白卓日記 ‘11   6月 前月へ!  次月へ!    
6月30日(木)
妥協せず
 午前中はそれほど暑さは感じませんでしたが、午後から晴れて今日も練習開始時の室温が38℃。しかし雷を伴う激しい夕立で一気に気温が下がりました。

 試験も迫り、男女とも制限練習です。女子は6時までの全体練習後も続けてゲーム練習を実施。8時過ぎまでやって終わりました。男子は6時までの全体練習後は選手たちの希望により勉強会を実施。学校の冷房の効く部屋を借りて9時まで全員で勉強を頑張りました。それぞれがそれぞれの内容を集中してできたと思います。分からない問題も他の生徒に聞いたり、山本先生に教えてもらったりして克服していました。

 期末テスト終了まで一週間ですが、こちらも妥協せず付き合いたいと思います。

6月29日(水)
結果が全て
 ついに夕方の練習開始時の室温が40℃に達しました。「暑さ対策」とは言うものの、さすがに冷房を入れました。

 試験を前にして各学年、各教科で、「転ばぬ先の杖」として成績不振者を対象とした補習が実施されています。至れり尽くせりのお気遣いですが、「ここまでしてダメなら覚悟を…」という最後通告でもあります。

 「学生の本分は勉強」は揺るぎのない事実です。例え部活動を頑張っていても本分を疎かにしていては正に本末転倒です。今日の練習後に、「成績不振者はインターハイどころではない」旨を伝えました。今日あたりから多くの選手が早めに練習を切り上げて「勉強をするために」帰宅しました。本当に頑張って勉強をやっているかどうかは結果が全てを表してくれます。

 中間テストの結果を見て少し疑わしい者もいるので、男子は明日と明後日は夜間自主練習をやらない者は、その時間に学校で勉強会を実施することにしました。

 結果が全てです。

6月28日(火)
逞(たくま)しく
 選手たちもこの暑さに徐々に体が慣れてきているようで、夜でも30℃を超える室温ながら、「夜は涼しくて気持ちいい」と言う選手もいました。

 しかしながら初めての夏を経験する1年生たちは見た目にも分かるほど疲労困憊です。もちろん中学時代にも夏の暑さは経験済みでしょうが、中学時代とは比べ物にならない練習量の多さは”初めて”だと思います。上級生は少なくとも昨年、一昨年と夏を乗り越えてきているので何とか対応しています。やはり何事も「訓練」です。

 ガッツリ練習して、ガッツリ食べて、ガッツリ寝る。どんどん体は大きく丈夫に逞しくなっていきます。

 そして好きではない勉強も手抜きせず、逃げずに取り組む。どんどん心も磨かれ逞しくなっていきます。

6月27日(月)
共有
 日に日に暑さが増してきます。この環境で「授業に集中しなさい」、と言うのは無理があるように思います。

 気が付けば学期末が近づいてきています。毎年の事ながらこの一学期末は選手らにとっても、この気候に加え、期末テストの勉強、(3年生は)進路決定、国体予選等々と大変な時期です。

 私もここのところ会議や出張、面接練習で夕方の練習はあまり顔を出すことができません。選手たちはこの厳しい暑さの中で汗だくになって練習しているだろうなあと想像すると気が気ではありません。私がいたからと言って何をしてあげられるわけではありませんが、せめて苦しみも共有していたいと思います。

 油断していたせいか様々な仕事が溜まりつつあります。選手らも頑張っているのだから私も負けてはいられません。期末テスト終了時にはスッキリと卓球に専念できるよう一つずつ片付けていこうと思います。

6月26日(日)
阪南大学来校
 昨日ほどではありませんでしたが、午後からは暑さが厳しい一日でした。

 男子は関西学生リーグの阪南大学の男子選手6名が来校してくれました。

 阪南大学は本校を一昨年卒業した伊藤倫さんがお世話になっています。うだるような暑さの中でしたがいずれの選手も最後まで一生懸命プレーしてくれました。監督の辻本さんは大学の職員ではなく実質ボランティアで指導されていますが、お話の内容からも誠実なお人柄が読み取れる人格者です。学生一人一人のことを親身になって考えておられ、今時の若い学生相手に辛抱強く、かつそれぞれの人格を尊重して接しておられます。選手たちもその指導が心まで届いているせいか、真摯で直向なプレーは最後まで変わることはありませんでした。

 卒業生の伊藤さんも高校の時から変わることなく、今日も一生懸命楽しそうにプレーしていました。こういった指導者に巡り会えたことを感謝して少しでも人間的に成長してくれることを祈っています。

 高校生たちもそんな大学生の一生懸命さに引っ張られ、今日は最後まで頑張り通せました。阪南大学の皆さん、今日は本当にありがとうございました。またこれからもよろしくお願いします!

6月25日(土)
出来ない理由
 今日もよく晴れ、風もあり湿度はそれほど高くありませんでしたが暑い一日でした。

 女子は9時から、男子は11時からの時間差での練習開始でした。女子と男子が練習を交代した11時の時点で室温は36度ほど。汗だくになりながら女子は必死でボールを追いかけていました。男子もスタートは頑張れるのですが、徐々に体力を消耗し午前中の練習終了前になると雑な練習になってしまいます。これは午後の練習の終了前も同じでした。

 最後の力を振り絞っても出来ないのなら仕方ありませんが、僅かですが余力があるのに出し惜しみするのはいただけません。

 成功できない人によく見られる傾向に、「出来ない理由をすぐに考える」というものがあります。今日ならば「暑いから体力が消耗して」とか「となりのバレー部が気になる」などの”頑張れない理由”が頭をかすめた選手もいたかも知れません。それじゃあ空調の効いた専用練習場でやれれば頑張れるのか?確かに今日よりは頑張れるのでしょうが、そういう人は上手くいかなくなるとまた”頑張れない理由”を探し始めるに違いありません。

 まだまだ頑張れるはずです。選手たちの潜在能力はこんなものではありません。

6月24日(金)
ズバリ
 昨日の「今シーズン最高気温」をあっさり一日で塗り替える、卓球場の温度計38℃の新記録です。

 練習前の、「国体予選は冷房なし」を理解してくれたようで、体温を超える暑さの中でも必死に頑張れました。途中何度か心が折れかけた選手もいましたが、寸前で踏みとどまることができました。

 酷暑の中での練習のポイントはズバリ「水分補給」だと思います。これさえ上手くできれば、無限の体力を持つ高校生なので余程の体調不良でなければ頑張れるはずです。

 しっかり食べて、しっかり寝れば、充電完了。今日と同じくらいに暑い明日も乗り切れるはずです。

6月23日(木)
是非是非
 朝方パラついていた雨でしたが、昼過ぎからは太陽も出て今シーズン一番の暑さになりました。卓球場の温度計も35℃を記録しました。

 7月9日、10日の国体予選は冷房なしで行なわれます。特に10日は10名でのリーグ戦となります。技術よりも体力とそれに伴う精神力がモノを言います。事前にそうなることが予想されていて準備をしないわけにはいきません。「心技体智」のすべてが問われる試合になりそうです。

 女子の多くが在籍する生活創造科は家庭科の検定試験前ということもあり補習が続きます。卓球部の練習には響きますが、こういった苦労は長い目で見て必ず生きます。決して手抜きせず取り組んでもらいたいと思います。

 男子の夜のゲーム練習には先週に引き続き堺さんと豊田さんが胸を貸してくれました。もしこのHPをご覧になっている社会人の方が見えたら是非、高校生たちに胸を貸してあげてください。特に7時半からの夜間練習は台も豊富にあります。男子も女子も問いません。決して強くなくても結構です。こちらの選手もそれぞれのランクの選手を豊富に取り揃えておりますので。(笑)

 興味のある方はトップページからメールして下さい。是非是非。

6月22日(水)
全員で
 この時期になると夏休み終了までの予定・計画を立てなければなりません。

 メイン行事であるインターハイや中部日本選手権の計画はもちろんですが、それに向けての準備である練習試合や練習会の計画、その練習試合や練習会も声がかかるのを待っているだけでは取り残されてしまいます。こちらで立案・計画して各校の先生たちに連絡を取る主催もしなければなりません。インターハイまでは3年生を中心とした現在のチームが主となりますが、それが終われば1,2年生が中心となります。現チームの強化とともに新チームの強化も視野に入れて計画しなければなりません。

 男女合わせて28名の部員がいますが、全員が主役であって欲しいと望みます。勝負の世界なので勝ちもあれば負けもあります。差別はしませんが区別はあります。競争であることは事実ですが全員が等しく頑張れる環境を作れるように、こちらも最大限の努力は惜しみません。

 白子高校卓球部でしか体験できない貴重な体験を、是非全員に味わってもらおうと思います。

6月21日(火)
男女で
 久しく忘れていた”蒸し暑さ”を感じさせる一日でした。

 当HPのTOPICSの更新を久し振りに行ないました。一年間に行なわれる公式戦のほとんどを写真入りで紹介するものですが、昨年度末の東日本大震災の影響で、3月の東京選手権と全国選抜大会が中止になったため、2月の大阪選手権以来の更新です。

 さて、今日は西飯先生が夕方の練習に不在だったため、男子の夕方の練習が終わった18時から19時過ぎまで女子の練習を見ました。西飯先生が考えた多球練習のメニューを汗だくになりながらどの選手も一生懸命ボールを追っていました。もう少し練習の目的を考えるとなお良いと思いますが、手抜きせずに互いに切磋琢磨しながらテキパキと取り組む姿勢は男子にも見習って欲しいところです。

 男子と女子の持ち味はそれぞれです。男子の得意分野と女子の得意分野が違うのは当然だと思いますが、男子が「そこは女子に負けても仕方ない」と思ったり、女子が「そこは男子に負けても仕方ない」ではダメだと思います。

 女子は男子にはどの分野でも負けないよう頑張ってもらいたいし、男子も女子に全てにおいて負けないようにしてもらいたいと思います。そうやって競争しながら切磋琢磨できるのが男女でやっている良い点だと思います。

6月20日(月)
次世代の
 東海総体を終えて今日の男子の夜間練習は自主練習としましたが、1,2年生はほぼ全員が参加しました。

 週末の東海総体はエントリー選手のみでの遠征だったので、男女とも1年生のほとんどの選手は居残っての練習となりました。誰も指導者がついていない練習だったので、どれくらい頑張れたのか気になっていました。

 しかし夕べ、OBの小河さんからメールがあり、「土日の練習に参加しましたが、少人数ながら集中した練習ができていました。少し成長した子どもたちを見た気がします。」とのことでした。

 何よりも嬉しいメールでした。

 頑張らないと怒られるからという理由で、頑張ったフリをすることほど不毛なものはありません。自分が好きな卓球が強くなりたいから頑張るのなら、誰が見ていても誰も見ていなくても同じはずです。普段の様子をよく知る小河さんの高い評価は、こちらの指導が間違っていなかったという大きな自信になりました。

 男女とも主力である3年生に頼れるのはインターハイまでの2ヶ月弱です。その後は1,2年生で先輩たちの築き上げた伝統を守らなければなりません。周囲からは大幅な戦力ダウンを危惧する声が聞こえてきますが、きっと大丈夫でしょう。自覚と誇りは確実に育っています。

6月19日(日)
東海総体A
 二日目の今日は団体、シングルス、ダブルスともにベスト4から準決勝、決勝が行なわれました。本校で勝ち残っているのは男女団体、女子ダブルスの酒井眞菜・長澤玲奈組です。

 女子ダブルスは富田高校ペアと対戦。試合序盤は競るものの中盤からはレシーブが甘くなるところを狙われ一方的な展開に。安全重視で丁寧なプレーも一つ上のレベルでは得点に結びつきません。県予選も終わりインターハイまで2ヶ月となった今、ギアを切り替える必要があります。しかしながらダブルスでの入賞は2006年の森永愛里さん・松井夏美さんが決勝進出して以来です。

 男子団体は愛工大名電と対戦。トップの岡田理志は緊張からか重いスタートになりましたが、慣れてきた3セット目にリードを奪いますが、勝ちを意識したあたりから再び消極的なプレーになりストレートで敗退。2番の小川翔は昨日、シングルスで敗れ、決勝に進出したと再戦となりました。相手の出方も分かり接戦に持ち込みセットオールになりますが、中盤に勝負を賭けたボールにミスが続き万事休す。金星を逃しました。ダブルスの小川・内田芽人組と4番の山本雄飛は同時並行でスタート。ダブルスは積極的なプレーで食い下がりますが、それを上回るプレーを連発され完敗でした。山本は2セット目を奪い3セット目も接戦になりましたが、プレーの正確さで及ばず1-3で敗れました。しかし男子は5年振りの3位入賞。目標であった「賞状1枚」をゲットした結果は評価できます。

 女子団体は富田と対戦。東海ブロックの大会でことごとく壁になる強豪相手に一丸となって挑みましたが、結果は完敗でした。長澤玲奈、吉田礼楽、ダブルスの酒井・長澤組と、良い所なくやられました。ラリーはともかく、サービス・レシーブでの差は大きいと感じました。特に、小さいサービスから堅実に先手を取ろうとする本校の選手たちに対し、相手に先手を取られるのを覚悟で大きくて威力のあるサービスを出し”後の先”を狙う相手校の戦術は参考になりました。大きいサービスは一つ間違えると簡単に先手を取られることにもなりかねませんが、ブロックやカウンターの技術があれば積極的に使っても良いのは確かです。それができる裏付けがあって初めて成立する戦術ではありますが、プレーの幅を広げることを考えると今後、、考える必要があります。

 二日間という短い大会ですが今年は各種目とも勝ち上がり、中身の濃いものとなりました。この大会での反省をもとにインターハイまでの2ヶ月間でワンランクアップを目指します。

6月18日(土)
東海総体@
 午前中の公式練習、監督会議、開会式を経て昼前から競技開始です。今日一日で団体、シングルス、ダブルスともにベスト4まで決めてしまいます。

 女子団体は東浦(愛知)、浜松学芸(静岡)の二試合を勝ち抜きベスト4へ進出です。はっきりした記憶はありませんが、恐らく10年以上連続でベスト4以上に入っていると思います。ただしここからが厚い壁となっています。特に明日対戦する富田(岐阜)には新人戦を通じても勝ったことがありません。今年のチームも中国人留学生を擁し圧倒的不利と言えると思います。どこまで食い下がれるか。どうせやるなら狙ってもらいたいと思います。

 男子のダブルスは、小川翔・内田芽人組が出場です。1回戦の浜松北ペアには落ち着いたプレーで勝ちましたが、続く4決定で愛工大名電ペアに競りながらも敗れました。チャンスはあったと思いますが最後は根負けしてしまいました。

 男子のシングルスは、山本雄飛と内田芽人は富田と名電の選手と対戦し初戦敗退。ポイント的には競るのですがやはりボールの威力やプレーの正確さで負けています。健闘したのは小川翔。初戦で杜若(愛知)の選手に冷静かつ積極的なプレーで快勝すると、続く浜松商業の選手にも巧みなネットプレーで撃破。ベスト4決定で名電の選手に完敗しましたがシングルスベスト8は本校男子の選手では初めてかも知れません。

 女子のダブルスで頑張ったのは酒井眞菜・長澤玲奈組でした。初戦を突破するとベスト4決定で中国人留学生を含む桜丘(愛知)ペアを完璧なプレーでシャットアウト。このペアを今まで見てきた中で一番いい試合だったと思います。ベスト4進出で明日は富田ペアと対戦です。1年生の吉田礼楽・室井まどか組はその富田ペアに完敗。しかしこの経験は決して無駄になっていないはずです。次に生かしてもらいたいと思います。

 女子のシングルスは近藤亜希が中国人留学生に、吉田礼楽が浜松北に、辻浦沙紀と常深亜美は富田に初戦敗退です。やはりこのクラスにはなかなか歯が立ちません。少しずつでも力を付けて、次のチャンスには今回よりも良い試合を期待します。上位進出が期待された長澤玲奈は浜松学芸に勝った後の富田の選手にいいところなく敗れました。最後のインターハイで結果を出すには残り2か月のラストスパートに期待です。酒井眞菜は加藤学園(静岡)、県岐阜商に勝ってベスト8進出。富田に敗れて昨年に引き続きベスト4には進出できませんでしたが、悪くない試合だったと思います。こちらも最後の頑張りに期待です。

 男子団体は初戦を岐阜工業と対戦し苦戦を強いられました。小川がカット選手に苦しみながらも最後はギリギリで踏みとどまり、結果的には3-0で勝利。今日最後の試合となったベスト4を賭けての静岡学園戦はエースの小川が単複で2失点とまさかの展開。しかしトップで山本雄飛が豪快なカット打ちで相手エースを打ち抜き、4番で起用された2年生の岡田理志が0-2と追い込まれた後、ようやく開き直り最後はジュースで押し切って値千金のポイントを挙げラストの内田に託します。県大会決勝に続き大役を任された内田でしたが強気と冷静さを織り交ぜたプレーで快調に2セット取したものの相手の猛烈な追い上げにセットオールに持ち込まれますが、最後は押し切って5年ぶりのベスト4進出となりました。明日は王者・愛工大名電と対戦です。女子同様、どうせやるなら気持ちだけは負けないプレーを期待します。

6月17日(金)
湖西へ
 午前中で授業を終え、明日から静岡・湖西で行なわれる東海総体へ向け出発しました。

 強豪ひしめく東海ブロックは全国でも有数の激戦区です。団体は各県4チームの16校、シングルスは8名×4県の32名、ダブルスは4組×4県の16組と、少数ですがそれだけに各県の精鋭が集まり一つ勝つのも大変です。

 練習は軽めながらいずれの選手も高い集中力で最後の調整に余念がありませんでした。

 男子の選手に一部、コンディションが万全でない者がいるのが心配ですが、県一位のプライドと責任を持ってファイトしてもらいたいと思います。

6月16日(木)
All Stars来校
 今日は学校での夜間練習に鈴鹿・亀山・四日市地区の社会人選手の方々が来てくれました。

 私の一つ年下で古河電工の”鉄人”堺さん、同じく古河の田中さん、三菱化学の豊田さん、平田野OBの伴さん、グレンツェの田口さん、そしておなじみOBの小河さんと、仕事をしながら愛する卓球に真摯に取り組む方々です。

 学生たちのように毎日休みなく練習することは不可能ですが、ひとたび台に入った時の集中力は高校生たちはかないません。「一球を大切に」という言葉は毎日練習をやっている者たちには難しいのでしょうか。練習量、体力、そして今時の卓球の質の違いで勝ち越しはしましたが、ある意味で「大人と子ども」の違いに考えさせられるものがありました。

 東海総体を前に良い刺激になりました。来週以降も都合が合えばまた来てくれるそうです。次回は恐らく今日ほど簡単にはいかないと思います。是非、卓球の厳しさ、人生の厳しさを教えてやって下さい。

6月15日(水)
負けていられない
 曇り空で風もあり、それほど暑さを感じませんでしたが、湿気を帯びた空気は梅雨特有のものです。

 インターハイ予選が終わり選手たちは一つの区切りがつきましたが、ここから始まる顧問の”夏のシーズン”に向けての仕事が山積みです。

 今週末の静岡・湖西での東海総体、7月末の新潟・長岡での中部日本選手権、そして8月上旬の青森インターハイと宿泊を伴う遠征の手配を同時進行で行ないます。この不況で部活動に割り当てられるお金も以前とは比べ物にならないほどの厳しさです。なるべく選手の負担を減らすために少しでも効率の良い方法を模索します。とは言っても、選手のパフォーマンスにしわ寄せが行くようなスケジュールでは本末転倒です。また、危険を伴うものも言語道断です。

 インターハイには男女団体で出場できますが、団体戦での勝利は試合に出場したレギュラー選手だけでなく、観客席で声を枯らして応援してくれた控え選手も含めた全員の勝利だと考えます。せめてインターハイには男女合わせて28名の部員全員を連れて行ってあげたい。

 インターハイ初日の団体戦が一斉に始まった時の地鳴りのような大声援は、それだけで鳥肌が立つ衝撃を受けます。全国の卓球に賭けた高校生たちが集まる舞台は圧巻です。

 このマネージャーとしての雑務をこなして疲れきった頭で練習場に行くと、選手たちは汗だくで必死でボールを追いかけています。その姿を見ると疲れも吹っ飛び、こちらも闘志が沸いてきます。

 帰り道に車を運転している途中に、いいマネジメントのアイデアが浮かびました。明日はそれを試してみようと思います。

6月14日(火)
究極の
 写真を撮らなかったことが悔やまれるほどの美しい夕焼け空でした。

 余程のことがない限りほぼ毎日、西飯先生は主に女子の練習の指導をして下さいます。

 今日はその”余程のこと”があった珍しい日でした。私はここ最近、女子の練習にはほとんど携わっていません。全体の大まかな指示はしますが、練習内容については任せっきりです。西飯先生の見えなかった夕方の練習でしたが、キャプテンの酒井に自分たちでできるか?と聞くと「大丈夫です」との返事。

 実際、練習相手を決めたり内容を決めたり時間を割り振ったりするのもテキパキと仕切って進めていました。もちろん西飯先生が見えなくても緊張感が薄れることもなく、それぞれの選手が目的意識を持って取り組んでいるのが分かります。

 これが長い間に培われてきた”伝統”だと思います。決して「やらないと怒られるから」という気持ちは微塵もなく、先輩たちから脈々と受け継がれてきた「自分たちのために一生懸命頑張る」というシンプルな思いです。

 とは言っても人間なので緊張感が欠けたりすることもありますが、ほとんどの選手が頑張っている雰囲気に修正されていきます。

 男子も見るようになって7年になりますが、最初の頃から比べると画期的に良くなってきた男子の雰囲気も、まだ女子には少し及びません。お互いに切磋琢磨して理想の雰囲気を作ることのできる部活動が究極の目標です。

6月13日(月)
充実した
 梅雨の谷間の比較的天気の良い一日でした。日中は少し蒸し暑かったものの夜は涼しく快適でした。

 週末は遠征を含むハードな練習だったので、選手たちも疲れが残っているかと思いましたが、ほとんどの選手たちはキレの良い動きを見せてくれました。土曜日に遠征した選手たちを、日曜日は午後からの半日練習にしたのが良かったのかも知れません。

 週末には静岡・湖西での東海総体が待っています。

 女子は西飯先生にブロックをしてもらってのダブルス強化です。十代の選手に混じってもその動きは遜色ありません。流石です。

 男子の夜間練習でのゲーム練習も緊張感のある白熱したプレーが相次ぎました。西飯先生よりひとまわり以上若い私は座って声を掛けるだけでしたが。

 こうやって選手たちが充実した練習をしてくれた日は、溜まった疲れも吹っ飛びます。

6月12日(日)
Are you ready?
 昨日とは逆で午前中は何とかもっていた雨も午後には我慢できずに降り出しました。

 今日は中学学年別女子の部でした。

 卓球場関係では1,2年生の部で堺結香さんが準優勝でした。力はあるものの、ここ一番での勝負強さに欠ける試合が多かったのですが、今日は持ち前の思い切りの良さが前面に出た良い試合でした。失敗にめげずに根気よく継続した努力をすればこれからも活躍の場は広がるはずです。

 高校生たちは女子は卓球場で、男子は学校体育館での一日練習でした。

 最近1年生たちが学校に慣れてきたこともあり、意欲的に練習に取り組む選手が目立ってきました。中学校の時より練習環境は明らかに良くなったはずです。その気になって取り組めば強くなるのはあっという間です。やったらやっただけ強くなれるのが卓球です。地道な積み重ねがある日ある時の大ブレイクにつながります。

 さあ、来週末は東海総体です。3年生を中心とした主力選手たちの3週間ぶりの晴れ舞台です。

6月11日(土)
中学学年別
 朝から降っていた雨も昼過ぎには止みました。

 私は午前中の練習が終わってから津市体育館で行なわれた中学生の学年別大会男子の部を見に行きました。

 3年生の部では一緒に練習している古市正暉さんが優勝、同じく準優勝に林愛空さん、3位に平井陸さんが入りました。この三人は他とは力の差を感じさせる戦いぶりでした。全中の予選では県のみならず東海予選でも活躍が期待される、近年では豊作と言える三人です。

 1,2年生の部では大本命の神京夏さんが優勝でしたが、決勝ではセットを取られ苦しむ場面も見られました。今までは少なくとも県内ではまず苦戦することがなかったのですが、追われる立場の苦しさを実感したことと思います。3位には大谷拓真さんが入りました。持ち前の力強さに加え凡ミスも減ってきました。まだ伸びしろは十分です。

 高校生男女9名は岐阜の名門・富田高校へお邪魔しました。詳細は明日しっかりと聞いて練習に反映させていこうと思います。

6月10日(金)
熱い週末
 じわりじわりと気温と湿度が高くなってきました。選手たちがかく汗の量もそれと比例して多くなっています。

 今週末は男女上位陣は練習試合、中学生は学年別大会です。

 インターハイ予選を終えて2週間が経ちました。いつまでものんびりとはしていられません。選手たちも”次”へ向けてスタートを切っているはずですが、他県で代表になっているチームや選手と一戦交えて、目を覚まさせてもらう必要があります。

 中学生はいよいよ全国中学予選へ向けて新年度のスタートです。「3年生の部」で上位2名に入ると国体二次リーグへの出場権を、上位4名に入ると中部日本ジュニアへの出場権を手にすることができます。昨年9月の全日本カデット予選以来、中学生だけの個人戦は9ヵ月ぶりです。その間にどれほど練習を頑張って取り組んできたかがはっきりとする試合です。

 熱い週末になりそうです。

6月9日(木)
NTNへ
 今日は夕方の練習を終えてから男子の4名が、桑名のNTN株式会社の練習に参加させていただきました。

 NTNは桑名に製作所のあるベアリングを製作する会社です。不況の影響を受けて次々と休部していく実業団の中で、NTN卓球部は古くからそして現在でも活発に活動されている歴史ある部です。本校の卒業生である南翔太郎さんも今年からNTNで働いています。

 ボールの勢いや動きの大きさなどは高校生の方が上回っている部分はありますが、上手くタイミングを外して要所要所で厳しく攻めるプレーは社会人ならではです。派手に得点し地味に失点する繰り返しで、見た目ほどポイントは取れませんでした。普段の高校生同士の、”ノーガードの殴り合い”のようなプレーだけでは卓球は勝てません。良い勉強になりました。

 監督さんらともお話をさせていただきましたが、厳しい社会をご存知なだけあって色々と私の知らないお話を聞くことができました。学校の教員は学校外のことを知る機会が意外とありません。こちらも大変勉強になりました。

 また機会があったら是非勉強させていただきたいと思います。今日はありがとうございました!

6月8日(水)
勇気ある選択
 毎週水曜日は小中学生卓球教室があるので、全体の練習は18時半で終わります。学校の体育館もこの日だけは放課後の練習も卓球部は使えない日です。またハンドボールの夜間練習があるので夜も使えません。

 水曜日の練習は男女とも全員で卓球場で行ないます。人数も多いので最初からゲーム練習を行ないます。

 トレーニングも普段は2.5kmのランニングですが、この日だけは5kmとなります。

 いつもと違う水曜日を選手たちはどう捉えているのでしょうか。

 溜まった疲れをとるために、早めに練習を切り上げて翌日に備える日。

 夜間練習をやらない選手が多いので、やりたかった練習を気兼ねなくたっぷりする日。

 いずれにしてもこの日だけは選手たちの裁量に任される日です。夜間練習をやるにしてもやらないにしても”妥協”ではなく”勇気”ある選択が望まれます。

6月7日(火)
体育祭
 天気予報では午後から雨、でした。

 朝の入場行進時にはすでにポツリポツリと。しかしいつの間にかその雨も上がって、暑すぎず寒すぎず丁度良い曇り空の一日になりました。普段は室内ばかりの卓球部ですがこの日ばかりは全員、元気よく走り回っていました。

 本校の体育祭は各競技の順位はもちろん、各クラスの入場行進のパフォーマンスも採点され、クラス対抗で争われます。入場行進では各クラスが趣向を凝らしたダンスや元気一杯のパフォーマンスを見せてくれます。つい卓球部の部員を探してしまうのですが、照れながらそれでも一生懸命踊る姿は普段なかなか見られない顔です。

 男子の徒競走系の種目は野球部の独壇場です。卓球部の男子も決して遅くない選手も多いと思うのですが、彼らの中に混じるとちっとも目立ちません。最近、ダッシュのトレーニングを取り入れているものの、やはり卓球部には100mという距離は長すぎます。

 クラブ対抗リレーという種目があるのですが、女子卓球部が堂々の優勝を果たしました。いつもバスケットボール部の後塵を拝しているのですが、今年は最初からトップを譲ることなくテープを切りました。

 保護者や地域の方も観覧できるようになっていますが、年々人数が増えています。卓球部の保護者の方々も朝一番から最前列に陣取り、揃いの白卓Tシャツで声援を送ってくれました。

 体育最後の練習は、夜間練習は自主練習としましたが、夕方の練習は集中してできたと思います。楽しむところは楽しみ、頑張るところは頑張る。成功の秘訣です。

6月6日(月)
大人の応対
 夕方の練習中、4年前の卒業生でホンダに勤める梶原源太さんから、「今からお邪魔していいですか?あ、練習じゃありません」と電話がありました。

 このパターンは、「実は○月に結婚することになりました」かな?と待っていましたが、「インターハイ出場おめでとうございます。差し入れと激励金を持ってきました」。

 「5年振りってことは僕が3年生の時に2-2ラストで負けて以来ってことですよね」

 その通りです。

 彼は”名門”橋南中学の黄金時代のスター選手の陰に隠れた存在でした。高校入学後もパッとしないまま1年が過ぎていきましたが、地道に根気よく努力を続ける姿勢は変わることはありませんでした。2年生になったあたりから急に試合でも結果が出るようになりました。2年生のインターハイシングルス予選でリーグ戦の最終戦、これに勝てば代表という試合で、当時津工業3年生で中学の先輩にあたる現在1年生の土性祐成の兄に、セットオールジュースで勝った試合は私がベンチに入った試合で5本の指に入る熱戦でした。最後の一本は相手の猛攻を跳ね返すカウンターブロックでした。今でも鮮明にそのシーンは覚えています。

 彼は元来、あまり話し上手なタイプではありません。高校時代に彼と話をしても、聞いているのかいないのか分からない反応の薄い生徒でした。しかし今日、彼と色々と話をしましたが、普通に会話のキャッチボールができていることに気が付きました。

 子どもの会話は、自分の話したいことだけを一方的に聞いてもらいたい、というもので自分が相手の聞き役にまわることはありません。

 相手のことを考え自制する。

 これが大人の応対です。大人の社会で揉まれて成長した彼が、以前より一回り大きく見えました。

6月5日(日)
中部日本一般予選
 昨日に引き続き中部日本予選です。今日は一般シングルスとダブルスの部の予選でした。

 一般シングルスについては高校3年生以上が対象ですが、本校の3年生はいずれもインターハイ県予選でベスト8以上に入っているので予選免除です。

 ダブルスはインターハイ出場を決めている男子の小川翔・内田芽人組、女子の酒井眞菜・長澤玲奈組は予選免除です。

 今日の予選を勝ち抜き、本大会出場を決めたのは男子の山本雄飛B・岡田泰典A組、住田昂樹@・権蛇佑輔@組、女子の近藤亜希B・辻浦沙紀B組、坂口緑A・中村帆住A組、吉田礼楽@・室井まどか@組、常深亜美@・佐藤綾香@組、松本ゆきみ@・芥佳子@組です。

 今日は女子のダブルスがよく頑張りました。厳しいと思われていたカードを元気溢れるプレーで圧倒したのは大いに評価できます。インターハイ予選時は今ひとつでしたが、4月からしっかりと時間をかけてダブルスを練習した成果が出た感があります。

 中学時代にダブルスを経験した選手は少ないと思いますが、練習を積むとダブルスの面白さが分かってきます。それほど数多くないダブルスの試合ですが、これからも継続してダブルスの練習は入れようと思います。

6月4日(土)
中部日本J予選
 40万ヒットのキリ番ゲッターが名乗りを上げました。卒業生の大学2年生加藤幹也さんです。あれほど、「カウンターの上で右クリック」と言ったのにカウンターではなく壁紙を保存して送ってきました。まあ信用して”豪華”賞品をお送りいたします。

 さて今日は7月に新潟・長岡市で行なわれる中部日本選手権のジュニアの部予選会でした。3年生抜きで行なわれる今年度初めての大会です。2年生以下の新人の登竜門です。

 男子は20名、女子は16名が今年度の三重県予選通過枠です。

 男子は2年生の岡田理志、岡田天志、岡田泰典、1年生の住田昂樹、土性祐成、里見一真が予選通過しました。2年生の3名と住田は苦戦することなく通過。土性と里見は16決定戦で破れましたが、敗者復活戦を2試合勝ち抜き何とか通過しました。三重県の1年生は現時点では本校の選手も含めて10名ほどが”横一線”に並んでいる混戦状態です。誰がこの中から抜け出すか?まだほとんど差はありません。

 女子はインターハイ予選でベスト8に入り予選免除となった1年生の吉田礼楽と常深亜美は推薦出場です。今日の試合で2年生の坂口緑、松田唯、1年生の松本ゆきみ、室井まどか、佐藤綾香が予選通過しました。通過した者はそれほど競ることなく終えましたが、2年生の中村帆住がランキング上位の選手にあと一歩と迫るものの一歩及ばなかった試合が残念でした。

 明日は一般の部シングルスとダブルスの予選です。本校の3年生はいずれも予選免除で推薦出場を決めています。ダブルスの予選は多くが一般の部の選手との対戦となります。今日の試合で予選通過できなかった選手のペアの奮起が期待されます。

6月3日(金)
結果が全て?
 夕べのうちに40万ヒットしたようですが、未だに申し出される方はいません。うっかり見逃してしまったのでしょうか。

 さて、今週末は中部日本選手権予選です。先日も書きましたが、1,2年生にとっては初めて3年生抜きで争われる大会です。また、本校にとってはインターハイ本大会団体戦のベンチ入りをかけて、チームメイトとの競争にもなる大会です。

 毎度の事ながら団体戦のベンチに入る選手を決めるのは頭を悩ませます。チームとしての思惑はありますが、それは選手らにとっても納得のいくものでなくてはなりません。選考基準がはっきりしていなかったり、後付の理由だと選手たちのモチベーションが下がってしまいます。

 頑張っていない選手はいないので、できることなら全員をベンチ入りさせて全員で戦い、全員で喜びを分かち合えれば、といつも考えてしまいます。

 しかし勝負の世界はシビアです。日本の教育界も一時期、「ゆとり教育」なるものがもてはやされ、「競争しない」、「みんな平等」、「みんな一緒」が正しいとされ、運動会の徒競走でもゴール前でみんなで手をつないでゴールインさせた小学校もあったと聞きます。

 互いを認め合い尊重することは絶対に必要だと思いますが、学校を卒業して社会に出ると結局、競争の原理から逃れられません。勝ち抜くためにはどうすればいいのか、を学ぶのが学校の役割の一つだと思います。

 勝つことが全てだとは思いません。しかし結果が出る前から勝たなくても良い、と考えるのは現実逃避としか思えません。

6月2日(木)
40万ヒット間近
 雨は昼過ぎに止みましたが、予定されていた体育祭リハーサルは中止になり、必然的に明日の体育祭も延期になりました。

 さて、インターハイ予選に血道を上げている間に、当HPのヒット数が40万近くになっていました。

 恒例の「キリ番ゲッターにプレゼント」企画です。

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 豪華プレゼントを用意しています。恐らく今晩から明日の朝あたりがチャンスかも。

6月1日(水)
急流
 朝から一日中降り続く雨は止むことがありませんでした。更に最高気温が18℃と肌寒い一日でした。

 女子はインターハイ予選が終わって、延び延びになっていたミーティングを行ないました。この数年、県内では他校を大きく引き離していたと思いますが、インターハイの本大会では結果を出せていません。1年次より主力として頑張ってきた酒井と長澤も最終年です。集大成としての結果を求められるインターハイになります。ミーティングでもそのあたりを話し合いました。

 今週末に行なわれる中部日本予選の組み合わせが決まりました。

 ジュニア男子は20名、女子は16名が7月に新潟・長岡で開催される本大会に出場できます。1,2年生にとっては3年生が抜けて初めての大会です。部内での激しい競争に勝ち残ろうと思うと絶対に落とせない試合です。また、3年生にとっては一般の部として出場する初めての大会です。インターハイ、国体等の試合はまだ高校生が相手ですが、もう間もなく”ジュニア”ではなく”シニア”として扱われるようになります。

 時の流れの早さに戸惑うばかりです。