白卓日記 ‘11 9月  前月へ! 次月へ!     
9月30日(金)
文化祭終了
 文化祭二日目、今日は模擬店・クラス展示企画でした。

 ここ数年、本校の文化祭や体育祭などの学校行事の盛り上がりは素晴らしいと思います。かつては「とりあえずやる」という消極的な企画ばかりでしたが、ここのところは各クラス・クラブともに「○○がやりたい」という積極的なものがほとんどです。

 ただ、各クラスともに競って良いものを作ろうとして、文化祭の数週間前から放課後に残って準備をするため、部活動の時間とバッティングするのが「痛し痒し」といったところですが。

 今日で文化祭も終了です。クラスによっては今日も残って後片付けをするところもありましたが、ようやく落ち着いて練習に取り組めそうです。

 明日は久し振りに落ち着いて一日練習です。

9月29日(木)
文化祭初日
 文化祭初日、今日は学校体育館でステージ企画の発表でした。

 卓球部員のクラスでの顔はなかなか見ることができませんが、体育祭や文化祭などの学校行事の時は、滅多に見られない普段の顔を見るチャンスです。

 ステージ企画のクラスはほとんどが”ダンス”です。

 各クラスのほぼ全員がステージに上がり踊ることになるのですが、不思議なことに40名近くいるクラスの中からピンポイントで卓球部員は簡単に探すことができます。見た瞬間に卓球部員だけがスポットライトを浴びているように見えてしまいます。(あまり役に立たないかも知れませんが)長年この仕事を続けて身に付いた能力です。

 山本雄飛の心の底からやりたくなさそうなダンス、岡田天志のミニスカートを履いた女子高生ダンス、中村帆住の身のこなしが卓球をやっている時と同じダンス。それぞれ舞台の後ろの隅の方で踊っているのですが、ダンスが始まって3〜5秒で発見することができました。

 明日は食品バザー・教室展示企画なので、今日の練習もその準備で遅れてくる者が多くいました。しかし練習が始まるとパッと切り替えができるのが最近のチームの良いところです。

9月28日(水)

 今日も文化祭の準備のあるクラスが多く、少人数での練習開始となりました。

 女子は水曜日恒例の、ゲーム練習からのスタートです。3年生の酒井と長澤が壁になってくれ、試合後のアドバイスもしっかりとしてくれます。後輩たちは必死で食い下がりますが、なかなか壁は越えられません。

 男子は卒業生の南翔太郎さんが昨日に続いて仕事を終えてから後輩たちに胸を貸してくれました。疲れた体にムチ打って練習に取り組むのは並大抵ではないと思います。学生の練習環境がいかに恵まれているかは社会人にならないと分からないかも知れません。

 明日、明後日は文化祭です。

 楽しむところは楽しんで、頑張るところは頑張りたいと思います。

9月27日(火)
この時期だから
 日中は多少気温が上がるものの、長袖で十分です。学校は明後日から始まる文化祭を前に盛り上がっています。見方によっては「浮き足立っている」とも見えますが。

 放課後は各クラスの企画の準備で練習に遅れる選手が多く、準備のための短縮授業とあいまって、しっかりと練習ができます。チームの課題として指定している練習にもたっぷりと時間をかけて取り組むことができ、ありがたい限りです。

 ”スポーツの秋”とは言うものの、実は高校生の卓球の試合はこの時期、意外と少ないのが実情です。県内の個人戦に限って言えば、全日本選手権の予選が終われば、次の個人戦は年明けの三重県選手権までありません。

 新しい課題に取り組んだり、用具を変えてみたりするのは実はこの時期が最適とも言えます。女子の選手の数人が、この時期を利用して新しいラバーにチャレンジしています。同じ系統のラバーですが違うメーカーのものを試したり、行き詰まりを感じて思い切って違う種類のものを試したり。結果的にうまくマッチするかどうかは分かりませんが、やってみないと分からないのも事実です。

 試合が近いので頑張るのは当たり前です。この時期に心も体も追い込める選手が最終的に勝者となります。

9月26日(月)
続・後藤杯
 気がつけば半袖、ハーフパンツでは寒さを感じるようになりました。最高気温が22℃と10月下旬並みの気温だったようですが。

 昨日の女子シングルスで酒井が敗れたサンリツの阿部選手についてです。

 阿部選手は東京都出身ながら岐阜・富田高校→青山学院大学を経て日本リーグ1部のサンリツで活躍する選手です。お父さんは元全日本チャンピオンの阿部博幸さんです。

 酒井が大健闘して1セットを奪いましたが、その後、勝ち上がり、優勝を果たしました。阿部選手は、「試合巧者」という言葉がピッタリと当てはまる選手です。正直言って失礼ながらこれと言った特徴はありません。個性的なサービスがある訳ではなく、抜群のフットワーク・ボールの威力等の身体能力に優れている訳でもありません。しかし戦局を見極める目、そして相手や状況により臨機応変に戦術を変える能力に関しては日本トップクラスと言っても過言ではありません。

 今回も予想外に勝ち上がってきた高校生に対し冷静に分析し、気負っている相手を空回りさせながらも極めて慎重に試合をコントロールする様子が見て取れました。決して無駄なことをせず、状況に応じてプランを立て、試合全体をコントロールしていました。

 ベンチで見ていて特に目に付いた点が二つありました。

 簡単に2セットを先行した後の3セット目の後半でした。酒井のフォア前へ送ると見せかけてバック側へ大きなサービスを連発して主導権を握った阿部選手でしたが、3セット目はこちらも同じように阿部選手のバック側へ大きなサービスを出して接戦に持ち込みました。お互いにバック面は表ソフトです。回転がかけ辛いバック側への速いサービスはコースもストレート(阿部選手は左利き)ということもあり、狙われると苦しい展開になります。セット後半の勝負どころ。酒井はやはり阿部選手のバック側へロングサービスを出しました。予想はできたもののコースはストレートです。回り込みたいところですが逆を突かれればノータッチも有り得ます。しかし阿部選手は迷いなく回り込みフォアハンドでレシーブしました。結果的にはその後のラリーで酒井が得点したものの、勇気と読みのいる深いプレーだったと思います。

 もう一つは同じ3セット目の後半。先述の酒井の頑張りもあり8-10とリードされます。サービスを持った阿部選手はこのセットの後半から使い始めたバックサービス。そこまでずっと酒井のフォア前に出していましたが、ここで初めてバックに長くて速いサービスでエースを取りました。もう一本同じサービスで行くのか、フォア前へ戻すのか?ここで阿部選手はエースを取った酒井のバック側をジッと見てからサービスの構えに入ります。しかしそこから一転、フォア前へサービスを出しました。これも結果的には酒井がポイントを取りましたが、いかにももう一本バックへ出すぞ、と思わせる「視線のフェイント」でした。

 高校生クラスだと試合中の「駆け引き(心理戦)」はあまり見られませんが、レベルが上がれば技術以上に大切な部分でもあります。理屈ではなく経験がないと身に付かないものではありますが、卓球の奥の深さ、面白さを教えてもらえた一戦となりました。

9月25日(日)
後藤杯B
 例年になくハイレベルな今年の後藤杯です。最終日に残ったのは女子シングルスの酒井眞菜のみでした。

 昨日、日本リーグ1部のアスモの河村選手をストレートで破った勢いはまだ衰えていませんでした。

 4回戦は富田高校の中国人留学生と対戦。入学以来これが6度目の対戦となります。最初勝った後は4連敗。恐らく高校最後の対戦となる今回は何とかして勝ちたいところでした。ここのところ敗れている試合を思い返すと、手堅くドライブで攻めたところを、左利きの相手に上から叩かれる展開が多かったようです。試合前に、持ち上げてばかりでなく積極的に高い打点でこちらから攻めていくことを確認しました。サービスを持った時は思い切って三球目を狙い、レシーブに回っても台から下がらず上から攻める作戦が功を奏し2-0とリード。3セット目を4本ほど離したものの開き直った相手に逆転されイヤな雰囲気に。しかしここから簡単に崩れないのが最近の酒井の強さです。4セット目の出足をリードすると、必死で追いすがる相手を突き放し3−1でリベンジを果たしました。

 5回戦(ベスト8決定)で、結果的に優勝した阿部選手(サンリツ)に敗れました。しかし0−2と後がなくなった3セット目を大接戦の末、奪い返し一矢を報いました。試合巧者の阿部選手からは試合後に色々とアドバイスまでしていただきました。阿部選手をベンチから見ていると、一つ一つのプレーが理詰めで無意味なプレーはほとんどありません。相手が空回りしている時は決して無理をせず相手が崩れるのを待ちます。逆に良くないリズムの時には思い切ってサービスを変えたり、今までやらなかったプレーでリズムを変える等々。口で言うのは簡単ですが、しっかりとした技術があり、なおかつ作戦を実行する強い意志を持っていないと成功させることができません。試合後のアドバイスでの「勢いだけでプレーしていてはいけない」は、大学に進み更に高いレベルで戦うことになる酒井にとって胸に響く一言でした。

 阿部選手のプレーには他にも感心する部分が多かったので後日、紹介しようと思います。

9月24日(土)
後藤杯A
 ジュニアと一般のシングルス、1回戦から3回戦が行われました。

 3回戦と言っても今年の後藤杯はレベルが高すぎます。

 ジュニア男子は岡田泰典Aが初戦で遊学館の選手にあと一歩と迫りましたが惜敗、住田昂樹@と共に1回戦敗退でした。岡田理志Aと岡田天志はAは1回戦突破後、ともに強豪選手と対戦しました。理志は青森山田の中学生に1セットを奪うも1-3で敗れました。天志は全国中学3位の選手に対し思い切ったプレーで2-1リードのジュースとしますが押し切れず、5セット目も9-9まで迫りましたがあと一本が遠かった。無念の逆転負けで大魚を逃しました。

 一般男子の小川翔Bは大学生に、内田芽人Bと山本雄飛Bは社会人に接戦を演じましたが一歩及ばず2回戦敗退でした。

 ジュニア女子の室井まどか@、松田唯A、佐藤綾香@、松本ゆきみ@は1回戦敗退。しかし佐藤は強豪選手にセットオールと大健闘でした。坂口緑Aは初戦をセットオールで切り抜けると2回戦も大接戦に。攻撃さえ決まればもうワンランクアップできそうです。吉田礼楽@は1回戦完勝の後に、相手の早い攻めに押されストレートで敗れました。常深亜美@は大接戦の1回戦を粘りに粘って2回戦へ。ここでも競りますが一歩及ばず。

 一般女子の長澤玲奈Bは2回戦敗退。実業団のレギュラー選手に完敗でしたが春からは社会人として同じ舞台で戦わなくてはなりません。就職試験も終わり再始動です。今日のMVPは何と言っても酒井眞菜B。実業団一部リーグのエース選手に対し速い攻めが冴えに冴え、ストレートで降す大金星を挙げました。本校選手で唯一、明日の最終日にコマを進めました。

 中学生の神京夏さんは愛工大名電の選手を破って明日へ勝ち残りましたが、残念ながら全日本カデット予選が台風により明日へと延期となり無念の棄権となってしまいました。他にも平井陸さんと古市正暉さんも強豪相手に健闘しました。

 明日は唯一残った酒井眞菜が中国人留学生と対戦します。

9月23日(金)
後藤杯@
 第40回記念大会です。この後藤杯は40年前に名古屋で開催された世界選手権大会にご尽力された前愛知工業大学学長の後藤ナ二先生の功績を称えて始まったものです。

 名古屋の世界選手権は、当時日本と国交のなかった中国が文化大革命以後、2大会ぶりに参加した大会でもありました。東西冷戦の真っ只中だった当時、中国は日本はもとよりアメリカとの接触は絶対に許されない時代背景がありました。しかし偶然にも中国選手を送迎するバスにに間違って乗り込んだ一人のアメリカ人選手に、当時中国のエースだった荘則棟選手が握手を求めたことが大きな話題となり、それをきっかけにアメリカと中国の国交が樹立した、「ピンポン外交」が有名です。

 今回は中国から当時の中国チームの監督だったの徐寅生さん、主力選手の荘則棟さん、希恩庭さん、日本代表チームだった伊藤繁雄さん、河野満さん、そして西飯徳康先生と幸子先生も、開会式時のセレモニーに招待され紹介されました。

 さて、試合の方ですが、今日は男女ダブルスの1回戦から3回戦までが行なわれました。

 男子は山本雄飛・岡田泰典組が1回戦、小川翔・内田芽人組と、住田昂樹・権蛇佑輔組が2回戦敗退。女子は坂口緑・中村穂住組が1回戦、酒井眞菜・長澤玲奈組、吉田礼楽・室井まどか組、常深亜美・佐藤綾香組が2回戦で敗れました。例年になくハイレベルな今回の後藤杯ですが、それだけに一つ一つの試合の重みは増します。諦めることなくチャレンジする気持ちで臨めば、新しい発見はあるはずです。

 明日は一般男女シングルス、ジュニア男女シングルスの1回戦から3回戦までが行なわれます。


9月22日(木)
明日から後藤杯
 台風一過。一気に気温が下がり秋模様です。

 明日から愛知県体育館にて「後藤杯(名古屋オープン)」が開催されます。今年は第40回の記念大会ということで、青森山田高校の丹羽選手や町選手らがエントリーするなど例年になくハイレベルな大会になりました。三重県からジュニアの部に16名もエントリーすること自体、不自然なことに思えてきます。

 初戦から各都道府県のトップクラスの選手との対戦が目白押しです。一つ勝つのも大変なことですが、出場するからにはベストを尽くすのが選手の義務です。

 明日はダブルスの1回戦から3回戦までです。

9月21日(水)
台風直撃
 早くも今シーズン2回目の台風直撃です。

 朝からの暴風警報発令に学校は休校、もちろん練習も中止です。夕方には風雨も収まりはじめ、自主練習に取り組んだ者もいたと思いますが。

 学校は休校ですが、世間の大人たちは仕事が休みにはなりません。我々教職員も例外ではありません。生徒のいない学校は静まり返っています。授業がないこともあって、こういった日は溜まっていた仕事をやるのにもってこいです。お陰で随分肩の荷が下りました。

 夜には多少風は強いもののすっかり静かになり、半袖では肌寒いほどでした。明日から一段と秋が深まりそうです。

9月20日(火)
競技志向
 台風が接近しています。明日は休校かも知れません。

 会議があったので夜間練習しか見られませんでした。今日の夜間練習は学校体育館も鈴鹿市体育館も使えず、久し振りに卓球場で男女合同で行ないました。

 一昨日の全日本選手権予選後に、中学生もいる場で全体に「緊張感のあるゲーム練習を」と訴えましたが、まずまずの雰囲気で取り組めたと思います。その場にいなかった一部の中学生がダラけた態度でやっていたので厳しく注意をしましたが。

 こうやって少しのほころびを、その都度注意していくのはこちらも根気が要ります。しかし、結果的にはその選手のみならず、全体の雰囲気が引き締まり、練習に取り組む全員に還元されると信じてやっていきたいと思います。

 遊び半分でやるなら誰にも迷惑をかけない場所でやってもらいたい。卓球場は”競技志向”の選手が集まり、お互いを磨きあう場所です。

9月19日(月)
妥協許すまじ
 敬老の日で休日。午前中は晴れた暑い天気でしたが、夕方からはバケツをひっくり返したような雨となりました。

 男女ともミーティングで再スタートです。

 昨日の試合で年内の高校生県大会個人戦は早くも終了です。次の年内の大きな目標はやはり11月の新人戦団体県大会と12月の全国選抜東海ブロック予選団体の部です。今日のミーティングでもその目標に向けてチームが一つになることと、個々の力をワンランクアップさせる必要性を説きました。

 さすがに今日は全体が意識して練習に取り組んでいましたが、大切なのはそれを継続させることです。今まではこちらが押し付けることを避けていましたが、やはり選手たちの自覚が薄れた場合はこちらから積極的に指摘・指導しようと思います。

 難しい目標を達成させるためには妥協は許されません。これは選手たちだけでなく我々指導者にも当てはまることです。

9月18日(日)
全日本J予選A
 ベスト8からの総当りリーグ戦が行なわれました。

 女子は本校から五名出場しましたが、見事全日本選手権ジュニアの部の切符をゲットしたのは2位の常深亜美@と3位の吉田礼楽@でした。常深は安定したプレーで同士討ちを1敗で切り抜け全日本初出場です。故障に泣き続けた中学時代でしたが、その傷も癒え高校入学後は安定した成績を収めてきました。インターハイ、国体には一歩及びませんでしたが、ここにきてようやく結果が出せました。吉田は優勝した選手との初戦が勝負でした。男子並みのパワフルなプレーと同居する不安定なプレーは、大きな魅力と大きな不安を抱えます。経験がモノを言うこの競技です。そろそろ結果が欲しいところです。

 3位と同じ星で4位の松本ゆきみ@は無念の次点でした。同士討ちを3勝1敗とリードしましたが1勝届きませんでした。入学時からすると随分安定してきましたが、バックハンドの改善が望まれます。5位は坂口緑A。優勝した選手に唯一土をつけました。「カットは慣れられると不利」なのは事実ですが、過去にもカットでエースだった選手もいました。攻撃やツッツキ等、技術的に改善の余地はまだまだあります。6位の佐藤綾香@は5位と同じ星、3位とは1勝差でした。入学時以来取り組んでいるしゃがみ込みサービスが身についてきました。次回に期待が持てる内容でした。

 男子は本校からは岡田兄弟の二名が出場。序盤の試合で固さが見られ、接戦を連続して落としたのが響きました。5位の岡田理志は前半戦を3連敗と最悪のスタートでしたが、そこからようやく開き直り、後半の21クラブの中学生たちに4連勝。その中には優勝した神京夏さん、2位の古市正暉さんとの試合も含まれます。これからもチームの主力として大きな期待を背負う試合が続きます。気持ちのコントロールは普段の練習に連動しています。岡田天志は6位でした。淡白な試合運びが課題だった彼でしたが、昨日の8決定で苦戦した21クラブの小学生の宮本春樹さんとの一戦を粘り強いプレーで破ってからの常に前向きな積極的なプレーは、ひと皮剥けた感があります。

 大本命の神京夏さんと、対抗馬と目されていた古市正暉さんは予想外の苦戦の連続でした。結果的に1,2フィニッシュでしたが、大きいラリーでの決定力不足は二人に共通する弱点です。中学生ながら県内では追われる立場になりますが、全国に通用する三重県の逸材です。心技体智ともにひとまわり大きくなってもらいたいと思います。健闘及ばず7,8位の林愛空さんと平井陸さんも次回に期待です。

 主力だった三年生が抜けた今回の予選でしたが、やはり不安定さは拭うことのできない事実です。試合での活躍だけが目に付きがちな三年生たちの、泥臭く努力を続ける姿勢を見落としてしまい、肝心の成功するための本質を見落としてしまっているように思います。もう一度初心に立ち返らないと、取り返しのつかない状態になりそうな危機感があります。

 非常事態だと思います。

9月17日(土)
全日本J予選@
 日本最強のU−17を決める、平成23年度全日本卓球選手権大会ジュニアの部の県予選会が、県営競技場体育館で行なわれました。今日はトーナメント戦でベスト8まで決定しました。

 女子で勝ち残ったのは坂口緑A、吉田礼楽@、常深亜美@、佐藤綾香@、松本ゆきみ@の五名です。いずれもそれほど苦しい試合はありませんでしたが、坂口と佐藤は初めてのベスト8入りです。

 男子は中学生の台頭が著しく21クラブから中学3年生の古市正暉さん、林愛空さん、平井陸さん、中学2年生の神京夏さんがベスト8入り、本校からは2年生の岡田理志、岡田天志の二名が入りました。

 明日は八名での総当りリーグ戦です。個人の頑張りとともに、チーム全体のバックアップ力が問われる一日です。

9月16日(金)
決戦前夜
 朝から曇り空でしたが、天気予報どおり3時頃から雨が降り出しました。

 軽めの練習で終える予定でしたが、ほぼ全員が通常通りの夜間練習を希望したので、急遽学校の体育館で練習をすることにしました。1対1で練習に取り組む者、多球練習を始める者、ゲーム練習に取り組む者。

 それぞれの選手にはそれぞれの目標があります。

 不安と期待が入り混じる決戦前夜。選手たちの頑張りに期待します。

9月15日(木)
逃げないA
 動物の本能なのでしょうか。今、自分のいる位置が全体の中のどのあたりかに関しては敏感です。

 明後日に行なわれる全日本ジュニア予選は高校2年生以下の選手が全て出場する「U−17」的な試合です。土曜日にトーナメント戦でベスト8まで決定し、日曜日に8人による総当りリーグ戦が行なわれ、上位3名が1月の全日本選手権ジュニアの部に、上位6名が2月の大阪選手権ジュニアの部に出場する権利を得ることができます。ます。

 選手たちは組み合わせを見て「このあたりには勝てる」とか「この選手には厳しいな」という目星を付けます。いわゆる目標です。プラス思考の選手は「この選手に勝てば代表になれるな」と勝った後の自分をイメージしてニヤけてしまいます。逆にマイナス思考の選手は「ここまで勝ち上がりたいけど、その前に負けたらどうしよう」と負けた自分の姿を想像してドンヨリした気分になってしまいます。残念ながら本校の多くの選手はこのマイナス思考です。

 この試合に賭けている選手たちは、自分の右肩に乗っている白い天使の格好をした自分の分身に「大丈夫だよ!今まで頑張って練習してきたじゃないか!勇気を出してチャレンジすればきっと勝てるさ!」と励まされ、一方で自分の左肩に乗っている黒い悪魔の格好をした自分の分身に「いやいや無理無理。世の中そんなに上手くはいかないよ。きっとビビッて弱気になって負けるさ。諦めた方がショックも少なくて済むよ。」とささやかれます。

 実は敵は組み合わせに載っているあの選手ではなく、自分自身の心の中にある黒い悪魔です。その黒い悪魔に勝てるのは自分自身の心の中にある白い天使だけです。

 逃げてはダメです。勇気を持って黒い悪魔に打ち勝ちましょう。練習中にも耳元でささやいてくる悪魔に一本一本、気合を入れて追い払いながら立ち向かいましょう。きっとあなたならできるはずです。

9月14日(水)
逃げない
 今日も暑い一日でした。

 少し気になることがありました。

 新チームの選手たちは基本的に真面目です。しかし経験豊富な選手が少ないせいか、試合前の気持ちのコントロールが下手な選手が多いように思います。

 試合前、特に大切な試合の前は誰しも不安に押しつぶされそうな気持ちになります。「日本人はマイナス思考な人が多い」と言われますが、どうしても悪い方に物事を考えがちになってしまいます。

 今日のゲーム練習を見ていても、不安になる→少しのミスが気になる→更に考え込む→更に不安になる、の悪循環に襲われている選手が目に付きます。

 「マイナス思考は損!プラス思考になろう!」と言われてプラス思考になれるのなら苦労はしません。私自身もマイナス思考な人間ですが、思い込みだけで根本的な性格が変わるわけがない、と考えている時点でマイナス思考です。

 しかしプラス思考だろうとマイナス思考だろうと、成功するために避けてはならないのは、「逃げない」と言うことだと思います。試合前に調子が上がらないからと言って、諦めたりヤケになったり落ち込んだりするのは、現実から目をそむける「逃げ」です。

 本番まであと2日しかありませんが、明日の練習前に、これだけは伝えたいと思います。

9月13日(火)
組み合わせ
 日に日に暑さが高まっていくように感じるのは私だけでしょうか?

 
今日は週末に行なわれる全日本選手権ジュニアの部県予選会の組み合わせ会議でした。ジュニアポイントランキング制度ができてからの組み合わせ会議は、「考える」のではなく「確認する」作業となっています。組み合わせのドローは主観を入れずに行なうのが鉄則です。少しずつ改善を加えながら熟成させている三重県のジュニアポイント制度は、全国にも誇れる組み合わせのシステムだと自負しています。

 組み合わせを始め、会場の手配等々の下準備は我々脇役の仕事です。それが済めばあとは主役である選手たちが登場です。この日のために夏の暑い時も妥協せずに汗を流した努力の成果を舞台で披露するだけです。

 夜間練習は女子は卓球場で、男子は鈴鹿市体育館で行ないましたが、”ほぼ”本番通りの雰囲気でのゲーム練習は迫力がありました。見ている私も思わず拍手してしまう好プレーも随所に見られました。

 土曜日の本番まであと三日です。

9月12日(月)
大人の
 真夏の暑さが戻ってきてしまいました。

 昨日、東海選手権予選が終わったばかりですが、来週末に控える全日本ジュニア予選があるため、出場予定の高校2年生以下の中高生たちは緊張感ある練習を見せてくれました。

 ジュニアの部の三重県代表枠は3人と、インターハイの4人よりも狭き門となっています。しかも高校生だけでなく小中学生の強豪選手も出場します。

 かつて卓球を始めるのは中学入学後に部活動に入部したあとと相場が決まっていました。卓球を始めて数年の選手たちにとって一年の違いは圧倒的な差となります。よって全日本ジュニアに中学生が出場するなど現実的にはありえない話でした。ましてや小学生なんて…。

 明日は全日本ジュニア予選の組み合わせ会議ですが、小中学生の強豪選手の組み合わせは注目の的です。私が高校生の頃に、こんな日が来るなどとは夢にも思いませんでしたが。

 技術的に苦戦を強いられそうな小中学生との試合でも、苦しくても諦めない、逃げないという「大人の」プレーで対抗してもらいたいと思います。

9月11日(日)
東海一般予選
 昨日に引き続き東海卓球選手権大会一般の部県予選会です。

 高校3年生以上のシングルスは「一般の部」として社会人や大学生と同じカテゴリーになります。女子の長澤玲奈Bは昨年、ジュニアの部の本大会で準優勝だったので予選免除です。

 男女ダブルスの予選通過枠はベスト32です。試合はベスト8まで行ないました。

 男子ダブルスでベスト8まで勝ち上がったのは昨年の卒業生である伊藤俊介さんと組んだ小川翔B組、内田芽人B・山本雄飛B組、岡田理志A・岡田天志A組、ベスト32では岡田泰典A・里見一真@組、土性佑成@・川北彩太@組でした。21クラブの古市正暉さん(中3)・神京夏さん(中2)組はベスト8、平井陸さん(中3)・玉城優さん(中3)組はベスト32で予選通過です。

 女子ダブルスは酒井眞菜B・長澤玲奈B組、吉田礼楽@・常深亜美@組、佐藤綾香@・室井まどか@組、松本ゆきみ@・芥佳子@組がベスト8、坂口緑A・中村帆住A組がベスト16で予選通過です。

 一般男子シングルスはベスト8まで行なわれました。小川翔と山本雄飛がベスト8、内田芽人がベスト32で予選通過でした。一般女子は10人のエントリーと少なかったのですが本校から唯一出場の酒井眞菜が危なげなく予選通過。

 また今日は、先週の日曜日に台風の影響で中断されていた全日本選手権カデット14歳以下男子シングルスの部県予選会の続きも行なわれました。予選通過枠の2名を21クラブの神京夏さんと辻智貴さんで占めました。神さんは危なげなく、辻さんは途中で絶体絶命のピンチを切り抜けての代表でした。11月に石川県で開催される本大会での活躍が期待されます。

 来週末は全日本選手権ジュニアの部県予選会です。高校1,2年生にとって正念場となります。最後の一週間をスキのない練習で調子を上げたいと思います。

9月10日(土)
東海J予選
 津市体育館にて東海卓球選手権大会ジュニアの部県予選会が行なわれました。

 ジュニアポイントランキングの8位までの選手は予選免除なので、本校女子の吉田礼楽@、常深亜美@、男子の岡田理志A、岡田天志A、岡田泰典Aは出場しませんでした。21クラブの中学3年生の古市正暉さんと平井陸さんも予選免除です。

 今年の本大会への通過枠は男女ともベスト32。試合自体はベスト16まで行なわれました。

 ベスト16まで進み予選通過したのは女子の坂口緑A、松田唯A、佐藤綾香@、室井まどか@、松本ゆきみ@、芥佳子@、男子の里見一真@、住田昂樹@、権蛇佑輔@、土性佑成@。ベスト32での通過は女子の中村帆住A、男子の川北彩太@です。

 普段の練習では、毎日見ているせいか上達したのかどうかよく分からないのですが、以前はできなかったことが試合でできるようになっていたり、以前はビビッていた勝負どころの場面で堂々と試合をしていたりと、成長した一面も見ることができました。

 参加人数が多かったのもあり、最後の試合が終わったのが17時半を過ぎていました。うだるような暑さで見ている方も汗だくでした。明日は一般シングルスとダブルスの予選です。

9月9日(金)
四週連続
 「蒸し暑い」と言っても8月のそれとは違う暑さです。

 明日と明後日は津市体育館で東海選手権の三重県予選会です。予選通過枠はジュニアシングルス、一般シングルス、ダブルスのいずれもベスト32となっています。決して高いハードルではありません。まずは通過を目指してもらいたいと思います。時間も多少余裕があるので試合はベスト16(ダブルスは8)まで行なわれます。ジュニアポイントを稼ぐためにも通過したらそれに満足せず、もう一つ頑張ってもらいたい。

 今週末は東海選手権の予選ですが、来週末は全日本ジュニアの予選、再来週末は後藤杯(名古屋オープン)、その次の週末は三重スポーツフェスティバルと四週連続で公式戦が予定されています。高校1,2年生たちにとっては、来週末に控える全日本ジュニア予選が最大のヤマと踏んでいます。まずは東海選手権予選で勢いをつけたいところです。

9月8日(木)
甘い
 気がつけばセミの声はすっかり聞こえなくなり、代わりに夜になるとコオロギなどの秋の虫の声が聞こえてくるようになりました。

 サッカーの男女日本代表が奮闘中です。男子はワールドカップ第三次予選、女子はオリンピック最終予選に臨んでいますが、次のステップへ進む見込みが出てきました。Jリーグ創成期、ドーハの悲劇から知る者としては余裕を持ってアジアの列強と戦う姿は頼もしくも思えます。

 失敗を糧に力をつけて、勝って自信をつけて更に上のステップへ進む。一度手にしたキャリアを失わないようにするには、更に上のステージを目指して進むのみです。

 本校の新チームは、主力だった三年生が抜けて戦力ダウンは否めません。「先輩たちのキャリアを守ろう」と思っていては後退しているも同然です。「先輩たちにできたのなら自分たちもできないわけがない」という気持ちで、更に上を目指して取り組むべきです。

 ただ、言うのは簡単ですがやるのは大変です。普段の練習を、少なくとも先輩たちよりは質も量も負けていないと自負できる取り組みでないと話しになりません。

 そういった意味ではまだまだ話になりません。「甘い」の一言です。

9月7日(水)
夏が過ぎ
 今日も湿度の低い爽やかな一日でした。

 夏休みの残務に追われています。40日間の半分近くが公式戦や練習試合等の遠征に費やされています。当然そこには様々なお金の動きがあります。自分のお金ならいいのですが、他人のお金を動かしているのですから正確にしなければなりません。この仕事も長いので、後で困らないように領収書等の書類を間違いのないように残しているのですが、その数が多いので事後処理が大変です。

 高校生たちは今週末の東海選手権予選、来週末の全日本選手権ジュニアの部予選と続く大切な試合を前に張り切っています。1,2年生にとっては来年のインターハイまで続く新チームの選手たちとの厳しい戦いのスタートです。本命なき混戦が予想される1,2年生の争いから抜け出すのはどの選手か?

 夏休みの頑張りの成果が試されます。

9月6日(火)
共同作業
 朝からスッキリと晴れた一日でしたが、湿度が低く気持ちの良い一日でもありました。

 昨日から始まった夜間練習ですが、学校体育館は諸般の事情で二学期に限り火曜日は使えません。色々と考えたのですが、鈴鹿市立体育館のサブ体育館が平日の夜間も卓球の一般公開をしている情報をキャッチしました。初めての試みでしたが体育館を訪れると、体育館の方も「誰一人いないのは珍しい」と言う”貸し切り状態”でした。お陰で通常の学校体育館練習と変わらぬ中身の濃さで練習に取り組めました。

 選手たちにとってより良い環境を提供できるようにするのが我々の仕事の一つです。人間は恵まれすぎるとその上にアグラをかいてしまうのも事実ですが、今日のように苦心して準備した環境を十分に生かしてくれる頑張りを見せてくれると、こちらも「次も頑張ろう」という気持ちになります。

 選手と指導者の共同作業です。

9月5日(月)
夜間練習再開
 午前中までは雨もパラつく天気でしたが午後からは回復し、久し振りの太陽が顔を出しました。

 今日から学校も6限授業開始です。それに伴って放課後の練習も夜間練習を再開しました。こうやって学校が本格的に始まると、夏休みの一日練習のありがたさが良く分かります。今日もバタバタしながら始まった放課後の練習もアッという間に18時を過ぎ、ほんの少ししか練習ができなかったように感じました。そのせいか、19時半から始まった夜間練習では気合の入ったピリッと締まったゲーム練習ができました。

 長い時間、集中して練習するのが理想的なのは言うまでもありません。しかしやるのは人間です。時間が長くなれば体力も消耗し、集中力も欠けていくものです。まあ私たちの仕事の大部分はこういった選手たちのモチベーションをマネジメントすることなのですが。経験と決断力が大切ですが、未だに試行錯誤の繰り返しです。

 朝晩は随分涼しくなりました。稼ぎ時です。

9月4日(日)
ノロノロ
 ノロノロ台風は昨日の強風に引き続き、今日は大雨をもたらしました。

 本日開催の全日本カデット男子シングルス、女子ダブルスも結局途中で打ち切りとなり、後日に延期となりました。大雨のため河川が増水し堤防が決壊する恐れが出たためだそうです。

 高校生は予定通り練習でしたが、午前中は話し声も通りにくいほどの屋根を叩く雨音でした。気温はそれほど高くありませんでしたが、やはり湿度は高くスタートは大変でした。しかしエアコンを入れると次第に湿度は下がりました。ありがたい環境です。

 明日から学校も一日授業です。夜間練習もスタートします。

9月3日(土)
台風直撃
 こんなに長い時間、吹き荒れる台風は記憶にありません。お陰で今日の練習は中止となりました。

 昨日の練習終了時→「連絡がなければ女子が9時から、男子は11時から練習開始」

 今朝7時前→「男女とも15時練習開始」

 昼12時過ぎ→「車の送迎可能な者のみ自主練習」

 上記のように練習予定も変遷してしまいました。

 結局昨夜からほとんど天候に変化はありませんでした。台風で練習が中止になったのはいつ以来でしょうか。数年前にも台風で2回ほど休校になった年がありましたが、今年も台風の当たり年の予感がします。

 今日行なわれる予定だった全日本カデット女子シングルス、男子ダブルスの予選は25日(日)に伊勢の県営競技場体育館で行なわれることになったそうです。明日は男子シングルス、女子ダブルス予選ですが大丈夫でしょうか?

9月2日(金)
台風接近
 南方からじわりじわりと接近してくる台風の影響で昼過ぎからは暴風雨となりました。

 練習も早めに切り上げました。明日、予定されていた全日本カデット予選男子ダブルス、女子シングルスの部も昨日の段階で早々と延期が発表されています。日程は未定だそうです。

 明日の明け方から日中にかけて東海地方に最接近するようですが、速度が遅いため半日は暴風雨圏内と予報されています。明日の練習は日中には難しいかも知れません。様子を見て高校生には練習開始時間をメールしますので、小中学生で練習する予定の方は高校生または瀬古まで連絡下さい。

9月1日(木)
2学期始まる
 台風が近づく不穏な天気の下、2学期がスタートしました。

 気温がそれほど高くなかったのが救いでしたが、長時間の避難訓練、表彰式、始業式は疲れたことと思います。しかし午後からの練習では新チームの意気込みが伝わる練習でした。男女とも3年生の胸を借り、再来週の全日本ジュニア予選に向けて取り組みました。

 昼過ぎからの練習とはいえ、やはり夏休み中の一日練習とは”量”に関しては激減です。自主練習で補うしかありません。

 明日は台風の影響で休校もしくは午後からの練習中止が予想されます。できる時に目一杯やる選手と、そこそこで切り上げる選手との差はこういう時に広がります。