しての激動の平成23年、2011年が終わり新しい年になりました。

 さて、新年とは言えいつまでも浮かれてはいられません。二週間後には東京選手権の予選となる三重県選手権、それが終わった翌日には全日本選手権に向けて出発です。更にその一週間後には学年別大会と、今月は試合が目白押しです。個人戦の高校生による県大会は9月の全日本選手権以来です。

 
先月の29日から明日までの五日間は”自主練習”としていますが、3日から一日練習が再開します。その様子を見れば五日間をどのように過ごしていたかは一目瞭然です。現役の選手にとってこの自主練習期間をのんびり休んでいる理由はありません。

 
”激動の一年が終わった”と書きましたが、私にとっては一昨年もその前もずっと激動の一年で、恐らく間違いなく今年も激動の一年になるでしょう。でもなるべく笑って、喜んで、興奮しての一年を期待します。

 
難しいかな…。

1月2日(月)
年賀状は不要?
 自主練習最終日です。

 ネタに困って過去6年間の1月2日の日記を読み返しましたが年賀状ネタが多かったです。


 我々昔世代の人間は、「年賀状を出すのは礼儀」という認識が刷り込まれています。しかし最近の若い世代はそれほど重要に感じていないようです。よくよく考えてみると、「携帯電話世代」ひいては「メール世代」が、年賀状に対しての認識の境目のような気がします。


 携帯電話のなかった時代は、個人と直接コンタクトを取ろうと思うと手紙しかありませんでした。家の固定電話は取次ぎをしてもらわなければなりません。しかし最近の若い世代は、携帯電話での会話、メール、ツイッターなどのネットを経由したコミュニケーションを簡単に取ることができます。


 「いつでもつながっている」感覚は、「わざわざ手間ひまかけ、更に50円を支払ってまで正月にコンタクトをとることもない」感覚になるのだと思います。「年に一度はご無沙汰しているあの方に年賀状でも」という感覚は徐々に無くなっていくのでしょう。


 こうやって割り切れる古い人間もいますが、そうでない方々も少なくないと思います。「お世話になっている方に年賀状を出すのは必要なことだ」ということも、明日の練習時に話をしようと思います。

1月3日(火)
練習再開

 今日から男子は学校体育館で、女子は卓球場で全体での練習を再開しました。

 男子は年末のミーティングで話し合った、自分で考えて決めた課題と、全体で取り組む課題を中心に練習しました。個々で考えた課題はともかく、全体で取り組む課題を最初は多球で、その後は一球でやりましたが、難しくてなかなか上手くできません。しかし数をこなすうちに徐々にコツが分かってきた選手が見受けられました。やはり何事も量をこなさないと話になりません。

 その後のゲーム練習の中にも積極的に使うよう話をしました。まだまだ失敗の方が多いのですが、たまに上手くいくと確実に効果はありました。練習時間がたっぷり取れる冬休み中に、ある程度使える目処(めど)を立てたいと思います。


 
冬休みは残り一週間。楽しみです。


1月4日(水)
正念場
 風の強い一日でした。夕方には吹雪のような氷雨が吹きつける寒い一日でした。

 女子の練習時の雰囲気が少し変わってきたように感じます。

 女子の指導が西飯先生に変わってから8年。インターハイ予選、全国選抜予選は負け知らずでここまできました。当たり前のように県で優勝し、当たり前のように東海でベスト4に入ってきました。

 相手のある競技なので自己ベストのパフォーマンスを見せても相手がそれを上回れば勝利には結びつかないことはあります。年末の全国選抜東海ブロック予選も1年生主体のメンバー構成ながら、決して悪いパフォーマンスではなかったと思います。愛知県の代表校3校、岐阜県の代表校2校が例年になく高いレベルで強かったことなど、ここ数年に見られなかった戦力のバランスが歪(いびつ)だったことが代表漏れに大きく影響したと言えます。

 よく「伝統の力」と言われますが、本校に入学して12年の高校生にとって過去の栄光の感覚は理解しがたいものがあると思います。たった45人で組む高校生のチームの戦力は一年経つとガラリと変わります。事実、本校の新チームは男女とも、夏までのチームでレギュラーだった選手は一人だけで、残りの34名は総入れ替わりでした。

 女子のメンバーも、「まあ何とかなるだろう」と甘く見ていた訳ではないと思いますが、結果的には目標を達成できなかったことに違いはありません。

 年明けの練習の雰囲気を見ると、今回の結果に対して、「大変なことをしてしまった」という危機感を感じます。先輩たちが築き上げてきた伝統の重さをようやく感じ始めたのかも知れません。

 この屈辱を晴らすには残りの高校生活でかなり頑張らなくてはなりません。先輩たちの遺してくれた貯金を使い果たした今、「何となく流れに乗って」という取り組みでは追いつかなくなってしまいました。

 この冬が正念場となることは間違いありません

1月5日(木)
成功体験
 朝起きるとうっすらと雪化粧。

 不思議なことに、夏休みと年末年始の自主練習期間になると体調が悪くなります。腰や背中が痛くなったり熱が出たり。しかし自主練習期間が終わり通常のハードな日程に戻ると、体調も戻ってきます。ある意味病気でしょうか。


 男子は個々で決めた課題+チーム全体で取り組む課題があるので大変です。どの選手も一生懸命その課題に取り組んでいるので、時間はあっという間に過ぎてしまいます。時間がどれだけあっても足りません。


 大切なのは、「具体的な目標を立てる」→「継続的に取り組む」ことです。今回の課題は年末のミーティングで全員の前で発表しました。もちろんまだ”志半ば(こころざしなかば)”でしょうが、明日か明後日には全員の前で中間報告をさせようと思います。


 「しっかり考えて、しっかり取り組めば、当然のように目標が達成される」。


 試合で勝つだけが成功体験ではありません。ひとつ一つの課題がこなしてゆく。これも”成功体験”です


1月6日(金)
全国合宿
 一年生女子の吉田礼楽が一昨日から全国高体連主催の全国選抜冬季強化合宿に参加しています。

 青森インターハイのシングルスで上位に進出した選手+各ブロックから推薦選手+12月上旬の全国新人合宿から5名+地元推薦選手が参加できる合宿です。合宿と言っても参加選手約50名弱でのリーグ戦です。


 本校からはかつて南翔太郎さん、辻岡亜沙さん、森永愛理さん、そして現三年生の酒井眞菜、長澤玲奈が参加してきました。この合宿で上位になると3月の合宿にも参加でき、そこでも勝ち上がると海外遠征のメンバーにも選抜されます。森永さんはこの合宿で結果を出してスペイン、韓国などの海外遠征メンバーにも選ばれました。


 しかしさすがに今回は厳しいようで、予選リーグで一つ勝つのもやっとのようです。12月の新人合宿に参加した男子の岡田理志、女子の常深亜美もそうでしたが、ほとんど全国大会に参加したことのない選手はその雰囲気に慣れるまで時間を必要とします。でも慣れてくると実はそれほど大差がないことに気が付きます。恐らく今回の吉田もそんな感じなのだと思います。


 結果はともかく、全国のレベルを肌で感じることができたのは貴重な経験です。全国レベルの高さと、「自分でもやれる!」との手応えは経験してみないと実感できません。


 意識の高さを持って帰ってきてくれれば、チームメイトたちにとってこれ以上ないお土産になります


1月7日(土)
富山商業来場
 卓球場の中で吐く息が白い時は”極寒”です。

 今日は富山商業高校女子4名が来場してくれました。


 顧問の宮浦先生とはかれこれ十数年来のお付き合いです。同じ公立高校として、公立学校の置かれている厳しい状況を分かち合える、数少ない仲間です。昨晩から色々と愚痴を聞いていただいたり、アドバイスをしていただきました。


 学校体育館が使えなかったので男女一緒でご迷惑をおかけしましたが、いい練習をさせていただきました。やはり普段やり慣れていない相手とやらせてもらうのは勉強になります。勝ち負け以前に、取り組んでいる練習が果たして”是か非か”を示す指針になります。西飯先生が東京選手権のカデット予選に引率していたため、久し振りに女子の試合をじっくり見ました。久し振りに見ると、以前のイメージから良くも悪くも随分変わっていることに気が付きます。


 男子は女子の練習試合の合間を縫っての練習でした。一生懸命取り組んでいる課題の成果は、ゲーム練習になると浮き彫りになります。課題の進捗状況は、ズバリ「順調」です。こちらの目論見どおり、このまま継続して取り組めば使えます。


 全国選抜冬季合宿に参加していた吉田礼楽も帰ってきました。三日間で通算5勝だったようですが、大変貴重な経験をしてきたはずです。1年生ながらチームを引っ張るエースとしての自覚が待たれます。明日からの練習に注目したいと思います。


1月8日(日)
寒いけど大汗
 冬休みもあと二日。今年の冬休みは遠征には出掛けず、じっくりと練習に取り組みました。

 男子は年始から取り組んでいる「ミスのないワンコースのドライブ」が浸透してきました。得意のコースは問題なのですが、毎日続けていると苦手なコースがはっきりと分かってきます。そしてミスの原因も分かるようになってきます。


 苦手なコースはどうしても慎重に入れようとしてしまいラケット操作だけに神経がいってしまう、いわゆる「手打ち」になってしまっています。基本どおり足を正確に運ばなければ簡単にミスしてしまいます。苦手なことはついつい避けてしまいがちです。基本を見直す良い機会になったはずです。


 女子も冬休みから取り組んでいる多球練習と一球練習を混ぜたような練習です。西飯先生が不在だった昨日、初めてまじまじとその練習を見ましたが、かなりハードです。回り込み→飛びつきなど、基本的な動きが中心ですが、ボールをたくさん使うのと、ノルマの本数が多いので、相当な体力を必要とします。まさに冬場のこの時期にじっくりとやりたい練習です。この厳しい練習の積み重ねが、必ず来春に結果となって表れるはずです。


 寒い季節ですが、男女ともボールを打ち始めるとすぐに大粒の汗を流しだします。いい冬休みです。


1月9日(月)
打ち上げ

 冬休み最終日。先輩たちの胸も借りて盛り上がった一日で、打ち上げました。


 男子の卒業生の小河さん、村上さん、南さん、道場の先輩の吉村さん、女子の卒業生の辻岡さん姉妹。高校生たちのように大騒ぎはしませんが、間近に迫った三重県選手権に向けて、高い集中力でピリッと締まった空気を作ってくれます。


 3日から始まった年始の一日練習は今日で七日連続です。トレーニングも含めて汗だくになって取り組んだせいか、選手たちの動きは軽快です。


 明日から三学期が始まりますが、この調子を維持できるよう、メリハリのある一週間にして三重県選手権、全日本選手権に臨みたいと思います。


1月10日(火)
恵まれた環境

 新学期のスタートです。


 男子は学校体育館で、女子は卓球場での練習でした。


 学校体育館は卓球部専用の練習場ではないので、男女バスケットボール部、女子バレーボール部、そして武道場を改修工事中の男女剣道部が使います。


 今日はフロアの4分の1面を使い、無理やり6台を置いてスタートしました。となりの4分の1面は女子バスケットボール部、残りの4分の2面は男子バスケットボール部が使っています。共用ですが、それぞれの部活動はそれぞれのペースで練習をします。男子バスケットボール部などは比較的大人し目ですが、時折聞こえる歓声やブザー音は集中力が低いと気になるでしょう。


 「成功できない人は、うまくいかない理由を一生懸命考える」そうです。


 卓球部の専用練習場で、広くて、明るくて、床も滑らず、寒くもなく、暑くもなく、湿度も低く、キズ一つない卓球台で、選りすぐりのボールを使い、上手な練習相手が自分好みのボールを送ってくれて…。


 理想を言えばキリがありません。与えられた環境で頑張るしかありません。全国的に見ても十分、恵まれた環境だと思います。


1月11()

卒業してゆく3年生A
 内田芽人が卓球場に通い始めたのが小学校5年生の頃でしたから、かれこれ8年の付き合いになります。

 一生懸命頑張るスタイルはその頃から変わりません。でも小学生から中学2年生の頃までは結果に結びつかず、普通の両ハンドドライブ型ではなく粒高を使った変則型にでも変えたらどうか、と進言したこともありました。

 中2までは、いつも県内の「5番目」で、いつも仲間の表彰式を指をくわえて見ている立場でした。その彼が”豹変”したのが最後の最後、中3の全中県予選でした。あれよあれよと言う間に勝ち上がり、決勝戦も奇跡的な逆転勝ちで優勝してしまいました。その勢いで、東海ブロック予選も勝ち抜いて、夢にまで見た全中に出場することができました。

 高校入学後も自信をつけた安定感あるプレーで、1年生ながら全日本ジュニアに出場するなど順風満帆でした。しかし周囲に徐々に追いつかれ始め、2年生で沖縄インターハイにダブルスで出場したものの、シングルスで目立った成績は残せなくなってきました。

 彼の身上は、「誰よりも一球でも多くボールを打つ」ことでした。どんな時でも無骨に不器用に自主練習するスタイルは変わらず、気弱で勝負強さに欠けていた彼を鍛え上げたのは彼自身の、「卓球が好き」という純粋な気持ちでした。

 大切な試合前になると緊張からか不調に陥り失敗するパターンを繰り返してきた彼ですが、最後のインターハイ予選では好調を維持して堂々と単複団体の予選をクリア。特に団体では県予選決勝2−2ラストを締める試合から始まり、東海総体でもチームを6年ぶりのベスト4に導くラストでの勝利、そしてインターハイ1回戦でもラストで勝つなど、鬼神のような活躍で高校での最後を締めくくりました。

 卒業後は彼の慕う”俊さん”こと昨年卒業の伊藤俊介さんの後を追い地元大手企業への就職が決まっています。卓球を本格的に続けるのは難しいかもしれませんが、現在も小中学生の練習相手の傍ら可能な限り練習に参加している、どころか夜遅くまで練習を続けています。

 最近の芽人はいつもニコニコ笑顔が絶えません。勝ち負け以前に、純粋に卓球が大好きだった小学生の頃を思い出させてくれます。「好きこそものの上手なれ」は彼のためにあるような言葉です。

1月12日(木)
直前の緊張感

 この冬いちばんの冷え込みでしたが、風がないせいか、それほど寒さは感じませんでした。

 試合直前です。卒業生の小河さん、堀木さん、保護者の小川さん、顧問の山本先生も三重県選手権に向けて調整に余念がありません。夜のゲーム練習もピリッとした緊張感に包まれています。


 男子は学校で21時前までやりましたが、その後、多くの選手は卓球場で自主練習に取り組んでいました。


 悪くない雰囲気です。楽しみです。

1月13日(金)
見逃さない

 試合前日です。

 毎日欠かさず練習を見ていると、選手たちの気持ちが手に取るように分かるようになってきます。


 @試合が近くなってくると決まってナーバスになって調子を崩す選手。しかしそんな選手に限って本番では堅実なプレーを見せてくれる時があります。


 A試合が近くなってくると徐々に集中力が高くなり感覚が研ぎ澄まされる選手。逆に言えば試合が近くないと集中しきれていないともも言えますが、こういう選手は時折本番で大ブレイクします。


 試合が近くなってきてもほとんど変化が見られない選手。こんな選手は二つに大別されます。


 B試合が近くても遠くても地道に努力のできる選手は、本番でも普段と全く変わらないプレーで心強いことこの上ありません。


 C逆に試合が遠かろうと近かろうと何となく適当なプレーをする選手に限って本番になるとブルブル震えて残念な負け方をしてしまいます。


 人間なので性格はそれぞれですが、性格には長所と短所が同居しています。やろうと思ってもなかなか自分のスタイルを変えることはできないのが現実です。結局、自分の性格を把握して少しでも改善できるよう考え工夫する者が成功へと近づいていきます。


 私たち指導者も選手のタイプを見極めて、結果を受けて修正するよう導くことが大切です。さて、明日、明後日は見逃さないようにしなくてはなりません。

1月14日(土)
三重県選手権@

 今日はジュニア男女の部でした。上位2名に東京選手権への切符が与えられます。

 女子シングルスは吉田礼楽@が優勝しました。高校入学後もコンスタントに上位に進出していましたが、昨年の全国中学県予選で優勝して以来の栄冠です。今日はフォアハンドサービスが効果的で持ち前の両ハンドドライブにうまく結び付けていました。年始の全国合宿で強豪選手に揉まれてたくましくなりました。三位には室井まどかが入賞。16決定での接戦を切り抜けた後は快調に勝ち進み初の上位進出です。年末の全国選抜東海ブロック予選でも活躍し、進境著しい選手です。ベスト8には坂口緑A、佐藤綾香@、松本ゆきみ@が入りました。


 男子シングルスは21クラブの小学校6年生の宮本春樹さんが衝撃的な優勝。8決定から決勝までジュニアポイントランキングの高校生上位4名を連破して文句なしの優勝でした。特に準決勝、決勝と本校の岡田理志、岡田天志との試合はいずれも2セットを先行され、3セット目、5セット目もリードされてからの逆転勝ちという、以前にはなかった粘り強さを見せました。岡田天志Aは準優勝でした。決勝では最後の最後に我慢しきれず痛恨の逆転を許しましたが、それ以外の試合では緩急をつけた安定した両ハンドドライブで、厳しい場面で今までにない執念深さを見せました。自己ベスト更新です。3位には岡田理志A。フットワークを使った安定したラリー戦で快調に頂点を目指しましたが、まさかの急停車。技術的にはどんどん進歩しているところも、詰めの甘さも普段の練習が反映されています。そんな課題を改善できるよう取り組む姿勢がチームリーダーとして求められるところです。中学3年生の古市正暉さんは第一シードでしたが、準決勝で岡田天志、3位決定で岡田理志に敗れ東京選手権を逃しました。打点の
高い両ハンドドライブは切れ味十分ですが、今回は安定感が今ひとつでした。次代を担う逸材だけに高校入学までの数ヶ月で盛り返してくることだと思います。

 東京選手権のジュニアの部には男子の宮本さんがカデットの部にエントリーするので岡田天志と岡田理志が、女子は吉田礼楽が出場権を獲得しました。明日は一般シングルスとダブルスです。一般の部とはいえ、昨年の小川翔の優勝のように例年高校生が上位に進出しています。明日に期待です。

1月15日(日)
三重県選手権A

 ダブルスと一般シングルスが行なわれました。

 東京選手権の通過枠2の女子ダブルスは二つとも実業団エクセディに奪われました。3位に酒井眞菜B・長澤玲奈B組、ベスト8に吉田礼楽@・佐藤綾香@組、常深亜美@・室井まどか@組、松本ゆきみ・芥佳子@組が入りましたが、一歩及ばず。


 同じく通過枠3の男子ダブルスは山本雄飛B・内田芽人B組が見事、準優勝で東京へ。岡田理志A・岡田天志A組は無念の次点4位でした。


 女子シングルスは4人の通過枠でしたがエクセディの一角を崩した佐藤綾香を破った長澤玲奈がベスト4に入り代表権を獲得。ベスト8に酒井眞菜、室井まどか、佐藤綾香が入りました。


 6人が通過枠の男子シングルスは古市正暉さんが昨日の無念を晴らす準優勝。3位には内田芽人が入り代表に。岡田泰典Aは昨日とは打って変わって冷静なプレーを見せてベスト8に入り敗者復活戦に臨みましたが惜しくも次点の7位に。岡田理志もベスト8に入りました。

 そして卒業生でいつも高校生に胸を貸してくれる南翔太郎さんが単複を制する復活の二冠に。大学卒業後は練習量が激減しジレンマに陥りましたが、最近は時間をやりくりして少ない時間でも質の高い練習を心掛けるようになり、見事に復活しました。彼が練習に訪れると、その高い緊張感に全体が引き締まります。まだ老け込むには早すぎます。これからも高校生を背中で叱咤激励してもらいたいと思います。

1月16日(月)
息つく間もなく

 昨日、激戦の三重県選手権が終わったばかりですが、明日から始まる全日本選手権に向けて出発です。

 全日本選手権は言わずと知れた日本で最も権威のある大会で、文字通り「日本一」を決める大会です。厳しい各都道府県予選を勝ち抜いた選手が集います。本校からは一般女子シングルスで酒井眞菜B、一般男子シングルスで岡田理志A、ジュニア女子シングルスで常深亜美@、吉田礼楽@、そしてジュニア男子シングルスに21クラブから古市正暉さんが出場します。

 明日はジュニア男女シングルスの1回戦が行われます。いずれの選手も初出場で、尋常でない緊張が強いられるでしょう。まずは心と体のこれ以上ないウォーミングアップが必要となります。せっかくの晴れ舞台です。普段の自分の実力を発揮することがまずは第一目標です。

1月17日(火)
全日本@

 日本最高峰の大会、平成23年度全日本卓球選手権大会が本日から東京体育館にて開催されます。

 今日はジュニアシングルスの1回戦が行われました。


 女子の常深亜美は青森県の選手と対戦。全国大会個人戦初出場でしたが、落ち着いた立ち上がり。接戦の1セット目を落とすと苦しい展開に。ようやくリズムが合ってきた3セット目でしたが、最後はレシーブが乱れて無念の初戦敗退。大きなラリーなどは互角ですが、台上処理やレシーブなど細かいプレーを突かれてしまいます。県外大会は慣れた相手とは勝手が違います。短い試合の中で相手のプレーにリズムを合わせなければなりません。この経験を次に生かさなければなりません。


 吉田礼楽は長野県の選手と対戦。不安定ながら積極的に攻撃を仕掛けてくる相手に1セット目を奪われて苦戦しますが、台上処理の甘さをついて主導権を握ります。結果的には相手をよく見た堅実なプレーが勝利に結びつきました。明日はエリートアカデミーの選手と対戦します。やり甲斐があります。


 男子は古市正暉さんが広島県の選手と対戦。先月の全国高校新人合宿にも出場した選手との対戦は苦戦が予想されました。しかし出足から冷静なプレーと速い攻めで一方的に1セット目を奪取。2セット目を奪い返されると試合は接戦に。サービス・レシーブでは主導権を握りますが、先手を取ってからのラリー戦、チャンスを作った後の決定球のミスが響き1-3で敗退。しかし中学生ながら代表権を獲得し、ひと足早くジュニアレベルの全国大会での経験は、今後に必ず生きるはずです。キレのあるバックハンドや巧みなサービス・レシーブはパワー全盛の現在の卓球界では高いレベルで通用する技術です。今後は経験を積んでプレーの幅や安定感を身につけてもらいたいと思います。


 明日から一般シングルスが始まります。

1月18日(水)
全日本A

 ジュニアシングルス2回戦からと、一般女子シングルス1回戦が行われました。

 昨日のジュニア女子で勝ち残った吉田礼楽が2回戦に挑戦しました。相手はエリートアカデミーで「今最も期待されている」中学1年生です。吉田と同じ戦型ですが、長身の吉田より更に背の高い選手です。手堅いプレーを見せる相手にラリーにはなるものの、なかなかポイントには結びつきません。12セットを失った3セット目も追い込まれますが、根気よく粘るとジュースでようやく1セットを返します。するとリズムが合ってきてお互いに両ハンドのドライブを駆使する長いラリーになります。4セット目も一進一退の攻防の末、ジュースになりますが最後のポイントは無念にもエンドラインをかするエッジボールで万事休す。得意のフォアハンドサービスと両ハンドドライブは高いレベルで通用することが証明されました。あとは試合運びと細かいプレーです。簡単ではありませんが、まだ1年生。高い意識を持って練習に臨めば十分克服は可能です。


 タイムテーブルが遅れに遅れて予定を1時間待った一般女子シングルスの酒井眞菜は専修大学の選手と対戦。この選手は3年前の同大会で卒業生の西川千裕さんがジュニアシングルスの1回戦で敗れた相手です。出足良く1セット目を奪いますが、中盤にリードを許すも後半になると思い切ったプレーで迫るパターンが続きますが一歩届かず23セット目を失います。追い込まれた4セット目もリードされて後半へ。同じパターンで追い込みをかけ、このセットは怒涛の6本練習で取り返しセットオールに。すると力みも抜けて快調なプレーでスーパーショットを連発して突き放しました。中学3年生で一般の部に出場してから4年目にして初戦突破です。これまでは力はあったものの入れ込み過ぎて空回りする試合が続きましたが、今日はリードされても慌てず落ち着いたプレーが印象的でした。技術はもちろんですが、精神的な成長を感じさせた試合でした。明日は福岡県の選手と対戦です。

1月19日(木)
全日本B

 三日目です。ジュニアの部は男子はベスト8、女子はベスト4が出揃い、ダブルス、シングルスなどの一般種目も熱を帯びてきました。

 昨日熱戦を制した酒井眞菜は一般女子シングルス2回戦にチャレンジ。福岡県のジュニア選手との対戦でした。勝機は十分と見られていましたが、バック表の同型選手に対して出足からリズムが掴めません。あれよあれよという間に試合は進み最後までいいところなく敗れました。前陣での速い攻めを身上とするだけに、少しタイミングが狂うと修正は容易ではありません。プレーの幅の広さ、巧みな戦術等は大学進学後の課題として取り組んでもらいたいと思います。


 三日間出番を待った岡田理志Aは一般シングルスに挑戦です。初戦は新潟県の選手と対戦。出足はお互いに固さが出て大量リードの後の大量失点で失います。すると2セット目は相手の固さが取れてあっさりと失い後がなくなりました。ここからようやく開き直り1セットを返して1-2としますが、4セット目は序盤からリードを許し6-10とマッチポイントを奪われます。万事休すと思われましたが、勝ちを意識した相手と、かえって力みの取れた岡田との微妙な心理状態が奇跡を生みました。怒涛の6本練習で息を吹き返すと、5セット目は出足から一気に突き放し大逆転勝ちで見事な勝利を見せてくれました。


 会心の逆転勝ちから7時間をおいて2回戦は最終試合の19時スタート。相手は大阪桐蔭の3年生です。リズムに乗れず相手の厳しい攻めに一方的にやられた1セット目でしたが、2セット目からは激しい打撃戦で接戦になります。サービスを工夫して先手を取れる機会が多くなった2セット目をジュースで奪いタイに戻します。3セット目も悪くない流れでしたが、ロビングで粘られたボールを攻め切れなかったり、決まったと思われたボールを返球され失点するなど痛いポイントもあり失うと、4セット目もほぼ力を出し切るも要所でポイントできずに1-3で敗れました。しかし初挑戦の全国大会シングルスで初勝利を挙げるなど、進境著しい勢いを見せました。この経験を大阪選手権、東京選手権、全国選抜、そして最後のインターハイに生かしてもらいたいと思います。

1月20日(金)
全日本C
 各種目とも上位の選手が出揃い、各コートでガチンコの熱き戦いが繰り広げられています。

 グルッと見回してみると、試合をしている選手の9割以上がシェークハンドの攻撃型です。ペンの選手はほとんど見ることがありませんが、カット型はちらほらと見受けられます。

 ボールが40mmになったり、有機溶剤入りの接着剤が禁止になったりしましたが、ラバーが進化したせいか相変わらずカット受難な状態です。男子のカット型はカットで相手のミスを誘うよりも、いかにして攻撃に結びつけるかが戦術の柱になっていますが、女子のカット型は下回転のボールを一発で打ち抜く攻撃力はないので、どうしても長いラリーになります。

 ジュニア女子の部で優勝したのはカット型の谷岡あゆか選手でした。小学生の頃に卓球場に来たこともある彼女は高知県出身のエリートアカデミー所属の選手です。今回のジュニアはスコア的にはほぼ「圧勝」と言ってもよい結果でしたが、実際の試合の内容は一本取るのに前後左右に大きく振られる長いラリーの連続です。

 小柄な体を目一杯使うブツ切りカットは観客席から見ていても唸りをあげて相手コートに入ります。しかしほとんどの選手は力勝負は避けて手堅くツッツきます。ツッツかれたボールをこれまた全身を使ってフルスイングのツッツキを送ります。こうやって走り回ってフルスイングして、を何度も何度も繰り返しますが、流れが相手にある時は、最後は思い切り引っ叩かれてしまいます。しかし連続して失点している時も根気良くこのプレーを繰り返します。

 一般シングルスで敗戦した試合のようにカット打ちの上手いパワーのある選手と対戦すると、手の施しようのない内容・結果になってしまいますが、ヤケになったり、諦めた雰囲気になったりすることはありません。

 そういう戦型と言ってしまえばそれまでですが、諦めの早い本校の選手たちに彼女の試合を見せてあげたいと思いました。

1月21日(土)
全日本D

 福原愛選手が悲願の全日本初制覇を成し遂げました。

 3歳で卓球を始め年齢別のカテゴリーでは優勝を重ねてきた彼女ですが、女子シングルスは13回目の全日本出場でようやく…。彼女の影響で卓球界の低年齢化は一気に進みました。

 今回もジュニア2位の小学5年生・平野美宇選手らが大活躍しました。福原選手も小学生の頃から強かったのですが、彼女ら小学生選手が凄いのはその精神力です。競り合いの厳しい場面でも表情一つ変えず闘志を前面に戦います。ジュニアの準々決勝で惜敗した小学5年生・伊藤美誠選手は、最後まで淡々と戦っていましたが、負けた瞬間にタオルで顔を覆って泣き出してしまいました。このあたりは小学生らしいかわいさでしょうか。


 どんどん低年齢化する卓球界は、技術の複雑さや繊細さが原因で上達するのに時間のかかる競技です。ある意味「早く始めた者勝ち」的な側面があるのは事実です。ただトップを狙うには技術もさることながら多少の困難から逃げない強い意志が必要なのは年齢に関わらず必要です。


 彼女たちの”小学生とは思えない”動じない強い心は、本校の選手たちにも見習ってもらいたいところです。

1月22日(日)
全日本E

 クライマックスです。

 男子シングルスは六連覇を目指す水谷隼選手に死角はないように見えました。全日本の上位に進出する選手たちは、自分の得意なパターンになれば簡単に失点することはまずありません。自分の攻めたボールが相手コートに入り守勢に追い込めばほとんどポイントにつなげることができます。しかし相手が水谷選手だとそこからポイントにつなげるのが至難の業です。会心のボールが入ったと思っても難なくブロックされ、後ろに下げてもノータッチで抜けるボール以外は何本でもフィッシュ&ロビングで粘られて少しでも打ちあぐむとカウンターが待っています。


 つまり守備が抜群に上手いのですが、だからと言って攻撃が甘いわけではなく、サービス・レシーブ、台上処理等々、全ての技術が抜きん出ています。


 水谷選手が敗れる中国人選手らとの国際試合を見ると、鉄壁にみえる水谷選手の守備を打ち抜く攻撃の威力と安定性があります。今の日本には彼の守備を打ち破る攻撃力を持った選手はいないように思っていました。


 前置きが長くなってしまいましたが、高校3年生の吉村真晴選手がその水谷選手を破って優勝しました。


 世界ジュニアで大活躍するなど、ここ最近の彼の飛躍は驚くべきものがありましたが、波に乗れないとミスを連発するスタイルは水谷選手にとって組み易しと見ていました。確かに吉村選手の躍動感溢れる動きと、ダイナミックな両ハンド攻撃はツボに入ると世界トップクラスと言っても過言ではありません。ただ、水谷選手に勝つにはそれが全てミスなく入ればという条件つきでしたが、その条件をクリアした試合でした。


 昨日は女子の若い世代の台頭について書きましたが、男子も世界のトップを目指せる時代に入ってきたように思います。

1月23日(月)
New パソ

 自宅のパソコンを買い替えました。

 これまで使っていたパソコンはすでに経営破たんしてしまったメーカーのものですが、かれこれ7年近く使っていました。メンテナンスはしていたつもりですが、どんどん”重く”なっていきます。この日記などは、一か月単位で区切られているので、新しい月に入って10日あたりまでは軽快に動くのですが、20日を過ぎると重くて重くて一日分の日記を書くのに数十分かかってしまいます。


 新しいパソコンはとにかく”軽く”動いて欲しかったので、スペックも高めのものを選びました。おかげでサクサク動きます。


 話は変わりますが、一週間ぶりに学校に行ったら職員室の机が伝言メモや書類で埋もれていました。留守にしていた間に色々な方にご迷惑をおかけしてしまいました。


 授業の合間を縫って一つずつ片づけていきますが、一つが終わったころに電話やメールで新しい仕事が入るのでいつまで経っても先に進みません。さらに放課後は会議もありました。


 この借金を一刻も早く返さなくてはなりません。明日も忙しくなりそうです。

1月24日(火)
注目度

 寒い一日でした。

 全日本選手権が終わって二日経ちましたが、多くの先生方から、「全日本どうだった?水谷選手負けちゃったね」とか、「野田学園って前から強かったの?」とか、「平野美宇ちゃんと白子の選手とどっちが強いの?」などの質問を受けます。中にはかなりマニアックなことまで知っている先生も見えてビックリです。


 以前に比べるとマスコミもかなり大きく取り上げるようになりました。福原愛選手が注目された頃からだと思いますが、今回も小学生の活躍が大きく取り上げられました。卓球を知らない人たちからすれば、純粋な競技に対しての興味よりも、小さい女の子が活躍したり、負けて泣いたり、四元選手(今回の全日本は結婚・出産のため不参加)のコスチュームの方が面白いのだと思います。実際今回の全日本でも、五連覇している水谷選手より、小学生の選手がコートに入った方がマスコミのカメラの数は圧倒的に多かったです。


 いずれにしても卓球が世間から注目されるのは普及という意味では良いことだと思います。「全日本どうだった?」と言われるのも、テレビで放映された影響もあったはずです。選手たちにとっても励みになるはずです。

1月25日(水)
体罰

 本格的に寒くなってきました。明日は雪が降るようです。

 私は選手時代の中学生から大学生までの10年間、西飯先生ご夫妻に指導していただきました。


 西飯先生ご夫妻はご自分にも厳しい方でしたが、指導する選手たちにも厳しかったです。私が中高生の頃の徳康先生は30代半ば、幸子先生は30代前半で、全日本選手権でもランク入りしていたバリバリの現役でした。そんな日本のトップ選手である徳康・幸子先生でしたが、練習相手は専ら田舎の高校生である私たちでした。そんな役不足の練習相手でしたが徳康・幸子先生は一切、手抜きすることなく鬼気迫る雰囲気で練習に取り組まれていました。


 徳康先生は私たちの取り組み方が甘いと時折、体罰も辞さない指導をされていました。私たちよりもっと上の世代の先輩方の頃にはもっと厳しい体罰もされていたようです。私要領が良かったのかあまり体罰を受けた記憶がありません。同級生である現高田高校顧問の宇仁田先生はよく体罰を受けていましたが、それを見ていた私はむしろ嫉妬さえ覚えたほどです。


 今の私があるのは西飯先生ご夫妻のご指導を受けることができたからです。選手としては大成できなかった私ですが、厳しくも暖かいご指導で卓球という競技の素晴らしさを教えていただきました。少々の体罰を受けたことも全く問題ではありませんでした。それを愛情と受け取ることができた信頼関係があったと確信しています。体罰がなくても成立した人間関係であり、決して体罰に感銘を受けたり良い影響を受けたわけではありません。


 いわゆる「愛のムチ」は存在すると思いますが、「感情的な暴力」とは紙一重です。


 その境目は非常に微妙で受け取る人によっても判断の分かれるところです。昨今の体罰に対する否定的な見解は、「感情的な暴力」が存在する以上、仕方ないことだと思います。


 「厳しさ」と「冷たさ」は紙一重です。「温かさ」と「甘さ」も紙一重です。「厳しくも温かい」指導者になるのが目標です。

1月26日(木)
卒業してゆく3年生B
 辻浦沙紀は中学最後の全中予選で突然、決勝まで勝ち上がってきた選手でした。

 バック側が粒高で、「中学だから勝てる」選手にも思ったし、本校や21クラブとは関わりがなかった選手だったので、本校を受験するとは思っていませんでした。

 しかし「意外」と言っては失礼ですが、入学後の彼女は驚くほど頑張って練習に取り組める選手でした。今までの粒高の選手は慣れられると勝てなくなるのが常でした。西飯先生とも相談した結果、勝てなくなる前にラケットを反転させる技術に取り組ませることにしました。

 もともと器用な選手だったので見る見るうちにマスターし、2年生のインターハイシングルス予選を突破することができました。そこからはチームにとっても欠かせない戦力として活躍してくれました。個人戦では高校最後の中部日本選手権の一般の部でランク入りを果たすなど、県外での試合に力を発揮しました。

 三年間、主力選手として活躍した彼女ですが、さすがに最後の方は慣れられて同士討ちで勝てなくなる試合が多くなってきました。しかし彼女の魅力は、そんな状況になっても決して笑顔を絶やさず、いつも明るく振舞えるところでした。決して腐らず、決して諦めず、こちらがアドバイスをしても真っ直ぐこちらを見て聞く様子は印象的です。

 彼女は入学時から、お母さんと同じ看護師を目指していました。初志貫徹でした。卒業後は看護師をめざし専門学校へ進みます。彼女なら明るく前向きな態度で患者さんに接し、苦しんでいる患者さんに元気と勇気を与えてくれる看護師さんになれると思います。


1月27日(金)
感慨深く

 寒いです。

 明日は今年度最後の県内大会である、「平成23年度三重県高等学校新人卓球大会個人の部」が開催されます。この試合は昨年11月に行われた「団体の部」と同じ大会の個人戦ですが、それを認識している人は少ないと思います。


 ほとんどの選手はしっかりと自己管理をして問題がないのですが、冷え込みの厳しいこの時季なのでやはりコンディション不良者がでてしまっています。


 話は変わりますが、学校体育館で練習をしている最中、女子バスケット部顧問の先生が話しかけてきました。「卓球部は3年生が練習に来てくれていいですねぇ」。


 本校は卒業後に卓球を使って進学・就職をした者は卒業式まで練習は継続する、ということにしています。卓球の腕を買われて進路を決めたのだから、練習を継続するのは当たり前です。内田芽人のように卓球を使って進路を決めた訳ではないものの、本人の希望があれば最後まで続けてもらってもOKです。と言うより続けてもらえば助かります。

 実は3年生は今日が”卒業テスト”の最終日でした。2月は3回の出校日を除いで”家庭学習”となり、31日には晴れて卒業式となります。

 寂しくもあり嬉しくもあるこの季節。感慨深いものがあります。

1月28日(土)
学年別大会
 県営競技場体育館にて、、「平成23年度三重県高等学校新人卓球大会個人の部(学年別)」が開催されました。

 1年生女子はベスト8中6名が本校という圧勝でした。優勝は三重県選手権に引き続いて吉田礼楽でした。粗削りな両ハンド攻撃だけだった入学時からすると安定感、ネットプレー、サービス等の細かい技術も身についてきました。準優勝は常深亜美。手の届く範囲のラリー戦には強さを見せる反面、フットワークが大きな課題です。地道な努力ができる選手だけに、トレーニングも頑張ってもらいたいと思います。三位には佐藤綾香と松本ゆきみが入りました。佐藤は取り組んでいるサービスが、松本はバックハンドが安定してきました。二人に共通する課題は、フットワークを生かしたラリーでの安定感か。時間はかかりますが、根気よく取り組んでもらいたいと思います。

 1年生男子は土性祐成が準優勝。入学以来の努力が実を結びつつあります。もともとボールタッチには良いものがあるので、力強さが加わればまだ伸びる余地は十分あります。三位には権蛇佑輔。プレーに安定感が増してきました。しかし準決勝で優勝した選手にセットオール中盤までリードしながら逆転された試合は、まだ練習での甘さが出ていると考えるべきです。

 2年生女子は坂口緑が昨年に引き続き三位入賞。準決勝で苦手の粒高選手に惜敗でした。カットの安定感は出てきましたが、やはり最後は攻撃力か。入学以来の課題を残り半年で克服できるか。

 2年生男子は岡田理志が二連覇です。決勝は2セットを先取されながら粘って逆転勝ちでした。高い身体能力を生かした大きな展開のラリーは光るものがあります。課題の試合運びが克服できれば県外大会でも活躍できる素地はあります。三位には急速に力を付けている岡田天志と岡田泰典。天志は威力のある両ハンドドライブに攻めの早さが加わってきました。細かいプレーも上手いので、気持ちの作り方のコツを覚えれば高いレベルで通用する選手になれます。泰典はこの数か月で、「努力は裏切らない」ことを覚えました。心を込めて努力をすれば結果につながる面白さや喜びを知れば、伸びしろは限りなく広がります。


1月29日(日)
空白の一日
 2012年2月10日の「大惨事」事件で失われた1月の日記ですが、2月23日の「救世主」によりほとんどが回復できました。

 回復できなかった1月28日分は学年別大会だったので思い出して書くことができました。また、1月26日は卒業してゆくシリーズだったのでこちらも書くことができました。

 しかし…。

 この29日だけがどうしても思い出せません。学年別大会の翌日だったので、軽めの練習だったと思います。メールの履歴を見てみると男子は学校体育館で10時開始となっていますが。

 どなたか手がかりをお持ちの方は見えませんか?

1月30日(月)
感慨深く

 先週末の冷え込みのことを思うと、それほど寒くは感じませんでした。私立高校の入試が終わり、今日から公立高校の前期選抜願書受付です。「そうか。あれから○年経つのか…。」と感慨深い人もいると思います。

 学年別大会を終えて、今年度の三重県の個人戦は終了しました。気の抜ける選手が出てくるのかなと思いきや、今まで何となく練習を”こなす”ことで精一杯の選手たちまで目の色を変えて練習に取り組むようになってきました。まだまだ甘さはありますが、”自己新記録”を更新しているのなら期待は持てます。


 男子は学校体育館での練習を9時に終えました。その後、卓球場に行くと、数人の女子選手はゲーム練習の真っ最中でした。男子の選手の多くも、学校体育館から卓球場に移動してサーブ練習に取り組んでいました。


 10時近くなっても自主練習に取り組む選手たちの努力を見逃すほど、卓球の神様の目はフシアナではありません。

1月31日(火)
準備期間

 もう月末です。アッという間の1か月でした。

 今日も昨日に引き続き、比較的寒さを感じませんでした。やはり吐く息が白くならない時は選手たちの動きもいいです。


 先週の学年別大会を終えて、今年度の県内の個人戦は終了しました。今週末に今年から始まる、「会長杯争奪団体戦」がありますが、残すは大阪選手権、東京選手権、全国選抜のみです。それぞれの試合の予算申請、選手の宿泊計画、切符の手配、保護者の宿泊計画、市の激励金の申請等々の準備も最盛期に入っていますが、比較的試合の少ないこの時期は、4月から始まる新シーズンに向けての準備期間でもあります。


 試合の合間を縫って、練習会や練習試合、各地で行われるオープン戦の計画を立てなければなりません。相手チームとの力関係、スケジュール等を考えてマッチメイクするのは大変です。うかうかしていると乗り遅れてしまいます。本校の新チームは男子は10名、女子は11名ですが、できれば主力選手以外の選手たちにも機会を設けたいと思います。


 3月末までの予定は半分ほど埋まってきました。もう一息です。