白卓日記 ‘11 12月 前月へ! 次月へ!      
12月31日(土)
大晦日
 大晦日です。

 卓球場は今年の「打ち収め」の練習で賑わっていることだと思います。

 今年は何と言っても東日本大震災が大きく心に残ります。震災の影響で必死の思いで手にした全国選抜や東京選手権は中止となりましたが、残念という思いは不思議とそれほど起こりませんでした。生き死にに関係のない卓球を思う存分やることのできるありがたさが痛いほどわかりました。

 被災地はまだ復興にはほど遠い状態だと聞きます。私たちができることは、現状の幸せを当たり前のこととせず生きることです。

 今年の10月に亡くなったアップルコンピュータの創業者であるスティーブ・ジョブスの「もし今日が人生最後の日だとしたら、自分は今日やろうとしていることを本当にやりたいと思うだろうか?」という言葉が思い出されます。長い人生の中のたったひとコマかも知れない今この時が、決して”たったひとコマ”とは限らないことを、震災は教えてくれました。

 明日から始まる2012年が皆様にとって幸せな一年になることをお祈りしています。

12月30日(金)
ネタ切れ
 冷たい風の吹く寒い一日でした。

 部活動がないと日記のネタに困ります。今年を振り返って頭に思いついた面白ネタを一つ。

 11月にあった新人戦県大会の試合中のことです。選手たちにとって最もプレッシャーが大きくギリギリの緊張感の中で戦う団体戦の真っ最中のことでした。勝負が懸かる大切な一戦。気合十分で最高のパフォーマンスを見せ1セットを奪取しました。ベンチに戻ってからもテンションはマックス状態です。相手選手より先にコートに戻り2セット目が始まります。このセットを取ればその試合ももちろん、チームの勝利もグッと近づきます。ラケットを手にして相手選手を待ちます。しかし少し遅れて戻った相手選手は何やら言いたげに対戦相手の本校の選手をチラチラ見ています。するとおもむろに本校の選手に近づき、「すいません、そのラケット僕のなんですけど…。」

 まあ確かに同じラケットではあったし、冷静な精神状態ではなかったのですが。さすがに本校の選手も照れ笑い。緊張の糸が切れておかしくなってしまわないかとヒヤヒヤしましたが、肩の力が抜けたのか1セット目より更に素晴らしいプレーを見せてくれました。めでたしめでたし。

12月29日(木)
卒業してゆく3年生@
 近藤亜希は今や三重県の名門、塩浜中学の出身です。

 彼女が初めて卓球場に来たのは、2007年9月29日中学2年生の時でした。顧問の剣持先生に連れられて来た2年生6名のうちのひとりでした。彼女の同級生は優秀な選手が多く、彼女自身はチームの3〜4番手といったところでした。右ペン表という戦型でバック系の技術が苦手そうだったので、「裏面バックハンドをやらせては?」というお話をさせてもらったのを覚えています。決して器用な選手ではありませんでしたが、運動能力の高さと真面目さは当時から目を引いていました。

 入学後は1年生の夏あたりから頭角を現し、ほとんどの試合で同士討ちまで勝ち上がる安定した成績を残すものの、酒井、長澤ら同級生の影に隠れて、個人戦での全国大会出場にはなかなか届きませんでした。それでも団体戦でレギュラーに定着したり、2年生秋の東海選手権でランク(ベスト16)入りするなど着々と実績を積み重ねてきました。そしてラストチャンスである高校3年のインターハイ予選では試合前の不調を振り払う気迫溢れるプレーで見事悲願である個人戦でのインターハイ出場を成し遂げました。

 持って生まれた真面目さ故か、試合前になると不安が不安を呼び不調に陥る悪循環を繰り返してきた彼女ですが、最後の大一番での結果は、派手さはありませんが地道に努力を重ねた彼女らしい試合でした。最初で最後のインターハイは第一シードの真下でしたが、1回戦を得意のカット打ちで完璧に封じて2回戦に進むなど、試合で実力を発揮するコツを掴んだ感がありました。

 卒業後は理学療法士の資格を取るため専門学校へと進みます。彼女自身は故障とは無縁の丈夫さでしたが、結果がなかなかない苦しい選手の気持ちが理解できる理学療法士になれると確信します。

12月28日(水)
大掃除
 男子は9時から1時間だけ練習して、学校体育館の大掃除→卓球場の大掃除と大掃除のハシゴでした。女子は10時から1時間練習→卓球場の大掃除でした。

 毎年恒例の卓球場の大掃除は、上級生が「部室班」、「更衣室班」、「外回り班」、「フロア班」、「記録整理班」、「高所作業班」の各班のリーダーとなり下級生に指示を飛ばしながらテキパキと仕事をこなしていきます。普段の掃除は高校生のみで行ないますが、大掃除だけは小中学生も参加してくれます。

 部室班は掃除だけでなく模様替えなど工夫を凝らしてやってくれました。更衣室班は水回りの掃除やプログラムの整理など地味ながらキチッとやってくれました。外回り班は外の水道周辺や自転車置き場など寒風にさらされながらきれいにしてくれました。フロア班はイスの下にボールが入り込まないよう段ボールを切り貼りしてくれたり、最後のフロアワックス掛けをしてくれました。記録整理班は溜まった記録を几帳面にファイリングしてくれました。そして大掃除の花形である高所作業班は2基のハシゴを使って蛍光灯の上や、天井の梁(はり)の上に載ってしまったボールを回収します。今日一日で1年分、30ダース以上のボールが回収されました。見ている方がヒヤヒヤするほどのアクロバティックな身のこなしで頑張ってくれました。

 スッキリ、サッパリ、ピカピカになった卓球場。今年一年お世話になりました。来年もよろしくお願いします!

12月27日(火)
SUC男子
 ステップアップキャンプ(SUC)の二日目、今日は男子の部でした。

 本校からは1年生が参加しました。

 始まる前に、「ここのところ課題として練習していることを積極的に使うように」と話しました。三日前に与えたばかりで取り組んで間もない課題でしたが、多くの選手が実践していました。もちろん失敗することも多いのですが、上手くいった時の相手の反応で、手応えを感じたことと思います。

 練習試合などの遠征の経験の少ない1年生だけに、目的を持って取り組んだ今回のような実戦練習は、これ以上ない貴重な体験だったはずです。

 明日の練習の取り組みに注目したいと思います。


12月26日(月)
SUC女子
 西飯スポーツ主催の中高生対象の練習会、「ステップアップキャンプ(SUC)女子の部」が岐阜羽島で開催されました。

 このSUCは「各都道府県のトップを目指す中高生」を対象に行なわれている練習会で、春・夏・冬休みに開催されます。学校、クラブチーム、個人など、所属の枠は問わず受け付けています。”ほぼ初心者”以上なら参加資格は問いません。本校の選手も、普段主力選手として様々な遠征に参加する機会の少ない選手を中心に参加させてもらっています。一日に10試合以上ゲームができるのが魅力です。

 今日は女子の部です。本校からは2年生3名、1年生5名が参加しました。雪の影響で参加を取りやめた学校が出たので、いつもより人数は少なめでしたが、その分たくさんのゲームをすることができました。貴重な実戦練習の機会とともに、公式戦と違って時間や気持ちにも余裕があるので、他校の選手と交流を深める良い機会でもあります。

 明日は男子の部です。その名の通り、ステップアップを図りたいと思います。

 ☆SUCについての詳細は nishiicamp@yahoo.co.jp までメールして下さい。要項等を返信します。

12月25日(日)
リ・スタート
 女子は昨日の試合後に白子に帰って早速、西飯先生主導でミーティングを行ないました。”鉄は熱いうちに打て”です。

 男子は今日、ミーティングでした。全国選抜出場の目標を達成できたことには最大限の評価をしました。そして”次へ”です。今回は三週間後の三重県選手権に向けて、「個々が取り組む具体的な課題」を考えてくるよう宿題を出しておきました。それを全員の前で発表させて意見を出してもらう、という取り組みです。全員の前で言ったからには中途半端な取り組みはできないし、的確な課題かどうかを全員の意見を参考にしてもらいたかったという狙いもあります。

 選手個々の考えを聞いた後に、恒例の「全員で取り組む課題」を発表しました。これまでは試合で使う頻度が多い、「必須課題」でしたが、今回は、「あまり誰もやっていない、相手にミスをさせる技術」です。しかも三つの課題を提示し、その中の一つだけ選択させて取り組ませることにしました。

 卓球は相手より多くポイントを取った選手が勝ちます。あくまでも自分から積極的にポイントを取りに行くのが”主”ではありますが、相手のミスを誘うプレーも並行して覚えるとプレーの幅が広がります。そこも卓球の面白さの一つだと思います。

 早速、多球練習で取り組んでいましたが、思ったより難しいらしく苦戦していました。成功するための第一関門、「工夫と根気」が試されます。

12月24日(土)
東海新人戦B
 最終日の今日は、女子が残り二枠を賭けて5〜8位順位トーナメントを、男子は1〜4位トーナメントです。

 女子は高蔵(愛知)と対戦しました。勝てば代表という大一番です。トップは1年生エースの吉田です。序盤から激しい打撃戦となりバックハンドに勝る吉田がリードして5セット目後半へ。しかし勝ちを意識してか徐々にプレーが重くなり10-7から追いつかれる苦しい展開に。5回ほど握ったマッチポイントをモノにできず万事休す。2番で起用された室井まどか@は先週の地区予選優勝の好調さを維持して、今日も思い切ったフォアハンド強打と安定したバックハンドで大きな星を挙げてくれました。ダブルスの吉田・佐藤綾香組も頑張って食い下がり接戦になるのですが、ストレートで敗れました。追い込まれた後半戦でしたが、4番の常深亜美はバックハンドの投げ上げサービスがよく効き、そこから得意の両ハンドドライブで押し切って白熱のゲームはいよいよラストへ。5番の松本ゆきみは積極的に攻めますが、打ちミスを誘う相手のプレーにはまり0-2とされ一気に土俵際へ。しかしそこから思い切った戦術転換が当たりリズムが合ってきます。3セット目をテンポ良く奪うと4セット目は接戦に。一進一退の攻防は終盤までもつれますが、最後はレシーブをミスして9本で惜敗。

 1年生主体で臨んだ今大会でしたが、やはり経験の少なさが災いしました。技術的には短期間で大きく伸びたと思いますが、なかなか普段の力を発揮することができませんでした。全国選抜の連続出場は8年連続で途切れましたが、初心に立ち返って地道に力を付ける練習に取り組みたいと思います。

 男子は準決勝で愛工大名電と対戦。トップの岡田理志、2番の岡田泰典とそれほど固さもなく接戦になります。しかし昨日までならポイントになったボールを凌がれて、攻められたボールは確実にポイントされるようになり徐々に打つ手がなくなってしまい、いずれもストレートで敗れました。ダブルスの岡田兄弟組は1セット目はジュースで敗れましたが、昨日を髣髴とさせるようなプレーが出始めて2セット目は逆にジュースで奪い返します。しかしここからレシーブで大きく揺さぶられてワンサイドゲームになり、1-3で押し切られました。

 3位決定戦では静岡学園と対戦。トップで起用された岡田泰典がそれに応えます。サービスがよく効き、要所要所で思い切ったフォアハンドでポイントを重ねます。セットオールになりますが、最後は相手のプレーを冷静に読みきって値千金の先取点を挙げました。2番の岡田理志は少し迷いがあるプレーながら終盤の大切なポイントは逃げずに攻めてチームの流れを一気に引き寄せます。ダブルスも昨日の浜松商業戦同様、気迫を前面に出して積極的に攻めますが、少し気負いが見られて大切なポイントで攻撃ミスが出てしまい痛い星を落としました。4番岡田天志、5番権蛇佑輔が並行して後半へ。5番の権蛇は昨日ほどのキレが見られず攻撃ミスを繰り返しストレートで敗戦。勝負は4番に託されます。先月の東海選手権でも対戦し敗れたサービスが上手な相手に、やはりレシーブができずあっさり1セットを奪われます。しかしそこから少しずつ相手のサービスにも慣れてきて、逆に強打で狙う作戦が効果的で波に乗ります。2-1リードまで追い込みましたが、相手もサービスを変えて再びレシーブが乱れて無念の逆転負けを喫しました。

 最終日は連敗で終えましたが、各選手ともこちらの予想を上回るプレーを見せてくれました。この試合に賭けるそれぞれの選手の思いは日々の練習でも伝わってくるほどのものでした。以前より随分良くなりましたがまだ、上手くいかない時の気持ちの立て直しなど精神面の課題、バックハンドやサービスなどの技術的な課題など克服しなければならない課題は山積しています。しかし県大会に引き続き得ることのできた「達成感」は大きな自信になりました。地道にコツコツと努力を重ねて次のステップに移りたいと思います。

 この三日間、たくさんの保護者の方々、3年生、中学生、卒業生の方々などが熱い声援で後押ししてくれました。選手たちもお陰さまで勇気を持ってプレーすることができました。本当にありがとうございました!

12月23日(金)
東海新人戦A
 みぞれ混じりの雨が降る寒さの中、二日目の今日は5校による予選リーグ残り2試合が行なわれました。

 女子は浜松南をすんなりとは行かないまでも1-3で降して愛知2位の桜丘と対戦。トップで起用の常深亜美@が得意の両ハンドドライブのラリーに持ち込み中国人留学生に肉薄しますがセットオールで惜敗。2番で起用の坂口緑Aは甘いボールを上から叩かれ完敗。ダブルスもスキを見せない相手に抑え込まれてストレートで敗れました。これで予選リーグ2位となった本校は、抽選の結果、明日の5〜8位トーナメントの初戦を高蔵(愛知)と対戦することが決まりました。勝てば5,6位以上が確定するので、東海女子枠6校以内が確定し全国選抜へ駒を進めることができます。戦力的には苦戦は免れませんが、伝統の力を信じたいと思います。

 男子は愛知3位の岡崎城西に対して、トップの岡田理志Aは1セットは先行されますが冷静さは失わずに先制点。2番の好調・岡田泰典Aは相手エースに対して苦戦しながらも安定した磐石のプレーで大きなポイントをゲット。このまま一気に押し切れると思いましたが、ダブルスがまさかの逆転負けで、4番権蛇佑輔@、5番岡田天志Aが並行して後半へ。権蛇はこの日のために練習を積んだカット打ちで接戦になりますが、後半の大切なポイントを焦ってミスして1-2と追い込まれます。岡田天志も丁寧にプレーしますが波に乗った相手の勢いに押されて一気に0-2、更に3セット目もジュースになりますが、粘りに粘ってセットオールに。権蛇も折れそうな心を必死で立て直しセットオールに。ヒートアップしたファイナルセットでしたが、両者とも素晴らしいプレーで踏ん張って共に9本で勝利する幕切れとなりました。予選リーグ最終戦は浜松商業。昨年からチームの主力で活躍するツインエース擁する相手チームに苦戦は必至でしたが、この試合にターゲットを絞って準備してきた選手は怯まずチャレンジしました。オーダーはダブルスに出場する主力選手が前半後半で対戦せず、勝負のポイントはダブルスでした。トップの岡田理志は慎重なスタートながら徐々に調子を上げ先取点。2番の岡田泰典は食い下がりますが相手エースにストレート負け。岡崎城西戦で敗れている岡田理志・岡田天志組に不安が募りましたが、出足から一気に加速して全てのボールをフォアハンドで狙い打って2-0と追い込み、3セット目も7-10の劣勢から5ポイント連取する離れ業を見せてまさかのストレート勝ちで王手をかけます。4番権蛇は必死に粘るもののストレートで敗れましたが、ラストの岡田天志がダブルスの勢いそのままに、見事なカット攻略を見せ、歓喜のまま秋田センバツのチケットを手に入れました。

 最終日の明日は男子が1〜4位トーナメントに、女子が5〜8位トーナメントに臨みます。男子は満足することなく1勝でも、1セットでも、1ポイントでも貪欲に狙ってもらいたいと思います。女子はこの日のために努力してきた成果を発揮する絶好のチャンスととらえてチャレンジしてもらいたいと思います。

12月22日(木)
東海新人戦@
 今日から三日間、伊勢の県営体育館にて、「平成23年度東海新人卓球大会兼第39回全国高校選抜卓球大会東海選考会」が行なわれます。この大会は学校対抗のみで争われ、男子が上位5校、女子が上位6校が3月末に秋田県で行なわれる全国選抜に出場することができます。

 本校の3年生が抜けた新チームは、ほぼ総入れ替わりとなりました。県大会は男女とも優勝したものの、全国でも有数の激戦区である東海ブロック予選を突破するのは至難の業です。

 今日と明日は5校による予選リーグです。

 4ブロックに分かれた予選リーグで1位になれば、4位以上が確定し全国選抜へと進むことが確定します。予選リーグで2位になれば、5位から8位を決めるトーナメントに進みます。

 今日は予選リーグ2試合が行なわれました。

 男子は西尾東(愛知)と中京(岐阜)と対戦しました。西尾東戦では岡田泰典Aと権蛇佑輔@が前半に出場。いずれも緊張からか1セットを先行されるも、冷静さを取り戻し3セットを連取し逆転勝ち。ダブルスの岡田理志A・岡田天志A組がじっくりと攻めてストレート勝ち。中京戦も岡田理志、権蛇、ダブルスとスキなくポイントして2戦全勝で初日を終えました。
 女子は大垣北(岐阜)、静岡東と対戦。いずれの試合も吉田礼楽@、松本ゆきみ@が前半、吉田・佐藤綾香@のダブルスで3-0で降しました。勝ったものの途中セットオールの苦しい場面もあるなど、1年生中心の経験のなさが露呈した場面もありましたが、最後はキッチリと締めて明日へと進みました。

 明日は男子が岡崎城西(愛知)、浜松商業(静岡)と、女子が浜松南(静岡)、桜丘(愛知)と対戦します。正念場となりそうです。

12月21日(水)
前日
 今日は自宅学習。試合前日なので男女とも半日練習で終えました。

 さすがに大きな試合の前日だけに、テンションのコントロールが難しいところです。理想は「全ての準備を完璧に終え、万全の状態で明日を迎えるのみ」ですが、現実は「できる限りの準備をしたものの不安は拭い去れない」です。

 試合前日のこの気持ちは、世界で活躍する選手たちから我々地方の高校生までほぼ同じでしょう。”狙っている”チーム、選手の精神的な条件はどこも大なり小なり変わりません。月並みですが、あとはその気持ちの強いチーム、選手が勝つことになると思います。

 初日の明日は13時から予選リーグ2試合、明後日は予選リーグ2試合、土曜日は1〜8位決定決勝トーナメントが行なわれます。今年は我々の”ホーム”である伊勢の体育館で行なわれます。

12月20日(火)
良好
 最高気温が10℃ほどになると、日中の数時間だけしか暖かさを感じなくなります。

 今日は他のクラブにお願いして、男子が14時から学校体育館を使わせてもらいました。試合直前ということもあり、広い場所でやりたかったからです。特に男子は後ろのスペースが広いか狭いかで随分プレースタイルが違ってきます。

 ここ一週間は午前中授業で夜間は自主練習としているので、選手たちのコンディションは良好です。インフルエンザや風邪が心配でしたが、今のところ杞憂に終わっています。試合に出場予定のない選手たちも自分たちのために、レギュラー陣に負けず劣らず頑張っているので活気があり助かっています。

 油断することなく、明日の前日練習に取り組みたいと思います。

12月19日(月)
三日前
 寒いです。

 週末にガッツリやり込んだお陰で選手たちは好調です。大切な試合前の揺れる気持ちを懸命に抑えながら、直前の練習に取り組んでいます。

 女子は、ここのところ取り組んでいた”ミスをなくす練習”を終え、実戦的な練習にシフトしました。丁寧なプレーは大きな試合になるほど効果を発揮します。今まで取り組んだ練習は決して無駄ではなかったことを実感することと思います。

 全体で取り組む規定練習を終えた後は、黙々とサービス練習をして終える者あり、もうひと頑張りの自主練習のため夕食休憩に入る者あり。休むのも練習するのも勇気の要る決断です。

12月18日(日)
滋賀学園・近江来場
 滋賀学園の女子と、近江の男女が来場してくれました。

 こちらの人数の方が多かったので大変だったと思いますが、朝から夕方まで頑張ってくれました。逆に本校の選手が”何となく”の雰囲気になってしまいました。

 男子近江高校のカットマンの選手に誰も勝つことができませんでした。東山高校のレギュラー選手にも勝つという彼には、先月にお邪魔した時も接戦まではいくのですが最後は押し切られてしまいました。あまり感情を表に出すタイプではありませんが、苦しい場面でも淡々とプレーします。技術もさることながら、その我慢強さは高校生としては感心します。朝から10試合ほどこなしたと思いますが、最初の試合から最後の試合まで、テンションが変わりません。プレーも安定しているので、彼に勝とうと思ったら、相当の集中力で凡ミスなく戦い続けなければなりません。あと一歩のところまで追い込んでも、最後はちょっとした凡ミスから耐え切れずに崩されてしまいます。

 顧問の先生に伺うと、良くも悪くもマイペースを崩さないタイプ、とのこと。周囲の雰囲気を感じなさ過ぎると「自己中」となりますが、感じすぎると「優柔不断」となります。往々にして日本では「優柔不断」の方が評価されがちですが、己のスタイルを崩さないタイプの方が大成功しやすいのは事実です。

 「三つ子の魂百まで」と言います。人間の性格は三歳までで決まる、という諺(ことわざ)です。高校生になって自分の性格を変えることは不可能ですが、少しずつでも人間的に成長し、”成功できる人間”になってもらいたいと思いました。

12月17日(土)
練習試合&地区予選
 寒い一日でした。

 地区予選免除となった選手は、長野の名門、松商学園と練習試合を行ないました。名伯楽中野先生の後を継いだ男子の奥野先生と女子の山本先生率いる松商学園には今まで何度もお手合わせいただいています。今回もマイクロバスで部員全員を連れていて頂いたので、人数の少ない本校選手はたくさんの試合をこなすことができました。いずれの選手も覇気があり、圧倒されっぱなしでしたが、本校選手も最後まで喰らいつく姿勢を見せ、本当にいい練習になりました。ありがとうございました!

 学年別大会の地区予選は津市体育館で行なわれました。

 二年生男子の部は本校の3名全員が予選免除のため出場なし。一年生男子の部は権蛇佑輔が優勝でした。準々決勝で佐藤響との同士討ちを制すると、準決勝、決勝と高田高校のライバル選手を連破しました。新人戦県大会団体では起用された期待に応えられず、ここのところ自信を失った様子が見られ精彩を欠いていましたが、見事に結果を出して復活です。三位には川北彩太が入りました。少しずつ力をつけてきましたが、まだやれるはずです。その川北に敗れベスト8に終わりましたが、今村天は高田高校のレギュラー選手を降す大金星。1年生で最も努力している選手が大活躍です。やはり卓球の神様は見ています。

 二年生女子は松田唯が第三位。昨年のこの予選も三位でしたが、ここからの壁を越えれば県8が見えてきます。

 一年生女子は室井まどかが優勝。試合前になると考え込み調子が落ちてしまうのですが、今日の勝利で自信をつけてもらいたいと思います。第二位は佐藤綾香。ここのところ取り組んでいる課題を克服するため、その練習に時間を割いているので今回は上出来と言えます。着実に力をつけているのは事実です。

12月16日(金)
週末を控えて
 日中の最高気温が10℃を下回りました。急激な冷え込みです。明日は更に寒くなるそうです。

 明日は1月28日に行なわれる「三重県新人卓球大会個人の部」、通称”学年別大会”の中勢地区予選会です。本校からは、先月末時点でジュニアポイントランキングの高校生上位8名に入り、地区予選免除となった女子の坂口緑A、吉田礼楽@、常深亜美@、松本ゆきみ@、男子の岡田理志A、岡田天志A、岡田泰典A、里見一真@を除く選手が出場します。

 予選を突破するのはそう難しくないと思いますが、それぞれライバルと目している選手との対戦を制しなければなりません。本校が属する中勢地区は激戦区です。この地区予選の結果が、県大会の前哨戦と言っても過言ではありません。特に1年生男子は誰一人として抜きん出た成績を残していない激戦区です。誰が先陣を切るか?

 また、予選を免除された上記の選手は、岐阜羽島の体育館を借りて長野の松商学園と練習試合をお願いしました。お互いに全国選抜ブロック予選を控えて大切な実戦練習です。ピリピリした雰囲気の一日となりそうです。


12月15日(木)
コツコツ
 大切な試合が近くなってきました。いよいよあと一週間です。

 本番を意識しすぎて少しナーバスになっている者もいますが、県大会前ほどではありません。やはり前回の成功が自信になっていいるのかも知れません。「本番前はあれこれ悩むが、最終的には何とかなる」という成功体験が成せる業です。

 幸い練習量も確保できているので、選手のコンディションは悪くありません。むしろオーバーワークを心配するほどです。

 自分たちより明らかに高いレベルに「挑戦」することになります。県大会と違って「守る」意識はないと思います。

 今はコツコツと自信を積み上げるのみです。


12月14日(水)
続ける練習
 日中は暖かい日が続きます。温暖化の影響でしょうか。

 全日本選手権の組み合わせが発表されました。本校からは男子シングルスで岡田理志A、女子シングルスで酒井眞菜B、女子ジュニアで常深亜美@と吉田礼楽@が出場しますが、当然ながら初戦から苦戦が予想される組み合わせです。

 期末テストが終わり、午前中授業が続きます。

 女子はここのところ、ノルマを決めて”続ける練習”に取り組んでいます。主にコースを決めたフットワーク練習を数種類、「○本続くまで」やります。遅い者だと1時間以上やっています。

 練習方法には”流行り”があります。私が学生時代の頃は、精神力が要求される「苦しい練習」が是とされていました。実際に試合で使うかどうかより、体力を激しく消耗する練習が良い練習、といった風潮がありました。広い範囲をオールフォアで動き、足の裏にマメを作って走り回る練習でないといけない時代でした。しかしワルドナー擁するスウェーデンが中国を破り世界一になったあたりから、「合理的な練習」が主流となりました。今では普通ですが、「ひとコマ10分足らず」の練習は、当時の主流だった「ひとコマ20〜30分」の練習に慣れていた選手は物足らなく感じたものでした。

 ”続ける練習”は時代と逆行しているようにも感じます。しかし一本の重要さは今も昔も変わりません。「大胆」と「雑」は紙一重です。

 今月10日の日記に、たくさんのボールを使って練習することの功罪を書きました。「ポイントを取る練習」と「ミスをなくし続ける練習」も同じことが言えます。

 一年中、この練習をやっているわけではありません。なぜこの練習を西飯先生がやらせるのか?意味を考えて取り組んでいる者と、ただ漫然と取り組んでいる者との差は広がります。

12月13日(火)
滝川来校
 兵庫の滝川高校が来校してくれました。

 昨年も同時期(12月14日)に本校でお手合わせして頂きました。今年10月にお邪魔した時に比べると結果は良かったように思います。ホーム・アウェイの違いでしょうか。

 昨年の日記を読み返して見ましたが、全くと言っていいほど同じような状況でした。やはり普段の仲間内のゲーム練習では見られない緊張感があるので、本当の意味での実力が良く分かります。競った場面で失敗するパターンは、しっかり反省して修正練習に取り組まないと本番でも間違いなく同じ失敗を繰り返しそうです。逆に競った場面で上手くいくパターンは練習の成果です。そこを更に伸ばして、必勝パターンを身に付けてもらいたいと思います。

 ここ最近の頑張り・甘さが浮き彫りになる練習試合の内容や結果は、明日以降の練習の貴重な材料となります。記憶が新しいうちに”反省”するべきです。

12月12日(月)
お気楽
 日中はともかく、朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。

 実は全国選抜東海ブロック予選まで10日となっています。県予選が終わってから東海選手権や二学期末テストがあったので、この東海ブロック予選までの準備期間はほとんどない、と考えていました。アッという間です。

 このスケジュールなので覚悟はしていましたが、県予選以降の上積みはほとんど期待できません。細かい部分の修正はできるかも知れませんが、良くも悪くもほとんど県予選の状態のままです。

 選手たちのコンディションは悪くないので、明日と週末に予定されている実戦練習で現状を把握したいと思います。まあ、選手たちはそんな細かいことまで考えていないので、お気楽なものですが。

 ※TOPICS(県新人戦・東海選手権)を更新しました

12月11日(日)
京子長男
 すっかり寒くなりましたが、吐く息が白くなってないのでまだ大丈夫です。

 昨日に引き続き男女ともガッツリと通常練習です。試験期間中のブランクもこの土日で解消されました。

 昨年まで本校で勤務していた卒業生の井林(旧姓岡本)京子さんの第一子が誕生されました。今月6日に3,852gのビッグな男の子。大きすぎて無事出産まで2日近くかかったそうです。「産んだ後の全身の疲労感は、インターハイ予選で優勝した時のような嬉しい疲れ」だったそうです。彼女自身が高校生の時の経験をもとに表現してくれました。「かなりの体力勝負だったので、改めて卓球をしていて良かった」と話してくれました。薫風(かおる)と命名されたそうです。

 おめでとうございます!

12月10日(土)
一球?多球?
 今日は男子が午前中は学校体育館、午後は卓球場で練習。女子は朝から15時前まで短い軽食休憩を挟んでの練習でした。

 普段の練習は、多球練習以外の一対一の練習時もボールをたくさん使って行ないます。ミスしてもポケットに入れてあるボールを使い、それが無くなったらまとめてボールを拾うやり方です。

 昨日から卓球場での練習はボールを一つだけ使い、ミスしたらそのボールを拾い使うようにしました。西飯先生の発案なのですが、どうしてもたくさんボールがあると一球に対しての重みがなくなってしまいます。練習効率から言えば、ボールをたくさん使うほうがいいのですが、数をこなしても中身が薄ければ効果は低くなります。

 理想はたくさんのボールを使いながらも一球一球を大切にプレーすることですが、どうしても雑になってしまいがちです。

 果たしてボールは一球の方がいいのでしょうか?それともやはり多球の方がいいのでしょうか?

 結局どんな練習でも同じなのですが、最終的にはその選手の”人間力”です。どんな素晴らしい環境があっても本人の志が低ければ効果は期待できません。逆にある程度の環境があり本人の志が高ければ成功することは難しくないはずです。

 ただ、「いちいち拾いに行くのが面倒くさい」と感じた選手は一球でやるべきでしょう。

12月9日(金)
テスト終了
 ようやく終わりました。選手たちも、「ようやく終わった」と安堵の表情です。

 全体の練習前に、年末の予定を確認しました。大きな山である、2週間後の全国選抜予選に向けて全体の意思統一です。

 今の段階では、「まだ少し先の話」といった感覚を持っているのか、久し振りに伸び伸びボールを打てる楽しさを味わっているようでした。ただ、県予選の成功体験が生きているのか、規定練習後も多くの選手たちが自主練習に励んでいます。妥協せずに頑張れば結果はついてくると身を持って体験した成果です。

 今週末は練習試合を入れることも考えましたが、まずは腰を据えて通常の練習感覚を取り戻すことにしました。

12月8日(木)
マッチメイク
 テスト4日目。今日あたりが一番苦しい時だと思います。

 今年も残すところ約3週間。公式戦としては来週末の県新人戦個人の部(学年別大会)中勢地区予選、再来週末の全国選抜東海ブロック予選を残すのみとなりました。年始には三重県選手権(東京選手権予選)そして全日本選手権と続きます。それぞれの大会に向けて実戦的な練習、つまり練習試合の計画も考えなくてはなりません。

 こちらからお願いする練習試合もあれば、誘っていただける練習試合もあります。この”マッチメイク”は簡単ではありません。公式戦の予定、お互いの戦力、会場等々。こちらの都合だけでは成り立たないので、時には無理をお願いしたりすることも多々あります。

 そんな時に快く引き受けて頂けると助かります。こちらの我を押し通すだけではいずれどこからも相手にされなくなってしまいます。できれば強いチームとやりたい気持ちはどこも同じです。こちらが強い時もあれば、弱い時もあります。難しいところです。

 少しずつカレンダーの余白が埋まりつつあります。

12月7日(水)
働けど
 テストの中日です。選手たちも寝不足のせいか、少しずつキレがなくなってきました。

 私にとって試験期間中は、溜まっている仕事を一掃する絶好のチャンスです。今回も試験が終わると全国選抜東海ブロック予選が控えているので、時間は取れそうもありません。やるならこの制限練習中です。試験監督→練習指導が終わるとすぐに仕事に取り掛かるのですが…。

 一応、試験前には予定・計画を立てるのですが、年末のこの時期は次々と新しい仕事が入ってきます。当日の朝になって締め切り直前と知って慌てて取り掛かると、やるつもりだった仕事はやれず仕舞い。借金を減らす計画を立てたものの、働けど働けど一向に元本が減らない感じです。

 結局、ゆっくりする時間がないのは選手たちも私も同じです。苦労の向こう側に待っている、喜びを手に入れるために頑張るしかありません。

12月6日(火)
判官びいき
 テスト二日目です。

 男子の打球練習は休憩時間等も含めると1時間半ほどになりますが、通常に比べると短いせいもあり覇気のある練習になっています。その後のトレーニングも明るく元気良く取り組めています。女子の打球練習は2時間ですが、それぞれの選手が西飯先生に与えられた課題に取り組んでいます。今日は西飯先生は不在でしたが、いつもと変わることなく高い集中力で臨めました。

 ところで、一昨日まで行なわれていた「全国高校新人合宿」について気が付いたことを数点。

 その名の通り、過去に目立った実績のある選手や学校以外にもチャンスを与える、という目的で今年から始まった合宿です。今年度の青森インターハイ個人戦で上位(ベスト32)に進出した1、2年生や団体戦でベスト4に入った学校の選手は参加することができません。各都道府県1名という枠でしたが、半数近くは団体でインターハイに出場している学校から参加していました。残りの半数は、強豪私立の影に隠れてしまっている公立高校の選手、といった具合でした。

 団体戦はもちろん、個人戦でもなかなか全国に出場するチャンスが少ない後者です。個人名はもちろん学校名も知らない選手がほとんどなのですが、かなりの実力者が目立ちました。ゼッケンを見なかったら、有名校の選手にも負けず劣らずの選手がたくさんいました。

 恐らく決して恵まれているとは言えない環境で競技に取り組んでいることと思います。判官びいきなのでしょうが、何となく応援したくなる気持ちになりました。来年のインターハイ予選で強豪校を破って長野インターハイに出場できれば、同じ環境で頑張っている選手にとっては勇気付けられる話になります。

12月5日(月)
期末テスト
 今日から五日間、2学期末テストです。

 1年生の男子は先週から山本先生につきっきりで勉強の指導をしてもらいました。こうやって人の手を煩わせ(わずらわせ)たからには、その恩には結果で応えるしかありません。やるからには生半可な取り組みでは結果につながらないはずです。「学生」である以上、学業が部活動より大切なのは言うまでもありません。

 練習も今日からは試験中制限モードです。女子は打球練習を2時間、男子は打球練習1時間とトレーニング1時間です。男子のトレーニングは通常のトレーニング+試験期間中恒例の、走って5分の江島運動公園での短距離ダッシュです。ハードな内容ですが、屋外でのトレーニングは開放感もあり選手たちは元気一杯で走り回っています。

12月4日(日)
新人合宿B
 最終日です。昨日の嵐のような天気からうってかわって穏やかな一日でした。

 順位リーグの残り三試合、岡田は2勝1敗、常深は1勝2敗で全日程を終了しました。

 岡田は技術的には最終成績で総合2位になった選手とセットオール9本まで迫ったように、波に乗れば高いレベルで通用する自信がつきました。一方でリズムが悪くなった時の修正方法や、競り合いでの流れの読み方など経験不足によるウィークポイントも目に付きました。根本的な性格を変えることはできないし、する必要もありません。ただ、自分の心理状態を把握してコントロールする”コツ”は身に付けなければなりません。しかし最終戦で、その二点を克服するヒントを得たように感じました。これが本物なら大きな収穫です。

 常深もたくさんの課題を見つけることができました。サービス・レシーブの甘さは以前から指摘されていた点ではありましたが、県内の試合ではなかなかそれを実感することができませんでした。また、部内のゲーム練習だと相手のサービスに慣れているせいか、レシーブの甘さも感じることができませんでした。やはり強い選手は例外なく、その選手の代名詞のような鋭いサービスを持っています。今回の合宿で身を持って知ることができたのは収穫です。危機感を持てたはずです。

 全国各地から集まった選手たちと三日間で16試合を行ないました。これだけたくさんの試合を、全国レベルの選手たちとガチンコでやる機会はまずありません。心技体智ともに課題はたくさん見つかったとともに、全国でも通用するんだという希望もいくつか見つかりました。今回参加した二人は、高いレベルで通用する技術力、精神力、体力、智力を持ち帰ってきたと思います。明日からは率先してそれを身に付ける練習に取り組んでもらいたいと思います。それが自分自身はもちろん、チーム全体の底上げにつながります。

12月3日(土)
新人合宿A
 二日目です。

 今日は予選リーグの残り試合と、順位リーグ3試合を行ないました。

 昨日2勝2敗の岡田理志は波に乗れず、接戦をことごとく落として最終成績2勝8敗に終わりました。ただようやく開き直った最終戦は、2位になった選手にセットオール9本まで肉薄し、「気持ちの持って行き方」のコツを掴みました。その後の順位リーグでは3連勝し二日目を終えました。技術的には大差はありませんが、高いレベルの試合での接戦をモノにするにはプレッシャーのかかる苦しい場面で、一番良いプレーができなければなりません。今回の経験が次につながることを期待します。

 一方の常深亜美は昨日と変わらずいつものマイペースで臨み、予選リーグで3勝を挙げました。ただ、勝てる試合と勝てない試合とがはっきりしていて、技術的にまだまだ課題は山積です。サービス、レシーブ、台上処理、コース取り、ディフェンス等々。しかし課題の多さは伸びしろの大きさとも言えます。

 二人とも思ったように結果は出せませんが、向上心は高く、心が折れることなく次々試合に臨みました。ひと試合こなすごとに、課題を克服していきます。卓球を始めたのが遅く、技術に経験が追いついていけませんが、卓球を始めて5年前後の一番難しさと面白さを感じる時だと思います。

 明日は最終日。お楽しみはまだ半日残っています。

12月2日(金)
新人合宿@
 今日から三日間、千葉市にて、「平成23年度全国高校選抜新人合宿」が開催され、本校から男子の岡田理志、女子の常深亜美が参加します。

 この合宿は昨日の日記で説明した通り、来月に行なわれる全国高校優秀者合宿の予選として行なわれます。全国47都道府県から1名ずつ、プラス地元枠1名を加えた48人でリーグ戦を実施します。48名を12名ずつの4つのグループに分けて予選リーグを行ない、その結果をもとに1,2位リーグ、3,4位リーグ…、といった具合に順位リーグを行ないます。上位5名が1月4日から岐阜県で開催される優秀者合宿へと進めます。

 岡田理志は4試合を行ない2勝2敗でした。会場に着いて練習を全くせずに試合に入ったので、出足から躓きましたが、気持ちを立て直して2試合目以降は悪くない内容でした。技術的にはほとんど問題は感じませんでしたが、やはり試合運びや戦術面で反省する点は多かったと思います。このあたりは経験を通じて身につけるべきところかと思います。

 常深亜美はやはり初戦は全く力を出せませんでしたが、二戦目以降もなかなか勝ちには結びつけることができず、4戦全敗でした。県内では「決まった」と思うようなボールも返球されてしまいます。粘り強いラリー戦が身上の彼女ですが、その得意分野が通用しないと苦しい戦いにならざるを得ません。

 簡単ではありませんが、幸いなことに二人とも意欲的に臨んでいます。今まで全国大会には個人として出場する機会はほとんどなかった二人だけに、自分が通用するのか?という不安を抱えながらの戦いですが、過剰に意識しなければ十分互角にやれます。最後まで根気よく頑張れば大きな自信を得ることができるはずです。

 明日は予選リーグ残り試合と、順位リーグ数試合の10試合以上を実施します。心身ともにタフな一日となりそうです。

12月1日(木)
新人合宿
 気が付けば師走です。

 学校も学期末が近づき、慌しくなってきました。私も昨日に引き続き連日の出張です。

 明日から男子2年生の岡田理志と女子1年生の常深亜美が千葉で行なわれる、「全国高校選抜新人合宿」に参加します。この合宿は、1月に行なわれる、「全国選抜冬季強化合宿」の”予選”となるものです。冬季合宿は1月4日から行なわれる恒例のものです。インターハイで上位に進出した1,2年生と、各ブロックから推薦された選手が出場します。本校からは東海ブロック推薦で吉田礼楽の参加が決まっています。明日から始まる新人合宿は、各都道府県から1名が選出され、上位4名が冬季合宿に参加することができます。

 新人合宿は今年から始まったもので、日本全国に広く門戸を開け、チャンスを与えるというのが目的です。三日間をかけてリーグ戦を行なうと思われます。その名の通り実績のない新人が対象なのでたくさんの試合ができる絶好のチャンスでもあります。

 日程的にここしかなかったのでしょうが、全国的に期末テスト前後であると思われます。高体連が主催なだけに、もう少し配慮があってもしかるべきと思いますが、岡田も常深も随分前からテストに向けての準備はしてあるようです。

 出るからには収穫のある三日間にしてもらいたいと思います。