白卓日記 ‘11  11月 前月へ! 次月へ!     
11月30日(水)
自分のために
 最高気温が20℃を超えました。

 練習前に、「何となく練習し、何となく勉強することのないようにしよう。それぞれ短時間でも中身の濃い時間にしよう。」ということを話しました。卒業後の進路のためだけでなく、教養は人生を豊かにします。基礎的な教養を身に付けるこの時期を、何となく過ごしては勿体無い。

 今日も”先に勉強組”と”先に練習組”に分かれました。先に練習組には上記の話をしたせいか、折れそうになる心を必死で支えて取り組みました。「怒られるから頑張る」ではなく、「自分のために頑張る」。白子高校のスタイルです。

 家庭学習にまでは手助けはできません。自分のために頑張るのみです。

11月29日(火)
成功のコツ
 ここ最近の中では温かさを感じる一日でした。

 全身全霊を賭けて準備してきた県新人戦が終わり、その勢いで臨んだ東海選手権も終わりました。二学期の学期末テストも間近に迫り、練習の雰囲気もピリッとしません。

 テスト前恒例の勉強会も今日からスタートです。前回までは全員で取り組んでいましたが、今回からは成績不振者とそうでない者とを分けて計画を立てました。不振者は放課後すぐに勉強に取り掛かり19時まで続けます。その後、夕食休憩を経て一時間ほど練習します。

 勉強会の面倒を見てもらっている顧問の山本先生とも話しをしましたが、成績不振者はどうも勉強のやり方が分かってないようです。黙って机に向かっていればいいと言うものではありません。卓球も同じですが、一生懸命取り組むのは当たり前で、いかに効率よく汗をかくかが大切です。明日は生徒任せではなく、こちらからアプローチしてみようということになりました。

 勉強も卓球も成功するためのコツは同じです。

11月28日(月)
期待通り
 寒い一日でした。寒いと肩が凝ります。若い頃は”凝り”とは無縁で、肩を揉まれると痛かったのですが。

 昨日まで行なわれていた東海選手権。この試合に限らず、県外の大会に行くとたくさんの人と出会うことができます。

 卒業生、卒業生の保護者の方、他校の先生、他校の選手、大学の先輩、大学の後輩、以前の学校の卒業生、以前お世話になった方等々。朝の8時前から一日中、三日間。すっと同じ場所に座っているのですが、思い出すだけで数十人の方々と話しをしたり挨拶を交わしたりします。

 年齢を重ねると、その分だけ人の輪も広がります。以前は敬語で話す機会が多かったのですが、今は逆に敬語を使われる方が多くなってきました。

 今日、ひょんなことから東海選手権の記録が必要になりました。岐阜県の知り合いの方を思い出し、大学の先輩に連絡を取ったところ、快く引き受けてくれました。何かをお願いされた時に嫌な顔を見せずに、お願いされた方の期待を上回る答えを出す。「助かった」と思うこの気持ちは、逆の立場になった時に恩返ししなければ、という気持ちを持たせてくれます。

 ちなみにこの先輩は25年前のこの大会で、私が唯一ランク入りを果たせた時のランク決定の相手でもあります。お世話になり続けています!

11月27日(日)
東海選手権B
 一般シングルスのベスト16決定戦からです。本校で勝ち残っているのは女子3年生の酒井眞菜と長澤玲奈です。

 酒井は大学生を連破してベスト8進出。準々決勝では惜しくも敗れましたが、高校生でベスト8は立派です。ジュニア年代の試合は全て終わっても練習に取り組む姿勢はほとんど変わりません。志の高さが試合の結果に反映されています。

 長澤も同級生のインターハイ元ランク選手に快勝し、中国人留学生と対戦。激戦になりましたが、セットオールジュースで惜敗。ランク(ベスト16)入りは果たしました。長澤も自動車学校に通いながらも、極力練習時間を削らないよう配慮するなど、競技に対する情熱は何ら変わることはありません。

 高校卒業後も競技を続ける二人はライバルでもあり親友でもあります。地方のオープン試合に二人だけでエントリーしたり、夏までと変わらずダブルスの自主練習をするなど、残り少ない高校での選手生活を惜しむかのように競技に取り組んでいます。

 頑張るから強くなれる→強くなれるから勝てる→勝てるからもっと頑張る→もっと頑張るから…

 3年生たちが後輩たちに背中で教えてくれます。

11月26日(土)
東海選手権A
 二日目の今日、ジュニアシングルスベスト16から決勝まで、一般シングルス1〜3回戦まで、カデット、ホープスの1回戦〜決勝までが行なわれました。

 ジュニアの部で唯一勝ち残った吉田礼楽@は9月の後藤杯で敗れた相手にリベンジを期しますが一歩及ばず。接戦には持ち込むのですが、試合運びに相手に一日の長がありました。しかし県内大会はもとより、7月の中部日本、9月の後藤杯に引き続き県外大会で勝ち抜く実力は他を抜きん出ています。来年1月には全国高体連合宿、そして全日本選手権への参加・出場が決まっています。この年末にしっかりと練習をやり込み、ワンランクアップを図りたいと思います。

 一般男子シングルスに出場した3年生の小川翔、山本雄飛、内田芽人はいずれも強豪選手にセットオールと肉薄しましたが、後一本が遠かった。詰めの甘さは一般の部の洗礼を、しかし若さを前面に出したアグレッシブなプレーは一般の部でも十分通用する期待を抱かせました。

 一般女子シングルスの酒井眞菜、長澤玲奈は難なく3回戦を突破し、明日のランク(ベスト16)決定に駒を進めました。二人にとっては社会人選手、大学生は決して高いハードルではありません。明日の上位進出へ期待は高まります。

 カデット、ホープスは今日一日で一気に決勝まで行なわれました。

 21クラブから出場した弟妹たちが奮闘しました。

 ホープス男子に出場した宮本春樹さんが”覚醒”。破竹の勢いで勝ちあがり、東アジアホープス日本代表選手らを破って堂々の優勝を果たしました。ベスト16決定戦、準決勝を逆転で勝つなど、劣勢を挽回するのが苦手だった課題を克服する試合が目に付きました。特にラリー戦での強さなど、波に乗った時のキレの良い攻守はこの年代で全国トップクラスです。最近は体格のハンディをものともせず、高校生たちと互角の試合を見せます。「地方から全国へ」の希望の星はまだまだ伸びそうです。

 カデット男子の神京夏さんも準々決勝で先日の全日本カデット13歳以下の部優勝選手を大接戦の末降して準決勝に進出し、1セットを先行しましたが、そこからまさかの失速。最後は5セット目9-9からのサービスを誤り万事休す。決して調子は悪くなかったのですが、接戦の続く連戦を勝ち抜くペース配分は簡単ではありません。ただ、決定力不足を克服するために取り組んだ練習の成果は随所に見られました。特に準々決勝のセットオール10-9と迫られた最後のポイントを思い切り良く回り込み抜き去ったフォアハンドは以前には見られなかった技術でした。まだまだ発展途上です。

 他でもカデット男子の辻智貴さん、大谷拓真さんがベスト16進出にするなど健闘しました。久し振りにまじまじと小中学生の試合を見ましたが、どの選手も卓球場よりもハツラツとした顔でプレーしていたことが印象に残りました。高校生たちも弟妹の頑張りに刺激を受けたはずです。今後もお互いに切磋琢磨していきたいと思います。

11月25日(金)
東海選手権@
 今日から三日間、岐阜・メモリアルセンターで「第51回東海卓球選手権大会」が開催されます。

 今日はダブルスの決勝まで、そしてジュニアシングルスのベスト16まで行なわれました。

 女子ダブルスはやはり3年生の酒井眞菜・長澤玲奈組が活躍しました。順当に勝ち進み準々決勝で県岐阜商のペアに対し、アグレッシブなプレーであと一歩と迫りますがセットオールで惜敗。ベスト8に終わりました。また、1年生の吉田礼楽・常深亜美組が3回戦進出。

 男子は3年生の内田芽人・山本雄飛組と新チームのエースダブルス岡田理志・岡田天志組が3回戦進出。合格点のプレーでした。

 男子ジュニアシングルスでは岡田天志A、岡田泰典Aが頑張りました。天志は2回戦で苦しみながらセットオールで切り抜けると3回戦は会心の試合で勝利。ベスト16(ランク)決定戦まで進みますが惜敗。苦しい場面でも我慢して流れを呼び寄せることができるようになりました。泰典は好不調の波のあったプレーを改善しつつあります。地道なプレーが堅実な内容につながっています。中学3年生の古市正暉さんも4回戦進出。学期末のテスト中で練習不足ながらまずまずの結果です。

 女子ジュニアは吉田礼楽@が7月の中部日本選手権に続いてランク(ベスト16)入りです。決して好調というわけではありませんでしたが、春先の練習試合で敗れた相手に、16決定戦でリベンジしました。戦術面や精神面での課題はありますが、それでも1年生ながらランクインするプレーは伸びしろ十分です。

 明日は3年生の出場する一般シングルスです。

11月24日(木)
明日から東海選手権
 明日から始まる東海選手権に向けて、男女とも11名ずつが岐阜市に入りました。

 いずれの選手も早いラウンドで強豪選手と対戦します。当然のことながら一つ勝つのも大変ですが、出場するからには「あの選手に勝ったのか!?」といった記憶に残る試合を期待します。

 このような県外の大会でどんどん勝ち上がるのは簡単ではありません。余程の地力があれば別ですが、ほとんどの選手は”一戦必勝”を目指しファイトしてもらいたいと思います。

 どうせやるなら…。

11月23日(水)
緊張と弛緩
 勤労感謝の日で休日です。選手たちは両親の頑張りによって、好きなことをやらせていただいていることに感謝しているのでしょうか?このことを言うのを忘れていました。

 明後日から東海選手権が始まります。例年は11月3日の文化の日あたりに設定されているのですが、今年は会場がとれなかったらしく、私の知る限り初めて11月末に行なわれます。県新人戦が行なわれた直後、期末テスト前のこの時期は、選手たちのモチベーションの持って行き方が難しいところです。幸い新人戦の結果も良く、コンディションとしては悪くない状態ではありますが。

 今日は学校体育館の都合が付いたので、男子は朝から学校体育館で、女子は卓球場での練習となりました。

 もちろん東海選手権も大きな試合ではありますが、恐らく選手たちにとっては先週の県新人戦の方が重くて大きな試合だったと思います。あれほど試合前はプレッシャーを感じて重かった空気も、肩の力が抜けて動きも軽快です。選手たちにとっては現在の状況の方が明らかに”コンディション良好”なのでしょうが、本当の意味での”良い練習”ではないのかも知れません。

 眉間にしわを寄せてストレスを抱えながらのプレーと、リラックスした状態で思い切りの良いプレーとを比較してどちらが好コンディションかは言うまでもありません。しかし大切な試合の大切な場面は、「眉間にしわを寄せてストレスを抱えながら」プレーすることになります。そこで力を発揮するにはその状態に慣れる必要があります。

 とは言うものの人間ですから、心が削られるような状態が長く続くと精神衛生上、良くありません。「緊張と弛緩(リラックス)」を上手に使い分けるのがベストなんだと思います。

11月22日(火)
勝って兜の
 一昨日の結果が良かっただけに、選手たちの表情も一様に明るく感じます。試合前、あれほどナーバスになっていたのがウソのように伸び伸びとプレーしています。

 スポーツに限らず、人間が最も能力を発揮するには「適度な」緊張感が必要です。リラックスし過ぎていても高いパフォーマンスは期待できませんが、だからと言って緊張が過ぎると体は動きません。

 大切な試合前は過度な緊張をしてしまい調子が下降してゆく選手が多いのが現状です。逆にその大会が終わると緊張感がなくなり雑なプレーになってしまいがちです。

 言うまでもなく選手は機械ではないので、こちらの思ったとおりに動いてくれません。精神的にもまだ未熟なので自分を上手くコントロールできません。適度な緊張感を保てるようにコントロールするのが我々の仕事です。

 力を付けるのは時間も労力も必要ですが、ダメになるのはあっという間です。ここを見過ごすと後々大変なことになりそうです。

11月21日(月)
ミーティング
 どんどん寒さが増してきます。

 昨日の熱戦が明けた今日は、男女ともミーティングからスタートです。

 昨日の反省はもちろんですが、約1ヵ月後に迫っている全国選抜東海ブロック予選に向けてやらなければならないことをピックアップして、早速取り組まないといけません。その1ヶ月の中間地点に2学期末テストもあります。ハードな日程になりそうです。

 結果はともかく内容に不安を感じた女子は、地力を付けなくてはなりません。来月の東海ブロック予選では、代表六校を争いますが、愛知県の三校、岐阜県の二校が抜けて強いので、決して楽観はできません。全体の底上げなくして秋田選抜は望めません。

 2年生の成長が見られた男子ですが、こちらも激戦区東海を勝ち抜くのは容易ではありません。女子より一校少ない五校が当選枠ですが愛知県の二校、岐阜県の一校、静岡県の二校が”本命”です。「エース対決」や「3,4番手対決」などのガチンコ対決で勝てなければ秋田ははるか彼方です。

 昨日の試合を、「県新人戦」と考えればホッと一息ですが、「全国選抜東海ブロック選考会三重県予選会」と考えれば、浮かれている暇はありません。

11月20日(日)
新人戦&カデットA
 3年連続の男女アベック優勝でした。

 男子は2年生の岡田トリオが大車輪の活躍でした。

 初戦は四日市工業。トップの里見一真@は同級生ライバルに対し後手後手にまわりますが、何とかセットオールに持ち込みます。しかし最後はリードを守りきれず逆転負け。サービスが単調で勝てる試合を逃してしまいました。2番の岡田理志Aはエース対決を制し1-1に。全日本ジュニア予選、国体予選と連敗していた相手に今日は完勝でした。サービスがよく効き進歩の跡を見せてくれました。ダブルスの岡田理志・岡田天志Aは巧みなサービス・レシーブから積極的に攻めて圧勝。4番の岡田天志も出足から攻めの手を緩めず危なげなく快勝し決勝点を挙げました。

 2戦目の紀南戦はトップの権蛇佑輔@が接戦をモノにできず敗退するも、2番の岡田理志、ダブルス、岡田天志と圧倒し3-1。

 最後は宿敵高田戦。トップの権蛇は相手エースに3セット目を食い下がるも押し切れずストレート負け。しかし三度2番の岡田理志が完璧なカット打ちでタイに持ち込むと、ダブルスは今までで最高の出来を見せ文句なしの勝利。4番の岡田天志も3セット目を取られるものの3-1で優勝への決勝点を挙げてくれました。

 今日の男子はベンチの雰囲気も最高で、まさに全体での勝利でした。岡田理志、岡田天志はダブルスも含め全てのポイントを叩き出す大活躍。結果もともかくですが、内容が今までにないスキのないプレーで一つ上のステージに「抜けた」感がありました。また3試合ともラストで記録には残りませんでしたが、岡田泰典Aも苦しみながらも結果を出し続けました。勝負強さに欠けたプレーが目に付く彼でしたが、この数ヶ月は目の色を変えて準備してきた成果が出せました。

 一方の女子は1年生主体のチーム構成ながら、戦力的には他校を引き離していると見られていましたが、内容的には不安が残るものでした。

 初戦は紀南戦。トップの吉田礼楽@は危なげなく先取点を挙げますが、2番の佐藤綾香@が1-3で敗れ今大会チーム唯一の失点を献上してしまいます。ダブルスの吉田・常深亜美@、4番の常深ともに3-1で勝利しますが、苦戦を強いられる重いスタートとなりました。

 続く高田戦でもトップの吉田が完勝するものの、2番の松本ゆきみ@が相手エースに対し3-0勝利目前で勝ちを意識してセットを失うと、一転して苦しい展開に。最後は何とか押し切るものの、課題の残る一戦でした。ダブルスもレシーブが甘くなり長い試合に。結局セットオールで勝ちましたがこちらもスッキリしない内容でした。

 最終戦は相可と。トップで初起用の室井まどか@、2番の吉田はストレートで快勝。ダブルスも3-1と危なげなく優勝を勝ち取ることができました。

 結果だけを見ると大会を通じて1失点と、大きな問題はないのですが、主力の3年生の穴を埋めるにはまだまだ厳しいものを感じます。高い要求は期待の裏返しだと思います。県内大会に結果だけで満足していては、更に上は目指せません。厳しいようですが、高めに設定されたハードルを越えるべく努力を続けてもらいたいと思います。

 全日本カデットで21クラブで唯一勝ち残っていた神京夏さんは順調に勝ち進みベスト16に進出し、ポイントと見られた8決定も接戦になりましたが敗れ、ランク入りはなりませんでした。しかしここのところの不調を脱する積極的なプレーだったようです。小学校高学年あたりから、この16から8の壁をなかなか破れませんが、逆に言うと安定してこのあたりまで勝ち上がる実力を持っていることになります。ここから上は運も含めて様々な要素が重ならないと勝ち上がれませんが、このあたりの成績を常に出し続け条件が揃えば突破する可能性は十分あります。21クラブのフラッグシッププレーヤーである彼が牽引してくれれば高校生も含めた他の選手も刺激を受け続けることができます。期待しています。

11月19日(土)
新人戦&全日本カデット
 台風のような風雨の中、平成23年度県高校新人卓球大会が開催されました。初日の今日はトーナメント戦でベスト4まで決定しました。

 本校の新チームは男女とも夏からメンバーほぼ総入れ替えと言うこともあって経験値が少ないことが心配されましたが、やはり特に初戦は固さの見られるスタートでした。しかし徐々に雰囲気にも慣れて、最後はベンチワークも含めしっかりと力を発揮できました。一安心です。

 女子は四日市南戦では吉田礼楽@、坂口緑A、吉田・常深亜美@、上野戦では吉田、松本ゆきみ@、吉田・常深がポイントしいずれも3-0でベスト4へ。

 男子は四日市四郷戦では岡田天志A、土性祐成@、岡田理志A・岡田天志、日生学園第二戦では岡田泰典A、里見一真@、岡田理志・岡田天志、名張西戦では岡田理志、権蛇佑輔@、岡田理志・岡田天志が勝って、こちらも無失点でベスト4へ。

 選手の状態は悪くありません。明日も向かってゆく気持ちでチャレンジしたいと思います。

 なお、石川県で開催されている全日本選手権カデットの部の情報も入ってきました。

 男子ダブルスの神京夏さん・宮本春樹さんは目標通り1,2回戦を勝ち抜き3回戦に進出しベスト32に入りました。女子14歳以下の堺結香さんと男子13歳以下の宮本春樹さんは残念ながら1回戦で敗退しましたが、男子14歳以下の辻智貴さんは2回戦進出、同じく神京夏さんは3回戦を勝ち抜きベスト32に入り明日の4回戦へ勝ち残りました。

 明日の神京夏さんの上位進出が期待されます。

11月18日(金)
前日
 朝から一日曇り空でしたが、雨はとうとう降りませんでした。

 明日からの県新人戦学校対抗の部に備えて、男女とも短めの練習で終えました。どの選手も、内心は不安を抱えながらも最後の一日は明るい表情で取り組むことができました。

 思い起こせば昨年の男女アベック優勝から一年が経ちました。昨年の4校リーグで女子は3試合を無失点で、男子も1失点で文句なしの優勝でした。優勝した昨年のメンバーはほぼ総入れ替えの状態ですが、主力だった現3年生からスピリットは受け継がれています。伝統の力を信じて、元気よく堂々とした試合を期待します。

 明日は組み合わせ抽選会から始まりベスト4までトーナメント戦で、明後日はベスト4の4校でリーグ戦です。両日とも9時開始で伊勢の県営競技場体育館で行なわれます。

11月17日(木)
コンディション
 日中は温かい日と寒い日に差がありますが、朝晩は確実に寒いです。

 新人戦まで後二日に迫った今日から男女とも調整練習に入ります。男子は今日から久し振りに、夕方から学校体育館での練習としました。卓球場だと小中学生の練習が入るので18時になると台を空けなくてはなりません。選手のコンディションのこともあるので、早めに練習を切り上げたいと考えて、学校体育館で19時過ぎまで続けて練習し、その後は自主練習としました。

 ほとんどの選手はその後も自主練習をやるようですが、通常の夜間練習実施日からすれば、随分早く終えることはできるでしょう。休養と栄養をしっかり摂れば、自然とコンディションは上がっていくはずです。

 不安がないといえばウソになりますが、まずはコンディションが最優先です。

11月16日(水)
詰め
 寒いです。夕方以降はジャージの上に一枚ないと厳しくなってきました。

 ついこの間、全日本予選が終わって、「あと2か月で新人戦だ」と話したばかりだと思っていましたが、気が付けば4日前です。

 直前のこの時期に選手たちが戦うのは自分自身です。

 どれだけやっても払拭できない不安を払いのける方法はありません。「日本人はマイナス思考の人が多い」と言われますが、本校も例外ではありません。こちらから見ると全く普段どおりのプレーなのに、試合前に限って完璧を目指してしまうので不安だらけになってしまいます。

 しかし練習はしっかりと取り組んでいるので、右往左往しながらも少しずつ冷静さを取り戻せば辻褄は合ってきます。結局、地道に取り組めば最終的には大きな間違えにはなりません。ただ当事者たちは経験がないのでバタバタしますが。

 客観的に見れば順調だと思います。詰めの一手を誤らないようにしなければなりません。

11月15日(火)

 どんどん気温が下がってきます。西風が強く、「鈴鹿おろし」の到来でしょうか。

 午後からは高体連の会議でした。今週末の新人戦、来月末の東海新人戦(三重県開催)等々について話し合われました。我々は役員の先生方が作った舞台の上で主役をさせて頂いていますが、例えば東海新人戦の会場作りのために、休日の早朝から汗を流して見える方々に支えられていることを忘れてはなりません。

 新チームの1,2年生たちは3年生の先輩方の胸を借りながら最終的な調整に入っています。3年生が簡単に越えられない壁となってくれるので緊張感を保つことができます。酒井眞菜、長澤玲奈、小川翔、山本雄飛に加え、小中学生のトレーナーに徹していた内田芽人も、再来週に控える東海選手権に向けて復帰してくれました。

 卓球場の先輩、卒業生の先輩、そして3年生の先輩。多くの方々に揉まれて力を付けさせて頂いています。感謝感謝です。

11月14日(月)
綱渡り
 秋も深まり、「寒い」という感覚を思い出しました。

 昨日を軽めの練習にしたので、選手たちの身体的なコンディションは悪くないと思います。あとは精神的なコンディションか。

 選手らにとっても団体戦に「主力メンバー」として優勝を目指して臨むのは初めての経験の者が多いので、舵取りであるこちらの責任は重いと感じています。料理に例えるならば、いよいよ最終的な味付けの段階です。どの調味料を使うのか、どのタイミングで使うのか、どれくらいの量を使うのか。まさに「サジ加減」です。

 素材はそれぞれなので、個々の素材に合ったサジ加減が必要です。そのために毎日毎日、ちょっとした変化も見逃さないよう朝から晩まで観察を続けます。

 なにせ人間が相手なので簡単ではありません。この時期に絶好調だとむしろ不安を感じてしまいます。しっかりと準備をした者ほど、この時期は不安を感じてしまいます。この時期に不安を感じないのは余程の器の大きさを持っているか、何も考えてなくて直前または当日にパニックになるかのどちらかです。

 選手たちもそうですが、こちらも綱渡りの日々が続きます。

11月13日(日)
真剣に遊ぶ
 昨日、福井へ遠征した者は昼からの練習としました。そのせいかどの選手も疲れを見せず溌剌とした練習になりました。やはりコンディションは大切です。

 今日も宮本さん、南さん、そして岐阜・天竜工業の岡野さんら一般男子の選手らが胸を貸してくれました。

 岡野さんは初めての来場でしたが、二人の小学生の息子さんを連れて21クラブの小学生らと交流試合、午後からはお父さんに学校体育館に来ていただき、ゲーム練習をしていただきました。

 岡野さんと言えば最近は年代別の試合に出られているようですが、最近まで東海地区の大会で上位まで進出していた選手です。粘り強いプレーと時折見せるアクロバティックかつコミカルなプレーで会場を沸かせました。私は彼が愛工大名電だった頃から知っていますが、一つ上の年代に今枝選手や鬼頭選手など黄金時代の先輩らの陰に隠れて目立たない存在でした。しかし愛工大に入った頃から活躍し始め、社会人になって花開いた苦労人です。今日は色々と話を伺いましたが、高校最後のインターハイを終え、肩の力が抜けてから卓球の面白さに気が付き始めたそうです。

 左に持ち替えてボールを打ったり、ロビングからカウンターを狙ったりと、見ている人を意識した奇想天外な彼のプレーに違和感を持つ人もいるかも知れません。しかし卓球の面白さや楽しさを全身を使って体現する彼は誰よりも一生懸命卓球に取り組んでいます。今日も全ての練習を終えてヘトヘトになって私と話をしている途中に、ダブルスのレシーブ練習をしている高校生を見て、「ちょっと面白い技術があるんですよ」とカバンにしまい込んだラケットを再び取り出すと、そこから30分以上高校生たちにレクチャーをしてくれました。

 ストイックに競技に打ち込むのも卓球の楽しみ方の一つです。しかし彼のように「真剣に遊ぶ」のもアリだと思います。その人の性格によるものだと思いますが、「遊び半分にやる」のと「真剣に遊ぶ」のは似て非なるものです。つくづく卓球は懐が広くて奥の深い競技だと感じさせられました。

11月12日(土)
福井商業へ
 県新人戦前、最後の週末です。

 今日は男女で福井商業へお邪魔しました。

 福井商業とはかれこれ十数年前からのお付き合いです。同じ公立高校ですが、として古くからの伝統を受け継いでいる名門校です。女子顧問の瓜生先生は卒業生で元全日本学生チャンピオン、男子顧問の熱血橋辺先生も卒業生です。

 女子は好選手が揃っており全国大会で活躍する強豪チームです。今日は特に上位選手同士での対戦は圧倒されましたが、経験の少ない本校女子にとっては目を覚まさせてくれる経験になりました。

 男子は絶対的エース選手には手も足も出ませんでしたが、それ以外の対戦は僅差の試合が多く熱い一日となりました。「イケル!」といった手応えと、「ダメか…」というショックを交互に感じる一日でした。

 いずれにしても経験も実績もない男女新チームにとって、こういった様々な経験全てが成長への糧となります。勝っても負けても、上手くいっても上手くいかなくても、振り返って反省すべきです。

 今日の経験も、しっかり反省すれば、来週の新人戦に生きるはずです。

11月11日(金)
飽き性
 冷たい雨が一日中降り続きました。

 当HPが開設されたのが2005年11月7日です。とうとう6周年となりました。

 毎年11月が近くなると、「11月7日には○周年の日記を書こう」と思っているのですが、忘れてしまいます。この時期は高校生の新人戦県大会直前ということもあり、シャカリキに練習しているせいか、ついつい忘れてしまいます。

 この6年間、一日も欠かさず書き続けていますが、毎年この時期に思い出すことがあります。

 小学校3年生くらいのお正月に親戚の伯父さんにお年玉とともに日記帳を渡されました。伯父さんいわく、「この日記帳をどれくらい書いたかによって来年のお年玉の額が違ってくる」。張り切って1月3日まで書いたところでThe End。翌年のお正月に、従兄弟が分厚いポチ袋をもらっていたのを尻目に100円玉ひとつのお年玉しかもらえなかったことを思い出します。

 今なら伯父さんはお年玉をいくらくれるでしょうか。

 あれほど飽き性だった私を変えてくれた卓球に感謝です。

11月10日(木)
何となく
 最低気温が12℃。今期最低ではないでしょうか。

 新人戦まであと11日。いよいよ迫ってきました。

 選手たちもそろそろ意識し始める時期です。ここからが勝負です。不安が心を支配し、”何となく”上手くいかないような気がします。実は何もおかしくないのですが、”何となく”おかしいような気がします。

 2.8グラムのボールを打ち合い、コンマ数秒を争うデリケートな競技だけに、ちょっとした迷いが大きく足を引っ張ります。迷いが反応を遅らせ、遅れが無駄な力みにつながります。

 大好きな卓球を勝ち負けに拘らず楽しめたら、こんな幸せなことはありません。しかしより大きなものを得ようと思ったら自分自身の欲と戦わなくてはなりません。勝負に携わる者として、ここは避けて通ることのできない道です。

 逃げずに立ち向かった者だけが勝者となるのです。

11月9日(水)
近江高校へ
 通常授業の平日ですが、男子6名が滋賀県の近江高校へお邪魔しました。

 土日の予定が合わずに、無理なお願いを受けていただいた塚本先生には感謝感謝です。片道2時間、実練習時間2時間足らずでしたが、行った甲斐があった2時間でした。

 社会人の方々に胸を貸していただいたり、今回のような練習試合を経て、選手たちも少しずつ自分たちが練習してきたことが実戦で通用するかどうかを知ることができます。上手くいかなかったところは持ち帰って修正を、上手くいったところは更に磨きをかけます。

 実戦経験が少ない新チームのメンバーだけに、どれだけやっても確固たる「自信」は生まれないでしょうが、手ごたえは感じているはずです。

 あと10日です。

11月8日(火)
生きた教材
 ここのところ練習をやり込んでいます。選手たちの疲れも溜まってきたと思ったので、男子の夜間練習は自主練習としました。しかしほぼ全員が残って自主練習に取り組んでいました。頼もしさ半分、オーバーワークにならないか不安半分です。

 今日の夜間練習には三菱化学の豊田さんが練習に来てくれました。

 豊田さんは四日市・笹川出身の37歳。実は中学時代は全中ベスト8という輝かしい実績を持っています。私が愛知・桜丘で教員をしていた時に三重県からやって来ました。彼の世代は現愛工大名電監督で元全日本チャンピオンの今枝先生や、現愛工大監督でオリンピック代表の鬼頭さん、元協和発酵でオリンピック代表の田崎さんなど”黄金世代”です。中学時代、卓球はもとより学業もオール5で入学してきた豊田さんは特進クラスに在籍し、当時日本一を目指していた桜丘高校の厳しい練習に取り組みながら文武両道を目指して頑張りました。明治大学を卒業し、地元の三菱化学に卓球抜きの実力で入社して現在に至ります。

 さすがに最近は若い頃のキレはありませんが、卓球台に入った時の集中力は中途半端ではありません。

 こういう先輩方の姿勢は現役の高校生たちの目にはどう写るのでしょうか。生きた教材(失礼)を目の当たりにできる高校生たちは幸せです。

11月7日(月)
経験
 日中はそうでもありませんでしたが、日が沈むと冷え込んできました。

 男子の夜間練習に古河電工の米川さんが来てくれました。

 高校生どうしでやっていると随分良くなったと思っていた選手も、経験のある選手とやると、弱点を徹底して突かれて空回りさせられてしまいます。

 練習量や体力は負けていないと思います。そして技術もそれほど大差はないように思いますが、ゲームをやると「点数の取り方」や「勝ち方」が分かっているので、技術力で圧倒していないと勝つことができません。

 米川さんとて高校生の頃は同じだったと思いますが、練習量も半減した社会人になってから、このあたりの試合運びが上手になってきます。決して社会人になってから、数多くの試合経験を積んでいる訳ではないと思いますが…。

 やはり人生経験だと思います。「客観的に物事を見ることができるようになる」のが”大人”の証だと思いますが、自分の思い通りにならずに頭に血が上る高校生を、冷静に観察して的確に判断する様子は、正に”大人”です。

 かく言う私も高校生の頃を思い出すと、赤面してしまうような言動があったことを記憶しています。今、目の前に高校生の頃の自分がいたら、正座させて説教したくなると思います。

 卓球は人生の縮図です。こんな経験を高校時代にできるだけで、全てを賭けて取り組む価値があると思います。

11月6日(日)
熾烈
 大分で行なわれていた全日本社会人選手権。卒業生の南翔太郎さんは目標の3回戦進出。伊藤俊介さん、吉村正之さんも2回戦進出でした。女子の卒業生、森永愛里(アスモ)さんはベスト16に入る大活躍でした。

 高校生たちは朝から一日練習です。団体戦のキーポイントであるダブルスも随分、形になってきました。まだまだ課題はたくさんありますが、少しずつ前進したいと思います。

 シングルスの方は、レギュラー争いが熾烈になってきました。主力を占めていた3年生が抜けてチーム内は戦国時代です。いずれの選手も自分が主役で活躍したい思いは当然あるはずです。当落線上の選手たちは一日一日が勝負です。西飯先生も私も選手たちの様子は手に取るように分かります。一生懸命頑張っている選手を見逃さずに評価するのは私たちの最大の仕事です。例え今回は可能性が低くても努力を続ける選手には、必ず次のチャンスが待っています。心配しなくても全ての選手の動きには目を配っています。

 ここのところ、かなりハードに練習をしています。選手たちも緊張感があるのでそれほど疲労は感じていないかも知れませんが、少しインターバルが必要かも知れません。

11月5日(土)
着実に
 朝から一日曇り空。夕方からは雨がポツリポツリ。

 学校体育館が使えなかった今日の卓球場は満員御礼でした。男女時間をずらして練習を行ないましたが、女子だけ、男子だけで9台の卓球台が全て埋まりました。

 宮本さんや村上さんら社会人の方も見えて胸を貸していただきました。感謝感謝です。

 修学旅行帰りの2年生たちもようやくキレが戻ってきました。一安心です。

 気が付けば新人戦まで約2週間となりました。こうやって、「今日も一日頑張れた」という日を重ね続けたいと思います。

11月4日(金)
ズレ
 沖縄土産の定番、紅いもタルト。色々な方から色々な方へ。学校中、紅いもタルトだらけです。

 毎日欠かさず練習をしていると微妙な感覚は失われずに済みますが、毎日欠かさず練習をしている者ほどたった数日練習しなかっただけでその感覚のズレは大きく感じてしまいます。時々しか練習しないと微妙な感覚は失われてしまうので久々の練習も違和感は感じません。

 卓球は難しい…。

 「体が覚える」とはよく言ったもので、修学旅行のたった三日間で体は忘れてしまいます。自分ではヒットしたつもりのスイングがズレています。ただ、焦らずにやれば数日で元に戻るはずです。地道に反復練習しかありません。

 今週末に練習試合を入れるかどうか迷ったのですが、入れずに正解だったと思います。じっくりやろうと思います。

11月3日(木)
お帰り
 一日中、曇り空でしたが雨は降りませんでした。

 2年生が修学旅行から帰ってきて三日ぶりに顔をあわせました。

 本人たちは三日ぶりの練習も、「違和感はない」とのことでしたが、ゲーム練習が始まるとやはり、イメージより少し反応が遅れて差し込まれる場面が目立ちました。やはり卓球はデリケートな競技です。コンマ数秒のズレがプレー全体を狂わせてしまいます。

 一方で1年生たちはこの三日間、しっかりと練習をやり込んだので、いずれの選手もキレの良い動きを見せていました。2年生たちも焦らず週末の練習で感覚を取り戻してもらいたいと思います。

 規定練習後もほとんどの選手が自主練習に汗を流していました。チーム全体の状態としては相変わらず好調をキープしています。

11月2日(水)
余力
 修学旅行の2年生。無事セントレアに到着したようです。鈴鹿に着くのは22時過ぎです。

 週末に大分で開催される全日本社会人に向け、先週末から高校生に混じって調整練習に入っていた卒業生の南翔太郎さんと、道場出身の吉村正之さんも、今日の練習を終えて明日、出発だそうです。仕事の傍ら、余暇を卓球につぎ込んでの出場です。同じく全日本社会人に出場する卒業生の伊藤俊介さんは仕事の都合でほとんど練習できずに大会に臨みます。

 多くの時間を卓球に注げる高校生たちには分からない大変さです。今、置かれている立場がどれほど幸せか。それを感じ取ることのできる高校生は強くなれます。

 先輩たちの必死の練習を見ていると、高校生たちが時折見せる集中力の欠けたプレーがもったいなくてたまりません。頑張れなかった一日、ひとコマ、一分、一本のプレーがじれったくてたまりません。

 頑張っていることは認めます。でもまだもう少し頑張れるはずです。

11月1日(火)
充実
 ついこの間まで半袖だったのに、三枚重ね着しないと寒さを感じるようになりました。今日から11月です。

 沖縄・修学旅行二日目です。少し前の週間天気予報では雨でしたが、よく晴れたようです。今日はマリンスポーツなどが予定されていたので楽しめたと思います。誰の心がけが良かったのでしょうか。

 昨日同様人数も少なく、しかも5限授業だったのでガッツリと練習できました。平日の練習は、たった1時間の増だけで画期的に充実感があります。「体育コース」の名の下で午後から部活動ができる学校がうらやましいです。

 1年生たちは張り切っています。必死で3年生に食らい付くうちに、技術も引っ張りあげてもらっている感じです。やはり「100%の頑張り」が基本です。

 2年生たちが帰ってきた時に焦ってしまう雰囲気にしたいと思います。