白卓日記 ‘11  5月 前月へ! 次月へ!     
5月31日(火)
生かされている
 すっきりと晴れ渡った気持ちの良い一日でした。

 3年生の授業を始める前に、女子バレーボール部員の生徒が私のところに来て、「先生、卓球部って男女とも優勝したんですよね。頑張りましたね。おめでとうございます!」と話してくれました。普段はほとんど話しをしたことのない生徒でしたが、学校体育館で練習するようになって卓球部の練習の様子を見る機会もあり、多少は関心を持ってもらえたのかも知れません。

 実は伊勢の県営体育館でダブルス予選があった金曜日には、体育館隣の陸上競技場でもインターハイ予選が行なわれていました。恐らく陸上競技の予選を終えた後だったと思いますが、本校の陸上部員10名ほどがわざわざ体育館に寄ってくれて応援をしてくれました。お礼を言う機会を逃してしまったのには後悔しましたが、明日にも部員の代表にお礼を言わせてもらおうと思っています。

 こうやって卓球部に直接の関係がなくても”チーム白子高校”として応援してくれる仲間がいることは本当に嬉しいことです。恩返しの方法はなかなか思いつきませんが、少なくとも自分以外の応援してくれる方々がいることを意識する必要があると思います。

 「生きている」のではなく「生かされている」。それを強く感じた一日でした。

5月30日(月)
17年連続
 台風の影響が心配されましたが昼前には太陽が顔を出し、午後には”台風一過”のすっきりした天気になりました。

 小学6年生の宮本春樹さんのお母さん(蛇原千絵さん)は私が白子高校1年目の高校3年生でした。西飯由香さんが抜けた後の大幅戦力ダウンのチームで、戦前の予想もベスト4に入るのがやっとという状態でした。しかし3年生の彼女と田中宏佳さん、あとは新入生二人というチーム構成で勝ち上がり、絶対的本命だった紀南高校との最終戦の2-2ラストで彼女が登場し、セットオールジュースという大激戦をモノにして3年ぶりの島根インターハイに出場を決めました。

 セットオールジュースになってからも3回ほど相手にアドバンテージを取られながら、強気のプレーでことごとくピンチを切り抜け、確か25-23(当時は21本マッチ)くらいで感動の優勝となりました。ベンチで見ていて鳥肌が立つような強気なレシーブエースを今でも鮮明に覚えています。

 今日たまたま彼女が春樹さんを連れて卓球場にやってきました。あれから17年だよと話を振ると、「白子女子の卓球の話は色々な方に聞かれるけど、歳がバレるので私の時が1年目ということは黙ってるんです」と笑いながら話をしてくれました。

 今と比べると練習環境を始め何もかもが厳しい状態でしたが、選手たちが必死の思いで卓球に取り組む姿勢は今も昔も変わっていません。先輩方たちが血の滲む思いで積み重ねてきた伝統を守ることができてホッとしています。

5月29日(日)
IH団体予選A
 台風が接近する暴風雨の中、インターハイ予選の最終日、学校対抗の部ベスト4の学校によるリーグ戦が行なわれました。青森インターハイの切符を手にできるのは1校のみです。

 女子は他を寄せ付けず全て3-0のストレート勝ちでした。初戦の高田戦では3年生の酒井眞菜、1年生の吉田礼楽、そしてダブルスの酒井・長澤玲奈組が。2戦目の相可戦は長澤玲奈、1年生の芥佳子、ダブルスが。最終戦の紀南戦は酒井、吉田、ダブルスと付け入る隙を与えず完勝でした。酒井、長澤の2枚看板は現在の県内では他を圧倒しています。しかし不安材料としては3年生が主力の本校に対し、他校は1,2年生が中心のチームが多く新人戦以後は苦戦を強いられそうです。17年連続26回目の優勝は果たしましたが、この伝統を受け継ぐには相当な覚悟が必要となりそうです。

 男子は初戦の四日市工業戦で相手エースに1年生の里見一真が勝ったことで勢いに乗りました。2戦目の紀南戦では3年生の山本雄飛が相手エースに快勝し、宿命のライバル高田戦へ良い形で臨めました。トップの3年生小川翔はシングルス予選で苦杯をなめた相手エースに2月の大阪オープンで勝ち上がった試合を髣髴させる完璧な試合で勢いが加速しました。続く山本雄飛も力強いカット打ちで続き、一気にダブルスもと思いましたが途中からレシーブが乱れまさかの後半へ。今大会大活躍の里見も破れ、勝負はラストの3年生内田芽人に託されました。絶対に負けられない内田にかつてない重圧がかかり、全くらしくないプレーが続きましたが、接戦を我慢に我慢を重ねて最後は劇的な大逆転勝ちで5年振り6回目の優勝を勝ち得ました。

 今日のこの日のために3年間を頑張り抜いた3年生が素晴らしい試合を見せてくれました。その感動的な姿を目の当たりにした後輩たちはきっと、「来年は自分が!」と心に誓ったことと思います。先輩たちの残してくれた伝統を、自分たちで塗り替える。こんな遣り甲斐のあることはありません。

 大雨の中、応援に駆けつけてくださった多くの保護者の皆様、卒業生とその保護者の皆様、卓球場関係者の皆様、心から感謝いたします。またいつかどんな形になるか分かりませんが、きっと恩返しをさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました!

※トップページに集合写真掲載

5月28日(土)
IH団体予選@
 昨日のダブルス予選に続いて最後の種目、学校対抗の部が始まりました。

 台風が接近する中、朝から降り続く雨でしたが、体育館内は熱気に溢れていました。

 今日は男女ともベスト4までをトーナメント戦で行ないました。

 男子は三重、上野、伊勢と対戦。3年生の主力メンバーに混じって1年生の住田昂樹と里見一真がデビューを果たしました。二人とも相手校の主力選手と対戦し苦戦を強いられましたが、勝負どころの苦しい場面でも弱気にならず堂々と押し切り起用に応えてくれました。普段の練習でも手抜きすることなく取り組んでいた成果が出ました。

 女子は菰野、久居農林、川越と対戦。こちらも3年生に混じり松本ゆきみ、佐藤綾香、吉田礼楽、常深亜美が1年生ながら出場しました。手が震えるほどの緊張だったようですが、最後はきちんと結果を出しました。他校選手はもちろんですが同じチームメイトでもライバルです。結果を出した仲間に負けないよう頑張ることが自身の競技力向上につながります。

 男女とも無事にベスト4入りし、いよいよ明日は運命の4校リーグ戦です。

5月27日(金)
IHダブルス予選
 朝から雨が降り続く中、県営競技場体育館にて、「平成23年度全国高校総体兼東海高校総体卓球競技ダブルスの部三重県予選会」が行なわれました。

 結果から言うと男女とも3年生のエースダブルスが堂々の優勝で青森インターハイの切符を手にしました。

 女子は酒井眞菜・長澤玲奈組が初戦から最後まで1セットも落とさない完全優勝でした。「負けてもともと」の気持ちで向かってくる相手に対して押し込まれる場面もありましたが、絶対的な自信は揺るぎなく、最後までメンタル面が崩れる場面はありませんでした。以前なら動揺していたかも知れない場面でも安定した戦いぶりでした。入学時から三重県のトップを走り続けた彼女らの最後のインターハイが楽しみです。

 3位には1年生の吉田礼楽・室井まどか組が入りました。部内でのゲーム練習は優勝した酒井・長澤組以外では本校から出場した5組は彼女らを含めてほとんど差はありませんでしたが、接戦をものにしての結果でした。しかしベスト4に入ってからのリーグ戦の2戦目をセットオール10-8から逆転されての3位は悔いが残ったはずです。「後一本でインターハイ」の重みに屈したわけですが、この経験ができたのは2年生以下では彼女たちだけです。

 男子は小川翔・内田芽人組が狙い通りの優勝。他を少しリードしていたと思いますが、競っても臆することなく積極的なプレーができたのは今までとは少し違う部分でした。技術的にはレシーブ力が他を少し上回っていたと思います。しかしまだ修正すべき点はいくつもあります。「全国大会で勝てるペア」を目標に取り組んでいると言うからには今日の内容は満足できていないはずです。まだまだです。

 4月中旬から始まったインターハイ予選も明日と明後日の団体戦を残すのみとなりました。個人戦では多くの代表を出していますが、残りの部員全員を青森に連れて行くにはチームの結束力が問われます。台風が近づき荒天が予想される週末ですが試合は穏やかな晴天といきたいものです。

5月26日(木)
いよいよ明日
 はっきりとしない天気の一日でした。

 最後の一日は中間テストの最終日でもありました。テスト後の行事が早く終わった女子は午前中に練習を終え、午後はダブルスを中心にゲーム練習に取り組みました。女子の就職模試組と男子は午後からの練習でした。

 各選手とも前日ということもあり緊張感のある練習でした。

 明日から三日間、伊勢の県営競技場体育館です。三日も続くと心身ともにスタミナも勝負を左右しそうです。しっかり食べて、しっかり寝て、万全のコンディションで臨みたいと思います。

5月25日(水)
頭も体も
 テスト三日目です。

 テスト中は練習時間も昼間になるので卓球場の室温もかなり高くなります。選手たちも汗を滴り落としながらの練習となりました。

 女子はダブルスを中心にゲーム練習です。3年生の2つのペアは組み始めて1年以上経っているので大丈夫だと思いますが、1,2年生のペアは随分練習をこなしてきましたが、まだ不安要素はたくさんあります。それでも少しずつではありますが、「ダブルスらしさ」が出てきました。もう少し練習を積むと、「ダブルスだからできること」に気が付くと思います。

 男子は基本的な練習を中心に汗を流しました。いずれの選手も調子は悪くありません。このままスキなく明日も臨んでもらいたいと思います。

 いよいよ明日がテスト最終日、そしてダブルス予選前日となります。

5月24日(火)
ダブルス組み合わせ
  朝から降っていた雨は昼前には上がり、その後は晴れました。

 今日は金曜日に行なわれるインターハイダブルス予選の組み合わせ会議でした。

 高校生だけのダブルスの試合は少なくて、このインターハイ予選と8月の高校選手権の二試合だけです。参考資料が少ないと組み合わせも難しくなるのですが、今年度からジュニアポイントランキング制度を生かしたダブルス組み合わせのルールが決まり、それに基づいて組み合わせを行ないました。

 シングルスの力は必ずしもダブルスに生かされるとは限りません。シングルスでは目立たない選手ですがダブルスになると力を発揮する選手も稀にいます。とは言うものの、ほぼシングルスの力と比例するので、過去のダブルスの大会で実績を出したペア以外は、ペアを組んでいる2選手のジュニアポイントを合計した数字でシードを決めました。

 本校の男子では小川翔・内田芽人組、女子は酒井眞菜・長澤玲奈組の3年生ペアが第一シードとなりました。ベスト4までトーナメント戦で決めて、その後は4ペアで総当りリーグ戦を行ない、上位2ペアが青森インターハイへ、上位4ペアが静岡・湖西での東海総体へと駒を進めることができます。


5月23日(月)
テスト開始
 朝から降り続けた雨は夜になっても止みませんでした。

 今日から中間テストの始まりです。以前から分かっていたもののインターハイ予選直前のこの時期のテストはかなり堪えます。しかしシングルスの予選が終わった今月上旬から、この日程による厳しさは話をしてきたので準備は今までのテストより事前から始めていたと思います。

 テスト期間中なので予選直前とは言え制限練習となりますが、考え方によってはちょうど良い調整期間になります。短い時間でも中身の濃い練習にする心構えは言うまでもありません。

 ダブルス予選まで4日、団体予選まで5日です。

5月22日(日)
冷静沈着
 朝方は晴れていましたが昼前から屋根に叩きつけるような豪雨になりました。

 練習は男女とも昨日に引き続き半日練習でした。女子はダブルスの練習を中心にみっちりと。男子は通常とほぼ変わらず基本練習からじっくりと。卒業生や中学生の手を借りて準備することができました。

 これも昨日同様、男女とも主力となる3年生は特に気負うわけでも緩むわけでもなく、落ち着いた練習でした。「やることさえしっかりやれば結果はついて来る」、ということを今までの3年間で身を持って体験してきた者だけが持つことができる、頭でなく体が理解する心理状態だと思います。

 明日から中間テストが始まりますが、学校の教室を借りて勉強会を求める選手もおり、足元もぶれていないようです。


5月21日(土)
最後の週末
 暑い一日となりました。インターハイダブルス・団体予選を前にして最後の週末です。

 月曜日から始まる期末テストの準備もあるので女子は午前中卓球場で練習、男子は学校体育館で練習、の予定でしたが学校体育館の練習シフトを私が勘違いしており、午前中は他クラブが使用することになっていました。

 ぽっかりと時間が空いてしまいましたが、ほとんどの選手たちは勉強の準備もしていたので、午前中は会議室を借りて勉強会を行ないました。2時間ほどでしたがいずれの選手も集中して頑張ることができました。

 午後からは卓球場に戻り練習開始。はっきりとした目標が目前なだけに、テンションの高い練習ができました。途中からは中学生も合流してのゲーム練習も”熱く”取り組めました。

 3年生が中心の今年のチームは落ち着いて準備ができています。この2年間の経験をもとに漏れのない準備を続けたいと思います。

5月20日(金)
お弁当SV
 晴天に恵まれた一日でした。

 今日は恒例の、本校生活創造科による、「ご高齢者に対するお弁当サービス」の日でした。

 ボランティア活動も兼ねて、日頃勉強してきた調理の実践授業です。朝から一日、準備→配達→片付けまで2,3年生の生徒が力を合わせて働きます。

 女子卓球部員の多くがこの生活創造科に所属しており、私もチラリと調理実習室をのぞきましたが、普段ラケットを手にしている時とはまた違う真剣な表情で取り組んでいました。

 実は本校の職員はこのお弁当をワンコインで分けてもらうことができますが、これがお世辞抜きに美味しいんです。ご高齢者を対象に作ってあるので健康にも十分配慮されています。

 巷では本校生活創造科のライバルである相可高校がモデルの「高校生レストラン」が注目されていますが、十分ウチも対抗できると思います。

5月19日(木)
壮行会
 今日は県総体前恒例の野球部による”壮行会”が行なわれました。

 卓球部の他にもバレー部、バスケットボール部、ハンドボール部、テニス部、剣道部、陸上部が月末に行なわれる県総体にチャレンジします。バスケットボール部女子、剣道部女子は上位進出が期待されます。他の部も毎日一生懸命練習に取り組み、3年生にとっては最後の大会に臨みます。

 10数年前は、送る側も送られる側もいい加減で、壮行会の意義を考えさせられましたが、近年は野球部が昼休みの時間などを使って一生懸命練習した迫力ある応援を披露してくれます。仲間のありがたさを感じさせてくれる温かみが今の白子高校にはあります。

 頑張らなくてはならない理由の一つである”支えて下さる方々のために”の、”方々”中に、「学校の仲間」が入ることは誇りに感じます。

 各部活動の自己新記録の更新をお祈りいたします。

5月18日(水)
伝統の重み
 卒業アルバムの写真撮影がありました。

 卓球台の上にこの一年間で獲得した優勝カップ、トロフィー、盾、旗が並びます。現役の選手たちが汗と涙で獲得した結晶ですが、卒業生の先輩たちの名前が書かれたペナントが歴史の重みを表しています。

 現役の選手は、全く何もない環境で努力をしてきた先輩たちが地ならしした道の上を歩んでいます。それを理解していないと、「自分の頑張りだけでここまできた」と勘違いしてしまいます。思い上がりは取り返しのつかない失敗を呼び込みます。

 ズラリと並んだ努力の結晶に、「勘違いするなよ」とたしなめられた気がしました。

5月17日(火)
慰労会
 曇りの一日でしたが、昼過ぎの激しい雷雨にはびっくりしました。

 今日は伊勢工業、松阪工業の顧問として永年にわたり指導者として活躍されてきた西井和幸先生の定年退職に伴い慰労会が行なわれました。

 私が三重県に帰ってきた最初の年に、伊勢工業の女子を率いてベスト4に入ったのを始め、伊勢工業では男子選手を何人もインターハイ個人戦に出場させたり、近年は松阪工業の躍進に寄与されてきました。

 飾らない性格で生徒たちの目線に立ち、地道に根気よく指導されるスタイルには私も影響を受けました。卓球が好き、子どもが好き、学校が好きという熱い気持ちはどんな立派な言葉よりも子どもたちを惹きつけます。今春に定年退職した後も講師として津工業の指導に当たっておられますが、その情熱は衰えていないどころか以前より高くなっているようです。

 失礼ながらまだまだ老け込むご様子はありません。また楽しい卓球談義をさせていただけそうです。

5月16日(月)
逃げない
 朝から一日、曇り空でした。

 例年なら県総体の二週間前である今日から中間テストが始まりますが、今年はダブルス予選の前日までテストが続く、来週からテストが始まる日程になってしまいました。つまり今日からテスト週間に入ります。

 こちらの心情的には、高校生でスポーツを志す選手の最大の目標であるインターハイ予選の重みをもう少し感じてもらいたいところですが、決まった以上は仕方ありません。

 学校に通いつつスポーツも頑張ると決めた以上、両立を目指すのは当然のことです。インターハイ予選前だからと言って、やらなければならない勉強の手を抜くようでは試合の結果も期待できません。”逃げずに”チャレンジしなければなりません。

 今回は以前やっていた”勉強会”も復活させて、全員でこの苦しい時期を乗り越えたいと思っています。

 「逃げずにチャレンジする」。30名の卓球部員全員の共通した目標です。

5月15日(日)
皆頑張る
 全日本選手権の小学生の部(ホープス・カブ・バンビ)県予選会で弟・妹たちが頑張りました。ホープス(5,6年生)男子の宮本春樹さん、口地輝季さん、女子の大谷真美さん、カブ(3,4年生)女子の口地恋菜さんが見事、県代表の座を射止めました。小学生ながら毎日のように学校が終わるとすぐに電車に乗って練習に通う努力が実を結びました。「出場」だけで満足することなく、本大会で勝ち上がれるよう益々精進することを期待します。

 中高生たちは白子高校体育館を全面使って一日練習を頑張りました。

 初めての試みでしたが16台の卓球台を出しての練習でした。本校は以前(20年ほど前)、地区予選の会場にもなったことがあり卓球台だけはたくさんあります。ネットやサポートがなくてスタートはバタバタしましたが、総勢36名の練習もほぼ全員が台に入れました。前後左右の広さ、照明、フロアの状態も公式戦並みの好環境です。今後も大いに活用しようと思います。

 練習の最後には男女全員14人対14人の”負けたチームは全員でペナルティランニング付きリレー”で盛り上がりました。チーム全体の勝負が懸かると大声援を背に手抜きもできず全員必死の形相で全力疾走しました。これを”プレッシャー”と考えると力を発揮できませんが、”自分一人じゃない”と考えればプラスアルファの力を発揮することができます。再来週の団体戦のヒントになると思います。

 今日は辻岡亜耶さん、亜沙さん姉妹、金澤(旧姓大平)鼓都弥さんらの卒業生の方々も顔を出してくれました。また、原勇也さんからは、「念願の介護職に就けました!」ちのメールも頂きました。卓球を続けて頑張っている方、仕事を頑張っている方、結婚された方、子育てを頑張っている方などなど。形はそれぞれですが、それぞれのステージで一生懸命頑張っている卒業生の皆さんの活躍は我々にとって大きな励みになります。「この仕事をやって良かった!」と思える瞬間です。

5月14日(土)
男女合同
 今日は土曜日でしたが、午後からPTA総会が行なわれるのに伴い午前中授業でした。

 PTA総会は体育館を使うので男女全員が久し振りに道場で練習することになりました。小中学生が午前中で練習を終わってくれたので高校生のみの練習でしたが、全員で30名いるのでほぼ全員が交代で台に入りました。ここ最近は二人一組で台に入るのが当たり前になっていましたが、そのありがたさが良く分かりました。

 ゲーム練習も久し振りに男女を混ぜて行ないましたが、女子の丁寧なプレーと対戦すると、男子の粗さが、逆に男子の中陣でのプレーと対戦すると、女子の決定力のなさが浮き彫りになります。

 明日も男女ともに学校体育館で練習です。お互いの良さを生かした練習にしようと思います。

5月13日(金)
ロッテルダム
 久し振りの晴れ。爽やかな五月晴れでした。

 さて、全国の高校生たちがインターハイ予選を前に頑張っているこの時期に、オランダ・ロッテルダムでは世界選手権個人戦の部が開催されています。

 深夜が中心になりますがテレビ愛知で放映されているのでご覧になっている方も多いと思います。また最近は、youtubeなどの動画投稿サイトにすぐにアップされる(厳密に言うと違法ですが)ので、インターネット接続環境があればいつでも見ることができます。

 私が高校生の頃に家庭用ビデオデッキが普及し、世界のトップ選手のプレーを動画で見たのはTSPが販売していた「ワールドカップ(現在で言うところのプロツアー)」のビデオテープでした。西飯スポーツの店内にあったビデオデッキでテープが磨り減るほど繰り返し見たものでした。

 世界のトップ選手のプレーはもちろん、思わず「うぉー」と声が出てしまう派手なプレーもありますが、難しいボールを正確な技術で返球する地味なプレーに感心します。凄いボールを出したり派手なプレーができる選手は国内にもたくさんいますが、正確なプレーを併せ持った選手は極々わずかです。ロッテルダムにはその両方が当たり前にできる選手が集まっています。

 選手諸君はトップ選手のプレーを見る際、是非その地味で正確なプレーにも関心を持って見てもらいたいと思います。

5月12日(木)
湿度
 今日も朝から一日雨空でした。

 室内競技である卓球は天候の影響を受けにくい競技です。しかし暑さや寒さなどの室温よりも選手を悩ませるのは”湿度”です。言うまでもなく、ラバーの摩擦力を生かして回転をかける卓球は高湿度によりボールが「滑る」状態を最も嫌います。3gにも満たないボールを至近距離で打ち合いコントロールする卓球はこういった微妙な環境の変化にも敏感です。

 室温が35℃で湿度が低い環境と、室温が25℃で湿度が高い環境なら選手たちは迷わず前者を選択するでしょう。

 今日の練習は今シーズン最も湿度の高い状態で行なわれました。放っておくと台の表面が湿気ですぐに膜を張り、指で字が書けるほどになってしまいます。選手たちも小まめに雑巾で拭くのですがイタチごっこです。思ったようにボールをコントロールできず、今のネットミスが湿気によるものか単なる技術的なミスなのかが分からなくなり更にナーバスになってしまいます。

 こういったことも含めてこのシーズンは我慢比べです。

5月11日(水)
ダブルス
 一日降り続けた雨でしたが気温は低く、むしろ寒ささえ覚えるほどでした。台風が沖縄に近づきもしかしたら週末は影響が出るかも知れません。

 今日は卒業生の南さんがNTNの同僚である吉村さんを連れてきてくれました。ダブルスのゲーム練習をやっていただきましたが、やはり経験豊富で細かいプレーやこちらの待ちを外すプレーに歯が立ちませんでした。やはりダブルスはサービス・レシーブです。まだまだやり込まなくてはなりません。

 女子もダブルスを交えながらのゲーム練習でした。男女とも6ペアずつがエントリーしますが、女子は4月から準備を開始しています。例年に比べ部員も多く、様々なタイプの選手と練習できるのが強みです。中学時代にダブルスの経験のある選手はほとんどいませんが、さすがに数週間練習すると少しずつですが形になってきます。

 暑くなったと思えば今日は冷え込みました。明日もさらに気温は下がるようです。体調管理だけは責任を持ってやってほしいと思います。

5月10日(火)
母の言葉
 朝から雨模様、気温も上がり放課後の練習開始時には「蒸し暑い」状態でした。忘れかけていた高温多湿のシーズンがやってきました。

 さて、本校卓球部の保護者の方々の子どもたちを応援する活動は年々活発になってきています。

 ここ数年、恒例となっているインターハイ予選前の”決起集会”兼”新入生保護者歓迎会”も盛況のまま終わったようです。一昨年から始まった”応援Tシャツ”の作成も、新しく赴任された校長先生にデザインを依頼し着々と準備も進んでいる模様。そして卓球部掲示板にも応援メッセージが。

 男子キャプテンの小川翔のお父さんからの呼びかけで、2年生の岡田泰典のお母さんがメッセージを寄せてくれました。以下原文ママ。

『管理栄養士ですので少しスポーツ栄養のことで書きますね。
専門は乳幼児と臨床なので浅学ですが・・・

選手はダブルス・団体戦に向けて、肉体的、精神的にも疲れがたまりますね。
まずは十分な睡眠。そして栄養です。

練習して帰宅時間する時間は遅くなりますね。
明日、疲れを残さないように

<栄養ミニトピックス>

基本は食事からですが
使った筋肉を修復するにはサプリメントも必要になってきます。

継続するには手軽が一番。
「プロテイン入り牛乳を100ccもしくはヨーグルト+プロテイン」
お勧めですね。

プロテインは免疫力アップ、筋肉の修復の助け等様々な働きをしてくれます。
使った筋肉は30分〜1時間をピークに2〜3日かけて修復します。
また、筋トレの後は成長ホルモンが最も働くのでプロテインを摂取するのは運動後30分が効果的
と言われますがすぐに摂取は難しいので就寝1時間前がよいかと思います。

プロテインにはホエイと大豆がありますが使い方次第です。
どちらも多量摂取はタブーです。
余計なエネルギーまで摂取してしまいますからね。
ボディービルダーになるわけではありませんから1回カレースプーン1〜2杯ぐらいが適量かと・・・。

疲れをためないようにサポートしたいものです。』

 今日のように蒸し暑い日が続くと食欲も減退しがちです。岡田さんもおっしゃる通り、運動選手にとって栄養と休養は練習やトレーニングと同じくらい大切な部分です。朝食や昼食の弁当は保護者の方々の愛情たっぷりの食事が摂れるものの、夜間練習を行なう選手たちの夕食は”コンビニ飯”や”ほかほか弁当”になります。プロテインについては私も関心はありましたが、やはり専門外なので指導には躊躇していました。やはり「餅は餅屋」ですね。選手たちにも是非勧めたいと思います。

 人生の大先輩であるはずの自分のお父さんやお母さんの言葉は、なかなか思春期の子どもたちの心に入っていきません。しかし他人からの言葉は意外とすんなり入っていくものです。特別に専門的なお話でなくても全く構いません。そのお話を聞いて受け入れるかどうかは選手次第です。様々な立場の方から様々なお話を聞く機会は長い目で見ても大きな財産になるはずです。

 「プロのお父さん」、「プロのお母さん」からのお話をお待ちしております。

5月9日(月)
西川さんデビュー
 昨年度卒業し、日本体育大学へ進学した西川千裕さんが、今日から始まった関東学生春季リーグ戦でデビューを果たしました。

 西川さんは初戦の対早稲田戦で単複の二点に出場しました。惜しくも勝ち星を挙げることはできませんでしたが、新入生での単複抜擢は大したものです。本校の女子卒業生で関東学生一部リーグ校へ進学したのは、三十年以上前に細川(現姓宇城)さんが青山学院大学へ進学して以来だと思います。日本のトップ選手が集まる関東学生リーグで勝ち星を挙げるのは至難の業だと思いますが、起用していただいた監督さんらの期待に応えて欲しいものです。

 我々も卒業生の皆さんに刺激をいただきながら月末の予選に向けて頑張りたいと思います。

5月8日(日)
GW最終日
 GWの最終日は日中の気温が27℃になりました。

 今日は男女とも練習試合でした。

 女子は卓球場に、愛知みずほ大学瑞穂高校を迎えての練習試合でした。私は男子の練習試合についていましたので詳細は今のところ分かりません。明日、お伝えしたいと思います。

 男子は学校体育館に静岡学園を迎えての練習試合でした。お互いに15名近い選手での練習試合でしたが、今日はたまたま他のクラブが練習試合等で不在だったので体育館を全面を広々と使うことができました。全選手を力に応じて半分に分けてリーグ戦を行ないました。上位選手同士の勝敗はほぼ互角。暑い体育館内でしたが、お互いに県予選は厳しい戦いが予想されるだけに最後まで熱いゲームを行なうことができました。

 今年のGWは前半にシングルス予選が入り、後半は強化練習中心となりました。好結果だったシングルス予選の後だっただけに気の緩みを心配しましたが、男女とも自覚を感じさせる取り組みができたと思います。しかしここからダブルスとシングルスの予選直前に行なわれる中間テストに向け、学校の授業も本格化してきます。本当に苦しいのはここからだと思います。

 チーム全体の真価が問われる3週間が始まります。

5月7日(土)
女子練習試合
 女子は愛知の強豪、高蔵高校を迎えての練習試合を行いました。

 10名を超える選手を連れてきて下さったので、15名を抱える本校も全ての選手がゲーム練習に参加することができました。全体の勝率は3割程度しかありませんでしたが、お互いにインターハイ予選直前ということもあり緊張感あるゲーム練習を行なうことができたと思います。わざわざ鈴鹿まで来ていただき感謝、感謝です。

 一方の男子は学校で一日練習でした。途中、少し気の緩んだプレーが見られたので全体に注意を促しましたが、すぐに全員が意識して修正することができました。これが今年のチームの良いところです。理想は言われる前に気が付き修正することですが、少なくとも言われれば改善できるのは救いです。一日練習後の屋外トレーニングも妥協することなく明るく楽しく元気に取り組めました。

 明日は男女とも県外の学校を招いての練習試合です。

5月6日(金)
谷間
 連休の谷間の金曜日でしたが、公立高校はキッチリと平常授業です。

 男子の夜間練習は学校体育館です。インターハイ予選を前にした各部とも練習に熱が入り、今日も女子バスケットボール部が延長練習を行なっていたので卓球部の開始時間がずれ込みました。共用体育館の辛いところですが、頑張って練習している生徒を見ていると強くも言えないところです。

 女子は日曜日の国体成年の部選考会に出場する愛工大の松井夏美さんが練習に来てくれました。ついこの間、卒業したばかりだと思っていましたが気がつけば4回生。10年に及ぶ卓球への取り組みもクライマックスを迎えます。頑張ってもらいたいと思います。

 GW終盤の週末は男女とも練習試合が組まれています。

5月5日(木)
修復
 「五月晴れ」とは今日のような日を言うのだと思います。

 女子は月末の団体戦のベンチ入り選手を決める部内リーグを行いました。多くの有望な新入生を迎え、部内の競争も激化しています。部内での競争を勝ち抜くことが三重県での競争に勝ち抜くことにつながります。選手たちにとっては大変な状況だと思いますが、勝負事とは本来、こういうことは避けて通れないものです。

 男子は1日のシングルス予選以来、少し緩みかけていた空気でしたが、練習前に全体にその旨を伝えただけで見事修正できました。これには少し感心しました。上級生の自覚が、数の多い新入生に伝わります。良くも悪くも上級生次第です。練習後の屋外トレーニングも再開しましたが、目的をはっきり伝えたせいか、小中学生を含めしっかりと取り組めました。

 連休の谷間の明日は普段通りの6限授業です。朝の自主練習、授業、放課後の規定練習、夜間練習とビッシリです。

5月4日(水)
名商大来校
 男子は一日、学校体育館での練習でした。

 平日の夜間練習と違って、休み中の学校体育館は他クラブとの共用がほとんどです。今日の午前中は新人戦で初のベスト4入りし、インターハイを狙う女子バスケットボール部との共用でした。他校を招いての練習試合を行なっており、迫力ある雰囲気はとなりにもビンビン伝わってきます。専用練習場で練習するのも集中できて良いのですが、となりに負けない雰囲気を出さないといけない共用練習も考え方によっては悪くないと思います。

 午後からは西飯徳康先生が昨年から監督に就任した名古屋商科大学の皆さんが練習に来て下さいました。クラブの推薦制度で入学した一期生の一回生を迎えて活気付く名商大の学生は雰囲気も若く、伸びしろ十分に見えました。現時点では東海学生リーグ4部だそうですが、1部に昇格するのも時間の問題だと思います。

 ところでインターハイシングルス予選を終えて三日目ですが、選手たちの間には少し気の緩みがあるように感じます。明日あたりからカンフル剤の投与が必要かも知れません。

5月3日(火)
切り替え
 朝から一日曇り空でした。

 今日から再始動です。

 男子は選手だけのミーティングからスタート。今年度最初にして最大の個人戦だっただけに、それぞれの選手の思いも様々だったようです。月末のダブルスと団体戦に向けて全体の意思統一が必要です。自信を持って臨むべきですが過信は禁物です。そのあたりの受け取り方は大丈夫だったでしょうか。少し心配です。

 女子はシングルスの1位から6位までを独占したことを考えると、自他ともに認める”鉄板”と言っていいでしょう。しかし酒井、長澤の二枚看板の最終年ということを考えると、県内はもちろんですが東海総体、インターハイでの結果が求められます。昨年、一昨年とインターハイ団体戦を初戦敗退してるだけに今年は言い訳は許されません。

 一昨日ながらハードなリーグ戦を終えたばかりの選手は疲れも残っていることと思います。一刻も早く心身ともに切り替えをしてもらいたいと思います。

5月2日(月)
One for all,All for one
 昨日の激戦から一夜明け、今日は正月以来の自主練習としました。

 二日間にわたるシングルス予選で、昨日のリーグ戦に出場した選手は13試合ほど消化したことになります。この一試合、この一セット、この一本で運命が決まるギリギリの試合をこなした選手たちは体力よりも精神力、神経をすり減らしながら戦い抜きました。

 リーグ戦に出場した選手の学校は、複数出場している学校があるので6校だけでした。しかし会場での応援はいずれの学校も恐らく全部員、そして保護者やその関係者など、初戦から最終戦まで大声援での盛り上がりを見せました。

 個人戦でのベンチコーチが認められるようになったのは、7年ほど前からだと思います。それまでは禁止されている観客席からのサインやアドバイスが横行するのを防ぐためシングルス県予選(リーグ戦)は、「声を出しての応援は禁止」となっていました。静かな体育館の中で聞こえるのは十数人の選手たちの声だけという、今では想像することも難しいような状況でした。

 その頃からすると隔世の感がある昨日の大声援でしたが、本校のバックアップメンバーたちの声援は確実に必死で戦う選手たちの大きな心の支えとなっていました。苦しい時に聞こえてくる仲間たちの声援で、何度折れそうになった心が蘇ったことか。また、波に乗り始めた自分の気持ちを更に後押ししてくれて一気に勝負を決めた試合がいくつあったことか。

 「応援は選手の義務」と感じながら声を出している仲間は皆無で、死力を振り絞って戦う仲間たちの姿に自然と感情移入している状態でした。選手と観客が一体化して盛り上がる体育館はさながらコンサートのようでした。

 月末の団体戦でも昨日出場した選手たちが中心となって戦うことになります。仲間に助けてもらった選手たちは、自分のためにそして仲間たちのために再び死力を振り絞り結果を出す義務があります。

 再スタートです。

5月1日(日)
IHシングルス予選A
 男子9名、女子10名による総当りリーグ戦で、男女それぞれ4名の青森インターハイシングルス代表を決定しました。

 男子は小川翔が2位、内田芽人が3位、山本雄飛が4位と、優勝は取り逃しましたが3年生の3名が激戦を潜り抜け切符を手にしました。

 本命と見られていた小川ですが、予選前の数週間は不調に苦しみ本来の出来とは程遠い内容ながら同率2位で予選通過です。調子が悪いとどうしても自信が持てず、消極的なプレーになります。今回も悪い癖である無駄に下がってしまうプレーで苦戦の連続でした。しかし逆に、不調ながら1敗で終えることのできる力は他を大きく引き離しているとも言えます。2月の大阪選手権で見せたプレーが青森でもできれば、本校男子の最高成績を残せる可能性を秘めています。内田は小川とは逆にこの数週間、絶好調の状態で今日を迎えました。今まで大きな試合前になると不安からナーバスになり過ぎ、思いプレーになってしまっていましたが、一皮剥けた感があります。持ち前の早いタイミングでのバックハンドドライブは県外でも通用する技術です。これに満足せず最後の全国大会でもひと暴れしてもらいたいと思います。山本は苦しみぬいた3年間を象徴するような厳しい戦いの連続でしたが、最後は劇的な試合の連続で最終戦で代表を決めました。中学2年生で県を制してから苦節4年。仲間たちが次々と全国へと羽ばたいてゆくの横目に見て、堪えに堪えてのラストチャンスでした。遅すぎた春だけに青森での爆発に期待します。

 2年生の岡田理志は苦い一日となりました。同士討ちでは先輩たちに正面から立ち向かい、接戦を演じましたが一歩及ばず。その後もことごとく好試合を演じましたが、残念ながら9位に終わりました。技術的には上位に入る力は十分にあると思いますが、「ここ一本」でのプレーに安定感を欠きます。気は早いですが新チームの柱となってもらわなくてはなりません。原因ははっきりしているので修正を期待します。

 女子は1位から6位を独占する圧勝でした。優勝は酒井眞菜、2位に長澤玲奈、3位に吉田礼楽、4位に近藤亜希が入り青森へ。

 酒井は1年次より三連覇です。あの西飯美幸さん、由香さん、森永愛里さんでさえなし得なかった快挙です。もちろん本命と思われていましたが、今回は全くベンチコーチなしでも落ち着いたプレーで、精神的な成長を感じさせました。課題であるメンタル面も徐々に克服しつつあります。青森では一昨年に1年生ながら本大会3回戦(ベスト64)まで進んだ記録の更新を目指します。長澤はこの一年どうしても酒井に勝てませんでしたが、県外大会での実績は抜群です。中部日本、東海での準優勝の実力から考えると、初戦さえ切り抜けられれば上位進出を期待できます。集大成である8月に期待です。吉田は1年生ながら堂々の予選通過です。本格的に練習を始めてまだ1年と少し。あっという間にスターダムに上り詰めました。長身を利した両ハンドドライブは伸びしろ十分です。まだまだ強くなれそうです。近藤は厳しい同士討ちを切り抜けて予選通過です。試合前になると不安から精神的に崩れてしまってましたが、今回はそれでもギリギリで踏みとどまりました。最後の最後で見せた劇的なプレーは三年間の鬱憤を晴らす見事なものでした。

 1年生の常深亜美は躍進ながら次点の5位でした。腰を始めとした故障の連続で、実力がありながら全国大会とは無縁の中学時代でした。しかし常に前向きで純粋に競技に取り組む姿勢は、近いうちに卓球の神様に認められるのは間違いの無いところです。残念だったのは6位に終わった3年生の辻浦沙紀です。昨年は無欲のプレーで予選通過するや全日本予選も突破するなど躍進の一年でしたが今回はたった一つの取りこぼしに泣きました。しかし今日も試合後に心身ともに疲れた体にムチ打ち練習に取り組む姿勢に、強い心はブレていないと確信しました。

 観客席でのチームメイト、保護者の応援も絶大でした。仲間に支えられ、今の自分があると再確認したことと思います。月末の団体戦ではチーム名と全員の勝利で青森への切符を大量ゲットしたいと思います。